東急不動産ホールディングス株式会社
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回次 |
第6期 |
第7期 |
第8期 |
第9期 |
第10期 |
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決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
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営業収益 |
(百万円) |
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経常利益 |
(百万円) |
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親会社株主に帰属する当期純利益 |
(百万円) |
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包括利益 |
(百万円) |
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純資産額 |
(百万円) |
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総資産額 |
(百万円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり当期純利益 |
(円) |
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潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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営業活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
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△ |
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投資活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
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財務活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
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△ |
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現金及び現金同等物の期末残高 |
(百万円) |
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従業員数 |
(人) |
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(外、平均臨時雇用者数) |
( |
( |
( |
( |
( |
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(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第9期の期首から適用しており、第9期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
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回次 |
第6期 |
第7期 |
第8期 |
第9期 |
第10期 |
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決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
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営業収益 |
(百万円) |
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経常利益 |
(百万円) |
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当期純利益 |
(百万円) |
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資本金 |
(百万円) |
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発行済株式総数 |
(株) |
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純資産額 |
(百万円) |
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総資産額 |
(百万円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり配当額 |
(円) |
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(内1株当たり中間配当額) |
(円) |
( |
( |
( |
( |
( |
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1株当たり当期純利益 |
(円) |
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潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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配当性向 |
(%) |
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従業員数 |
(人) |
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(外、平均臨時雇用者数) |
( |
( |
( |
( |
( |
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株主総利回り |
(%) |
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|
(比較指標: 配当込みTOPIX) |
(%) |
( |
( |
( |
( |
( |
|
(比較指標: 配当込みTOPIX (不動産業)) |
(%) |
( |
( |
( |
( |
( |
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最高株価 |
(円) |
878 |
810 |
708 |
746 |
812 |
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最低株価 |
(円) |
501 |
425 |
399 |
564 |
596 |
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第9期の期首から適用しており、第9期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
3.最高株価及び最低株価は2022年4月4日より東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
当社は2013年10月1日に共同株式移転の方法により東急不動産㈱、㈱東急コミュニティー及び東急リバブル㈱の完全親会社として設立されました。
2013年10月 当社設立、東京証券取引所市場第一部に株式を上場
2014年4月 賃貸住宅管理を行う東急住宅リース㈱を設立
2016年11月 学生マンション管理事業等を行う㈱学生情報センターの株式を取得
2017年4月 東急不動産コンフォリア投信㈱が東急不動産アクティビア投信㈱を吸収合併し、東急不動産キャピタル・マネジメント㈱からその事業の一部を承継、東急不動産リート・マネジメント㈱に商号変更
2017年10月 ㈱東急コミュニティーがリフォーム事業を行う㈱東急Re・デザインを設立し、㈱東急コミュニティー及び㈱東急ホームズからリフォーム事業の一部を承継
2020年7月 東急不動産㈱が㈱東急ホームズを事業終了に伴い吸収合併
ホテル・リゾート事業の強化を目的として、㈱東急リゾートサービス、東急ステイ㈱、東急ステイサービス㈱の3社の運営会社を統合し、東急リゾーツ&ステイ㈱を設立
2022年3月 ㈱東急ハンズの全発行済株式の譲渡に伴い、当社の連結範囲から除外
2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
また、2013年10月1日に共同株式移転により当社の完全子会社となりました東急不動産㈱の沿革は、以下のとおりであります。
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1953年12月 |
東急不動産㈱設立、東京急行電鉄㈱(現 東急㈱)から不動産販売業等を譲り受ける |
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1955年4月 |
不動産賃貸業に進出(代官山東急アパート竣工) |
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1956年4月 |
東京証券取引所市場第二部に株式上場 |
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1961年10月 |
東京証券取引所市場第一部に指定 |
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1969年12月 |
東急ホームサービス㈱(1969年㈱東急アメニックスに商号変更)を設立 |
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1970年4月 |
ビル及びマンションの管理を行う㈱東急コミュニティーを設立 |
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1970年8月 |
大阪支店開設(現 関西支店) |
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1970年10月 |
大阪証券取引所市場第一部に株式上場(2007年11月上場廃止) |
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1972年3月 |
不動産の仲介業を行う㈱エリアサービス(現 東急リバブル㈱)を設立 |
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1975年11月 |
ゴルフ事業に進出(札幌東急ゴルフクラブ開業) |
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1976年8月 |
住関連及びD・I・Y用品の販売を行う㈱東急ハンズを設立 |
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1978年3月 |
別荘の販売を行う東急リゾート㈱を設立 |
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1982年9月 |
建物の建築請負及び設計を行う東急ホーム㈱を設立 |
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1982年12月 |
スキー事業に進出(蓼科東急スキー場開業) |
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1986年7月 |
会員制スポーツクラブ事業に進出(東急スポーツオアシス江坂開業) |
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1988年6月 |
会員制リゾートホテル事業に進出(東急ハーヴェストクラブ蓼科開業) |
|
1998年2月 |
都市型ホテル事業に進出(東急ステイ蒲田開業) |
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1998年11月 |
㈱東急コミュニティー 東京証券取引所市場第二部に株式上場 |
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1999年12月 |
東急リバブル㈱ 東京証券取引所市場第二部に株式上場 |
|
2000年3月 |
㈱東急コミュニティー 東京証券取引所市場第一部に指定 |
|
2001年3月 |
東急リバブル㈱ 東京証券取引所市場第一部に指定 |
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2003年3月 |
シニア住宅・介護施設の開発を行う㈱イーライフデザイン(現 ㈱東急イーライフデザイン)設立 |
|
2006年4月 |
会員制フィットネス事業を㈱東急スポーツオアシスに承継 |
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2007年2月 |
不動産ファンド運用を行う東急不動産キャピタル・マネジメント㈱を設立 |
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2008年4月 |
東急ホーム㈱が㈱東急アメニックスを吸収合併し、㈱東急ホームズに商号変更 |
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2009年1月 |
商業施設運営を行う東急不動産SCマネジメント㈱を設立 |
|
2009年10月 |
賃貸住宅に係る不動産投資信託の資産運用を行うTLCリアルティマネジメント㈱ (現 東急不動産リート・マネジメント㈱)設立 |
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2010年11月 |
商業施設・オフィス等に係る不動産投資信託の資産運用を行うTLCタウンシップ㈱ (現 東急不動産リート・マネジメント㈱)設立 |
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2012年6月 |
アクティビア・プロパティーズ投資法人 東京証券取引所に上場 |
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2012年7月 |
インドネシアにてコンドミニアム事業等を行う「PT.TOKYU LAND INDONESIA」を設立 |
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2013年2月 |
コンフォリア・レジデンシャル投資法人 東京証券取引所に上場 |
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2013年9月 |
完全親会社である東急不動産ホールディングス㈱の設立に伴い3社(東急不動産㈱、㈱東急コミュニティー及び東急リバブル㈱)が東京証券取引所市場第一部の上場を廃止 |
当社グループは当社、子会社207社(うち連結子会社191社)、関連会社83社で構成され、資産活用型ビジネスの都市開発事業と戦略投資事業、人財活用型ビジネスの管理運営事業と不動産流通事業の4つの事業セグメントで構成しております。各事業の位置づけは次のとおりであり、これらの事業は連結財務諸表の注記事項に記載のセグメントの区分と同一の記載であります。
なお、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
都市開発事業
東急不動産㈱等がオフィスビルや商業施設などの開発、賃貸、運営、売却業務及び、分譲住宅や賃貸住宅の開発、分譲を行っています。一部のオフィスビルや分譲住宅等については㈱東急コミュニティーに、一部の商業施設については東急不動産SCマネジメント㈱に管理・運営を委託しております。
戦略投資事業
東急不動産㈱等が再生可能エネルギー発電施設や物流施設の開発、賃貸、運営、売却業務を行っています。
東急不動産キャピタル・マネジメント㈱が不動産私募ファンド等の組成・運用業務、東急不動産リート・マネジメント㈱が不動産投資信託の資産運用業務を行っています。
PT.Tokyu Land Indonesia及びTokyu Land US Corporation等が海外における不動産開発の投資を行っています。
管理運営事業
㈱東急コミュニティー等がマンション、ビル等の総合管理業務、改修工事業等を行っております。
東急不動産㈱等が会員制リゾートホテル等の分譲を行い、主に東急リゾート㈱が販売代理を行っております。
また、東急不動産㈱等がホテル、ゴルフ場、スキー場等の経営を行い、東急リゾーツ&ステイ㈱に運営を委託しております。同様に、東急不動産㈱がシニア住宅の経営を行い、㈱東急イーライフデザインに運営を委託しております。さらに、東急リゾーツ&ステイ㈱がホテル、㈱イーウェルが企業福利厚生の受託事業、㈱東急スポーツオアシスが会員制スポーツクラブの経営を行っております。
㈱石勝エクステリアが環境緑化事業及び造園事業を行っております。
不動産流通事業
東急リバブル㈱等が不動産の仲介、販売代理、買取再販事業等を行っております。
東急住宅リース㈱や㈱学生情報センター等が賃貸住宅や学生マンション等の管理・運営及び転貸業務等を行っております。
上記のほか、不動産流通事業ではその他の関係会社である東急㈱が販売するマンション、戸建住宅の販売代理業務を東急リバブル㈱が受託するなどしております。
2023年3月末における主な事業の系統図は次のとおりであります。
※1 東急㈱は連結子会社、持分法適用関連会社以外の関連当事者であります。
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2023年3月31日現在 |
|
名称 |
住所 |
資本金 又は出資金 (百万円) |
主要な事業の 内容 |
議決権の所有又は被所有の割合(%) |
関係内容 |
|
(連結子会社) |
|
|
|
|
|
|
※3,6 東急不動産㈱ |
東京都 |
57,551 |
都市開発 戦略投資 管理運営 |
100.00 |
グループマネジメント、役員の兼任、資金貸借 |
|
※4,6 ㈱東急コミュニティー |
東京都 |
1,653 |
管理運営 |
100.00 |
グループマネジメント、役員の兼任、資金貸借 |
|
※5,6 東急リバブル㈱ |
東京都 |
1,396 |
不動産流通 |
100.00 |
グループマネジメント、役員の兼任、資金貸借 |
|
東急住宅リース㈱ |
東京都 |
100 |
不動産流通 |
100.00 |
グループマネジメント、役員の兼任、資金貸借 |
|
㈱学生情報センター |
京都府 京都市 |
40 |
不動産流通 |
100.00 |
グループマネジメント、役員の兼任、資金貸借 |
|
東急不動産キャピタル・マネジメント㈱ |
東京都 |
300 |
戦略投資 |
100.00 (100.00) |
資金貸借 |
|
東急不動産リート・マネジメント㈱ |
東京都 渋谷区 |
200 |
戦略投資 |
100.00 (100.00) |
資金貸借 |
|
PT.Tokyu Land Indonesia |
インドネシア共和国 |
百万米ドル 220 |
戦略投資 |
100.00 (100.00) |
- |
|
Tokyu Land US Corporation |
米国 |
ドル 50 |
戦略投資 |
100.00 (100.00) |
- |
|
Tokyu Land Asia Pte.Ltd. |
シンガポール共和国 |
百万米ドル 82 |
戦略投資 |
100.00 (100.00) |
- |
|
㈱東急Re・デザイン |
東京都 世田谷区 |
100 |
管理運営 |
100.00 (100.00) |
役員の兼任、資金貸借 |
|
㈱石勝エクステリア |
東京都 世田谷区 |
100 |
管理運営 |
100.00 (100.00) |
役員の兼任、資金貸借 |
|
東急リゾーツ&ステイ㈱ |
東京都 |
100 |
管理運営 |
100.00 (100.00) |
資金貸借 |
|
TGR㈱ |
東京都 渋谷区 |
10 |
管理運営 |
100.00 (100.00) |
資金貸借 |
|
㈱イーウェル |
東京都 千代田区 |
499 |
管理運営 |
68.00 (68.00) |
資金貸借 |
|
㈱東急スポーツオアシス |
東京都 |
100 |
管理運営 |
60.00 (60.00) |
資金貸借 |
|
TFHD digital㈱ |
東京都 渋谷区 |
100 |
管理運営 |
100.00 |
グループマネジメント、役員の兼任 |
|
その他174社 |
|
|
|
|
|
|
名称 |
住所 |
資本金 又は出資金 (百万円) |
主要な事業の 内容 |
議決権の所有又は被所有の割合(%) |
関係内容 |
|
(持分法適用関連会社) |
|
|
|
|
|
|
リニューアブル・ジャパン㈱ |
東京都 港区 |
4,627 |
再生可能エネルギー発電事業等 |
16.69 (16.69) |
- |
|
㈱メディヴァ |
東京都 |
158 |
医療機関のコンサルティング業務等 |
20.00 (20.00) |
役員の兼任 |
|
東急保険コンサルティング㈱ |
東京都 |
405 |
保険代理業務等 |
40.00 |
- |
|
その他37社 |
|
|
|
|
|
|
(その他の関係会社) |
|
|
|
|
|
|
※7 東急㈱ |
東京都 |
121,724 |
交通事業 不動産事業他 |
被所有 16.06 (0.14) |
役員の兼任 |
(注)1.連結子会社における「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
2.「議決権の所有又は被所有の割合」欄の( )内は間接所有又は間接被所有割合で内数であります。
※3.東急不動産㈱は売上高(連結売上高相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
|
主要な損益情報等 |
|
|
(1)売上高 |
353,174百万円 |
|
(2)経常利益 |
61,166百万円 |
|
(3)当期純利益 |
14,821百万円 |
|
(4)純資産額 |
400,364百万円 |
|
(5)総資産額 |
1,841,797百万円 |
※4.㈱東急コミュニティーは売上高(連結売上高相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
|
主要な損益情報等 |
|
|
(1)売上高 |
168,693百万円 |
|
(2)経常利益 |
9,519百万円 |
|
(3)当期純利益 |
5,603百万円 |
|
(4)純資産額 |
72,706百万円 |
|
(5)総資産額 |
142,143百万円 |
※5.東急リバブル㈱は売上高(連結売上高相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
|
主要な損益情報等 |
|
|
(1)売上高 |
163,521百万円 |
|
(2)経常利益 |
27,047百万円 |
|
(3)当期純利益 |
18,909百万円 |
|
(4)純資産額 |
92,586百万円 |
|
(5)総資産額 |
132,268百万円 |
※6.特定子会社であります。
※7.有価証券報告書提出会社であります。
(1)連結会社の状況
|
|
2023年3月31日現在 |
|
|
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
|
都市開発 |
|
( |
|
戦略投資 |
|
( |
|
管理運営 |
|
( |
|
不動産流通 |
|
( |
|
全社(共通) |
|
( |
|
合計 |
|
( |
(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.全社(共通)として、記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。
(2)提出会社の状況
|
|
|
|
|
2023年3月31日現在 |
|
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(千円) |
|
|
|
( |
|
|
|
|
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
|
全社(共通) |
|
( |
|
合計 |
|
( |
(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(3)労働組合の状況
当社の従業員は、東急不動産㈱等からの出向者であるため、労働組合は組織されておりません。なお、連結子会社のうち東急不動産㈱には労働組合が組織されておりますが、労使関係は良好で、特記すべき事項はありません。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
① 提出会社
提出会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
② 連結子会社
|
当事業年度 |
補足説明 |
||||||||
|
名称 |
管理職に占める女性労働者の割合 (%)(注)1 |
男性労働者の育児休業取得率(%) |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1 |
||||||
|
全労働者 |
正規雇用 労働者 |
パート・ 有期労働者 |
|
全労働者 |
正規雇用 労働者 |
パート・ 有期労働者 |
|||
|
東急不動産㈱ |
6.7 |
94.7 |
- |
- |
(注)3 |
54.6 |
57.1 |
55.6 |
- |
|
㈱東急コミュニティー |
9.0 |
92.7 |
- |
- |
(注)3 |
76.0 |
64.5 |
79.1 |
- |
|
東急リバブル㈱ |
3.0 |
39.6 |
39.6 |
- |
(注)1、2 |
46.5 |
58.8 |
28.8 |
- |
|
東急住宅リース㈱ |
8.2 |
66.7 |
- |
- |
(注)3 |
63.7 |
62.8 |
86.1 |
- |
|
㈱学生情報センター |
15.6 |
- |
- |
- |
|
53.2 |
75.6 |
75.3 |
- |
|
㈱東急スポーツオアシス |
- |
50.0 |
- |
- |
(注)3 |
66.0 |
73.5 |
93.7 |
- |
|
㈱石勝エクステリア |
- |
- |
- |
- |
|
63.4 |
67.2 |
75.9 |
- |
|
㈱石勝グリーンメンテナンス |
- |
- |
- |
- |
|
52.7 |
77.6 |
65.8 |
- |
|
㈱イーウェル |
16.7 |
- |
- |
- |
|
50.6 |
72.3 |
66.2 |
- |
|
東急リゾーツ&ステイ㈱ |
- |
30.8 |
- |
- |
(注)3 |
67.4 |
73.1 |
92.1 |
- |
|
㈱東急イーライフデザイン |
- |
75.0 |
- |
- |
(注)2 |
83.3 |
95.2 |
64.8 |
- |
|
㈱マリモコミュニティ |
- |
- |
- |
- |
|
69.5 |
63.2 |
95.8 |
- |
|
東急ビルメンテナンス㈱ |
- |
- |
- |
- |
(注)2 |
67.5 |
88.7 |
80.8 |
- |
|
㈱東急Re・デザイン |
3.6 |
- |
- |
- |
|
59.2 |
60.2 |
55.5 |
- |
|
東急リバブルスタッフ㈱ |
66.7 |
- |
- |
- |
|
76.6 |
107.4 |
89.5 |
- |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出した
ものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)
の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
3.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)
の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)長期ビジョン「GROUP VISION 2030」について
2021年5月に長期ビジョン「GROUP VISION 2030」を策定、公表しました。将来の長期的な経営環境について、新型コロナウイルスのパンデミックや急激なデジタル化の加速、脱炭素社会の進展、生活スタイルの多様化など、「VUCA※」といわれる不確実で先が読みにくい時代が続くものと認識しています。このような環境認識のもと、サステナブルな成長を実現するため、従来型の積み上げ型による計画ではなく、バックキャスト発想で10年後の当社グループのありたい姿を見定め、長期ビジョン「GROUP VISION 2030」の策定と理念体系の再整理を行いました。
※Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をつなげた言葉で、予測不可能な社会経済環境を指す。
① 長期ビジョンスローガン「WE ARE GREEN」について
コーポレートカラーであるグリーンを基調に、当社グループの事業や人財の多様性をグラデーションで表し、多様なグリーンの力で、2030年にありたい姿を実現していく姿勢を表現しています。グリーンは環境への取り組みやサステナビリティの象徴であるとともに、当社グループがめざす「誰もが自分らしく、いきいきと輝ける未来」の象徴でもあります。「WE ARE GREEN」を旗印に、多様なグリーンの力を融合させ、魅力あふれる多彩なライフスタイルを創造していきます。
② 理念体系
当社グループの成り立ちを踏まえて理念体系を再定義し、「ありたい姿」、「社会との約束」、「創業の精神」を規定しております。
ありたい姿は、「価値を創造し続ける企業グループへ」を継続して掲げます。そして、「魅力あふれる多彩なライフスタイルの創造を通じて、誰もが自分らしく、いきいきと輝ける未来を実現すること」が、社会的使命(ミッション)です。
社会との約束では、6つのステークホルダーへの約束を定義しました。当社グループは、あらゆるステークホルダーの満足度の総和が企業価値になると考えています。
③ マテリアリティ
ありたい姿で規定した「誰もが自分らしく、いきいきと輝ける未来の実現」に向け、「個人」「社会」「環境」それぞれの未来の理想像を描き、それらを実現するための4つの取り組みテーマ「多彩なライフスタイルをつくる」、「ウェルビーイングな街と暮らしをつくる」、「サステナブルな環境をつくる」、「デジタル時代の価値をつくる」をマテリアリティとして定めています。
上記の4つの事業基盤に関するマテリアリティに加え、「多様な人財が活きる組織風土をつくる」、「成長を加速するガバナンスをつくる」の経営基盤に関するマテリアリティの2つを設定し、当社グループがめざす未来を実現するために、6つのマテリアリティに取り組んでまいります。
④ 「GROUP VISION 2030」の位置づけ
「GROUP VISION 2030」策定時の課題として4点を認識しております。順調な投資によるBS拡充の一方、新型コロナウイルス感染拡大の影響により収益水準が低下した事業もあり、「BSマネジメントによる効率性向上」と、「強固な事業ポートフォリオ構築」が課題です。管理運営等の人手に頼った事業では、人手不足等の影響に左右されにくい体質へ転換するため、「労働集約型からの脱却」を進めることや、デジタル化など事業の高度化、複雑化への対応が急務であり、「自前主義の脱却、人財育成」に取り組むことも重要な課題です。
4つの課題認識を踏まえ、2030年までの10年間のうち、前半期を「再構築フェーズ」として、アフターコロナの再成長に向けた稼ぐ力と効率性向上への取り組み期間とします。後半期では「強靭化フェーズ」として、新領域での事業育成など強固な事業基盤の確立を目指し、その後のサステナブルな成長につなげてまいります。
(2)長期経営方針について
「GROUP VISION 2030」では、現状の課題認識を踏まえ、長期視点であらゆる事業を見直すとともに、経営の羅針盤となる考え方を明確化することで、サステナブルな成長を実現してまいります。
幅広いアセット、豊富なお客さま接点など、グループの特色を強みに変えるため、全社方針として、「環境経営」と「DX」に取り組み、また、関与アセット拡大モデルの進化のため、知的資産の活用とパートナー共創を進め、強固で独自性ある事業ポートフォリオを構築します。ROE向上、EPS成長、ひいては株主価値・企業価値の向上を実現します。
① 全社方針
イ.環境経営
環境ビジョンに基づき、脱炭素社会、循環型社会の実現に向けた「クリーンエネルギー普及など、すべての事業を通じた環境負荷低減」と、「環境に寄与する快適な街と暮らしの創造」に取り組みます。
気候変動に関する目標については、自社のCO2排出については2025年カーボンマイナスへの貢献を実現します。カーボンマイナスについては、当社グループの強みである再生可能エネルギー事業によるCO2削減量が自社のCO2排出量を上回ることでグループ全体の2025年度の実現をめざす、当社独自の目標となっております。また、サプライチェーンのスコープ3まで含めたCO2については、科学的根拠に基づく削減目標のSBT1.5℃の認定を取得し2030年に実現、2050年ネットゼロエミッション達成をめざします。2100年に気候変動を1.5℃に抑える「1.5℃目標」は、パリ協定において「努力目標」とされるハードルの高い目標設定ですが、強い決意を持って取り組み、環境の取組みについては業界をリードしていきたいと考えております。
ロ.DX
もう一つの全社方針の「DX」では、3つの施策を推進します。
業務フローの電子化・業務自動化など「省力化推進による創造的業務への転換」、オンラインとオフラインの融合(いわゆるOMO)の推進など「顧客接点の高度化による感動体験の創出」、自社開発ツールやサービスモデルの提供など「知的資産活用による新しい価値創造」を通じて、デジタル活用による事業の変革に取り組みます。
当社グループは多くのBtoC事業を手掛けていることから豊富なお客さま接点を有しており、DXに取り組むことで新たな付加価値を提供できるものと考えております。BtoC事業を強みに変革するためにDXを推進いたします。
② 目標指標
2030年度の目標指標は、マテリアリティごとにそれぞれのKPIを定めております。
また財務指標としては、2030年度のありたい姿として、ROE10%以上、ROA5%以上、D/Eレシオ2.0倍以下、営業利益1,500億円以上、当期純利益750億円以上を参考指標として掲げました。なお、2030年度のありたい姿の具現化に向けて、「GROUP VISION 2030」に沿った中期経営計画を策定しています。
(3)「中期経営計画2025」について
2022年5月に2025年度を目標年度とする「中期経営計画2025」を策定、公表いたしました。
本計画は、長期経営方針における「再構築フェーズ」と位置付け、長期経営方針で定めた全社方針および事業方針に従い、アフターコロナの再成長に向けた稼ぐ力と効率性の向上を推進し、強固で独自性ある事業ポートフォリオの構築、ありたい姿の実現をめざします。
①中期経営計画2025の概要
長期経営方針で定めた全社方針「環境経営」「DX」を通じた独自性のある価値創出を図ります。資産活用型ビジネス(都市開発事業/戦略投資事業)では、「資金の効率的投資や共創型開発等を通じた資産効率性の向上」、人財活用型ビジネス(管理運営事業/不動産流通事業)では、「労働集約型からの脱却と知的資産の有効活用による生産性の向上」をそれぞれ推進しつつ、DXを通じてグループのサービスをつなぐことで新たな収益モデルの確立、環境を起点とした事業機会の拡大を図り、グループの特色を強みに変えてまいります。
②経営基盤の強化
長期ビジョン「GROUP VISION 2030」の達成に向けた経営基盤の強化を着実に推進いたします。財務資本戦略では、最適な財務資本構成のもと効率性を意識した利益成長の実現に向けた施策を実施していきます。人財・組織風土では、多様な人財が活躍できる組織づくりや健康経営の促進などによる働きがい・働きやすさの向上に加え、サプライチェーンの人権配慮にも取り組みます。ガバナンスでは、公正かつ透明性の高いガバナンス体制の構築に向けて、役員報酬制度の見直しや指名・報酬委員会の独立性強化などを推進します。
③事業ポートフォリオマネジメント
強固で独自性のある事業ポートフォリオの構築に向け、定量評価と定性評価の2軸で主要事業を評価し、各事業の方向性を「推進」「修正して推進」「抜本的再構築」に整理いたしました。「抜本的な再構築」と位置付けたハンズ事業は新しいパートナーへ株式を譲渡、レジャー事業は、TCFDシナリオなども踏まえ、アセットライト化を推進いたします。「修正して推進」とのボーダーに配置しているヘルスケア事業のフィットネス事業は、コロナ後の会員数回復は限定的となる想定のもと、店舗事業を中心に抜本的な再構築を進めます。商業施設事業は、EC化の進展に伴い、都心施設を中心に体験型消費・共感型消費に対応する施設への転換や、資産ポートフォリオの入れ替えを推進していく方針です。
※上記は中期経営計画策定時のものです。2023年3月期末までの進捗状況については、P22をご参照下さい)
④2025年度の目標指標
マテリアリティに基づき、財務・非財務を統合した目標指標を定めております。2025年度の財務指標は、効率性指標としてROE9%、ROA4%、EPS90円以上、利益目標として営業利益1,200億円、当期純利益650億円、財務健全性としてD/Eレシオ2.2倍以下、EBITDA倍率10倍以下の達成をめざします。
⑤キャピタルアロケーション
2025年度末のD/Eレシオは2.2倍以下を前提として、ネット投資額は5,700億円の計画としています。グロス投資額は2兆2,000億円、そのうち2兆円を資産活用型の都市開発および戦略投資事業に投下する計画です。資産活用型事業の期待リターン目線として、保有型事業ではNOI利回り5.0%前後、回転型事業ではIRR6.5%前後を目指します。なお、記載の投資額は2021年度~2025年度の5年累計の数値です。
(4)経営環境及び対処すべき課題
資産活用型ビジネスの都市開発事業及び戦略投資事業では、効率的投資や共創型開発等により資産効率性の向上を図りつつ、当社グループの強みである幅広いアセットの活用、事業プロデュース力を活かした施策を展開いたします。人財活用型ビジネスの管理運営事業及び不動産流通事業では、労働集約型からの脱却、知的資産の有効活用による生産性向上を図りつつ、当社グループの強みである豊富なお客さまとの接点、人財と運営ノウハウを活用した事業拡大を推し進めてまいります。
また、事業環境認識について、長期経営方針で示した長期的な環境認識の視点に加え、コロナ禍での影響も加味した事業環境の変化として、「脱炭素化の加速/環境課題の多様化」、「デジタル化の加速」、「金融・経済の動向」、「ライフスタイルの多様化」の4点に着目しております。
① 都市開発事業セグメント
都市開発事業セグメントでは、独自性ある施設づくりと事業推進力、再開発・エリアマネジメントのノウハウ、総合デベロッパーの強みを活かし、まちのにぎわいを創出して、社会課題や地域課題の解決に貢献する「再開発事業や複合開発の強化」と、ライフスタイルの変化をとらえた「CX(カスタマー・エクスペリエンス)を高める都市ライフの提案」を推進します。
② 戦略投資事業セグメント
戦略投資事業セグメントでは、既に1GW超の発電能力を有する再生可能エネルギー事業、業界トップクラスのREIT・私募ファンド運用資産額、海外における自社開発の実績とノウハウを活かし、エネルギー政策、産業構造の変化なども踏まえ、「再生可能エネルギー事業の拡大」、「物流・産業施設の高度化」、「投資領域および規模の拡大」を推進します。
③ 管理運営事業セグメント
管理運営事業セグメントでは、業界トップクラスの管理戸数と幅広い管理領域、専門性の高い人財と運営ノウハウ、豊富なお客さま接点・地域接点を活かし、デジタル基盤整備による「管理業のソリューション提供型モデルへの進化」、顧客体験価値向上に取り組みながら「新たなウェルネス事業モデルの構築」を推進し、労働集約型から知的資産集約型への転換を図ります。
④ 不動産流通事業セグメント
不動産流通事業セグメントでは、高いブランド力と豊富なお客さま接点、豊富な不動産流通情報と情報加工力、多様なニーズに対するオーナー提案力を活かし、情報の最有効活用・提案力の強化やオペレーションの効率化などを進め「情報価値の変化を見据えた不動産仲介事業モデルの進化」、DXによる生産性向上と付加価値提案強化により「賃貸住宅サービス事業の規模拡大および効率性向上」を推進いたします。
(5)中期経営計画の進捗状況
①中期経営計画の進捗状況(財務目標)
2023年3月期は、不動産売買マーケットの好調、コロナ収束化による国内及びインバウンド需要の回復等により、いずれの目標指標も通期業績予想を上回ることができ、営業収益1兆円・営業利益1,000億円の節目を超えました。
2024年3月期は、不透明な事業環境下ではあるものの、好調な不動産売買マーケットの継続、ホテル等のインバウンド需要の一層の回復などを見込み、営業利益や当期純利益は2023年3月期を上回る計画です。ROEは、2023年3月期は7.3%に改善し、さらに2024年3月期は8.8%となる計画です。中期経営計画の目標達成に向け、いずれの指標についても順調に進捗しております。
②事業ポートフォリオマネジメントの進捗状況
抜本的な再構築の対象とした「レジャー事業」「ヘルスケア事業」「商業施設事業」については、資産入替や資産売却によるアセットライト化、資本提携などにより、構造改革を実行しました。今後は、「修正して推進」と位置付けた事業を中心に、引き続き「稼ぐ力と効率性の向上」を主眼に各事業の変革と成長を進めてまいります。
③企業価値・市場評価向上に向けた取り組み
「中期経営計画2025」で掲げた取組みを着実に推進して、中期経営計画のテーマである「稼ぐ力と効率性の向上」を図り、株主資本コストを上回るROEを継続的に達成するとともに、「長期経営方針」で掲げた全社方針「環境経営」「DX」に取り組み、事業方針である知的資産活用、パートナー共創を進め、中長期にわたる持続的な成長を実現してまいります。これらを実現するために、財務資本戦略・人財組織風土・ガバナンス・株主の皆さまとの関係構築など、経営基盤を強化する考えです。以上の取り組みにより、企業価値・市場評価の向上を図ってまいります。
当社グループの経営成績、財政状態等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には以下のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであり、実際の業績等はこれらの見通しとは異なることがあります。
(1)経営に重要な影響を及ぼすと想定されるリスク
当社グループでは、「リスク管理基本規程」において、グループ各社の経営目標の達成を阻害する事象として7つの個別リスク(投資リスク、財務資本リスク、人事労務リスク、法務コンプライアンスリスク、IT戦略リスク・デジタル戦略リスク、情報セキュリティリスク、危機管理対応)を定め、加えて、重要性の高いリスクとして気候変動リスクを重要リスクとして認識しております。
また「GROUP VISION 2030」において定めた6つのマテリアリティについて、機会及びリスクと、それに関連する重要リスクの特定を行いました。
|
マテリアリティ |
主な機会とリスク (○機会、●リスク) |
主な変動要因 |
重要リスク |
|
多彩なライフスタイルをつくる |
○あらゆる生活シーンの融合 |
・景気動向、不動産市況 ・競合企業動向 ・金融市場(金利、株価) ・消費者動向 |
投資リスク |
|
ウェルビーイングな街と暮らしをつくる |
○コミュニティ形成の重要性増大 |
||
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サステナブルな環境をつくる |
○脱炭素・循環型社会への対応ニーズ 拡大 |
・移行リスク:炭素税など法 規制の厳格化等 ・物理リスク:建物被害や気 温上昇による施設運営影響等 |
気候変動リスク |
|
デジタル時代の価値をつくる |
○toC接点活用の重要性増大 |
・デジタル技術・企業等の動向 |
IT戦略リスク・ デジタル戦略リスク |
|
多様な人財が活きる組織風土をつくる |
○多様な人財によるイノベーション 創発 |
・人材の確保、育成 ・長時間労働 |
人事労務リスク |
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成長を加速するガバナンスをつくる |
○透明性向上によるステークホルダー との関係強化 による損失、信用低下 |
・サイバー攻撃 ・安全対策、BCPの不備 ・役職員の不正、法令違反 ・取締役会の実効性 |
情報セキュリティリスク リスク |
なお、これらのリスクが顕在化する可能性の程度や時期、顕在化した場合に当社グループの経営成績及び財務状況等に与える影響の定量的な内容については、合理的な予見が困難であるため記載しておりません。
各リスクについての考え方は以下のとおりとなります。
① 投資リスク
当社グループの事業の中で投資を伴う資産活用型の事業である都市開発事業セグメント、戦略投資事業セグメント等においては、国内外の景気動向や企業業績、個人消費動向、不動産市況、競合環境、政府や日本銀行の政策変更、東京都心を中心とした事業エリアの状況等の影響を受けやすい傾向があり、これらにより各事業における利益率の低下や収益性の悪化、保有資産の価値が下落する可能性があります。
当該リスクについては当社のグループ経営企画部を主管部署とし、投資対象アセットごとのリスクファクターを定めた上でVaR値を算出、継続的なモニタリングを行うことでリスク量の管理を行っております。
② 財務資本リスク
当社グループでは不動産の開発資金等を自己資本及び、金融機関からの借入金や社債発行による資金調達等で対応しております。今後金利が上昇した場合や株価が著しく下落した場合には、経営成績及び財務状況等に対して大きな影響を与える可能性があります。
金融機関等からの資金調達については、金利変動による影響を軽減するため、有利子負債の大部分を長期による借入とし、さらに金融情勢を踏まえながら一部のプロジェクト融資以外については大部分の金利を固定化し、今後金利が上昇した場合の経営成績に与える影響を最小限に抑える取り組みを行っております。なお、当連結会計年度末の有利子負債における長期比率は95.9%、固定比率は95.3%(長期比率・固定比率ともにSPC借入を除く)です。また、当社のグループ財務部を主管部署とし、金融市場の動向分析及び金利上昇時の当社への影響の定量的なシミュレーションを行っております。
自己資本については、資本市場の動向分析を行うとともに、IR活動による株主・投資家との対話内容の取締役会等へのフィードバック等を実施しており、引き続き株価の適正化を図ってまいります。
③ 気候変動リスク
当社グループでは1998年に定めた環境ビジョンに基づき、事業活動を通じて、継続的に環境課題への取り組みを推進しており、中でも気候変動については重要な課題であると認識しています。気候変動における移行リスクと物理リスクは、当社グループの事業への影響を及ぼす可能性があります。移行リスクとしては、炭素税など法規制の厳格化といった政策動向の変化、低炭素社会に対応できない企業に対する需要低下やレピュテーション悪化、物理リスクとしては、地球温暖化による降雪量減少によるスキー場運営事業への影響や、異常気象の激甚化による建物被害や工事期間の延長によるコスト増などが想定され、事業へ悪影響を及ぼす可能性があります。
当該リスクについては、当社のグループサステナビリティ推進部を主管部署とし、事業部門と協働してグループ横断的に取り組んでいます。取り組みの内容についてはサステナビリティ委員会で審議・協議し、必要に応じて取締役会に報告しています。
当社は「TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言」に2019年より賛同し、その取り組みについて議論する「TCFDコンソーシアム」にも参加しております。気候変動の事業へのリスクと機会については、都市・リゾート・住宅・再生可能エネルギーの主要事業において、「1.5℃」「3℃」「4℃」の複数シナリオについて検証を実施し、経営戦略に反映しております。またTCFD提言に基づき、「ガバナンス」・「戦略」・「リスク管理」・「指標と目標」に分類した開示も実施いたしました。(詳細はhttps://tokyu-fudosan-hd-csr.disclosure.site/ja/themes/54をご参照ください)
④ IT戦略リスク・デジタル戦略リスク
当社グループ及び社会を取り巻くIT環境は目覚ましく進化しており、技術革新や顧客需要の変化に対して当社グループが適切かつ迅速に対応できなかった場合には、将来的に当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。
当該リスクについては当社のグループDX推進部を主管部署とし、新規技術の各事業への応用可能性等を検討しております。
⑤ 人事労務リスク
当社グループでは専門性の高い人財を強みの1つと認識しております。しかし、昨今の少子高齢化等の社会構造変化により人財の継続的な確保や育成が達成出来ない場合、当社グループの成長を阻害する大きな要因となる可能性があります。
当該リスクについては当社のグループ人事部を主管部署とし、長時間労働の削減や有給休暇の取得奨励はもちろん、テレワークや在宅勤務制度等、社員の多様な働き方に対応した施策で、従業員に選ばれる企業を目指しております。また、働き方や働く場所が多様化し、適正な労務マネジメントの重要性が高まっており、2023年度よりグループ重点対策として、「適正な労務マネジメント(労働時間の適正な把握・管理」を実施いたします。関係する各社の制度や運用、啓発活動の状況を網羅的に調査、把握し、リスクマネジメント委員会への報告を行う予定です。
⑥ 情報セキュリティリスク
当社グループでは、都市開発事業セグメントや管理運営事業セグメント、不動産流通事業セグメント等において多くのお客さまの個人情報を取り扱っております。サイバー攻撃や当社グループ従業員によって情報漏洩が発生した場合、当社グループの社会的信用やブランドイメージの低下、当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。
当該リスクについては当社のグループ総務部及びグループDX推進部を主管部署とし、セキュリティ対策等による情報システムの強化や、標的型攻撃メール訓練等の研修実施による社員のリテラシー向上施策等を行っております。
⑦ 危機管理対応
国内外の地震、暴風雨、洪水その他の天災地変、テロ、事故、火災、疫病その他の人災等が発生した場合や、環境問題、不動産の瑕疵が判明した場合又は人口の変動が極端に進んだ場合等には、保有資産の毀損や補償の義務履行等に関連して紛争が発生する等、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当該リスクについては当社のグループ総務部を主管部署とし、災害等発生時に必要となる安全対策やBCPの整備や、各種災害を想定した訓練の実施により、影響を最小限に抑えるべく取り組みを行っております。
⑧ 法務コンプライアンスリスク
当社グループの社員や事業活動において、法令等に抵触する事態が発生した場合や、発生した損害に対する賠償金の支払い等が必要となる場合には、当社グループの社会的信用やブランドイメージの低下、当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。
当該リスクについては当社のグループ法務部を主管部署とし、コンプライアンスを実現するための活動計画(コンプライアンス・プログラム)の策定・推進など、グループ各社においてコンプライアンス体制を構築し、コンプライアンス経営の徹底に努めております。具体的には、東急不動産ホールディングスグループの全役員及び従業員の行動の規範となる「東急不動産ホールディングスグループ行動基準」を定めるとともに、その理解・実践のための具体的マニュアルとして、「東急不動産ホールディングスグループ コンプライアンスマニュアル」を策定し、定期的に研修などを行うことで、全役員及び従業員に対しコンプライアンスの周知・徹底を図っています。
(2)リスク管理体制
個別の重要リスクはリスクの種類に応じてリスクマネジメント委員会及びグループ経営会議が各々管理し、リスク全体の統括的な管理はリスクマネジメント委員会が行い取締役会へ報告いたします。
リスクマネジメント委員会では、グループ横断的に管理が必要と考えられるグループ重点対策リスクの管理と、グループ各社のリスク管理状況の把握、評価を行います。
グループ重点対策リスクには、主管部署を定めて、リスク管理のPDCAを徹底いたします。また、グループ各社のリスク管理状況をリスクマネジメント委員会において把握、評価することによりグループ全体のリスク管理体制を強化いたします。
また、内部監査を通じて管理体制および管理業務の十分性を確認するとともに、重大リスクに関する監査を優先度に応じて計画的に実施しています。緊急かつ重大な損失の危険に対しては、「緊急時対応基本規程」に基づいて情報伝達および意思決定を行い、被害を最小限にとどめる対応を行います。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
財政状態
当連結会計年度末の資産残高は2兆7,385億円となりました。資産の部では、販売用不動産への投資等の進捗により、前連結会計年度末から合計1,041億円増加しました。当連結会計年度末の負債残高については2兆378億円となり、有利子負債の増加等により、前連結会計年度末から合計467億円増加しております。当連結会計年度末の純資産残高については7,007億円となり、利益剰余金等の増加により、前連結会計年度末から合計574億円増加しております。
経営成績
当連結会計年度の業績は、売上高10,058億円(対前期+1.7%)、営業利益1,104億円(同+31.7%)、経常利益996億円(同+36.7%)と、堅調な不動産市場を背景とした売買マーケットや分譲マンションの好調、行動制限や水際対策の緩和によるホテル事業の回復等により増収増益となりました。
「中期経営計画2025」に基づき効率性向上に向けた事業構造改革を進めたこと等により、特別利益として関係会社株式売却益等19億円(前期は特別利益71億円)、特別損失として減損損失等313億円(前期は特別損失240億円)を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は482億円(同+37.3%)となりました。
当連結会計年度の売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、ホールディングス体制への移行前も含めて、過去最高となりました。
|
|
|
|
(単位:億円) |
|
|
前期 |
当期 |
比較 |
|
売上高 |
9,890 |
10,058 |
168 |
|
営業利益 |
838 |
1,104 |
266 |
|
経常利益 |
728 |
996 |
267 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
351 |
482 |
131 |
|
|
|
|
|
|
有利子負債 |
14,217 |
14,829 |
612 |
<セグメント別業績>
|
売上高 |
|
(単位:億円) |
|
営業利益 |
|
(単位:億円) |
||
|
|
前期 |
当期 |
比較 |
|
|
前期 |
当期 |
比較 |
|
合計 |
9,890 |
10,058 |
168 |
|
合計 |
838 |
1,104 |
266 |
|
都市開発 |
3,258 |
3,461 |
203 |
|
都市開発 |
519 |
586 |
67 |
|
戦略投資 |
670 |
788 |
118 |
|
戦略投資 |
147 |
152 |
5 |
|
管理運営 |
3,838 |
3,371 |
△466 |
|
管理運営 |
△1 |
123 |
124 |
|
不動産流通 |
2,345 |
2,630 |
284 |
|
不動産流通 |
261 |
337 |
75 |
|
全社・消去 |
△220 |
△191 |
29 |
|
全社・消去 |
△89 |
△94 |
△6 |
イ.都市開発事業
売上高は3,461億円(対前期+6.2%)、営業利益は586億円(同+12.9%)となりました。
下段売上高内訳の「住宅分譲」では、分譲マンションの計上戸数減少により減収となった一方で、「都市(賃貸オフィス)」では、「九段会館テラス」(東京都千代田区)の新規開業、「都市(賃貸商業施設)」では、東急プラザを始めとする当社グループの主要な商業施設の一定の回復、「都市その他」「住宅その他」でのアセット売却増等により増収となり、セグメント全体では増収増益となりました。
オフィスマーケットは、テレワーク等の働き方の多様化により、オフィスビルの需要縮小等が懸念されておりましたが、当社が数多く保有する渋谷エリアを中心に堅調に推移しており、空室率(オフィスビル・商業施設)は1.1%と低水準を維持しております。
分譲マンションの販売は、引き続き底堅い需要により堅調に推移しております。当期の分譲マンションは、「ブランズ上目黒諏訪山」(東京都目黒区)、「ブランズシティ南草津」(滋賀県草津市)を新規竣工引渡物件として計上した他、完成在庫の販売も進捗しております。なお、マンションの次期売上予想に対する契約済み割合は82%(同+24P)となっております。
|
|
|
|
|
|
|
(億円) |
|
|
前期 |
当期 |
比較 |
|
通期予想 (11月9日公表) |
対予想 |
|
売上高 |
3,258 |
3,461 |
203 |
|
3,480 |
△19 |
|
営業利益 |
519 |
586 |
67 |
|
513 |
73 |
|
売上高内訳 |
|
|
(億円) |
|
|
前期 |
当期 |
比較 |
|
都市 |
1,694 |
2,007 |
314 |
|
都市(賃貸オフィス) |
510 |
547 |
37 |
|
都市(賃貸商業施設) |
396 |
403 |
7 |
|
都市その他 |
788 |
1,058 |
270 |
|
住宅 |
1,564 |
1,453 |
△111 |
|
住宅分譲 |
1,399 |
955 |
△443 |
|
住宅その他 |
166 |
498 |
332 |
賃貸オフィス・賃貸商業施設:空室率
|
2020年3月期末 |
2021年3月期末 |
2022年3月期末 |
2023年3月期末 |
|
0.6% |
1.3% |
1.3% |
1.1% |
※新規竣工した「九段会館テラス」を除く2023年3月期末の空室率:0.7%
主な開業物件(2023年3月期開業物件)
|
|
用途 |
竣工時期 |
延床面積 |
|
九段会館テラス |
オフィス・商業 |
2022年7月 |
68千㎡ |
|
住宅分譲:分譲マンション |
(戸) |
|||
|
|
前期 |
当期 |
比較 |
|
|
計上戸数 |
2,194 |
1,369 |
△825 |
|
|
新規供給戸数 |
1,549 |
1,310 |
△239 |
|
|
契約戸数 |
1,833 |
1,562 |
△271 |
|
|
期末完成在庫 |
661 |
200 |
△461 |
|
ロ.戦略投資事業
売上高は788億円(対前期+17.6%)、営業利益は152億円(同+3.4%)となりました。
下段売上高内訳の「インフラ・インダストリー」は、物流施設のアセット売却や再生可能エネルギー事業の稼働施設の増加等により増収となり、セグメント全体で増収増益となりました。
再生可能エネルギー事業は、稼働施設が計画通り増加する等、順調に拡大しており、全施設稼働後の総定格容量(持分換算前)は、1,577MWの規模となります。
|
|
|
|
|
|
|
(億円) |
|
|
前期 |
当期 |
比較 |
|
通期予想 (11月9日公表) |
対予想 |
|
売上高 |
670 |
788 |
118 |
|
750 |
38 |
|
営業利益 |
147 |
152 |
5 |
|
118 |
34 |
|
売上高内訳 |
|
|
(億円) |
|
|
前期 |
当期 |
比較 |
|
インフラ・インダストリー |
528 |
633 |
106 |
|
投資運用 |
83 |
89 |
6 |
|
海外 |
59 |
65 |
6 |
再生可能エネルギー発電施設
|
|
2020年3月期末 |
2021年3月期末 |
2022年3月期末 |
2023年3月期末 |
|
稼働施設数(件) |
30 |
38 |
66 |
65 |
|
稼働済定格容量(MW) |
487 |
730 |
882 |
1,034 |
※稼働済定格容量は、持分換算前の容量を記載しております。
※2023年3月期末より、稼働施設数、稼働済定格容量からルーフトップ(屋根上太陽光発電設備)を除いておりま
す。
ハ.管理運営事業
売上高は3,371億円(対前期△12.1%)、営業利益は123億円(黒字転換)となりました。
前連結会計年度は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、一部の自治体において緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令され、運営施設は休業や営業時間の短縮等の影響がありましたが、当連結会計年度は、行動制限や水際対策の緩和等もあり、ホテル事業を中心に需要の回復がみられました。
下段売上高内訳の「管理」は、マンション工事の増加等により増収、「ウェルネス」は、前期におけるアセット売却収益の反動減の一方でホテルを中心とした需要の回復等により増収、「ハンズ」は、株式譲渡に伴い前連結会計年度末より当社の連結範囲から除外されたため減収となり、セグメント全体では減収増益となりました。
|
|
|
|
|
|
|
(億円) |
|
|
前期 |
当期 |
比較 |
|
通期予想 (11月9日公表) |
対予想 |
|
売上高 |
3,838 |
3,371 |
△466 |
|
3,390 |
△19 |
|
営業利益 |
△1 |
123 |
124 |
|
114 |
9 |
|
売上高内訳 |
|
(億円) |
|
|
|
前期 |
当期 |
比較 |
|
管理 |
2,060 |
2,131 |
71 |
|
マンション管理 |
1,273 |
1,312 |
39 |
|
ビル管理 |
786 |
819 |
32 |
|
ウェルネス |
1,073 |
1,103 |
31 |
|
ホテル |
285 |
422 |
138 |
|
レジャー |
160 |
191 |
30 |
|
ヘルスケア |
238 |
265 |
27 |
|
ウェルネスその他 |
390 |
225 |
△165 |
|
ハンズ |
567 |
- |
△567 |
|
環境緑化等 |
138 |
137 |
△1 |
※ホテル :ハーヴェストクラブ、東急ステイ、リゾートホテル等
※レジャー :ゴルフ場、スキー場等
※ヘルスケア:シニア住宅、フィットネス施設等
※ハンズ :株式会社東急ハンズの全発行済株式の譲渡に伴い、前連結会計年度末より当社の連結範囲から除外
(2022年10月1日より株式会社ハンズに会社名を変更しています)
|
期末管理物件数 |
|
|
|
|
|
|
2020年3月期末 |
2021年3月期末 |
2022年3月期末 |
2023年3月期末 |
|
マンション(戸) |
829,533 |
839,891 |
831,603 |
867,891 |
|
ビル等 (件) |
1,561 |
1,532 |
1,626 |
1,656 |
ニ.不動産流通事業
売上高は2,630億円(対前期+12.1%)、営業利益は337億円(同+28.9%)となりました。
下段売上高内訳の「売買仲介」は、活況な不動産流通市場を捉えた取扱件数・平均取扱価格の上昇により、また「不動産販売」は、開発案件および大型案件の計上増等により増収となり、セグメント全体で増収増益となりました。
|
|
|
|
|
|
|
(億円) |
|
|
前期 |
当期 |
比較 |
|
通期予想 (11月9日公表) |
対予想 |
|
売上高 |
2,345 |
2,630 |
284 |
|
2,630 |
△0 |
|
営業利益 |
261 |
337 |
75 |
|
310 |
27 |
|
売上高内訳 |
|
|
(億円) |
|
|
前期 |
当期 |
比較 |
|
仲介 |
1,467 |
1,642 |
175 |
|
売買仲介 |
690 |
800 |
110 |
|
不動産販売 |
706 |
772 |
66 |
|
販売受託等 |
71 |
70 |
△1 |
|
賃貸住宅サービス |
878 |
987 |
109 |
|
売買仲介 |
|
|
|
|
|
|
2020年3月期末 |
2021年3月期末 |
2022年3月期末 |
2023年3月期末 |
|
取扱件数(件) |
26,437 |
25,635 |
28,750 |
29,577 |
|
取扱高(億円) |
13,159 |
12,265 |
15,780 |
18,213 |
※リテール、ホールセールの合計値です。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は1,706億円となり、前期末と比較して168億円の増加となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払△298億円等により資金減少の一方、税金等調整前当期純利益702億円、減価償却費445億円等により、947億円の資金増加となりました。
(投資活動におけるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入125億円等の資金増加の一方、固定資産の取得△846億円、有価証券及び投資有価証券の取得△396億円等により、1,201億円の資金減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済△1,515億円、社債の償還△200億円等の一方で、長期借入金の調達2,091億円等により、428億円の資金増加となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績
生産、受注及び販売の実績については、「① 財政状態及び経営成績の状況」における各セグメント業績に関連付けて示しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであり、実際の業績等はこれらの見通しとは異なることがあります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
イ.財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度における我が国経済は、ウィズコロナのもと感染症対策等と経済活動との両立が進んだことで緩やかながらも回復基調となった一方、世界的な金融引き締め、地政学リスクの顕在化による供給面の制約等が事業環境に影響を及ぼしました。
このような状況のもと、当社グループは、「中期経営計画2025」に掲げる、「アフターコロナの再成長に向けた稼ぐ力と効率性の向上」の実現に向けて、事業ポートフォリオの再構築を着実に推進するとともに、全社方針である「環境経営」と「DX」を通じた独自性のある価値創出に取り組んでまいりました。当事業年度は、事業ポートフォリオマネジメントでは、「中期経営計画2025」において、「抜本的な再構築」の対象とした事業について、売却や外部連携等を含めて改革を推進し、その目処を付けることができました。今後は、事業環境の変化をしっかりと見据えながら、定量評価と定性評価の2軸で事業ポートフォリオを管理し、各事業の変革と成長を実現してまいります。
財政状態については、当期末の総資産は2兆7,385億円で、販売用不動産への投資等が進捗し対前期末1,041億円増加、当期末の総負債についても有利子負債の増加等により、2兆378億円と、対前期末467億円増加しております。当期末の純資産については利益剰余金等が増加し、7,007億円と、対前期末574億円増加しております。財務資本戦略として、「資産のコントロール」と「負債・自己資本のコントロール」を通じて、財務規律を維持しながら、効率性を意識した利益成長を実現し、ROE向上およびEPS成長、ひいては株主価値・企業価値向上を目指します。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
・都市開発事業セグメント
都市事業では、2022年10月「九段会館テラス」の新規開業、東急プラザを始めとする当社グループの主要な商業施設の一定の回復、活況な不動産売買市況によるアセット売却の増加等によって増収増益となりました。住宅事業では、「住宅分譲」の分譲マンションの計上戸数減少の一方、賃貸住宅等のアセット売却が増加となり、セグメント全体では増収増益となりました。
オフィス市場は、テレワーク等の働き方の多様化により、オフィスビルの需要縮小等が懸念されておりましたが、当社が数多く保有する渋谷エリアを中心に堅調に推移しており、当社グループ保有物件における2023年3月末時点での空室率(オフィスビル・商業施設)は1.1%と、引き続き低水準を維持しております。
当社ポートフォリオにおいては、空室率及び賃料に大きな変化は見られませんが、東京都心における新規オフィスの供給状況、各テナント企業のアフターコロナのオフィス戦略には注視が必要です。またコロナ禍を受け従業員の働き方の多様化、企業の環境や健康経営への関心の高まりなど、社会から問われる課題は高度化している中、東急不動産㈱のオフィスでは、テナント企業に働く場所を提供するだけでなく、ハード・ソフトの両面で様々な付加価値サービスを提供するため、新しい働き方として「GREEN WORK STYLE」の提案を行っております。センターオフィスを中心にシェアオフィスなど様々なワークプレイスの提供や、再生可能エネルギーを活用した環境への取り組み、従業員の健康やライフスタイルを充実させる取り組みなど、当社グループのリソースを活用したワンストップでのご提案により、テナント企業の企業価値向上と従業員のウェルビーイングに貢献してまいります。
大型開発プロジェクトについては、2020年9月に開業した当社グループ最大規模のオフィスビルである「東京ポートシティ竹芝オフィスタワー」は開業時より満室で稼働しております。2022年10月に開業した「九段会館テラス」は、歴史的建造物の創建当時の貴重な技術や素材を活かして保存・復原を行った保存部分と、お濠を臨みIoTを活用した地上17階建ての最新鋭のオフィスとなる新築部分が融合した施設で、テナントリーシングは既に100%契約済みとなっております。今後の竣工物件としては、当社グループで最大規模となる「Shibuya Sakura Stage」(渋谷駅桜丘口地区再開発計画)が2023年11月に竣工予定で、その他にも2023年10月開業予定の「Forestgate Daikanyama」(代官山町プロジェクト)、2023年秋開業予定の「COCONO SUSUKINO」(札幌すすきの駅前複合再開発計画)の大型物件が順次開業を迎えます。引き続き「広域渋谷圏」の内外においても、複数の開発案件が進行しております。
商業施設については、東急プラザを始めとする当社グループの主要な施設は、新型コロナウイルス感染拡大影響から一定の回復をしております。インバウンド消費の回復、EC市場拡大継続など消費行動の変化に対応したリーシング活動の推進、新たな価値提供に向けたリニューアルの実施などを進めてまいります。
分譲マンション市場は、都心立地や利便性を重視する顧客志向、在宅勤務を契機とした住宅の質の改善、住宅ローン金利の低位安定等、購買環境が引き続き良好なこともあり、実需層を中心に、当社グループのマンション販売は堅調に推移しており、2024年3月期の期初時点での分譲マンションの通期売上予想に対する契約済割合は82%となっております。「BRANZ(ブランズ)」のブランドで首都圏や関西圏を中心に分譲マンション事業を行っており、高付加価値の再開発物件に重点を置いた事業の強化や、持続可能で心地よい暮らしと環境
貢献実現のために新たな発想や仕組みを取り入れた「環境先進マンション」の開発に注力しております。建築工事費については、資材価格の高騰や慢性的な人工不足によりコスト上昇傾向にありますが、引き続き状況を注視しながら、工事金のコントロールを図ってまいります。
2024年3月期の当セグメントにおいては、新規物件の取得環境が過熱する状況の中での厳選投資及び、「Shibuya Sakura Stage」をはじめとした大型開発案件の着実な推進が重点課題となっております。また、分譲マンションの市況は、堅調に推移しており、引き続き着実に販売を進める方針です。
環境対応として、2022年12月には東急不動産㈱の自社事業所やオフィスビル・商業施設をはじめとした全ての保有施設において、使用電力の再生可能エネルギー電力への切替を完了した他、2026年3月期に新築ビル(着工件数ベース)の約50%をZEB水準とすることを目標に掲げるなど、先駆的に取り組んでおります。住宅事業においては、中期経営計画からの目標を前倒して、2023年度以降に着工する分譲マンション「BRANZ」の全物件でZEH相当の環境性能とすることを決定、さらに「低炭素建築物」の認定も業界に先駆けて全棟にて取得いたします。また2025年度以降に着工する都市型賃貸レジデンス「COMFORIA(コンフォリア)」、学生レジデンス「CAMPUS VILLAGE(キャンパスヴィレッジ)」の全棟でも、ZEH相当の環境性能といたします。
・戦略投資事業セグメント
インフラ・インダストリー事業は、物流施設のアセット売却や再生可能エネルギー事業の稼働施設の増加等により、増収増益となりました。
当社グループが、近年事業規模を拡大させてきた再生可能エネルギー事業は、FIT制度によって売電価格が固定されており、景気変動等に対する影響が少なく、安定的に収益に寄与する事業です。「ReENE(リエネ)」のブランド名で太陽光発電所、風力発電所などの開発に注力しており、稼働案件も着実に増やしております。外部環境としては、政府が2030年度の電源構成において、再生可能エネルギーの割合を36~38%に増加させる方針に加え、2050年までに温室効果ガスの排出を0にする2050年カーボンニュートラルを掲げており、今後も市場が拡大していくと見込まれます。
再生可能エネルギー事業の重要性の高まりにより、案件の取得環境は過熱しておりますが、さらなる規模拡大に向け、開発の中心を従来の太陽光発電から風力発電にシフト、PPAモデルやソーラーシェア等の新たな事業モデルの検討、パートナー共創による事業領域の拡大を図っていきます。2023年3月末時点での定格容量は約1.6GW(持分換算前・開発中プロジェクト含む)で、2025年度には原子力発電所2基分相当となる2.1GWへ拡大させていく予定です。
物流施設は、EC市場の成長により引き続き需要拡大が見込める環境であり、再生可能エネルギーの活用やCASBEE認証取得等の環境配慮型施設など、当社グループならではの付加価値を創出し、他社との差別化を図りながら、回転型事業として今後も事業の拡大を進めてまいります。
海外事業においては、米国投資事業のさらなる成長、アジアにおける事業領域の拡大など、対象国を厳選した上で、関与資産を拡大して、管理やアセットマネジメントなどのグループノウハウを活用した事業機会を創出し、中長期的な「営業利益100億円体制」の構築を図ります。また、昨今の海外の政策金利上昇や銀行破綻による影響などを注視しつつ、事業リスク低減に向けた既存事業の見直し及び収益性向上に向けた取り組みを推進してまいります。
・管理運営事業セグメント
㈱東急コミュニティーにおける管理事業では、マンション工事の増加等により増収、東急不動産㈱のウェルネス事業では、行動制限や水際対策の緩和等もあり、「ホテル」を中心とした需要の回復等により増収、セグメント全体ではハンズ事業の連結除外等により減収の一方、増益となりました。
マンション管理やビル管理の管理事業における事業環境は、人材不足・採用難、資材・労務費高騰、マンション新規供給減、大型複合開発やPFI・コンセッション事業の案件増加、2023年3月期より開始となったマンション管理適正評価制度と管理計画認定制度への対応、環境対応やアフターコロナへの移行等の社会課題の顕在化などを課題として認識しております。重点課題としては、管理業においては、ストック拡大に頼った利益成長ではなく、「量」から「質」への転換及び質の向上により、生産性・収益性の改善及び事業ドメインの拡大を図ってまいります。工事業においては当社グループのシナジーを最大限活用した営業強化を進める方針です。
ウェルネス事業においては、2023年3月期はホテルを中心とした需要の回復がみられ、業績は改善しております。また、事業ポートフォリオの見直しを図り、抜本的な再構築が必要な事業については、構造改革の目途づけは完了しました。今後はホテル・レジャー事業では、国内及びインバウンド需要の回復を捉えた運営収益拡大に向けた取り組みの実施、会員制ホテル及びコンドミニアムの開発事業利益拡大に向けた事業推進、ヘルスケア事業では、業界大手のパートナーとの資本提携により、共同での販促、購買などの強化を促進し早期黒字化を目指してまいります。
・不動産流通事業セグメント
東急リバブル㈱における売買仲介のリテール部門・ホールセール部門は、活況な不動産流通市場により取扱件数及び平均取扱価格の上昇、また不動産販売における開発案件及び大型物件の計上増等により、セグメント全体で増収増益となりました。
仲介事業における事業環境は、低金利の継続、テレワークの普及等に伴う個人の土地・戸建の購買意欲の高まりを背景に、都心・郊外のエリアを問わず好調な取引が行われました。また、企業および投資家などによる不動産投資市場についても、円安、低金利を背景に海外ファンドの対日投資は旺盛な取引が行われました。今後も新築分譲マンション市場の縮小により中古住宅市場の拡大が見込まれるため、引き続き、店舗展開による収益基盤の拡大に注力する一方、長期的にはITの進化等による事業構造の変化への注視が必要と認識しております。DX活用による営業活動の効率化や、リテール部門における取引件数の更なる積み上げ、ホールセール部門における事業領域の拡大を目的とした法人戦略の強化等を重点課題として考えております。
DX活用による営業活動の効率化として、「マンション価格査定AI」を導入いたしました。実際の査定データとデータサイエンスを活用し、誤差率を低水準に抑えたAIの開発に成功しました。東急リバブルでは年間30,000件超のマンション査定を首都圏エリアで受託しており、このAIを活用することで約15,000時間の削減効果を見込んでいます。削減された時間は、人の力でしか出来ない顧客接点の深化・拡大業務に充てることで、人的資源の最大化を図る方針です。そして将来的には、本システムの外部提供も検討してまいります。また、販売受託業においても新しい取り組みとして、2022年5月には東急リバブル㈱の分譲マンションや受託物件を中心に、デジタル技術を活用し複数の物件を一拠点で販売できる事務所を開設いたしました。
ロ.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
「GROUP VISION 2030」で掲げた財務資本戦略として、「資産のコントロール」と「負債・自己資本のコントロール」を通じて、財務規律を維持しながら、効率性を意識した利益成長を実現し、ROE向上およびEPS成長、ひいては株主価値・企業価値向上を目指します。
「資産のコントロール」では、既存事業の効率性向上と事業ポートフォリオの最適化が課題です。既存事業の効率性向上の具体的な施策として、資産活用型事業においては、分譲事業、循環型再投資事業、高効率事業の拡大、大型開発プロジェクトの着実な稼働、外部資本活用やフィー収入の拡大、資産ポートフォリオ入替、低収益資産の売却などに取り組みます。人財活用型事業では、規模の成長と共に労働集約型からの脱却などにより効率性を向上します。
「負債・自己資本のコントロール」では、財務規律を維持しながら、市況悪化時にも耐えうる財務基盤を構築し、円滑な資金調達を目的とした格付維持向上を図ります。引き続き、期間利益の積上げによりD/Eレシオを改善してまいります。
なお、当連結会計年度におけるセグメントごとの資産、有形固定資産及び無形固定資産の増加額の内訳は以下のとおりです。
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
都市開発 |
戦略投資 |
管理運営 |
不動産流通 |
調整額 |
連結 財務諸表 計上額 |
|
セグメント資産 |
1,644,082 |
537,028 |
407,569 |
223,015 |
△73,237 |
2,738,458 |
|
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
44,646 |
18,890 |
13,181 |
5,754 |
1,500 |
83,974 |
当社グループの主要な資金需要は、都市開発事業セグメントにおけるオフィスビルや商業施設、分譲マンションや賃貸住宅等の取得・開発資金、戦略投資事業セグメントにおける再生可能エネルギー発電施設、物流施設等の取得・開発資金、海外事業への出資、管理運営事業セグメントのウェルネス事業におけるリゾート施設等の取得・開発資金等であります。これらの資金需要につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローのほか、金融機関からの借入や社債発行による資金調達等にて対応していくこととしております。また、手許の運転資金につきましては、当社及び一部の連結子会社においてCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を導入することにより、各社における余剰資金を当社へ集中し、一元管理を行うことで、資金効率の向上を図っております。
当連結会計年度においては、営業活動によるキャッシュ・フローは、減価償却費の増加等により947億円の資金増加となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得や有価証券及び投資有価証券の取得等により1,201億円の減少となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、有利子負債の増加等により428億円増加し、現金等の期末残高が1,706億円となりました。翌連結会計年度においても、オフィスビルや商業施設、再生可能エネルギー施設や物流施設等への投資が計画されておりますが、営業活動によるキャッシュ・フローのほか、借入金の調達等の財務活動によるキャッシュ・フローで対応していく予定です。
当社グループの当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの実績及び、翌連結会計年度における予想は以下のとおりです。
|
|
|
(単位:億円) |
|
|
2023年3月期 |
2024年3月期 (予想) |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
947 |
1,127 |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
△1,201 |
△2,215 |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
428 |
1,470 |
(注)2024年3月期(予想)の棚卸資産への投資は、投資活動によるキャッシュ・フローに含みます。
該当事項はありません。
当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は、以下のとおりであります。
(1)提出会社
主要な設備はありません。
(2)国内子会社
|
会社名 |
設備の名称 |
所在地 |
セグメントの名称 |
設備の内容・ 用途 |
土地面積 (㎡) |
帳簿価額(百万円) |
|||
|
土地 |
建物 |
その他 |
合計 |
||||||
|
東急不動産㈱ |
渋谷フクラス |
東京都渋谷区 |
都市開発 |
事務所・店舗 |
3,335 |
57,975 |
23,956 |
991 |
82,923 |
|
東急不動産㈱ |
Shibuya Sakura Stage |
東京都渋谷区 |
都市開発 |
事業予定地 |
16,970 |
- |
49 |
33,537 |
33,587 |
|
東急不動産㈱ |
東急プラザ赤坂 |
東京都千代田区 |
都市開発 |
店舗・事務所 |
2,552 |
12,498 |
444 |
10 |
12,952 |
|
東急不動産㈱ |
東急プラザ蒲田 |
東京都大田区 |
都市開発 |
店舗 |
1,920 (5,234) |
9,104 |
2,309 |
197 |
11,611 |
|
会社名 |
設備の名称 |
所在地 |
セグメントの名称 |
設備の内容・ 用途 |
土地面積 (㎡) |
帳簿価額(百万円) |
|||
|
土地 |
建物 |
その他 |
合計 |
||||||
|
東急不動産㈱ |
あべのキューズモール |
大阪府大阪市 |
都市開発 |
店舗 |
8,464 |
5,122 |
5,223 |
234 |
10,580 |
|
東急不動産㈱ |
東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業 |
東京都品川区 |
都市開発 |
事業予定地 |
9,210 |
- |
- |
8,501 |
8,501 |
|
東急不動産㈱ |
Forestgate Daikanyama |
東京都渋谷区 |
都市開発 |
事業予定地 |
4,259 |
5,476 |
- |
2,327 |
7,804 |
|
東急不動産㈱ |
心斎橋風月堂ビル |
大阪府大阪市 |
都市開発 |
事業予定地 |
361 (378) |
6,182 |
- |
805 |
6,988 |
|
東急不動産㈱ |
渋谷プレイス |
東京都渋谷区 |
都市開発 |
事務所・店舗 |
494 |
5,597 |
720 |
1 |
6,320 |
|
東急不動産㈱ |
東急プラザ原宿「ハラカド」 |
東京都渋谷区 |
都市開発 |
事業予定地 |
786 |
- |
7 |
6,030 |
6,038 |
|
東急不動産㈱ |
東急プラザ戸塚 |
神奈川県横浜市 |
都市開発 |
店舗 |
11,233 |
2,506 |
2,013 |
13 |
4,534 |
|
東急不動産㈱ |
あまがさきキューズモール |
兵庫県尼崎市 |
都市開発 |
店舗 |
- |
- |
4,631 |
172 |
4,803 |
|
東急不動産㈱ |
恵比寿ビジネスタワー |
東京都渋谷区 |
都市開発 |
事務所 |
1,628 |
2,990 |
1,590 |
26 |
4,606 |
|
東急不動産㈱ |
聖路加ガーデン |
東京都中央区 |
都市開発 |
事務所・ホテルほか |
- |
- |
2,377 |
1,793 |
4,170 |
|
東急不動産㈱ |
渋谷BEAM |
東京都渋谷区 |
都市開発 |
店舗 |
1,070 |
2,620 |
1,421 |
4 |
4,046 |
|
東急不動産㈱ |
ウノサワ東急ビル |
東京都渋谷区 |
都市開発 |
事務所 |
2,145 |
2,848 |
350 |
18 |
3,217 |
|
東急不動産㈱ 匿名組合シンナン |
渋谷ソラスタ |
東京都渋谷区 |
都市開発 |
事務所 |
3,445 |
20,878 |
17,851 |
519 |
39,250 |
|
東急不動産㈱ 匿名組合箕面エス・シー |
みのおキューズモール |
大阪府箕面市 |
都市開発 |
店舗 |
(37,466) |
- |
5,578 |
313 |
5,892 |
|
東急不動産㈱ 合同会社プロートス |
日本橋本町東急ビル |
東京都中央区 |
都市開発 |
事務所 |
1,558 |
9,692 |
1,324 |
1 |
11,017 |
|
匿名組合スペードハウス |
東急プラザ銀座 |
東京都中央区 |
都市開発 |
店舗 |
2,072 (1,695) |
64,745 |
17,063 |
14,425 |
96,234 |
|
㈱アルベログランデ |
東京ポートシティ竹芝 |
東京都港区 |
都市開発 |
事務所・店舗・共同住宅 |
85 (15,591) |
736 |
80,948 |
6,552 |
88,237 |
|
匿名組合ピクシス |
ノースポート・モール |
神奈川県横浜市 |
都市開発 |
店舗 |
18,991 |
33,114 |
8,009 |
38 |
41,162 |
|
匿名組合チェントロ |
日本橋フロント |
東京都中央区 |
都市開発 |
事務所 |
2,653 |
34,909 |
2,303 |
13 |
37,226 |
|
匿名組合ノーヴェグランデ |
九段会館テラス |
東京都千代田区 |
都市開発 |
事務所・店舗 |
(8,766) |
- |
33,466 |
1,452 |
34,919 |
|
匿名組合リベル |
日本橋丸善東急ビル |
東京都中央区 |
都市開発 |
事務所・店舗 |
1,493 |
28,842 |
2,188 |
94 |
31,124 |
|
匿名組合デウテロス |
浜松町スクエア |
東京都港区 |
都市開発 |
事務所・共同住宅 |
2,224 |
23,084 |
3,233 |
40 |
26,358 |
|
会社名 |
設備の名称 |
所在地 |
セグメントの名称 |
設備の内容・ 用途 |
土地面積 (㎡) |
帳簿価額(百万円) |
|||
|
土地 |
建物 |
その他 |
合計 |
||||||
|
サイドスリー特定目的会社 |
新青山東急ビル |
東京都港区 |
都市開発 |
事務所 |
1,047 |
20,865 |
2,118 |
70 |
23,054 |
|
匿名組合ポンテ |
新橋東急ビル |
東京都港区 |
都市開発 |
事務所 |
1,563 |
18,975 |
2,484 |
28 |
21,488 |
|
匿名組合デウテロス |
渋谷南東急ビル |
東京都渋谷区 |
都市開発 |
事務所 |
2,433 |
18,572 |
1,595 |
21 |
20,189 |
|
匿名組合トリトス |
内幸町東急ビル |
東京都千代田区 |
都市開発 |
事務所 |
1,701 |
14,397 |
1,360 |
13 |
15,771 |
|
匿名組合ポートサウス・キャピタル・コーポレーション |
品川東急ビル |
東京都港区 |
都市開発 |
事務所・共同住宅 |
3,305 |
11,402 |
2,624 |
153 |
14,179 |
|
クロス特定目的会社 |
東急プラザ表参道「オモカド」 |
東京都渋谷区 |
都市開発 |
店舗 |
467 |
13,182 |
795 |
5 |
13,982 |
|
匿名組合コリントス |
スプライン青山東急ビル |
東京都港区 |
都市開発 |
事務所・店舗 |
962 |
12,600 |
1,040 |
6 |
13,646 |
|
匿名組合クィーン |
新橋センタープレイス |
東京都港区 |
都市開発 |
事務所・店舗 |
1,033 |
12,773 |
822 |
34 |
13,630 |
|
匿名組合ベルデ |
新目黒東急ビル |
東京都品川区 |
都市開発 |
事務所 |
3,082 |
10,050 |
3,462 |
32 |
13,545 |
|
匿名組合シティスクエア |
渋谷スクエア |
東京都渋谷区 |
都市開発 |
事務所 |
943 |
11,561 |
1,805 |
14 |
13,380 |
|
匿名組合メトン・ファンド |
渋谷道玄坂東急ビル |
東京都渋谷区 |
都市開発 |
事務所 |
1,519 |
11,144 |
1,007 |
12 |
12,165 |
|
匿名組合ポートサウス・キャピタル・コーポレーション |
品川イースト |
東京都港区 |
都市開発 |
事務所 |
3,305 |
4,246 |
1,443 |
6 |
5,696 |
|
匿名組合クローバー |
渋谷センタープレイス |
東京都渋谷区 |
都市開発 |
事務所 |
843 |
4,289 |
461 |
4 |
4,755 |
|
㈱日本住情報交流センター |
ハウススクエア横浜 |
神奈川県横浜市 |
都市開発 |
住宅および住宅設備展示場 |
19,397 |
2,827 |
870 |
89 |
3,787 |
|
匿名組合平戸南風力発電所 |
長崎平戸南風力発電所 |
長崎県平戸市 |
戦略投資 |
再生可能エネルギー発電施設 |
239,324 |
- |
- |
16,168 |
16,168 |
|
(同)気仙沼漆原 |
リエネRJ漆原太陽光発電所 |
宮城県気仙沼市 |
戦略投資 |
再生可能エネルギー発電施設 |
(606,491) |
- |
- |
8,830 |
8,830 |
|
(同)西郷羽太 |
西郷羽太発電所 |
福島県西白河郡 |
戦略投資 |
再生可能エネルギー発電施設 |
(73,348) |
- |
- |
7,396 |
7,396 |
|
(同)気仙沼泉沢 |
リエネRJ泉沢太陽光発電所 |
宮城県気仙沼市 |
戦略投資 |
再生可能エネルギー発電施設 |
(381,671) |
- |
- |
5,967 |
5,967 |
|
(同)鹿児島頴娃 |
リエネRJ南九州太陽光発電所 |
鹿児島県南九州市 |
戦略投資 |
再生可能エネルギー発電施設 |
(560,788) |
- |
- |
5,085 |
5,085 |
|
匿名組合京都南丹 |
南丹市ソーラーパーク |
京都府南丹市 |
戦略投資 |
再生可能エネルギー発電施設 |
(65,348) |
- |
- |
3,785 |
3,785 |
|
会社名 |
設備の名称 |
所在地 |
セグメントの名称 |
設備の内容・ 用途 |
土地面積 (㎡) |
帳簿価額(百万円) |
|||
|
土地 |
建物 |
その他 |
合計 |
||||||
|
東急不動産㈱ |
グランクレール成城 |
東京都世田谷区 |
管理運営 |
シニア住宅 |
4,382 |
6,366 |
1,485 |
28 |
7,879 |
|
東急不動産㈱ |
グランクレール世田谷中町 |
東京都世田谷区 |
管理運営 |
シニア住宅 |
(14,059) |
- |
4,341 |
436 |
4,777 |
|
東急不動産㈱ |
クレールレジデンス横浜十日市場 |
神奈川県横浜市 |
管理運営 |
シニア住宅 |
(7,241) |
- |
3,367 |
185 |
3,552 |
|
東急不動産㈱ |
東急リゾートタウン浜名湖 |
静岡県浜松市 |
管理運営 |
テニスコート・マリーナほか |
70,094 |
3,227 |
30 |
111 |
3,369 |
|
東急不動産㈱ |
東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山 |
静岡県熱海市 |
管理運営 |
ホテル |
29,231 |
1,885 |
1,407 |
42 |
3,335 |
|
東急不動産㈱ |
東急ハーヴェストクラブ軽井沢 |
長野県北佐久郡 |
管理運営 |
ホテル |
46,497 |
602 |
2,424 |
151 |
3,178 |
|
房総興発㈱ |
鶴舞カントリー倶楽部 |
千葉県市原市 |
管理運営 |
ゴルフ場 (36H) |
1,084,854 (112,869) |
7,728 |
381 |
634 |
8,744 |
|
TGR㈱ |
小見川東急ゴルフクラブ |
千葉県香取市 |
管理運営 |
ゴルフ場 (18H) |
630,662 (123,953) |
4,549 |
509 |
221 |
5,279 |
|
TGR㈱ |
季美の森ゴルフ倶楽部 |
千葉県大網白里市 |
管理運営 |
ゴルフ場 (18H) |
712,655 |
4,052 |
272 |
447 |
4,771 |
|
㈱東急コミュニティー |
技術研修センター |
東京都目黒区 |
管理運営 |
研修施設 |
1,063 |
2,802 |
1,552 |
165 |
4,520 |
|
TGR㈱ |
筑波東急ゴルフクラブ |
茨城県つくば市 |
管理運営 |
ゴルフ場 (18H) |
538,736 (124,846) |
3,918 |
234 |
212 |
4,365 |
|
㈱東急イーライフデザイン |
光が丘パークヴィラ |
東京都練馬区 |
管理運営 |
シニア住宅 |
10,501 |
1,556 |
1,983 |
- |
3,540 |
|
ニセコ東急リゾート㈱ |
ニセコ グラン・ヒラフ |
北海道虻田郡 |
管理運営 |
スキー場 |
30,444,265 |
365 |
1,615 |
1,397 |
3,379 |
|
佐倉ゴルフ開発㈱ |
麻倉ゴルフ倶楽部 |
千葉県佐倉市 |
管理運営 |
ゴルフ場 (18H) |
908,642 |
2,113 |
504 |
701 |
3,319 |
(3)在外子会社
|
会社名 |
設備の名称 |
所在地 |
セグメントの名称 |
設備の内容・ 用途 |
土地面積 (㎡) |
帳簿価額(百万円) |
|||
|
土地 |
建物 |
その他 |
合計 |
||||||
|
Pacific Islands Deveropment Corporation |
Palau PacificResort |
パラオ共和国 |
管理運営 |
ホテル |
(254,823) |
- |
2,628 |
1,715 |
4,344 |
(注)1.帳簿価額のうち「その他」には、構築物・機械及び装置・車輌運搬具・工具、器具及び備品・リース資産・建設仮勘定のほか無形固定資産を含んでおります。
2.土地面積中の( )内は借地権等面積であり、外書きしております。
3.そのほか、主要な賃借している設備として、以下のものがあります。
(提出会社)
該当事項はありません。
(国内子会社)
|
会社名 |
設備の名称 |
所在地 |
セグメントの名称 |
設備の内容・用途 |
賃借面積 (㎡) |
|
|
(建物) |
|
|
|
|
|
東急不動産㈱ |
あべのキューズモール |
大阪府大阪市 |
都市開発 |
店舗 |
99,472 |
|
東急不動産㈱ |
マーケットスクエア川崎イースト |
神奈川県川崎市 |
都市開発 |
店舗 |
30,265 |
|
東急不動産㈱ |
東急プラザ蒲田 |
東京都大田区 |
都市開発 |
店舗 |
23,826 |
|
東急不動産㈱ |
恵比寿ビジネスタワー |
東京都渋谷区 |
都市開発 |
事務所 |
12,280 |
|
東急不動産㈱ |
東急プラザ新長田 |
兵庫県神戸市 |
都市開発 |
店舗 |
11,844 |
|
東急不動産㈱ |
大宮MTビル |
埼玉県大宮市 |
都市開発 |
事務所 |
7,072 |
|
東急不動産㈱ |
港北MINAMO |
神奈川県横浜市 |
都市開発 |
店舗 |
7,064 |
|
東急不動産㈱ |
渋谷BEAM |
東京都渋谷区 |
都市開発 |
店舗 |
6,408 |
|
東急不動産㈱ |
ウノサワ東急ビル |
東京都渋谷区 |
都市開発 |
事務所 |
6,087 |
|
東急不動産㈱ |
渋谷新南口ビル |
東京都渋谷区 |
都市開発 |
事務所 |
5,663 |
|
東急不動産㈱ |
目白坂STビル |
東京都文京区 |
都市開発 |
事務所 |
5,240 |
|
東急不動産㈱ |
グランクレールセンター南 |
神奈川県横浜市 |
管理運営 |
シニア住宅 |
18,236 |
|
東急不動産㈱ |
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts |
京都府京都市 |
管理運営 |
ホテル |
16,507 |
|
東急不動産㈱ |
グランクレール藤が丘 |
神奈川県横浜市 |
管理運営 |
シニア住宅 |
10,920 |
|
東急不動産㈱ |
グランクレール芝浦 |
東京都港区 |
管理運営 |
シニア住宅 |
8,677 |
|
東急不動産㈱ |
グランクレール立川 |
東京都立川市 |
管理運営 |
シニア住宅 |
8,125 |
|
東急不動産㈱ |
クレールレジデンス桜台 |
神奈川県横浜市 |
管理運営 |
シニア住宅 |
5,461 |
|
㈱東急コミュニティー |
横浜NTビル |
神奈川県横浜市 |
管理運営 |
事務所 |
6,398 |
|
㈱東急コミュニティー |
コラム南青山 |
東京都港区 |
管理運営 |
事務所・ホテル |
5,258 |
|
㈱学生情報センター |
エルメディオ千種 |
愛知県名古屋市 |
管理運営 |
共同住宅 |
6,629 |
|
東急リゾーツ&ステイ㈱ |
東急ステイ メルキュール大阪なんば |
大阪府大阪市 |
管理運営 |
ホテル |
13,681 |
|
東急リゾーツ&ステイ㈱ |
東急ステイ青山プレミア |
東京都港区 |
管理運営 |
ホテル |
13,477 |
|
東急リゾーツ&ステイ㈱ |
東急ステイ飛騨高山結の湯 |
岐阜県高山市 |
管理運営 |
ホテル |
9,400 |
|
東急リゾーツ&ステイ㈱ |
東急ステイ沖縄那覇 |
沖縄県那覇市 |
管理運営 |
ホテル |
8,433 |
|
東急リゾーツ&ステイ㈱ |
東急ステイ新宿イーストサイド |
東京都新宿区 |
管理運営 |
ホテル |
8,321 |
|
東急リゾーツ&ステイ㈱ |
東急ステイ札幌大通 |
北海道札幌市 |
管理運営 |
ホテル |
6,535 |
|
東急リゾーツ&ステイ㈱ |
東急ステイ四谷 |
東京都新宿区 |
管理運営 |
ホテル |
6,422 |
|
東急リゾーツ&ステイ㈱ |
東急ステイ銀座 |
東京都中央区 |
管理運営 |
ホテル |
6,339 |
|
東急リゾーツ&ステイ㈱ |
東急ステイ札幌 |
北海道札幌市 |
管理運営 |
ホテル |
6,323 |
|
東急リゾーツ&ステイ㈱ |
東急ステイ函館朝市 灯の湯 |
北海道函館市 |
管理運営 |
ホテル |
6,295 |
|
東急リゾーツ&ステイ㈱ |
東急ステイ五反田 |
東京都品川区 |
管理運営 |
ホテル |
5,709 |
|
東急住宅リース㈱ |
東雲キャナルコートCODAN |
東京都江東区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
170,750 |
|
東急住宅リース㈱ |
文京グリーンコートビュータワー本駒込 |
東京都文京区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
33,805 |
|
東急住宅リース㈱ |
豊洲シエルタワー |
東京都江東区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
25,534 |
|
東急住宅リース㈱ |
トルナーレ日本橋浜町 |
東京都中央区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
24,689 |
|
東急住宅リース㈱ |
飯田橋ガーデンフラッツ |
東京都新宿区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
18,249 |
|
会社名 |
設備の名称 |
所在地 |
セグメントの名称 |
設備の内容・用途 |
賃借面積 (㎡) |
|
東急住宅リース㈱ |
アーバンドエル八事石坂 |
愛知県名古屋市 |
不動産流通 |
共同住宅 |
15,871 |
|
東急住宅リース㈱ |
アーバンドエル庄内通 |
愛知県名古屋市 |
不動産流通 |
共同住宅 |
14,475 |
|
東急住宅リース㈱ |
プルデンシャルタワーレジデンス |
東京都千代田区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
13,004 |
|
東急住宅リース㈱ |
HAMACHO APARTMENTS |
東京都中央区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
12,983 |
|
東急住宅リース㈱ |
リガーレ日本橋人形町 |
東京都中央区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
12,074 |
|
東急住宅リース㈱ |
品川ハート ビュータワー |
東京都港区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
11,003 |
|
東急住宅リース㈱ |
芝浦スクエアハイツ |
東京都港区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
9,440 |
|
東急住宅リース㈱ |
ブリリアントヨス |
東京都江東区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
8,921 |
|
東急住宅リース㈱ |
ブローテ横浜高島台 |
神奈川県横浜市 |
不動産流通 |
共同住宅 |
8,836 |
|
東急住宅リース㈱ |
ラフィーネデュオ |
東京都墨田区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
8,601 |
|
東急住宅リース㈱ |
コーポレート稲毛海岸 |
千葉県千葉市 |
不動産流通 |
共同住宅 |
8,528 |
|
東急住宅リース㈱ |
アンビエンテ経堂 |
東京都世田谷区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
8,426 |
|
東急住宅リース㈱ |
TSレジデンス東川口 |
埼玉県川口市 |
不動産流通 |
共同住宅 |
8,254 |
|
東急住宅リース㈱ |
グランハイツ高田馬場 |
東京都新宿区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
7,841 |
|
東急住宅リース㈱ |
ブローテ大倉山 |
神奈川県横浜市 |
不動産流通 |
共同住宅 |
7,782 |
|
東急住宅リース㈱ |
サニーコットン住之江 |
大阪府大阪市 |
不動産流通 |
共同住宅 |
7,727 |
|
東急住宅リース㈱ |
コーポレート連雀1号棟 |
東京都三鷹市 |
不動産流通 |
共同住宅 |
7,078 |
|
東急住宅リース㈱ |
グウ マグノリア |
大阪府大阪市 |
不動産流通 |
共同住宅 |
6,799 |
|
東急住宅リース㈱ |
LIBRA TAKATSUKI |
大阪府高槻市 |
不動産流通 |
共同住宅 |
6,755 |
|
東急住宅リース㈱ |
サクラハイム浦江 |
大阪府大阪市 |
不動産流通 |
共同住宅 |
6,537 |
|
東急住宅リース㈱ |
オアーゼ新宿市谷薬王寺 |
東京都新宿区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
6,419 |
|
東急住宅リース㈱ |
セレッソ幡ヶ谷 |
東京都渋谷区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
6,375 |
|
東急住宅リース㈱ |
サニープレイス西芦屋 2号館 |
兵庫県神戸市 |
不動産流通 |
共同住宅 |
5,976 |
|
東急住宅リース㈱ |
ルキシア薬院 |
福岡県福岡市 |
不動産流通 |
共同住宅 |
5,872 |
|
東急住宅リース㈱ |
アプリーレ西宮武庫川 |
兵庫県西宮市 |
不動産流通 |
共同住宅 |
5,851 |
|
東急住宅リース㈱ |
アンビエンテ駒込 |
東京都北区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
5,764 |
|
東急住宅リース㈱ |
エスト・メール東大井 |
東京都品川区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
5,423 |
|
東急住宅リース㈱ |
LIBR GRANT 大宮 |
埼玉県さいたま市 |
不動産流通 |
共同住宅 |
5,400 |
|
東急住宅リース㈱ |
晴海アーバンプラザ |
東京都中央区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
5,313 |
|
東急住宅リース㈱ |
LIBR GRANT 四谷三丁目 |
東京都新宿区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
5,225 |
|
東急住宅リース㈱ |
JP noie 吹田垂水 |
大阪府吹田市 |
不動産流通 |
共同住宅 |
5,208 |
|
東急住宅リース㈱ |
AMAX YOKOHAMA |
神奈川県横浜市 |
不動産流通 |
共同住宅 |
5,168 |
|
東急住宅リース㈱ |
CONTRAL nakameguro |
東京都目黒区 |
不動産流通 |
共同住宅 |
5,144 |
|
計 |
929,468 |
||||
(在外子会社)
該当事項はありません。
|
種類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普通株式 |
2,400,000,000 |
|
計 |
2,400,000,000 |
|
種類 |
事業年度末現在発行数(株) (2023年3月31日) |
提出日現在発行数(株) (2023年6月28日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
|
|
|
|
東京証券取引所 プライム市場 |
単元株式数 100株 |
|
計 |
|
|
- |
- |
該当事項はありません。
該当事項はありません。
|
年月日 |
発行済株式 総数増減数 (株) |
発行済株式 (株) |
資本金増減額(百万円) |
資本金残高 (百万円) |
資本準備金 増減額 (百万円) |
資本準備金 残高 (百万円) |
|
2018年10月29日 (注)1 |
71,158,000 |
711,988,974 |
15,197 |
75,197 |
15,197 |
30,197 |
|
2018年11月27日 (注)2 |
7,842,000 |
719,830,974 |
2,364 |
77,562 |
2,364 |
32,562 |
(注)1.有償国内一般募集・海外募集
発行価格 629円
払込金額 603.04円
資本組入額 213.57円
2.有償第三者割当(オーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当増資)
払込金額 603.04円
資本組入額 301.52円
割当先 野村證券株式会社
|
|
|
|
|
|
|
|
2023年3月31日現在 |
||
|
区分 |
株式の状況(1単元の株式数 |
単元未満株式の状況(株) |
|||||||
|
政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取 引業者 |
その他の法 人 |
外国法人等 |
個人その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
|
株主数(人) |
|
|
|
|
|
|
|
|
- |
|
所有株式数 (単元) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
所有株式数の 割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
100.00 |
- |
(注)1.自己株式28,082株は「個人その他」に280単元、「単元未満株式の状況」に82株を含めて記載しております。
2.「役員向け株式交付信託」が所有する当社株式469,650株は「金融機関」に4,696単元、「単元未満株式の状況」に50株を含めて記載しております。また「信託型従業員持株インセンティブ・プラン(E-Ship®)」が所有する当社株式9,710,000株は「金融機関」に97,100単元を含めて記載しております。
3.証券保管振替機構名義の株式が、「その他の法人」に63単元、「単元未満株式の状況」に21株含まれております。
|
|
|
2023年3月31日現在 |
|
|
氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数 (千株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部) |
ONE LINCOLN STREET, BOSTON MA USA 02111 (東京都中央区日本橋三丁目11番1号) |
|
|
|
|
|
|
|
|
三井住友信託銀行株式会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) |
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 (東京都中央区晴海一丁目8番12号) |
|
|
|
第一生命保険株式会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) |
東京都千代田区有楽町一丁目13番1号 (東京都中央区晴海一丁目8番12号) |
|
|
|
ビ-エヌワイエム アズ エ-ジ-テイ クライアンツ ノン トリ-テイ- ジヤスデツク (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) |
240 GREENWICH STREET,NEW YORK,NEW YORK 10286 U.S.A (東京都千代田区丸の内二丁目7番1号) |
|
|
|
|
|
|
|
|
HSBC BANK PLC A/C HSBC BANK PLC AS TRUSTEE FOR PUTM ACS JAPAN EQUITY FUND (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部) |
8 CANADA SQUARE,LONDON E14 5HQ (東京都中央区日本橋三丁目11番1号) |
|
|
|
計 |
― |
|
|
(注)1.2022年6月22日付で公衆の縦覧に供されている変更報告書(1)において、アバディーン・ジャパン
株式会社及びその共同保有者であるアバディーン・アジア・リミテッド(abrdn Asia Limited)、アバデ
ィーン・アセット・インベストメンツ・リミテッド(Aberdeen Asset Investments Limited)、アバディ
ーン・インク(abrdn Inc.)、アバディーン・インベストメント・マネジメント・リミテッド(abrdn
Investment Management Limited)が2022年6月15日現在でそれぞれ以下の株式を保有している旨が記載
されておりますが、当社として2023年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、
上記表には含めておりません。
なお、その変更報告書の内容は次のとおりであります。
|
氏名又は名称 |
住所 |
保有株券等の数 (千株) |
株式等保有 割合(%) |
|
アバディーン・ジャパン株式会社 |
東京都千代田区大手町一丁目9番2号 |
27,483 |
3.82 |
|
アバディーン・アジア・リミテッド |
21 チャーチストリート #01-01 キャピタルスクエア2 シンガポール 049480 (21 Church street, #01-01 Capital Square Two, Singapore 049480) |
763 |
0.11 |
|
アバディーン・アセット・インベストメンツ・リミテッド(Aberdeen Asset Investments Limited) |
英国 ロンドン EC4M 9HH ブレッドストリート ボウベルズ ハウス (Bow Bells House, Bread Street, London, EC4M 9HH, United Kingdom) |
2 |
0.00 |
|
アバディーン・インク |
米国 フィラデルフィア PA 19103 1900 マーケットストリート 2階 (1900 Market Street 2nd Floor Philadelphia PA 19103, USA) |
434 |
0.06 |
|
アバディーン・インベストメント・マネジメント・リミテッド |
英国 スコットランド エディンバラ ジョージストリート 1 (1 George Street, Edinburgh, EH2 2LL Scotland, United Kingdom) |
560 |
0.08 |
|
計 |
- |
29,244 |
4.06 |
2.2022年11月21日付で公衆の縦覧に供されている変更報告書No.8において、三井住友信託銀行株式会
社及びその共同保有者である三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社、日興アセットマネジ
メント株式会社が2022年11月15日現在でそれぞれ以下の株式を保有している旨が記載されております
が、下記の三井住友信託銀行株式会社の保有株式数12,140千株は確認できておりますが、その他の保有
株式数については、当社として2023年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、
上記表には含めておりません。
なお、その変更報告書の内容は次のとおりであります。
|
氏名又は名称 |
住所 |
保有株券等の数 (千株) |
株式等保有 割合(%) |
|
三井住友信託銀行株式会社 |
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 |
12,140 |
1.69 |
|
三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 |
東京都港区芝公園一丁目1番1号 |
25,775 |
3.58 |
|
日興アセットマネジメント株式会社 |
東京都港区赤坂九丁目7番1号 |
15,873 |
2.21 |
|
計 |
- |
53,789 |
7.47 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
|
|
|
受取手形、売掛金及び契約資産 |
|
|
|
有価証券 |
|
|
|
商品 |
|
|
|
販売用不動産 |
|
|
|
仕掛販売用不動産 |
|
|
|
未成工事支出金 |
|
|
|
貯蔵品 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物及び構築物 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
建物及び構築物(純額) |
|
|
|
機械装置及び運搬具 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
機械装置及び運搬具(純額) |
|
|
|
土地 |
|
|
|
建設仮勘定 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
その他(純額) |
|
|
|
有形固定資産合計 |
|
|
|
無形固定資産 |
|
|
|
借地権 |
|
|
|
のれん |
|
|
|
その他 |
|
|
|
無形固定資産合計 |
|
|
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
|
|
|
長期貸付金 |
|
|
|
敷金及び保証金 |
|
|
|
繰延税金資産 |
|
|
|
退職給付に係る資産 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
投資その他の資産合計 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
支払手形及び買掛金 |
|
|
|
短期借入金 |
|
|
|
1年内償還予定の社債 |
|
|
|
未払金 |
|
|
|
未払法人税等 |
|
|
|
前受金 |
|
|
|
受託販売預り金 |
|
|
|
預り金 |
|
|
|
賞与引当金 |
|
|
|
役員賞与引当金 |
|
|
|
完成工事補償引当金 |
|
|
|
その他の引当金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
|
|
固定負債 |
|
|
|
社債 |
|
|
|
長期借入金 |
|
|
|
繰延税金負債 |
|
|
|
再評価に係る繰延税金負債 |
|
|
|
長期預り敷金保証金 |
|
|
|
不動産特定共同事業預り金 |
|
|
|
退職給付に係る負債 |
|
|
|
債務保証損失引当金 |
|
|
|
役員退職慰労引当金 |
|
|
|
役員株式給付引当金 |
|
|
|
その他の引当金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
|
|
負債合計 |
|
|
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
|
|
|
資本剰余金 |
|
|
|
利益剰余金 |
|
|
|
自己株式 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
|
|
|
繰延ヘッジ損益 |
|
|
|
土地再評価差額金 |
|
|
|
為替換算調整勘定 |
|
|
|
退職給付に係る調整累計額 |
△ |
△ |
|
その他の包括利益累計額合計 |
|
|
|
新株予約権 |
|
|
|
非支配株主持分 |
|
|
|
純資産合計 |
|
|
|
負債純資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|
営業収益 |
|
|
|
営業原価 |
|
|
|
営業総利益 |
|
|
|
販売費及び一般管理費 |
|
|
|
営業利益 |
|
|
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
|
|
|
受取配当金 |
|
|
|
為替差益 |
|
|
|
持分法による投資利益 |
|
|
|
投資有価証券運用益 |
|
|
|
補助金収入 |
|
|
|
受取保証料 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外収益合計 |
|
|
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
|
|
|
持分法による投資損失 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外費用合計 |
|
|
|
経常利益 |
|
|
|
特別利益 |
|
|
|
固定資産売却益 |
|
|
|
投資有価証券売却益 |
|
|
|
関係会社株式売却益 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
特別利益合計 |
|
|
|
特別損失 |
|
|
|
減損損失 |
|
|
|
新型コロナウイルス感染症による損失 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
特別損失合計 |
|
|
|
税金等調整前当期純利益 |
|
|
|
法人税、住民税及び事業税 |
|
|
|
法人税等調整額 |
△ |
△ |
|
法人税等合計 |
|
|
|
当期純利益 |
|
|
|
非支配株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、連結子会社等を基礎とした事業・サービス別のセグメントから構成されており、長期ビジョン「GROUP VISION 2030」の策定に伴い、前連結会計年度より、人財と資産活用の観点から事業を分け、従来の7事業セグメントから4事業セグメントに集約・再編しました。「都市開発事業」、「戦略投資事業」、「管理運営事業」、「不動産流通事業」の4つを報告セグメントとし、各報告セグメントの主な事業内容は以下のとおりであります。
(1)都市開発事業 オフィスビル・商業施設などの開発、賃貸、運営やマンション等の住宅分譲
(2)戦略投資事業 再生可能エネルギー発電施設・物流施設などの開発、賃貸、運営やREIT・ファンド
の運用事業、海外における不動産開発の投資
(3)管理運営事業 マンション・ビル等の総合管理業務や改修工事等、会員制リゾートホテル、都市型
ホテル、ゴルフ場、スキー場、シニア住宅等の分譲・運営、フィットネスクラブ等
小売りのハンズ事業、環境緑化事業等
(4)不動産流通事業 不動産の売買仲介、買取再販事業、販売代理等や賃貸住宅・学生マンションの管理
運営
※ハンズ事業:株式会社東急ハンズの全発行済株式の譲渡に伴い、前連結会計年度末より当社の連結範囲から
除外(2022年10月1日より株式会社ハンズに会社名を変更しています)
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
|
|
|
関係会社短期貸付金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
無形固定資産 |
|
|
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
|
|
|
関係会社株式 |
|
|
|
関係会社長期貸付金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
投資その他の資産合計 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
短期借入金 |
|
|
|
1年内償還予定の社債 |
|
|
|
引当金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
|
|
固定負債 |
|
|
|
社債 |
|
|
|
長期借入金 |
|
|
|
引当金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
|
|
負債合計 |
|
|
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
|
|
|
資本剰余金 |
|
|
|
資本準備金 |
|
|
|
その他資本剰余金 |
|
|
|
資本剰余金合計 |
|
|
|
利益剰余金 |
|
|
|
その他利益剰余金 |
|
|
|
繰越利益剰余金 |
|
|
|
利益剰余金合計 |
|
|
|
自己株式 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
|
|
|
評価・換算差額等 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
|
|
|
評価・換算差額等合計 |
|
|
|
純資産合計 |
|
|
|
負債純資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|
営業収益 |
|
|
|
受取配当金 |
|
|
|
金融収益 |
|
|
|
グループマネジメントフィー |
|
|
|
その他の営業収益 |
|
|
|
営業収益合計 |
|
|
|
営業原価 |
|
|
|
営業総利益 |
|
|
|
販売費及び一般管理費 |
|
|
|
営業利益 |
|
|
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
|
|
|
受取配当金 |
|
|
|
受取保証料 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外収益合計 |
|
|
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
|
|
|
株式交付費償却 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外費用合計 |
|
|
|
経常利益 |
|
|
|
特別損失 |
|
|
|
投資有価証券評価損 |
|
|
|
固定資産売却損 |
|
|
|
関係会社株式売却損 |
|
|
|
特別損失合計 |
|
|
|
税引前当期純利益 |
|
|
|
法人税、住民税及び事業税 |
△ |
|
|
法人税等調整額 |
△ |
△ |
|
法人税等合計 |
△ |
|
|
当期純利益 |
|
|