株式会社オルトプラス

AltPlusInc.
豊島区東池袋三丁目1番1号
証券コード:36720
業界:情報・通信業
有価証券報告書の提出日:2022年12月23日

(1) 連結経営指標等

 

回次

第9期

第10期

第11期

第12期

第13期

決算年月

2018年9月

2019年9月

2020年9月

2021年9月

2022年9月

売上高

(千円)

4,487,165

4,197,638

5,949,016

7,291,312

6,004,310

経常損失(△)

(千円)

1,361,256

942,284

198,350

348,579

740,306

親会社株主に帰属する当期純損失(△)

(千円)

1,402,121

1,078,581

139,227

388,785

780,445

包括利益

(千円)

1,410,211

1,081,373

139,465

389,095

780,301

純資産額

(千円)

1,718,525

1,254,150

2,087,738

1,698,642

931,797

総資産額

(千円)

3,032,469

2,091,206

3,061,859

2,922,957

1,969,630

1株当たり純資産額

(円)

122.21

78.46

119.68

97.35

53.33

1株当たり当期純損失
金額(△)

(円)

107.15

77.25

8.03

22.34

44.85

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

56.1

59.2

68.0

58.0

47.1

自己資本利益率

(%)

株価収益率

(倍)

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

1,637,077

444,161

146,119

63,843

710,617

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

621,678

697,697

148,296

317,404

94,237

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

447,315

163,049

719,419

126,667

53,996

現金及び現金同等物の
期末残高

(千円)

738,502

1,157,283

1,582,299

1,328,197

663,871

従業員数(外、平均臨時雇用者数)

(人)

339

130

218

236

235

(23)

(21)

(13)

(11)

(15)

 

(注) 1.第9期から第13期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額は、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失金額であるため記載しておりません。

2.第9期から第13期の自己資本利益率及び株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失金額であるため記載しておりません。

3.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(アルバイト、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

4.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第13期の期首から適用しており、第13期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

 

回次

第9期

第10期

第11期

第12期

第13期

決算年月

2018年9月

2019年9月

2020年9月

2021年9月

2022年9月

売上高

(千円)

4,490,254

4,206,474

3,934,204

3,693,983

2,771,335

経常損失(△)

(千円)

1,369,648

920,852

191,460

313,681

589,134

当期純損失(△)

(千円)

1,324,655

985,239

191,118

402,021

707,159

資本金

(千円)

2,968,319

3,263,823

3,755,788

1,000,000

10,000

発行済株式総数

(株)

13,918,798

15,780,198

17,405,198

17,405,198

17,405,198

純資産額

(千円)

1,673,757

1,305,019

2,083,274

1,681,253

989,275

総資産額

(千円)

3,020,011

2,085,976

2,497,830

2,265,561

1,378,489

1株当たり純資産額

(円)

119.11

81.78

119.70

96.60

56.85

1株当たり配当額(1株当たり中間配当額)

(円)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純損失金額(△)

(円)

101.23

70.57

11.02

23.10

40.64

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

54.9

61.9

83.4

74.2

71.8

自己資本利益率

(%)

株価収益率

(倍)

配当性向

(%)

従業員数(外、平均臨時雇用者数)

(人)

171

102

176

193

112

(12)

(7)

(5)

(7)

(10)

株主総利回り

(%)

65.8

69.6

57.0

46.1

33.5

(比較指標:TOPIX)

(%)

(108.5)

(94.8)

(97.1)

(121.2)

(109.6)

最高株価

(円)

1,322

619

1,264

615

426

最低株価

(円)

462

222

363

366

274

 

(注) 1.第9期から第13期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失金額であるため記載しておりません。

2.第9期から第13期の自己資本利益率及び株価収益率については、当期純損失金額であるため記載しておりません。

3.従業員数は就業人員であり、臨時従業員数(アルバイト、人材会社からの派遣社員を含む)は年間平均人員を( )内にて外数で記載しております。

4.最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所スタンダード市場におけるものであります。

5.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第13期の期首から適用しており、第13期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

 

2 【沿革】

年月

事項

 

 

2010年5月

東京都渋谷区において、ソーシャルゲーム(注)の企画、開発及び運営を目的として株式会社オルトプラス(資本金500万円)を設立

2010年7月

本社を東京都渋谷区渋谷二丁目7番14号に移転

2010年12月

本社を東京都渋谷区渋谷二丁目1番12号に移転

2012年6月

本社を東京都渋谷区渋谷三丁目12番18号に移転

2012年9月

グリー株式会社と業務提携契約を締結

2013年3月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

 

グリー株式会社との合弁で株式会社オルトダッシュを設立(2020年9月清算結了)

2013年9月

ベトナムにALTPLUS VIETNAM Co.,Ltd(現 EXTREME VIETNAM Co., Ltd.)を設立(2019年7月に株式会社エクスラボへ売却)

2014年3月

東京証券取引所市場第一部に指定

2014年10月

韓国にAltPlus Korea Inc.を設立(2018年4月清算結了)

2015年4月

株式会社SHIFTとの合弁で株式会社SHIFT PLUSを設立(2019年2月に株式会社SHIFTに売却)

2015年5月

台湾スタジオを開設(2016年3月閉鎖)

2016年4月

XPEC Entertainment inc.(樂陞科技股份有限公司、現 齊民股份有限公司)と資本業務提携契約を締結

2017年3月

株式会社scopesとの合弁で株式会社エスエスプラスを設立(2018年10月吸収合併)

2018年3月

簡易株式交換により株式会社scopesを完全子会社化(2020年4月吸収合併)

2018年3月

高知県高知市にゲーム開発・運営拠点として株式会社オルトプラス高知を設立

2018年9月

本社を東京都豊島区東池袋三丁目1番1号に移転

2018年10月

企業向け社内仮想通貨サービス「コミュニティオ(communitio)」のサービス提供を開始

2019年1月

企業向け社内仮想通貨サービス「コミュニティオ(communitio)」の企画、開発及び運営を行う株式会社コミュニティオを設立(2019年5月MBOにより連結除外)

2019年6月

株式会社エクストリームとの合弁で株式会社エクスラボを設立(2020年5月に株式会社エクストリームに売却)

2019年6月

アイディアファクトリー株式会社と資本業務提携を締結

2019年9月

NHN JAPAN株式会社及び株式会社クアーズと資本業務提携を締結

2020年2月

アイディアファクトリー株式会社と合弁で株式会社アイディアファクトリープラスを設立

2020年3月

株式取得により株式会社OneSports(旧社名 株式会社モブキャストプラス)を完全子会社化

2020年9月

株式会社アクセルマークよりゲーム事業を会社分割により事業譲受

2021年6月

合同会社DMM.comとの合弁で株式会社DMMオンクレを設立

2021年9月

人材マッチングサービス業を行う株式会社STANDを設立

2021年9月

NFT事業を行う株式会社プレイシンクを設立(2022年4月MBOにより連結除外)

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行

 

(注) ソーシャルゲームとは、ソーシャルネットワーキングサービス(「SNS」)をプラットフォームとし、利用者同士の繋がりや交流関係を活かしたゲームの総称です。

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社及び連結子会社4社、持分法適用会社1社で構成されており、「ユーザーの趣味や余暇の充実と豊かなコミュニケーション社会の創造へ貢献すること」を基本方針として、エンターテインメント&ソリューション事業を展開しております。具体的には、主にスマートフォン向けソーシャルゲームの新規開発及び運営を行うゲーム事業とそれに付随してソーシャルゲーム会社向けに人材サービス等を提供するゲーム支援事業を行っております。

 

(1) ゲーム事業

当社グループは、Apple Inc.及びGoogle Inc.などの国内外のプラットフォーム運営事業者が運営する各アプリマーケットにおいてソーシャルゲームを提供しており、基本料金無料、一部アイテム課金制の仕組みを採用しております。提供するゲームタイトルには、主にアニメやマンガといったユーザー認知度の高いキャラクター等のIP(注1)を用いて、IP保有会社を含む他社との協業により、開発及び運営を行う「自社パブリッシングタイトル」と、他社が開発・運営をしていたゲームタイトルを当社が運営を受託する「運営受託タイトル」があります。

2022年9月現在、当社グループが提供しているタイトル数は9タイトルであり、そのうち開示しているものは以下のとおりであります。

2022年9月30日現在

タイトル名

プラット

フォーム

区分

ゲーム内容等

結城友奈は勇者である 花結いのきらめき(注2)

App Store

Google Play

DMM GAMES

自社

パブリッシング

タイトル

株式会社KADOKAWA他が展開するIPである「勇者である」シリーズを題材とした勇者きらめきロールプレイングゲーム

ヒプノシスマイク

-Alternative Rap Battle-

App Store

Google Play

amazon appstore

自社

パブリッシング

タイトル

株式会社キングレコード/EVIL LINE RECORDSが手掛ける音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」のリズムゲーム

モバサカ ULTIMATE FOOTBOLL CLUB

App Store

Google Play

海外

自社

パブリッシング

タイトル

世界の有名選手が実名実写で登場するリアルサッカーマネジメントゲーム。選択するだけの簡単操作でリアルなプレイ感が得られる。

モバサカ CHANPIONS MANAGER

App Store

Google Play

海外

自社

パブリッシング

タイトル

”リアルなサッカー”をコンセプトに、世界の有名選手が実名実写で登場する本格サッカーゲーム

モバプロ2 レジェンド

App Store

Google Play

自社

パブリッシング

タイトル

歴代のプロ野球OB選手で最強のドリームチームを編成し、リーグ制覇を目指すプロ野球シミュレーションゲーム

カラーピーソウト

App Store

Google Play

自社

パブリッシング

タイトル

少女と探偵が事件を推理しながらパズルに挑む物語。マッチ3パズル×ミステリーアドベンチャーゲーム。

アイドルマスター SideM(注3)

mobage

App Store

Google Play

運営受託

タイトル

株式会社バンダイナムコエンターテインメントが保有するIPである「アイドルマスター」シリーズの1タイトル

ドラマチックアイドル育成カードゲーム

提供元:株式会社バンダイナムコエンターテインメント

幽☆遊☆白書 100%本気(マジ)バトル

App Store

Google Play

運営受託

タイトル

大人気アニメ「幽遊白書」のスマホゲーム

提供元:KLab株式会社

 

(注) 1.Intellectual Property:著作物やキャラクター作品等を含む「知的財産」のこと

   2.2022年10月28日にサービスを終了しております。

     3.2023年1月5日にサービスの終了を予定しております。

 

(2) ゲーム支援事業

ソーシャルゲーム会社におけるゲーム資産価値の最大化を図るために、ゲームの開発及び運営を行う上で必要となる各種ソリューションを提供しております。主に、エンジニアやプランナー、デザイナーといったゲーム開発及び運営に必要な人材を当社又は他社から提供しております。

 

以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

 


 

 

4 【関係会社の状況】

2022年9月30日現在

名称

住所

資本金

主要な事業の内容

議決権の所有
(被所有)割合
(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

株式会社オルトプラス高知(注)2

高知県高知市

10百万円

モバイルコンテンツ等の企画、開発及び運営等

100.0

運営業務の委託

役員の兼任

株式会社アイディアファクトリープラス

(注)2、4

東京都豊島区

10百万円

モバイルコンテンツ等の企画、開発及び運営等

51.0

役員の兼任

株式会社OneSports

(注)2、3、4

東京都豊島区

1百万円

モバイルコンテンツ等の企画、開発及び運営等

100.0

役員の兼任
資金の貸付

株式会社STAND

(注)2、4

東京都豊島区

26百万円

人材マッチングサービス等

100.0

役員の兼任

資金の貸付

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

株式会社DMMオンクレ

(注)3

東京都港区

10百万円

オンラインクレーンゲーム事業等

20.0

役員の兼任
資金の貸付

 

(注) 1.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

2.特定子会社であります。

3.債務超過会社であり、2022年9月末時点での債務超過額は、株式会社OneSports96,584千円、株式会社DMMオンクレ374,200千円です。

4.売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えている連結子会社は以下のとおりです。

 

  主要な損益情報等

株式会社アイディアファクトリープラス

 

株式会社OneSports

① 売上高

2,013,039千円

 

① 売上高

666,842千円

② 経常利益

363千円

 

② 経常損失(△)

△82,561千円

③ 当期純利益

293千円

 

③ 当期純損失(△)

△82,794千円

④ 純資産額

7,726千円

 

④ 純資産額

△96,584千円

⑤ 総資産額

350,124千円

 

⑤ 総資産額

233,948千円

 

 

 

 

 

株式会社STAND

 

 

 

① 売上高

941,901千円

 

 

 

② 経常利益

3,987千円

 

 

 

③ 当期純損失(△)

△264千円

 

 

 

④ 純資産額

25,729千円

 

 

 

⑤ 総資産額

211,917千円

 

 

 

 

 

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

2022年9月30日現在

従業員数(人)

235

(15)

 

(注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(アルバイト、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.セグメント情報との関連は、単一セグメントであるため記載を省略しております。

 

(2) 提出会社の状況

2022年9月30日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

112

(10)

38.5

3.6

5,594

 

(注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(アルバイト、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.セグメント情報との関連は、単一セグメントであるため記載を省略しております。

3.平均年間給与は、基準外賃金を含んでおります。

4.前事業年度末に比べ「従業員数」が81名減少した主な要因は、株式会社STAND(連結子会社)へ転籍したものであります。

 

(3) 労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

2 【事業等のリスク】

当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。また、必ずしもそのようなリスク要因には該当しない事項につきましても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項につきましては、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。

なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等に与える影響につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。また文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生する可能性のあるすべてのリスクを網羅するものではありません。

 

(1) 事業環境に関するリスク

 ① 市場動向について

ソーシャルゲーム市場は、スマートフォンやタブレット端末等の高機能なモバイル端末の普及により、国内だけではなく海外においても、今後の堅調な成長が見込まれており、その結果「App Store」や「Google Play」といった世界共通のプラットフォーム上でコンテンツが利用可能な状況となりました。当社グループは、スマートフォンに対応したソーシャルゲームを開発・運営できる体制を整え、対応してまいりますが、予期せぬ法的規制や、データ通信料の定額制廃止等、通信事業者の動向等により、市場の成長が鈍化した場合には、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 ② 技術革新について

当社グループが提供又は開発・運営を受託するソーシャルゲームは、主にスマートフォンやタブレット端末等のモバイル端末向けのものであることから、モバイル端末の技術革新に伴う高機能化に強い影響を受けております。このため、当社グループは高性能端末の普及に対応すべく開発・運営体制の整備、強化を進めておりますが、こうしたモバイル端末業界の動向への対応が遅れた場合には、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 ③ プラットフォーム運営事業者の動向について

当社グループが提供又は開発・運営を受託するソーシャルゲームは、主にGoogle Inc.やApple Inc.が運営する各アプリマーケット上において提供しております。そのため、当社グループは、各運営事業者の定める規約を順守するとともに、各タイトルの提供に際しては、各運営事業者に対して回収代行手数料やシステム利用料等の各種手数料を支払っております。しかしながら、各アプリマーケットの各種手数料の料率の変更等、各運営事業者の事業戦略の転換並びに各運営事業者の動向によっては、各タイトルの採算性が変化することにより、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 ④ 競合他社の動向について

ソーシャルゲームに関するものを含むモバイルゲーム市場においては、現時点で競合他社が多数存在しているほか、スマートフォンやタブレット端末等の高機能端末の普及により、PCやゲーム専用端末向けの事業者との競合、Google Inc.やApple Inc.が運営する各アプリマーケット上における世界規模での競合が予想されます。このような状況の中で、当社グループは、これまで培ってきたゲーム開発及び運営のノウハウを生かして、ユーザーのニーズに合わせるとともに、他社のモバイルゲームと差別化したタイトルを継続して提供してまいります。しかしながら、競合他社との競争が激化し、他社との比較で優位性を保てなくなった場合には、当社グループの提供するソーシャルゲームの利用や開発・運営受託案件の減少や縮小等により、当社の事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 

 ⑤ ユーザーの嗜好について

ソーシャルゲームは、基本料金を無料とし、アイテム等に対して課金するアイテム課金制の仕組みを採用することが主流であり、当社グループは、アイテム課金制のソーシャルゲームを主に開発・提供しております。しかしながら、ユーザーの嗜好が変化し、アイテム課金制のソーシャルゲームに対するニーズが低下した場合、想定していた課金アイテムの販売による収益が得られない可能性があり、この結果、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 

(2) 事業運営に関するリスク

 ① タイトルの継続的な提供について

ソーシャルゲームは、サービス開始から数ヶ月~1年程度でピークアウトする傾向が一般的であり、安定的な収益を上げるためには多数のユーザーを獲得できるタイトルを継続的に提供し続ける必要があります。当社グループは、IPを利用した新規タイトル案件の獲得を進めるとともに、他社タイトルの開発・運営案件を獲得することにより、継続して複数のタイトルを開発・運営する体制を構築しております。しかしながら、新規タイトルの開発遅延や他社IPが利用できなくなること等により、多数のユーザーを獲得できるタイトルを継続的に提供できなかった場合には、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 ② 協業先との関係について

当社グループは、主にGoogle Inc.やApple Inc.等が運営する各アプリマーケット上において、高い知名度のIPを保有する他社との協業により当該IPを利用したソーシャルゲームを提供するとともに、多数のユーザー獲得が見込まれる他社タイトル等の開発・運営を受託しております。当社グループは、協業先である各IP保有会社及び開発・運営の委託元会社との友好的な関係を維持するように努め、事業展開を進めてまいりますが、将来において何らかの要因により、各社の方針又は事業戦略に変化が生じ、各サービスが継続して提供できなくなった場合には、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 ③ 開発費の負担について

ソーシャルゲームは、スマートフォンやタブレット端末等の高機能端末の普及により、グラフィックや音声等の各種コンテンツのリッチ化が一層進んだことから開発期間が長期化するとともに、並行して開発人材の人件費も高騰傾向にあるため、開発費が一層増加傾向にあります。当社グループは、開発工数の見積りや開発中の工数管理を精緻に行うことにより、開発スケジュールの遅延を抑制するとともに、当社グループによる提供タイトルにおいてもその開発費の一部を協業先が負担する等の契約を締結することにより、開発費の増加の抑制に努めておりますが、新規タイトルの開発遅延や協業先との契約内容変更等により、当社グループが負担する開発費が想定を上回る等の状況が生じた場合には、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 ④ 広告宣伝費の負担について

ソーシャルゲームは、競合他社との競争激化に伴い、新規タイトルのユーザー獲得のための多額の広告宣伝費が必要となるケースが増加しております。そのような中で、当社グループは、IP保有会社が広告宣伝費を負担する等、当社グループの負担を抑制する方針で契約を締結しております。しかしながら、各種環境の変化や、協業先との協議の結果によっては、当社が負担する広告宣伝費が増加する可能性があり、その場合には、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 ⑤ 非開示のタイトルについて

当社グループは、多数のユーザー獲得が可能な他社IP利用タイトルを提供しておりますが、IP保有先との契約により、当社グループが開発及び運営を行っていることを開示できない場合があります。このため、開示している情報だけでは、当社グループの今後の業績を判断する情報としては不十分な可能性があります。

 ⑥ 外貨建債権債務の為替変動リスクについて

当社グループの一部タイトルは、海外事業者との協業により運営しておりますが、当社が当該協業先に対して保有する外貨建の債権債務が、為替変動による影響を受ける場合があります。このため、当社グループは、海外情勢及び為替変動を取り巻く状況等を注視し、各種リスクヘッジを行うことで為替変動の影響を軽減すべく努めておりますが、為替変動の規模が当社の想定を上回った場合には、当社の事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 ⑦ 新規事業について

当社グループは、既存事業で培ったノウハウ等の活用を念頭に、今後成長の見込まれる新たな分野や新興市場等への展開を順次検討し、推進しておりますが、そのために、新たな人材の確保やシステム投資及び広告宣伝等のための追加的な支出の発生や、当該市場等における規模や需要の急激な変化による影響等、当社グループが今まで想定していない新たなリスクが存在する可能性があります。このため、新たな事業展開が当社グループの想定どおりに進捗しなかった場合には、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 

(3) 組織運営・ガバナンス体制に関するリスク

 ① 人材の確保、育成について

当社グループが、今後更なる業容拡大を図るためには、優秀な人材の育成、維持が重要な課題であります。そのため、ゲーム支援事業の一環としてゲーム業界における人材を対象とした企業の垣根を超えたセミナーや勉強会を開催する他、社内における福利厚生の充実等の施策を行い、人材の育成、維持に積極的に努めております。しかしながら、当社グループが必要な人材を十分に確保できなかった場合、又は社内の重要な人材が外部に流出してしまった場合には、人材確保が計画どおりに進まず、事業規模に応じた適正な人材配置が困難となることから、業容拡大の制約要因となり、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 ② 内部管理体制について

当社グループは、内部関係者の不正行為等が発生しないように、法令及び企業倫理に沿った各種規程を制定するとともに、監査等委員会の設置や内部監査の実施等、内部統制の充実を図っております。しかしながら、このような対応にも関わらず法令等に抵触する事態や内部関係者による不正行為が発生した場合、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 ③ システム障害について

当社グループの事業は、サービスの基盤をインターネット通信網に依存しており、過剰アクセスによるサーバーダウンや通信ネットワーク機器の故障及び自然災害や火災・事故等によるシステム障害を回避すべく、サーバーの負荷分散や稼働状況の監視等の未然防止・回避策を実施しております。しかしながら、こうした対応にもかかわらず大規模なシステム障害が起こり、サービス提供に障害が生じた場合、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 ④ 取引先等の信用リスクについて

当社グループは、ゲーム事業だけではなくゲーム支援事業やゲーミフィケーション事業も展開しており、加えて総合エンターテインメント事業者との合弁事業を行う等、様々な事業者と様々な取引を行っております。新規取引を開始する際の与信管理を徹底することにより、債権回収リスクを低減するよう努めておりますが、取引先事業者の収益及び財政状態の急激な悪化によっては、売上債権の回収が遅延したり、回収不能になる可能性があり、この結果、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(4) コンプライアンス・紛争等に関するリスク

 ① ソーシャルゲーム内の課金システムに対する法的規制等について

ソーシャルゲームにおける一部の課金方法がユーザーの過度の射幸心を煽るとして、特定の課金方法に対しては不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)に違反するとの見解が消費者庁より示され、2012年7月1日から「懸賞による景品類の提供に関する事項の制限」の運用基準が施行されております。これを受け、当社グループは業界団体が公表する「スマートフォンゲームアプリケーション運用ガイドライン」に従って取り組んでおります。また、当社グループのネイティブアプリについては、「資金決済に関する法律」を始めとする各種法規制が適用されております。

当社グループは、各種法規制や業界の自主規制を順守し、業界の健全性、発展性を損なうことのないよう努めてまいりますが、今後、社会情勢の変化によって、既存の法令等の解釈の変更や新たな法令等の制定、各種ガイドラインの解釈の変更や新たなガイドラインの制定が行われた場合には、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 ② リアル・マネー・トレードについて

当社グループのソーシャルゲームのタイトルには、ユーザー同士がゲーム内で獲得したアイテムを交換できる機能を設けております。このような機能を導入しているソーシャルゲームは数多くありますが、一部のユーザーがゲーム内アイテム等をオークションサイト等において現実の通貨で売買するというリアル・マネー・トレード(以下、「RMT」という。)を行う場合があり、悪意のあるユーザーが不正にゲーム内アイテム等を入手し、RMTによって多額の金銭を得るという不正行為等が行われることが、社会的な問題となっております。当社グループでは、利用規約でRMTの禁止を明記するとともに、違反者に対してはゲームの利用停止や強制退会等の厳正な対応を講じる方針であることを明確にしております。しかしながら、当社グループに関連するRMTが大規模に発生、又は拡大した場合には、当社グループのサービスの信頼性が低下し、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

 ③ 情報管理について

当社グループは、タイトル開発及び運営をはじめとして幅広く事業を展開する過程で、当社グループで秘密として管理すべき事業活動に有用な技術上又は営業上の情報資産(いわゆる営業秘密を含む。)を創出・更新し、また、協業先等との守秘義務契約に基づき当該協業先等の保有する営業秘密等を知りうる場合があります。コンピュータウィルスへの感染や不正アクセスの発生等により、これらの営業秘密等の漏洩又は改竄等が発生した場合、当社グループの競争優位性の衰耗もしくは喪失、又は協業先等からの損害賠償請求等の提訴若しくは当社グループの信用失墜等の事態を招き、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。
このため、当社グループでは、当社代表取締役が情報セキュリティ統括管理責任者(CISO)となり、情報セキュリティ方針及び情報セキュリティ対策標準等を含む各種社内規則等を制定・遵守し、かつ当社にてISMS(「Information Security Management System」の頭文字を取った略称であり、JIS Q 27001:2014(ISO/IEC 27001:2013)への適合性を評価・認証する。)の認証を取得・更新の上、CISOを委員長とした情報セキュリティ委員会を定期的に運営することにより、オフィスワーク・リモートワーク問わず情報の適切な管理を徹底するとともに、従業員への教育及び研修等を通じて情報管理意識の向上に努めております。

 ④ 知的財産権の管理について

当社グループは、事業を展開するうえで必要となる技術、ライセンス、ビジネスモデル及び各種商標等の知的財産について、経営資源としての必要性に応じて権利化のための出願又は営業秘密としての秘匿を行い、かつ、第三者の知的財産権の侵害を防ぐ体制として、社内及び顧問弁護士への委託等による事前調査を行っております。しかしながら、当社グループが保有する知的財産権等について、第三者により侵害等がなされ、当社グループの競争優位性が衰耗又は喪失する可能性があり、また、当社グループが第三者の知的財産権を侵害した場合には、当社又は当社への開発・運営委託元が当該第三者から損害賠償請求や使用差止請求等の提訴を受け、これらに対する対価の支払い等やこれらに起因する当社グループの信用失墜が発生する可能性があります。こうした場合、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 ⑤ 訴訟などに関するリスクについて

当社グループは、他社が保有するIPを利用したタイトルの開発及び運営や、外部の開発会社を利用した開発及び運営を行うとともに、他社タイトルの開発・運営を受託するなど、他社との協業を積極的に進めておりますが、予期せぬトラブル等の発生により、訴訟に発展する可能性があります。また、当社グループは法令順守を推進することにより、役員、従業員の法令違反等の低減努力を実施しておりますが、当社グループ及び役員、従業員の法令違反の有無にかかわらず、予期せぬトラブル、訴訟等が発生する可能性があります。その訴訟の内容及び結果、損害賠償の金額によっては当社グループの事業及び業績並びに社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。

 

(5) その他のリスク

 ① 自然災害・感染症の拡大・事故等について

当社グループのサービス展開地域において大地震、台風等の自然災害、新型コロナウイルス感染症等の伝染病の拡大又は事故・火災等により、設備の損壊や電力供給の制限等の不測の事態が生じ、物的損害又は人的損害が発生した場合には、開発業務の停止又はサービス業務の一時停止など事業活動の継続に支障をきたす可能性があり、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 ② 経済状況の変動に関するリスク

当社グループは、日本国内において事業活動を行っており、その売上収益は、日本国内における需要、景気、物価の変動、産業・業界の動向に影響を受けます。また、当社グループは、中国をはじめとする海外諸国に所在する事業者との協業を行っており、これらの国々において戦争、内乱、紛争、暴動、テロ等が発生した場合には、当該国及びその周辺地域に所在する協業先との活動の継続が困難となるだけでなく、当該地域からの各種リソース又はサービス等の調達安定性を脅かし製造経費等を圧迫する可能性があり、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 ③ 固定資産の減損等について

当社グループは、継続して企業価値を向上させるために、IT関連の設備投資や研究開発投資に加えて、外部企業の買収や事業譲受等のM&Aも重要な手段の一つして考えております。これらの投資活動については、事前に必要性や収益性を十分に検証した上で決定しておりますが、想定通りに事業展開できない場合には、固定資産の減損に係る会計基準に基づき、投資活動により発生したのれん及びその他の固定資産の減損を認識する必要が生じるなどのリスク等が存在しており、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(6) 継続企業の前提に関する重要事象等について

当社グループは、前連結会計年度まで8期連続となる営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失となり、当連結会計年度においても、営業損失801,755千円、経常損失740,306千円、親会社株主に帰属する当期純損失780,445千円を計上しており、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が当連結会計年度においても存在しております。当社グループは、当該事象または状況を解消するために以下の対応策を講じております。

1.事業構造の改善

① 運営タイトルの選択と集中

当社グループで運営する既存タイトルについて更に見直しを進め、ユーザー課金額の減少により採算性が低下し、コスト削減等の改善施策をおこなっても収益性の回復が見込めないと判断したタイトルについては、早期にサービスの終了を進めてまいります。

なお、運営終了により生じたゲーム開発・運営人員は新規の開発受託、運営受託にシフトさせるほか、ゲーム支援事業を通じて他社のゲーム開発・運営現場へ派遣するなど人材リソースの効率的な活用を図ってまいります。

② 他社ゲームタイトル等の開発受託及び運営受託の強化

当社グループがこれまで行ってきたゲームタイトル開発と運営で培ったノウハウを生かして、他社ゲームタイトルの開発受託、運営受託により、安定した売上及び利益の確保を進めてまいります。

また、バーチャルリアリティやブロックチェーンといった新たな技術を取り入れたゲームの開発受託やゲーム事業で培った知見やノウハウを活用して消費者向けの新しいサービスや企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)関連の開発受託を進めてまいります。

③ 経費の削減

2022年7月にオフィスを移転縮小し、オフィス賃料の引き下げをおこないましたが、引き続き支払手数料や業務委託費などの全社的な管理コストの見直しや、サーバー費用、外注製作費、業務委託費などの製造経費の見直しにより、コスト削減を継続して進めてまいります。

④ 事業の集約化

中核事業にあたらない子会社や相応の先行投資が必要な子会社については、事業売却もしくはMBOによるグループからのスピンアウトを検討し、実行してまいります。

2.事業資金の確保・維持

今後の事業活動資金の安定的な確保・維持のため、グループ各社にて間接・直接を問わず幅広に資金調達の可能性について検討を進めてまいります。

なお、有価証券届出書に記載のとおり、第2回無担保転換社債型新株予約権付社債、第7回新株予約権及び第8回新株予約権の発行による資金調達を進めております。

 

 

4 【経営上の重要な契約等】

1.XPEC Entertainment Inc.との業務資本提携契約

当社は、2016年4月25日開催の取締役会において、XPEC Entertainment Inc.(以下、「XPEC社」といいます。)との間で業務資本提携契約を決議し、XPEC社を割当先とした第1回無担保転換社債型新株予約付社債を発行するとともに、XPEC社の既存株主であるEminent Global Limited(以下、「EGL社」といいます。)との間で、本業務資本提携契約に関連して行う当社によるEGL社が保有するXPEC社の株式の相対取得による取得を行うことによる株式譲渡契約を決議いたしました。

(1) 契約の相手会社の名称

XPEC Entertainment Inc.

(2) 契約締結時期

2016年4月25日

(3) 契約の内容

① 業務提携

a. 両社が持つ事業上の強みを最適化し、重複するリソースを最小化するための相互協力

b. 中華圏地域及び東南アジア向けマーケットに比較優位性を持つXPEC 社に対し、当社がゲームを提供

c. 日本のマーケットに比較優位性を持つ当社に対し、XPEC社がゲームを提供

d. 当社のグラフィック製作業務に際し、XPEC Art Center Inc.と相互協力

e. 当社の台湾及び韓国の開発拠点を縮小し、ゲーム開発に際し、XPEC社の有する開発リソースを経済合理性の範囲内において利用

② 資本提携

当社は本契約に基づきXPEC社の株式1,680,000株(2016年9月30日現在)を取得いたしました。また、XPEC社は本契約に基づき、当社が発行した第1回無担保転換社債型新株予約権付社債(額面855,000千円)を取得するとともに、新株予約権の一部権利行使により当社の普通株式1,094,240株(2016年9月30日現在)を取得いたしました。

 

(注)当社は、XPEC社の上場廃止並びに前董事長である許金龍氏が台湾の証券取引法違反等の疑いで起訴されたこと等を踏まえ、業務資本提携契約の解消と、XPEC社が保有する当社株式及び転換社債型新株予約権付社債の取扱に関する協議をXPEC社との間で進めるとともに、本件に関する対応方針及び当社が被った損失を回復させるための法的手段について、台湾及び日本の法律専門家と検討を重ねておりました。そのような状況下において、2018年2月2日付の一審判決で許氏を含む関係者に対して有罪判決が下されたことを踏まえ、同年7月2日付にて台湾においてXPEC社並びに許氏に対する損害賠償請求訴訟の提起を行いました。また、本訴訟の提起に先立ち、本訴訟における当社の請求債権を保全するために、XPEC社が保有する当社株式を含む振替社債等(当社株式510,698株)について、仮差押命令の申立てを東京地方裁判所に対して行い、同年6月29日付にて本仮差押決定がなされました。

 

2.第三者割当による第2回無担保転換社債型新株予約権付社債、第7回新株予約権及び第8回新株予約権(行使価額修正条項付)の発行

詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」をご参照ください。

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループは、報告セグメントを単一のセグメントとしておりますので、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。

当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。

(1) 提出会社

2022年9月30日現在

事業所名

(所在地)

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業員数

(人)

建物

工具、器具
及び備品

その他

合計

本社

(東京都豊島区)

本社事務所

112(10)

 

(注) 1.本社事務所は賃借物件であります。

2.当連結会計年度で全額減損損失を計上しているため、期末帳簿価額はありません。

3.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(アルバイト、人材会社からの派遣社員を含みます。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

 

(2) 国内子会社

2022年9月30日現在

会社名

事業所名

(所在地)

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業員数

(人)

建物

工具、器具
及び備品

その他

合計

株式会社オルトプラス高知

本社(高知県高知市)

本社事務所

316

578

894

46(2)

 

(注) 1.本社事務所は賃借物件であります。

2.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(アルバイト、人材会社からの派遣社員を含みます。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

 

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

24,000,000

24,000,000

 

(注)2022年12月22日開催の定時株主総会において定款の一部変更が行われ、発行可能株式総数は同日より16,000,000株増加し、40,000,000株となっております。

 

① 【ストックオプション制度の内容】

 該当事項はありません。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(5) 【所有者別状況】

2022年9月30日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数(人)

8

24

39

24

19

8,585

8,699

所有株式数
(単元)

13,177

8,096

23,647

8,494

284

120,306

174,004

4,798

所有株式数
の割合(%)

7.57

4.65

13.59

4.88

0.16

69.14

100.00

 

(注) 自己株式4,580株は、「個人その他」に45単元、「単元未満株式の状況」に80株含まれております。

 

 

(6) 【大株主の状況】

2022年9月30日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式
(自己株式を
除く。)の
総数に対する
所有株式数
の割合(%)

石井 武

東京都世田谷区

1,810

10.41

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2丁目11番3号

1,137

6.54

NHN JAPAN株式会社

東京都港区虎ノ門1丁目23番1号

1,111

6.39

XPEC Entertainment Inc.
(常任代理人 みずほ証券株式会社)

 7F.,NO.225,SEC3,BEIXIN RD.,XINDIAN DIST.,NEW TAIPEI CITY 23143,TAIWAN(R.O.C.)
(東京都千代田区大手町1丁目5番1号)

510

2.93

東京短資株式会社

東京都中央区日本橋室町4丁目4番10号

448

2.58

ポールトゥウィン株式会社

愛知県名古屋市千種区今池1丁目5番9号

370

2.13

株式会社SBI証券

東京都港区六本木1丁目6番1号

343

1.97

鵜川 太郎

東京都渋谷区

208

1.20

マネックス証券株式会社

東京都港区赤坂1丁目12番32号

204

1.18

宗教法人妙宣寺

広島県尾道市長江1丁目4番3号

171

0.98

6,316

36.30

 

(注)1.2022年12月5日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、エボ ファンド(Evo Fund)が2022年11月28日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2022年9月30日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記「大株主の状況」には含めていません。

     なお、その大量保有報告書の変更報告書内容は以下のとおりであります。

氏名又は名称

住所

保有株式等の数

(千株)

株券等保有割合

(%)

エボ ファンド

(Evo Fund)

ケイマン諸島、グランド・ケイマンKY1-9005、カマナ・ベイ、ワン・ネクサス・ウェイ、インタートラスト・コーポレート・サービシズ(ケイマン)リミテッド方

7,063

25.18

 

 

① 【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2021年9月30日)

当連結会計年度

(2022年9月30日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

※1 1,518,197

※1 783,871

 

 

売掛金

721,779

-

 

 

売掛金及び契約資産

-

※3 663,256

 

 

仕掛品

17,960

-

 

 

その他

164,524

159,878

 

 

貸倒引当金

3,043

2,448

 

 

流動資産合計

2,419,418

1,604,558

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

33,570

19,726

 

 

 

 

減価償却累計額及び減損損失累計額

33,212

19,409

 

 

 

 

建物(純額)

357

316

 

 

 

工具、器具及び備品

39,817

21,755

 

 

 

 

減価償却累計額及び減損損失累計額

39,105

21,279

 

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

712

476

 

 

 

有形固定資産合計

1,070

792

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

その他

193

170

 

 

 

無形固定資産合計

193

170

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

15,667

67

 

 

 

関係会社株式

0

-

 

 

 

関係会社長期貸付金

158,765

85,159

 

 

 

長期前払費用

25,983

14,990

 

 

 

差入保証金

301,857

263,891

 

 

 

投資その他の資産合計

502,274

364,108

 

 

固定資産合計

503,538

365,072

 

資産合計

2,922,957

1,969,630

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

153,016

162,488

 

 

未払金

606,618

517,487

 

 

前受金

172,675

180,727

 

 

未払法人税等

261

6,902

 

 

1年内返済予定の長期借入金

※1 54,996

※1 39,996

 

 

その他

117,716

※4 50,713

 

 

流動負債合計

1,105,284

958,315

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

※1 116,671

※1 76,675

 

 

繰延税金負債

2,358

2,841

 

 

固定負債合計

119,029

79,516

 

負債合計

1,224,314

1,037,832

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2021年9月30日)

当連結会計年度

(2022年9月30日)

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

1,000,000

10,000

 

 

資本剰余金

1,087,197

2,077,379

 

 

利益剰余金

393,040

1,159,367

 

 

自己株式

0

0

 

 

株主資本合計

1,694,156

928,011

 

非支配株主持分

4,486

3,785

 

純資産合計

1,698,642

931,797

負債純資産合計

2,922,957

1,969,630

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

 至 2021年9月30日)

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

 至 2022年9月30日)

売上高

7,291,312

6,004,310

売上原価

※1 6,803,633

5,776,281

売上総利益

487,678

228,029

販売費及び一般管理費

※2 1,042,518

※2 1,029,785

営業損失(△)

554,839

801,755

営業外収益

 

 

 

受取利息

408

3,177

 

広告協力金収入

204,815

134,137

 

雑収入

42,373

21,539

 

営業外収益合計

247,597

158,854

営業外費用

 

 

 

支払利息

917

2,808

 

雑損失

30,985

8,768

 

株式報酬費用

-

2,744

 

為替差損

6,199

9,479

 

持分法による投資損失

3,234

73,605

 

営業外費用合計

41,337

97,406

経常損失(△)

348,579

740,306

特別利益

 

 

 

関係会社株式売却益

-

999

 

特別利益合計

-

999

特別損失

 

 

 

減損損失

※3 35,566

※3 17,971

 

投資有価証券評価損

-

15,599

 

特別損失合計

35,566

33,571

税金等調整前当期純損失(△)

384,145

772,878

法人税、住民税及び事業税

2,635

6,939

法人税等調整額

2,314

482

法人税等合計

4,950

7,422

当期純損失(△)

389,095

780,301

非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△)

310

143

親会社株主に帰属する当期純損失(△)

388,785

780,445

 

① 【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2021年9月30日)

当事業年度

(2022年9月30日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

※1 1,174,269

※1 582,050

 

 

売掛金

※3 444,325

-

 

 

売掛金及び契約資産

-

※3 263,771

 

 

仕掛品

17,960

-

 

 

前渡金

19,987

29,777

 

 

前払費用

65,815

38,902

 

 

関係会社短期貸付金

※3 52,000

※3 72,000

 

 

その他

※3 51,640

※3 45,349

 

 

関係会社貸倒引当金

13,605

53,566

 

 

貸倒引当金

3,043

2,448

 

 

流動資産合計

1,809,349

975,837

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

32,122

18,278

 

 

 

 

減価償却累計額及び減損損失累計額

32,122

18,278

 

 

 

 

建物(純額)

-

-

 

 

 

工具、器具及び備品

37,584

19,314

 

 

 

 

減価償却累計額及び減損損失累計額

37,584

19,314

 

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

-

-

 

 

 

有形固定資産合計

-

-

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

15,667

67

 

 

 

関係会社株式

19,100

43,100

 

 

 

関係会社長期貸付金

※3 160,000

※3 160,000

 

 

 

長期前払費用

25,983

14,990

 

 

 

差入保証金

235,460

184,494

 

 

 

投資その他の資産合計

456,212

402,652

 

 

固定資産合計

456,212

402,652

 

資産合計

2,265,561

1,378,489

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

※3 164,848

※3 62,399

 

 

1年内返済予定の長期借入金

※1 54,996

※1 39,996

 

 

未払金

※3 116,888

※3 91,647

 

 

未払費用

16,252

14,158

 

 

未払法人税等

-

2,290

 

 

前受金

※3 46,305

※3 46,492

 

 

預り金

9,644

7,479

 

 

受注損失引当金

6,358

-

 

 

その他

49,984

2,516

 

 

流動負債合計

465,278

266,979

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

※1 116,671

※1 76,675

 

 

繰延税金負債

2,358

2,541

 

 

関係会社事業損失引当金

-

43,017

 

 

固定負債合計

119,029

122,234

 

負債合計

584,308

389,213

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2021年9月30日)

当事業年度

(2022年9月30日)

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

1,000,000

10,000

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

1,055,614

1,055,614

 

 

 

その他資本剰余金

27,659

1,017,659

 

 

 

資本剰余金合計

1,083,274

2,073,274

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

繰越利益剰余金

402,021

1,093,999

 

 

 

利益剰余金合計

402,021

1,093,999

 

 

自己株式

0

0

 

 

株主資本合計

1,681,253

989,275

 

純資産合計

1,681,253

989,275

負債純資産合計

2,265,561

1,378,489

 

② 【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2020年10月1日

 至 2021年9月30日)

当事業年度

(自 2021年10月1日

 至 2022年9月30日)

売上高

※1 3,693,983

※1 2,771,335

売上原価

※1 3,200,999

※1 2,631,540

売上総利益

492,984

139,795

販売費及び一般管理費

※1 812,448

※1 764,586

営業損失(△)

319,464

624,791

営業外収益

 

 

 

受取利息

※1 587

※1 4,786

 

雑収入

※1 26,931

※1 42,591

 

為替差益

1,729

2,587

 

営業外収益合計

29,248

49,966

営業外費用

 

 

 

支払利息

917

2,808

 

雑損失

22,547

8,756

 

株式報酬費用

-

2,744

 

営業外費用合計

23,465

14,308

経常損失(△)

313,681

589,134

特別利益

 

 

 

関係会社株式売却益

-

999

 

特別利益

-

999

特別損失

 

 

 

減損損失

13,023

17,971

 

投資有価証券評価損

-

15,599

 

関係会社株式評価損

※3 57,103

-

 

関係会社貸倒引当金繰入額

※3 13,605

※3 39,960

 

関係会社事業損失引当金繰入額

-

※3 43,017

 

特別損失

83,732

116,550

税引前当期純損失(△)

397,413

704,684

法人税、住民税及び事業税

2,293

2,291

法人税等調整額

2,314

182

法人税等合計

4,607

2,474

当期純損失(△)

402,021

707,159