株式会社ブレインパッド

BrainPad Inc.
港区六本木三丁目1番1号
証券コード:36550
業界:情報・通信業
有価証券報告書の提出日:2023年9月27日

(1)連結経営指標等

回次

第16期

第17期

第18期

第19期

第20期

決算年月

2019年6月

2020年6月

2021年6月

2022年6月

2023年6月

売上高

(千円)

5,676,914

6,621,348

7,101,347

9,797,938

経常利益

(千円)

1,213,979

1,078,543

883,514

752,401

親会社株主に帰属する当期純利益

(千円)

880,913

857,955

601,443

515,083

包括利益

(千円)

880,913

857,955

601,443

502,549

純資産額

(千円)

2,689,001

4,028,539

4,674,187

4,895,546

総資産額

(千円)

3,867,641

4,983,798

5,778,683

6,516,266

1株当たり純資産額

(円)

132.36

182.28

209.61

227.98

1株当たり当期純利益

(円)

43.43

40.15

27.00

23.72

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

39.91

38.62

自己資本比率

(%)

69.4

80.8

80.9

75.1

自己資本利益率

(%)

39.3

25.6

13.8

10.6

株価収益率

(倍)

49.12

38.06

60.50

40.98

営業活動による

キャッシュ・フロー

(千円)

1,038,157

761,458

779,789

889,693

投資活動による

キャッシュ・フロー

(千円)

228,560

242,572

378,031

788,121

財務活動による

キャッシュ・フロー

(千円)

389,241

44,284

503,254

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

2,076,560

2,984,687

3,430,730

2,506,556

従業員数

(人)

306

372

429

590

〔外、平均臨時雇用者数〕

15

16

13

-〕

11

(注)1.第18期および第20期の「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.第19期は連結財務諸表を作成しておりませんので、第19期の連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

3.当社は、2022年1月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。第16期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、「1株当たり純資産額」、「1株当たり当期純利益」および「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」を算定しております。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第16期

第17期

第18期

第19期

第20期

決算年月

2019年6月

2020年6月

2021年6月

2022年6月

2023年6月

売上高

(千円)

5,672,520

6,617,748

7,098,397

8,561,311

9,477,711

経常利益

(千円)

1,226,425

1,076,568

888,862

1,166,580

830,203

当期純利益

(千円)

907,994

860,551

537,829

803,246

596,495

持分法を適用した場合の投資利益

(千円)

15,765

資本金

(千円)

332,528

575,443

597,809

597,809

597,809

発行済株式総数

(株)

6,760,572

7,366,332

7,433,532

22,300,596

22,300,596

純資産額

(千円)

2,758,282

4,100,416

4,682,450

4,847,640

4,976,958

総資産額

(千円)

3,936,619

5,057,379

5,786,617

6,148,543

6,460,519

1株当たり純資産額

(円)

135.78

185.53

209.98

221.07

231.77

1株当たり配当額

(円)

8.00

(うち1株当たり中間配当額)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益

(円)

44.77

40.27

24.14

36.53

27.47

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

41.14

38.73

自己資本比率

(%)

70.0

81.1

80.9

78.8

77.0

自己資本利益率

(%)

39.5

25.1

12.2

16.9

12.1

株価収益率

(倍)

47.65

37.95

67.66

27.18

35.39

配当性向

(%)

29.1

営業活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

1,125,414

投資活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

948,969

財務活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

698,783

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

2,908,239

従業員数

(人)

303

369

427

503

577

〔外、平均臨時雇用者数〕

14

15

12

12

11

株主総利回り

(%)

158.0

113.2

121.0

73.6

72.6

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(91.8)

(94.6)

(120.5)

(118.8)

(149.3)

最高株価

(円)

9,300

7,390

5,780

1,530

(7,180)

1,397

最低株価

(円)

3,605

3,155

3,715

931

(4,320)

600

(注)1.第18期以降の「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第19期の期首から適用しており、第19期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

 

3.第16期から第18期および第20期は連結財務諸表を作成しておりますので、当該期間の「持分法を適用した場合の投資利益」、「営業活動によるキャッシュ・フロー」、「投資活動によるキャッシュ・フロー」、「財務活動によるキャッシュ・フロー」および「現金及び現金同等物の期末残高」は記載しておりません。

4.当社は、2022年1月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。第16期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、「1株当たり純資産額」、「1株当たり当期純利益」および「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」を算定しております。

5.「最高株価」および「最低株価」は、東京証券取引所(市場第一部)におけるものであります。なお、2022年4月4日以降の「最高株価」および「最低株価」は、東京証券取引所(プライム市場)におけるものであります。

6.当社は、2022年1月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。第19期の株価については、株式分割後の最高株価および最低株価を記載しており、( )内に株式分割前の最高株価および最低株価を記載しております。

 

2【沿革】

2004年 3月

東京都品川区西五反田にて、株式会社ブレインパッド設立

(資本金10,000千円、品川区西五反田6-24-2)

2004年 7月

データマイニング業務の受託サービス開始

2006年 5月

東京都品川区東五反田へ本社移転(品川区東五反田5-2-5)

2006年 9月

レコメンドエンジン搭載プライベートDMP「Rtoaster(アールトースター)」を提供開始

2007年10月

財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC、現:一般財団法人日本情報経済社会推進協会)より、「プライバシーマーク」を取得

2010年 2月

運用型広告最適化ツール「L2Mixer(エルツーミキサー)」を販売開始(同製品は、2019年2月にサービス終了)

2011年 9月

東京証券取引所 マザーズ市場に上場

2013年 2月

ソーシャルリスニング・ツール「Crimson Hexagon ForSight Platform(クリムゾンヘキサゴン・フォーサイト・プラットフォーム)」(現:Brandwatch(ブランドウォッチ))の取り扱いを開始

2013年 3月

マーケティング・オートメーション「Probance Hyper Marketing(プロバンス・ハイパー・マーケティング)」(現:Probance(プロバンス))の取り扱いを開始。

2013年 7月

東京証券取引所 市場第一部に市場変更

2013年 8月

データサイエンティスト育成を支援する企業および個人向け研修プログラム「ブレインパッド教育講座(現・データ活用人材育成サービス)」を提供開始

2013年 8月

東京都港区白金台へ本社移転(港区白金台3-2-10)

2013年 9月

 

2013年10月

アメリカ合衆国カリフォルニア州に現地法人として、子会社 BrainPad US Inc.を設立

(出資比率100.0%)

「webレコメンデーションならびに広告配信技術、データ分析技術を利用したSaaSサービスの提供」の範囲において、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の国際規格であるISO27001の認証を取得

2014年 1月

 

 

2015年 3月

 

2015年10月

ヤフー株式会社(現 Zホールディングス株式会社)との合弁により、株式会社Qubitalデータサイエンス(キュービタルデータサイエンス)を設立(出資比率49.0%)(同社は、2017年6月期に清算)

Mynd株式会社(マインド株式会社)の株式を取得、子会社化(出資比率100.0%。同社を、2021年12月に吸収合併)

自然言語処理エンジン「Mynd plus(マインドプラス)」を提供開始

2018年 2月

 

2018年 7月

2019年 4月

 

2019年 7月

広告運用支援ツール「AdNote(アドノート)」を提供開始(同製品は、2021年12月にサービス終了)

マッチングエンジン「Conomi(コノミ)」を提供開始

運用型広告入稿支援ツール「AdPencil(アドペンシル)」を提供開始(同製品は、2021年12月にサービス終了)

拡張分析ツール「BrainPad VizTact(ブレインパッド・ビズタクト)」を提供開始

2020年 7月

 

株式会社電通グループとの合弁により、株式会社電通クロスブレインを設立(出資比率33.4%)

2020年11月

2022年 2月

伊藤忠商事株式会社と資本業務提携

株式会社りそなホールディングスと資本業務提携

2022年 4月

2022年 5月

2022年 7月

東京証券取引所 プライム市場に移行

東京都港区六本木へ本社移転(港区六本木3-1-1)

株式会社TimeTechnologies(株式会社タイムテクノロジーズ)の株式を取得、子会社化(出資比率100.0%)

3【事業の内容】

 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、2004年の当社創業以来「データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる」をPurpose(パーパス)とし、DX、AI、ビッグデータなどの言葉が広まる前から、データ活用のリーディングカンパニーとして、アナリティクスとエンジニアリングを駆使し、企業のビジネス創造と経営改善を支援しております。その支援実績は、金融・小売・メーカー・サービスなど幅広い業種を対象に1,300社を超え、データ活用のコンセプトデザインから運用による成果創出までをトータルに支援することで、データを価値に変えるサービスを提供しております。

 

 当社グループの事業領域は、次のとおりであります。

 

(1)プロフェッショナルサービス事業

 プロフェッショナルサービス事業は、データ分析、システム開発を含むコンサルティング、人的支援を通じて、顧客企業のデータ活用支援を行う事業であります。

 

(2)プロダクト事業

 プロダクト事業は、自社製および他社製プロダクトの提供を通じて、顧客企業のデータ活用支援を行う事業であります。

 主な取扱製品は、以下のとおりであります。

 

製品名

カテゴリ

概要

Rtoaster

(アールトースター)

レコメンドエンジン・

プライベートDMP・CDP

あらゆる顧客データを統合・分析し、高度なアルゴリズム・多彩なアクション機能により、精度の高いパーソナライズを実現するトータルソリューション

Ligla

(リグラ)

LINE特化型

マーケティング

オートメーション

顧客データと機械学習アルゴリズムを用いた配信シナリオ設計で、パーソナライズされたLINEコミュニケーションを自動化するマーケティングオートメーション(連結子会社 株式会社TimeTechnologies提供)

Probance

(プロバンス)

マーケティング

オートメーション

プラットフォーム

機械学習により顧客ニーズを予測し、パーソナライズコミュニケーションを実現するBtoC向けマーケティングオートメーションプラットフォーム

Conomi

(コノミ)

マッチングエンジン

収集・蓄積したデータを活用して、独自のアルゴリズムでヒト・モノを複合的にマッチングでき、組み込み先や利用データを選ばない柔軟なマッチングエンジン

Brandwatch

(ブランドウォッチ)

デジタル

コンシューマー・

インテリジェンス

デジタルボルテックスの時代に必要となるリアルタイム意思決定を支援する、業界最大級のデータとAIを搭載した、次世代マーケティングリサーチプラットフォーム

BrainPad VizTact

(ブレインパッド・

 ビズタクト)

拡張分析ツール

さまざまなデータから、機械学習とビジュアル分析を組み合わせてパターンやルールを発見し、意思決定を強力に支援する拡張分析ツール

Altair Analytics

(アルテア・

 アナリティクス)

機械学習・統計解析・

分析・レポーティング

システム

スケーラブルなデータの加工と分析を可能にする、パワフルで高い汎用性を持つ、分析ソフトウェアプラットフォーム

ブレインロボ

(BrainRobo)

ロボティック・

プロセス・

オートメーション

人が行う業務を自動化・効率化するロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)

 

 

当社グループの事業の系統図は、以下のとおりであります。

0101010_001.jpg

※上記の他に、当社の関連会社として、株式会社電通クロスブレインがあります。

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(千円)

主要な事業の内容

議決権の所有割合または被所有割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

株式会社

TimeTechnologies(注)

東京都

港区

17,077

「LINE」特化型マーケティングオートメーション「Ligla」の開発と提供

100.0

役員の兼任

事務所の賃貸

(関連会社)

 

 

 

 

 

株式会社

電通クロスブレイン

東京都

港区

150,000

マーケティング領域におけるデータの収集、蓄積、分析および分析結果に基づく各種施策の立案、実行の支援・代行

33.4

役員の兼任

(注)当社は、2022年7月29日付で株式会社TimeTechnologiesの全株式を取得し、同社を連結子会社化いたしました。

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2023年 6月30日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

プロフェッショナルサービス事業

293

2

プロダクト事業

118

1

全社(共通)

179

8

合計

590

11

(注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(派遣社員、パートタイマー)は、年間の平均人員を〔〕外数で記載しております。

2.全社(共通)として記載されている従業員数は、営業部門、管理部門および研究開発部門に所属しているものであります。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

 

 

2023年 6月30日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数

平均年間給与(千円)

577

11

35.2

3

7ヶ月

7,267

 

セグメントの名称

従業員数(人)

プロフェッショナルサービス事業

293

2

プロダクト事業

105

1

全社(共通)

179

8

合計

577

11

(注)1.平均年間給与は、基準外賃金を含んでおります。

2.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(派遣社員、パートタイマー)は、年間の平均人員を〔〕外数で記載しております。

3.全社(共通)として記載されている従業員数は、営業部門、管理部門および研究開発部門に所属しているものであります。

4.従業員数が前事業年度末に比べ74名増加したのは、事業規模の拡大に伴い新規採用を行ったためであります。

 

(3)労働組合の状況

労働組合は結成されておりません。労使関係は円満に推移しております。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率および労働者の男女の賃金の差異

①提出会社

当事業年度

補足説明

管理職に占める女性労働者の割合(%)

(注)1

男性労働者の育児休業取得率(%)

(注)2

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注)1

全労働者

うち、

正規雇用労働者

うち、

有期雇用労働者

パートタイマー

6.3

42.1

78.7

80.3

63.5

(注)3

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3.当社は、同一役職における同一等級では、男女による賃金差異はありません。しかし、会社全体の従業員に占める女性労働者の割合が18.5%であるのに対して、管理職に占める女性労働者の割合は上記のとおり6.3%であるため、若干の賃金差異が生じております。女性労働者の活躍推進に向けての取り組みは、第2[事業の状況]2[サステナビリティに関する考え方及び取組]に記載しております。

 

②連結子会社

連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)および「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

 

 

3【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況等に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

ただし、これらはすべてのリスクを網羅したものではなく、将来的には、現時点で予見できないリスクや重要とみなされていないリスクの影響を受ける可能性があります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

また、当社グループは、経営体質の強化および経営の透明性・健全性を一層向上させることを目的に、リスクマネジメント委員会を任意の委員会(代表取締役の諮問機関)として設置しております。同委員会は、代表取締役社長を議長に、社内取締役、常勤の監査等委員(社外取締役)、常務執行役員COOを中心に構成されており、リスクマネジメントに関する統括的監督機能を持ち、対処すべき重要なリスクの特定と評価および優先度の設定を行い、リスク軽減にむけた具体的なアクションの実行状況についての評価を行っております。

 

(1)現状の事業戦略における、全社共通のリスク

カテゴリ

リスクの内容

→リスクが顕在化した場合の影響

リスクに対する主要な取り組み

中期経営計画の達成に必要な
人材確保

採用の遅れにより、必要な人員の質または量が不足する

→業績目標未達

・人事部門の強化および人事部門以外が採用活動へ十分なリソースを配分することによる、全社的な採用活動への注力

・リファラル採用の活性化 ほか

新たに採用した人材に対する教育が進まない

→受注するプロジェクトに制約発生、または、受注したプロジェクトの品質・利益率低下による業績目標未達、業績悪化の可能性

・オンボーディングの仕組みの確立、教育研修制度の充実 ほか

退職率の上昇や、重要な人材の流出

→受注するプロジェクトに制約発生、または、受注したプロジェクトの品質・利益率低下による業績目標未達、業績悪化の可能性

・従業員がやりがい・働きがいを感じられる魅力的な業務環境の構築

・キャリアプランや報酬体系の整備・改善と、上司・部下における対話の促進 ほか

個人情報を
はじめとする
機密情報の
流出事故

何らかの理由による情報流出

→当社グループへの損害賠償請求や社会的信用の失墜の可能性

・ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)およびプライバシーマーク制度の認証維持活動を通じた、従業員の情報セキュリティ意識の向上・強化

・リモートワークに適応した情報セキュリティ体制の構築

・機密情報へのアクセス管理等の厳格化 ほか

 

(2)現状の事業戦略における、セグメント別のリスク

カテゴリ

リスクの内容

→リスクが顕在化した場合の影響

リスクに対する主要な取り組み

システム障害

(プロダクト事業)

自然災害や不正アクセス、ネットワーク障害等によるシステムダウン

→SaaS型の「Rtoaster」、「Probance」のサービス提供が一時的に停止することにより、当社グループへの損害賠償請求の可能性

・発生可能性からするとリスクは甚大ではないとの認識ではあるが、データ分散の検討等は進める

 

 

カテゴリ

リスクの内容

→リスクが顕在化した場合の影響

リスクに対する主要な取り組み

個人情報を
はじめデータ
管理を厳格化
する法改正など

(プロダクト事業)

法改正等により、「Rtoaster」で活用するCookieデータの活用が制限される

→「Rtoaster」のサービス価値が下がり、プロダクト事業の売上高が減少する可能性

・国内外の法改正等に関する最新情報の把握

・仕様変更に対応できる開発体制の構築 ほか

ブラウザ仕様の変更等により、Cookieデータが取得しづらくなる

→「Rtoaster」のサービス価値が下がり、プロダクト事業の売上高が減少する可能性

・国内外の最新のITトレンドの把握

・仕様変更に対応できる開発体制の構築 ほか

競合製品の台頭

(プロダクト事業)

当社取扱製品の競争力が低下

→解約発生や新規受注不振により、プロダクト事業の売上高が減少する可能性

・最新の市場トレンドおよび顧客のニーズを捉えた機能開発・改善

・対策を講じるための業界内トレンドの調査・把握 ほか

円安の進行、長期化

海外製品の仕入高やクラウド利用料の増加

→プロダクト事業の利益率が低下する可能性

・プロダクトの販売価格の見直し

・その他のコストの適正化 ほか

 

(3)中長期的な視点から事業に影響を及ぼす可能性のあるリスク

カテゴリ

リスクの内容

→リスクが顕在化した場合の影響

リスクに対する主要な取り組み

競合の
人的サービスの
出現

当社より質・量ともに勝る人材ポートフォリオを持つ競合企業の台頭

→当社グループの競争力が相対的に低下し、業界内での存在感を失い、業績が伸び悩む・悪化する可能性

・先進的で実践的なデータ活用の実績を積み重ねることにより、人材の質を高め続けるとともに、採用競争力もさらに高める

・人材採用・育成に対する投資を決して止めない ほか

人的サービスに
代わる新技術の
出現

当社の人的サービスを置き換えることが可能な先進技術・新サービス等の出現

→当社グループの人材が保有するノウハウが陳腐化し、業績が伸び悩む・悪化する可能性

・基本的には、特定の技術だけでは顧客企業の課題は解消しないものと認識

・いくつもの技術やサービスを人間の知恵で組み合わせて顧客課題を解決する領域、先進技術や新サービスでは補いきれない人的サービスの付加価値が生きる領域において、先進的で実践的なデータ活用の実績を積み重ねる ほか

 

 

5【経営上の重要な契約等】

(資本業務提携契約)

相手方の名称

契約の名称

契約締結日

契約内容

伊藤忠商事株式会社

資本業務提携契約

2020年11月19日

データを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に関する資本業務提携

株式会社りそなホールディングス

資本業務提携契約

2022年2月22日

両社のさらなる事業領域の拡大と地域経済の発展に貢献する取り組みを加速することを目的とした資本業務提携

 

 

2【主要な設備の状況】

(1)提出会社

 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。

2023年 6月30日現在

 

事業所名

(所在地)

セグメン

トの名称

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業員数

(人)

建物

土地

(面積㎡)

工具、

器具及

び備品

ソフト

ウエア

合計

本社

(東京都港区)

全社

業務施設

445,702

89,768

143,449

678,920

577[11]

(注)上記のほか、当社が賃借している主な設備の概要は以下のとおりであります。

2023年 6月30日現在

 

事業所名

所在地

設備の内容

床面積

年間賃借料

(千円)

本社

東京都港区

業務施設

3,453.48㎡

237,645

 

(2)国内子会社

 該当事項はありません。

 

(3)在外子会社

 該当事項はありません。

 

(注)1.上記の建物は、建物附属設備であります。

2.本社社屋は、連結会社以外から賃借しており、その一部で連結子会社と同居しております。

3.帳簿価額には、ソフトウエア仮勘定の金額を含んでおりません。

4.従業員数欄の[外書]は、臨時雇用者(派遣社員、パートタイマー)の年間平均雇用人員であります。

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

42,000,000

42,000,000

①【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

②【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2023年 6月30日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満株式の

状況

(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人

その他

個人以外

個人

株主数(人)

11

39

49

76

39

8,675

8,889

所有株式数

(単元)

44,694

10,266

39,855

16,583

700

110,645

222,743

26,296

所有株式数の割合(%)

20.07

4.61

17.89

7.44

0.31

49.67

100.00

(注)自己株式826,604株は、「個人その他」に8,266単元、「単元未満株式の状況」に4株を含めて記載しております。

 

(6)【大株主の状況】

 

 

2023年 6月30日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2-11-3

2,503,600

11.7

株式会社ディシプリン

長野県北佐久郡軽井沢町長倉820-159

2,351,400

11.0

佐藤 清之輔

東京都港区

1,910,600

8.9

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海1-8-12

1,260,400

5.9

伊藤忠商事株式会社

東京都港区北青山2-5-1

669,000

3.1

株式会社りそなホールディングス

東京都江東区木場1-5-65

557,500

2.6

丹沢 良太

東京都港区

503,880

2.3

日本証券金融株式会社

東京都中央区日本橋茅場町1-2-10

323,000

1.5

BBH/SUMITOMO MITSUI TRUST BANK, LIMITED(LONDON BRANCH)/SMTTIL/JAPAN SMALL CAP FUND CLT AC(常任代理人 株式会社三井住友銀行)

BLOCK5, HARCOURT CENTRE HARCOURT ROAD, DUBLIN 2(東京都千代田区丸の内1-1-2)

306,900

1.4

上田八木短資株式会社

大阪府大阪市中央区高麗橋2-4-2

290,100

1.4

10,676,380

49.7

(注)1.上記の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は、次のとおりであります。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 2,503,600株

株式会社日本カストディ銀行(信託口)      1,260,400株

2.前事業年度末において主要株主でなかった株式会社ディシプリンは、当事業年度末現在では主要株主になっております。なお、当該主要株主の異動に際し、2023年7月10日付で臨時報告書を提出しております。

 

①【連結貸借対照表】

 

(単位:千円)

 

当連結会計年度

(2023年 6月30日)

資産の部

 

流動資産

 

現金及び預金

2,506,556

受取手形

60,522

売掛金

1,225,389

仕掛品

29,224

前払費用

318,584

その他

1,188

流動資産合計

4,141,465

固定資産

 

有形固定資産

 

建物

523,298

減価償却累計額

77,595

建物(純額)

445,702

工具、器具及び備品

274,418

減価償却累計額

184,649

工具、器具及び備品(純額)

89,768

有形固定資産合計

535,471

無形固定資産

 

ソフトウエア

145,700

ソフトウエア仮勘定

21,585

のれん

557,079

顧客関連資産

295,014

無形固定資産合計

1,019,380

投資その他の資産

 

投資有価証券

※2 278,563

差入保証金

263,238

繰延税金資産

220,556

その他

57,590

投資その他の資産合計

819,948

固定資産合計

2,374,800

資産合計

6,516,266

 

 

 

(単位:千円)

 

当連結会計年度

(2023年 6月30日)

負債の部

 

流動負債

 

買掛金

130,525

未払金

193,570

未払費用

204,637

未払法人税等

223,433

契約負債

194,618

賞与引当金

109,564

受注損失引当金

17,926

契約損失引当金

64,714

その他

243,178

流動負債合計

1,382,169

固定負債

 

資産除去債務

147,965

繰延税金負債

90,333

その他

250

固定負債合計

238,550

負債合計

1,620,720

純資産の部

 

株主資本

 

資本金

597,809

資本剰余金

574,509

利益剰余金

4,801,394

自己株式

1,078,764

株主資本合計

4,894,950

その他の包括利益累計額

 

その他有価証券評価差額金

596

その他の包括利益累計額合計

596

純資産合計

4,895,546

負債純資産合計

6,516,266

 

【連結損益計算書】

 

(単位:千円)

 

当連結会計年度

(自 2022年 7月 1日

至 2023年 6月30日)

売上高

※1 9,797,938

売上原価

※2 5,867,265

売上総利益

3,930,673

販売費及び一般管理費

※3,※4 3,250,022

営業利益

680,650

営業外収益

 

受取利息及び配当金

12

受取販売奨励金

7,840

補助金収入

37,940

持分法による投資利益

30,324

その他

12,303

営業外収益合計

88,421

営業外費用

 

為替差損

803

投資事業組合運用損

11,259

支払手数料

3,458

その他

1,148

営業外費用合計

16,670

経常利益

752,401

特別利益

 

投資有価証券売却益

※5 41,471

特別利益合計

41,471

特別損失

 

固定資産除却損

※6 5,234

関係会社株式評価損

※7 2,699

特別損失合計

7,934

税金等調整前当期純利益

785,938

法人税、住民税及び事業税

314,038

法人税等調整額

43,183

法人税等合計

270,854

当期純利益

515,083

非支配株主に帰属する当期純利益

親会社株主に帰属する当期純利益

515,083

 

1.報告セグメントの概要

 当社および連結子会社(以下、当社グループ)の報告セグメントは、構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社グループは、製品・サービス別の部門および子会社を置き、事業活動を展開しております。したがって、当社グループは、部門および子会社を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「プロフェッショナルサービス事業」、「プロダクト事業」の2つを報告セグメントとしております。

 プロフェッショナルサービス事業は、データ分析、システム開発を含むコンサルティング、人的支援を通じて、顧客企業のデータ活用支援を行っており、プロダクト事業は、自社製および他社製プロダクトの提供を通じて、顧客企業のデータ活用支援を行っております。

①【貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年 6月30日)

当事業年度

(2023年 6月30日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

2,908,239

2,310,880

受取手形

65,390

60,522

売掛金

※2 887,571

※3 1,170,761

仕掛品

91,574

29,224

前払費用

274,249

316,639

差入保証金

199,995

その他

10,559

※3 12,658

流動資産合計

4,437,579

3,900,686

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

542,062

523,298

減価償却累計額

34,880

77,595

建物(純額)

507,181

445,702

工具、器具及び備品

237,954

274,418

減価償却累計額

136,725

184,649

工具、器具及び備品(純額)

101,229

89,768

有形固定資産合計

608,410

535,471

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

240,869

143,449

ソフトウエア仮勘定

12,800

21,585

無形固定資産合計

253,669

165,035

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

247,219

166,346

関係会社株式

104,576

1,151,571

長期前払費用

46,267

57,527

差入保証金

263,238

263,238

繰延税金資産

187,519

220,579

その他

62

62

投資その他の資産合計

848,883

1,859,325

固定資産合計

1,710,963

2,559,832

資産合計

6,148,543

6,460,519

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年 6月30日)

当事業年度

(2023年 6月30日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

※3 117,682

※3 131,516

未払金

246,706

※3 177,452

未払費用

204,106

194,569

未払法人税等

99,449

205,894

未払消費税等

119,535

199,379

契約負債

236,997

194,618

預り金

32,302

39,705

賞与引当金

71,594

109,564

資産除去債務

23,100

受注損失引当金

17,926

契約損失引当金

64,714

流動負債合計

1,151,476

1,335,343

固定負債

 

 

資産除去債務

147,670

147,965

その他

1,755

250

固定負債合計

149,426

148,216

負債合計

1,300,903

1,483,560

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

597,809

597,809

資本剰余金

 

 

資本準備金

574,509

574,509

その他資本剰余金

4,303

資本剰余金合計

578,813

574,509

利益剰余金

 

 

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

4,313,788

4,882,807

利益剰余金合計

4,313,788

4,882,807

自己株式

655,901

1,078,764

株主資本合計

4,834,510

4,976,362

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

13,130

596

評価・換算差額等合計

13,130

596

純資産合計

4,847,640

4,976,958

負債純資産合計

6,148,543

6,460,519

②【損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2021年 7月 1日

 至 2022年 6月30日)

当事業年度

(自 2022年 7月 1日

 至 2023年 6月30日)

売上高

8,561,311

※1 9,477,711

売上原価

※1 4,679,879

※1 5,693,939

売上総利益

3,881,432

3,783,772

販売費及び一般管理費

※2 2,736,479

※2 3,025,664

営業利益

1,144,952

758,108

営業外収益

 

 

受取利息

※1 293

11

受取配当金

※1 2,173

※1 19,984

受取家賃

※1 850

※1 4,050

業務受託料

2,727

受取販売奨励金

8,397

7,840

補助金収入

17,474

37,940

その他

9,923

※1 17,947

営業外収益合計

41,838

87,774

営業外費用

 

 

為替差損

3,664

803

投資事業組合運用損

1,975

11,259

支払手数料

14,559

3,458

その他

11

157

営業外費用合計

20,211

15,679

経常利益

1,166,580

830,203

特別利益

 

 

固定資産売却益

182

抱合せ株式消滅差益

559

投資有価証券売却益

41,471

特別利益合計

742

41,471

特別損失

 

 

事務所移転費用

109,400

固定資産除却損

5,249

関係会社株式評価損

2,699

特別損失合計

109,400

7,949

税引前当期純利益

1,057,922

863,725

法人税、住民税及び事業税

230,585

294,494

法人税等調整額

24,090

27,264

法人税等合計

254,675

267,229

当期純利益

803,246

596,495