ソフトマックス株式会社

SOFTMAX CO.,LTD
鹿児島市加治屋町12番11号
証券コード:36710
業界:情報・通信業
有価証券報告書の提出日:2023年3月28日

提出会社の経営指標等

回次

第46期

第47期

第48期

第49期

第50期

決算年月

2018年12月

2019年12月

2020年12月

2021年12月

2022年12月

売上高

(千円)

3,321,432

4,332,749

4,023,201

4,489,245

5,050,266

経常利益

(千円)

276,245

429,275

488,628

630,657

592,852

当期純利益

(千円)

175,150

270,485

334,809

422,546

419,387

持分法を適用した場合の投資損失(△)

(千円)

10,000

資本金

(千円)

424,250

424,250

424,250

429,486

437,080

発行済株式総数

(株)

1,986,500

5,959,500

5,959,500

5,968,300

5,985,900

純資産額

(千円)

1,785,404

1,996,223

2,259,398

2,620,907

2,936,124

総資産額

(千円)

4,694,426

5,642,182

5,689,263

5,763,490

6,549,505

1株当たり純資産額

(円)

299.60

334.98

379.15

439.16

490.54

1株当たり配当額
(うち1株当たり中間配当額)

(円)

30.00

12.00

12.00

20.00

30.00

-)

-)

-)

-)

-)

1株当たり当期純利益

(円)

29.39

45.39

56.18

70.84

70.14

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

38.0

35.4

39.7

45.5

44.8

自己資本利益率

(%)

10.2

14.3

15.7

17.3

15.1

株価収益率

(倍)

11.49

21.99

19.88

11.41

13.03

配当性向

(%)

34.0

26.4

21.4

28.2

42.8

営業活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

628,214

423,251

429,041

284,297

179,730

投資活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

23,160

24,242

400,127

1,006

4,747

財務活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

68,165

212,779

100,121

401,854

144,933

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

1,402,087

2,013,876

1,942,669

1,824,106

1,854,155

従業員数
(外、平均臨時雇用者数)

(人)

154

162

173

187

200

8

8

8

9

9

株主総利回り

(%)

78.0

228.7

258.1

193.3

223.8

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(87.8)

(114.9)

(144.4)

(142.2)

(145.8)

最高株価

(円)

1,945

1,500

(4,280)

2,090

1,444

1,028

最低株価

(円)

920

868

(938)

399

790

700

 

(注) 1.当社は連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第50期の期首から適用しており、第50期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

3.持分法を適用した場合の投資損失(△)については、第47期、第48期、第49期及び第50期は重要性が乏しいため記載しておりません。

4.第50期の1株当たり配当額30.00円には、上場10周年記念配当10.00円を含んでおります。

5.2019年7月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。第46期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。

6.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在していないため記載しておりません。

7.従業員数は就業人員数であり、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含んでおります。また、臨時雇用者数は、年間の平均人員を(  )外数で記載しております。

8.最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所マザーズにおけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所グロース市場におけるものであります。なお、第47期の株価については、2019年7月1日を効力発生日とする株式分割後の最高株価及び最低株価を記載しており、( )内に株式分割前の最高株価及び最低株価を記載しております。

 

2【沿革】

年月

事項

1974年1月

電算機、事務等機器、通信機器等の販売を目的として鹿児島市にビクター計算機九州販売株式会社を資本金120万円にて設立

1976年8月

株式会社ビクターターミナルシステムズに商号変更

1978年6月

株式会社鹿児島ビジネスコンピュータに商号変更

1978年8月

医事会計システムの開発・販売開始

1979年5月

コンピュータ機器の販売を目的として設立された株式会社宮崎ビジネスコンピュータ(宮崎市)を子会社化

1985年6月

コンピュータのソフトウェア開発及び販売を目的として株式会社スペック(鹿児島市)設立

1985年9月

医療情報システムの開発及び販売を目的として株式会社日本メディカルシステム(福岡市)設立

1986年4月

コンピュータ機器の販売を目的として設立された株式会社西日本ビジネスコンピュータ(久留米市)を子会社化

1998年6月

ハードウェアの開発を目的としてサイバーウェイ株式会社設立

2001年1月

株式会社鹿児島ビジネスコンピュータが株式会社宮崎ビジネスコンピュータ、株式会社西日本ビジネスコンピュータ、株式会社日本メディカルシステム、株式会社スペックのグループ4社を吸収合併しソフトマックス株式会社に商号変更

2002年4月

東京都台東区に東京支店を開設

2002年10月

オーダリングシステムの開発・販売開始

2004年2月

電子カルテシステムの販売開始

2004年4月

本社を東京都中央区に開設し同時に東京支店を移転

2006年4月

ソフトマックス株式会社がサイバーウェイ株式会社を吸収合併

2009年2月

東北地方における当社製品の拡販、立上導入指導及びサポートを目的としてヒューマンメディック株式会社(秋田市)設立

2011年4月

Web型電子カルテシステムの開発・販売開始

2011年5月

鹿児島市加治屋町に本店を移転

2012年2月

Web型電子カルテシステムの拡販を目的として株式会社ソーネット(大阪市)へ資本参加

2013年3月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2013年7月

製品ブランド名を「HONEST」から「PlusUs」へ変更

2013年11月

宮城県仙台市青葉区に仙台営業所(現、仙台出張所)を開設

2013年11月

株式会社リンクス(鹿児島市)がその他の関係会社へ

2013年12月

非連結子会社ヒューマンメディック株式会社が解散

2013年12月

秋田県秋田市に秋田営業所を開設

2016年2月

東京都品川区に本社及び東京支店を移転

2020年11月

北海道札幌市中央区に札幌営業所を開設

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しによりマザーズからグロース市場へ移行

 

 

 

3【事業の内容】

(1)事業の特徴

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社とその他の関係会社1社により構成され、電子カルテシステム・オーダリングシステム・医事会計システム等の総合医療情報システムの開発・販売及び保守サポートを中心とするシステム事業を行っております。なお、当社の事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しておりますが、販売区分は「システムソフトウェア」、「ハードウェア」、「保守サービス等」としております。

システムソフトウェアでは、医療機関向けに、患者の診療情報の記録、検査及び投薬等の指示、医事会計など一連の院内業務効率化のための各種医療情報システムの提供を行っております。自社開発システムとしては電子カルテシステム、オーダリングシステム、医事会計システム、その他として健診システム、リハビリシステム等の部門支援システムがあります。また、複数のシステムを組み合わせることで、総合病院からクリニックに至る医療機関向けに総合医療情報システム「PlusUs」を提供しています。

このほか、システムの稼動に必要なサーバやPC等のハードウェアの販売、導入後のユーザーサポート、メンテナンスサービスの提供及び消耗品の販売にかかる保守サービス等を行っております。

さらに最近では、医療機関内にサーバを設置するオンプレミスに加え、データセンターを利用したクラウド型医療情報システムをサブスクリプションモデルで提供しており、サーバ投資の初期コストや運用管理コストを低減するとともに、高レベルのセキュリティと耐災害性を備えたサービスを提供しています。

当社の製品開発については、システム開発部署に資源を集約することにより、ノウハウの集積度を高め、開発対象を中小規模の病院をターゲットとした製品群に集中することで生産性を向上させ、製造原価の低減に努めております。また、製品導入については、作業工程の標準化、効率化等により、導入期間の短縮に努めております。

当社の総合医療情報システムの中核をなすWeb型電子カルテシステムは、従来のクライアントサーバ型電子カルテシステムと異なり、端末への専用プログラムのインストールや管理にあたるシステム管理者の常駐を必要とせず、納期の短縮、初期導入コスト・ランニングコストの低減につながります。こうしたWeb型の特徴を生かし、複数の医療施設を持つグループ医療機関に対して、システムの共有を行うプライベートクラウド型の導入を推奨したアプローチを行っています。また、当社は、サポートセンターからリモート技術を活用して、24時間のサポート体制でサービスを提供しています。

 

(2)主な製品

A.Web型電子カルテシステム「PlusUs-カルテ」

Web型電子カルテシステムは、医療現場の声を第一に、医師の大切なカルテ情報の取り扱いにあたり、多忙な日々の診察の中でも、迅速かつ容易にカルテ作成を可能にするユーザーインターフェースを備えたシステムとして開発を重ねてきました。

医療機関における情報化の経過は看護支援システム、オーダリングシステムそして電子カルテシステムへと変化してきました。当社はいち早くWebベースによるこれらの主要システムを一つのシステムに統合しました。システムを統合したことでデータベースの一元化が可能になり、複雑なデータ連携の仕組みが不要になると同時に、データ反映がリアルタイムになりました。またWebベースで運用することで、端末(パソコン)の管理が不要になり、高いセキュリティと低い運用コストを実現することができます。さらに、データバックアップの容易性と保存場所の拡張性を確保するとともに、データウェアハウスを容易に構築することができるようになりました。

また、多様な診療形態に適応した専門機能群を有しており、精神科、産科向け等の診療科ごとの機能、透析診療のスケジュール、基本情報、透析条件記録等の透析機能、さらに、患者の栄養管理のための、職種の壁を越えた栄養サポートチーム等のチーム医療に適したオプション機能もあります。

医療現場で発生する医師や看護師などが入力した診察内容や看護・検査記録、さらには検査データや予診データなど、あらゆる診療の場で発生するデータが他の医療情報システムとも柔軟に対応できるタグ形式の(*)XML文書の形で同時保存できるように対応しております。

(*)XMLとは、インターネット上で扱うデータを記述するためのデータフォーマットです。

 

 

B.Web型オーダリングシステム「PlusUs-オーダ」

Web型オーダリングシステムは、院内のコンピュータネットワーク上において医師から薬や注射、検査、処置、リハビリ等の指示(オーダ)が出されるとリアルタイムに施行部門へ伝達されますので、複数の診療科での重複投与の防止や施行時の患者取違いの防止に役立ちます。また、手書きで起こりがちな、転記ミス等が減少し、帳票の印刷と同時に算定情報が医事会計システム「PlusUs-医事」へ送信されますので、請求漏れの軽減ができます。患者にとっては受付や会計での待ち時間の短縮にメリットがあります。

Webベースで運用する事で、端末(パソコン)の運用管理が不要になり高いセキュリティと低い運用コストを実現することができます。

 

C.医事会計システム「PlusUs-医事」

当社が長年培ってきた医事会計に関する技術ノウハウを集積した医事会計システムです。世界標準のデータベースを採用したシステム構成で、高品質な運用の安定を図っており、様々な病院の運用体系を考慮し、歯科も同じシステムで対応しています。また、国の政策に対応した、オンライン資格確認や電子レセプト、DPC(診断群分類)等のシステムを開発し、複数社の電子カルテ・オーダリングシステムとの接続に対応した、標準マスタの利用やXML技術を用いて、柔軟な対応と品質の安定を図っております。

 

D.部門支援システム

当社では部門支援システムとして健診システム「PlusUs-健診」、リハビリ部門システム「PlusUs-リハ」、手術部門システム「PlusUs-手術」を開発、販売しています。

健診システム「PlusUs-健診」は、健康診断、人間ドック、生活習慣病予防健診などの健診業務をサポートするシステムです。健康診断および人間ドックに関する業務の『はじめから終わりまで』、また受診後のデータ管理において、健診・ドック施設はもとより受診者へのサービスを大幅に向上いたします。「PlusUs-健診」は、施設側での運用設定が容易で施設ごとにシステムをセットアップする事ができる機能を提供いたします。

リハビリ部門システム「PlusUs-リハ」は、リハビリ療法士の理学・言語・作業の各療法に対応した運用画面と訪問リハビリ機能では訪問先での患者情報、リハカルテの参照・登録・退院後フォローを支援します。また電子カルテ、オーダリング、医事会計システムとの連携により療法士の管理業務、患者の受付から計画・実施・評価・リハカルテ・計画書・帳票作成までの大幅な省力化を実現します。

手術部門システム「PlusUs-手術」は、電子カルテからオーダされた手術申込情報を取り込み、手術室ごとに予定一覧の確認と予約確定をスピーディに行います。入退室時間・術式等の管理等、実施入力では「手術実施記録」や手術材料に貼付されている保険請求ラベルのバーコードを読込むことにより、使用した材料や薬剤を簡単に入力することができます。記録された手術管理情報は、そのまま医事会計システムで取り込むことができます。その他手術管理台帳等の管理等手術室の医師・看護師を全面的に支援します。

 

 

(3)当社の販売形態

当社の販売・サポート体制につきましては、当事業年度末現在営業拠点16か所(本店・支店・営業所・出張所)を設置し、九州・中国・四国・近畿・中部・関東・東北・北海道各エリアにおいて直販を主体に展開しておりますが、一部、協業等により販売を展開しています。地域別では、これまで、本店のある九州エリアでの販売が中心となっておりましたが、その他エリア、特に関東・東北・北海道エリアでの営業体制強化を図っております。

なお、当社の販売形態の事業系統図は、次のとおりであります。

 

[事業系統図]

 


 

4【関係会社の状況】

(1)親会社

    該当事項はありません。

 

(2)連結子会社

    該当事項はありません。

 

(3)持分法適用関連会社

    該当事項はありません。

 

(4)その他の関係会社

名称

住所

資本金
 
(千円)

主要な事業の内容

議決権の
被所有割合
(%)

関係内容

株式会社リンクス

鹿児島県
鹿児島市

10,000

不動産管理

ホテル運営

直接25.07

役員の兼任1名

 

 

 

5【従業員の状況】

(1)提出会社の状況

 

 

2022年12月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

200

9

40.5

10.6

5,320

 

(注) 1.従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数は、パートタイマーの最近1年間の平均人員を(  )外数で記載しております。

     2.当社から社外への出向者、社外から当社への受入出向者はおりません。

     3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

     4. 当社は、システム事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

 

(2)労働組合の状況

当社の労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移し、安定しております。

 

2【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。

 

(1) 医療分野の変化と動向について

当社のシステム事業の対象である医療分野、特に医療機関につきましては、少子高齢化等に起因する社会保障制度の変化、医療制度の改革により経営環境は厳しさを増しております。

医療機関の対策として、診療業務の効率化により医療の質を高め、患者サービスを向上させることが重要視されております。電子カルテシステムやオーダリングシステムは、医療機関のこのようなニーズに合致したものであり、医療情報システムの市場は今後順調に成長が進むと考えております。しかし、法規制、医療制度改革等の動向によって、市場の成長が進まない場合は、当社の業績に影響を与える可能性があります。このようなリスクを踏まえ、市場に関する情報収集を行い、市場に即した営業活動を行う等により、医療分野の変化と動向に迅速な対応ができるよう運営しております

 

(2) 競合状況及び競争政策について

現在、当社が販売する医療情報システムの市場は、大手コンピュータメーカー、医療情報システム会社などがしのぎを削り、厳しい競合状況にあります。病床規模別のセグメントでは、400床以上の病院のみならず399床以下の病院での導入が促進されており、従来の競合状態が変化しつつあります。将来的に、競争環境の変化による製品価格の低下等があった場合は、収益性が低下し、当社の業績に影響を与える可能性があります。このようなリスクを踏まえ、当社は、長年にわたり蓄積された技術とノウハウ、営業基盤を背景とした顧客満足度向上への取り組み並びに開発から納入サポートまでを自社で一貫してできる強みを生かし、競合他社との差別化を図っております。また、外部仕入れや導入サービス等の製造原価の見直しによる原価低減により価格競争力の向上を行っております。

 

(3) 診療報酬の改定について

高齢化社会の到来とともに、医療費は増大傾向にあります。このような状況のもと、財源の確保、財政の健全化を踏まえ、厚生労働省は医療制度運営の適正化と医療供給面の取り組みに重点を置いた、医療費適正化の方針を打ち出しております。今後、診療報酬のマイナス改定等が行われた場合、当社の主要顧客である医療機関の経営を圧迫することとなり、医療機関の投資意欲が萎縮するような影響を及ぼす可能性があります。その結果として、当社が提供する医療情報システムの導入を中止、延期する医療機関が発生し、当社の事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。このようなリスクを踏まえ、医療情報システム関連団体や医療機関から情報を収集し、診療報酬改定への迅速な対応を図っております

 

 

(4) 法的規制について

現時点では、当社の事業を制限する法的規制は存在しないと考えておりますが、2022年3月に厚生労働省が「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」を第5.2版に更新しております。

当社の総合医療情報システム「PlusUs」は、製品自身の適合性に加え、システムのインフラストラクチャ(ハードウェア、ミドルウェア、データベース)及び関連システム群との連携により、機能面あるいは運用面での性能保証を求められております。今後も様々な仕様・規格の標準化等の法規制が行われる可能性があり、それに伴いシステムの新規開発あるいは改変作業が発生します。法規制の対応に遅れる、或いは適切に対応できなかった場合、当社の業績に影響を与える可能性があります。このようなリスクを踏まえ、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」の社内教育を行うとともに、医療情報システム関連団体や医療機関から情報を収集し、法規制への迅速な対応を図ります。

 

(5) 知的財産権について

当社は第三者より知的財産権に関する侵害訴訟等を提起されたことはありませんが、ソフトウェアに関する技術革新の顕著な進展により、当社のソフトウェアが第三者の知的財産権に抵触する可能性を的確に想定、判断できない可能性があります。また、当社の業務分野において認識していない特許などが成立している場合、当該第三者より損害賠償及び使用差し止めなどの訴えを起こされる可能性、並びに当該訴えに対する法的手続諸費用が発生する可能性があります。このようなリスクを踏まえ、知的財産に関する社内教育を行うとともに、当社の知的財産権の出願・取得を推進いたします。

 

(6) 人員の確保、育成について

当社では、今後の事業拡大及び技術革新に対応できる優秀な人材を継続的に確保し育成していくことが重要な課題であると認識しております。今後様々な市場ニーズへの対応や、付加価値の高い製品・ITサービスを提供していく上で、急速なIT技術の進歩への対応や、高度な開発技術を有する人材の確保が必要となり、これらの新しいIT技術への対応に遅れが生じる場合や、高度技術を有する人材が計画通りに確保できない場合は、当社の業績に影響を与える可能性があります。このようなリスクを踏まえ、当社では、定期的な新卒採用や積極的な中途採用の受け入れ、必要に応じて専門知識を有する人材の適宜採用に取り組んでおります。また、市場に対し、より付加価値の高い製品やITサービスの提供を行っていくことを目的として、新技術取得に向けた技術者教育を行うとともに、新技術・新分野に対する研究開発活動を推進する等、積極的な技術投資を行っております。

 

(7) 情報システムの障害について

電子カルテシステムをはじめとする医療情報システムは、医療機関の業務を支えるインフラとして重要な役割を果たしております。しかしながら、お客様に提供した情報システムに予期し難い欠陥や不具合が発生した場合、当社の社会的信用は低下し、お客様に対する賠償責任が発生する可能性があります。このようなリスクを踏まえ、当社では、情報システム構築にあたっては、品質管理部門を設け、ISO9001に準拠した開発プロセスの運用により、品質向上等に努めております。

 

(8) コンピュータウィルス等について

ソフトウェアは、常にコンピュータウィルス等の脅威にさらされております。コンピュータウィルス等は、日々、新種が増殖しており、その時点で考え得る万全の対策を行っていたとしても、当社が感染源となり、ユーザーが感染する可能性があります。この場合、ユーザーより損害賠償請求を受け、損害賠償金及び訴訟費用を必要とする可能性があります。このようなリスクを踏まえ、当社では、サーバ及び各端末に最新のアンチウィルスソフトウェアを適用させるとともに、外部とのメールのやりとりによる当社への感染防止、また、当社が感染源にならないためのセキュリティシステムを構築するなど、各種対策を講じております。また、昨今医療機関での被害が増加しているランサムウェア等へのセキュリティ対策につきましても、積極的に推進いたします。

 

 

(9) 情報漏洩について

当社の業務遂行上、当社従業員が、個人情報をはじめ顧客医療機関の保有する診療情報や一般企業の保有するさまざまな機密情報を取り扱う機会があり、これらの情報にアクセス可能な環境下にあります。万が一、当社からの情報漏洩が発生した場合には、当社の社会的信用は低下し、お客様に対する賠償責任が発生する可能性があります。このようなリスクを踏まえ、当社では、「プライバシーマーク」の認証および、「ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)」の認証を取得し、従業員の情報管理教育を強化し、当社内部からの情報漏洩を未然に防ぐ措置を講じております。

 

(10) 自然災害及び感染症蔓延等について

大規模な震災や津波、台風、洪水等の自然災害や感染症が発生した際は、当該事象が発生した地域の医療機関が対策を実施することにより、システムの導入中止や延期が発生することが想定され、また、当社の事業所が存在する場合、閉鎖等事業活動が制限されることにより、当社の業績に影響を与える可能性があります。このようなリスクを踏まえ、お客様医療機関からの情報の収集体制及び防災に対する適切な管理体制の構築を行うとともに、リスク発生時には対策本部を設置し、迅速な対応ができる体制を整備しております。

 

4【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

2【主要な設備の状況】

当社における事業所別設備及び従業員配置の状況は、次のとおりであります。なお、当社の事業セグメントは、システム事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。

 

 

 

2022年12月31日現在

事業所名
(所在地)

設備の内容

帳簿価額

従業員数(名)
 

建物及び
構築物
(千円)

工具、
器具及び
備品
(千円)

土地
(千円)
(面積㎡)

その他
(千円)

投資不動産
(千円)

本店

(鹿児島県鹿児島市)

事務所等

101,447

1,931

257,661

(458.13)

6,073

31

(4)

開発・技術部門

(鹿児島県鹿児島市)

事務所等

122,994

5,217

155,946

(341.64)

35,879

91

(-)

福岡支店

(福岡市博多区)

事務所等

20,766

2,121

130,735

(212.95)

0

27

(-)

宮崎営業所

(宮崎県宮崎市)

事務所等

2,047

0

50,000

(465.13)

2

(-)

本社及び
その他支店営業所

事務所等

22,755

1,285

175,966

(1,662.03)

49

(5)

鹿児島上之園町ビル

(鹿児島県鹿児島市)

賃貸設備

231,220

(-)

鹿児島加治屋町ビル

(鹿児島県鹿児島市)

賃貸設備

338,467

(-)

 

(注) 1.帳簿価額のうち、「その他」は、車両運搬具、リース資産、ソフトウェア、ソフトウェア仮勘定であります

2.その他支店営業所の所在地は、熊本、久留米、大分、大阪、名古屋、仙台、秋田、札幌であります。

3.従業員数は他社から当社への出向者を含む就業人員数であり、臨時雇用者数は、パートタイマーの最近1年間の平均人員を(  )外数で記載しております。

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

19,338,000

19,338,000

 

 

 

①【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

②【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(5) 【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2022年12月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数 100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び地
方公共団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

2

18

28

15

7

2,783

2,853

所有株式数
(単元)

2,478

1,969

19,424

461

113

35,384

59,829

3,000

所有株式数の割合(%)

4.14

3.29

32.47

0.77

0.19

59.14

100.0

 

(注) 自己株式357株は、「個人その他」に3単元、「単元未満株式の状況」に57株含まれております。

 

 

(6) 【大株主の状況】

2022年12月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(株)

発行済株式
(自己株式を
除く。)の
総数に対する
所有株式数
の割合(%)

株式会社リンクス

鹿児島県鹿児島市中央町15-24

1,500,000

25.06

野  村  俊  郎

鹿児島県鹿児島市

1,262,212

21.09

株式会社鹿児島銀行

鹿児島県鹿児島市金生町6-6

240,000

4.01

株式会社青雲

鹿児島県鹿児島市原良5丁目19-12

219,600

3.67

宗教法人観光寺

大阪府大阪市東成区大今里3丁目7-9

160,800

2.69

ソフトマックス従業員持株会

鹿児島県鹿児島市加治屋町12-11

96,206

1.61

槇 田 重 夫

愛知県豊橋市

84,400

1.41

中 園 政 秀

鹿児島県鹿児島市

79,500

1.33

森 田 道 知

大阪府大阪市東成区

75,000

1.25

楽天証券株式会社

東京都港区南青山2丁目6番21号

74,100

1.24

3,791,818

63.35

 

 

 

①【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2021年12月31日)

当事業年度

(2022年12月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

2,761,168

2,851,233

 

 

受取手形

30,942

1,243

 

 

売掛金

905,797

1,579,604

 

 

商品

184

82

 

 

仕掛品

156,004

220,868

 

 

貯蔵品

620

556

 

 

前払費用

55,612

64,852

 

 

その他

1,528

6,733

 

 

流動資産合計

3,911,858

4,725,175

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

※1 440,436

※1 446,507

 

 

 

 

減価償却累計額

163,186

177,026

 

 

 

 

建物(純額)

277,250

269,480

 

 

 

構築物

2,741

2,741

 

 

 

 

減価償却累計額

2,148

2,211

 

 

 

 

構築物(純額)

593

530

 

 

 

車両運搬具

14,728

13,548

 

 

 

 

減価償却累計額

5,623

7,475

 

 

 

 

車両運搬具(純額)

9,104

6,073

 

 

 

工具、器具及び備品

58,041

63,299

 

 

 

 

減価償却累計額

49,962

52,743

 

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

8,079

10,555

 

 

 

土地

※1 770,309

※1 770,309

 

 

 

リース資産

14,270

14,270

 

 

 

 

減価償却累計額

3,963

6,817

 

 

 

 

リース資産(純額)

10,307

7,453

 

 

 

有形固定資産合計

1,075,644

1,064,402

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

2,931

1,973

 

 

 

その他

33,103

33,266

 

 

 

無形固定資産合計

36,034

35,239

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2021年12月31日)

当事業年度

(2022年12月31日)

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

13,757

0

 

 

 

出資金

50

50

 

 

 

繰延税金資産

110,743

117,071

 

 

 

投資不動産

※1 735,774

※1 736,364

 

 

 

 

減価償却累計額

158,386

166,676

 

 

 

 

投資不動産(純額)

577,388

569,687

 

 

 

その他

38,014

37,879

 

 

 

投資その他の資産合計

739,954

724,688

 

 

固定資産合計

1,851,632

1,824,330

 

資産合計

5,763,490

6,549,505

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形

※2 488,122

※2 887,628

 

 

買掛金

343,343

504,806

 

 

短期借入金

※1 1,150,000

※1 1,150,000

 

 

1年内返済予定の長期借入金

※1 23,165

※1 17,520

 

 

リース債務

2,916

2,916

 

 

未払金

158,182

186,903

 

 

未払費用

672

853

 

 

未払法人税等

150,319

86,212

 

 

未払消費税等

100,679

25,168

 

 

前受金

27,381

58,988

 

 

預り金

34,848

36,357

 

 

前受収益

6,902

7,701

 

 

流動負債合計

2,486,534

2,965,055

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

※1 197,100

※1 179,580

 

 

リース債務

7,603

4,687

 

 

退職給付引当金

286,065

289,252

 

 

役員退職慰労引当金

140,468

145,270

 

 

その他

24,812

29,535

 

 

固定負債合計

656,049

648,325

 

負債合計

3,142,583

3,613,380

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

429,486

437,080

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

290,636

298,230

 

 

 

資本剰余金合計

290,636

298,230

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

7,459

7,459

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

繰越利益剰余金

1,893,618

2,193,647

 

 

 

利益剰余金合計

1,901,078

2,201,107

 

 

自己株式

293

293

 

 

株主資本合計

2,620,907

2,936,124

 

純資産合計

2,620,907

2,936,124

負債純資産合計

5,763,490

6,549,505

 

②【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年1月1日

 至 2021年12月31日)

当事業年度

(自 2022年1月1日

 至 2022年12月31日)

売上高

 

 

 

システム売上高

4,446,469

5,011,514

 

商品売上高

42,776

38,752

 

売上高合計

4,489,245

※1 5,050,266

売上原価

 

 

 

システム売上原価

3,002,085

3,574,804

 

商品売上原価

 

 

 

 

商品期首棚卸高

277

184

 

 

当期商品仕入高

35,150

33,075

 

 

合計

35,427

33,259

 

 

商品期末棚卸高

184

82

 

 

商品売上原価

35,243

33,176

 

売上原価合計

3,037,329

3,607,981

売上総利益

1,451,916

1,442,285

販売費及び一般管理費

※2※3 862,386

※2※3 894,713

営業利益

589,529

547,571

営業外収益

 

 

 

受取利息

101

35

 

受取配当金

41

0

 

受取賃貸料

71,964

79,892

 

その他

5,346

1,105

 

営業外収益合計

77,454

81,034

営業外費用

 

 

 

支払利息

6,399

4,709

 

賃貸費用

29,912

30,984

 

その他

14

59

 

営業外費用合計

36,326

35,753

経常利益

630,657

592,852

特別利益

 

 

 

関係会社株式売却益

-

※4 10,000

 

特別利益合計

-

10,000

特別損失

 

 

 

固定資産売却損

※5 8,674

-

 

投資有価証券売却損

-

※6 7,733

 

特別損失合計

8,674

7,733

税引前当期純利益

621,982

595,119

法人税、住民税及び事業税

214,274

182,059

法人税等調整額

14,838

6,327

法人税等合計

199,435

175,731

当期純利益

422,546

419,387