株式会社エムアップホールディングス

mup holdings. Inc,
渋谷区渋谷三丁目12番18号
証券コード:36610
業界:サービス業
有価証券報告書の提出日:2023年6月29日

(1)連結経営指標等

回次

第15期

第16期

第17期

第18期

第19期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

6,919

11,061

12,325

13,574

15,936

経常利益

(百万円)

450

924

1,168

1,717

2,068

親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)

(百万円)

2,269

470

633

976

1,093

包括利益

(百万円)

2,248

324

30

1,125

1,407

純資産額

(百万円)

4,371

4,808

4,454

5,396

6,657

総資産額

(百万円)

10,212

10,660

11,761

14,185

16,442

1株当たり純資産額

(円)

119.82

131.88

117.79

141.01

170.49

1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)

(円)

68.73

12.94

17.39

27.02

30.25

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

-

12.91

17.38

26.82

29.87

自己資本比率

(%)

42.4

43.2

36.2

35.9

37.5

自己資本利益率

(%)

71.0

10.5

14.3

20.9

19.4

株価収益率

(倍)

-

41.1

42.2

38.2

37.6

営業活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

1,442

128

1,975

2,569

1,457

投資活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

2,569

685

1,656

459

1,069

財務活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

60

104

403

191

149

現金及び現金同等物の期末残高

(百万円)

5,357

4,904

4,820

6,742

6,978

従業員数

(人)

191

211

224

249

246

〔外、平均臨時雇用人員〕

25

13

13

16

22

(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は、年間の平均人員を〔 〕外数で記載しております。

2.第15期は、潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。

3.2022年1月1日を効力発生日として、普通株式1株につき4株の割合で株式分割を行っております。これに伴い、第15期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。

4.第19期より、金額の表示単位を千円単位から百万円単位に変更しております。なお、比較を容易にするため、第15期から第18期についても百万円単位に変更しております。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第15期

第16期

第17期

第18期

第19期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

3,333

3,455

153

営業収益

(百万円)

1,447

1,670

879

経常利益

(百万円)

325

1,148

694

1,206

290

当期純利益又は当期純損失(△)

(百万円)

2,460

662

672

1,193

271

資本金

(百万円)

253

308

310

317

317

発行済株式総数

(株)

9,026,397

9,115,697

9,117,097

36,496,388

36,496,388

純資産額

(百万円)

4,110

4,677

4,534

5,558

5,677

総資産額

(百万円)

4,929

5,898

6,710

7,380

8,816

1株当たり純資産額

(円)

113.56

128.29

125.37

153.76

157.02

1株当たり配当額

(円)

22.00

22.00

23.00

7.00

10.00

(うち、1株当たり中間配当額)

-)

-)

-)

-)

-)

1株当たり当期純利益又は

1株当たり当期純損失(△)

(円)

74.52

18.21

18.48

33.03

7.50

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

(円)

-

18.17

18.47

33.02

-

自己資本比率

(%)

83.2

79.2

67.5

75.3

64.4

自己資本利益率

(%)

78.8

15.1

14.6

23.7

4.8

株価収益率

(倍)

-

29.2

39.7

31.3

137.7

配当性向

(%)

-

30.2

31.1

21.2

133.3

従業員数

(人)

64

64

〔外、平均臨時雇用人員〕

9

7

-〕

-〕

-〕

株主総利回り

(%)

251.4

199.7

274.9

385.5

427.0

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(95.0)

(111.8)

(126.1)

(123.0)

(131.8)

最高株価

(円)

3,140

3,305

3,975

1,148

(4,860)

1,845

最低株価

(円)

1,029

1,660

2,078

711

(2,411)

938

 

(注)1.持分法を適用した場合の投資利益については、関連会社が存在しないため記載しておりません。

2.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は、年間の平均人員を〔 〕外数で記載しております。

3.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前については、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。

4.第15期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。

5.第19期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

6.当社は、2020年4月1日付で持株会社に移行しました。このため第17期の経営指標等は第16期以前と比較して大きく変動しております。また、同日以降、持株会社の主たる事業として発生する収益を「営業収益」として表示致しております。なお、第19期は営業収益に加え売上高(配信権収入)を計上しております。

7.2022年1月1日を効力発生日として、普通株式1株につき4株の割合で株式分割を行っております。これに伴い、第15期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。

8.当社は2022年1月1日付で普通株式1株につき4株の割合で株式分割を行っております。第18期の株価については株式分割後の最高株価及び最低株価を記載しており、()内に株式分割前の最高株価及び最低株価を記載しております。

9.第19期より、金額の表示単位を千円単位から百万円単位に変更しております。なお、比較を容易にするため、第15期から第18期についても百万円単位に変更しております。

2【沿革】

 当社は、レコード会社である株式会社アンリミテッドグループにおける、音楽を中心としたコンテンツ配信を行うインターネット関連事業部として発足いたしました。その後、2004年12月14日に東京都渋谷区において、携帯電話端末及びPC端末向けの有料コンテンツの提供及び通信販売を主事業とする目的で当社を設立し、株式会社アンリミテッドグループから営業譲渡を受けて事業を開始いたしました。現在では、コンテンツ事業、電子チケット事業及びその他事業を行っております。

 当社設立後の主要な沿革は以下の通りです。

年月

事項

2004年12月

携帯電話端末及びPC端末向けの有料コンテンツの提供及び通信販売を主事業とする目的で、東京都渋谷区神宮前に株式会社エムアップを設立

2005年1月

株式会社アンリミテッドグループから携帯コンテンツ配信事業、PCコンテンツ配信事業及びeコマース事業の営業譲受

2005年10月

eコマース事業において、アパレル商品のセレクトショップである「ROYAL Roc(ロイヤルロッシュ)」を開設

2006年9月

本社を東京都渋谷区渋谷に移転

2006年10月

携帯コンテンツ配信事業において、自社がコンテンツプロバイダーとなる携帯電話キャリア公式サイトとして、メロディコールを提供する「アーティスト公式コール」を開設

2007年2月

「ROYAL Roc(ロイヤルロッシュ)」の携帯電話キャリア公式サイトを開設し、携帯電話端末を通じたeコマース事業を開始

2007年7月

「アーティスト公式デコメ」をキャリア公式サイトとして開設し、音楽以外のコンテンツ分野へ進出

2008年9月

「GLAY MOBILE」をキャリア公式サイトとして開設。携帯コンテンツ事業において、ファンクラブサイトの運営を開始

2011年8月

eコマース事業において、GLAYオフィシャルストアG-DIRECTを開設し、CD、DVD及びブルーレイといった音楽映像商品の直販事業を本格的に開始

2012年3月

東京証券取引所マザーズ市場へ上場

2012年5月

株式会社アドウェイズより、株式会社アドウェイズ・エンタテインメント(株式会社エムアップAEへ商号変更)の全株式を取得し、子会社化

2013年5月

株式会社エムアップAEを吸収合併

2013年9月

2014年11月

2015年12月

2016年1月

東京証券取引所市場第一部に市場変更

株式会社ハンアップ設立(現株式会社THE STAR ASIA JAPAN、連結子会社)

株式会社FREE設立(連結子会社)

株式会社WateR設立(現株式会社Roen Japan、連結子会社)

2016年6月

2016年6月

 

2017年9月

株式会社WEARE設立(連結子会社)

株式会社ハンアップを、株式会社THE STAR JAPANへと商号変更し、株式会社スターニュース及び株式会社ザ・スター・アジアと資本提携を締結

株式会社WateRを、株式会社Roen Japanへと商号変更

2018年3月

2018年3月

2018年9月

2018年12月

 

2019年2月

2019年4月

株式会社VRMODE設立(連結子会社)

株式会社KAKUZO設立(連結子会社)

EMTG株式会社の全株式を取得し、子会社化(現株式会社Fanplus、連結子会社)

株式会社エンターテイメント・ミュージック・チケットガード設立(現株式会社Tixplus、連結子会社)

一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)入会

株式会社エムアップ分割準備会社設立(現株式会社Creative Plus、連結子会社)

2020年4月

2022年4月

持株会社体制へと移行、株式会社エムアップホールディングスへと商号変更

東京証券取引所プライム市場へ移行

3【事業の内容】

 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社エムアップホールディングス)、子会社8社により構成されており、スマートフォン等のモバイル端末及びPC端末向けサイトの企画・制作・運営及びコンテンツの提供を主な事業としております。

 また、当社の事業は、コンテンツ事業、電子チケット事業及びその他の事業に分類され、「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1)連結財務諸表  注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

 

(1)事業の概要

当社グループは、「日本のエンタテインメント市場の活性化」及び「新たなエンタテインメントビジネスの流通・販売形態の創造」を経営理念とし、コンテンツホルダーから利用者に至るまでのエンタテインメントビジネスに関わる全ての方々に対して、最適なコンテンツと、その流通のためのシステムを提供することを経営方針としております。

それらの経営理念、方針を実現するため、当社グループの事業は、スマートフォンやPC向けの有料コンテンツの提供及びスマートフォン向けアプリ配信ならびに、スマートフォンなどの携帯端末並びにPC端末の利用者に対し、インターネットを通じて主にアーティストグッズ及びCD等パッケージ商品の販売を行うECをあわせて「コンテンツ事業」、スマートフォン向けに電子チケット及びトレードサービス並びにそれに付随する各種サービスを提供する「電子チケット事業」、及び主に新規事業からなる「その他事業」の3つの事業で構成されております。

 

当社グループ事業における主な特徴は以下の通りです。

① 企画力主導のコンテンツ及びサイトの運営

 当社グループでは、技術主導でのサイト運営を行うのではなく、レコード会社をはじめとする音楽業界等のコンテンツホルダー出身者が、利用者にとって、より魅力的なコンテンツ、商品を提供することに主眼を置き、サイト運営を行っております。また、これまでのコンテンツ制作に携わってきた経験に基づき、今後の流行の兆しをいち早く察知し、流行前にコンテンツ獲得することにより、様々なコンテンツを取り揃えることに注力し、かつコンテンツ獲得費用の抑制を図っております。

② 幅広いコンテンツ分野での事業展開

 当社グループは、事業を展開するコンテンツ分野を絞り込むのではなく、複数のコンテンツ分野においてサイトやサービスを展開しております。各コンテンツ分野に、様々なサイトやサービスを複合的に展開してきたノウハウを生かし、サイト間での相互リンクやコンテンツ・サービスの相互提供などにより、当社グループのサービス利用者の回遊性を高め、収益機会の増大を図っております。また、複数のコンテンツ分野に対応していることは、コンテンツホルダーよりコンテンツを獲得する際の強みであるとも考えております。

 具体的な例といたしましては、当社グループの運営する着うたサイトにおいて楽曲を取り扱うアーティストについて、当該アーティストのファンクラブサイトも運営することにより、利用者に対してファンクラブサイトを通じたアーティストグッズの購入やコンサートチケットの先行予約等のサービスも提供しております。このようにアーティストとサイト利用者であるファンの距離を縮め、ファンが一つのコンテンツ分野に限定されず、当社グループの運営する各サイト内で複数のコンテンツサービスが利用できる機会を提供しております。その他の事業においても同様に、コンテンツホルダーと利用者の関係性を重視し、両者をより密接に繋げることを事業の展開方針としております。

③ 集客力の高いアーティスト等の獲得

当社グループは、安定的に高い集客が見込まれるアーティスト、タレント等を取り扱うことにより、新規会員の獲得を進めております。また、1つのアーティストを軸として、様々な活動のサポートを行うことを事業方針としていることから、集客力だけではなく、アーティストやタレント等の芸術活動の多様性にも着目し、コンテンツホルダーの獲得活動を行っております。それにより、サービスやシステムの陳腐化に伴う会員数の減少を極力抑え、息の長いサイト運営に注力しております。

④ コンテンツホルダーとのネットワーク

当社グループにはレコード会社等のコンテンツホルダー出身者が多く在籍しており、コンテンツホルダーへの収益還元や、コンテンツホルダーとそのファンとの懸け橋となることで、良好で強固な関係を構築しております。そうした関係が、新規コンテンツ獲得の強みとなっており、またチケット事業のトレードサービスなどの実現にも繋がっております。

 

また、当社グループの報告別セグメントは次のとおりであります。

(ア)コンテンツ事業

コンテンツ事業は、スマートフォンやPC向けに、有料コンテンツの提供やアプリの配信を行う事業であり、提供するコンテンツやサービスは、その種類に応じて、「音楽」「エンタテインメント」及び「ファンクラブ」、また、それらのコンテンツから顧客を誘導するEC事業の4つに大別されます。

(ⅰ)コンテンツ事業に係るファンクラブ・ファンサイト事業

有料コンテンツは、主に株式会社NTTドコモ(提供する携帯電話端末向けサービスの総称:NTT docomo、以下、各社同様)、KDDI株式会社(au)及びソフトバンクモバイル株式会社(SoftBank)などのキャリア各社の公式サイトやサービスやスマートフォン向けアプリを通じて、利用者に提供され、その利用料の一部が当社の収益となります。

システム開発を伴うサイトやアプリを提供する場合には、多額のシステム開発費用が発生する場合がありますが、当社グループではサイトやアプリの提供開始以後に発生する収益を、あらかじめ定めた料率で分配する方式を採用することによって、サービス開発時点におけるシステム業者に対する開発費を抑制しております。これは、サービス開発に伴うリスクを最小限に抑えるとともに、その時々に最適なシステムを提供しているシステム業者を、利用者の視点をもって選択し、利用者に対して最適なシステムを提供しサイト収益の最大化を図ることや、日進月歩の技術に対して機動的に対応することを目的としております。また、サイトやアプリからの収益をシステム業者に対して分配することにより、システム業者の最大限の技術を受けられると考えております。

 なお、当事業においては、当社グループが保有・管理するコンテンツの同業他社への有償提供なども行っております。

  (ⅱ)コンテンツ事業にかかるEC事業

EC事業は、スマートフォン及びPC端末の利用者に対し、インターネットを通じてCD/DVD等のパッケージ商品やアーティストグッズ等の販売を行う事業であります。

当事業の特徴といたしましては、当社グループが運営するファンクラブサイトの会員であるコアなファン層をターゲットとしたパッケージ商品及びグッズの販売を行っている点や、大手アーティストからインディーズ流通のアーティストまで対応し、パッケージ商品をeコマースによってファンへ直接販売するという新たな流通経路を開拓している点であります。また、アーティストグッズ等も取り扱うことから、パッケージ商品の販売に際しては、オリジナル特典を付与することができ、販売の促進を図れる点も当事業の特徴であると考えております。

加えて、アーティスト等のファンクラブでしか入手できないオリジナルグッズに対するファン層からの需要や、パッケージ商品の発売日に商品を入手したいというファン心理、収益の多様化を図るべく物販の強化に注力するプロダクション等のニーズがあると考え、そのそれぞれを汲み取りアーティストのeコマースサイトを開設しており、ファンクラブサイトを通じたコンテンツ配信だけではなく、パッケージ商品やグッズの販売までを行っている点が当事業における当社グループの強みであると考えております。

EC事業では、アーティスト関連商品のほか、人気アニメーションの公式eコマースサイトの運営管理も行っております。

販売の形態は、アーティストの事務所等からの委託による販売が中心です。委託による販売は当社グループの受け取る手数料のみが売上高として計上されます。

(イ)電子チケット事業

電子チケット事業は、アーティストのライブやコンサート、プロ野球やフィギュアスケートといったスポーツイベント、レジャー施設等で使用するチケットを、スマートフォンを利用した電子チケットの形式で提供する事業であり、電子チケットのサービス利用料が当社の収益となります。また、当事業では電子チケットの提供だけではなく、権利者に許諾を受けたチケットのトレード機能も提供していることが大きな特徴であり強みでもあります。

加えて、例えばプロ野球選手のカードコレクションアプリなど、電子チケットに付随するサービスも提供し、収益を計上しております。

(ウ)その他事業

その他事業には、上記2つのセグメントに含まれない事業によって構成され、主に新規事業がこれに該当いたします。

 

(2)事業系統図

 事業の全体的な系統図は、次のとおりであります。

0101010_001.png

 

 

 

 

 

4【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の所有

(被所有)割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

㈱THE STAR JAPAN

東京都渋谷区

20

韓流ファンクラブサイトの運営

50.0

韓流ファンクラブサイトの営業。

役員の兼務あり。

㈱FREE(注)1

東京都渋谷区

55

ファンクラブサイトの運営

68.8

役員の兼務あり。

㈱Roen Japan

東京都渋谷区

10

越境ECによるメーカーとの仲介業務及び企画、営業、制作

100.0

 

役員の兼務あり。

㈱WEARE(注)1

東京都渋谷区

66

WEBデザイン・イラスト制作、スマートフォン向けゲーム配信、

アプリ制作および運営、VR・AR製作事業

80.4

役員の兼務あり。

㈱VRMODE

東京都渋谷区

61

VR企画・制作、営業

63.5

役員の兼務あり

㈱Fanplus

東京都渋谷区

10

スマートフォン・携帯向けアーティストファンサイトの企画・開発・運営

ファンクラブの企画・開発・運営

100.0

役員の兼務あり

㈱Tixplus(注)1、2

東京都渋谷区

114

電子チケット、チケットトレード及びその付随サービス

54.6

役員の兼務あり

㈱Creative Plus

東京都渋谷区

10

スマートフォンなどの携帯端末及びPC端末向けの有料コンテンツの提供を行うコンテンツ事業

100.0

役員の兼務あり

(注)1.特定子会社に該当しております。

2.㈱Fanplus、㈱Tixplusについては、売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等

 

㈱Fanplus

㈱Tixplus

売上高

11,895

2,594

経常利益

1,769

572

当期純利益

1,206

428

純資産額

1,869

912

総資産額

9,598

2,714

 

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

コンテンツ事業

158

[8]

電子チケット事業

65

[14]

その他(子会社)

4

[-]

報告セグメント計

227

[22]

全社(共通)

19

[-]

合計

246

[22]

(注)1.従業員数は就業人員であります。

  2.従業員数欄の[外書]は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。

  3.全社(共通)の従業員数は、管理部門等に属する人数であります。

 

(2)提出会社の状況

 2023年3月31日現在、従業員はおりません。

(注)当社は持株会社であり、管理・経理事務処理業務等に関しては、株式会社Fanplusに委託しております。

 

(3)労働組合の状況

 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

  (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

提出会社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

3【事業等のリスク】

 以下において、当社グループの事業展開上のリスク要因となり、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資者の判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。

 なお、以下の記載は、当社グループの株式投資に関する全てのリスクを網羅しているわけではないことをご留意ください。また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(a) 事業内容について

① コンテンツサービスの企画開発力等について

当社グループが事業領域とするモバイルコンテンツ市場は、スマートフォンやタブレット端末の普及、通信技術等の高度化、利用者の嗜好・ニーズの多様化に伴い、需要の拡大と業界内での競争激化が顕著になってきております。

このような中で、当社グループは利用者の嗜好・ニーズを捉えた魅力あるコンテンツサービスを、より早く企画・提供することを主眼に置いた事業展開を図っております。加えて、同じ嗜好や趣味を持つ利用者に対して、多様なコンテンツサービスを複合的に提供することで、サイトの差別化を図るとともに、利用者の当社グループのサイト間における回遊性の向上を図っております。

しかしながら、モバイルコンテンツ市場の急激な変化や、当社グループの企画力の低下、サービス提供の遅延等により利用者の嗜好やニーズに対応できない場合、あるいは競合他社による優位性の高いサービスの提供等が著しい場合、利用者数の減少等により、当社の経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。

 

② キャリア及びインターネットサービスプロバイダーへの依存について

当社グループのコンテンツ事業においては、株式会社NTTドコモ(提供する携帯電話端末向けサービスの総称:NTT docomo、以下、各社同様)、KDDI株式会社(au)及びソフトバンクモバイル株式会社(SoftBank)といったキャリアの公式サイトとして、コンテンツを提供し、それらキャリアを通じて利用料の回収を行っております。そのため、当社グループの売上高に占める各キャリアを通じた売上高比率が高い状態にあります。

また、当社グループは、各キャリアとの間でコンテンツ配信及び情報料回収代行サービスに係る契約を締結しており、これら契約は自動更新されることとなっております。しかしながら、各キャリアの経営方針が変更された場合や、当社と各キャリアとの関係が悪化するなど何らかの要因により当該契約の更新がなされない場合、当社グループの事業展開並びに経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

③ 債権の回収について

当社グループは、コンテンツ配信により生じる情報料の回収について、キャリアとの間で情報料回収代行サービスに関する契約を締結し、当該業務を委託しております。このうち、株式会社NTTドコモ及びKDDI株式会社との回収代行の契約においては、情報料の回収が行えないまま代行回収が終了した場合、それら回収代行業務は免責されることと定められております。その場合、当社グループには料金未納者に関する情報が提供され、当社グループは未納者に情報料を直接請求することができますが、1件当たりの金額並びにそれらの合計金額のいずれも少額であり、諸経費を鑑みれば経済的合理性が乏しいことから、未納者からの直接料金回収は行っておりません。今後、このような未納者数及び未納額等が増加した場合、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。

 また、当社グループは、取引先に対する売掛金の回収不能という事態を未然に防ぐべく、情報収集・与信管理、担保権の設定等によって債権保全に努めておりますが、取引先の経営破綻等が発生した場合には、債権の一部又は全部の回収が困難になるほか、法律に基づき清算や再生手続きが行われることにより、当社グループが想定する以上に回収までの期間や手続きに時間を要することになり、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。

 

④ 競合及びモバイルコンテンツの市場動向について

当社グループは、システム業者の協力のもと、NTT docomo、au、並びにSoftBankのそれぞれの公式サイトを通じて、利用者に対する各種コンテンツの提供を行っております。しかしながら、スマートフォンの普及に伴い、コンテンツ配信の方法や提供されるコンテンツの種類は多種多様化しております。加えて、コンテンツの獲得競争も激化し、権利者へ支払われるコンテンツの利用料も上昇傾向にあります。したがって、これら他社との競合関係において、当社グループが迅速かつ優勢的に事業展開できない場合、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに重大な影響を及ぼす可能性があります。

また、スマートフォンの普及が進み、コンテンツの流通やその課金形態も多様化するなどモバイルコンテンツ配信市場を取り巻く環境は大きな転換点を迎えていると考えられます。当社グループは、今後もスマートフォン向けアプリなどのコンテンツ、サービスを充実させていくとともに、新たなテクノロジーには柔軟に対応していく方針であります。しかしながら、急激な技術革新などにより新たなコンテンツ分野が創出され、既存のコンテンツ分野が急速に衰退した場合、あるいは当社グループのコンテンツ、サービスの提供が計画通りに進まず、収益の確保ができなかった場合等には、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

⑤ システムトラブルについて

当社グループの各事業は、インターネットにより、利用者にコンテンツサービス・商品を提供していることから、コンピュータシステムに相当程度依拠しております。そのため、当社グループでは、利用するホスティングサービス業者のサーバー設置場所の安全性やセキュリティ機能等について、定期的な監査等を通じて確認するとともに、システム上の不具合の有無を必要に応じて確認しております。しかしながら、予期しない急激なアクセスの増加に伴う一時的な過負荷、不正アクセスによるサイトの改ざん、コンピュータウイルスの侵入、自然災害、不慮の事故等によるシステムトラブル及び想定していないシステム上の不具合等に起因して、コンテンツサービス・商品の提供が困難になった場合、コンテンツホルダー、提携先及び利用者から当社グループに対する信用が低下するほか、システムの改善、修復費用やコンテンツホルダーからの損害賠償請求等が生じる可能性があり、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

⑥ ファンクラブサイトの利用者について

当社グループの運営するファンクラブサイトにおいて、利用者は、匿名性を確保したまま、当社グループが制作、提供するアーティスト、タレントのファンクラブサイトを介し、自由に他の会員と情報交換を行うことが可能です。そのため、利用者同士の意見や情報の交換において、名誉毀損、他人の著作権、知的財産権、プライバシーその他の権利等の侵害が生じる危険性が存在しております。

当社グループは、安心して利用できるファンクラブサイトを提供することが、利用者数の維持・拡大やコンテンツホルダーからの信用獲得に繋がるものと考え、ファンクラブサイトの運営方針や利用者の強制退会の措置等を入会規約へ明記して、利用者からも同意を得ております。

しかしながら、今後、ファンクラブサイトの利用を通じて、利用者間でのトラブルが発生する可能性があり、アーティスト等のブランドイメージの悪化、当社グループの企業・サイトイメージの悪化が発生した場合は、ファンクラブサイトの利用者が減少し、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。

 

⑦ 著作権料及び著作隣接権料について

当社グループは、コンテンツ事業において、コンテンツホルダーとの間で、音楽原盤や映像・画像原版等に係る著作権及び著作隣接権に関する使用許諾契約を締結した上で、コンテンツを配信し、その対価として著作権料及び著作隣接権料の支払いを行っております。また、著作権料及び著作隣接権料の一部に関して、将来の利用料の前払いが発生する場合があります。当社グループは、現在のところ著作権及び著作隣接権の保有者と良好な関係を構築しておりますが、将来において何らかの理由により使用許諾契約が継続されない場合、利用料率の上昇など当社グループにとって不利な許諾条件の改定が行われた場合、または前払費用が著作権料及び著作隣接権料より回収されなかった場合、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。

また、新たなコンテンツサービス・商品の提供を開始するにあたっては、コンテンツホルダーに対して最低保証額(ミニマムギャランティ)を支払う場合もあります。したがって、新規コンテンツサービス・商品の提供開始に伴って、利用者数が予測を下回り最低保証額が回収されない場合、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。

 

⑧ コンテンツホルダーとの関係について

当社グループは、ファンクラブ・ファンサイト事業において、コンテンツホルダーとの契約に基づきアーティスト、タレント等のファンクラブサイトを運営しております。それらファンクラブサイトの会員数は、アーティスト、タレント等の活動状況やその人気の趨勢による影響を受けることとなります。万一、ファンクラブサイトにおいて取り扱うアーティスト、タレント等について、グループの解散や活動の停止等が発生した場合、コンテンツホルダーが消滅してしまい、ファンクラブサイトが閉鎖に追い込まれる可能性があります。そのような状況が発生した場合、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。

EC事業においては、アーティストグッズやCD及びDVD等のパッケージ商品の販売を行っております。それら商品の発売やそのタイミングは、アーティストをはじめとするコンテンツホルダーの意向により決定されます。そのため、何らかの理由で商品の発売が延期または中止された場合、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。

また、チケット事業では、コンテンツホルダーとの契約に基づき、アーティスト等のライブやコンサート、イベントにおける電子チケットサービス及びチケットトレードサービス、並びにそれに付随する各種サービスを提供しています。そのため、何らかの理由でライブやコンサート、イベントが延期または中止された場合、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。

 

⑨ 物流について

当社グループは、EC事業において取り扱う商品の在庫管理に係る業務を外部の倉庫業者に委託しており、内部監査等を通じて定期的に適切な在庫管理が行われていることを確認しております。しかしながら、当社グループのEC事業の商品取扱いの規模はいまだ小さく、在庫管理業務は主に1社に委託している状況にあります。そのため、万が一、外部倉庫において自然災害等の被害が発生した場合や、在庫の紛失が発生した場合、商品の配送に遅延が生じ当社グループに対する顧客の信用が低下することにより、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。

 

(b) 人材について

① 特定人物への依存について

当社の代表取締役である美藤宏一郎は、音楽事業に関する豊富な経験と知識を有しており、経営方針や事業戦略の決定、重要な取引先との交渉、利益計画の策定・推進等、会社運営の全てにおいて重要な役割を果たしております。

当社グループは、今後の業容・人員拡大も視野に入れ、執行役員制度の導入と経営管理組織の強化を図っており、同人に過度に依存しない経営体制の整備を進めております。

しかしながら、何らかの事情により、同人が当社から離職した場合、または十分な業務執行が困難となった場合には、今後の当社グループの事業展開並びに経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。

 

② 人材の確保、育成について

2023年3月末における当社は取締役7名(うち監査等委員4名)、当社グループ従業員246名と規模が比較的小さい人員構成となっており、営業部門、事業部門及び管理部門もこの規模に応じたものとなっております。

しかしながら、今後の事業の進展に伴い、要員拡充の必要性は高まってくると予想され、新たなコンテンツサービスや商品を企画・運営出来る人材につきましては、特に必要性が高いと認識しております。

したがって、このような人材の採用が適時に行えなかった場合、人材育成が十分に行えなかった場合、または必要な人材の流出があった場合は、今後の当社グループの事業展開並びに経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

(c) 法的規制について

当社グループが事業を展開するにあたり、主に「著作権法及び著作権法施行令による規制」、「特定商取引に関する法律」、「不当景品類及び不当表示防止法」、「特定電子メールの送信の適正化に関する法律」並びに「個人情報の保護に関する法律」「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」の規制の対象となり、それら法令に対する遵守体制を構築しております。

しかしながら、法令等が改正され規制強化が行われた場合、または新たに当社グループの事業活動に係る法令等が制定された場合には、追加的な対応や事業への何らかの制約が生じることにより、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。

 

① 知的財産権について

コンテンツ事業を展開する上で、当社グループは音楽原盤や映像・画像原版に係る著作権及び著作隣接権等の知的財産権を、保有者から使用許諾を受け使用しておりますが、第三者から意図せずに権利侵害を受ける、または、第三者の権利を意図せずに侵害してしまう可能性も否定できません。当社グループでは、このような権利侵害等に備え、当該権利の保有者からの事前の情報収集、当社グループの権利確保のための契約条項の明示等に努めております。

しかしながら、万一、損害賠償責任問題等の事態が発生した場合、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。

② 個人情報の保護について

EC事業及び電子チケット事業を展開するにあたり、当社グループは個人情報を取り扱う場合があります。そのため、当社グループでは、利用者及び従業員等の個人情報の取り扱いを社内規程に定めるとともに、社外セミナー等への参加による遵法意識の喚起、社内ネットワークシステム及びオフィスのセキュリティの強化等に努めております。

しかしながら、個人情報の流出が発生する可能性は否定できず、当社グループに対する信用の失墜、損害賠償の請求、訴訟による責任追及等が発生する場合、または、個人情報の保護に関する法律の改正によって規制強化が行われた場合は、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。

 

(d) 機密情報の取り扱いについて

コンテンツ事業においては、アーティスト、音楽事務所及びレコード会社等のコンテンツホルダーから、著作権法で保護される音楽原盤や画像・映像原版を取得、加工し、利用者に提供しております。そのため、当社グループは、コンテンツホルダーとの契約において機密保持に関する規定を定めるとともに、全ての当社グループ従業員からも当該機密保持に関する誓約書を得ております。

しかしながら、故意または過失により、使用許諾契約に関連し知り得たコンテンツホルダーの業務上の秘密、ノウハウ等が流出した場合、当社グループに対する信用失墜、損害賠償の請求、訴訟による責任追及等が発生する場合、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。

 

(e) 外部経営環境に関するリスクについて

電子チケット事業では、アーティスト、スポーツ等のライブ、コンサート又はイベント等のチケットを、一次流通及び二次流通の各段階において取り扱っており、取扱手数料が当社グループの収益となります。そのため、それらコンサート等が、感染症の発生や流行、天災または悪天候、テロ攻撃等により中止または延期となった場合、当社グループの電子チケット事業の経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。また、コンサート等が中止または延期となった場合、払い戻しに係る手数料を当社グループが負担する場合があります。今般の新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、感染拡大防止の観点から、また政府による緊急事態宣言が発令されたことに伴い、コンサート等は中止または延期となっており、電子チケット事業の経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローには一部影響生じておりますが、今後も新型コロナウイルス感染症の流行が続き、または再流行し、コンサート等が開催されない場合、その影響が拡大する可能性があります。

 

(f) 新型コロナウイルス感染症について

新型コロナウイルスの世界的な流行拡大を踏まえ、当社グループでは、事業継続を図るため、テレワークの推奨等、新型コロナウイルスによる感染症対策を進めております。当社グループの事業のうち、電子チケット事業では、ライブ、コンサート又はイベント等に中止によるチケット販売に影響が生じており、また、他の事業においても新型コロナウイルスによる国内経済等への悪影響を受ける可能性があります。しかしながら今後の感染拡大の規模や終息の時期についての見通しはたっておらず、現時点で業績に与える影響を予測することは困難です。

 

(g) のれん、顧客関連資産について

当社グループは、顧客関連資産が231百万円、のれんが327百万円計上されており、総資産の3.4%を占めております。顧客関連資産及びのれんは主として多数のファンクラブ・ファンサイト及びECを運営する株式会社Fanplus(旧会社名EMTG株式会社)を2018年9月30日に完全子会社化した際に発生したものであり、コンテンツ事業に帰属しております。

顧客関連資産は、買収時点の主要なファンクラブ・ファンサイトの運営から生じる将来キャッシュ・フローを源泉としており、また、のれんは主として買収以降に新規開設するファンクラブ・ファンサイト及びECの運営から生じる割引前将来キャッシュ・フローを源泉としております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定にあたっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積額の前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、減損処理が必要となる可能性があります。

 

5【経営上の重要な契約等】

(1)移動体通信事業者との契約

相手方の名称

契約名称

契約内容

契約締結日・期間

株式会社NTTドコモ

「iモード情報サービス提供者契約」

当社がiモードにコンテンツを提供するための契約。提供するコンテンツの権利は当社に帰属し、著作権の紛争等コンテンツに関する紛争は当社の責任にて解決する。

2006年10月12日

iモードサービス開始日より2007年3月31日までとする。(自動更新:1ヶ月前、1年間延長)

「iモード情報サービスに関する料金収納代行回収契約」

当社が提供するコンテンツの情報料を、株式会社NTTドコモが当社に代わって利用者より回収することを目的とする契約。

2006年10月12日

iモードサービス開始日より2007年3月31日までとする。(自動更新:1ヶ月前、1年間延長)

KDDI株式会社

「EZWebディレクトリ設定・登録サービス利用規約」

当社がKDDI株式会社の指定プログラムを利用してコンテンツを提供するための契約。

2006年12月14日

契約当事者どちらかの通知により終了。

「EZWeb情報料回収代行サービス利用規約」

当社が提供するコンテンツの情報料を、KDDI株式会社が当社に代わって利用者より回収することを目的とする契約。

2006年12月26日

契約当事者どちらかの通知により終了。

「まとめてau支払い利用規約」

(まとめてau支払い利用申込書)

当社が提供するコンテンツの情報料を、KDDI株式会社が当社に代わって利用者より回収することを目的とする契約。

2006年12月26日

契約当事者どちらかの通知により終了。

ソフトバンクモバイル株式会社

「オフィシャルコンテンツプロバイダ申込規約」(オフィシャルコンテンツプロバイダ申請書)

当社がソフトバンクモバイル株式会社にコンテンツを提供する申請。

2006年5月15日

契約締結年度末までとする。(自動更新:3ヶ月前、6ヶ月間延長)

「オフィシャルコンテンツ提供規約」

当社がソフトバンクモバイル株式会社に当社が提供するコンテンツの情報料を、当社に代わって利用者より回収することを目的とする契約。

2006年5月15日

契約締結年度末までとする。(自動更新:3ヶ月前、6ヶ月間延長)

 

 

 

(2)コンテンツ事業におけるEC業務委託先との契約

相手方の名称

契約品目

契約内容

契約締結日・期間

株式会社ウイニングコーポレーション

「業務委託契約書」

当社が商品受入・保管・発送及び在庫管理を委託する契約。

2008年3月1日

2008年3月1日から2009年2月28日まで。(自動更新:1ヶ月前、1年間延長)

ヤマトフィナンシャル株式会社

「商品代金集金委託契約書」

ヤマト運輸株式会社へ委託した商品の代金集金業務を再委託する契約。

2005年3月3日

契約締結の日から1年間。(自動更新:3ヶ月前、1年間延長)

ヤマト運輸株式会社

「運送契約書」

当社が発送及び商品の代金集金業務を委託する契約。

2008年3月1日

2008年3月1日から2009年2月28日まで。(自動更新:1ヶ月前、1年間延長)

 

 

2【主要な設備の状況】

(1) 提出会社

2023年3月31日現在

 

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

建物

車両運搬具

船舶

工具、器具及び備品

土地

(面積㎡)

ソフトウエア

合計

本社

(東京都渋谷区)

全社

(共通)

本社事務所開発拠点

52

6

-

14

-

2

75

保養所

(長野県北佐久郡)

全社

(共通)

福利厚生

施設

38

-

-

-

23

(236.8)

-

62

保養所

(沖縄県那覇市)

全社

(共通)

福利厚生

施設

37

-

-

-

6

(108.9)

-

44

保養所

(神奈川県横須賀市)

全社

(共有)

福利厚生

施設

93

-

1

1

63

(100.4)

-

158

保養所

(北海道虻田郡)

全社

(共有)

福利厚生

施設

278

-

-

-

15

(196.0)

-

293

(注)1 現在休止中の設備はありません。

2 上記のほか、主要な賃借設備として以下のものがあります。

事業所名

(所在地)

設備の内容

賃借床面積

(㎡)

年間賃借料

(百万円)

本社

(東京都渋谷区)

業務施設

1,073.22

61

 

 

(2) 国内子会社

該当事項はありません。

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

96,000,000

96,000,000

 

①【ストック・オプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

②【ライツプランの内容】

 該当事項はありません。

 

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満株式の状況(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

-

11

30

31

107

14

4,382

4,575

所有株式数

(単元)

-

138,895

14,336

6,579

95,494

73

109,456

364,833

13,088

所有株式数の割合(%)

-

38.07

3.93

1.80

26.17

0.02

30.00

100.00

(注)自己株式339,345株は、「個人その他」に3,393単元、「単元未満株式の状況」に45株を含めて記載しております。

 

(6)【大株主の状況】

 

 

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(千株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

株式会社日本カストディ銀行

(信託口)

東京都中央区晴海1-8-12

6,759

18.70

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2-11-3

6,045

16.72

美藤 宏一郎

東京都目黒区

5,428

15.01

野村證券株式会社(自己振替口)

東京都中央区日本橋1丁目13-1

879

2.43

GOLDMAN,SACHS&CO.REG

(常任代理人:ゴールドマン・サックス証券株式会社)

200  WEST  STREET NEW  YORK,NY,USA

(東京都港区六本木6-10-1)

736

2.04

STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY FOR STATE STREET BANK INTERNATIONAL GMBH,LUXEMBOURG BRANCH ON BEHALF OF ITS CLIENTS:CLIENTOMNI OM25

(常任代理人:香港上海銀行東京支店  カストディ業務部 )

P.O. BOX  351  BOSTON  MASS

ACHUSETTS  02101  U.S.A

(東京都中央区日本橋3-11-1)

557

1.54

GOVERNMENT OF NORWAY

(常任代理人:シティバンク、エヌ・エイ東京支店ダイレクト・カストディ・クリアリング業務部)

BANKPLASSEN  2,0107  NORWAY

(東京都新宿区新宿6-27-30)

519

1.44

野村信託銀行株式会社(投信口)

東京都千代田区大手町2丁目2-2

509

1.41

KOREA SECURITIES DEPOSITORY-KOREA INVESTMENT AND SECURITIES

GOVERNMENT OF NORWAY

(常任代理人:シティバンク、エヌ・エイ東京支店ダイレクト・カストディ・クリアリング業務部)

34-6,YEOUIDO-DONG,

YEONGD EUNGPO-GU,SEOUL,KOREA

(東京都新宿区新宿6-27-30)

486

1.35

藤池 季樹

東京都江戸川区

460

1.27

22,383

61.90

 

 

(注)1.2023年3月17日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、BNYメロン・インベストメント・マネジメント・ジャパン株式会社が、2023年3月13日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

 この大量保有報告書の内容は次のとおりであります。

大量保有者 BNYメロン・インベストメント・マネジメント・ジャパン株式会社

     住所    東京都千代田区丸の内一丁目8番3号

     所有株数  3,371千株

     発行済株式総数に対する所有株数の割合 9.24%

 

   2.2023年3月7日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、三井住友ⅮSアセットマネジメント株式会社が、2023年2月28日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

 この大量保有報告書の内容は次のとおりであります。

大量保有者 三井住友DSアセットマネジメント株式会社

     住所    東京都港区虎ノ門一丁目17番1号

     所有株数  2,018千株

     発行済株式総数に対する所有株数の割合 5.53%

 

   3.2023年4月6日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、野村證券株式会社他2社(連名)が、2023年3月31日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

 この大量保有報告書の内容は次のとおりであります。

大量保有者 野村證券株式会社他2社(連名)

     住所    東京都中央区日本橋一丁目13番1号

     所有株数  2,060千株

     発行済株式総数に対する所有株数の割合 5.65%

 

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

6,732

6,929

売掛金

1,950

1,866

有価証券

10

-

商品

11

11

仕掛品

1

1

貯蔵品

6

15

前払金

-

1,192

未収入金

423

809

その他

938

607

貸倒引当金

10

0

流動資産合計

10,063

11,432

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

651

651

減価償却累計額

86

104

建物(純額)

564

546

車両運搬具

39

39

減価償却累計額

28

33

車両運搬具(純額)

11

6

工具、器具及び備品

96

98

減価償却累計額

68

77

工具、器具及び備品(純額)

27

21

船舶

85

88

減価償却累計額

28

87

船舶(純額)

57

1

土地

108

108

建設仮勘定

309

309

有形固定資産合計

1,078

993

無形固定資産

 

 

のれん

546

327

顧客関連資産

282

231

ソフトウエア

173

217

営業権

-

450

無形固定資産合計

1,002

1,226

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

※1 1,410

※1 2,046

長期貸付金

131

126

繰延税金資産

250

363

その他

321

329

貸倒引当金

72

75

投資その他の資産合計

2,041

2,790

固定資産合計

4,122

5,010

資産合計

14,185

16,442

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

4,407

4,571

未払金

390

376

未払法人税等

387

571

預り金

242

106

契約負債

2,859

3,542

賞与引当金

44

61

役員賞与引当金

151

170

その他

157

244

流動負債合計

8,642

9,646

固定負債

 

 

資産除去債務

39

39

繰延税金負債

98

90

その他

9

9

固定負債合計

147

139

負債合計

8,789

9,785

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

317

317

資本剰余金

3,709

3,816

利益剰余金

1,816

2,656

自己株式

202

200

株主資本合計

5,640

6,589

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

542

425

その他の包括利益累計額合計

542

425

新株予約権

33

30

非支配株主持分

264

461

純資産合計

5,396

6,657

負債純資産合計

14,185

16,442

【連結損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

 当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

13,574

15,936

売上原価

9,225

10,902

売上総利益

4,348

5,033

販売費及び一般管理費

※1 2,669

※1 2,959

営業利益

1,679

2,074

営業外収益

 

 

投資有価証券売却益

13

-

為替差益

3

-

受取賃貸料

3

8

受取手数料

12

14

受取和解金

9

-

その他

2

1

営業外収益合計

44

24

営業外費用

 

 

投資有価証券売却損

-

23

支払手数料

5

6

為替差損

-

1

営業外費用合計

5

31

経常利益

1,717

2,068

特別利益

 

 

新株予約権戻入益

1

-

特別利益合計

1

-

特別損失

 

 

固定資産除却損

0

-

固定資産売却損

6

-

特別損失合計

7

-

税金等調整前当期純利益

1,711

2,068

法人税、住民税及び事業税

695

917

法人税等調整額

61

140

法人税等合計

633

777

当期純利益

1,078

1,290

非支配株主に帰属する当期純利益

102

197

親会社株主に帰属する当期純利益

976

1,093

1.報告セグメントの概要

 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社はサービス別の事業部を置き、各事業部はその取り扱うサービス・製品についての包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

 当社は事業部を基礎としたサービス別セグメントから構成されており、「コンテンツ事業」、「電子チケット事業」の2つを報告セグメントとしております。

 「コンテンツ事業」は携帯端末向け配信事業及び携帯・PCによる通信販売をしております。「電子チケット事業」は電子チケット及びチケットトレード、並びにそれらに付随する各種サービスを提供しております。

①【貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

1,331

517

売掛金

108

346

有価証券

10

-

前払金

-

1,189

前払費用

21

24

未収入金

11

16

未収還付法人税等

208

36

その他

13

44

貸倒引当金

11

11

流動資産合計

1,693

2,164

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

588

588

減価償却累計額

73

88

建物(純額)

514

500

車両運搬具

39

39

減価償却累計額

28

33

車両運搬具(純額)

11

6

工具、器具及び備品

59

59

減価償却累計額

41

44

工具、器具及び備品(純額)

17

14

船舶

85

88

減価償却累計額

28

87

船舶(純額)

57

1

土地

108

108

建設仮勘定

309

309

有形固定資産合計

1,019

941

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

3

2

営業権

-

450

無形固定資産合計

3

452

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

1,020

1,634

関係会社株式

2,819

2,819

長期貸付金

130

126

関係会社長期貸付金

602

627

繰延税金資産

12

-

敷金

272

272

その他

14

13

貸倒引当金

206

234

投資その他の資産合計

4,664

5,259

固定資産合計

5,687

6,652

資産合計

7,380

8,816

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

-

6

短期借入金

※1 1,540

※1 2,790

未払金

34

32

未払費用

20

20

未払消費税等

15

-

前受金

6

46

預り金

4

29

役員賞与引当金

33

38

その他

4

4

流動負債合計

1,658

2,967

固定負債

 

 

長期預り敷金保証金

142

142

資産除去債務

21

21

繰延税金負債

-

8

固定負債合計

163

172

負債合計

1,821

3,139

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

317

317

資本剰余金

 

 

資本準備金

1,858

1,858

その他資本剰余金

1,859

1,863

資本剰余金合計

3,718

3,722

利益剰余金

 

 

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

2,120

2,137

利益剰余金合計

2,120

2,137

自己株式

202

200

株主資本合計

5,953

5,977

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

394

299

評価・換算差額等合計

394

299

純資産合計

5,558

5,677

負債純資産合計

7,380

8,816

②【損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

-

153

営業収益

1,670

879

売上高及び営業収益合計

1,670

1,033

売上原価

-

37

売上総利益

-

995

販売費及び一般管理費

-

49

営業費用

547

633

販売費及び一般管理費並びに営業費用合計

547

683

営業利益

1,123

311

営業外収益

 

 

受取利息

7

6

貸倒引当金戻入額

88

0

受取賃貸料

3

8

その他

3

0

営業外収益合計

102

16

営業外費用

 

 

支払利息

15

28

投資有価証券売却損

4

8

営業外費用合計

19

37

経常利益

1,206

290

特別利益

 

 

新株予約権戻入益

1

-

特別利益合計

1

-

特別損失

 

 

固定資産売却損

6

-

関係会社株式評価損

12

-

特別損失合計

19

-

税引前当期純利益

1,188

290

法人税、住民税及び事業税

8

17

法人税等調整額

12

1

法人税等合計

4

18

当期純利益

1,193

271