株式会社アジュバンホールディングス

ADJUVANT HOLDINGS CO.,LTD.
神戸市中央区下山手通五丁目5番5号
証券コード:49290
業界:化学
有価証券報告書の提出日:2023年6月20日

(1)連結経営指標等

回次

第30期

第31期

第32期

第33期

第34期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

5,163,649

4,674,081

4,885,682

4,427,063

4,377,402

経常利益又は経常損失(△)

(千円)

251,495

157,692

325,853

401,018

265,855

親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)

(千円)

25,061

227,928

142,381

393,179

403,643

包括利益

(千円)

25,453

239,066

147,214

395,053

402,712

純資産額

(千円)

4,550,100

4,123,980

4,092,179

4,317,376

4,487,146

総資産額

(千円)

5,870,832

5,250,788

5,096,048

5,661,751

5,551,595

1株当たり純資産額

(円)

571.94

517.83

512.18

537.31

561.02

1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)

(円)

3.16

28.63

17.83

49.13

50.46

潜在株式調整後1株当たり

当期純利益

(円)

3.14

17.76

49.08

自己資本比率

(%)

77.5

78.5

80.3

76.3

80.8

自己資本利益率

(%)

0.5

5.3

3.5

9.4

9.2

株価収益率

(倍)

301.58

31.40

63.99

22.10

19.40

営業活動によるキャッシュ・

フロー

(千円)

94,154

32,227

403,108

417,881

321,674

投資活動によるキャッシュ・

フロー

(千円)

43,886

181,291

235,190

24,391

344,969

財務活動によるキャッシュ・

フロー

(千円)

230,093

220,406

169,555

179,732

256,904

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

1,480,853

1,472,313

1,469,849

1,744,072

1,528,011

従業員数

(人)

207

193

143

140

134

(外、臨時雇用者数)

19

22

-)

-)

-)

(注)1.第31期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。第34期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.第32期、第33期及び第34期の臨時雇用者数については、従業員数の100分の10未満であるため、記載を省略しております。

3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第34期の期首から適用しており、第34期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第30期

第31期

第32期

第33期

第34期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高及び営業収益

(千円)

4,585,249

3,987,327

4,157,436

2,574,080

724,861

経常利益又は経常損失(△)

(千円)

271,965

98,030

187,600

344,150

81,837

当期純利益又は当期純損失(△)

(千円)

87,527

101,632

253,611

348,207

146,197

資本金

(千円)

757,730

759,671

765,630

776,580

776,580

発行済株式総数

(株)

7,962,000

7,970,400

7,996,200

8,043,600

8,043,600

純資産額

(千円)

4,839,875

4,541,238

4,113,397

4,291,170

4,203,113

総資産額

(千円)

5,912,566

5,458,929

5,113,078

4,875,743

4,642,572

1株当たり純資産額

(円)

608.36

570.22

514.83

534.05

525.51

1株当たり配当額

(円)

24.00

24.00

24.00

24.00

24.00

(1株当たり中間配当額)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益又は

1株当たり当期純損失(△)

(円)

11.02

12.77

31.75

43.51

18.28

潜在株式調整後1株当たり

当期純利益

(円)

10.96

43.47

自己資本比率

(%)

81.9

83.2

80.4

88.0

90.5

自己資本利益率

(%)

1.8

2.2

5.9

8.3

3.4

株価収益率

(倍)

86.48

70.40

35.94

24.96

53.56

配当性向

(%)

217.8

55.2

131.3

従業員数

(人)

129

121

138

21

24

株主総利回り

(%)

93.0

90.2

115.5

112.6

104.7

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(96.2)

(78.4)

(125.9)

(122.0)

(126.6)

最高株価

(円)

1,579

1,015

1,337

1,342

1,128

最低株価

(円)

801

841

874

984

905

(注)1.第31期及び第32期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。第34期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.第31期及び第32期の配当性向については、当期純損失であるため記載しておりません。

3.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所(プライム市場)におけるものであり、それ以前は東京証券取引所(市場第一部)におけるものであります。また、事業年度末日が20日でありますので、前年3月21日から当年3月20日までの株価によっております。

4.2021年9月21日付で持株会社体制へ移行したことに伴い、2021年9月21日より子会社への経営指導として営業収益を計上しております。

5.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第34期の期首から適用しており、第34期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

2【沿革】

年月

事項

1990年4月

化粧品及び家庭用浄水器の販売を目的として、神戸市兵庫区水木通に資本金3,000千円で当社代表取締役会長兼社長中村豊及び専務取締役田中順子が㈲みずふれんどを設立。

1991年4月

商号を㈲アクト企画に変更し、CAC化粧品の販売を開始。

1992年3月

㈲アクト企画から㈲アジュバン関西販売に商号を変更し、アジュバン化粧品の製造・販売を開始。

1992年11月

本社を神戸市中央区楠町に移転。

1994年12月

㈲アジュバン関西販売を改組し、㈱アジュバン関西販売に変更。

1995年10月

商号を㈱アジュバン関西販売から㈱アジュバンに変更。

1996年6月

神戸市西区玉津町に当社代表取締役会長兼社長中村豊及び当社専務取締役田中順子が化粧品の製造販売を目的として子会社㈱アジュバンコスメティックを設立。

1998年6月

神戸市中央区相生町に本社を移転。

1998年12月

㈱アジュバンから㈱アジュバンコスメジャパンに商号変更。

2000年12月

神戸市中央区港島南町に本社を移転。

2001年1月

神戸市中央区港島南町に㈱アジュバンコスメティックを移転。

2009年10月

神戸市中央区下山手通に本社を移転。

2010年2月

㈱アジュバンコスメティックの株式を100%取得。

2012年12月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

2013年7月

香港にADJUVANT HONG KONG COMPANY LIMITED(現:連結子会社)を設立。

 

神戸市中央区下山手通にイノベーション・アカデミー㈱を設立。

2013年12月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。

2016年3月

連結子会社のイノベーション・アカデミー㈱を吸収合併。

2016年6月

エクシードシステム㈱の株式を100%取得。

2020年3月

連結子会社の㈱アジュバンコスメティックを吸収合併。

2021年3月

連結子会社のエクシードシステム㈱の株式を一部譲渡。連結子会社から除外。

2021年4月

㈱アジュバンコスメジャパン準備会社及び㈱2Cを設立。

2021年9月

 

2022年4月

持株会社体制へ移行し、㈱アジュバンコスメジャパンから㈱アジュバンホールディングスに、㈱アジュバンコスメジャパン準備会社から㈱アジュバンコスメジャパンにそれぞれ商号変更。

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。

㈱シアー・プロフェッショナルを設立。

(注)ADJUVANT HONG KONG COMPANY LIMITEDは、2023年3月22日付けで、ADJUVANT GLOBAL COMPANY LIMITEDに商号変更しております。

 

3【事業の内容】

当社グループは、当社及び連結子会社である株式会社アジュバンコスメジャパン、株式会社2C、株式会社シアー・プロフェッショナル、ADJUVANT HONG KONG COMPANY LIMITED(2023年3月22日付けで、ADJUVANT GLOBAL COMPANY LIMITEDに商号変更)により構成されており、理美容室・エステティックサロン・ネイルサロン・アイラッシュサロン・美容クリニック等(以下「サロン」という)向け化粧品の商品企画、研究開発、販売及びこれに附帯するサービス業務とECによる化粧品・医薬部外品を顧客に直接販売する業務を営んでおります。

なお当社は、2021年9月21日付で純粋持株会社へ移行しております。

当社グループは、商品開発において、人間が本来持っている、自ら健やかになろうとする力を引き出すことを基本方針としてまいりました。商品の主成分は、体液にも含まれる糖とミネラルを独自のバランスで配合し、肌や髪のトラブル原因となる要素を極力取り除いた商品を提供しております。

当社グループの創業当時、日本国内ではアレルギーやアトピーといった症状がようやく注目され始めた頃でした。当時と比較して現在は何らかのアレルギー症状を持つ人が増えており、今後もますます増加していくことが予想されます。それに伴って消費者の意識は、ホームケアだけではなく、サロンケアにおいても安心・安全なものを選びたいというナチュラル志向が高まる傾向にあると考えております。

当社グループは、スキンケア、ヘアケアの商品展開を行っており、サロンではヘアケアのみならず、スキンケアも含めたトータルビューティーの提案が可能であります。より安心・安全な商品を提供したいという方針のもと開発された商品は、商品ラインアップも含めて消費者の志向、今後の市場動向と合致しており、時代の変化に対応したものであると考えております。

商品販売については、株式会社アジュバンコスメジャパンから代理店経由又は直接サロンに商品を販売し、サロンが消費者へカウンセリングによる販売を行っております。株式会社アジュバンコスメジャパンではサロン向けに商品の説明及び販売への知識・技術の提供を行い、カウンセリングセミナーやエステティックセミナー、ベーシックセミナーといった多様なセミナー、体験会を実施しております。

株式会社2Cでは、育毛剤市場という新たな事業領域に進出し、ECにより直接消費者に商品をお届けしております。

株式会社シアー・プロフェッショナルは、カラー剤等のサロン向け業務用美容材料の販売業務を営んでおります。

ADJUVANT HONG KONG COMPANY LIMITEDでは、代理店経由又は直接サロンに商品を販売するとともに、一般消費者へのプロモーションを行っております。香港においても、肌の悩みを抱えている女性を中心にカウンセリングにもとづいた商品提案を行い、愛用者を増やしております。

なお、当社グループの事業については、上記事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。

当社グループは、取扱い品目別に次の3つの区分にしております。

区分

主要取扱い品目

スキンケア

クレンジング、洗顔料、化粧水、美容液、マスク、保湿クリーム、化粧下地、メイクアップ、ボディケア

ヘアケア

シャンプー、トリートメント、頭皮用クレンジング、頭皮用ローション、スタイリング剤、カラー剤

その他

育毛剤、MAPシステム(サロンの顧客管理、経営分析のためのクラウド型経営サポートシステム)、サロン向け業務用美容材料、他

 

 

また、当社グループの事業系統図は、次のとおりであります。

[事業系統図]

0101010_001.png

 

なお当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しておりこれによりインサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

主要な事業の内容

議決権の

所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

株式会社アジュバンコスメジャパン

神戸市
中央区

10,000千円

理美容専売の

化粧品の販売

100.0

・当社からの経営指導

・不動産の賃貸

・経理業務等の業務委託

・役員の兼任が4名

ADJUVANT HONG KONG COMPANY LIMITED

中華人民共和国

香港特別行政区

2,210万香港ドル

理美容専売の

化粧品の販売

100.0

・当社からの経営指導

・経理業務等の業務委託

・役員の兼任が1名

・当社からの借入金あり

株式会社2C

神戸市
中央区

50,000千円

化粧品の通信販売

100.0

・当社からの経営指導

・経理業務等の業務委託

・役員の兼任が1名

・当社からの借入金あり

株式会社シアー・プロフェッショナル

神戸市

中央区

30,000千円

サロン向け業務用美容材料の販売

100.0

・当社からの経営指導

・経理業務等の業務委託

・役員の兼任が1名

(注)1.株式会社アジュバンコスメジャパン及びADJUVANT HONG KONG COMPANY LIMITEDは特定子会社であります。

なお、ADJUVANT HONG KONG COMPANY LIMITEDは、2023年3月22日付けで、ADJUVANT GLOBAL COMPANY LIMITEDに商号変更しております。

2.株式会社アジュバンコスメジャパンについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主な損益情報等 (1)売上高   4,250,628千円

          (2)経常利益   306,014千円

          (3)当期純利益  217,649千円

          (4)純資産額  1,958,196千円

          (5)総資産額  2,590,794千円

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

当社グループの報告セグメントは化粧品販売事業のみであるため、事業内容別に記載しております。

 

2023年3月20日現在

事業内容の名称

従業員数(人)

国内理美容専売事業

105

海外理美容専売事業

EC通販事業

全社(共通)

24

合計

134

(注)1.従業員数は就業人員数であり、臨時従業員数は従業員数の100分の10未満であるため、記載を省略しております。

2.全社(共通)として記載されている従業員は、持株会社である当社の従業員数であります。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

2023年3月20日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

24

39.3

6.7

6,332

(注)1.従業員数は就業人員数であり、臨時従業員数は従業員数の100分の10未満であるため、記載を省略しております。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含み支給対象期間中における完全在職者の平均値で算出しております。

 

(3)労働組合の状況

当社グループでは、労働組合は結成されておりませんが、労使関係は安定しております。

2【事業等のリスク】

  有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。

  なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

①国内化粧品市場の動向

当社グループは、化粧品の商品企画、研究開発、販売をしております。当社グループが属する美容業界は、人口減少に伴う美容人口の減少と、1店舗あたり顧客数の減少や消費動向の停滞等により、厳しさを増すことが予想されます。

また、国内化粧品市場は、競合他社や異業種からの新規参入会社との競争も激化しております。特に健康や自然成分に対する意識の高まりに伴い、「自然派化粧品」「オーガニック」と呼ばれる製品が注目を集めております。当社グループは、美しく健やかでありたいと願うお客様の手助けをするため、安心・安全な化粧品の開発に注力し事業を拡大してまいりました。しかしながら、当社グループが予期せぬ競争環境の変化に的確に対処できない場合や、当社グループの掲げる経営戦略が顧客のニーズに合致しない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

②法的規制

当社グループは、主力事業が化粧品の商品企画、研究開発、販売であるため、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)」に基づく製造販売業の許可を取得しております。この許可は5年ごとの更新とその他必要な手続きを行っております。

当社グループは、医薬品医療機器等法及びその他関連法規制の遵守を徹底しておりますが、医薬品医療機器等法第75条(許可の取消し等)等に抵触し、業務の全部若しくは一部の停止を命ぜられた場合、厚生労働大臣からその定める基準に適合せず許可を取消された場合、またEC事業においては、インターネットを通じて商品を販売しており「特定商取引に関する法律(特定商取引法)」等の規制を受けるとともに、今後、インターネット等の利用者及び関連業者を対象とした法的規制が新たに整備され、これらの法令によりEC事業に何らかの規制を受けるような場合、あるいは法規制が予期せず変更された場合や新たに設けられた場合には、当社グループの事業活動が制限され、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

③商品開発

当社グループは、化粧品の商品企画、研究開発、販売を主力事業としており、商品の売上動向は当社グループの経営成績に大きな影響をもたらします。商品の研究開発は、当社グループの成長力の要の一つであり、継続して新商品やリニューアル商品の投入を行ってまいります。しかしながら、顧客ニーズにマッチした商品づくりのために、商品開発の成果が長期に及ぶことがあります。また、新技術、新成分の開発や発見が商品発売後に明らかとなり、想定した利益が得られない可能性もあります。

また、当社商品の品質管理については万全を期しておりますが、万が一当社グループが販売した商品に何らかの瑕疵があることが判明した場合、顧客からの損害賠償請求や大量の返品、さらには当社グループに対する信用の失墜等により、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

④製造体制

当社グループの商品製造は、外部の製造委託工場を活用しております。製造委託工場と良好な関係を保ちながら、品質管理、安定的な商品供給に努めております。しかしながら、万が一製造委託工場が天災等に見舞われ、製造設備への被害等不測の事態が発生した場合、又は製造委託工場が経営破綻や製造能力が低下した場合は、商品の品質、安定供給に支障をきたすことが考えられ、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

⑤資材、原材料調達

当社グループは、商品製造に必要な資材、原材料は主に製造委託工場において調達を行っております。製造委託工場において安定した仕入体制を確保し、適正価格で必要量を調達するように報告、連絡を受けつつ管理に努めております。

しかしながら、外的要因により不測の事態が発生した場合には、必要な原材料等の適正価格による継続的な仕入を行うことができなくなる可能性があります。その場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

⑥情報セキュリティ

当社グループでは、個人情報や商品開発の情報等の機密情報の取扱いについては、情報セキュリティの運用体制の整備、社員勉強会、内部監査の実施等により管理の徹底を図っております。しかしながら、何らかの原因によりこれらの情報が流出した場合には、損害賠償請求や信用失墜等が起こり、事業活動に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

⑦知的財産権関連

当社グループは、知的財産権を守るための措置を講じておりますが、予想を超えた手段等により知的財産権が侵害され、技術、情報の流出や模倣商品が市場に出回るなどの事態が発生した場合、事業活動に悪影響を及ぼす可能性があります。

また、当社グループは、入念な特許・商標等の調査をしながら商品の開発を進めております。しかしながら、他社の特許出願の公開前に開発、販売した場合等、当社グループの認識の範囲外で第三者の特許に抵触する可能性があります。万が一判明した場合は、交渉による解決や代替技術・原材料の使用により回避する努力を進めますが、商品の仕様変更、回収等の費用発生や、損害賠償請求権を行使された場合には、当社グループの経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

⑧戦略的投資活動

当社グループでは、戦略的視点から、各種の投資決定をしております。戦略的投資活動の意思決定に際しては、必要な情報収集及び検討を実施しておりますが、予期し得ない種々の環境変化等により、出資・投資に対する当初意図した成果が得られない場合や、出資先の財政状態が悪化した場合には、株式等の減損処理により当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

⑨新規顧客の獲得

当社グループは、新規代理店、新規サロン(アジュバンサロン)数を順調に伸ばしており、新規エリアの開拓を進めております。しかしながら、カウンセリング販売を基本とした当社グループの販売方針を遵守できる顧客を獲得できなかった場合、またEC事業においては、新規顧客の獲得に想定以上に経費を要し、広告宣伝費に見合う売上を計上できない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

4【経営上の重要な契約等】

(1)代理店契約

契約会社名

取引先名

契約内容

契約期間

株式会社アジュバン

コスメジャパン

(連結子会社)

株式会社

ビユーテイ

サポートウイズ

当社が代理店に商品を販売するにあたり、販売価格、商品代金の支払い方法等の基本的な事項を定めた両者間の基本契約であります。

契約締結日:1996年2月21日

なお、2017年1月31日付で契約変更しており、契約期間は以下のとおりです。

2017年3月21日から

2019年3月20日

(1年ごとの自動更新)

(注)代理店契約は、他に67社と契約を結んでおります。

 

(2)製造委託契約

当社の子会社は、化粧品等の製造会社との間で次の契約内容の「製造委託契約」を締結しております。

契約会社名

取引先名

契約内容

契約期間

株式会社アジュバン

コスメジャパン

(連結子会社)

株式会社ファイン

ケメティックス

当社が製造会社に化粧品等の製造を委託するにあたり、商品の安定供給、製造物責任等を定めた両者間の基本契約であります。

契約締結日:2005年3月25日

なお、2012年6月12日付で契約変更しており、契約期間は以下のとおりであります。

2012年6月12日から

2015年6月11日

(1年ごとの自動更新)

株式会社アジュバン

コスメジャパン

(連結子会社)

香椎化学工業株式

会社

当社が製造会社に化粧品等の製造を委託するにあたり、商品の安定供給、製造物責任等を定めた両者間の基本契約であります。

契約締結日:1998年3月9日

なお、2012年6月12日付で契約変更しており、契約期間は以下のとおりであります。

2012年6月12日から

2015年6月11日

(1年ごとの自動更新)

(注)製造委託契約は、他に14社と契約を結んでおります。

 

 

2【主要な設備の状況】

当社グループは、化粧品の商品企画、研究開発、販売及びこれに附帯するサービス業務を営む単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。

(1)提出会社

2023年3月20日現在

 

事業所名

(所在地)

設備の内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物及び

構築物

(千円)

工具、器具及び備品

(千円)

土地

(千円)

(面積㎡)

リース資産

(千円)

その他

(千円)

合計

(千円)

本社

(神戸市中央区)

本社建物設備等

369,853

9,630

579,283

(2,701.95)

151

33,800

992,718

24

(注)1.帳簿価額のうち「その他」は、機械装置及び運搬具、ソフトウエア、電話加入権、特許権であります。

2.帳簿価額には減損損失計上後の金額を記載しております。

 

(2)国内子会社

2023年3月20日現在

 

会社名

事業所名

(所在地)

設備の内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物及び

構築物

(千円)

工具、器具及び備品

(千円)

土地

(千円)

(面積㎡)

リース資産

(千円)

その他

(千円)

合計

(千円)

株式会社アジュバンコスメジャパン

本社

(神戸市中央区)

本社建物設備等

180,472

7,851

8,891

39,745

236,961

28

神戸営業所、他

(神戸市中央区、他)

営業所設備

10,153

341

2,378

12,873

65

研究所

(東京都品川区、
神戸市中央区)

研究施設

194,914

35,878

4,971

110

235,874

12

合計

 

385,540

44,071

16,240

39,856

485,709

105

(注)1.帳簿価額のうち「その他」は、ソフトウエア、ソフトウエア仮勘定及び電話加入権であります。

2.事業所名のうち「神戸営業所、他」は、代表的な営業所として神戸営業所を記載しており、神戸営業所以外に、札幌営業所、仙台営業所、前橋営業所、東京営業所、名古屋営業所、岡山営業所及び福岡営業所があります。

3.連結会社以外から賃借している土地等の年間使用料は、39,954千円(1,528.04㎡)であります。

4.2022年5月10日付で、株式会社アジュバンコスメジャパン東京営業所は渋谷区から品川区へ移転しております。

5.株式会社2C及び株式会社シアー・プロフェッショナルの設備については、重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

(3)在外子会社

 

在外子会社の設備については、重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

22,000,000

22,000,000

①【ストック・オプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

②【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月20日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満

株式の状況

(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品

取引業者

その他の

法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

7

9

129

17

50

20,668

20,880

所有株式数 (単元)

3,004

381

23,459

916

71

52,574

80,405

3,100

所有株式数の

割合(%)

3.74

0.47

29.18

1.14

0.09

65.38

100.00

(注)自己株式45,403株は、「個人その他」に454単元、「単元未満株式の状況」に3株含まれております。

 

(6)【大株主の状況】

 

 

2023年3月20日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数(株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

株式会社T・Nソリューション

神戸市西区美賀多台3丁目4-5

996,200

12.46

株式会社ボンニー

神戸市西区樫野台6丁目10-4

965,300

12.07

田中 昌樹

神戸市西区

939,400

11.75

中村 豊

神戸市西区

775,900

9.70

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2丁目11番3号

249,600

3.12

田中 順子

神戸市西区

228,000

2.85

アジュバン従業員持株会

神戸市中央区下山手通5丁目5番5号

143,621

1.80

宮澤 良彦

神戸市西区

103,200

1.29

株式会社イシダリンク

静岡市駿河区下島118番地の1

60,000

0.75

石田 千恵

静岡市駿河区

60,000

0.75

4,521,221

56.53

(注)前事業年度末において主要株主であった中村 豊は、当事業年度末現在では主要株主ではなくなりました。

 

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2022年3月20日)

当連結会計年度

(2023年3月20日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

1,744,072

1,528,011

売掛金

377,887

437,657

商品及び製品

717,656

898,279

仕掛品

119,646

79,605

原材料及び貯蔵品

194,982

243,583

その他

93,790

156,299

貸倒引当金

3,628

3,992

流動資産合計

3,244,406

3,339,446

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物

1,126,905

1,180,920

機械装置及び運搬具

66,990

66,990

工具、器具及び備品

322,236

327,788

土地

579,283

579,283

リース資産

53,628

53,628

その他

110

減価償却累計額

707,810

797,110

有形固定資産合計

1,441,344

1,411,500

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

51,830

39,806

その他

10,267

26,272

無形固定資産合計

62,098

66,078

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

542,654

490,498

長期貸付金

51,025

831

繰延税金資産

192,752

118,543

保険積立金

88,261

96,220

その他

45,439

34,207

貸倒引当金

6,230

5,730

投資その他の資産合計

913,902

734,570

固定資産合計

2,417,345

2,212,149

資産合計

5,661,751

5,551,595

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2022年3月20日)

当連結会計年度

(2023年3月20日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

180,751

84,251

リース債務

10,897

6,983

未払金

325,442

212,321

未払法人税等

174,761

89,289

賞与引当金

99,202

89,844

その他

88,818

157,298

流動負債合計

879,873

639,988

固定負債

 

 

リース債務

19,181

12,197

退職給付に係る負債

52,443

48,564

資産除去債務

8,406

7,352

長期未払金

384,470

356,345

固定負債合計

464,501

424,460

負債合計

1,344,375

1,064,448

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

776,580

776,580

資本剰余金

748,283

747,694

利益剰余金

2,801,599

3,012,398

自己株式

5,833

45,341

株主資本合計

4,320,630

4,491,331

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

5,482

6,794

為替換算調整勘定

2,228

2,609

その他の包括利益累計額合計

3,254

4,184

純資産合計

4,317,376

4,487,146

負債純資産合計

5,661,751

5,551,595

【連結損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年3月21日

 至 2022年3月20日)

当連結会計年度

(自 2022年3月21日

 至 2023年3月20日)

売上高

4,427,063

※1 4,377,402

売上原価

※2 1,485,299

※2 1,461,475

売上総利益

2,941,763

2,915,926

販売費及び一般管理費

※3,※4 2,551,402

※3,※4 2,683,240

営業利益

390,360

232,685

営業外収益

 

 

受取利息

3,847

1,276

受取配当金

6,230

6,283

受取家賃

1,547

1,450

助成金収入

2,496

為替差益

9,441

17,831

貸倒引当金戻入額

200

700

雑収入

512

5,855

営業外収益合計

24,277

33,398

営業外費用

 

 

支払手数料

228

解約違約金

12,800

雑損失

819

営業外費用合計

13,619

228

経常利益

401,018

265,855

特別利益

 

 

固定資産売却益

※5 40,000

投資有価証券売却益

322,689

その他

39

特別利益合計

40,039

322,689

特別損失

 

 

固定資産除却損

※6 340

※6 331

減損損失

※7 1,175

特別損失合計

1,515

331

税金等調整前当期純利益

439,541

588,213

法人税、住民税及び事業税

167,577

109,958

法人税等調整額

121,215

74,611

法人税等合計

46,362

184,570

当期純利益

393,179

403,643

親会社株主に帰属する当期純利益

393,179

403,643

①【貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年3月20日)

当事業年度

(2023年3月20日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

1,067,980

946,439

売掛金

※1 74,620

※1 37,977

前払費用

11,271

9,653

未収入金

0

その他

※1 43,141

※1 108,008

貸倒引当金

200

流動資産合計

1,196,813

1,102,078

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

580,152

621,824

構築物

8,201

8,201

機械及び装置

66,990

66,990

工具、器具及び備品

84,717

87,988

土地

579,283

579,283

リース資産

9,078

9,078

減価償却累計額

378,811

405,900

有形固定資産合計

949,612

967,465

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

24,823

18,313

その他

7,214

6,939

無形固定資産合計

32,037

25,252

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

542,654

490,498

関係会社株式

1,712,967

1,672,967

長期貸付金

※1 251,689

※1 354,082

繰延税金資産

173,575

75,335

保険積立金

18,999

20,727

その他

593

195

貸倒引当金

3,200

66,030

投資その他の資産合計

2,697,280

2,547,775

固定資産合計

3,678,930

3,540,493

資産合計

4,875,743

4,642,572

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年3月20日)

当事業年度

(2023年3月20日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

リース債務

1,960

163

未払金

※1 77,328

※1 48,562

未払法人税等

113,229

預り金

10,106

7,713

賞与引当金

17,872

18,778

その他

932

498

流動負債合計

221,430

75,717

固定負債

 

 

リース債務

163

退職給付引当金

6,635

7,395

長期未払金

356,345

356,345

固定負債合計

363,143

363,740

負債合計

584,573

439,458

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

776,580

776,580

資本剰余金

 

 

資本準備金

736,511

736,511

その他資本剰余金

11,554

10,964

資本剰余金合計

748,065

747,476

利益剰余金

 

 

利益準備金

10,000

10,000

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

2,767,871

2,721,224

利益剰余金合計

2,777,871

2,731,224

自己株式

5,865

45,373

株主資本合計

4,296,652

4,209,907

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

5,482

6,794

評価・換算差額等合計

5,482

6,794

純資産合計

4,291,170

4,203,113

負債純資産合計

4,875,743

4,642,572

②【損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2021年3月21日

 至 2022年3月20日)

当事業年度

(自 2022年3月21日

 至 2023年3月20日)

売上高

※1 2,239,846

営業収益

※1 334,234

※1 724,861

売上高及び営業収益合計

2,574,080

724,861

売上原価

757,955

売上総利益

1,816,125

724,861

販売費及び一般管理費

※2 1,491,419

※2 670,595

営業利益

324,705

54,265

営業外収益

 

 

受取利息

311

1,156

有価証券利息

3,530

1,030

受取配当金

6,230

6,283

為替差益

9,182

18,054

業務受託料

675

受取家賃

797

50

貸倒引当金戻入額

200

700

雑収入

2,036

524

営業外収益合計

※1 22,964

※1 27,800

営業外費用

 

 

貸倒引当金繰入額

2,700

支払手数料

228

雑損失

819

営業外費用合計

3,519

228

経常利益

344,150

81,837

特別利益

 

 

固定資産売却益

※3 40,000

投資有価証券売却益

322,689

特別利益合計

40,000

322,689

特別損失

 

 

固定資産除却損

※4 340

※4 0

関係会社株式評価損

27,327

99,999

関係会社貸倒引当金繰入額

※5 63,329

減損損失

1,175

特別損失合計

28,843

163,329

税引前当期純利益

355,306

241,196

法人税、住民税及び事業税

106,046

3,819

法人税等調整額

98,946

98,818

法人税等合計

7,099

94,998

当期純利益

348,207

146,197