株式会社ブイキューブ

V-cube, Inc.
港区白金一丁目17番3号
証券コード:36810
業界:情報・通信業
有価証券報告書の提出日:2023年3月31日

(1)連結経営指標等

回次

第19期

第20期

第21期

第22期

第23期

決算年月

2018年12月

2019年12月

2020年12月

2021年12月

2022年12月

売上高

(千円)

7,960,678

6,369,887

8,282,569

11,493,601

12,229,135

経常利益又は経常損失(△)

(千円)

259,522

341,846

1,020,100

1,232,811

612,898

親会社株主に帰属する当期純利益

(千円)

456,121

34,386

1,138,279

1,324,261

84,594

包括利益

(千円)

281,466

46,415

1,041,842

1,729,097

1,084,283

純資産額

(千円)

4,530,111

3,049,069

3,825,417

5,100,851

5,989,529

総資産額

(千円)

10,585,157

7,002,932

10,031,260

15,259,020

16,891,863

1株当たり純資産額

(円)

153.23

125.67

156.41

207.92

243.12

1株当たり当期純利益

(円)

18.95

1.43

47.10

54.68

3.49

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

18.58

1.41

45.52

53.22

3.43

自己資本比率

(%)

35.0

43.2

37.8

33.1

34.9

自己資本利益率

(%)

13.0

1.0

33.4

30.0

1.6

株価収益率

(倍)

19.31

458.04

64.23

29.28

204.87

営業活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

963,741

373,242

1,975,280

2,087,470

1,833,235

投資活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

558,206

746,222

935,455

5,965,713

2,395,745

財務活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

1,035,274

1,581,884

950,756

2,829,467

290,310

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

2,719,868

790,148

2,772,585

1,823,797

1,699,697

従業員数

(人)

457

402

405

490

477

(ほか、平均臨時雇用人員)

(25)

(26)

(27)

(23)

(25)

(注)従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員であります。従業員数欄の(外書)は、臨時従業員(アルバイト・パートタイマーを含み、派遣社員を除く)の年間平均雇用人員であります。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第19期

第20期

第21期

第22期

第23期

決算年月

2018年12月

2019年12月

2020年12月

2021年12月

2022年12月

売上高

(千円)

5,924,816

5,147,862

7,212,683

9,746,347

10,213,085

経常利益

(千円)

271,670

47,794

738,851

1,660,241

968,394

当期純利益

(千円)

577,798

697,198

202,110

1,692,782

485,638

資本金

(千円)

3,451,291

38,100

65,550

92,190

92,190

発行済株式総数

(株)

24,184,600

24,256,600

24,500,600

24,737,400

24,737,400

純資産額

(千円)

3,328,544

3,526,188

3,419,405

4,681,213

5,018,096

総資産額

(千円)

9,351,309

7,749,389

9,670,449

14,447,628

15,645,581

1株当たり純資産額

(円)

137.62

146.36

141.15

192.78

206.66

1株当たり配当額

(円)

1

4

8

4

(うち1株当たり中間配当額)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益

(円)

24.00

28.94

8.36

69.90

20.01

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

23.54

28.53

8.08

68.04

19.71

自己資本比率

(%)

35.6

45.5

35.3

32.4

32.1

自己資本利益率

(%)

19.1

20.7

6.1

41.8

11.8

株価収益率

(倍)

15.25

22.63

361.84

15.14

35.73

配当性向

(%)

3.46

47.85

11.47

19.99

従業員数

(人)

244

236

283

349

360

(ほか、平均臨時雇用人員)

(15)

(17)

(20)

(19)

(23)

株主総利回り

(%)

66.9

119.9

553.9

195.8

134.6

(比較指標:TOPIX配当込み)

(%)

(84.0)

(99.2)

(106.6)

(120.2)

(117.2)

最高株価

(円)

682

677

3,785

3,585

1,461

最低株価

(円)

325

352

495

1,000

671

(注)1.従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数であります。従業員数欄の(外書)は、臨時従業員(アルバイト・パートタイマーを含み、派遣社員を除く)の年間平均雇用人員であります。

2.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所(プライム市場)におけるものであり、それ以前は東京証券取引所(市場第一部)におけるものであります。

 

2【沿革】

 当社代表取締役会長間下直晃は、1998年に東京都新宿区にてWebソリューションサービスを目的として有限会社ブイキューブインターネットを創業いたしました。有限会社ブイキューブインターネットは、2001年1月に株式会社ブイキューブインターネットに組織変更、2002年12月に株式会社ブイキューブ(以下、「旧株式会社ブイキューブ」という。)に商号変更しております。また、2003年4月にV-cube USA, Inc.を設立しております。

 一方、代表取締役会長間下直晃は、2004年1月にビジュアルコミュニケーションツールの開発及びサービスの提供を目的に、株式会社ランデブーの全株式を取得、同月に株式会社ブイキューブブロードコミュニケーションに商号変更しております。

 その後、株式会社ブイキューブブロードコミュニケーションは、2005年9月に株式交換により旧株式会社ブイキューブを子会社化、2006年3月に吸収合併し、同年4月に株式会社ブイキューブに商号変更しております。

 当社の設立から株式会社ブイキューブに商号変更するまでの沿革を図示いたしますと、次のようになります。

 

0101010_001.png

 

 また、当社の沿革は以下のとおりであります。

 

 

年月

事項

2000年2月

インターネット上の通信販売事業を目的として、株式会社ワァコマースを東京都港区に設立。

2001年6月

株式会社ランデブーへ商号変更し、事業目的をWebサイトデザイン等に変更。

2004年1月

ビジュアルコミュニケーションツールの開発及びサービス提供を目的として、株式会社ランデブーの全株式を当社代表取締役社長間下直晃が取得。

株式会社ブイキューブブロードコミュニケーションへ商号変更。

2005年9月

旧株式会社ブイキューブを株式交換により子会社化。

2006年3月

ビジュアルコミュニケーション事業強化のため、旧株式会社ブイキューブを吸収合併。

2006年4月

株式会社ブイキューブに商号変更。

2009年8月

東南アジアマーケットへの展開を視野に入れた情報収集等の拠点として、マレーシア クアラルンプールに駐在員事務所を設置。

2009年12月

東南アジアマーケットへ本格的に展開するため、V-cube Malaysia Sdn. Bhd.をマレーシア クアラルンプールに設立。

2010年5月

主力サービス名称を「nice to meet you」から「V-CUBE」へ変更。

2011年9月

近畿地方以西の営業拠点として、大阪営業所を開設。

2012年1月

技術開発機能の強化を目的として、V-cube Singapore R&D Centre Pte. Ltd.(現連結子会社V-cube Global Services Pte. Ltd.)をシンガポールに設立。

2012年7月

PT. V-CUBE INDONESIAをインドネシア ジャカルタに設立。

2013年5月

全世界のV-CUBEサービスのインフラ提供を行う事を目的として、V-cube Global Operations Pte. Ltd.を設立。

2013年8月

中国マーケットへ本格的に展開するため、BRAV International Limited及び同社の子会社である天津柏鋭丰科技有限公司(現 威立方(天津)信息技術有限公司)を連結子会社化。

2013年8月

シンガポールにおける販売拠点として、V-cube Singapore Pte. Ltd.をシンガポールに設立。

2013年12月

2014年4月

2014年5月

2014年8月

2014年11月

東京証券取引所マザーズに株式を上場。

九州地方の営業拠点として、福岡営業所を開設。

パイオニアソリューションズ株式会社(その後パイオニアVC株式会社に商号変更)を連結子会社化。

中部地方の営業拠点として、名古屋営業所を開設。

Webセミナーサービスの強化のため、Webセミナー開催・配信専用スタジオ「Studio Octo(スタジオ オクト)」を東京都渋谷区恵比寿に開設。

2015年7月

東京証券取引所市場第一部へ市場変更。

2015年10月

 

 

教育・研修分野の強化を目的として、アジア地域統括持株会社V-cube Global Services Pte. Ltd.が、シンガポール最大の教育プラットフォーム提供会社Wizlearn Technologies Pte. Ltd.を連結子会社化。

2015年12月

教育・研修分野の強化を目的として、株式会社システム・テクノロジー・アイ(後のアイスタディ株式会社、現 株式会社クシム、以下「アイスタディ株式会社」)を連結子会社化。

2016年1月

開発体制の強化を目的として、株式会社ブイキューブテクニカルワークスを設立。

2016年9月

タイにおける販売拠点として、V-cube (Thailand) Co., Ltd.(現連結子会社)をタイに設立。

2017年12月

構造改革の一環として、パイオニアVC株式会社を吸収合併。

V-cube Global Services Pte. Ltd.は同社の子会社のV-cube Global Operations Pte. Ltd.及びV-cube Singapore Pte. Ltd.を吸収合併。

保有するBRAV International Limitedの全株式の譲渡により、BRAV International Limited及び同社の子会社の威立方(天津)信息技術有限公司を連結範囲から除外。

株式会社ブイキューブテクニカルワークスを清算。

2018年1月

保有するV-cube Malaysia Sdn.Bhd.の全株式の譲渡により、V-cube Malaysia Sdn.Bhd.を連結範囲から除外。

2018年12月

電子黒板サービス事業の今後の更なる発展のため、同事業を株式会社エルモ社へ譲渡。

2019年4月

保有するアイスタディ株式会社の株式譲渡により、アイスタディ株式会社を連結範囲から除外。

2019年7月

テレキューブ株式会社を連結子会社化。

公共空間における「テレキューブ」の設置拡大を目的として、テレキューブサービス株式会社を設立するとともに同社を持分法の適用範囲とする。

 

保有するPT. V-CUBE INDONESIAの株式譲渡により、PT. V-CUBE INDONESIAを連結範囲から除外。

2021年6月

イベント配信分野の強化を目的として、米国にて同分野のサービスを展開しているXyvid, Inc.を連結子会社化。

2021年12月

連結子会社であるV-cube Global Services Pte. Ltd.が清算結了により消滅。同社の事業は連結子会社であるWizlearn Technologies Pte. Ltd.が承継。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。

2022年11月

EV充電関連サービスを日本国内で提供することを目的として、Charge Plus Japan株式会社を設立。

2023年3月

イベント配信分野における提供サービスの強化を目的として、タメニーアートワークス株式会社の法人向けイベント企画運営事業である「イベモン」事業を吸収分割により承継。

 

 

3【事業の内容】

 当社グループは、当社(株式会社ブイキューブ)、アジアを中心とした海外の連結子会社5社、国内の連結子会社1社の計7社で構成されており、リモートを活用したコミュニケーションDX実現のためのビジュアルコミュニケーションツールやサービスの提供、及び、テレワーク定着実現をサポートする製品及び関連サービスの提供を行っております。

 当社グループが提供するサービスの概要は以下の通りです。

 なお、次の3事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

 

1.エンタープライズDX事業

(1) 主な提供サービス

 当社のほか、Wizlearn Technologies Pte. Ltd.(シンガポール)、V-cube (Thailand) Co., Ltd.(タイ)の子会社2社において、主に企業や官公庁等を対象に、社内外のコミュニケーションにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するため、汎用ウェブ等、SDK、緊急対策、LMSの4つのカテゴリにおいてサービス提供を行っております。

 

サービスの名称

サービスの概要

 ① 汎用ウェブ等

 V-CUBE ミーティング

企業内及び企業外部とのリモートでのコミュニケーションを支援するツールであり、インターネット上でWeb会議を開催することができるサービスです。参加者は、インターネット環境があれば簡単にWeb会議を世界中にいる相手と開催することができます。相手の顔を見て話ができるだけでなく、資料やPCの画面を全員で共有する機能や、Web会議を録画して議事録として利用することができる録画機能、テレビ会議システムと連携するテレビ会議連携機能等を備えています。

 Zoom

Zoom Video Communications Incの代理店として、同社サービスであるWeb会議「Zoom ミーティング」の他、会議室専用の「Zoom Rooms」、「Zoom ビデオウェビナー」などを取り扱っております。

②SDK

 V-CUBE Video SDK

自社内及び自社サービスにおけるコミュニケーションDXを推進する企業向けに提供するツールであり、自社サービスのスマホアプリやWebサイトに、ビデオ通話やライブ配信を追加できるSDK(ソフトウェア開発キット)です。導入企業は自社構築をするよりも短い期間で安価に、安定した大規模配信を導入することが可能です。

③緊急対策

 V-CUBE

  コラボレーション

映像と音声だけでなく、PCデスクトップ画面を高精細に再現性高くリアルタイムに共有することができるWeb会議サービスです。特に製造業の設計・開発業務において、3D CADをはじめとした高精細データを使ったコラボレーション用途で利用され、製造業を中心に導入が進んでいるビジュアルコラボレーションサービスです。

 V-CUBE Board

教育機関向けではアクティブラーニング・ラーニングコモンズに、企業・団体向けではグループディスカッションや災害対策等における現場状況の可視化、大型図面検討に、多彩なシーンで活用できるディスカッションテーブルです。

④LMS

 ASKnLearn

シンガポール子会社Wizlearn Technologies Pte. Ltd.が提供するサービスです。

主にシンガポールの学校・企業向けに提供している、eラーニングツールと管理機能を備えた学習管理システムです。

 

 

 

 

 

(2) 販売形態

① 汎用ウェブ等サービス

 主にウェブクラウド型のサービスを提供しており、契約期間に応じて定額制サービスを中心とした期間契約型の販売形態が中心です。なお、Zoom等、一部のサービスについては代理店として販売を行っております。

 汎用ウェブ等サービスの提供により得られる収入は主に月々の定額利用料により構成されており、売上の増加に対してデータセンターや回線費用等の直接原価の増加影響の少ない収益逓増型モデルであることが特徴です。

② SDKサービス

 サーバーごとライセンスを販売し、顧客自身が管理・運用しながら利用する販売形態です。自社専用のWeb会議システムを構築したい、アクセス制御等のセキュリティーポリシーの影響でクラウド型サービスを導入することが難しい等のニーズに対応するため、クラウド型サービスとしてサービス展開しているものをカスタマイズ可能な形で、ライセンス販売を行っております。

③ 緊急対策サービス

 顧客の要望に応じサービス提供を行う販売形態です。イベントWeb配信に係る配信支援サービスや運用サポートサービスは、イベントやセミナー毎の受注となるため、スポット型のサービス提供となります。

④ LMSサービス

 学習管理システムの提供を行う事業で、契約期間に応じて定額制サービスを提供する期間契約型、顧客ニーズに応じてサービスのカスタマイズやラーニングコンテンツ開発を請け負う受注販売型の2つの提供形式があります。

 

 2.イベントDX事業

(1) 主な提供サービス

 様々な分野におけるイベント、セミナーのリモート化を支援する事業であり、セミナー配信ソフトウェアを提供するほか、イベント配信に係る運用設計、当日の配信サポートや後日のイベントデータ解析などの運用支援サービスを提供しております。当社のほか、Xyvid, Inc.(米国)及びV-cube USA, Inc.(米国)でサービス提供を行っております。

 

サービスの名称

サービスの概要

 V-CUBE セミナー

イベントやセミナーのリモート化を支援するツールであり、インターネット上で受講可能なWebセミナーを開催することができるサービスです。インターネットが利用できる環境であれば、講師も受講者も世界中どこからでも研修・授業に参加でき、会場の設営・運営や会場に移動する手間等を省けるため、簡単かつ安価にセミナーを開催することができるとともに、対象を全世界に広げることが可能です。資料やPCの画面を共有できる機能や、書き込みにより講師に質問可能なチャット機能、リアルタイムに集計できるアンケート機能、受講者の映像による受講者発言機能等を備えています。

また、プロダクトの提供のみならず、運用設計や当日のディレクションやログ解析などの運用支援サービスの提供も行っております。

 EventIn

多機能ブース型のイベントプラットフォームであり、ブースごとに「プレゼン」、「トーク」、「展示」などの各種モードに切り替えが可能です。これにより、プレゼンテーションや講演、ポスターセッション、個別商談を同時並行で開催できるため、ブース回遊型のイベントをオンライン形式で開催することができます。EventInは、カンファレンス・採用フェア・学術大会・バーチャル展示会・交流会などの多様なイベント形式で採用されております。

 バーチャル株主総会

バーチャル株主総会については、参加型または出席型のハイブリッド型バーチャル株主総会、バーチャルオンリー株主総会すべての開催形式について対応可能です。

株主総会特有であるサイトへのアクセス方法や事前質問機能、開催中の質問・動議機能、議決権行使機能を備えた配信システムを提供するほか、開催準備の早期段階からの運用サポート、最適な配信構成の機材の提供、顧客ニーズによっては配信に最適なスタジオの提供まで行うことができます。

(2) 販売形態

 基幹となる配信ソフトウェアと各種運用支援サービスを加えた、SaaS+サービス型の販売形態でイベント配信サービスの提供を行っております。

 

 3.サードプレイスDX事業

(1) 主な提供サービス

 自宅や職場とは異なるサードプレイス(第3の場所)の提供や運用支援を行うことで、昨今日本に浸透しつつあるテレワークを1つのワークスタイルとして定着させることを目的とする事業であります。主に企業及び公共空間への「テレキューブ」の提供、公共空間におけるワークブースの管理運営システムの開発、「テレキューブ」において提供する関連サービスの開発を行っております。

 

サービスの名称

サービスの概要

 テレキューブ

 (TELECUBE)

セキュアなプライベート空間でテレワークができる防音型スマートワークブースです。

内部にはテーブルと椅子、Web会議が利用できるPCが設置されており、セキュリティが保たれた静かな環境で、電話やWeb会議、個人のPCでの作業が可能です。

契約期間内に月額定額制で利用可能なサブスクリプション型と販売型の2形態で提供しております。

(2) 販売形態

 企業向けテレキューブの販売のほか、月額課金方式であるサブスクリプション形態によるテレキューブのレンタルを行っております。

 また、連結子会社であるテレキューブ株式会社より、時間レンタルに使用されるテレキューブの販売と設置後の管理サービスの提供を行っております。

 

 

[事業系統図]

 以上の事項を事業系統図に示すと次のとおりであります。

 

0101010_002.png

 

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

主要な事業の内容

議決権の所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

V-cube USA, Inc.

アメリカ合衆国

カリフォルニア州

57,000

USドル

ビジュアルコミュニケーションサービスの提供

100.0

役員の兼任 1名

貸付金あり

V-cube (Thailand) Co., Ltd.

(注)1、2、3

タイ王国

バンコク

4,000,000

タイバーツ

ビジュアルコミュニケーションサービスの提供

49.0

(49.0)

貸付金あり

Wizlearn Technologies Pte. Ltd.

(注)1

シンガポール

9,821,954

シンガポールドル

教育プラットフォームの提供

100

役員の兼任 1名

Xyvid, Inc.

アメリカ合衆国

ペンシルベニア州

100

USドル

イベント配信サービスの提供

100

役員の兼任 2名

テレキューブ株式会社

(注)1

東京都港区

25,000

千円

防音型スマートワークブース「テレキューブ」の販売・設置

67.0

貸付金あり

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

テレキューブサービス

株式会社(注)3

東京都港区

25,000

千円

公共空間における「テレキューブ」のレンタルサービス提供

30.6

(17.6)

(注)1.特定子会社に該当しております。

2.持分は100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため、連結子会社としております。

3.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。

 

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社における状況

 

2022年12月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

エンタープライズDX事業

66

1

イベントDX事業

40

1

サードプレイスDX事業

11

-)

全社

360

23

合計

477

25

(注)1.従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数であります。

2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員(アルバイト・パートタイマーを含み、派遣社員を除く)の年間平均雇用人員であります。

3.全社セグメントに含まれる提出会社の従業員数360名、臨時従業員23名につきましては、エンタープライズDX事業、イベントDX事業、サードプレイスDX事業に同時に従事しており、適切な按分方法によって区分できないため、全ての人数を全社セグメントに含めております。

 

(2)提出会社の状況

 提出会社の従業員は、エンタープライズDX事業、イベントDX事業、サードプレイスDX事業に同時に従事しており、適切な按分方法によって区分できないため、セグメント別の記載をしておりません。

 

 

 

 

2022年12月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

360

23

35.3

5.8

5,877

(注)1.従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数であります。

2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員(アルバイト・パートタイマーを含み、派遣社員を除く)の年間平均雇用人員であります。

3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

 

(3)労働組合の状況

 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

2【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

項目名

影響度

評価

前年

比較

<当社の事業及び業界固有の重要なリスク>

(1)新型コロナウイルス感染症流行の収束が当社事業に与える影響について

重要

(2)クラウド型サービスに関するリスク

重要

(3)イベント配信サービスのオペレーションに関するリスク

重要

(4)イベント配信サービスのキャパシティに関するリスク

注視

<その他の重要なリスク>

(1)事業環境に関するリスク

注視

(2)人的資源に関するリスク

注視

(3)コンプライアンスに関するリスク

 ①顧客の機密情報の保護について

注視

 ②コンプライアンスの遵守体制について

注視

(4)企業買収によるのれんに関するリスク

重要

(注) 上記リスクはいずれも年間を通じて常時発生する可能性があると認識しております。

 

<当社の事業及び業界固有の重要なリスク>

(1) 新型コロナウイルス感染症流行の収束が当社事業に与える影響について

 新型コロナウイルスの流行は、ワクチン接種の浸透とオミクロン株等の弱毒性ウイルスへ移行したことにより、収束に向かいつつあります。当該感染症収束により、当社のオンラインソリューションビジネスがコロナ禍以前の状態に縮小する可能性に関する見解がありましたが、実際には移動時間削減による生産性向上や遠隔地との商談による商圏の拡大の他、オンラインイベント配信では開催コストの大幅な削減や集客力の上昇等、多くの顧客企業にその有用性が認識され、現在でも継続してサービスを利用いただいております。

 当社グループの事業規模は新型コロナウイルスの流行期の急激な拡大傾向にはないものの、現在も引き続き安定的な成長を継続しておりますが、日本及び米国での今後のポストコロナの社会環境において、リアル回帰等の影響によりオンラインソリューションの成長が継続しない場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。

 

(2) クラウド型サービスに関するリスク

 当社グループが提供しているクラウド型サービスは、その根幹となる自社開発及び運用するシステムを安定的かつ継続的に運用していくことが要求されます。しかしながら、アクセスの予期せぬ急激な増加やIaaS/PaaSベンダー※の保証範囲内での障害等により、当社グループのシステムが動作不能となる場合、あるいは火災・震災・台風等の自然災害による予期せぬ事象により、システム及びサーバーの障害、機器破損やデータ消失等が生じた場合は、当社グループのサービスを適切に提供できない可能性があり、当社グループの信用、事業及び業績に影響を与える可能性があります。

※ 当社のITインフラに係るサービスを提供している事業者(Amazon Web Services等)を指す。IaaSとはInfurastructure as a serviceの略、PaaSとはPlatform as a serviceの略。

 当社グループにおいては、安全性・セキュリティ・負荷の分散を考慮した構成での運用の上、24時間365日体制の監視等に取り組んでおり、加えて日本国内の複数拠点及びシンガポールをはじめとする複数の海外拠点にサーバーを分散して設置する対応を進めております。

 

 

(3) イベント配信サービスのオペレーションに関するリスク

 当社が提供しているイベント配信サービス(オンラインセミナー配信サービス)は、SaaS+Serviceのコンセプトの下、システムの提供のみならず、当社スタッフによるイベントの企画から当日の運営までをワンストップソリューションにて提供しております。その活用シーンは製薬業界における講演会、就職説明会やバーチャル株主総会等、顧客企業にとって重要性の高いイベントであるため、配信事故が許されないプロフェッショナルサービスが求められています。このため、イベント開催中のネットワークの切断やオペレーションのミス等により、イベント配信サービスが適切に提供できなかった場合、顧客企業からの賠償請求を受けるのみならず、信用失墜により顧客を喪失する場合等、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。

 当社においては、ネットワークや配信機材の徹底した冗長化を行っている他、イベントの企画や運営にあたる当社スタッフ並びにパートナー企業の研修を継続的に行っており、2022年度に実施した約7,000回のイベントから得られた経験やノウハウを共有することでイベントの品質の向上に努めております。また、外部企業のコンサルティングを活用し、イベントのオペレーションの効率化に継続的に取り組んでおります。

 

(4) イベント配信サービスのキャパシティに関するリスク

 当社が提供しているイベント配信サービスは(3)で述べたとおり、イベントの企画から当日の運営までのサービスを当社スタッフにより提供しております。当社のイベント開催実績は2020年度の約4,700回に対して、2021年度及び2022年度は約7,000回前後と大きく実績を伸ばしましたが、今後もイベント配信サービス拡大のためにはスタッフやパートナー企業の人員や、配信のための機材のキャパシティの拡大が必要と考えております。このため、スタッフの採用やパートナー企業の確保や機材調達が難航した場合は、機会損失が発生し当社グループの業績に影響を与える可能性があります。また、イベント開催数が当社の想定より縮小した場合もしくは季節性に伴う閑散期においては、当該キャパシティ維持のための固定費負担増加による収益性の悪化により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。

 当社においては、中期経営計画達成に向けて必要不可欠な積極的な採用力を推進していくため、人事部門の増員による体制強化、ITツールの活用による採用活動の効率化を進めております。さらに今後はイベント関連企業のM&Aによるキャパシティの増加も検討してまいります。また(3)で述べたとおりイベントのオペレーションの効率化に取り組んでおり、人員や機材の効率的なアサインメントの最適化を図ってまいります。

 

<その他の重要なリスク>

(1) 事業環境に関するリスク

 当社グループにおける強みは、国内外で使用されている優れたSaaSに合わせて、長年業界に特化したシステム構築により社内に蓄積したノウハウによるサービス提供ができることにあります。インターネット関連分野は、新技術の開発及びそれに基づく新サービスの導入が相次いで行われており、非常に変化の激しい業界となっております。新規事業や新サービスの投入が遅延した場合、当社グループの競争力が低下する可能性があることに加え、急速な技術革新に対応するためにシステム投資や人件費等の支出が増大する可能性があります。

 当社グループでは、変化の激しい業界で持続的に成長する企業であるために、国内外における最新のインターネット関連技術について日々モニタリングを行い、顧客ニーズを取り入れながら最新技術を取り入れた独自性のある新規事業や新サービスの構築に注力しております。

 

(2) 人的資源に関するリスク

 当社グループは2022年12月末現在において、従業員約480名の比較的小規模な組織であり、内部管理体制もこれに応じたものになっております。今後の事業拡大に伴い積極的な採用及び人材育成に努めるとともに、内部管理体制の一層の強化を図る方針であります。しかし、事業規模に応じた採用や人材育成が円滑に進まず、適正な人員配置が困難となる場合には、競争力の低下や事業拡大の制約をもたらし、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。

 特に開発の分野において十分な知識と技術を有する人材が不可欠であり、優秀な人材を確保するため、あるいは現在在籍している人材が流出するケースを最小限に抑えるため、福利厚生の充実を図っております。

 

(3) コンプライアンスに関するリスク

① 顧客の機密情報の保護について

 当社グループでは、顧客の会議の録画情報をはじめとした各種の機密情報を取得しております。これらの機密情報の流出や外部からの不正アクセスによる被害の防止は、当社グループの事業にとって極めて重要であります。何らかの原因により機密情報の流出等があった場合、当社グループの信用低下や取引停止等のほか、法的責任を問われる可能性もあり、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。

 

 当社グループでは、顧客の機密情報の流出等の被害を未然に防止するよう、2006年2月に社団法人日本能率協会審査登録センター(現 一般社団法人日本能率協会審査登録センター)より「ISO/IEC27001※」の認定を受ける等、情報セキュリティ対策を講じております。

※ 情報セキュリティ・マネジメントシステムの国際規格。情報資産の喪失、流出、外部からの不正アクセス等の脅威から企業や自治体といった組織を守り、情報の機密性、可用性、完全性等を社内で継続的に確保・維持するシステムを確立するために定められたもので、情報セキュリティ対策の国際標準とも言えるものです。

 

② コンプライアンスの遵守体制について

 当社グループでは、企業価値を高めていくためにはコンプライアンス体制が有効に機能することが重要であると考えておりますが、役員及び従業員の事業運営や業務遂行において法令等に抵触する事態が発生した場合、当社グループの信用および業績に影響を及ぼす可能性があります。

 当社グループでは、全役員及び全従業員を対象に「ブイキューブ行動規範」を策定し、その周知徹底を図っております。併せて、代表取締役社長を委員長とするコンプライアンス・リスク管理委員会を設置し、コンプライアンス体制の強化に取り組んでおります。

 

(4) 企業買収によるのれんに関するリスク

 また、当社グループは企業買収に伴うのれんを連結貸借対照表に計上しており、当連結会計年度末現在ののれん金額は連結総資産の24.1%(4,071,947千円)を占めております。当社グループは当該のれんにつきましては将来の収益力を適切に反映したものと考えておりますが、事業環境の変化等により期待する成果が得られないと判断された場合等は、減損損失が発生による当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

 

重要事象等について

 当社は取引金融機関とコミットメントライン契約を締結しておりますが、財務制限条項が付されております。

 当連結会計年度末において、財務制限条項に抵触する事象は発生しておりません。

 

 

4【経営上の重要な契約等】

財務制限条項が付された借入金契約

主な借入先

株式会社三菱UFJ銀行

株式会社みずほ銀行

契約形態

コミットメントライン契約

コミットメントライン契約

当初借入金額

900百万円

600百万円

資金使途

運転資金(財務の中期的な安定及び利率低減を目的とした資金の借り換え)

運転資金(財務の中期的な安定及び利率低減を目的とした資金の借り換え)

借入期間

自 2021年12月30日

至 2024年12月27日

自 2021年12月30日

至 2024年12月30日

担保の有無

なし

なし

保証の有無

なし

なし

財務制限条項

あり(注)

あり(注)

(注)詳細は、第5 経理の状況 注記事項(連結貸借対照表関係)に記載しております。

 

 

 

2【主要な設備の状況】

(1) 提出会社

2022年12月31日現在

 

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業員数

(人)

建物附属

設備

工具、器具及び備品

ソフト

ウエア

ソフト

ウエア

仮勘定

その他

合計

本社

(東京都港区)

エンタープライズDX

イベントDX

サードプレイスDX

全社

本社設備等

647,898

668,909

1,676,625

858,585

371,447

4,223,466

310

大阪営業所

(大阪府大阪市)

エンタープライズDX

イベントDX

サードプレイスDX

全社

事務所設備等

167,957

46,405

214,362

31

 

 

(2) 国内子会社

2022年12月31日現在

 

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の

内容

帳簿価額(千円)

従業員数

(人)

建物附属

設備

工具、器具及び備品

ソフト

ウエア

ソフト

ウエア

仮勘定

その他

合計

テレキューブ

株式会社

本社オフィス

(東京都千代田区)

サードプレイスDX

事務所

設備等

9,723

14,783

24,507

11

 

(3) 在外子会社

2022年12月31日現在

 

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の

内容

帳簿価額(千円)

従業員数

(人)

建物附属設備

工具、器具及び備品

ソフト

ウエア

ソフト

ウエア

仮勘定

その他

合計

Xyvid,Inc.

本社

(米国ペンシルベニア州)

イベントDX

本社設備等

2,642

43,619

272,113

318,375

35

Wizlearn

Technolgies

Pte. Ltd.

本社

(シンガポール)

エンタープライズDX

本社設備等

49,546

4,632

213,717

414,814

682,711

62

(注)1.現在休止中の主要な設備はありません。

2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。

3.上記の他、連結会社以外からの主要な賃借設備の内容は、以下のとおりであります。

(1)提出会社

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

従業員数

(人)

年間賃借料

(千円)

本社、スタジオ

(東京都港区)

エンタープライズDX

イベントDX

サードプレイスDX

全社

本社建物等

(賃借)

304

281,207

(2)国内子会社

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

従業員数

(人)

年間賃借料

(千円)

テレキューブ株式会社

丸の内オフィス

(東京都千代田区)

サードプレイスDX

事務所設備等

(賃借)

9

8,491

(3)海外子会社

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

従業員数

(人)

年間賃借料

(千円)

Xyvid, Inc.

本社

(米国ペンシルベニア州)

イベントDX

本社建物

(賃借)

34

6,252

 

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

48,000,000

48,000,000

 

 

①【ストックオプション制度の内容】

  会社法に基づき発行した新株予約権は、次のとおりであります。

第16回新株予約権

決議年月日

2018年3月9日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社の取締役    3

(注)1

新株予約権の数(個)※

7,200(注)2

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)

普通株式 720,000(注)3

新株予約権の行使時の払込金額(円)※

478(注)4

新株予約権の行使期間 ※

自 2021年4月1日 至 2024年3月31日

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)※

発行価格  481

資本組入額 240

新株予約権の行使の条件 ※

(注)5

新株予約権の譲渡に関する事項 ※

新株予約権を譲渡するときは、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※

(注)6

※ 当事業年度の末日(2022年12月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(2023年2月28日)において、記載すべき内容が当事業年度末日における内容から変更がないため、提出日の前月末現在に係る記載を省略しております。

(注)1.提出日の前月末現在におきましては、付与対象者の変動はありません。

2.新株予約権1個につき目的となる株式数は、100株であります。

3.付与株式数は、本新株予約権の割当日後、当社が株式分割(当社普通株式の無償割当てを含む。以下同じ。)または株式併合を行う場合、次の算式により調整されるものとします。ただし、かかる調整は、本新株予約権のうち、当該時点で行使されていない新株予約権の目的である株式の数についてのみ行われ、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとします。

  調整後付与株式数=調整前付与株式数×分割(または併合)の比率

  また、本新株予約権の割当日後、当社が合併、会社分割を行う場合その他これらの場合に準じ付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で、付与株式数は適切に調整されるものとします。

4.本新株予約権の割当日後、当社が株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により行使価額を調整し、調整による1円未満の端数は切り上げるものとします。

調整後行使価額=調整前行使価額×

分割・併合の比率

  また、本新株予約権の割当日後、当社が当社普通株式につき時価を下回る価額で新株の発行または自己株式の処分を行う場合(新株予約権の行使に基づく新株の発行及び自己株式の処分並びに株式交換による自己株式の移転の場合を除く。)、次の算式により行使価額を調整し、調整による1円未満の端数は切り上げるものとします。

 

調整後行使価額=調整前行使価額×

既発行株式数+

新規発行株式数×1株当たり払込金額

新規発行前の1株当たりの時価

既発行株式数+新規発行株式数

  なお、上記算式において「既発行株式数」とは、当社普通株式にかかる発行済株式総数から当社普通株式にかかる自己株式数を控除した数とし、また、当社普通株式にかかる自己株式の処分を行う場合には、「新規発行株式数」を「処分する自己株式数」に読み替えるものとします。

  さらに、上記のほか、本新株予約権の割当日後、当社が他社と合併する場合、会社分割を行う場合、その他これらの場合に準じて行使価額の調整を必要とする場合には、当社は、合理的な範囲で適切に行使価額の調整を行うことができるものとします。

5.行使の条件は以下のとおりとします。

① 本新株予約権は、2020年12月期の当社の有価証券報告書記載の連結損益計算書における連結営業利益が900百万円を超過した場合、各新株予約権者に割り当てられた全ての本新株予約権を行使することが可能になるものとする。

② 本新株予約権者は、新株予約権の権利行使時においても、当社、当社子会社または当社関連会社(財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則第8条第5項に定める関連会社をいう。)の役員または従業員であることを要するものとします。ただし、当社取締役会が認めた場合は、この限りではありません。

③ 本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における授権株式数を超過することとなるときは、当該本新株予約権の行使を行うことはできません。

④ 各本新株予約権1個未満の行使を行うことはできません。

6.当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割、新設分割、株式交換または株式移転(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)を行う場合において、組織再編行為の効力発生日に新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとします。ただし、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約または株式移転計画において定めた場合に限るものとします。

① 交付する再編対象会社の新株予約権の数

新株予約権者が保有する新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付します。

② 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

再編対象会社の普通株式とします。

③ 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

組織再編行為の条件を勘案のうえ、上記(注)2 及び(注)3 に準じて決定するものとします。

④ 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、組織再編行為の条件等を勘案のうえ、上記(注)4 で定められる行使価額を調整して得られる再編後行使価額に、上記③に従って決定される当該新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じた額とします。

⑤ 新株予約権を行使することができる期間

「新株予約権の行使期間」に定める行使期間の初日と組織再編行為の効力発生日のうち、いずれか遅い日から「新株予約権の行使期間」に定める行使期間の末日までとします。

⑥ 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項

「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」に準じて決定するものとします。

⑦ 譲渡による新株予約権の取得の制限

譲渡による取得の制限については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとします。

⑧ その他新株予約権の行使の条件

上記(注)5 に準じて決定するものとします。

⑨ 新株予約権の取得事由及び条件

当社が消滅会社となる合併契約、当社が分割会社となる会社分割についての分割契約もしくは分割計画、または当社が完全子会社となる株式交換契約もしくは株式移転計画について株主総会の承認(株主総会の承認を要しない場合には取締役会決議)がなされた場合は、当社は、当社取締役会が別途定める日の到来をもって、本新株予約権の全部を無償で取得することができるものとします。また、新株予約権者が権利行使をする前に、「新株予約権の行使の条件」に定める規定により本新株予約権の行使ができなくなった場合は、当社は新株予約権を無償で取得することができるものとします。

 

 

 

②【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

 

 

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2022年12月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数 100株)

単元未満

株式の

状況

(株)

政府及び

地方公共

団体

金融機関

金融商品

取引業者

その他の

法人

外国法人等

個人

その他

個人以外

個人

株主数(人)

1

12

31

124

72

64

25,887

26,191

所有株式数

(単元)

28

41,245

17,837

9,950

16,585

278

161,095

247,018

35,600

所有株式数の割合(%)

0.01

16.67

7.21

4.02

6.71

0.11

65.26

100.00

(注)自己株式466,472株は、「個人その他」に466,400株(4,664単元)、「単元未満株式の状況」に72株含まれております。

 

 

(6)【大株主の状況】

 

 

2022年12月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

間下 直晃

シンガポール共和国スコッツロード

3,185,847

13.13

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2-11-3

2,091,400

8.62

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海1-8-12

1,008,800

4.16

トミーコンサルティングインク

東京都渋谷区恵比寿4-20-2

680,000

2.80

野村證券株式会社

東京都中央区日本橋1-13-1

605,341

2.49

株式会社SBI証券

東京都中央区日本橋1-13-1

395,208

1.63

高田雅也

東京都目黒区

311,400

1.28

楽天証券

東京都港区南青山2-6-21

288,400

1.19

岩本良太

広島県福山市

250,600

1.03

BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC SECURITIES/UCITS ASSETS

(常任代理人 香港上海銀行東京支店)

60, AVENUE J.F. KENNEDY L-1855 LUXEMBOURG

(東京都中央区日本橋3丁目11-1)

217,900

0.90

9,034,896

37.23

 

(注)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合は、小数点以下第3位を四捨五入しております。

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

1,823,797

1,699,697

受取手形及び売掛金

1,728,357

1,737,481

前渡金

49,156

1,200

その他

621,147

701,493

貸倒引当金

200

17,761

流動資産合計

4,222,259

4,122,111

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

901,246

1,068,062

減価償却累計額及び減損損失累計額

111,975

194,376

建物(純額)

789,271

873,686

工具、器具及び備品

726,099

1,288,484

減価償却累計額及び減損損失累計額

419,330

512,986

工具、器具及び備品(純額)

306,768

775,498

リース資産

899,895

804,773

減価償却累計額

301,122

406,711

リース資産(純額)

598,772

398,061

有形固定資産合計

1,694,812

2,047,246

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

1,704,740

1,895,581

ソフトウエア仮勘定

661,894

1,127,471

のれん

3,759,122

4,071,947

その他

62

無形固定資産合計

6,125,820

7,095,000

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

273,208

416,372

関係会社株式

307,569

337,466

長期貸付金

48,755

33,175

敷金及び保証金

305,460

340,928

繰延税金資産

1,651,506

1,875,064

長期前払費用

82,102

58,889

その他

548,418

566,609

貸倒引当金

894

999

投資その他の資産合計

3,216,127

3,627,505

固定資産合計

11,036,760

12,769,752

資産合計

15,259,020

16,891,863

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

546,312

494,496

短期借入金

1,642,912

2,627,160

1年内返済予定の長期借入金

512,980

3,998,600

契約負債

882,928

922,951

賞与引当金

104,119

91,824

未払法人税等

51,897

75,007

その他

837,834

1,114,427

流動負債合計

4,578,983

9,324,467

固定負債

 

 

長期借入金

4,828,100

953,000

リース債務

496,941

310,631

資産除去債務

245,219

296,136

その他

8,925

18,098

固定負債合計

5,579,185

1,577,866

負債合計

10,158,169

10,902,333

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

92,190

92,190

資本剰余金

2,831,834

2,831,834

利益剰余金

2,609,803

2,500,230

自己株式

794,757

794,791

株主資本合計

4,739,070

4,629,464

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

7,380

52,826

為替換算調整勘定

299,904

1,218,365

その他の包括利益累計額合計

307,284

1,271,192

新株予約権

2,160

2,160

非支配株主持分

52,336

86,713

純資産合計

5,100,851

5,989,529

負債純資産合計

15,259,020

16,891,863

【連結損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

 至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

 至 2022年12月31日)

売上高

※1 11,493,601

※1 12,229,135

売上原価

6,188,446

6,806,854

売上総利益

5,305,155

5,422,280

販売費及び一般管理費

※2 3,953,967

※2 4,747,186

営業利益

1,351,187

675,093

営業外収益

 

 

受取利息

2,183

4,026

受取保険金

9,280

5,746

助成金収入

19,770

5,907

投資有価証券評価益

8,652

7,004

その他

11,119

6,106

営業外収益合計

51,006

28,791

営業外費用

 

 

支払利息

34,692

44,937

為替差損

25,245

8,911

支払手数料

29,434

6,033

地代家賃

31,723

3,979

持分法による投資損失

34,675

22,866

その他

13,609

4,258

営業外費用合計

169,382

90,986

経常利益

1,232,811

612,898

特別利益

 

 

その他

92

特別利益合計

92

特別損失

 

 

減損損失

※3 475,282

※3 395,647

子会社清算損

77,469

和解金

51,929

その他

※4 15,080

※4 33,388

特別損失合計

567,832

480,965

税金等調整前当期純利益

665,071

131,933

法人税、住民税及び事業税

122,605

82,771

法人税等調整額

797,976

71,214

法人税等合計

675,371

11,557

当期純利益

1,340,443

120,375

非支配株主に帰属する当期純利益

16,182

35,780

親会社株主に帰属する当期純利益

1,324,261

84,594

1.報告セグメントの概要

 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社グループは、主にビジュアルコミュニケーションサービスや学習管理システム・ラーニングコンテンツの提供、及びそれらのサービスに関連する機材の販売を事業として行っており、主に企業や官公庁等を対象に、社内外のコミュニケーションにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するサービス「エンタープライズDX事業」、Webセミナー配信サービス「V-CUBE セミナー」や「EventIn」などのセミナー配信ソフトウェアを提供するほか、イベント配信に係る運用設計、当日の配信サポートや後日のイベントデータ解析などの運用支援サービスを提供する「イベントDX事業」、企業及び公共空間への「テレキューブ」の提供、公共空間におけるワークブースの管理運営システムの開発、「テレキューブ」において提供する関連サービスの開発「サードプレイスDX事業」の3つの報告セグメントに分けております。

①【貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2021年12月31日)

当事業年度

(2022年12月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

646,593

682,396

受取手形

4,874

売掛金

※1 1,332,386

※1 1,444,171

棚卸資産

※2 136,968

※2 40,375

前渡金

49,156

1,200

前払費用

371,090

555,203

関係会社短期貸付金

300,000

300,000

その他

※1 35,041

※1 26,180

貸倒引当金

200

17,064

流動資産合計

2,875,912

3,032,464

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

740,949

821,496

工具、器具及び備品

259,692

716,622

リース資産

583,742

371,447

有形固定資産合計

1,584,384

1,909,566

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

1,547,194

1,676,625

ソフトウエア仮勘定

558,344

858,585

その他

62

無形固定資産合計

2,105,601

2,535,211

投資その他の資産

 

 

関係会社株式

※5 5,871,904

※5 6,054,604

投資有価証券

271,759

360,819

長期貸付金

48,755

59,938

関係会社長期貸付金

73,581

73,581

敷金及び保証金

300,312

333,139

保険積立金

547,508

565,593

繰延税金資産

722,487

698,454

長期前払費用

82,102

58,889

貸倒引当金

37,593

37,698

その他

910

1,016

投資その他の資産合計

7,881,729

8,168,338

固定資産合計

11,571,715

12,613,117

資産合計

14,447,628

15,645,581

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2021年12月31日)

当事業年度

(2022年12月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

※1 594,029

※1 671,672

未払金

※1 200,883

※1 401,673

短期借入金

1,642,912

2,627,160

1年内返済予定の長期借入金

512,980

3,998,600

リース債務

108,498

87,993

未払費用

87,927

78,194

未払法人税等

8,603

8,602

契約負債

781,549

813,038

預り金

36,565

33,281

賞与引当金

15,000

7,750

その他

213,846

347,226

流動負債合計

4,202,795

9,075,193

固定負債

 

 

長期借入金

4,828,100

953,000

リース債務

490,300

303,154

資産除去債務

245,219

296,136

固定負債合計

5,563,619

1,552,290

負債合計

9,766,414

10,627,484

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

92,190

92,190

資本剰余金

 

 

資本準備金

2,873,723

2,873,723

その他資本剰余金

500,000

500,000

資本剰余金合計

3,373,723

3,373,723

利益剰余金

 

 

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

2,000,516

2,291,987

利益剰余金合計

2,000,516

2,291,987

自己株式

794,757

794,791

株主資本合計

4,671,673

4,963,110

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

7,380

52,826

評価・換算差額等合計

7,380

52,826

新株予約権

2,160

2,160

純資産合計

4,681,213

5,018,096

負債純資産合計

14,447,628

15,645,581

②【損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2021年1月1日

 至 2021年12月31日)

当事業年度

(自 2022年1月1日

 至 2022年12月31日)

売上高

※2 9,746,347

※2 10,213,085

売上原価

※2 5,591,896

※2 6,053,365

売上総利益

4,154,451

4,159,719

販売費及び一般管理費

※1 3,172,876

※1 3,416,648

営業利益

981,574

743,070

営業外収益

 

 

受取利息

※2 4,865

※2 6,067

受取配当金

764,190

244,895

為替差益

16,808

その他

22,565

16,481

営業外収益合計

791,620

284,253

営業外費用

 

 

支払利息

※2 34,862

※2 44,939

為替差損

8,047

支払手数料

29,434

6,033

地代家賃

31,723

3,979

その他

8,885

3,976

営業外費用合計

112,953

58,928

経常利益

1,660,241

968,394

特別利益

 

 

子会社清算益

67,447

特別利益合計

67,447

特別損失

 

 

減損損失

323,451

398,075

和解金

51,929

その他

13,831

24,144

特別損失合計

337,283

474,149

税引前当期純利益

1,390,406

494,245

法人税、住民税及び事業税

8,934

8,607

法人税等調整額

311,311

法人税等合計

302,376

8,607

当期純利益

1,692,782

485,638