株式会社小田原機器

ODAWARA AUTO-MACHINE MFG.CO.,LTD.
小田原市中町一丁目11番3号
証券コード:73140
業界:輸送用機器
有価証券報告書の提出日:2023年3月23日

第一部【企業情報】

 

第1【企業の概況】

 

1【主要な経営指標等の推移】

(1)連結経営指標等

回次

第40期

第41期

第42期

第43期

第44期

決算年月

2018年12月

2019年12月

2020年12月

2021年12月

2022年12月

売上高

(千円)

3,341,175

6,218,178

4,780,320

3,583,683

4,687,465

経常利益又は

経常損失(△)

(千円)

1,030,406

263,002

214,296

188,373

30,561

親会社株主に帰属する当期

純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)

(千円)

1,138,340

194,906

132,775

99,857

42,575

包括利益

(千円)

1,179,271

231,125

99,467

102,929

28,326

純資産額

(千円)

3,606,124

3,794,909

3,841,083

3,903,713

3,735,587

総資産額

(千円)

7,213,139

7,133,042

5,761,680

6,023,792

5,416,514

1株当たり純資産額

(円)

1,168.07

1,226.93

1,235.43

1,250.95

1,192.23

1株当たり当期純利益金額

又は1株当たり当期純損失

金額(△)

(円)

369.06

63.05

42.77

32.03

13.60

潜在株式調整後1株当たり

当期純利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

50.0

53.2

66.7

64.8

69.0

自己資本利益率

(%)

27.0

5.3

3.5

2.6

1.1

株価収益率

(倍)

10.5

12.9

16.5

営業活動による

キャッシュ・フロー

(千円)

2,785,268

1,413,476

32,969

131,988

375,017

投資活動による

キャッシュ・フロー

(千円)

834,642

461,526

29,955

245,391

129,605

財務活動による

キャッシュ・フロー

(千円)

1,421,708

67,808

1,241,173

369,879

450,643

現金及び現金同等物の

期末残高

(千円)

1,299,006

3,106,201

1,868,041

2,124,517

1,919,284

従業員数

(人)

165

175

206

203

190

(外、平均臨時雇用者数)

(15)

(16)

(18)

(14)

(16)

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.第40期及び第44期の株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失を計上しているため記載しておりません。

3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、当連結会計年度に係る主要な経営指標等については当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第40期

第41期

第42期

第43期

第44期

決算年月

2018年12月

2019年12月

2020年12月

2021年12月

2022年12月

売上高

(千円)

3,155,787

6,036,100

4,486,053

3,152,412

4,278,806

経常利益又は

経常損失(△)

(千円)

1,117,454

323,178

180,154

132,278

21,211

当期純利益又は

当期純損失(△)

(千円)

1,204,908

281,877

107,886

65,800

74,309

資本金

(千円)

322,422

324,423

327,160

330,328

333,459

発行済株式総数

(株)

3,088,200

3,094,000

3,110,100

3,121,600

3,134,300

純資産額

(千円)

3,421,643

3,695,475

3,716,759

3,745,332

3,545,472

総資産額

(千円)

6,962,263

6,802,507

5,260,658

5,493,923

4,938,572

1株当たり純資産額

(円)

1,108.31

1,194.78

1,195.44

1,200.19

1,131.55

1株当たり配当額

(円)

15

19

15

15

15

(うち1株当たり中間配当額)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益金額

又は1株当たり当期純損失

金額(△)

(円)

390.64

91.19

34.76

21.11

23.74

潜在株式調整後1株当たり

当期純利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

49.1

54.3

70.7

68.2

71.8

自己資本利益率

(%)

29.7

7.9

2.9

1.8

2.1

株価収益率

(倍)

7.3

15.8

25.1

配当性向

(%)

20.8

43.2

71.1

従業員数

(人)

118

123

134

125

112

(外、平均臨時雇用者数)

(7)

(9)

(14)

(11)

(11)

株主総利回り

(%)

88.9

85.1

73.2

72.6

69.6

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(83.7)

(98.5)

(105.4)

(118.5)

(115.1)

最高株価

(円)

1,048

900

766

589

554

最低株価

(円)

599

604

302

510

463

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.第40期及び第44期の株価収益率及び配当性向については、当期純損失を計上しているため記載しておりません。

3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を当事業年度の期首から適用しており、当事業年度に係る主要な経営指標等については当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

4.第43期までは、比較指標としてJASDAQ INDEX スタンダードを使用しておりましたが、東京証券取引所の市場区分の見直しにより第40期から第44期までの比較指標を配当込みTOPIXに変更しております。

5.最高株価及び最低株価は2022年4月4日より東京証券取引所スタンダード市場におけるものであり、それ以前は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるものであります。

 

2【沿革】

 当社の前身は、1950年10月15日に神奈川県小田原市に富士写真フイルム株式会社(現富士フイルムホールディングス株式会社)の下請け事業として、補修用機械部品製作や生産設備のメンテナンスを行う目的で設立した、有限会社小田原鉄工所であります。その後、東京方面からの受注を求めて、1951年に東京都品川区へ東京工場を開設したことで大手精密機械メーカーや油圧機械メーカーと関わり業容も拡大、1952年に株式会社小田原鉄工所へ改組いたしました。

 1957年ごろから試作品設備や製造装置の製作を依頼されるなかで、設備製造の技術、油圧空圧制御設計のノウハウを取得し、自社で機械装置の設計開発ができるまでになりました。

 当社の主力であるワンマンバス機器の開発製造に関する事業は、1960年代後半より開始いたしました。当時の路線バスのワンマン化への移行をとらえ、神奈川県平塚市の神奈川中央交通株式会社の子会社で、ワンマンバス製品販売会社である湘南興業株式会社より委託を受け、紙に印刷する方式の「軟券式整理券発行機」を開発し生産したのが始まりであります。その後、1969年2月に湘南興業株式会社から営業権を買取り、設計、製造、販売の一貫体制が整いました。

 1969年6月には機械設備、生産装置を担当する電装事業部とワンマンバス機器を担当する機器事業部の2部門に分かれ、2部門間で競争しつつ業績を進展させておりました。このようななかで、1971年には運賃として投入した硬貨を両替用種銭として再利用する、当時の類似する他社製品にはない構造を持った「硬貨循環式運賃箱」を発売するなど、当社発展の基礎が築かれていきました。また、紙幣両替機も独自に開発し、この紙幣判別技術を運賃箱に応用した業界初の「紙幣自動両替機付き運賃箱」を1977年に発売いたしました。そのほかにも、自動券売機や銀行ATM用コインユニットを手がけ、紙幣、硬貨、カード関連の処理に特化した技術を蓄積していきました。

 1979年10月、組織を効率的に運営することを目的に、株式会社小田原鉄工所は資本金20,000千円で株式会社小田原機器、資本金10,000千円で株式会社小田原エンジニアリングを設立し、機器事業部、電装事業部の営業権をそれぞれの会社に譲渡することにより分社化いたしました。当社は株式会社小田原鉄工所から機器事業部の営業権を譲受け、従業員120名でワンマンバス機器関連の事業を引継ぎました。当社設立以降の主な変遷は以下のとおりです。

年月

事項

1979年10月

資本金20,000千円で株式会社小田原機器を神奈川県小田原市に設立、株式会社小田原鉄工所から機器事業部の営業権譲渡を受ける

1981年6月

東京営業所を東京都港区に開設

1981年9月

仙台営業所を宮城県仙台市太白区に移転

1984年4月

大阪営業所を大阪府大阪市住之江区に移転、九州営業所を福岡県春日市に移転

1985年9月

寿工場を神奈川県小田原市寿町に新設

1990年7月

本社工場を増改築

1995年5月

寿工場を本社工場に統合

1998年1月

九州営業所を福岡県福岡市博多区に移転し、西日本営業所に名称変更、大阪営業所を関西営業所に名称変更

1998年12月

広島営業所を閉鎖し、西日本営業所に統合

1999年10月

内製化強化のため、神奈川県小田原市に100%子会社である株式会社オーバルテック(現連結子会社)を設立

2001年7月

ISO14001認証取得

2002年11月

ISO9001認証取得

2003年3月

株式会社オーバルテックを神奈川県小田原市扇町に移転

2004年6月

本社工場を改築

2005年12月

株式会社小田原鉄工所より本社土地建物等を取得

2009年3月

ジャスダック証券取引所へ株式を上場

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)へ株式を上場

2010年10月

大阪証券取引所(JASDAQ市場)、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ株式を上場

2013年7月

大阪証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ株式を上場

2017年2月

仙台営業所を宮城県仙台市太白区の区内で移転

2017年9月

関西営業所を大阪府淀川区に移転

株式会社指月電機製作所の情報機器システム事業を譲受け

2017年12月

ソタシステム株式会社の株式を取得し、完全子会社化

2020年1月

株式会社オーバルテックの製造事業を譲受け

2020年2月

2020年5月

2020年7月

2022年3月

2022年4月

 

2022年7月

東京営業所を東京都墨田区に移転

株式会社アズマを神奈川県小田原市に設立

株式会社アズマが事業承継し奈良県生駒郡に移転

監査等委員会設置会社へ移行

東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行

工場及び株式会社オーバルテックを神奈川県小田原市寿町に移転

 

3【事業の内容】

 当社グループは、当社及び連結子会社3社(株式会社オーバルテック、ソタシステム株式会社及び株式会社アズマ)で構成され、路線バス用運賃箱関連をはじめとした製品の開発、製造、販売、メンテナンスサービスを行っている運賃収受機器事業(当社並びに株式会社オーバルテック)と、主に交通系インフラ案件、ETC関連開発案件及びその他社会インフラ系案件のシステム開発、エンジニアリング、ソフトウエア設計、システム及び機器の輸出入販売を行っているシステム開発事業(ソタシステム株式会社及び株式会社アズマ)を主な事業として取り組んでおります。

 

(運賃収受機器事業)

 当社はバス用運賃収受機器のメーカーとして、国内5ヶ所の営業所のほか販売代理店を通じ、バス車載機器市場で全国的に事業を展開しております。また、連結子会社の株式会社オーバルテックにおいて製品のメンテナンスサービスを行っております。

 主な製品は、バス用運賃箱や運賃箱用金庫等の運賃箱関連製品、非接触型ICカード等の電子マネーによる運賃精算に対応するためのカード機器関連製品、クレジットカードタッチ決済等に対応するキャッシュレス決済機器関連製品といった「車載機器分野」の製品であります。また、「バス機器」と呼ばれる製品には「地上機器分野」の製品もあり、バス事業者の営業所等において、運賃箱用金庫から現金やカードの運賃精算データを集計する精算機等が、同分野における当社の主力製品となっております。特にバス用運賃箱は、ユーザーとの取引関係を構築した後に、カード機器関連製品やその他のバス用機器等での取引に発展する側面があるなど、業績面だけでなく事業戦略面でも重要な位置づけにあると考えております。

 

 なお、当社の主力製品であるバス運賃箱をはじめとした運賃収受機器はバス事業者ごとの異なる運賃収受方法(非接触型ICカードの対応、均一運賃若しくは区間別運賃、消費税率の改定に伴う現金精算と非接触ICカード精算の「一物二価」運賃の対応等)及び厳しい使用環境(振動、埃、寒暖の差及び不安定な電源等)に合わせたカスタマイズが必要になります。

 このようなことから、当社では、顧客の求める仕様に合致した製品を提供するために、「共通仕様」を定めることで開発を効率化するとともに、「個別仕様」によりカスタマイズを実施することで、顧客の求める仕様に合致した製品を効率的に提供できる開発体制を整備しております。

 なお、運賃箱の多くは路線バスで利用されておりますが、一部に、ワンマン鉄道の運賃収受にも利用されております。当社においても、ワンマン鉄道車両用運賃箱等の販売実績を有しております。

 

①運賃箱関連

 当社の主力製品であります運賃箱及び運賃箱用金庫のほか、運賃箱用ソフトウエアがこの分類に含まれます。更に、運賃箱は、乗客が投入した運賃を瞬時に計数して自動的に精算する機能(即時計数機能)の有無により、即時計数式運賃箱と汎用型運賃箱に分類することができます。

 即時計数式運賃箱は、整理券のバーコードや各種カードの乗車情報から運賃を算出し、乗客が投入した運賃を瞬時に計数して自動的に精算できる機能を有しております。整理券発行機やカード関連機器、運賃表示器と連動させ、運賃箱単体というよりも運賃収受システムとして販売しております。

 したがって、運賃箱が使用される路線が網の目のように複雑であればあるほど、乗降客数が多ければ多いほど、運賃収受業務の効率化という観点において、即時計数式運賃箱の機能はより効果的に発揮されることになります。

 当社はこの即時計数式運賃箱を、1986年に即時計数式運賃箱FA型として他社に先駆けて開発しており、その後も改良を重ねた結果、現在では従来のモデルを更に薄型・軽量化し、キャッシュレス決済にも対応したタイプのキャッシュレス決済型運賃箱RX-FCM型を販売しております。なお、ワンマン鉄道用の運賃箱、ゲート式運賃箱もこの分類に含まれます。

製品・商品名

特徴

即時計数式運賃箱

整理券のバーコードや、カードの乗車情報から運賃を算出し、乗客が投入した運賃を瞬時に計数して自動的に精算する運賃箱です。整理券発行機、カード関連機器、運賃表示器などと連動させ、主にシステムで納入しております。また、乗客が運賃として投入した硬貨と券類のうち、硬貨を金種別に分類して収納し、両替用の種銭として使う機能を有するほか、つり銭払い出し機能を有する製品、バリアフリーに対応するスリム型の製品並びに多言語での画面表示及び音声案内に対応した製品等があります。

汎用型運賃箱

即時計数機能を持たず、バス乗務員が目視により投入された運賃を確認する方式の運賃箱です。投入口の形状、目視窓の形状等、ユーザーごとの多様なニーズに適合させることが可能な汎用型の運賃箱です。乗客が運賃として投入した硬貨と券類のうち、硬貨を金種別に分類して収納し、両替用の種銭として使う機能を有しております。

運賃箱用金庫

即時計数式運賃箱用金庫は運賃箱に現金、券類とともに収納される運賃データ、乗降データ及びカードによる精算データ等を記憶し、金庫を自動的に解錠したうえで、現金等を集計する精算装置を通して、管理用の端末にそれらのデータを転送する機能を有しております。即時計数式運賃箱用金庫、汎用型運賃箱用金庫とも、専用の解錠装置又は精算装置のみで解錠することが可能であり、防犯面においても有効性を発揮しております。

運賃箱用ソフトウエア

運賃箱用の組込みソフトウエアです。通常は機器と一体のため単独での取引は発生しませんが、運賃の変更及び紙幣の券面変更等、必要に応じて、ソフトウエアの更新をする場合があります。

 

②カード機器関連

 非接触ICカード等の運賃精算に対応するための機器類のほか、カード機器用のソフトウエアがこの分類に含まれます。

 対応するカードの種類に関係なく、カード機器は、使用カードの乗車登録を行う乗車口カード機、使用カードの運賃精算を行う精算用カード機、乗車登録と運賃精算の2つの機能を有する乗降兼用のカード機の3種類があります。乗降兼用のカード機は、乗降口が1箇所のバスに使用されるものであります。

 これらカード機器類のほか、カード発券機、ICカード用チャージ機及び窓口処理機等のバックヤード機能を有する機器類も手掛けております。

製品・商品名

特徴

非接触ICカード機器

電子マネーによる運賃精算に対応する一連の機器類です。カード機から電波を発信し、乗客がかざしたICカードからの電波の反射で、カードの運賃データを読み書きする車載機のほか、窓口処理機等の機器類があります。

カード機器用ソフトウエア

カード機器用の組込みソフトウエアです。通常は機器と一体のため単独での取引は発生しませんが、運賃収受システムの変更やデバイスの変更等必要に応じて、ソフトウエアの更新をする場合があります。

 

 キャッシュレス決済機器

 昨今のキャッシュレス決済ニーズの高まりを受けて、ICカード、QRコード(注)、クレジットカードタッチ決済等の様々な決済手段に対応したキャッシュレス決済端末を販売しております。マルチ決済端末「BOSS」、キャッシュレス運賃収受対応タブレット端末「SELF」を展開しております。

(注)「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの商標登録です。

製品・商品名

特徴

マルチ決済端末「BOSS」

「BOSS」は、運賃表示器や車内放送装置などの車載機器と連動しており、省スペース、利用者の操作性向上、通信ロスの削減、乗務員操作の軽減などを図っています。

※ BOSS(Bus Odawara Settlement System)

キャッシュレス運賃収受対応タブレット端末「SELF」

「SELF」は他車載機器と連動させることなく、端末単体で導入可能であるため、簡易に実装出来るシステムとなっております。拡張性の高いタブレット端末を活用しておりますので、アプリの追加や改修で高い拡張性を実現しております。

 

③その他の機器

 車載機器分野の整理券発行機、液晶運賃表示器及び音声合成装置のほか、地上機器分野の機器、当該機器用のソフトウエア及び運賃収受システム全般を管理するソフトウエアがこの分類に含まれます。地上機器分野における主な製品は、収入管理系機器(精算装置)、接客系機器(定期券発行システム、データ処理機)となっております。また、バス用機器だけでなく、鉄道向けの発車標及び各種表示器、空港向けの表示案内装置等も展開しております。

製品・商品名

特徴

整理券発行機

ロール紙にサーマル印字(感熱印字式)するタイプとなっております。サーマル印字式は券面にバーコードを印刷できるため、運賃箱でバーコードを読み取り、自動精算するためのシステム機器としても利用されます。

表示器・音声合成装置関連

液晶運賃表示器、行先表示器及び音声合成装置等に加えて、鉄道向け発車標並びに空港向け表示案内装置等を販売しております。液晶運賃表示器については運賃表示や停留所名の案内のほか、動画配信により宣伝広告などにも利用が可能であります。

精算装置

バスの運行終了後、乗務員が運賃箱から取り出した金庫を営業所等で解錠する装置です。現金は計数したうえで収納し、必要に応じて金融機関への入金データを作成します。また、運賃データ、乗降データ及びカードによる精算データ等を管理用端末に転送することにより、路線バスの運行管理における合理化、省力化に有効性を発揮します。バス事業者の営業所等に設置する機器については、バス事業者ごとに設置条件、使用条件が異なるため、個別の要求に対応した製品を供給しております。

データ管理サーバー

営業所等で収集した各種データを一括管理するための精算装置管理サーバーです。運賃箱、整理券発行機、カード機器及び精算装置等の運賃収受システムを一括管理することが可能であり、主に路線バス事業者の本社等、基幹部門に設置されます。

ソフトウエア

本分類に含まれる機器類の組込みソフトウエア及びカードシステムを導入しているユーザーの利用実績や他社間との決済データを管理するソフトウエア、定期券発行システムのソフトウエア等、運賃収受システム全般を管理するソフトウエアを自社開発しております。

 

④部品・修理

 アフターサービスとして製品の修理や仕様変更などの現地対応、保守用部品の販売を行っております。

製品・商品名

特徴

部品

当社製品の点検及び整備を行うための消耗部品及び保守用部品を販売しております。

修理

保証期間内の修理と保証期間を過ぎた機器の有償修理及びオーバーホールを受注しております。また、アフターサービスとして、保守契約による出張定期点検も行っております。

 

(システム開発事業)

 連結子会社のソタシステム株式会社は、ETCシステムや道路交通情報通信システム等の交通インフラ関連や金融情報システム関連など、主に公共性の高い社会インフラシステムの開発案件に携わっており、路線バス運賃箱システムの受託開発も行っております。また、連結子会社の株式会社アズマは、車両位置情報システムや外観検査システム等の各種無線通信モジュールを用いた組込システムやプリント基板設計・製造から電子機器の小ロット生産など、主にIot、M2Mに関する組込機器の開発案件に携わっております。

システム名

特徴

ETCシステム

全国の高速道路を中心に広く浸透しているETCシステムを開発しております。ETCシステムの導入により、契約情報を記録したICカードを車載機に挿入しておけば、料金所で支払いのために停車することなく通過できるようになりました。その結果、料金所渋滞の解消及び料金支払いの時間短縮に貢献しております。

道路交通情報通信システム

車両の交通量計測システムにより計測した交通量から、渋滞情報や通行止めといった各種交通情報をリアルタイムで収集し、カーナビに配信するシステム(VICS)の開発に携わっております。また、目的地への経路探索機能付きのカーナビの場合、自動的に渋滞情報を考慮した到達予想時刻を再計算したり、渋滞を避けた迂回路を表示するサービスも行っております。

車両位置情報システム

GPSなど各種センサーから得られるデータを収集し、無線通信でインターネットに接続してデータ通信を行う車両をIot化するシステムを開発・製造しております。

外観検査システム

検査用カメラ等から得られるデータを収集し、FPGAが搭載された高速信号処理ボードにより、検査対象の外観に異常がないか良否判定を行う外観検査を自動化するシステムを開発・製造しております。

 

 事業系統は下記の図のとおりです。

 

[事業系統図]

 

0101010_001.jpg

 

4【関係会社の状況】

(連結子会社)

2022年12月31日現在

 

名称

住所

資本金

(千円)

主要な事業の内容

議決権の

所有割合

(%)

関係内容

㈱オーバルテック

神奈川県

小田原市

10,000

運賃収受機器のメンテナスサービス

100.0

・役員の兼任 3名

・当社製品の修理及び出張点検作業

ソタシステム㈱

東京都

墨田区

30,000

システム開発、エンジニアリング、ソフトウエア設計並びにシステム及び機器の輸出入販売

100.0

・役員の兼任 3名

・当社製品に関するシステム開発

㈱アズマ

奈良県

生駒郡

10,000

小型電子計算機及び電子計算機部品の製造販売、各種電子計算機器の製図設計の請負、ソフトウエアの開発及びソフトウエアに関連する一切の業務、プリント基板コンピュータグラフィック設計及び製造販売、プリント基板組立配線

100.0

・役員の兼任 3名

・当社製品に関するソフトウエア開発

(注)株式会社オーバルテック、ソタシステム株式会社及び株式会社アズマは特定子会社に該当しております。

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2022年12月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

運賃収受機器事業

134

14

システム開発事業

56

2

合計

190

16

(注)従業員数は就業人員(グループ外から当社グループへの出向者及び契約社員を含みます。)であり、臨時雇用

   者数(パートタイマー、アルバイトを含みます。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

 

2022年12月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

112

11

43.6

10.9

5,572,145

(注) 1.従業員数は就業人員(社外から当社への出向者、及び契約社員を含みます。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、アルバイトを含みます。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

 

(3)労働組合の状況

 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は良好であり特記事項はありません。

2【事業等のリスク】

 当社グループの事業展開、業績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクは下記の通りであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。また、下記の項目は当社株式への投資に関するリスクの全てを網羅するものではありません。

 

① 製品に関するリスク

 当社グループの製品はバス事業者の運賃収受に係るため高い信頼性が求められており、製品の開発及び製造にあたっては品質の担保を最重要課題と捉えております。そのため、品質管理の専門部署により品質の管理を徹底するとともに、製品品質の確約を目標とした「品質保証」を実現する取組みを進めております。しかし、予期しない事象が発生した場合、改修費用の発生等により当社グループの業績及び事業展開に影響を及ぼす可能性があります。

 

② 開発管理に関するリスク

 当社グループは非接触ICカードシステムを含めた運賃収受システム全体を一括で受注していることから、大型案件の開発については各プロジェクト毎に開発の進捗状況を管理し、また開発・製造工程を中心とした各プロセスの改善・効率化に努めております。しかし、内的要因又は外的要因により予期しない事象が発生した場合、製品開発の遅延、納期の遅延及び追加開発費用の発生等により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

③ 人材に関するリスク

 当社グループでは優秀な人材の確保及び育成に努めておりますが、計画通りに人材の確保及び育成が進まない場合、製品開発及び製造のノウハウが受け継がれず当社グループの技術力が低下する可能性があります。

 

④ 事業内容に関するリスク

 当社グループは経済情勢及び市場動向等を勘案しつつ綿密に予算を作成しておりますが、景況、燃料価格の変動、バス利用者の増減及びバス事業者に対する補助金制度の見直し等によりバス事業者の設備投資計画に変更が生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 また、新紙幣・新硬貨の流通、消費税率の変更による運賃改定及び非接触ICカードシステムの一斉導入・更新等により、一時的に特需が発生することがあります。この場合、当該特需の発生前と終束後では、当社グループの業績及び財務状況が大きく変動する可能性があります。

 加えて、当社グループの中期経営計画の達成に向けてリスクを早急に感知し、コントロールする体制の構築が不可欠となります。これら体制を適切に構築できない場合、売上高及び利益の減少、当社シェアの大幅な低下、信用の失墜等により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑤ 販売環境に関するリスク

 公営のバス事業者からの受注は競争入札制度で行われるため、入札価格の低下又は競合他社の落札により当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。また、民間のバス事業者においても競合他社との価格競争が激化した場合、売上高が減少し当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 また、バス事業者が運賃箱及び精算装置等の機器について一斉更新を実施した場合、特定の販売先に売上高が集中することになります。受注獲得状況によっては、特定の販売先に対する売上高の増減が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑥ 訴訟に関するリスク

 当社グループでは製品開発の各段階で知的財産の調査を実施しておりますが、他者の知的財産権を侵害した場合には、訴訟に発展する可能性があります。また、予期しない事象により当社製品に関する損害賠償が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑦ 情報システムに関するリスク

 当社グループでは情報システムが適切に運用されるよう運用状況を常時監視するとともに、サイバーリスクの発生を防ぐべく、ハード面及びソフト面ともに対策を講じております。しかし、コンピュータウイルスの感染及びサイバーテロ等により想定を超える事態が発生した場合、情報システムの停止及び機密情報の流出等が発生する虞があり、当社グループの事業運営に支障が発生するとともに、業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑧ 自然災害に関するリスク

 当社グループでは地震及び台風等の大規模災害発生時に向けて、「事業継続計画(BCP)」を策定しております。しかし、設備の復旧に伴う費用の発生若しくは生産能力の縮小に伴う売上高の減少等、大規模災害の発生時には当社グループの事業展開に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑨ 減損処理の影響

 当社グループでは、事業用の資産や企業買収の際に生じるのれんなど様々な有形・無形固定資産や繰延税金資産等を計上しております。これらの資産については、今後の業績計画との乖離や時価の下落等によって期待されるキャッシュ・フローが生み出せない場合には、のれんの減損の発生及び繰延税金資産の取崩し等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑩ 新型コロナウイルス感染症に係るリスク

 新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に伴う国内外の景気の急速な悪化により、当社グループでは売上高が減少する等の影響が生じております。このような状況下において同ウイルス感染症の拡大は今後の当社グループの経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性がありますが、その影響額について、合理的な予想を行うことは困難であります。また当社グループの従業員が同ウイルス感染症に感染し、それが拡大した場合、一時的な操業停止が発生する等のリスクがあります。これらに対する取り組みとして、当社グループにおきましては、WEB会議システムの活用等を実施することで、感染拡大の防止と感染リスクの低減を図っております。

 

4【経営上の重要な契約等】

 該当事項はありません。

 

2【主要な設備の状況】

 当社グループにおける主要な設備は以下のとおりであります。

(1)提出会社

2022年12月31日現在

 

事業所名

(所在地)

セグメント

の名称

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業員数

(人)

建物及び

構築物

機械装置

及び運搬具

土地

(面積㎡)

リース

資産

その他

合計

本社

(神奈川県小田原市)

運賃収受機器事業

本社

115,618

0

210,000

(1,524.60)

8,280

26,266

360,164

80

(5)

寿町工場

(神奈川県小田原市)

工場

196,074

53

161,980

(2,415.76)

19,891

377,999

21

(3)

仙台営業所

(宮城県仙台市太白区)

事務所

320

(-)

289

610

3

(1)

西日本営業所

(福岡県福岡市博多区)

事務所

4,790

7,981

(82.20)

311

13,082

2

(1)

関西営業所

(大阪府大阪市淀川区)

事務所

2,927

(-)

2,216

5,143

5

(1)

東京営業所

(東京都墨田区)

事務所

(-)

1

(注)1.その他の内訳は、工具、器具及び備品であります。

2.臨時雇用者数(パートタイマー、アルバイトを含みます。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

 

(2)国内子会社

2022年12月31日現在

 

会社名

事業所名

(所在地)

セグメント

の名称

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業員数

(人)

建物及び

構築物

機械装置

及び運搬具

土地

(面積㎡)

その他

合計

㈱オーバルテック

寿町工場

(神奈川県

小田原市)

運賃収受機器

事業

メンテナンス設備

70

 

(-)

403

474

 

22

(3)

ソタシステム㈱

本社

(東京都

墨田区)

システム開発

事業

事務所

1,236

 

(-)

93

1,329

 

24

(1)

㈱アズマ

本社

(奈良県

生駒郡)

システム開発

事業

事務所

804

 

10

(331)

564

1,378

 

32

(1)

(注)1.その他の内訳は、工具、器具及び備品であります。

2.臨時雇用者数(パートタイマー、アルバイトを含みます。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

 

第4【提出会社の状況】

 

1【株式等の状況】

(1)【株式の総数等】

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

9,600,000

9,600,000

 

①【ストックオプション制度の内容】

 該当事項はありません。

 

②【ライツプランの内容】

 該当事項はありません。

 

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2022年12月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満

株式の状況

(株)

政府及び

地方公共

団体

金融機関

金融商品

取引業者

その他の

法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

5

10

27

19

1

1,008

1,070

所有株式数(単元)

351

234

4,266

1,135

2

25,336

31,324

1,900

所有株式数の割合

(%)

1.1

0.7

13.6

3.6

0.0

80.9

100.0

(注) 自己株式1,012株は、「個人その他」に10単元及び「単元未満株式の状況」12株を含めて記載しております。

 

(6)【大株主の状況】

 

 

2022年12月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

津川 善夫

神奈川県小田原市

1,148,800

36.7

株式会社正英

神奈川県小田原市飯田岡15

358,800

11.5

小田原機器社員持株会

神奈川県小田原市中町一丁目11-3

186,990

6.0

INTERACTIVE BROKERS LLC

(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)

ONE PICKWICK PLAZA GREENWICH, CONNECTICUT 06830 USA

(東京都千代田区霞が関三丁目2-5)

67,300

2.1

馬場 稔正

東京都練馬区

59,300

1.9

小幡 正行

千葉県松戸市

55,600

1.8

川嶋 良久

神奈川県小田原市

46,000

1.5

大野 新司

東京都北区

43,000

1.4

上坂 徹太郎

静岡県沼津市

40,000

1.3

津川 直樹

神奈川県小田原市

39,441

1.3

2,045,231

65.3

 

1【連結財務諸表等】

(1)【連結財務諸表】

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

2,124,517

1,919,284

受取手形及び売掛金

※2 1,505,265

1,413,181

電子記録債権

16,950

23,799

有価証券

79,991

商品及び製品

33,188

仕掛品

668,628

429,471

原材料

394,435

396,373

その他

135,513

49,458

貸倒引当金

12,180

11,434

流動資産合計

4,913,121

4,253,323

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物

371,575

581,179

減価償却累計額

230,343

259,409

建物及び構築物(純額)

141,232

※1 321,770

機械装置及び運搬具

16,579

16,579

減価償却累計額

16,391

16,455

機械装置及び運搬具(純額)

187

124

工具、器具及び備品

795,260

696,776

減価償却累計額

706,854

646,739

工具、器具及び備品(純額)

88,405

50,036

土地

※1 379,971

※1 379,971

リース資産

8,640

減価償却累計額

360

リース資産(純額)

8,280

建設仮勘定

※1 55,893

有形固定資産合計

665,690

760,183

無形固定資産

 

 

のれん

67,297

34,790

顧客関連資産

7,800

6,600

ソフトウエア

77,283

72,386

その他

5,962

6,439

無形固定資産合計

158,343

120,216

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

164,078

186,026

繰延税金資産

53,060

41,340

その他

93,683

80,575

貸倒引当金

24,186

25,151

投資その他の資産合計

286,636

282,790

固定資産合計

1,110,670

1,163,190

資産合計

6,023,792

5,416,514

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

※2 166,061

※2 248,366

電子記録債務

※2 251,492

※2 267,541

短期借入金

630,000

280,000

1年内返済予定の長期借入金

※1 53,484

※1 53,484

リース債務

1,440

未払法人税等

56,834

15,346

賞与引当金

48,906

33,457

製品保証引当金

70,150

61,651

受注損失引当金

706

その他

211,256

180,531

流動負債合計

1,488,893

1,141,819

固定負債

 

 

長期借入金

※1 275,806

※1 222,322

リース債務

6,840

役員退職慰労引当金

6,693

5,227

退職給付に係る負債

258,955

228,777

資産除去債務

19,677

19,759

その他

70,053

56,181

固定負債合計

631,185

539,107

負債合計

2,120,078

1,680,926

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

330,328

333,459

資本剰余金

310,328

313,459

利益剰余金

3,212,582

3,023,958

自己株式

513

525

株主資本合計

3,852,726

3,670,351

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

50,986

65,235

その他の包括利益累計額合計

50,986

65,235

純資産合計

3,903,713

3,735,587

負債純資産合計

6,023,792

5,416,514

 

 

 

②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】

【連結損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

売上高

3,583,683

4,687,465

売上原価

※1 2,209,489

※1 3,628,963

売上総利益

1,374,193

1,058,501

販売費及び一般管理費

 

 

役員報酬

81,907

101,453

給料手当及び賞与

418,160

355,988

賞与引当金繰入額

19,846

13,972

退職給付費用

20,868

22,768

役員退職慰労引当金繰入額

1,785

1,593

製品保証引当金繰入額

43,773

36,487

研究開発費

※2 235,091

※2 77,313

のれん償却額

34,418

32,506

その他

350,038

390,983

販売費及び一般管理費合計

1,205,891

1,033,068

営業利益

168,302

25,433

営業外収益

 

 

受取利息

459

44

受取配当金

3,144

3,397

受取手数料

3,346

5,059

受取保険料

8

2,350

助成金収入

14,899

貸倒引当金戻入額

1,850

その他

3,125

1,943

営業外収益合計

26,834

12,795

営業外費用

 

 

支払利息

3,736

3,666

支払手数料

2,999

3,999

その他

26

0

営業外費用合計

6,762

7,666

経常利益

188,373

30,561

特別利益

 

 

固定資産売却益

※3 6,953

特別利益合計

6,953

特別損失

 

 

固定資産除却損

※4 2,839

※4 0

減損損失

※5 28,088

ゴルフ会員権評価損

3,710

原状回復費用

10,000

特別損失合計

40,927

3,710

税金等調整前当期純利益

147,446

33,805

法人税、住民税及び事業税

55,142

28,123

法人税等調整額

7,553

48,256

法人税等合計

47,589

76,380

当期純利益又は当期純損失(△)

99,857

42,575

親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)

99,857

42,575

 

1.報告セグメントの概要

 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社グループは、事業の内容別に区分されたセグメントから構成されており、「運賃収受機器事業」、「システム開発事業」の2つを報告セグメントとしております。

2【財務諸表等】

(1)【財務諸表】

①【貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2021年12月31日)

当事業年度

(2022年12月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

1,787,192

1,596,489

受取手形

83,950

40,560

電子記録債権

3,621

4,653

売掛金

1,336,456

1,268,902

有価証券

79,991

商品及び製品

33,188

仕掛品

671,543

467,307

原材料

387,622

386,126

前渡金

53,660

9,360

前払費用

8,360

6,417

その他

※1 80,234

※1 39,631

貸倒引当金

11,600

10,700

流動資産合計

4,481,034

3,841,937

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

137,549

※2 312,458

構築物

2,303

※2 7,271

機械及び装置

88

53

工具、器具及び備品

86,179

48,975

土地

※2 379,961

※2 379,961

リース資産

8,280

建設仮勘定

※2 55,893

有形固定資産合計

661,974

757,000

無形固定資産

 

 

のれん

5,736

ソフトウエア

72,558

67,359

その他

4,741

4,007

無形固定資産合計

83,035

71,366

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

164,078

186,026

関係会社株式

54,000

48,099

出資金

500

500

長期前払費用

584

破産更生債権等

965

繰延税金資産

22,949

10,917

その他

50,251

46,039

貸倒引当金

23,900

24,865

投資その他の資産合計

267,879

268,266

固定資産合計

1,012,889

1,096,634

資産合計

5,493,923

4,938,572

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2021年12月31日)

当事業年度

(2022年12月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形

※3 62,319

※3 35,138

電子記録債務

※3 251,492

※3 267,541

買掛金

※1 146,102

※1 310,122

短期借入金

550,000

150,000

1年内返済予定の長期借入金

※2 20,004

※2 20,004

リース債務

1,440

未払金

※1 73,299

※1 69,183

未払費用

41,530

39,904

未払法人税等

30,725

前受金

1,660

預り金

24,849

15,420

賞与引当金

36,936

23,615

製品保証引当金

70,150

61,651

受注損失引当金

706

その他

651

流動負債合計

1,308,115

996,335

固定負債

 

 

長期借入金

※2 179,996

※2 159,992

リース債務

6,840

退職給付引当金

239,943

209,377

資産除去債務

10,331

10,350

その他

10,204

10,204

固定負債合計

440,475

396,764

負債合計

1,748,591

1,393,099

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

330,328

333,459

資本剰余金

 

 

資本準備金

310,328

313,459

資本剰余金合計

310,328

313,459

利益剰余金

 

 

利益準備金

5,000

5,000

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

3,049,202

2,828,844

利益剰余金合計

3,054,202

2,833,844

自己株式

513

525

株主資本合計

3,694,346

3,480,237

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

50,986

65,235

評価・換算差額等合計

50,986

65,235

純資産合計

3,745,332

3,545,472

負債純資産合計

5,493,923

4,938,572

 

②【損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当事業年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

売上高

3,152,412

4,278,806

売上原価

※1 2,034,718

※1 3,481,577

売上総利益

1,117,693

797,228

販売費及び一般管理費

※1,※2 1,025,639

※1,※2 844,719

営業利益又は営業損失(△)

92,053

47,490

営業外収益

 

 

受取利息

0

0

有価証券利息

459

44

受取配当金

3,144

3,397

受取賃貸料

※1 7,200

※1 7,200

受取事務手数料

※1 17,136

※1 15,456

受取手数料

3,346

5,059

受取保険料

8

助成金収入

10,282

貸倒引当金戻入額

1,700

その他

2,379

1,635

営業外収益合計

45,656

32,792

営業外費用

 

 

支払利息

2,405

2,512

支払手数料

2,999

3,999

その他

26

0

営業外費用合計

5,431

6,513

経常利益又は経常損失(△)

132,278

21,211

特別利益

 

 

固定資産売却益

6,953

特別利益合計

6,953

特別損失

 

 

固定資産除却損

2,839

0

減損損失

28,088

関係会社株式評価損

5,900

ゴルフ会員権評価損

3,710

原状回復費用

10,000

特別損失合計

40,927

9,610

税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)

91,351

23,868

法人税、住民税及び事業税

23,511

1,871

法人税等調整額

2,038

48,568

法人税等合計

25,550

50,440

当期純利益又は当期純損失(△)

65,800

74,309