株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ
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2018年度 |
2019年度 |
2020年度 |
2021年度 |
2022年度 |
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(自 2018年 4月1日 至 2019年 3月31日) |
(自 2019年 4月1日 至 2020年 3月31日) |
(自 2020年 4月1日 至 2021年 3月31日) |
(自 2021年 4月1日 至 2022年 3月31日) |
(自 2022年 4月1日 至 2023年 3月31日) |
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連結経常収益 |
百万円 |
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うち連結信託報酬 |
百万円 |
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連結経常利益 |
百万円 |
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親会社株主に帰属する 当期純利益 |
百万円 |
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連結包括利益 |
百万円 |
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連結純資産額 |
百万円 |
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連結総資産額 |
百万円 |
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1株当たり純資産額 |
円 |
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1株当たり当期純利益 |
円 |
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潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 |
円 |
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自己資本比率 |
% |
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連結自己資本利益率 |
% |
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連結株価収益率 |
倍 |
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営業活動による キャッシュ・フロー |
百万円 |
△ |
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|
△ |
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投資活動による キャッシュ・フロー |
百万円 |
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|
△ |
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財務活動による キャッシュ・フロー |
百万円 |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
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現金及び現金同等物の 期末残高 |
百万円 |
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従業員数 |
人 |
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[外、平均臨時従業員数] |
[ |
[ |
[ |
[ |
[ |
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信託財産額 |
百万円 |
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(注)1.当社は、「株式交付信託」を導入しており、当該信託が保有する当社株式を連結財務諸表において自己株式として計上しております。これに伴い、当該信託が保有する当社株式は、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式に含めており、また、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
2.自己資本比率は、(期末純資産の部合計-期末新株予約権-期末非支配株主持分)を期末資産の部の合計で除して算出しております。なお、本「自己資本比率」は、自己資本比率告示(2006年金融庁告示第20号)に定める自己資本比率ではありません。
3.信託財産額は、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務に係る信託財産額を記載し
ております。なお、連結子会社のうち、該当する信託業務を営む会社はきらぼし銀行1社であります。
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回次 |
第5期 |
第6期 |
第7期 |
第8期 |
第9期 |
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決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
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営業収益 |
百万円 |
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経常利益 |
百万円 |
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当期純利益 |
百万円 |
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資本金 |
百万円 |
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発行済株式総数 |
千株 |
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普通株式 |
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第1回第一種優先株式 |
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第二種優先株式 |
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純資産額 |
百万円 |
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総資産額 |
百万円 |
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1株当たり純資産額 |
円 |
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1株当たり配当額 |
円 (円) |
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普通株式 |
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第1回第一種優先株式 |
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第二種優先株式 |
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(内1株当たり中間配当額) |
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普通株式 |
( |
( |
( |
( |
( |
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|
第1回第一種優先株式 |
( |
( |
( |
( |
( |
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|
第二種優先株式 |
( |
( |
( |
( |
( |
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1株当たり当期純利益 |
円 |
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潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 |
円 |
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自己資本比率 |
% |
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自己資本利益率 |
% |
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株価収益率 |
倍 |
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配当性向 |
% |
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従業員数 |
人 |
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[外、平均臨時従業員数] |
[ |
[ |
[ |
[ |
[ |
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株主総利回り |
% |
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(比較指標:東証業種別株価指数(銀行業)) |
( |
( |
( |
( |
( |
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最高株価 |
円 |
2,976 |
1,747 |
1,579 |
2,116 |
3,095 |
|
最低株価 |
円 |
1,454 |
830 |
981 |
1,189 |
1,640 |
(注)1.当社は、「株式交付信託」を導入しており、当該信託が保有する当社株式を財務諸表において自己株式として計上しております。これに伴い、当該信託が保有する当社株式は、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式に含めており、また、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
2.自己資本比率は、(期末純資産の部合計-期末新株予約権)を期末資産の部の合計で除して算出しております。なお、本「自己資本比率」は、自己資本比率告示(2006年金融庁告示第20号)に定める自己資本比率ではありません。
3.最高・最低株価は、第9期より東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
4.株主総利回り及び比較指標の最近5年間の推移は、以下のとおりであります。
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2013年10月 |
株式会社東京都民銀行と株式会社八千代銀行(以下、総称して「両行」という。)は、「経営統合の検討に関する基本合意書」を締結 |
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2014年5月 |
両行は、「経営統合契約書」を締結するとともに「株式移転計画」を作成 |
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2014年6月 |
両行の定時株主総会において、両行が共同株式移転の方式により当社を設立し、両行がその完全子会社になることについて承認決議 ※株式会社東京都民銀行においては、定時株主総会と併せて、株式移転計画承認に係る普通株主による種類株主総会を開催 |
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2014年10月 |
両行が共同株式移転により株式会社東京TYフィナンシャルグループを設立 東京証券取引所市場第一部に上場 |
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2015年6月 |
当社と株式会社新銀行東京(以下、総称して「両社」という。)は、「経営統合の検討に関する基本合意書」を締結 |
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2015年9月 |
両社は、「株式交換契約書」及び「経営統合契約書」を締結 |
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2015年11月 |
両社の臨時株主総会及び種類株主総会において、当社を株式交換完全親会社、株式会社新銀行東京を株式交換完全子会社とする株式交換の方式により経営統合を行うことを内容とした株式交換契約について承認決議 |
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2016年4月 |
株式交換の方式により両社が経営統合し株式会社新銀行東京が当社の完全子会社化 |
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2016年6月 |
三井住友信託銀行株式会社と業務・資本提携契約を締結 |
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第1回第一種優先株式150億円発行(資本金275億円) |
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2016年9月 |
株式会社横浜銀行及び三井住友信託銀行株式会社との株式譲渡契約締結により、スカイオーシャン・アセットマネジメント株式会社を持分法適用関連会社化 |
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2017年4月 |
株式会社とみん経営研究所を当社完全子会社化し、商号を株式会社きらぼしコンサルティングに変更 |
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2017年11月 |
株式会社東京都民銀行の子会社として、きらぼしテック株式会社を設立 |
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2018年2月 |
株式会社東京都民銀行、株式会社八千代銀行及び株式会社新銀行東京が合併契約を締結 |
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2018年4月 |
株式会社東京都民銀行、株式会社八千代銀行及び株式会社新銀行東京は、合併に係る認可並びに信託業務の兼営等に係る認可を取得 |
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2018年5月
2018年5月 |
株式会社東京都民銀行、株式会社八千代銀行及び株式会社新銀行東京が合併し、株式会社きらぼし銀行が発足 当社商号を株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループに変更 |
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2018年9月 |
きらぼしキャピタル株式会社を設立 |
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2019年5月 |
株式会社きらぼし銀行の持分法適用関連会社である東京きらぼしリース株式会社を同社の連結子会社へ変更 |
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2019年8月 |
東京きらぼしリース株式会社、きらぼしシステム株式会社及びきらぼしJCB株式会社を当社が直接出資する完全子会社へ変更 |
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2019年10月 |
株式会社きらぼし銀行の子会社として、ベトナム・ホーチミンにてKIRABOSHI BUSINESS CONSULTING VIETNAM COMPANY LIMITEDを開設 |
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2019年12月 |
きらぼし証券準備株式会社を設立 |
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2020年5月 |
株式会社きらぼし銀行にてシステム統合を実施 |
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2020年6月 |
当社本社を新宿区から港区(きらぼし銀行本店)に移転 |
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2020年8月 |
きらぼしライフデザイン証券株式会社(きらぼし証券準備株式会社より商号変更)を開業 |
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2020年10月 |
株式会社きらぼしデジタルバンク設立準備会社を設立 |
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2021年3月 |
株式会社きらぼしインシュアランスエージェンシー(株式会社アイ・アンド・イーより商号変更)を株式会社きらぼし銀行の持分法適用関連会社化 |
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2021年4月 |
きらぼしビジネスサービス株式会社が株式会社きらぼしクレジットサービスを吸収合併 |
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2021年4月 |
きらぼしサービス株式会社を当社完全子会社化し、商号をきらぼしビジネスオフィスサービス株式会社に変更 |
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2022年1月 |
株式会社UI銀行(株式会社きらぼしデジタルバンク設立準備会社より商号変更)を開業 |
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2022年1月 |
株式会社きらぼし銀行は北京兆泰集団股份有限公司と日中合弁でコンサルティング現地法人「信銘冠嘉商務諮詢(北京)有限公司」を設立し、同社を持分法適用関連会社化 |
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2022年3月 |
きらぼしテック株式会社を当社が直接出資する子会社へ変更 |
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2022年7月 |
株式会社ビー・ブレーブを当社の子会社化 |
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2022年10月 |
エイチ・エス債権回収株式会社(2023年4月1日付「きらぼし債権回収株式会社」へ商号変更)を株式会社きらぼし銀行の子会社化 |
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当連結会計年度末現在、持株会社である当社のほか、株式会社きらぼし銀行(以下、「きらぼし銀行」といいます。)、株式会社UI銀行(以下、「UI銀行」といいます。)を含む連結子会社17社及び関連会社(持分法適用関連会社)3社で構成され、銀行業務を中心に、証券業務、リース業務、コンサルティング業務、フィンテックなどの幅広いサービスを提供しております。
当連結会計年度において、2022年7月1日付で、当社は、広告企画制作業を営む「株式会社ビー・ブレーブ」の議決権のある株式全株を取得し、同社は当社の連結子会社となりました。
また、2022年10月3日付で、きらぼし銀行は、債権管理回収業を営む「エイチ・エス債権回収株式会社」の株式全株を取得し、同社は当社の連結子会社となりました。なお、2023年4月1日付で、同社は「きらぼし債権回収株式会社」に商号変更しております。
これに伴い、事業に係る位置付けは次のとおりとなります。
〔銀行業〕
きらぼし銀行は、東京都及び神奈川県北東部を主たる営業エリアとし、本店ほか支店等においては、主に預金業務、貸出業務、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務、内国為替業務、外国為替業務、信託業務などを行っております。また、連結子会社2社においては、信用保証業務を行っております。UI銀行は、対面・非対面サービスの融合及び金融・非金融サービスのシームレスな提供を目指し、2022年1月にデジタルバンクとして預金業務、内国為替業務の取扱いを開始しました。なお、当連結会計年度においては、既存の業務に加えBaaS型のサービス提供および個人向けローン等の取扱いを新たに開始しました。
〔リース業〕
東京きらぼしリース株式会社は、OA機器から産業機械、自動車など多様なリース物件を取扱っております。
〔その他〕
その他の連結子会社12社及び関連会社(持分法適用関連会社)3社においては、証券業、コンサルティングサービス、フィンテック等、幅広い分野において業務を行っております。
なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
事業系統図によって示すと次のとおりであります。
(注)1.2022年7月1日付で、株式会社ビー・ブレーブの全株式を取得し、当社の連結子会社といたしました。
2.2022年10月3日付で、当社の連結子会社である株式会社きらぼし銀行は、エイチ・エス債権回収株式会社
の全株式を取得し、同社の連結子会社といたしました。
3.2023年2月1日付で、非連結子会社として「きらぼしキャピタル夢・はばたき2号投資事業有限責任組
合」を設立いたしました。
4.2023年4月1日付で、エイチ・エス債権回収株式会社は、「きらぼし債権回収株式会社」に商号変更いた
しました。
(2023年3月31日現在)
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名称 |
住所 |
資本金又 は出資金 (百万円) |
主要な事業の内容 |
議決権の所 有(又は被 所有)割合 (%) |
当社との関係内容 |
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役員の 兼任等 (人) |
資金 援助 |
営業上 の取引 |
設備の 賃貸借 |
業務 提携 |
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(連結子会社) 株式会社きらぼし銀行 |
東京都 港区 |
43,734 |
銀行業 |
100.0 (-) [-] |
12 (6) |
- |
経営管理 金銭貸借 預金取引 |
当社が建物の一部を賃借 |
- |
|
株式会社UI銀行 |
東京都 港区 |
4,875 |
銀行業 |
100.0 (-) [-] |
8 (1) |
- |
経営管理 |
- |
- |
|
きらぼしビジネスオフィスサービス株式会社 |
東京都 港区 |
10 |
給与計算等 バックオフィス業務 |
100.0 (-) [-] |
4 (-) |
- |
経営管理 |
- |
- |
|
東京きらぼしリース株式会社 |
東京都 千代田区 |
305 |
総合リース業 |
100.0 (-) [-] |
6 (-) |
- |
経営管理 |
- |
- |
|
きらぼしシステム株式会社 |
東京都 千代田区 |
20 |
コンピュータ関連 サービス業 |
100.0 (-) [-] |
4 (1) |
- |
経営管理 |
- |
- |
|
株式会社きらぼしコンサルティング |
東京都 港区 |
50 |
企業経営に関する総合コンサルティング業務、セミナー、講演会の開催 |
100.0 (-) [-] |
4 (-) |
- |
経営管理 |
- |
- |
|
きらぼしJCB株式会社 |
東京都 豊島区 |
30 |
クレジットカード業務 |
100.0 (-) [-] |
4 (1) |
- |
経営管理 |
- |
- |
|
きらぼしキャピタル株式会社 |
東京都 港区 |
75 |
投資事業組合 (ファンド)の組成・運営に関する業務 |
100.0 (-) [-] |
4 (2) |
- |
経営管理 |
- |
- |
|
きらぼしライフデザイン証券株式会社 |
東京都 港区 |
3,000 |
証券業 |
100.0 (-) [-] |
6 (1) |
- |
経営管理 |
- |
- |
|
株式会社ビー・ブレーブ |
東京都 中央区 |
260 |
広告企画制作業 |
100.0 (-) [-] |
7 (-) |
- |
経営管理 |
- |
- |
|
きらぼしテック株式会社 |
東京都 港区 |
100 |
資金移動業 |
95.0 (-) [-] |
5 (1) |
- |
経営管理 |
- |
- |
|
きらぼし信用保証株式会社 |
東京都 千代田区 |
760 |
信用保証業務 |
100.0 (100.0) [-] |
4 (1) |
- |
- |
- |
- |
|
八千代信用保証株式会社 |
東京都 千代田区 |
342 |
信用保証業務 |
100.0 (100.0) [-] |
4 (1) |
- |
- |
- |
- |
|
きらぼしビジネスサービス株式会社 |
東京都 北区 |
10 |
メール、回金、事務集中業務、広告宣伝用品等の調達・管理業務 |
100.0 (100.0) [-] |
4 (1) |
- |
- |
- |
- |
|
綺羅商務諮詢(上海)有限公司 |
中国 上海市 |
米ドル 250,000 |
コンサルティング業務 |
100.0 (100.0) [-] |
4 (1) |
- |
- |
- |
- |
|
KIRABOSHI BUSINESS CONSULTING VIETNAM COMPANY LIMITED |
ベトナム ホーチミン市 |
米ドル250,000 |
コンサルティング業務 |
100.0 (100.0) [-] |
3 (1) |
- |
- |
- |
- |
|
エイチ・エス債権回収株式会社 |
東京都 港区 |
500 |
債権管理回収業 |
100.0 (100.0) [-] |
9 (1) |
- |
- |
- |
- |
|
(持分法適用関連会社) スカイオーシャン・アセットマネジメント株式会社 |
神奈川県 横浜市 |
300 |
投資信託委託業務 |
15.0 (-) [-] |
9 (1) |
- |
- |
- |
- |
|
株式会社きらぼしインシュアランスエージェンシー |
東京都 渋谷区 |
2,530 |
保険代理店業務 |
37.7 (37.7) [-] |
5 (-) |
- |
- |
- |
- |
|
信銘冠嘉商務諮詢(北京)有限公司 |
中国 北京市 |
中国元 1,000,000 |
コンサルティング業務 |
39.0 (39.0) [-] |
6 (1) |
- |
- |
- |
- |
(注)1.上記関係会社のうち、特定子会社に該当するのは株式会社きらぼし銀行、株式会社UI銀行及びきらぼしライフデザイン証券株式会社であります。
2.上記関係会社のうち、株式会社きらぼし銀行及び東京きらぼしリース株式会社の経常収益(連結会社相互間の内部取引を除く)は、連結財務諸表の経常収益の100分の10を超えております。
主要な損益情報等
(単位:百万円)
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|
経常収益 |
経常利益 |
当期純利益 |
純資産額 |
総資産額 |
|
株式会社きらぼし銀行 |
110,764 |
36,561 |
27,426 |
317,832 |
6,688,420 |
|
東京きらぼしリース株式会社 |
13,619 |
442 |
337 |
2,905 |
41,366 |
3.「議決権の所有(又は被所有)割合」欄の( )内は子会社による間接所有の割合(内書き)、[ ]内は、「自己と出資、人事、資金、技術、取引等において緊密な関係があることにより自己の意思と同一の内容の議決権を行使すると認められる者」又は「自己の意思と同一の内容の議決権を行使することに同意している者」による所有割合(外書き)で、小数点第2位以下を切り捨てて表示しております。
4.「当社との関係内容」の「役員の兼任等」欄の( )内は、当社の役員(内書き)であります。
5.2022年7月1日付で、当社は「株式会社ビー・ブレーブ」の議決権のある株式全株を取得し、同社は当社の連結子会社となっております。
6.2022年10月3日付で、当社の連結子会社である株式会社きらぼし銀行は、「エイチ・エス債権回収株式会社」の株式全株を取得し、同社は当社の連結子会社となっております。また、2023年4月1日付で、同社は「きらぼし債権回収株式会社」に商号変更しております。
(1)連結会社における従業員数
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|
|
|
|
2023年3月31日現在 |
|
セグメントの名称 |
銀行業 |
リース業 |
その他 |
合計 |
|
従業員数(人) |
|
|
|
|
|
[ |
[ |
[ |
[ |
(注)1.従業員数は、執行役員21人を含み、嘱託及び臨時従業員1,439人を含んでおりません。
2.臨時従業員数は、[ ]内に年間の平均人員を外書きで記載しております。
(2)当社の従業員数
|
|
|
|
2023年3月31日現在 |
|
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(千円) |
|
|
|
|
|
|
[ |
(注)1.当社従業員は株式会社きらぼし銀行からの出向者であります。なお、上記のほかに、株式会社きらぼし銀行からの兼務者159人が従事しております。
2.当社の従業員はすべてその他のセグメントに属しております。
3.臨時従業員数は、[ ]に年間の平均人員を外書きで記載しております。
4.平均勤続年数は、出向元での勤続年数を通算しております。
5.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(3)労働組合の状況
当社グループにはきらぼし銀行従業員組合(組合員数1,867人)、東京きらぼしフィナンシャルグループ労働組合(組合員数45人)が組織されております。労使間においては特記すべき事項はありません。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
① 主要な連結子会社
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当事業年度 |
|||||
|
名称 |
管理職に占める 女性労働者の割合 (%) (注)1 |
男性労働者の 育児休業取得率(%) (注)2 |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1 |
||
|
全労働者 |
うち 正規雇用労働者 |
うち 非正規雇用労働者 |
|||
|
株式会社きらぼし銀行 |
16.9 |
100.0 |
56.6 |
69.3 |
56.2 |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
3.提出会社及び連結子会社のうち主要な連結子会社以外のものについては、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
(労働者の男女の賃金の差異に関する補足説明)
1.正規雇用労働者及び非正規雇用労働者の定義は以下の通りであります。
・正規雇用労働者:正行員、シニア行員
・非正規雇用労働者:契約行員、パートタイマー
2.人員数には、育児休業、介護休業、休職者を含んでおりません。
3.賃金には、通勤手当を含んでおりません。
4.パート労働者については、正行員の所定労働時間(月間154.1時間)で換算した人員数を基に平均年間賃金を算出しております。
5.男女間の平均年齢差や職制割合の違いにより、乖離幅が大きくなっておりますが、職位・職務等が同等であれば男女間で賃金の差異が生じることはございません。今後も女性の活躍推進に継続して取組み、管理職や専門職への登用を積極的に行ってまいります。
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社グループは、「首都圏における中小企業と個人のお客さまのための金融グループとして、総合金融サービスを通じて、地域社会の発展に貢献します。」との経営理念を実現するため、お客さまの「信頼性・満足度」、「新たなビジネスやサービスを創出する能力」、「課題解決力」の向上に努めるとともに、以下の3つを経営方針に掲げ、経営目標の達成に取り組んでおります。
(2)経営環境
わが国経済は、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化や日米金利差等を背景とした円安、資源・原材料価格の高騰等の影響を受けたものの、新型コロナウイルス感染症の収束化と経済活動の正常化の両立により、緩やかな回復基調を辿りました。
個人消費については、感染第7波・第8波の収束や全国旅行支援の政策効果もあり、宿泊・飲食を中心としたサービス消費が着実に持ち直しました。生産活動においては、上海ロックダウンによる供給制約や市況悪化に伴う半導体の在庫調整等により一部業種に弱さが見られたものの、設備投資が緩やかに持ち直したほか、入国制限の緩和及び円安によるインバウンド需要の増加を受け、対面型サービス業を中心に景況感の改善が見られました。
今後の先行きについては、アフターコロナ期に移行する中で、賃上げによる個人消費が下支えとなる等、内需を中心に景気の回復基調の維持が期待される一方で、世界経済の減速や国内の物価上昇等が景気の下振れリスクとして懸念されています。
(3)中期的な経営戦略
当社グループでは、2021年度から中期経営計画(計画期間3年)をスタートさせ、その中で掲げるビジョン(目指す姿)「お客さまの新しい価値を創造する東京発プラットフォーマーとなる」の具現化に向け、「経営基盤の拡充」と「ビジネス構造の改革」を進めるとともに、きらぼしプラットフォーム(※)の拡充を図っております。
また、グループ力を活かしサステナビリティへの取組みを更に強化することで、地域経済及び地域社会の持続的成長に貢献するとともに、当社グループの経営体力の強化と競争力の向上を実現してまいります。
※きらぼしプラットフォームとは、さまざまなプレーヤーや事業者の皆さまに、当社グループの持つ新たなビジネスやサービスを創出する能力と課題解決力をご提供することで、共通価値やサービスを共に創造する場所です。
また、当社グループでは、役職員全員が共通して持つべき意識・価値観・考え方として、「社会貢献、組織の発展、自己実現、自らの幸せを実現させること」を「きらぼしフィロソフィー」として策定しております。そして、その実現に向け、「きらぼしフィロソフィー」を実践する役職員を「きらぼしびと」(※)と定義し、3つの行動指針(“高い志”を持つひと、どうしたら出来るのかを常に考えるひと、結果にコミットし、果敢に挑戦し続けるひと)を策定しております。
※きらぼしびと:きらぼしフィロソフィーを実現する人です。
さらに、2023年5月より新たなブランドコミュニケーションとして、「TOKYOに、つくそう」プロジェクトを開始しました。本プロジェクトは、中小企業の事業承継やカーボンニュートラル、少子高齢化や子育てなど、社会情勢の急激な変化によりお客さまのニーズ、課題も多様化・複雑化する中、きらぼしグループの役職員一人ひとりが3つの行動指針を体現する「きらぼしびと」として問題解決に力を尽くし、お客さまとの価値共創に取り組み、「東京を輝かせる」という使命を果たしていくことを目的としております。
<ビジュアル・アイデンティティー>
当社グループの中核企業であるきらぼし銀行、デジタルバンク「UI銀行」等、グループ会社が一体となり、東京発プラットフォーマーとして金融・非金融サービスを提供し、その結果として、収益の安定化、事業収益の多様化に伴う収益の増加並びにOHRやROE等経営指標の改善を目指します。そして、収益性の向上と財務体質の強化を通じ、ステークホルダーの皆さまと共通価値を創造していくとともに、地域経済と地域社会の持続的な発展に貢献してまいります。
(4)目標とする経営指標及び進捗状況
中期経営計画に掲げたKPI、KGIの達成に向け、質の高いサービスを幅広く提供すべくグループ体制の整備、コンサルティング機能の拡充を進めるとともに、業務改革や人材育成に取り組み、お客さまの多様化するニーズにお応えするとともに、円滑な資金供給に努めました。
2022年度におけるKGI(財務目標)につきましては、取引メイン化の推進、事業性ファイナンスの増加により、それに伴う法人の役務収益を中心に堅調に推移したこと等から、当期純利益およびROEは計画を上回る実績となりました。一方、きらぼし銀行のコアOHR改善に関しましては、経営の効率化や高度化に向けた前向きなDX施策への継続的な投資による経費削減等により、50%台に改善いたしました。
<中期経営計画のKGI(財務目標)>
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項目 |
2022年度 (※特殊要因を除く) |
(参考) 2023年度 |
|||
|
目標 |
実績 |
目標差異 |
目標 |
||
|
当社 <連結> |
ROE |
5.9% |
6.5% (5.4%) |
+0.6% |
5.9% |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
195億円 |
211.5億円 (175.8億円) |
+16.5億円 |
200億円 |
|
|
子会社連結利益貢献額 |
△7.2億円 |
△15.6億円 (△15.6億円) |
△8.4億円 |
23億円 |
|
|
自己資本比率 |
8.1% |
8.1% (8.0%) |
0.0% |
8.3% |
|
|
きらぼし銀行 <単体> |
コアOHR |
57.1% |
55.5% (59.8%) |
△1.6% |
57.3% |
|
顧客向けサービス業務利益 |
209億円 |
216.6億円 (216.6億円) |
+7.6億円 |
234億円 |
|
※特殊要因:持分法適用関連会社による配当
(5)対処すべき課題等
当社グループはこれまで、グループ会社の整備等によりグループ一体で総合金融サービスを提供するための体制を構築するとともに、店舗・人員・システムを中心とした合理化施策により経費削減を進めるなど、経営の効率化を推進してまいりました。
一方、当社グループを取り巻く経営環境は、少子高齢化やマイナス金利政策に加えて、世界的な物価高騰、ロシア・ウクライナ情勢をはじめとする地政学リスク等の顕在化などから先行きの不確実性が増しております。また、新型コロナウイルスによる新しい生活様式の浸透、経済活動の変化、デジタライゼーションの加速により、お客さまのニーズの多様化、サステナビリティへの意識の高まりも伴って、金融機関に求められる社会的使命も大きな転換期を迎えています。
こうした環境下、当社グループにおいては、ビジネスモデルの構造改革とグループ連携を通じた持続可能な成長モデルの構築が課題であるとともに、グループ統合リスク並びにコンプライアンス管理などガバナンスの強化がこれまで以上に重要になると考えております。
当社グループは、課題に対処するため、以下の項目について取り組んでまいります。
(プラットフォームの構築とビジネスモデルの変革)
金融機関における競争環境が変化する中で、金融サービスに加え、ビジネスマッチング等お客さまの本業に結び付く非金融面でのサービス提供に努めてまいりましたが、法人のお客さま同士が協働できる場を創造するとともに、その先にある個人のお客さまも含めたサービスを提供できるエコシステムを構築することで、お客さまの付加価値を高めることが重要になっております。
そのため、法人のお客さまに対しビジネス機会を今まで以上に提供できるプラットフォームを構築していくとともに、DXを推進し、個人のお客さまのニーズに合致した商品やサービスを体現できるビジネスモデルの構築を進めてまいります。
(DXの推進)
デジタルマネー「ララPay」と、スマートフォンアプリを通じて金融サービスを提供する「UI銀行」の連携などによる金融ビジネスのデジタル化をはじめ、グループ各社との連携によるグループ内サービスの相互利用や外部連携パートナーとのハブ機能の発揮に向け、デジタルを起点とした対面・非対面サービスの融合、金融・非金融サービスのシームレスな提供を実現してまいります。
(個人のお客さまへの取組み)
高齢化が進展する中、きらぼし銀行の預金取引の大半を占めるシニア層との信頼関係を次世代につなげるため、外部機関との連携等により、金融と非金融双方でシニア層のニーズへお応えしてまいります。また、富裕層、オーナー層などのお客さまが抱える課題に対し、単なる「商品提案」ではなく、お客さまとの信頼関係を築き、人生のゴールに向けて寄り添い、幅広いサービスを提供する「FD(フィデューシャリー・デューティ)営業を実践してまいります。当社グループは今後、デジタル戦略の中核を担うデジタルバンク「UI銀行」やキャッシュレス決済アプリ「ララQ」を展開する「きらぼしテック」を中心に、外部連携も活用しながら、きらぼしライフデザイン証券等グループ各社における連携を進め、サービスの充実を図ってまいります。
(法人のお客さまへの取組み)
創業から成長期、衰退期までのお客さまの多様な課題にお応えするため、きらぼし銀行では、従来型の融資取引にとどまらないストラクチャードファイナンスやメザニンファイナンスを、きらぼしキャピタルではファンドを通じたエクイティ投資を推進しており、さまざまな形でお客さまの支援に、グループ全体で取り組んでまいります。また、お客さまとのリレーションを深め、取引メイン化を促進するとともに、迅速な対応を図るため、案件検討体制や審査・リスク管理態勢を強化してまいります。
社会的な課題の一つとなっている中小企業の事業承継に対しては、グループ各社の機能を活用し、オーナーさまの意向に沿った解決策の提案を行ってまいります。
(サステナビリティへの取組み)
サステナブルファイナンスをはじめ、SDGs評価プログラム等複合的なサービスの提供により、SDGsに掲げられるさまざまな社会的問題の解決に向けて、ESG地域金融の観点から積極的に支援を行ってまいります。また、多様化するお客さまの問題解決に向け、引き続きグループの総合力強化を図るとともに、外部機関との更なる連携強化を進め、お客さまの幅広いニーズにお応えしてまいります。
(経営基盤改革とグループ経営資源配分の最適化)
ブランチ・イン・ブランチによる拠点削減等のコスト削減を進める一方、お客さまのニーズに合わせた拠点の設置、各種合理化・高度化のための前向きな投資を行っており、今後も、店舗・本部の更なる効率化による人員創出、ワークスタイルの変革、DXによる生産性の向上を進めてまいります。
(グループリスク管理)
グループ事業戦略、経営ビジョンの堅確な達成及び将来像に掲げる「金融にも強い総合サービス業」への発展を下支えすべく、当社が定める「グループリスク管理基本方針」に基づき、信用リスク・市場リスク等を的確に管理し、適切なリスクテイクを可能とするリスクマネジメント手法の高度化を図ってまいります。また、利便性と安全性の高いサービスを提供するため、価値創造とリスクマネジメントの両面からサイバーセキュリティ対応に取り組んでまいります。
今後、ロシア・ウクライナ情勢をはじめとする地政学リスク等の顕在化による原材料価格の高騰等により、企業収益及び資金繰りへの影響が懸念されます。当社グループは、引き続ききめ細かな金融支援機能およびコンサルティング機能の発揮により事業支援を図ってまいります。
(コンプライアンス)
コンプライアンスを経営の最重要課題の一つと捉え、コンプライアンス重視の企業風土の醸成を進めることで、業務の健全性と適切性の確保に努めております。
株主の皆さまに信認され、お客さまや社会から信頼される地域金融グループとしての社会的責任を果たしていくため、当社が定める「コンプライアンス・プログラム」に基づき、徹底したコンプライアンス管理態勢の構築に努め、リスクオーナーシップの確立など企業倫理が徹底・浸透できる態勢の構築を更に進めてまいります。
(コーポレート・ガバナンス)
コーポレート・ガバナンスを経営の最重要課題の一つと捉え、社外役員・外部有識者の知見も活用したうえでグループ経営管理態勢や監督機能の強化を進めるとともに、業務運営に際し透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を行うためコーポレート・ガバナンス機能の充実を図り、持続的な企業価値の向上に努めてまいります。
(外部環境の変化への対応)
新型コロナウイルスと共存・共生する新しい生活様式の浸透により緩やかに景気回復が見込まれる一方、ロシア・ウクライナ情勢をはじめとする地政学リスク等の顕在化、世界的な物価高騰、インフレーションの進行に伴い、先行きの不透明感がみられ、地元企業等への影響が懸念されます。このような緊急事態の時こそ、「地元企業等の資金繰りを安定させる」という社会的使命を果たすことが地域金融グループの存在意義であると改めて強く認識し、中小企業の皆さまの資金繰りや業況の変化に対して、引き続き迅速かつ適切に対応できる支援体制の強化を図ってまいります。更に、中小企業経営のホームドクターの役割を担う地域金融グループとして、適切に金融及びコンサルティング機能を発揮してまいります。
事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。これらのリスクは、それぞれが独立するものではなく、ある事象の発生により複数のリスクが増大する可能性があります。また、すべてのリスクを網羅したものではなく、現時点で予見できない又は重要と見なされていないリスクの影響を将来的に受ける可能性があります。
当社グループは、こうしたリスクの発生可能性を認識したうえで、管理体制の強化に取り組み、発生の回避及び発生した場合の適切かつ迅速な対応に努めてまいります。リスク管理につきましては、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」にも関連した記載がありますのでご参照ください。
なお、以下の記載における将来に関する事項については、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
1.財務に関するリスク
(1)信用リスク
① 不良債権に関するリスク
当社グループは、貸出金に対する審査態勢の強化及び小口分散化された貸出ポートフォリオの構築、貸出先に対する事業性評価に基づく金融支援・本業支援の実践、信用格付・自己査定の適切な運用を通じて貸出資産の健全化に努めております。
きらぼし銀行においては、融資管理部と営業店が一体となり、モニタリングを通じて貸出先の業況変化の早期把握と適切な対応を進めております。また、業績不振企業に対する経営改善支援や財務指標に基づく業況悪化の予兆を早期に捕捉する取組など不良債権の発生防止にも取り組んでおります。しかしながら、国内外の景気動向、不動産価格や金利、為替相場、株価等金融経済環境の変動、取引先企業の経営状況の変動等の予測不能な不確実性により不良債権が増加する可能性があります。
② 貸倒引当金に関するリスク
当社グループは、自己査定等に基づき、将来の損失額を見積り、貸倒引当金を計上しております。しかしながら、経済情勢や貸出先の経営状況の悪化、担保価値の下落、自己査定及び償却引当に関する基準の変更、その他の予測不能な不確実性により貸倒引当金の積み増しが必要となり与信関係費用が増加する可能性があります。
③ 貸出先への対応に関するリスク
当社グループは、貸出先に債務不履行等が生じた場合においても、回収の実効性その他の観点から、法的な権利をすべて行使しない場合があります。また、こうした先に対して追加貸出、債権放棄等による支援を行う場合があり、こうした支援により、短期的には当社グループの不良債権や与信関係費用が増加する可能性があります。
④ 担保・保証に関するリスク
担保や保証による回収見込額は、現在の景気動向や不動産市況、貸出先の事業性評価等を前提として算定しております。今後、不動産価格等の下落や貸出先の事業性減退による担保価値減少(不動産担保、集合動産担保等)や、保証人の信用状態の悪化等の予測不能な不確実性により、与信関係費用が増加する可能性があります。
また、不動産市場における価格の下落や流動性の欠如、集合動産の陳腐化や経年劣化、有価証券価格の下落等の要因により、担保権を設定した不動産や集合動産、有価証券等の換金、または貸出先が保有するこれらの資産からの回収額が減少する可能性があります。
⑤ 他の金融機関の動向に関するリスク
当社グループは、業況が低迷している企業等であっても改善が見込まれる場合には、貸出条件の変更や追加のご融資にも応じておりますが、他の金融機関が急速な貸出金の回収や取組方針等の変更を行った場合には、短期的に与信関係費用や不良債権が増加する可能性があります。
(2)市場リスク
① 有価証券の価格下落リスク
当社グループは、市場性のある株式や債券等の有価証券を保有しております。これらの有価証券の価格下落により、評価損や売却損が発生する場合があり、当社グループの業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。特に価格変動性の高い商品としては株式や投資信託を保有しており、経済情勢や有価証券市場の需給環境の悪化により、短期的にも相場の急変時には損失が拡大するリスクがあります。当社グループでは自己資本の範囲内でこれらのリスクに見合う資本を割り当てているほか、損失限度額を設定することでリスク量や損失額を一定の範囲に抑えるように運営を行っております。
② 金利変動リスク
当社グループでは、金利などの市場動向を注視し、機動的に市場リスク対応を実施するため、金利変動リスクの管理を行っています。しかしながら、資金運用と資金調達に金利または期間のミスマッチが存在しているなかで金利変動が発生した場合には、資金収益が減少し、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があり、政策の見直しや経済情勢の変化により中長期的には大きな金利変動が発生する可能性があります。当社グループでは金利変動の影響を受けやすい長期の債券のほか、円貨と比較して金利変動の高い通貨の外貨建て債券を保有しておりますが、自己資本の範囲内でリスクに見合う資本を割り当てているほか、損失限度額を設定することで、リスク量や損失額を一定の範囲に抑えるように運営を行っております。
③ デリバティブ取引
当社グループは、主として国内の取引先企業・金融機関との間でデリバティブ取引を行っております。デリバティブ取引は、市場金利・為替相場等の変動によってもたらされる市場リスク及び取引先の契約不履行によってもたらされる信用リスクを有しているため、想定を超える市場金利・為替相場等の変動や取引先の契約不履行により、当社グループの業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。国内外の経済情勢等により、市場金利・為替相場等の変動が想定以上に起きる可能性があることから、必要に応じてリスクのヘッジ取引を行うなどの対応を行っております。取引先の契約不履行のリスクも顕在化のリスクは低くはないものの、小口分散が図られているため、当社グループの業績に与える影響は限定的なものと認識しております。
④ 為替リスク
当社グループは、資産及び負債の一部を外貨建てで保有しております。外貨建ての資産と負債が通貨ごとに同額ではなく互いに相殺されない場合には、その資産と負債の差額について為替相場の変動により円貨換算額が変動し、評価損や実現損が発生する可能性があります。世界各国の経済情勢や景気変動で、短期的にも為替相場は大きく変動する可能性は高いと認識しております。これらのリスクを完全に回避することはできませんが、為替ポジションの限度額、損失限度額を設定し、リスク量、損失額を一定の範囲に抑えるように運営を行っており、必要に応じて為替リスクのヘッジをするなどの対応を図っております。
(3)流動性リスク
当社グループは、資金繰りの適切な管理に努めておりますが、経済環境の変化や金融市場全般または当社グループの信用状況等が悪化した場合には、資金調達コストが上昇し業績に悪影響を及ぼすことがあるほか、資金調達が困難になれば財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、資金の流出に備えた十分な流動性資産を保有するよう流動性リスク管理の枠組みを定め運営を行っており、短期的にはリスクが顕在化する可能性は低いものと認識しておりますが、中長期的には調達環境の変化によりリスクが顕在化する可能性があります。
(4)決済リスク
当社グループは、多くの金融機関と取引を行っております。取引にあたっては一定の基準を設定しており、リスク顕在化の可能性は低いものと認識しておりますが、金融システム不安が発生した場合や大規模なシステム障害が発生した場合には、金融市場における流動性が低下する等、資金決済が困難となる可能性があります。
(5)退職給付債務に関するリスク
当社グループは、割引率や年金資産の期待運用収益率等について、一定の条件の下で、従業員退職給付債務及び退職給付費用を算出しておりますが、予測不能な不確実性が含まれております。年金資産の時価下落や運用利回りの低下、退職給付債務を計算する前提となる割引率等、算出の前提条件に重要な影響があった場合は、退職給付費用が増加し、中長期的にわたり当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
(6)繰延税金資産に関するリスク
繰延税金資産は、現時点におけるわが国の会計基準に基づき、一定の条件の下で、将来実現すると見込まれる税金負担額の軽減効果として貸借対照表に計上することが認められております。当社グループは、現時点で想定されるさまざまな予測・仮定を元に将来の課税所得を合理的に見積り繰延税金資産を計上しておりますが、予測不能な不確実性が含まれているため、実際の課税所得が見積額と異なり一部または全部の回収が困難であると判断した場合は、繰延税金資産が減額され、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼし、自己資本比率の低下を招く可能性があります。
(7)固定資産減損に係るリスク
当社グループが保有する固定資産については、「固定資産の減損に係る会計基準」(企業会計審議会)を適用しております。保有する固定資産は、市場価格の著しい下落、使用範囲または方法の変更、収益性の低下等不確実性が含まれており、前提条件等の予測不能な変化などにより固定資産の減損損失を計上することになる場合、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
(8)自己資本比率に関するリスク
当社グループは、連結自己資本比率を「銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第20号)に定められた国内基準(現時点で4%)以上、また、当社の銀行子会社は、連結自己資本比率及び単体自己資本比率を「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第19号)に定められた国内基準(現時点で4%)以上に維持することが求められております。当社グループの自己資本比率がこの最低所要基準を下回った場合には、監督当局から業務の全部若しくは一部の停止など行政処分を受ける可能性があります。
当社グループの自己資本比率に影響を及ぼす主な要因として、以下のものがあります。
・債務者の信用力悪化及び不良債権処理の増加に伴う与信関係費用の大幅増加
・景気動向や金利変動に伴う保有有価証券の大幅下落
・繰延税金資産について将来の課税所得の見積額と実際の課税所得との相違等に伴う繰延税金資産の大幅減額
・自己資本比率基準や算定方法の変更
・本項記載のその他の偶発的な損害の発生
なお、当社グループは、今後とも収益力の強化と安定化を進めることにより更に自己資本の拡充を図ってまいります。
(9)持株会社のリスク
当社は銀行持株会社であり、その収入の大部分を当社が直接保有しているきらぼし銀行から受領する配当金及び経営管理料に依存しております。リスクの顕在化は低いものと認識しておりますが、一定の条件下では、さまざまな規制上の制限等により、きらぼし銀行が当社に支払うことができる配当の金額が制限される可能性があります。また、きらぼし銀行が十分な利益を計上することができず、当社に対して配当等を支払えない状況が生じた場合には、当社株主に対し配当を支払えなくなる可能性があります。
(10)格付低下によるリスク
当社グループは、外部格付機関より格付を取得しておりますが、格付が引き下げられた場合、当社グループの資金・資本調達に影響を及ぼす可能性があります。
2.業務等に関するリスク
(1)システムリスク
当社グループの金融子会社は、銀行業務を正確かつ迅速に処理するとともに、お客さまに多様なサービスを提供するため、基幹系システムをはじめとしたさまざまなコンピュータシステムを使用しております。業務上使用しているシステムについては安定的な稼働を維持するためのメンテナンス等障害発生防止に万全を期しております。しかしながら、これらのシステムについて、事故やシステムの新規開発・更新等によるシステムダウンまたは誤作動等の障害が発生した場合、障害や被害の規模によっては当社グループの業務運営や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
(2)サイバー攻撃に関するリスク
年々高度化・巧妙化するサイバー攻撃により、情報システムの停止、誤作動、外部流出等が発生するリスクが高まっております。当社グループでは、経営の重要課題の1つとして位置付け、サイバー攻撃に対するサイバーセキュリティ対策の強化を図るべく、グループCIO(Group Chief Information Officer、最高情報責任者)の設置や、リスク管理部にサイバーセキュリティ担当を配置しております。また、サイバー攻撃に備えるべく、外部団体からの情報収集や、サイバー攻撃にかかる訓練・演習の実施、情報リテラシー向上のための教育、システムリスク評価の実施、コンティンジェンシープランの策定等、グループ管理態勢の継続的な強化に取り組んでおります。このほか、外部に公開するウェブサイトなどに対しては、定期的に脆弱性の診断・対策を実施しております。しかしながら、サイバー攻撃により、不正アクセスやサービスの停止、情報漏洩、データの改ざん等が発生した場合、それに伴う損害賠償や、行政処分などにより、当社グループの業務運営や業績、財務状況に悪影響を与える可能性があります。
(3)情報漏洩に関するリスク
当社グループは、内部規程及び情報管理態勢の整備や、社内教育による情報管理の重要性の周知徹底、またシステム上のセキュリティ対策等により、顧客情報や社内機密情報等重要情報の漏洩に関するリスクの顕在化防止に努めております。しかしながら、役職員や外部委託先人員の人為的ミス、システム障害の発生、災害等の不測の事態等により重要な情報が外部へ漏洩した場合、損害賠償請求や行政処分を受ける可能性があり、これにより中長期にわたり当社グループの業務運営や業績、財務状況等に悪影響を及ぼす可能性があります。
(4)法令違反等に関するリスク
当社グループは、コンプライアンスを経営の最重要課題の一つと捉え、態勢の整備やホットライン(内部通報制度)の周知、役職員に対するコンプライアンス意識向上に努めております。直ちにリスクが顕在化する可能性は低いものと思われますが、法令等に違反するような事態が生じた場合には、罰則や行政処分等を受け、当社グループの業務運営や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
(5)訴訟リスク
当社グループは、法令等遵守の徹底を図るとともに、各種業務の適法性確保のためリーガルチェックを徹底することにより、訴訟の顕在化を防止しております。今後の業務運営の過程で訴訟を提起され、補償等を余儀なくされた場合、当社グループの業務運営や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
(6)マネー・ローンダリング及びテロ資金供与防止に係るリスク
当社グループは、マネー・ローンダリング等の防止を経営の最重要課題の一つと捉え、不断の検証と高度化に努めるとともに、公共の信頼を維持すべく実効性のある管理態勢を確立することを基本方針としております。リスク管理部がグループベースでAML/CFT管理を行い、外部有識者の知見も活用のうえ対策の強化に努めております。しかしながら、不正送金等を未然に防止することができなかった場合は、当社グループの信用や業績等に影響を及ぼす可能性があります。
(7)事業戦略に関するリスク
当社グループは、2021年度から中期経営計画(計画期間3年間)をスタートさせましたが、計画に掲げた戦略や施策が実行できない、あるいは当初想定した成果が実現に至らないことなどにより、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
(8)業務範囲拡大によるリスク
当社グループは、法令等に則ったうえで、銀行業務以外の新しい分野にも業務範囲を拡大しております。グループ会社間の連携により、顧客基盤の拡大やソリューション提供力の強化等による連結収益の拡大に取り組むとともに、経費削減等を通じた効率性の向上に努めています。しかしながら、新規業務を取扱うことにより、当社グループは新たなリスクにさらされる可能性があり、それらのリスクは全く経験がないか、または、限定的な経験しかない場合があります。当該リスクが顕在化した場合、中長期にわたり当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
(9)主要な業務の前提に関するリスク
当社の子会社であるきらぼし銀行及びUI銀行は、監督官庁の許認可を受け、銀行業を営んでおります。銀行業の免許には、有効期間その他の期限は法令等で定められておりませんが、銀行法第26条、第27条及び第28条に規定された要件に該当した場合には、業務の停止または免許の取消し等を命ぜられることがあります。現時点において、きらぼし銀行及びUI銀行はこれらの事由に該当する事実はないものと認識しておりますが、将来、何らかの事由により前述の業務の停止や免許の取消し等の要件に該当した場合には、きらぼし銀行及びUI銀行の主要な事業活動に支障をきたすとともに、中長期にわたり当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
(10)事務リスク
当社グループは、預貸金業務や為替業務をはじめ、国債や投資信託、生損保等の販売等、さまざまな業務を行っております。こうした業務において、内部規程及び体制の整備等の定期的な点検、本部の事務指導等によって、適正な事務の遂行に努めております。しかしながら、役職員が過失の有無を問わず不適切な事務処理を行った場合には、当社グループの業績や財務状況に悪影響を与える可能性があります。これらの事象が発生する頻度、可能性は比較的低いものと認識しておりますが、発生した場合の影響を最小限に止めるべく態勢の見直しを継続して行っております。
(11)外部委託に関するリスク
当社グループではさまざまな業務の外部委託を行っており、外部委託先の適格性や委託業務内容等について十分に検討を行うなど、委託先の管理に努めております。しかしながら、委託先において受託業務の遂行に支障が生じた場合、あるいは情報漏洩・紛失・不正などがあった場合には、当社グループに間接的・直接的に影響が及ぶ可能性があり、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
(12)人材確保・育成に関するリスク
当社グループは多様な人材こそが競争力の源泉であると認識し、その育成・確保を行っております。その一環として、組織風土の変革や価値創造を推進する人材の育成・強化に取り組んでいます。しかしながら、当社グループに対する社会的イメージが低下した場合、優秀な人材の確保・育成等が重要な課題となります。事業活動に必要な高い専門性を持った人材の確保等を十分に行うことができなかった場合、競争優位性のある組織能力が実現せず、将来の業務運営が困難となり、中長期的にわたり当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
3.金融環境等に関するリスク
(1)法令・各種規制の改正に関するリスク
当社グループが業務を行ううえで適用される法律及び規則、政策、実務慣行、会計制度、税制等が変更された場合には、法規制や法改正への対応には新たな対応コストが発生することに加え、事業活動が制限を受けることも想定され、当社グループの業務運営や業績等に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、適宜外部の専門家等を活用しながら法務部門がサポートすることで法を遵守するとともに、法改正等に関する動向を経営層へ発信・周知することにより、法改正等への対応を推進・強化しております。
(2)地域経済の動向に影響を受けるリスク
当社グループは、東京都及び神奈川県北東部を主要営業エリアとし、地域の中小企業と個人のお客さまを中心に総合金融サービスを提供し、地域経済・地域社会の持続的な発展への貢献に努めております。さまざまな外部環境の変化により地域経済が悪化した場合には、業容の拡大が図れないなど地域経済の動向が当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。
(3)競争リスク
当社グループは、東京都及び神奈川県北東部を主要営業エリアとし、成長性の高いマーケットにおいてメガバンクや他の地域金融機関等複数の金融機関等が営業を展開しております。今後、フィンテックの台頭や高度IT社会の加速、また規制緩和等による異業種の新規参入など更なる競争激化も予想され、こうした事業環境において競争優位性を発揮できない場合、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
(4)普通株式の希薄化リスク
当社は、2016年4月1日付で、第二種優先株式400億円を発行しております。第二種優先株主は、2021年4月1日から2031年3月31日までの間、当社に対し普通株式の交付と引換えに第二種優先株式を取得することを請求することができます。また、当社は、取得請求期間の末日までに当社に取得されていない第二種優先株式がある場合、そのすべてを取得請求期間の末日の翌日に取得し、それと引換えに第二種優先株主に対し普通株式を交付いたします。
また、2016年6月24日付で、第三者割当により第1回第一種優先株式150億円を発行しております。第1回第一種優先株主は、2023年6月1日から2031年3月31日までの間、当社に対し普通株式と引換えに第1回第一種優先株式を取得することを請求することができます。当社は、取得請求期間の末日までに当社に取得されていない第1回第一種優先株式がある場合、そのすべてを取得請求期間の末日の翌日に取得し、それと引換えに第1回第一種優先株主に対し普通株式を交付いたします。
こうした場合、普通株式の株式数が増加し、1株当たりの価値が低下する場合があります。
(5)気候変動リスク
持続可能な社会の構築のための2050年カーボンニュートラルを目指す取組みへの要請が高まっています。当社グループでは、2021年12月に「サステナビリティ方針」「環境方針」を制定する等体制を整備するとともに、取引先の気候変動対策に向けた脱炭素等への取組を包括的に支援する体制を整え、推進しております。当社グループ内においては、環境負荷低減のため、再生可能エネルギー由来電力への切替や環境配慮型車両の導入を通じて事業活動に伴う温室効果ガス排出量削減、フィンテックを活用した金融取引、業務の効率化及び生産性向上による省資源・省エネルギー化に努めております。また、「企業の森・きらぼしの森」等を通じて森林管理に取り組み、生物多様性を含めた環境保全・保護に向けた社会貢献などさまざまな活動に取り組んでおります。しかしながら、環境関連の規制強化やステークホルダーからの評価、消費者意識の高まりなどにより企業の環境問題への取組み姿勢によっては、レピュテーション低下につながり、地域社会との関係悪化や投資対象からの除外等当社グループに大きな影響を及ぼす可能性があります。
(6)自然災害の発生や感染症拡大等に伴う業務継続に関するリスク
当社グループでは、自然災害・感染症等対応規程及び体制の整備等により業務継続に向けた対応力の強化に努めております。また、安否確認システムの導入や施設・システム等が継続して安定的に使用できるように建物・設備等の機能を整備するとともに、経年状況の把握と適切な維持管理、防災訓練などの対策を講じ、各種災害・事故・感染症等に備えています。しかしながら、地震、大雨、洪水などの自然災害・異常気象や、インフルエンザや新型コロナウイルス等の感染症の世界的な大流行、停電等の社会インフラ障害、大規模事故、犯罪等の不測の事態が発生した場合、中長期にわたり当社グループの業務運営や業務継続に影響を及ぼす可能性があります。特に感染症等の影響が拡大した場合、子会社であるきらぼし銀行頭取を本部長とする緊急対策本部を設置し、感染予防として、店舗内等の密閉・密集・密接(三密)防止に向けた対策や営業時間の変更、働き方の多様化・柔軟化、出勤態勢の見直し等により同一拠点における業務従事者の同時感染リスクを軽減するための対策を講じることとしております。しかしながら、職員や家族等の感染者の増加等により全店の開店が困難な事態が生じた場合、その都度、必要な対応を図るものの、業務運営や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
(7)レピュテーショナルリスク
当社グループは、コーポレート・ガバナンスの充実を図るとともに、適時適切な情報開示による広報・IR活動等ステークホルダーとの積極的な対話を通じて、お客さま満足度や利便性の向上に努めております。しかしながら、マスコミ報道やインターネット等を通じ、当社グループや金融業界等に対するネガティブな情報や事実と異なった風説・風評が拡散した場合には、当社グループのイメージや株価、業務運営、業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
1.経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
(財政状態)
① 資産
当連結会計年度におきまして、資産は前年同期比2,983億円増加し6兆7,421億円となりました。なお、主な資産の状況は次のとおりであります。
○ 貸出金
貸出金につきましては、中小企業等のお客さまを中心とした取引メイン化の積極的な推進や事業性ファイナンスの増加等により、前年同期比3,600億円増加の4兆7,061億円となりました。
○ 有価証券
有価証券につきましては、金利上昇局面において国債・外国証券を中心に有価証券残高が減少したことにより、前年同期比1,557億円減少の8,569億円となりました。
② 負債
当連結会計年度におきまして、負債は前年同期比2,906億円増加し6兆4,151億円となりました。なお、主な負債の状況は次のとおりであります。
○ 預金
預金につきましては、UI銀行による預金の受入(2023年3月末残高3,358億円)等により、残高は前年同期4,678億円増加の5兆6,253億円となりました。
③ 純資産
純資産につきましては、その他有価証券評価差額金が減少したものの、利益剰余金が増加したことにより、前年同期比76億円増加の3,269億円となりました。
(経営成績)
当連結会計年度の連結経常収益は、貸出金残高の増加や貸出金利回りの改善等による貸出金利息の増加や、事業性ファイナンス等の法人向け役務取引等収益の増加、持分法適用関連会社の子会社が不動産売却を行ったことに伴い持分法投資利益35億円を計上したこと等により、前連結会計年度比169億円増加の1,252億円となりました。また、連結経常費用は国債等債券売却損の増加等により、前連結会計年度比111億円増加の945億円となりました。その結果、連結経常利益は前連結会計年度比58億円増加の307億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度比29億円増加の211億円となりました。
当連結会計年度のセグメントごとの経営成績は、以下のとおりとなりました。
〔銀行業〕
経常収益は前連結会計年度比135億円増加の1,049億円、セグメント利益(経常利益)は前連結会計年度比59億円増加の290億円となりました。
〔リース業〕
経常収益は前連結会計年度比3億円増加の136億円、セグメント利益(経常利益)は前連結会計年度比3億円減少の4億円となりました。
〔その他〕
報告セグメントに含まれない「その他」の経常収益は前連結会計年度比20億円増加の179億円、セグメント利益(経常利益)は前連結会計年度比14億円減少の69億円となりました。
(キャッシュ・フローの状況)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の純増及び借用金の純減による支出等を主因に381億円の支出となり、投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出が発生する一方、有価証券の売却及び償還による収入等により1,324億円の収入となりました。また、財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いによる支出等により33億円の支出となりました。この結果、現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末比909億円増加し9,340億円となりました。
(1)国内・海外別収支
当連結会計年度の資金運用収支は、前連結会計年度比64億59百万円増加の684億7百万円となりました。
信託報酬は、前連結会計年度比67百万円増加の3億95百万円となりました。
役務取引等収支は、前連結会計年度比14億82百万円増加の167億59百万円となりました。
その他業務収支は、前連結会計年度比42億78百万円減少の△27億50百万円となりました。
|
種類 |
期別 |
国内 |
海外 |
相殺消去額(△) |
合計 |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
||
|
資金運用収支 |
前連結会計年度 |
67,014 |
1 |
5,067 |
61,947 |
|
当連結会計年度 |
78,110 |
1 |
9,704 |
68,407 |
|
|
うち資金運用収益 |
前連結会計年度 |
68,412 |
1 |
5,289 |
63,124 |
|
当連結会計年度 |
82,951 |
1 |
11,283 |
71,669 |
|
|
うち資金調達費用 |
前連結会計年度 |
1,398 |
- |
222 |
1,176 |
|
当連結会計年度 |
4,840 |
- |
1,578 |
3,262 |
|
|
信託報酬 |
前連結会計年度 |
328 |
- |
- |
328 |
|
当連結会計年度 |
395 |
- |
- |
395 |
|
|
役務取引等収支 |
前連結会計年度 |
16,490 |
106 |
1,319 |
15,277 |
|
当連結会計年度 |
17,956 |
144 |
1,341 |
16,759 |
|
|
うち役務取引等収益 |
前連結会計年度 |
20,592 |
106 |
2,017 |
18,681 |
|
当連結会計年度 |
22,423 |
144 |
2,011 |
20,556 |
|
|
うち役務取引等費用 |
前連結会計年度 |
4,101 |
- |
697 |
3,403 |
|
当連結会計年度 |
4,466 |
- |
669 |
3,797 |
|
|
その他業務収支 |
前連結会計年度 |
4,047 |
△2 |
2,516 |
1,528 |
|
当連結会計年度 |
436 |
△1 |
3,185 |
△2,750 |
|
|
うちその他業務収益 |
前連結会計年度 |
5,177 |
△2 |
2,786 |
2,388 |
|
当連結会計年度 |
11,353 |
△1 |
3,506 |
7,845 |
|
|
うちその他業務費用 |
前連結会計年度 |
1,130 |
- |
269 |
860 |
|
当連結会計年度 |
10,916 |
- |
321 |
10,595 |
(注)1.「国内」は当社及び海外に営業拠点を有しない連結子会社の取引であり、「海外」は海外に営業拠点を有する連結子会社の取引であります。
2.相殺消去額は、親子会社間の内部取引の相殺消去額等を記載しております。
(2)国内・海外別資金運用/調達の状況
当連結会計年度の資金運用勘定の平均残高は、前連結会計年度比3,763億30百万円増加の6兆2,016億52百万円となりました。資金運用利息は、前連結会計年度比85億45百万円増加し716億69万円となり、この結果、資金運用利回りは前連結会計年度比0.07ポイント上昇の1.15%となりました。
一方、資金調達勘定の平均残高は、前連結会計年度比3,040億66百万円増加の6兆2,869億59百万円となりました。資金調達利息は、前連結会計年度比20億86百万円増加し32億62百万円となり、この結果、資金調達利回りは前連結会計年度比0.03ポイント上昇の0.05%となりました。
① 国内
|
種類 |
期別 |
平均残高 |
利息 |
利回り |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
(%) |
||
|
資金運用勘定 |
前連結会計年度 |
6,093,505 |
68,412 |
1.12 |
|
当連結会計年度 |
6,662,149 |
82,951 |
1.24 |
|
|
うち貸出金 |
前連結会計年度 |
4,123,390 |
49,994 |
1.21 |
|
当連結会計年度 |
4,700,955 |
58,771 |
1.25 |
|
|
うち商品有価証券 |
前連結会計年度 |
817 |
3 |
0.41 |
|
当連結会計年度 |
845 |
3 |
0.37 |
|
|
うち有価証券 |
前連結会計年度 |
1,213,003 |
16,684 |
1.37 |
|
当連結会計年度 |
1,156,707 |
22,384 |
1.93 |
|
|
うちコールローン及び買入手形 |
前連結会計年度 |
17,621 |
12 |
0.07 |
|
当連結会計年度 |
14,772 |
100 |
0.67 |
|
|
うち預け金 |
前連結会計年度 |
636,873 |
1,188 |
0.18 |
|
当連結会計年度 |
692,442 |
1,069 |
0.15 |
|
|
資金調達勘定 |
前連結会計年度 |
6,047,787 |
1,398 |
0.02 |
|
当連結会計年度 |
6,539,290 |
4,840 |
0.07 |
|
|
うち預金 |
前連結会計年度 |
5,115,066 |
844 |
0.01 |
|
当連結会計年度 |
5,323,630 |
1,482 |
0.02 |
|
|
うち譲渡性預金 |
前連結会計年度 |
12,674 |
2 |
0.02 |
|
当連結会計年度 |
10,160 |
2 |
0.02 |
|
|
うちコールマネー及び売渡手形 |
前連結会計年度 |
273,142 |
33 |
0.01 |
|
当連結会計年度 |
390,440 |
72 |
0.01 |
|
|
うち債券貸借取引受入担保金 |
前連結会計年度 |
288,542 |
231 |
0.08 |
|
当連結会計年度 |
224,675 |
1,473 |
0.65 |
|
|
うち借用金 |
前連結会計年度 |
353,402 |
155 |
0.04 |
|
当連結会計年度 |
582,673 |
1,680 |
0.28 |
(注)1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、国内(連結)子会社及び海外に営業拠点を有しない海外(連結)子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。
2.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を控除して表示しております。
3.「国内」は当社及び海外に営業拠点を有しない(連結)子会社の取引であります。
② 海外
|
種類 |
期別 |
平均残高 |
利息 |
利回り |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
(%) |
||
|
資金運用勘定 |
前連結会計年度 |
108 |
1 |
1.02 |
|
当連結会計年度 |
143 |
1 |
0.88 |
|
|
うち貸出金 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
|
うち商品有価証券 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
|
うち有価証券 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
|
うちコールローン及び買入手形 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
|
うち預け金 |
前連結会計年度 |
108 |
1 |
1.02 |
|
当連結会計年度 |
143 |
1 |
0.88 |
|
|
資金調達勘定 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
|
うち預金 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
|
うち譲渡性預金 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
|
うちコールマネー及び売渡手形 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
|
うち債券貸借取引受入担保金 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
|
うち借用金 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
(注)1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、海外に営業拠点を有する海外(連結)子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。
2.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を控除して表示しております。
3.「海外」は海外に営業拠点を有する(連結)子会社の取引であります。
③ 合計
|
種類 |
期別 |
平均残高(百万円) |
利息(百万円) |
利回り (%) |
||||
|
小計 |
相殺消去額(△) |
合計 |
小計 |
相殺消去 額(△) |
合計 |
|||
|
資金運用勘定 |
前連結会計年度 |
6,093,614 |
268,292 |
5,825,321 |
68,413 |
5,289 |
63,124 |
1.08 |
|
当連結会計年度 |
6,662,293 |
460,640 |
6,201,652 |
82,952 |
11,283 |
71,669 |
1.15 |
|
|
うち貸出金 |
前連結会計年度 |
4,123,390 |
41,559 |
4,081,830 |
49,994 |
117 |
49,877 |
1.22 |
|
当連結会計年度 |
4,700,955 |
209,334 |
4,491,621 |
58,771 |
1,476 |
57,294 |
1.27 |
|
|
うち商品有価証券 |
前連結会計年度 |
817 |
- |
817 |
3 |
- |
3 |
0.41 |
|
当連結会計年度 |
845 |
- |
845 |
3 |
- |
3 |
0.37 |
|
|
うち有価証券 |
前連結会計年度 |
1,213,003 |
202,485 |
1,010,518 |
16,684 |
5,171 |
11,513 |
1.13 |
|
当連結会計年度 |
1,156,707 |
207,799 |
948,908 |
22,384 |
9,806 |
12,578 |
1.32 |
|
|
うちコールローン及び買入手形 |
前連結会計年度 |
17,621 |
- |
17,621 |
12 |
- |
12 |
0.07 |
|
当連結会計年度 |
14,772 |
- |
14,772 |
100 |
- |
100 |
0.67 |
|
|
うち預け金 |
前連結会計年度 |
636,982 |
23,334 |
613,647 |
1,189 |
0 |
1,189 |
0.19 |
|
当連結会計年度 |
692,586 |
42,714 |
649,871 |
1,070 |
0 |
1,070 |
0.16 |
|
|
資金調達勘定 |
前連結会計年度 |
6,047,787 |
64,894 |
5,982,893 |
1,398 |
222 |
1,176 |
0.01 |
|
当連結会計年度 |
6,539,290 |
252,330 |
6,286,959 |
4,840 |
1,578 |
3,262 |
0.05 |
|
|
うち預金 |
前連結会計年度 |
5,115,066 |
20,351 |
5,094,715 |
844 |
0 |
844 |
0.01 |
|
当連結会計年度 |
5,323,630 |
42,286 |
5,281,344 |
1,482 |
0 |
1,482 |
0.02 |
|
|
うち譲渡性預金 |
前連結会計年度 |
12,674 |
2,983 |
9,691 |
2 |
0 |
2 |
0.02 |
|
当連結会計年度 |
10,160 |
710 |
9,450 |
2 |
0 |
2 |
0.02 |
|
|
うちコールマネー及び売渡手形 |
前連結会計年度 |
273,142 |
- |
273,142 |
33 |
- |
33 |
0.01 |
|
当連結会計年度 |
390,440 |
- |
390,440 |
72 |
- |
72 |
0.01 |
|
|
うち債券貸借取引受入担保金 |
前連結会計年度 |
288,542 |
- |
288,542 |
231 |
- |
231 |
0.08 |
|
当連結会計年度 |
224,675 |
- |
224,675 |
1,473 |
- |
1,473 |
0.65 |
|
|
うち借用金 |
前連結会計年度 |
353,402 |
41,559 |
311,842 |
155 |
117 |
37 |
0.01 |
|
当連結会計年度 |
582,673 |
209,334 |
373,338 |
1,680 |
1,476 |
203 |
0.05 |
|
(注)1.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を控除して表示しております。
2.平均残高の相殺消去額は、親子会社間の債権・債務の相殺消去額を記載しております。なお、有価証券については、投資と資本の相殺消去額も含めて記載しております。
3.利息の相殺消去額は、親子会社間の内部取引の相殺消去額を記載しております。
(3)国内・海外別役務取引の状況
役務取引等収益は、前連結会計年度比18億75百万円増加の205億56百万円となりました。また、役務取引等費用は、前連結会計年度比3億93百万円増加の37億97百万円となりました。
|
種類 |
期別 |
国内 |
海外 |
相殺消去額(△) |
合計 |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
||
|
役務取引等収益 |
前連結会計年度 |
20,592 |
106 |
2,017 |
18,681 |
|
当連結会計年度 |
22,423 |
144 |
2,011 |
20,556 |
|
|
うち預金・貸出業務 |
前連結会計年度 |
754 |
- |
- |
754 |
|
当連結会計年度 |
757 |
- |
- |
757 |
|
|
うち為替業務 |
前連結会計年度 |
3,177 |
- |
1 |
3,176 |
|
当連結会計年度 |
2,659 |
- |
1 |
2,657 |
|
|
うち証券関連業務 |
前連結会計年度 |
2,058 |
- |
93 |
1,965 |
|
当連結会計年度 |
2,177 |
- |
66 |
2,110 |
|
|
うち代理業務 |
前連結会計年度 |
2,532 |
- |
- |
2,532 |
|
当連結会計年度 |
2,696 |
- |
- |
2,696 |
|
|
うち保護預り・貸金庫業務 |
前連結会計年度 |
289 |
- |
- |
289 |
|
当連結会計年度 |
271 |
- |
- |
271 |
|
|
うち保証業務 |
前連結会計年度 |
1,640 |
- |
660 |
979 |
|
当連結会計年度 |
1,504 |
- |
643 |
861 |
|
|
役務取引等費用 |
前連結会計年度 |
4,101 |
- |
697 |
3,403 |
|
当連結会計年度 |
4,466 |
- |
669 |
3,797 |
|
|
うち為替業務 |
前連結会計年度 |
613 |
- |
- |
613 |
|
当連結会計年度 |
462 |
- |
- |
462 |
(注)1.「国内」は当社及び海外に営業拠点を有しない連結子会社の取引であり、「海外」は海外に営業拠点を有する(連結)子会社の取引であります。
2.相殺消去額は、親子会社間の内部取引の相殺消去額等を記載しております。
(4)国内・海外別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
|
種類 |
期別 |
国内 |
海外 |
相殺消去額(△) |
合計 |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
||
|
預金合計 |
前連結会計年度 |
5,181,823 |
- |
24,239 |
5,157,583 |
|
当連結会計年度 |
5,684,107 |
- |
58,720 |
5,625,386 |
|
|
うち流動性預金 |
前連結会計年度 |
3,416,544 |
- |
17,259 |
3,399,284 |
|
当連結会計年度 |
3,627,444 |
- |
51,621 |
3,575,822 |
|
|
うち定期性預金 |
前連結会計年度 |
1,718,713 |
- |
6,979 |
1,711,733 |
|
当連結会計年度 |
1,985,704 |
- |
7,098 |
1,978,605 |
|
|
うちその他 |
前連結会計年度 |
46,565 |
- |
- |
46,565 |
|
当連結会計年度 |
70,958 |
- |
- |
70,958 |
|
|
譲渡性預金 |
前連結会計年度 |
11,630 |
- |
2,130 |
9,500 |
|
当連結会計年度 |
9,500 |
- |
- |
9,500 |
|
|
総合計 |
前連結会計年度 |
5,193,453 |
- |
26,369 |
5,167,083 |
|
当連結会計年度 |
5,693,607 |
- |
58,720 |
5,634,886 |
(注)1.「国内」は当社及び海外に営業拠点を有しない連結子会社の取引であり、「海外」は海外に営業拠点を有する連結子会社の取引であります。
2.預金の区分は、次のとおりであります。
a.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
b.定期性預金=定期預金+定期積金
3.相殺消去額は、親子会社間の内部取引の相殺消去額等を記載しております。
(5)国内・海外別貸出金残高の状況
① 業種別貸出状況(末残・構成比)
|
業種別 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
||
|
金額(百万円) |
構成比(%) |
金額(百万円) |
構成比(%) |
|
|
国内業務部門 (除く特別国際金融取引勘定分) |
4,346,138 |
100.00 |
4,706,163 |
100.00 |
|
製造業 |
347,532 |
7.99 |
388,286 |
8.25 |
|
農業,林業 |
1,142 |
0.02 |
1,285 |
0.02 |
|
漁業 |
114 |
0.00 |
314 |
0.00 |
|
鉱業,採石業,砂利採取業 |
1,485 |
0.03 |
1,773 |
0.03 |
|
建設業 |
230,856 |
5.31 |
225,686 |
4.79 |
|
電気・ガス・熱供給・水道業 |
23,478 |
0.54 |
21,296 |
0.45 |
|
情報通信業 |
120,872 |
2.78 |
133,563 |
2.83 |
|
運輸業,郵便業 |
84,211 |
1.93 |
76,847 |
1.63 |
|
卸売業,小売業 |
545,185 |
12.54 |
557,232 |
11.84 |
|
金融業,保険業 |
268,258 |
6.17 |
344,970 |
7.33 |
|
不動産業 |
1,222,634 |
28.13 |
1,392,496 |
29.58 |
|
不動産取引業 (注)2 |
461,005 |
10.60 |
555,423 |
11.80 |
|
不動産賃貸業等 (注)2 |
761,629 |
17.52 |
837,072 |
17.78 |
|
物品賃貸業 |
87,086 |
2.00 |
91,991 |
1.95 |
|
学術研究,専門・技術サービス業 |
82,769 |
1.90 |
94,491 |
2.00 |
|
宿泊業 |
18,579 |
0.42 |
16,222 |
0.34 |
|
飲食業 |
56,631 |
1.30 |
59,141 |
1.25 |
|
生活関連サービス業,娯楽業 |
74,886 |
1.72 |
86,561 |
1.83 |
|
教育,学習支援業 |
35,849 |
0.82 |
43,266 |
0.91 |
|
医療・福祉 |
172,870 |
3.97 |
201,013 |
4.27 |
|
その他サービス |
131,143 |
3.01 |
121,641 |
2.58 |
|
地方公共団体 |
103,377 |
2.37 |
88,045 |
1.87 |
|
その他 |
737,170 |
16.96 |
760,033 |
16.14 |
|
海外及び特別国際金融取引勘定分 |
- |
- |
- |
- |
|
政府系 |
- |
- |
- |
- |
|
金融機関 |
- |
- |
- |
- |
|
その他 |
- |
- |
- |
- |
|
合計 |
4,346,138 |
―― |
4,706,163 |
―― |
(注)1.「国内」は当社及び海外に営業拠点を有しない連結子会社の取引であり、「海外」は海外に営業拠点を有する連結子会社の取引であります。
2.不動産取引業とは不動産取引の免許を有する業者による不動産業であり、不動産賃貸業等とは主にアパート経営等を営む個人経営者による賃貸業等であります。
② 外国政府等向け債権残高(国別)
該当事項はありません。
(6)国内・海外別有価証券の状況
○ 有価証券残高(末残)
|
種類 |
期別 |
国内 |
海外 |
相殺消去額(△) |
合計 |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
||
|
国債 |
前連結会計年度 |
226,908 |
- |
- |
226,908 |
|
当連結会計年度 |
147,887 |
- |
- |
147,887 |
|
|
地方債 |
前連結会計年度 |
62,705 |
- |
- |
62,705 |
|
当連結会計年度 |
62,398 |
- |
- |
62,398 |
|
|
社債 |
前連結会計年度 |
276,545 |
- |
- |
276,545 |
|
当連結会計年度 |
249,407 |
- |
- |
249,407 |
|
|
株式 |
前連結会計年度 |
250,452 |
- |
202,301 |
48,151 |
|
当連結会計年度 |
267,577 |
- |
216,778 |
50,799 |
|
|
その他の証券 |
前連結会計年度 |
398,496 |
- |
50 |
398,446 |
|
当連結会計年度 |
346,532 |
- |
49 |
346,483 |
|
|
合計 |
前連結会計年度 |
1,215,107 |
- |
202,351 |
1,012,755 |
|
当連結会計年度 |
1,073,804 |
- |
216,828 |
856,976 |
(注)1.「国内」は当社及び海外に営業拠点を有しない連結子会社の取引であり、「海外」は海外に営業拠点を有する(連結)子会社の取引であります。
2.相殺消去額には、資本連結等に伴い相殺消去した金額を記載しております。
3.「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。
(自己資本比率の状況)
(参考)
自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第20号。以下「告示」という。)に定められた算式に基づき、連結ベースについて算出しております。
なお、当社は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出においては基礎的手法を、それぞれ採用しております。
連結自己資本比率(国内基準)
|
|
(単位:億円、%) |
|
|
2023年3月31日 |
|
1.連結自己資本比率(2/3) |
8.15 |
|
2.連結における自己資本の額 |
3,163 |
|
3.リスク・アセットの額 |
38,797 |
|
4.連結総所要自己資本額 |
1,551 |
(資産の査定)
(参考)
資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、株式会社きらぼし銀行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について、債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。
1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。
2.危険債権
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。
3.要管理債権
要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。
4.正常債権
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。
株式会社きらぼし銀行(単体)の資産の査定の額
|
債権の区分 |
2022年3月31日 |
2023年3月31日 |
|
金額(億円) |
金額(億円) |
|
|
破産更生債権及びこれらに準ずる債権 |
198 |
228 |
|
危険債権 |
1,051 |
873 |
|
要管理債権 |
84 |
76 |
|
正常債権 |
42,922 |
46,613 |
「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況
連結子会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は、株式会社きらぼし銀行1社であります。
① 信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表)
|
資産 |
||||
|
科目 |
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
||
|
金額(百万円) |
構成比(%) |
金額(百万円) |
構成比(%) |
|
|
貸出金 |
2,733 |
3.32 |
2,452 |
2.16 |
|
金銭債権 |
25,198 |
30.63 |
20,886 |
18.40 |
|
有形固定資産 |
52,428 |
63.73 |
87,578 |
77.18 |
|
その他債権 |
0 |
0.00 |
0 |
0.00 |
|
現金預け金 |
1,902 |
2.31 |
2,551 |
2.24 |
|
合計 |
82,263 |
100.00 |
113,469 |
100.00 |
|
負債 |
||||
|
科目 |
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
||
|
金額(百万円) |
構成比(%) |
金額(百万円) |
構成比(%) |
|
|
特定金銭信託 |
2,851 |
3.46 |
2,820 |
2.48 |
|
金銭債権の信託 |
25,453 |
30.94 |
20,932 |
18.44 |
|
包括信託 |
53,958 |
65.59 |
89,716 |
79.06 |
|
合計 |
82,263 |
100.00 |
113,469 |
100.00 |
② 貸出金残高の状況(業種別貸出状況)
|
業種別 |
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
||
|
金額(百万円) |
構成比(%) |
金額(百万円) |
構成比(%) |
|
|
製造業 |
- |
- |
- |
- |
|
農業、林業 |
- |
- |
- |
- |
|
漁業 |
- |
- |
- |
- |
|
鉱業、採石業、砂利採取業 |
- |
- |
- |
- |
|
建設業 |
- |
- |
- |
- |
|
電気・ガス・熱供給・水道業 |
- |
- |
- |
- |
|
情報通信業 |
- |
- |
- |
- |
|
運輸業、郵便業 |
- |
- |
- |
- |
|
卸売業、小売業 |
- |
- |
- |
- |
|
金融業、保険業 |
- |
- |
- |
- |
|
不動産業 |
270 |
9.87 |
240 |
9.78 |
|
不動産取引業 (注) |
- |
- |
- |
- |
|
不動産賃貸業等 (注) |
270 |
9.87 |
240 |
9.78 |
|
物品賃貸業 |
- |
- |
- |
- |
|
学術研究、専門・技術サービス業 |
- |
- |
- |
- |
|
宿泊業 |
- |
- |
- |
- |
|
飲食業 |
- |
- |
- |
- |
|
生活関連サービス業、娯楽業 |
- |
- |
- |
- |
|
教育、学習支援業 |
- |
- |
- |
- |
|
医療・福祉 |
- |
- |
- |
- |
|
その他サービス |
2,463 |
90.12 |
2,212 |
90.21 |
|
地方公共団体 |
- |
- |
- |
- |
|
その他 |
- |
- |
- |
- |
|
合計 |
2,733 |
── |
2,452 |
── |
(注) 不動産取引業とは不動産取引の免許を有する業者による不動産業であり、不動産賃貸業等とは主にアパート経営等を営む個人経営者による賃貸業等であります。
③ 元本補てん契約のある信託の運用/受入状況
該当事項はありません。
2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。
(1)中期経営計画の進捗状況
当社グループでは「金融にも強い総合サービス業」の具現化に向け、「お客さまの新しい価値を創造する東京発プラットフォーマーとなる」ことを中期経営計画のビジョンに掲げ、DX推進による経営基盤の改革とビジネスモデルの構造改革等に取り組んでまいりました。
① DXの推進
当社グループでは、デジタルバンク「UI銀行」および「きらぼしテック」をグループのDX戦略の中核として位置付け、デジタル戦略を展開しております。
UI銀行では、アプリ機能の拡充を目的に、夫婦の共有家計簿・貯金アプリを提供する株式会社OsidOriと業務提携契約を締結し、運営するオウドメディア「UI未来Base」を通じて生まれた異業種連携により、小田急ロマンスカー社内用コンテンツとして、株式会社フライヤーが手掛ける要約本を提供するサービスを実現しました。さらに、在留外国人向け支援として、サブスク型多言語モバイル金融サービスの開発・運営を行うG-Bank Technologies OÜおよび同社傘下の日本法人 株式会社GIG-A社が運営する多言語モバイル金融サービス「GIG-A(ギガ―)」にAPI連携を含めたBaaS型のサービスの提供を開始しました。
きらぼしテックでは、スマホ向けキャッシュレス決済アプリ「ララQ」において、各種キャンペーンの実施や他社Payへのチャージ等の機能の拡充を図り、更なる利便性の向上に取り組みました。また、UI銀行と連携して、UI銀行の口座からデジタルマネー「ララPay」(※)へスマホ操作のみで残高を即時チャージする機能を提供し、お客さまに「ララQ」とUI銀行のサービスを相互に利用いただける機能の拡充を図りました。
その他、きらぼし銀行では、取引先企業の事業成長に質するデータの利活用やAIの活用に関する分析・開発を目的に、日本リスク・データ・バンク株式会社とAIサポートによる高水準コンサルティング営業の実現に向けた基本合意書を締結し、デジタル・対面チャネルを通して、お客さまの課題解決および企業価値向上に取り組んでおります。
※ララPay:きらぼしテックが提供するスマホ向けキャッシュレス決済アプリ「ララQ」の電子マネーの
決済サービスの名称です。
② ビジネス構造改革とグループ連携
法人のお客さまに対しては、きらぼし銀行では、更なる専門性の高度化等を目的に、SF部から不動産ノンリコースローンの業務等を担う部署として「RF部」、PEファンド等への出資業務等を担う部署として「PE室」をそれぞれ独立させました。また、サービス面でのファーストコール(FC)の進化および首都圏におけるシェア向上を目的に、新規開拓に特化した「FCサービス事業部」を設置したほか、本店営業部内の位置付けであった「公共・政策法人部」を、市場性貸出の重要性等に鑑み独立部として設置しました。
具体的な取組みとしては、スタートアップ支援として、外国人が起業しやすい環境の整備を目的に東京都が実施する「外国人起業家の資金調達支援事業」に取扱金融機関として参画したほか、きらぼし銀行が運営するインキュベーション施設「KicSpace HANEDA」にて、将来性のあるスタートアップ企業の事業化・成長化支援を目的としたアクセラレーションプログラム「KicSpace Accelerator(キックスペース アクセラレーター)」を実施しました。2023年3月には「KicSpace Accelerator」支援企業7社の実施報告の最終ピッチを行い、最新技術やアイデアを持つ企業と連携したいというお客さまに多数ご参加いただきました。また、オープンイノベーションに向けた取組みとして、川崎重工のロボット実証施設「Future Lab HANEDA」など、羽田イノベーションシティでの施設間連携により、さまざまな社会課題解決に向けた未来につながるエコシステムの構築に取り組みました。
その他、きらぼしキャピタルでは将来性豊かな成長企業に対する投資を目的に、「きらぼしキャピタル夢・はばたき2号投資事業有限責任組合」を組成し、多様化する資金調達ニーズにお応えすべく、お客さまのライフステージにおけるあらゆる経営課題に取り組んでおります。
海外展開支援においては、マーケットイン型のコンサルティングを目指す中、きらぼし銀行ときらぼしコンサルティングが連携して日本初となるベトナム精白米の輸入販売をサポートしました。このベトナム精白米の輸入支援を通じて、ベトナム企業やベトナム政府機関とのコネクションを構築し、ベトナム・タンロングループとの業務提携契約を締結いたしました。
個人のお客さまに対しては、お客さま本位の業務運営に取り組む中、富裕層、オーナー層などのお客さまが抱える課題に対し、これまで以上に寄り添い、質の高いご提案ができる体制の構築を目的として、「PB推進部」を設置しました。また、UI銀行では、スマートフォンで手続きが完結する個人ローンの取扱いを開始し、幅広い世代の方にご満足いただける金融商品・サービスの提供に努めました。
このほか、当社はグループの体制面として、将来像に掲げる「金融にも強い総合サービス業」の実現に向け、広告企画制作を手がける「株式会社ビー・ブレーブ」を子会社化するとともに、アフターコロナを見据えた更なる金融支援や債権管理業務等への対応強化を目的として、「エイチ・エス債権回収株式会社」(2023年4月1日に「きらぼし債権回収株式会社」へ商号変更)をきらぼし銀行の子会社化し、グループ機能の更なる拡充を図りました。
③ 経営基盤の改革とリソースアロケーション
当社グループは、店舗ネットワークの再構築の一環として、湘南エリアでの営業力強化を図るため、2022年8月に藤沢支店を開設しました。また、UI銀行等の活用により戦略的店舗配置を進めた結果、2022年3月末における117拠点から、2023年3月末は114拠点となりました。さらに、店舗運営の効率化を図るべく、順次、次世代店舗の導入を進めております。
④ 人材育成と人事制度の改革
当社グループは、役職員全員が共通して持つべき意識・価値観・考え方として、「社会貢献・組織の発展、自己実現、自らの幸せを実現させること」を「きらぼしフィロソフィー」として策定しています。同時に、「きらぼしフィロソフィー」を実践する職員を「きらぼしびと」と定義し、3つの行動指針(“高い志”を持つ人、どうしたら出来るのか常に考えるひと、結果にコミットし果敢に挑戦し続けるひと)のもと、付加か価値の高いサービスを提供できる人材の育成に努めています。
具体的には、法人のお客さま向けに高度な金融支援の提案を行う人材を育成する「SF道場」や、資産継承、資産運用における問題解決に向けた高い提案力を身につける「PB道場」等の研修プログラムによりプロフェッショナル人材の育成に取り組むほか、きらぼしびとの行動指針の浸透を目的とした「きらぼしびと」研修を実施し、高いスキルとマインドを兼ね備えた「きらぼしびと」の育成に取り組んでいます。
そのほか、役割(ジョブ)型の人事制度体系を活用し、外部の専門人材の登用を積極的に進め、グループを通じて付加価値の高いサービス提供が行える体制を作ると共に、スキルやノウハウの伝承に取り組んでおります。
⑤ サステナビリティへの取組み
商品・サービスを通じた取組みにおいては、グリーンローンやソーシャルローン、サステナビリティ・リンク・ローンに加え、東京都と連携した「きらぼし脱炭素応援ローン」や「きらぼしサステナビリティ・リンク・ローン」の取扱いを開始いたしました。大企業から中堅・中小企業までお客さまのサステナビリティ経営における課題解決支援に向けたソリューションの充実・強化を図りました。
また、きらぼしコンサルティングでは、お客さまのSDGsへの取組みにおける優先課題を「見える化」する「きらぼしSDGs評価プログラム」サービスを提供し、サステナビリティ分野における課題解決支援に取り組みました。
スポーツ振興を通じたサステナビリティへの取組みにおいては、府中市との共催イベント「ラグビーのまち府中で車いすラグビーを体験しよう!」を開催したほか、目覚ましい成長を続けるeスポーツ市場に注目し、eスポーツチーム「Meteor(ミーティア)」を運営する「株式会社Litm(リトム)」とオフィシャルスポンサー契約を締結するなど、地域経済と地域社会の持続的な発展への貢献に努めました。
当社グループ内においても、2022年6月より、本社ビルで使用する電力を再生可能エネルギー由来電力に切り替えたほか、きらぼし銀行の営業車両全台を環境配慮型車両へ入れ替え、併せて本店ビル内に電気自動車用の急速充電設備を設置するなど環境負荷軽減に向けた取組みを実施しました。
(当社グループの業績)
[連結粗利益]
当社グループの当連結会計年度の連結粗利益につきましては、資金利益が前連結会計年度比64億円の増加、役務取引等利益が同比14億円の増加、その他業務利益が同比42億円減少したことから、同比37億円増加の828億円となりました。
[経常利益]
経常利益につきましては、前連結会計年度比58億円増加し、307億円となりました。その主な要因につきましては、上記のとおり連結粗利益が同比37億円増加したことに加え、継続的な与信管理体制の強化等により与信関係費用が同比42億円減少したほか、株式等関係損益が同比38億円増加した一方、持分法適用関連会社の子会社による不動産売却益の計上に伴う持分法投資利益が同比29億円減少したこと等によります。
[親会社株主に帰属する当期純利益]
上記のとおり経常利益が増加したこと等を主な要因として、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度比29億円増加の211億円となりました。
|
|
2022年度(計画) |
2022年度(実績) |
計画比 |
|
経常利益(連結) |
278億円 |
307億円 |
+29億円 |
|
親会社株主に帰属する 当期純利益(連結) |
195億円 |
211億円 |
+16億円 |
損益の概要(東京きらぼしフィナンシャルグループ〔連結〕)
|
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
2022年度 (2023年3月期) |
|
|
2021年度 (2022年3月期) |
|||
|
前期比 |
|
||||||
|
連結経常収益 |
1 |
125,291 |
16,943 |
|
108,348 |
||
|
連結粗利益 |
2 |
82,811 |
3,730 |
|
79,081 |
||
|
(除く国債等債券損益(5勘定尻)) |
3 |
(89,482) |
(10,278) |
|
(79,203) |
||
|
|
資金利益 |
4 |
68,407 |
6,459 |
|
61,947 |
|
|
信託報酬 |
5 |
395 |
67 |
|
328 |
||
|
役務取引等利益 |
6 |
16,759 |
1,482 |
|
15,277 |
||
|
その他業務利益 |
7 |
△2,750 |
△4,278 |
|
1,528 |
||
|
経費(除く臨時処理分) |
8 |
57,788 |
1,334 |
|
56,454 |
||
|
与信関係費用 |
9 |
2,258 |
△4,224 |
|
6,482 |
||
|
|
貸出金償却 |
10 |
19 |
9 |
|
9 |
|
|
個別貸倒引当金繰入額 |
11 |
4,583 |
97 |
|
4,485 |
||
|
その他与信関係費用 |
12 |
△2,344 |
△4,331 |
|
1,986 |
||
|
株式等関係損益 |
13 |
4,646 |
3,819 |
|
826 |
||
|
持分法による投資損益 |
14 |
3,569 |
△2,970 |
|
6,540 |
||
|
その他 |
15 |
△206 |
△1,637 |
|
1,431 |
||
|
経常利益 |
16 |
30,774 |
5,830 |
|
24,943 |
||
|
特別損益 |
17 |
1,093 |
1,266 |
|
△172 |
||
|
税金等調整前当期純利益 |
18 |
31,867 |
7,096 |
|
24,771 |
||
|
法人税等合計 |
19 |
10,798 |
4,210 |
|
6,588 |
||
|
|
法人税、住民税及び事業税 |
20 |
7,907 |
3,041 |
|
4,865 |
|
|
法人税等調整額 |
21 |
2,891 |
1,169 |
|
1,722 |
||
|
当期純利益 |
22 |
21,069 |
2,886 |
|
18,183 |
||
|
非支配株主に帰属する当期純損失(△) |
23 |
△80 |
△80 |
|
- |
||
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
24 |
21,150 |
2,967 |
|
18,183 |
||
《きらぼし銀行の業績》
[業務粗利益]
当事業年度の業務粗利益につきましては、資金利益が前事業年度比87億円の増加、役務取引等利益が同比11億円の増加、その他業務利益が同比28億円減少したことから、同比71億円増加の857億円となりました。
○ 資金利益につきましては、同比87億円増加し、744億円となりました。その主な要因につきましては、メイン化取引の推進や事業性ファイナンスへの取組み等による貸出金残高の増加や貸出金利回りの上昇で貸出金利息が同比74億円増加したほか、持分法適用関連会社からの配当金(64億円)の受取等により有価証券利息配当金が同比40億円増加したこと等によります。
○ 役務取引等利益につきましては、同比11億円増加し、123億円となりました。その主な要因は、事業性ファイナンス等の法人向け役務収益が堅調に推移したこと等によります。
○ その他業務利益につきましては、同比28億円減少し、△14億円となりました。その主な要因としては外国債券の売却損73億円の計上により国債等債券売却損が同比95億円増加したこと等によります。
[経常利益]
経常利益につきましては、前事業年度比105億円増加し、365億円となりました。その主な要因につきましては、上記のとおり業務粗利益が同比71億円増加したことに加え、DX施策等前向きな投資などを実施した一方、経営効率化に向けた採用抑制による人員数の減少等により経費が同比9億円減少するとともに、継続的な与信管理体制の強化等により与信関係費用が同比43億円減少したこと等によります。
[当期純利益]
当期純利益につきましては、前事業年度比89億円増加し、274億円となりました。その主な要因につきましては、上記のとおり経常利益が増加したことに加え、退職給付信託資産の一部を銀行に返還したこと等に伴い特別利益が同比19億円増加した一方、法人税等合計が同比33億円増加したこと等によります。
損益の概要(きらぼし銀行)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
|
|
|
2022年度 (2023年3月期) |
|
|
2021年度 (2022年3月期) |
|
|
|
|
|
|
前期比 |
|
||
|
経常収益 |
|
1 |
110,764 |
17,008 |
|
93,755 |
||
|
業務粗利益 |
|
2 |
85,753 |
7,199 |
|
78,554 |
||
|
(除く国債等債券損益(5勘定尻)) |
〔コア業務粗利益〕 |
3 |
(90,763) |
(12,086) |
|
(78,676) |
||
|
|
国内業務粗利益 |
|
4 |
88,234 |
14,568 |
|
73,665 |
|
|
|
(除く国債等債券損益(5勘定尻)) |
|
5 |
(85,917) |
(12,456) |
|
(73,461) |
|
|
|
|
資金利益 |
|
6 |
69,946 |
7,771 |
|
62,174 |
|
|
|
信託報酬 |
|
7 |
395 |
67 |
|
328 |
|
|
|
役務取引等利益 |
|
8 |
12,183 |
1,210 |
|
10,972 |
|
|
|
その他業務利益 |
|
9 |
5,708 |
5,518 |
|
189 |
|
|
国際業務粗利益 |
|
10 |
△2,480 |
△7,368 |
|
4,888 |
|
|
|
(除く国債等債券損益(5勘定尻)) |
|
11 |
(4,845) |
(△369) |
|
(5,215) |
|
|
|
|
資金利益 |
|
12 |
4,487 |
980 |
|
3,506 |
|
|
|
役務取引等利益 |
|
13 |
204 |
△15 |
|
220 |
|
|
|
その他業務利益 |
|
14 |
△7,171 |
△8,333 |
|
1,161 |
|
経費(除く臨時処理分) |
|
15 |
50,448 |
△957 |
|
51,406 |
||
|
|
人件費 |
|
16 |
22,333 |
△913 |
|
23,247 |
|
|
|
物件費 |
|
17 |
23,848 |
90 |
|
23,757 |
|
|
|
税金 |
|
18 |
4,266 |
△134 |
|
4,401 |
|
|
業務純益(一般貸倒引当金繰入前) |
〔実質業務純益〕 |
19 |
35,304 |
8,156 |
|
27,147 |
||
|
(除く国債等債券損益(5勘定尻)) |
〔コア業務純益〕 |
20 |
(40,314) |
(13,044) |
|
(27,270) |
||
|
(コア業務純益(除く投資信託解約損益)) |
21 |
(40,392) |
(13,074) |
|
(27,318) |
|||
|
一般貸倒引当金繰入額 |
① |
22 |
△2,562 |
△4,202 |
|
1,639 |
||
|
業務純益 |
|
23 |
37,867 |
12,359 |
|
25,508 |
||
|
(うち国債等債券損益(5勘定尻)) |
24 |
(△5,009) |
(△4,887) |
|
(△122) |
|||
|
臨時損益 |
|
25 |
△1,306 |
△1,804 |
|
497 |
||
|
|
不良債権処理額 |
② |
26 |
4,617 |
△117 |
|
4,734 |
|
|
|
|
貸出金償却 |
|
27 |
- |
- |
|
- |
|
|
|
個別貸倒引当金繰入額 |
|
28 |
4,238 |
△163 |
|
4,402 |
|
|
|
債権売却損 |
|
29 |
- |
0 |
|
△0 |
|
|
|
偶発損失引当金繰入額 |
|
30 |
126 |
162 |
|
△36 |
|
|
|
信用保証協会責任共有制度負担金 |
31 |
240 |
△118 |
|
359 |
|
|
|
|
その他不良債権処理額 |
|
32 |
12 |
2 |
|
9 |
|
|
貸倒引当金戻入益 |
③ |
33 |
- |
- |
|
- |
|
|
|
償却債権取立益 |
|
34 |
74 |
29 |
|
44 |
|
|
|
株式等関係損益 |
|
35 |
4,811 |
390 |
|
4,421 |
|
|
|
|
株式等売却益 |
|
36 |
5,667 |
△1,470 |
|
7,138 |
|
|
|
株式等売却損 |
|
37 |
855 |
△1,574 |
|
2,430 |
|
|
|
株式等償却 |
|
38 |
- |
△286 |
|
286 |
|
|
その他臨時損益 |
|
39 |
△1,575 |
△2,341 |
|
766 |
|
|
経常利益 |
|
40 |
36,561 |
10,555 |
|
26,006 |
||
|
特別損益 |
|
41 |
1,569 |
1,731 |
|
△162 |
||
|
税引前当期純利益 |
|
42 |
38,130 |
12,286 |
|
25,844 |
||
|
法人税等合計 |
|
43 |
10,704 |
3,344 |
|
7,359 |
||
|
|
法人税、住民税及び事業税 |
|
44 |
7,037 |
2,917 |
|
4,119 |
|
|
|
法人税等調整額 |
|
45 |
3,666 |
426 |
|
3,240 |
|
|
当期純利益 |
|
46 |
27,426 |
8,942 |
|
18,484 |
||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
与信関係費用 |
①+②-③ |
47 |
2,054 |
△4,319 |
|
6,373 |
||
〔連結〕
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
||
|
経常収益 |
|
48 |
109,618 |
10,352 |
|
99,266 |
||
|
経常利益 |
|
49 |
34,512 |
4,023 |
|
30,488 |
||
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
50 |
25,068 |
2,417 |
|
22,651 |
||
(重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定)
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
(資本の財源及び資金の流動性)
次連結会計年度において計画している重要な設備の新設及び資金調達方法は、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画 (1)新設、改修」に記載のとおりであります。
また、当社グループは、銀行業務を中心にリース業務や証券業業務、コンサルティングサービスなどの事業を行っており、現在及び将来の事業活動のために適切な水準の流動性を維持することが重要だと認識しており、その管理の枠組みを定め運営を行っております。銀行法・金融商品取引法などの各種法令及び金融庁、その他関係規制当局の定める各種規制を遵守することに加え、これらに準拠した社内規程を策定・運用しながら、支払能力を確保し、資金の流出に備えた十分な流動性資産(現預金等)を保有するように努めております。また、お客さまからの預金を主な源泉とし、営業エリア内の中小企業向けの融資を中心とした貸出と主に市場性のある有価証券投資を行う中で、資金の流出に備え円滑な決済等に必要な水準の流動性を確保しております。
このほか、株主還元は配当を基本とし、適正な内部留保による財務の健全性の確保に努めるとともに、株主の皆さまに対する利益還元を経営の重要施策の一つと位置付け、継続的かつ安定的な配当を実施しております。
生産、受注及び販売の実績
「生産、受注及び販売の実績」は、銀行持株会社としての業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。
該当事項はありません。
当連結会計年度末における主要な設備の状況は次のとおりであります。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(2023年3月31日現在) |
||
|
|
会社名 |
店舗名 その他 |
所在地 |
セグメン トの名称 |
設備の 内容 |
土地 |
建物 |
動産 |
リース 資産 |
合計 |
従業 員数 (人) |
|
|
面積(㎡) |
帳簿価額(百万円) |
|||||||||||
|
当社 |
㈱東京きらぼしフィナンシャルグループ |
本社 |
東京都 港区 |
その他 |
事務所 |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
72 |
|
国内 連結 子会社 |
㈱きらぼし銀行 |
本店他123か店 |
東京都 |
銀行業 |
店舗等 |
29,084.89 |
32,689 |
10,662 |
2,345 |
1,146 |
46,843 |
1,874 |
|
(1,065.60) |
||||||||||||
|
横浜支店他37か店 |
神奈川県 |
店舗 |
14,428.53 |
5,962 |
1,397 |
337 |
402 |
8,100 |
313 |
|||
|
(21.79) |
||||||||||||
|
戸田支店他2か店 |
埼玉県 |
店舗 |
581.25 |
73 |
162 |
33 |
17 |
287 |
28 |
|||
|
船橋支店 |
千葉県 船橋市 |
店舗 |
― |
― |
18 |
7 |
3 |
29 |
9 |
|||
|
研修 センター |
東京都 |
研修施設 |
7,344.57 |
571 |
800 |
17 |
― |
1,389 |
― |
|||
|
守谷事務センター他1か所 |
茨城県他 |
事務 センター |
5,387.55 |
624 |
892 |
27 |
― |
1,545 |
43 |
|||
|
厚生施設他 |
東京都他 |
厚生 施設他 |
3,504.91 |
905 |
1,430 |
147 |
― |
2,482 |
47 |
|||
|
㈱UI銀行 |
本社 |
東京都 港区 |
事務所 |
― |
― |
― |
28 |
― |
28 |
1 |
||
|
きらぼし信用保証㈱ |
本社 |
東京都 千代田区 |
事務所 |
― |
― |
1 |
3 |
4 |
8 |
11 |
||
|
八千代信用保証㈱ |
本社 |
東京都 千代田区 |
事務所 |
― |
― |
1 |
4 |
2 |
9 |
4 |
||
|
東京きらぼしリース㈱ |
本社 |
東京都 千代田区 |
リース業 |
事務所 |
― |
― |
10 |
5 |
1 |
17 |
35 |
|
|
きらぼしビジネスオフィスサービス㈱ |
本社 |
東京都 港区 |
その他 |
事務所 |
― |
― |
― |
2 |
― |
2 |
40 |
|
|
きらぼしシステム㈱ |
本社 |
東京都 千代田区 |
事務所 |
― |
― |
― |
0 |
35 |
35 |
63 |
||
|
㈱きらぼしコンサルティング |
本社 |
東京都 港区 |
事務所 |
― |
― |
― |
1 |
8 |
9 |
7 |
||
|
きらぼしJCB㈱ |
本社 |
東京都 豊島区 |
事務所 |
― |
― |
― |
0 |
22 |
23 |
8 |
||
|
きらぼしキャピタル㈱ |
本社 |
東京都 港区 |
事務所 |
― |
― |
― |
3 |
― |
3 |
― |
||
|
きらぼしライフデザイン証券㈱ |
本社 |
東京都 港区 |
事務所 |
― |
― |
― |
3 |
15 |
18 |
24 |
||
|
きらぼしテック㈱ |
本社 |
東京都 港区 |
事務所 |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
18 |
||
|
きらぼしビジネスサービス㈱ |
本社 |
東京都 北区 |
事務所 |
― |
― |
― |
0 |
5 |
5 |
33 |
||
|
㈱ビー・ブレーブ |
本社 |
東京都 中央区 |
事務所 |
― |
― |
51 |
1 |
4 |
58 |
21 |
||
|
きらぼし債権回収㈱ |
本社 |
東京都 港区 |
事務所 |
― |
― |
5 |
4 |
9 |
19 |
82 |
||
|
|
会社名 |
店舗名 その他 |
所在地 |
セグメン トの名称 |
設備の 内容 |
土地 |
建物 |
動産 |
リース 資産 |
合計 |
従業 員数 (人) |
|
|
面積(㎡) |
帳簿価額(百万円) |
|||||||||||
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海外 連結 子会社 |
綺羅商務諮詢(上海)有限公司 |
本社 |
中国 上海市 |
その他 |
事務所 |
― |
― |
― |
1 |
― |
1 |
3 |
|
KIRABOSHI BUSINESS CONSULTING VIETNAM COMPANY LIMITED |
本社 |
ベトナム ホーチミン市 |
事務所 |
― |
― |
― |
0 |
― |
0 |
1 |
||
(注)1.土地面積欄の( )内は、借地の面積(うち書き)であります。また、その年間賃借料は建物も含め2,018百万円であります。
2.動産は、事務機器1,104百万円、その他1,872百万円であります。
3.㈱きらぼし銀行の出張所10か所及び店舗外現金自動設備44か所(京王駅ATM及びセブン銀行との提携による共同ATMは除く)は上記に含めて記載しております。
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種類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普通株式 |
100,000,000 |
|
第1回第一種優先株式 |
5,000,000 |
|
第2回第一種優先株式 |
5,000,000 |
|
第二種優先株式 |
2,000,000 |
|
計 |
112,000,000 |
|
種類 |
事業年度末現在 発行数(株) (2023年3月31日) |
提出日現在 発行数(株) (2023年6月22日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
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東京証券取引所 プライム市場 |
単元株式数 100株 |
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第1回第一種優先株式 (行使価額修正条項付新株予約権付社債券等に該当します) |
|
|
|
単元株式数 100株 (注)1、2、3 |
|
第二種優先株式 (行使価額修正条項付新株予約権付社債券等に該当します) |
|
|
|
単元株式数 100株 (注)1、2、4 |
|
計 |
|
|
── |
── |
(注)1.行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の特質は以下のとおりであります。
(1)第1回第一種優先株式及び第二種優先株式は、当社普通株式を対価とする取得請求権が付与されております。取得請求権の対価として交付される普通株式の数は、一定の期間における当社の市場株価を基準として修正されることがあり、当社の市場株価の下落により、当該取得請求権の対価として交付される当社普通株式の数は増加する場合があります。
(2)取得価額の修正の基準及び頻度
① 修正の基準
・第1回第一種優先株式
2023年6月1日から2031年3月31日までの毎年4月1日及び10月1日に先立つ5連続取引日の株式会社東京証券取引所における当社の普通株式の売買高加重平均価格(VWAP)の平均値(VWAPのない日を除く。)に相当する金額(円位未満切捨て。また、下記(注)3.5.(8)に定める取得価額の調整事由が生じた場合は、当該平均値は下記(注)3.5.(8)に準じて調整される。)とします。
・第二種優先株式
2021年4月1日から2031年3月31日までの毎年4月1日及び10月1日に先立つ5連続取引日の株式会社東京証券取引所における当社の普通株式の売買高加重平均価格(VWAP)の平均値(VWAPのない日を除く。)に相当する金額(円位未満切捨て。また、下記(注)4.5.(8)に定める取得価額の調整事由が生じた場合は、当該平均値は下記(注)4.5.(8)に準じて調整される。)とします。
② 修正の頻度
・第1回第一種優先株式
2023年6月1日から2031年3月31日までの毎年4月1日及び10月1日
・第二種優先株式
2021年4月1日から2031年3月31日までの毎年4月1日及び10月1日
(3)取得価額の下限
・第1回第一種優先株式
1,637円(ただし、(注)3.5.(8)による調整を受ける。)
・第二種優先株式
1,370円(ただし、(注)4.5.(8)による調整を受ける。)
(4)取得請求権の行使により交付されることとなる普通株式の株式数の上限
・第1回第一種優先株式
9,163,103株(2023年6月22日現在における第1回第一種優先株式の発行済株式総数750,000株に基づき算定。同日の普通株式の発行済株式総数の29.89%)
・第二種優先株式
29,197,080株(2023年6月22日現在における第二種優先株式の発行済株式総数2,000,000株に基づき算定。同日の普通株式の発行済株式総数の95.25%)
(5)第1回第一種優先株式について、当社は、2026年6月1日以降、取締役会が別に定める日が到来したときは、法令上可能な範囲で、第1回第一種優先株式の全部または一部を取得することができる旨の条項を定めております。
(6)第二種優先株式について、当社は、2024年4月1日以降、取締役会が別に定める日が到来したときは、法令上可能な範囲で、第二種優先株式の全部または一部を取得することができる旨の条項を定めております。
(注)2.行使価額修正条項付新株予約権付社債券等に関する事項は以下のとおりであります。
(1)権利の行使に関する事項についての所有者との間の取決めの内容
・第1回第一種優先株式
該当事項はありません。
・第二種優先株式
該当事項はありません。
(2)当社の株券の売買に関する事項についての所有者との間の取決めの内容
・第1回第一種優先株式
当社と三井住友信託銀行株式会社(以下、「三井住友信託銀行」といいます。)が2016年6月3日付けで締結した業務・資本提携契約により、三井住友信託銀行による第1回第一種優先株式の譲渡が次のとおり制限されております。すなわち、三井住友信託銀行が第1回第一種優先株式を第三者へ譲渡しようとするときは、当社に対して譲渡の承諾を求めなければならず、これに対して、①当社が承諾を行った場合、又は、②当社が承諾を拒絶し、かつ、当社もしくは当社が指定する者による当該第1回第一種優先株式の取得が行われなかった場合に限り、三井住友信託銀行は当該第三者に対して当該第1回第一種優先株式を譲渡することができます。また、三井住友信託銀行は当社に対して第1回第一種優先株式の買取りを申し入れることができ、当社がかかる申入れを拒み、かつ、当社が指定する者による当該第1回第一種優先株式の買取りが行われなかった場合には、それ以降、三井住友信託銀行は当該第1回第一種優先株式を自由に譲渡することができます。
・第二種優先株式
第二種優先株式を譲渡により取得することについては当社の取締役会の承認を要する旨の定めがあります。
(注)3.第1回第一種優先株式の内容は、以下のとおりです。
1.第1回第一種優先配当金
(1)第1回第一種優先配当金
当会社は、定款第44条第1項に定める日を基準日とする剰余金の期末配当を行うときは、当該期末配当に係る基準日の最終の株主名簿に記載または記録された第1回第一種優先株式を有する株主(以下、「第1回第一種優先株主」という。)または第1回第一種優先株式の登録株式質権者(以下、「第1回第一種優先登録株式質権者」という。)に対し、普通株式を有する株主(以下、「普通株主」という。)及び普通株式の登録株式質権者(以下、「普通登録株式質権者」という。)に先立ち、第1回第一種優先株式1株につき、20,000円(ただし、第1回第一種優先株式につき、株式の分割、株式無償割当て、株式の併合またはこれに類する事由があった場合には、適切に調整される。)に、以下に定める配当年率を乗じて算出した金銭(ただし、払込期日の属する事業年度に係る配当については、当該金銭に、払込期日(同日を含む。)から当該事業年度の末日(同日を含む。)までの日数を365で除して算出される数を乗じて算出される額の金銭(円位未満小数第3位まで算出し、その小数第3位を四捨五入する。))による剰余金の配当(以下、「第1回第一種優先配当金」という。)を支払う。
配当年率=日本円TIBOR(12ヶ月物)+1.1%(ゼロを下回る場合には、ゼロとする。)
ただし、上記の配当年率が5%を超える場合には、配当年率は5%とする。なお、配当年率は、%未満小数第3位まで算出し、その小数第3位を四捨五入する。また、当該事業年度において下記2.に定める第1回第一種優先中間配当金を支払ったときは、第1回第一種優先配当金はその額を控除した額とする。
上記の算式において「日本円TIBOR(12ヶ月物)」とは、払込期日が属する事業年度については2016年4月1日、それ以降に開始する事業年度については毎年の4月1日(ただし、当該日が銀行休業日の場合はその直前の銀行営業日)(以下、「第1回第一種優先配当年率決定日」という。)の午前11時における日本円12ヶ月物トーキョー・インターバンク・オファード・レート(日本円TIBOR)として全国銀行協会によって公表される数値またはこれに準ずるものと認められるものを指すものとする。日本円TIBOR(12ヶ月物)が公表されていない場合は、第1回第一種優先配当年率決定日(ただし、当該日がロンドンにおける銀行休業日の場合はその直前のロンドンにおける銀行営業日)において、ロンドン時間午前11時現在のReuters3750ページに表示されるユーロ円12ヶ月物ロンドン・インターバンク・オファード・レート(ユーロ円LIBOR12ヶ月物(360日ベース))として、英国銀行協会(BBA)によって公表される数値を、日本円TIBOR(12ヶ月物)に代えて用いるものとする。
(2)非累積条項
ある事業年度において第1回第一種優先株主または第1回第一種優先登録株式質権者に対して支払う剰余金の配当の額が第1回第一種優先配当金の額に達しないときは、その不足額は翌事業年度以降に累積しない。
(3)非参加条項
第1回第一種優先株主または第1回第一種優先登録株式質権者に対しては、第1回第一種優先配当金の額を超えて剰余金の配当は行わない。ただし、当会社が行う吸収分割手続の中で行われる会社法第758条第8号ロもしくは同法第760条第7号ロに規定される剰余金の配当または当会社が行う新設分割手続の中で行われる同法第763条第12号ロもしくは同法第765条第1項第8号ロに規定される剰余金の配当についてはこの限りではない。
(4)優先順位
第1回第一種優先株主または第1回第一種優先登録株式質権者に対する第1回第一種優先配当金の支払いと第2回第一種優先株式及び第二種優先株式の株主または登録株式質権者に対する優先配当金の支払いの支払順位は、同順位とする。
2.第1回第一種優先中間配当金
当会社は、定款第44条第2項に定める日を基準日とする中間配当を行うときは、当該中間配当に係る基準日の最終の株主名簿に記載または記録された第1回第一種優先株主または第1回第一種優先登録株式質権者に対し、普通株主及び普通登録株式質権者に先立ち、第1回第一種優先株式1株につき、各事業年度における第1回第一種優先配当金の額の2分の1の額を上限とする金銭による剰余金の配当(以下、「第1回第一種優先中間配当金」という。)を行う。なお、第1回第一種優先株主または第1回第一種優先登録株式質権者に対する第1回第一種優先中間配当金の支払いと第2回第一種優先株式及び第二種優先株式の株主または登録株式質権者に対する優先中間配当金の支払いの支払順位は、同順位とする。
3.残余財産の分配
(1)残余財産の分配
当会社は、残余財産を分配するときは、第1回第一種優先株主または第1回第一種優先登録株式質権者に対し、普通株主及び普通登録株式質権者に先立ち、第1回第一種優先株式1株につき20,000円(ただし、第1回第一種優先株式につき、株式の分割、株式無償割当て、株式の併合またはこれに類する事由があった場合には、適切に調整される。)の金銭を支払う。
(2)非参加条項
第1回第一種優先株主または第1回第一種優先登録株式質権者に対しては、上記(1)のほか、残余財産の分配は行わない。
(3)優先順位
第1回第一種優先株主または第1回第一種優先登録株式質権者に対する残余財産の分配と第2回第一種優先株式及び第二種優先株式の株主または登録株式質権者に対する残余財産の分配の支払順位は、同順位とする。
4.議決権
第1回第一種優先株主は、法令に別段の定めがある場合を除き、全ての事項につき株主総会において議決権を行使することができない。ただし、第1回第一種優先株主は、(ⅰ)各事業年度終了後、当該事業年度に係る定時株主総会の招集のための取締役会決議までに開催される全ての取締役会において、第1回第一種優先配当金の額全部(第1回第一種優先中間配当金を支払ったときは、その額を控除した額)の支払を行う旨の決議がなされず、かつ、(a)当該事業年度に係る定時株主総会に第1回第一種優先配当金の額全部(第1回第一種優先中間配当金を支払ったときは、その額を控除した額)の支払を行う旨の議案が提出されないときは、その定時株主総会より、または、(b)第1回第一種優先配当金の額全部(第1回第一種優先中間配当金を支払ったときは、その額を控除した額)の支払を行う旨の議案がその定時株主総会において否決されたときは、その定時株主総会終結の時より、(ⅱ)第1回第一種優先配当金の額全部(第1回第一種優先中間配当金を支払ったときは、その額を控除した額)の支払を行う旨の取締役会決議または株主総会決議がなされるまでの間は、全ての事項について株主総会において議決権を行使することができる。
5.普通株式を対価とする取得請求権
(1)取得請求権
第1回第一種優先株主は、下記(2)に定める取得を請求することができる期間(以下、「取得請求期間」という。)中、当会社に対して、自己の有する第1回第一種優先株式を取得することを請求することができる。かかる取得の請求があった場合、当会社は、第1回第一種優先株主がかかる取得の請求をした第1回第一種優先株式を取得するのと引換えに、下記(3)に定める財産を当該第1回第一種優先株主に対して交付する。ただし、下記(3)に定める財産としての普通株式数が行使可能株式数(以下に定義する。)を超える場合には、引き換えに交付される普通株式数が行使可能株式数を超えない範囲内で最大数の第1回第一種優先株式について取得請求の効力が生じるものとし、その余の第1回第一種優先株式については取得請求がなされなかったものとみなす。「行使可能株式数」とは、(ⅰ)取得請求をした日(以下、「取得請求日」という。)における当会社の発行可能株式総数から、取得請求日における当会社の発行済株式総数(当会社の自己株式数を除く。)及び取得請求日における新株予約権(当該新株予約権の権利行使期間の初日が到来していないものを除く。)の新株予約権者が当該新株予約権の行使により取得することとなる株式の数を控除した数と、(ⅱ)取得請求日における当会社の普通株式に係る発行可能種類株式総数から、取得請求日における当会社の普通株式に係る発行済株式総数(当会社の自己株式数を除く。)、取得請求権付株式(当該取得請求権の取得請求期間の初日が到来していないものを除く。)の株主が取得請求権の行使により取得することとなる普通株式の数、取得条項付株式の株主が取得事由の発生により取得することとなる普通株式の数及び新株予約権(当該新株予約権の権利行使期間の初日が到来していないものを除く。)の新株予約権者が新株予約権の行使により取得することとなる普通株式の数を控除した数の、いずれか小さい方をいう。
(2)取得請求期間
取得請求期間は、2023年6月1日から2031年3月31日までとする。
(3)取得と引換えに交付すべき財産
当会社は、第1回第一種優先株式の取得と引換えに、第1回第一種優先株主が取得の請求をした第1回第一種優先株式数に20,000円(ただし、第1回第一種優先株式につき、株式の分割、株式無償割当て、株式の併合またはこれに類する事由があった場合には、適切に調整される。)を乗じた額を下記(4)ないし(8)に定める取得価額で除した数の普通株式を交付する。なお、第1回第一種優先株式の取得と引換えに交付すべき普通株式の数に1株に満たない端数があるときは、会社法第167条第3項に従ってこれを取扱う。
(4)当初取得価額
当初取得価額は、発行決議日である2016年6月3日(以下、「当初取得価額決定日」という。)における普通株式1株当たり時価(以下、「普通株式1株当たり時価(当初取得価額決定日)」という。)である2,728円とする。
普通株式1株当たり時価(当初取得価額決定日)とは、当初取得価額決定日に先立つ5連続取引日の株式会社東京証券取引所における当会社の普通株式の売買高加重平均価格(VWAP)の平均値(VWAPのない日を除く。)に相当する金額(円位未満切捨て。)とする。
(5)取得価額の修正
取得価額は、取得請求期間の毎年4月1日及び10月1日(以下、「取得価額修正日」という。)における普通株式1株当たり時価(以下、「普通株式1株当たり時価(取得価額修正日)」という。)に修正される(以下、「修正後取得価額」という。)。ただし、普通株式1株当たり時価(取得価額修正日)が下記(6)に定める上限取得価額を上回る場合は、修正後取得価額は上限取得価額とし、普通株式1株当たり時価(取得価額修正日)が下記(7)に定める下限取得価額を下回る場合は、修正後取得価額は下限取得価額とする。
普通株式1株当たり時価(取得価額修正日)とは、取得価額修正日に先立つ5連続取引日の株式会社東京証券取引所における当会社の普通株式の売買高加重平均価格(VWAP)の平均値(VWAPのない日を除く。)に相当する金額(円位未満切捨て。)とする。なお、取得価額修正日に先立つ5連続取引日の期間において、下記(8)に定める取得価額の調整事由が生じた場合、当該平均値は下記(8)に準じて調整される。
(6)上限取得価額
上限取得価額は、当初取得価額とする。
(7)下限取得価額
下限取得価額は、発行決議日である2016年6月3日(以下、「下限取得価額決定日」という。)における普通株式1株当たり時価(以下、「普通株式1株当たり時価(下限取得価額決定日)」という。)の60%(円位未満切上げ。また、下記(8)による調整を受ける。)である1,637円とする。
普通株式1株当たり時価(下限取得価額決定日)とは、下限取得価額決定日に先立つ5連続取引日の株式会社東京証券取引所における当会社の普通株式の売買高加重平均価格(VWAP)の平均値(VWAPのない日を除く。)に相当する金額(円位未満切捨て。)とする。
(8)取得価額の調整
イ.第1回第一種優先株式の発行後、下記(ⅰ)ないし(ⅵ)のいずれかに該当する場合には、取得価額(下限取得価額及び上限取得価額を含む。以下同じ。)を次に定める算式(以下、「取得価額調整式」という。)により調整する(以下、調整後の取得価額を「調整後取得価額」という。)。取得価額調整式の計算については、1円未満を切り捨てる。
|
|
既発行 普通株式数 |
+ |
交付普通株式数×1株当たりの払込金額 |
|
調整後取得価額=調整前取得価額× |
1株当たりの時価 |
||
|
既発行普通株式数+交付普通株式数 |
|||
(ⅰ)取得価額調整式に使用する時価(下記ハ.に定義する。以下同じ。)を下回る払込金額をもって普通株式を発行または自己株式である普通株式を処分する場合(株式無償割当ての場合を含む。)(ただし、当会社の普通株式の交付を請求できる取得請求権付株式もしくは新株予約権(新株予約権付社債に付されたものを含む。以下本(8)において同じ。)その他の証券(以下、「取得請求権付株式等」という。)、または当会社の普通株式の交付と引換えに当会社が取得することができる取得条項付株式もしくは取得条項付新株予約権その他の証券(以下、「取得条項付株式等」という。)が取得または行使され、これに対して普通株式が交付される場合を除く。)
調整後取得価額は、払込期日(払込期間が定められた場合は当該払込期間の末日とする。以下同じ。)(株式無償割当ての場合はその効力発生日)の翌日以降、または株主に募集株式の割当てを受ける権利を与えるためもしくは株式無償割当てのための基準日がある場合はその日の翌日以降、これを適用する。
(ⅱ)株式の分割をする場合
調整後取得価額は、株式の分割のための基準日に分割により増加する普通株式数(基準日における当会社の自己株式である普通株式に関して増加する普通株式数を除く。)が交付されたものとみなして取得価額調整式を適用して算出し、その基準日の翌日以降、これを適用する。
(ⅲ)取得価額調整式に使用する時価を下回る価額(下記ニ.に定義する。以下本(ⅲ)、下記(ⅳ)及び(ⅴ)ならびに下記ハ.(ⅳ)において同じ。)をもって当会社の普通株式の交付を請求できる取得請求権付株式等を発行または処分する場合(株式無償割当て及び新株予約権無償割当ての場合を含む。)
調整後取得価額は、当該取得請求権付株式等の払込期日(新株予約権の場合は割当日)(株式無償割当てまたは新株予約権無償割当ての場合はその効力発生日)に、または株主に取得請求権付株式等の割当てを受ける権利を与えるためもしくは株式無償割当てもしくは新株予約権無償割当てのための基準日がある場合はその日に、当該取得請求権付株式等の全部が当初の条件で取得または行使されて普通株式が交付されたものとみなして取得価額調整式を適用して算出し、その払込期日(新株予約権の場合は割当日)(株式無償割当てもしくは新株予約権無償割当ての場合はその効力発生日)の翌日以降、または当該基準日の翌日以降、これを適用する。
上記にかかわらず、上記の普通株式が交付されたものとみなされる日において価額が確定しておらず、後日一定の日(以下、「価額決定日」という。)に価額が決定される取得請求権付株式等を発行した場合において、決定された価額が取得価額調整式に使用する時価を下回る場合には、調整後取得価額は、当該価額決定日に残存する取得請求権付株式等の全部が価額決定日に確定した条件で取得または行使されて普通株式が交付されたものとみなして取得価額調整式を適用して算出し、当該価額決定日の翌日以降これを適用する。
(ⅳ)当会社が発行した取得請求権付株式等に、価額がその発行日以降に修正される条件(本イ.またはロ.と類似する希薄化防止のための調整を除く。)が付されている場合で、当該修正が行われる日(以下、「修正日」という。)における修正後の価額(以下、「修正価額」という。)が取得価額調整式に使用する時価を下回る場合
調整後取得価額は、修正日に、残存する当該取得請求権付株式等の全部が修正価額で取得または行使されて普通株式が交付されたものとみなして取得価額調整式を適用して算出し、当該修正日の翌日以降これを適用する。
なお、かかる取得価額調整式の適用に際しては、下記(a)ないし(c)の場合に応じて、調整後取得価額を適用する日の前日において有効な取得価額に、それぞれの場合に定める割合(以下、「調整係数」という。)を乗じた額を調整前取得価額とみなすものとする。
(a)当該取得請求権付株式等について当該修正日の前に上記(ⅲ)または本(ⅳ)による調整が行われていない場合
調整係数は1とする。
(b)当該取得請求権付株式等について当該修正日の前に上記(ⅲ)または本(ⅳ)による調整が行われている場合であって、当該調整後、当該修正日までの間に、上記(5)による取得価額の修正が行われている場合
調整係数は1とする。
ただし、下限取得価額の算定においては、調整係数は、上記(ⅲ)または本(ⅳ)による直前の調整を行う前の下限取得価額を当該調整後の下限取得価額で除した割合とし、上限取得価額の算定においては、調整係数は、上記(ⅲ)または本(ⅳ)による直前の調整を行う前の上限取得価額を当該調整後の上限取得価額で除した割合とする。
(c)当該取得請求権付株式等について当該修正日の前に上記(ⅲ)または本(ⅳ)による調整が行われている場合であって、当該調整後、当該修正日までの間に、上記(5)による取得価額の修正が行われていない場合
調整係数は、上記(ⅲ)または本(ⅳ)による直前の調整を行う前の取得価額を当該調整後の取得価額で除した割合とする。
(ⅴ)取得条項付株式等の取得と引換えに取得価額調整式に使用される時価を下回る価額をもって当会社の普通株式を交付する場合
調整後取得価額は、取得日の翌日以降これを適用する。
ただし、当該取得条項付株式等について既に上記(ⅲ)または(ⅳ)による取得価額の調整が行われている場合には、調整後取得価額は、当該取得と引換えに普通株式が交付された後の完全希薄化後普通株式数(下記ホ.に定義する。)が、当該取得の直前の既発行普通株式数を超えるときに限り、当該超過する普通株式数が交付されたものとみなして取得価額調整式を適用して算出し、取得の直前の既発行普通株式数を超えないときは、本(ⅴ)による調整は行わない。
(ⅵ)株式の併合をする場合
調整後取得価額は、株式の併合により減少した普通株式数(効力発生日における当会社の自己株式である普通株式に関して減少した普通株式数を除く。)を負の値で表示して交付普通株式数とみなして取得価額調整式を適用して算出し、株式の併合の効力発生日以降、これを適用する。
ロ.上記イ.(ⅰ)ないし(ⅵ)に掲げる場合のほか、合併、会社分割、株式交換または株式移転等により、取得価額の調整を必要とする場合は、取締役会が適当と判断する取得価額に変更される。
ハ.(ⅰ)取得価額調整式に使用する「時価」は、調整後取得価額を適用する日に先立つ5連続取引日の株式会社東京証券取引所における当会社の普通株式の売買高加重平均価格(VWAP)の平均値(VWAPのない日を除く。)に相当する金額(円位未満切捨て。)とする。なお、上記5連続取引日の間に、取得価額の調整事由が生じた場合、調整後取得価額は、本(8)に準じて調整する。
(ⅱ)取得価額調整式に使用する「調整前取得価額」は、調整後取得価額を適用する日の前日において有効な取得価額とする。
(ⅲ)取得価額調整式に使用する「既発行普通株式数」は、基準日がある場合はその日の当会社の発行済株式数(自己株式である普通株式数を除く。)に、基準日がない場合は調整後取得価額を適用する日の1ヶ月前の日の当会社の発行済普通株式数(自己株式である普通株式数を除く。)に、当該取得価額の調整の前に上記イ.またはロ.に基づき「交付普通株式数」とみなされた普通株式であって未だ交付されていない普通株式数(ある取得請求権付株式等について上記イ.(ⅳ)(b)または(c)に基づく調整が初めて適用される日(当該日を含む。)からは、当該取得請求権付株式等に係る直近の上記イ.(ⅳ)(b)または(c)に基づく調整に先立って適用された上記イ.(ⅲ)または(ⅳ)に基づく調整により「交付普通株式数」とみなされた普通株式数は含まない。)を加えたものとする。
(ⅳ)取得価額調整式に使用する「1株当たりの払込金額」とは、上記イ.(ⅰ)の場合には、当該払込金額(株式無償割当ての場合は0円)(金銭以外の財産による払込みの場合には適正な評価額)、上記イ.(ⅱ)及び(ⅵ)の場合には0円、上記イ.(ⅲ)ないし(ⅴ)の場合には価額(ただし、(ⅳ)の場合は修正価額)とする。
ニ.上記イ.(ⅲ)ないし(ⅴ)及び上記ハ.(ⅳ)において「価額」とは、取得請求権付株式等または取得条項付株式等の発行に際して払込みがなされた額(新株予約権の場合には、その行使に際して出資される財産の価額を加えた額とする。)から、その取得または行使に際して当該取得請求権付株式等または取得条項付株式等の所持人に交付される普通株式以外の財産の価額を控除した金額を、その取得または行使に際して交付される普通株式数で除した金額をいう。
ホ.上記イ.(ⅴ)において「完全希薄化後普通株式数」とは、調整後取得価額を適用する日の既発行普通株式数から、上記ハ.(ⅲ)に従って既発行普通株式数に含められている未だ交付されていない普通株式数で当該取得条項付株式等に係るものを除いて、当該取得条項付株式等の取得により交付される普通株式数を加えたものとする。
へ.上記イ.(ⅰ)ないし(ⅲ)において、当該各行為に係る基準日が定められ、かつ当該各行為が当該基準日以降に開催される当会社の株主総会における一定の事項に関する承認決議を停止条件としている場合には、上記イ.(ⅰ)ないし(ⅲ)の規定にかかわらず、調整後取得価額は、当該承認決議をした株主総会の終結の日の翌日以降にこれを適用する。
ト.取得価額調整式により算出された上記イ.第2文を適用する前の調整後取得価額と調整前取得価額との差額が1円未満にとどまるときは、取得価額の調整は、これを行わない。ただし、その後取得価額調整式による取得価額の調整を必要とする事由が発生し、取得価額を算出する場合には、取得価額調整式中の調整前取得価額に代えて調整前取得価額からこの差額を差し引いた額を(ただし、円位未満小数第2位までを算出し、その小数第2位を切り捨てる。)使用する。
(9)合理的な措置
上記(4)ないし(8)に定める取得価額(下記7.(2)に定める一斉取得価額を含む。以下本(9)において同じ。)は、希薄化防止及び異なる種類の株式の株主間の実質的公平の見地から解釈されるものとし、その算定が困難となる場合または算定の結果が不合理となる場合には、当会社の取締役会は、取得価額の適切な調整その他の合理的に必要な措置をとるものとする。
(10)取得請求受付場所
株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ 経営企画部
(11)取得請求の効力発生
取得請求の効力は、取得請求に要する書類が上記(10)に記載する取得請求受付場所に到着したときに発生する。
6.金銭を対価とする取得条項
(1)金銭を対価とする取得条項
当会社は、2026年6月1日以降、取締役会が別に定める日が到来したときは、法令上可能な範囲で、第1回第一種優先株式の全部または一部を取得することができる。この場合、当会社は、かかる第1回第一種優先株式を取得するのと引換えに、下記(2)に定める財産を第1回第一種優先株主に対して交付するものとする。なお、第1回第一種優先株式の一部を取得するときは、按分比例の方法による。取得日の決定後も上記5.に定める取得請求権の行使は妨げられないものとする。
(2)取得と引換えに交付すべき財産
当会社は、第1回第一種優先株式の取得と引換えに、第1回第一種優先株式1株につき、20,000円(ただし、第1回第一種優先株式につき、株式の分割、株式無償割当て、株式の併合またはこれに類する事由があった場合には、適切に調整される。)の金銭を交付する。
7.普通株式を対価とする取得条項
(1)普通株式を対価とする取得条項
当会社は、取得請求期間の末日までに当会社に取得されていない第1回第一種優先株式の全てを取得請求期間の末日の翌日(以下、「一斉取得日」という。)をもって取得する。この場合、当会社は、かかる第1回第一種優先株式を取得するのと引換えに、各第1回第一種優先株主に対し、その有する第1回第一種優先株式数に20,000円(ただし、第1回第一種優先株式につき、株式の分割、株式無償割当て、株式の併合またはこれに類する事由があった場合には、適切に調整される。)を乗じた額を下記(2)に定める一斉取得価額で除した数の普通株式を交付するものとする。第1回第一種優先株式の取得と引換えに交付すべき普通株式の数に1株に満たない端数がある場合には、会社法第234条に従ってこれを取扱う。
(2)一斉取得価額
一斉取得価額は、一斉取得日に先立つ45取引日目に始まる30連続取引日(以下、「一斉取得価額算定期間」という。)の株式会社東京証券取引所における当会社の普通株式の売買高加重平均価格(VWAP)の平均値(VWAPのない日を除く。)に相当する金額(円位未満切捨て。)とする。なお、一斉取得価額算定期間において、上記5.(8)に定める取得価額の調整事由が生じた場合、当該平均値は上記5.(8)に準じて調整される。ただし、かかる計算の結果、一斉取得価額が上記5.(6)に定める上限取得価額を上回る場合は、一斉取得価額は上限取得価額とし、上記5.(7)に定める下限取得価額を下回る場合は、一斉取得価額は下限取得価額とする。
8.株式の分割または併合及び株式無償割当て
(1)分割または併合
当会社は、株式の分割または併合を行うときは、普通株式、第1回第一種優先株式、第2回第一種優先株式及び第二種優先株式の種類ごとに、同時に同一の割合で行う。
(2)株式無償割当て
当会社は、株式無償割当てを行うときは、普通株式、第1回第一種優先株式、第2回第一種優先株式及び第二種優先株式の種類ごとに、当該種類の株式の無償割当てを、同時に同一の割合で行う。
9.その他
(1)単元株式数
第1回第一種優先株式の単元株式数は100株です。
(2)議決権の有無及び差異並びに理由
当社は、株主としての権利内容に制限のない株式である普通株式の他に、株主総会における議決権を有さない第1回第一種優先株式、第2回第一種優先株式及び第二種優先株式を定款に定めています。これは、優先株式が剰余金の配当及び残余財産の分配について普通株式に優先する代わりに、優先株式には議決権を付さないこととしたものであります。
(3)種類株主総会の決議
当社は、第1回第一種優先株式について、会社法第322条第1項の規定による種類株主総会の決議を要しない旨を定款で定めておりません。
(注)4.第二種優先株式の内容は、以下のとおりであります。
1.第二種優先配当金
(1)第二種優先配当金
当会社は、定款第44条第1項に定める日を基準日とする剰余金の期末配当を行うときは、当該期末配当に係る基準日の最終の株主名簿に記載または記録された第二種優先株式を有する株主(以下、「第二種優先株主」という。)または第二種優先株式の登録株式質権者(以下、「第二種優先登録株式質権者」という。)に対し、普通株式を有する株主(以下、「普通株主」という。)及び普通株式の登録株式質権者(以下、「普通登録株式質権者」という。)に先立ち、第二種優先株式1株につき、20,000円(ただし、第二種優先株式につき、株式の分割、株式無償割当、株式の併合またはこれに類する事由があった場合には、適切に調整される。)に、以下、に定める配当年率を乗じて算出した金銭による剰余金の配当(以下、「第二種優先配当金」という。)を支払う。
配当年率=日本円TIBOR(12ヶ月物)+0.0%
ただし、上記の配当年率が5%を超える場合には、配当年率は5%とする。また、当該事業年度において第2項に定める第二種優先中間配当金を支払ったときは、第二種優先配当金はその額を控除した額とする。
上記の算式において「日本円TIBOR(12ヶ月物)」とは、毎年の4月1日(ただし、当該日が銀行休業日の場合はその直前の銀行営業日)(以下、「第二種優先配当年率決定日」という。)の午前11時における日本円12ヶ月物トーキョー・インターバンク・オファード・レート(日本円TIBOR)として全国銀行協会によって公表される数値またはこれに準ずるものと認められるものを指すものとする。日本円TIBOR(12ヶ月物)が公表されていない場合は、第二種優先配当年率決定日(ただし、当該日がロンドンにおける銀行休業日の場合はその直前のロンドンにおける銀行営業日)において、ロンドン時間午前11時現在のReuters3750ページに表示されるロンドン・インターバンク・オファード・レート(ユーロ円LIBOR12ヶ月物(360日ベース))として、英国銀行協会(BBA)によって公表される数値を、日本円TIBOR(12ヶ月物)に代えて用いるものとする。
(2)非累積条項
ある事業年度において第二種優先株主または第二種優先登録株式質権者に対して支払う金銭による剰余金の配当の額が第二種優先配当金の額に達しないときは、その不足額は翌事業年度以降に累積しない。
(3)非参加条項
第二種優先株主または第二種優先登録株式質権者に対しては、第二種優先配当金の額を超えて剰余金の配当は行わない。ただし、当会社が行う吸収分割手続の中で行われる会社法第758条第8号ロもしくは同法第760条第7号ロに規定される剰余金の配当または当会社がする新設分割手続の中で行われる同法第763条第12号ロもしくは同法第765条第1項第8号ロに規定される剰余金の配当についてはこの限りではない。
(4)優先順位
第二種優先株主または第二種優先登録株式質権者に対する第二種優先配当金の支払いと第一種優先株主または第一種優先登録株式質権者に対する第一種優先配当金の支払いの支払順位は、同順位とする。
2.第二種優先中間配当金
当会社は、定款第44条第2項に定める日を基準日とする中間配当を行うときは、当該中間配当に係る基準日の最終の株主名簿に記載または記録された第二種優先株主または第二種優先登録株式質権者に対し、普通株主及び普通登録株式質権者に先立ち、第二種優先株式1株につき、各事業年度における第二種優先配当金の額の2分の1の額を上限とする金銭による剰余金の配当(以下、「第二種優先中間配当金」という。)を行う。なお、第二種優先株主または第二種優先登録株式質権者に対する第二種優先中間配当金の支払いと第一種優先株主または第一種優先登録株式質権者に対する第一種優先中間配当金の支払いの支払順位は、同順位とする。
3.残余財産の分配
(1)残余財産の分配
当会社は、残余財産を分配するときは、第二種優先株主または第二種優先登録株式質権者に対し、普通株主または普通登録株式質権者に先立ち、第二種優先株式1株につき20,000円(ただし、第二種優先株式につき、株式の分割、株式無償割当て、株式の併合またはこれに類する事由があった場合には、適切に調整される。)の金銭を支払う。
(2)非参加条項
第二種優先株主または第二種優先登録株式質権者に対しては、上記(1)のほか、残余財産の分配は行わない。
(3)優先順位
第二種優先株主または第二種優先登録株式質権者に対する残余財産の分配と第一種優先株主または第一種優先登録株式質権者に対する残余財産の分配の支払順位は、同順位とする。
4.議決権
第二種優先株主は、全ての事項につき株主総会において議決権を行使することができない。
5.普通株式を対価とする取得請求権
(1)取得請求権
第二種優先株主は、下記(2)に定める取得を請求することができる期間(以下、「取得請求期間」という。)中、当会社に対して、自己の有する第二種優先株式を取得することを請求することができる。かかる取得の請求があった場合、当会社は、第二種優先株主がかかる取得の請求をした第二種優先株式を取得するのと引換えに、下記(3)に定める財産を当該第二種優先株主に対して交付する。ただし、下記(3)に定める財産としての普通株式数が行使可能株式数(以下に定義する。)を超える場合には、行使可能株式数について取得請求の効力が生じるものとし、行使可能株式数を超える部分については取得請求がなされなかったものとみなす。「行使可能株式数」とは、(ⅰ)取得請求をした日(以下、「取得請求日」という。)における当会社の発行可能株式総数から、取得請求日における当会社の発行済株式総数(当会社の自己株式数を除く。)及び取得請求日における新株予約権(当該新株予約権の権利行使期間の初日が到来していないものを除く。)の新株予約権者が当該新株予約権の行使により取得することとなる株式の数を控除した数と、(ⅱ)取得請求日における当会社の普通株式に係る発行可能種類株式総数から、取得請求日における当会社の普通株式に係る発行済株式総数(当会社の自己株式数を除く。)、取得請求権付株式(当該取得請求権の取得請求期間の初日が到来していないものを除く。)の株主が取得請求権の行使により取得することとなる普通株式の数、取得条項付株式の株主が取得事由の発生により取得することとなる普通株式の数及び新株予約権(当該新株予約権の権利行使期間の初日が到来していないものを除く。)の新株予約権者が新株予約権の行使により取得することとなる普通株式の数を控除した数の、いずれか小さい方をいう。
(2)取得請求期間
取得請求期間は、2021年4月1日から2031年3月31日までとする。
(3)取得と引換えに交付すべき財産
当会社は、第二種優先株式の取得と引換えに、第二種優先株主が取得の請求をした第二種優先株式数に20,000円(ただし、第二種優先株式につき、株式の分割、株式無償割当て、株式の併合またはこれに類する事由があった場合には、適切に調整される。)を乗じた額を下記(4)ないし(8)に定める取得価額で除した数の普通株式を交付する。なお、第二種優先株式の取得と引換えに交付すべき普通株式の数に1株に満たない端数があるときは、会社法第167条第3項に従ってこれを取扱う。
(4)当初取得価額
当初取得価額は、取得請求期間の初日(以下、「当初取得価額決定日」という。)における普通株式1株当たり時価(以下、「普通株式1株当たり時価(当初取得価額決定日)」という。)とする。ただし、普通株式1株当たり時価(当初取得価額決定日)が下記(7)に定める下限取得価額を下回る場合は、当初取得価額は下限取得価額とする。
普通株式1株当たり時価(当初取得価額決定日)とは、当初取得価額決定日に先立つ5連続取引日の株式会社東京証券取引所における当会社の普通株式の売買高加重平均価格(VWAP)の平均値(VWAPのない日を除く。)に相当する金額(円位未満切捨て。)とする。なお、当初取得価額決定日に先立つ5連続取引日の期間において、下記(8)に定める取得価額の調整事由が生じた場合は、当該平均値は下記(8)に準じて調整される。
(5)取得価額の修正
取得価額は、取得請求期間の毎年4月1日及び10月1日(以下、「取得価額修正日」という。)における普通株式1株当たり時価(以下、「普通株式1株当たり時価(取得価額修正日)」という。)に修正される(以下、「修正後取得価額」という。)。ただし、普通株式1株当たり時価(取得価額修正日)が下記(7)に定める下限取得価額を下回る場合は、修正後取得価額は下限取得価額とする。
普通株式1株当たり時価(取得価額修正日)とは、取得価額修正日に先立つ5連続取引日の株式会社東京証券取引所における当会社の普通株式の売買高加重平均価格(VWAP)の平均値(VWAPのない日を除く。)に相当する金額(円位未満切捨て。)とする。なお、取得価額修正日に先立つ5連続取引日の期間において、下記(8)に定める取得価額の調整事由が生じた場合、当該平均値は下記(8)に準じて調整される。
(6)上限取得価額
取得価額には上限を設けない。
(7)下限取得価額
下限取得価額は、2016年4月1日(以下、「下限取得価額決定日」という。)における普通株式1株当たり時価(以下、「普通株式1株当たり時価(下限取得価額決定日)」という。)の50%(円位未満切上げ。また、下記(8)による調整を受ける。)である1,370円とする。
普通株式1株当たり時価(下限取得価額決定日)とは、下限取得価額決定日に先立つ5連続取引日の株式会社東京証券取引所における当会社の普通株式の売買高加重平均価格(VWAP)の平均値(VWAPのない日を除く。)に相当する金額とする。なお、下限取得価額決定日に先立つ5連続取引日の期間において、下記(8)に定める取得価額の調整事由が生じた場合、当該平均値は下記(8)に準じて調整される。
(8)取得価額の調整
イ.第二種優先株式の発行後、下記(ⅰ)ないし(ⅵ)のいずれかに該当する場合には、取得価額(下限取得価額を含む。以下同じ。)を次に定める算式(以下、「取得価額調整式」という。)により調整する(以下、調整後の取得価額を「調整後取得価額」という。)。取得価額調整式の計算については、1円未満を切り捨てる。
|
|
既発行普通株式数+ |
交付普通株式数×1株当たりの払込金額 |
|
調整後取得価額=調整前取得価額× |
1株当たりの時価 |
|
|
既発行普通株式数+交付普通株式数 |
||
(ⅰ)取得価額調整式に使用する時価(下記ハ.に定義する。以下同じ。)を下回る払込金額をもって普通株式を発行または自己株式である普通株式を処分する場合(株式無償割当ての場合を含む。)(ただし、当会社の普通株式の交付を請求できる取得請求権付株式もしくは新株予約権(新株予約権付社債に付されたものを含む。以下本(8)において同じ。)その他の証券(以下、「取得請求権付株式等」という。)、または当会社の普通株式の交付と引換えに当会社が取得することができる取得条項付株式もしくは取得条項付新株予約権その他の証券(以下、「取得条項付株式等」という。)が取得または行使され、これに対して普通株式が交付される場合を除く。)
調整後取得価額は、払込期日(払込期間が定められた場合は当該払込期間の末日とする。以下同じ。)(株式無償割当ての場合はその効力発生日)の翌日以降、または株主に募集株式の割当てを受ける権利を与えるためもしくは無償割当てのための基準日がある場合はその日の翌日以降、これを適用する。
(ⅱ)株式の分割をする場合
調整後取得価額は、株式の分割のための基準日に分割により増加する普通株式数(基準日における当会社の自己株式である普通株式に関して増加する普通株式数を除く。)が交付されたものとみなして取得価額調整式を適用して算出し、その基準日の翌日以降、これを適用する。
(ⅲ)取得価額調整式に使用する時価を下回る価額(下記ニ.に定義する。以下本(ⅲ)、下記(ⅳ)及び(ⅴ)ならびに下記ハ.(ⅳ)において同じ。)をもって当会社の普通株式の交付を請求できる取得請求権付株式等を発行または処分する場合(株式無償割当て及び新株予約権無償割当ての場合を含む。)調整後取得価額は、当該取得請求権付株式等の払込期日(新株予約権の場合は割当日)(株式無償割当てまたは新株予約権無償割当ての場合はその効力発生日)に、または株主に取得請求権付株式等の割当てを受ける権利を与えるためもしくは株式無償割当てもしくは新株予約権無償割当てのための基準日がある場合はその日に、当該取得請求権付株式等の全部が当初の条件で取得または行使されて普通株式が交付されたものとみなして取得価額調整式を適用して算出し、その払込期日(新株予約権の場合は割当日)(株式無償割当てもしくは新株予約権無償割当ての場合はその効力発生日)の翌日以降、または当該基準日の翌日以降、これを適用する。
上記にかかわらず、上記の普通株式が交付されたものとみなされる日において価額が確定しておらず、後日一定の日(以下、「価額決定日」という。)に価額が決定される取得請求権付株式等を発行した場合において、決定された価額が取得価額調整式に使用する時価を下回る場合には、調整後取得価額は、当該価額決定日に残存する取得請求権付株式等の全部が価額決定日に確定した条件で取得または行使されて普通株式が交付されたものとみなして取得価額調整式を適用して算出し、当該価額決定日の翌日以降これを適用する。
(ⅳ)当会社が発行した取得請求権付株式等に、価額がその発行日以降に修正される条件(本イ.またはロ.と類似する希薄化防止のための調整を除く。)が付されている場合で、当該修正が行われる日(以下、「修正日」という。)における修正後の価額(以下、「修正価額」という。)が取得価額調整式に使用する時価を下回る場合
調整後取得価額は、修正日に、残存する当該取得請求権付株式等の全部が修正価額で取得または行使されて普通株式が交付されたものとみなして取得価額調整式を適用して算出し、当該修正日の翌日以降これを適用する。
なお、かかる取得価額調整式の適用に際しては、下記(a)ないし(c)の場合に応じて、調整後取得価額を適用する日の前日において有効な取得価額に、それぞれの場合に定める割合(以下、「調整係数」という。)を乗じた額を調整前取得価額とみなすものとする。
(a)当該取得請求権付株式等について当該修正日の前に上記(ⅲ)または本(ⅳ)による調整が行われていない場合
調整係数は1とする。
(b)当該取得請求権付株式等について当該修正日の前に上記(ⅲ)または本(ⅳ)による調整が行われている場合であって、当該調整後、当該修正日までの間に、上記(5)による取得価額の修正が行われている場合
調整係数は1とする。
ただし、下限取得価額の算定においては、調整係数は、上記(ⅲ)または本(ⅳ)による直前の調整を行う前の下限取得価額を当該調整後の下限取得価額で除した割合とする。
(c)当該取得請求権付株式等について当該修正日の前に上記(ⅲ)または本(ⅳ)による調整が行われている場合であって、当該調整後、当該修正日までの間に、上記(5)による取得価額の修正が行われていない場合
調整係数は、上記(ⅲ)または本(ⅳ)による直前の調整を行う前の取得価額を当該調整後の取得価額で除した割合とする。
(ⅴ)取得条項付株式等の取得と引換えに取得価額調整式に使用される時価を下回る価額をもって当会社の普通株式を交付する場合
調整後取得価額は、取得日の翌日以降これを適用する。
ただし、当該取得条項付株式等について既に上記(ⅲ)または(ⅳ)による取得価額の調整が行われている場合には、調整後取得価額は、当該取得と引換えに普通株式が交付された後の完全希薄化後普通株式数(下記ホ.に定義する。)が、当該取得の直前の既発行普通株式数を超えるときに限り、当該超過する普通株式数が交付されたものとみなして取得価額調整式を適用して算出し、取得の直前の既発行普通株式数を超えないときは、本(ⅴ)による調整は行わない。
(ⅵ)株式の併合をする場合
調整後取得価額は、株式の併合により減少した普通株式数(効力発生日における当会社の自己株式である普通株式に関して減少した普通株式数を除く。)を負の値で表示して交付普通株式数とみなして取得価額調整式を適用して算出し、株式の併合の効力発生日以降これを適用する。
ロ.上記イ.(ⅰ)ないし(ⅵ)に掲げる場合のほか、合併、会社分割、株式交換または株式移転等により、取得価額(下限取得価額を含む。)の調整を必要とする場合は、取締役会が適当と判断する取得価額(下限取得価額を含む。)に変更される。
ハ.(ⅰ)取得価額調整式に使用する「時価」は、調整後取得価額を適用する日に先立つ5連続取引日の株式会社東京証券取引所における当会社の普通株式の売買高加重平均価格(VWAP)の平均値(VWAPのない日を除く。)に相当する金額(円位未満切捨て。)とする。なお、上記5連続取引日の間に、取得価額の調整事由が生じた場合、調整後取得価額は、本(8)に準じて調整する。
(ⅱ)取得価額調整式に使用する「調整前取得価額」は、調整後取得価額を適用する日の前日において有効な取得価額とする。
(ⅲ)取得価額調整式に使用する「既発行普通株式数」は、基準日がある場合はその日(上記イ.(ⅰ)ないし(ⅲ)に基づき当該基準日において交付されたものとみなされる普通株式数は含まない。)の、基準日がない場合は調整後取得価額を適用する日の1ヶ月前の日の、当会社の発行済普通株式数(自己株式である普通株式数を除く。)に、当該取得価額の調整の前に上記イ.及びロ.に基づき「交付普通株式数」とみなされた普通株式であって未だ交付されていない普通株式数(ある取得請求権付株式等について上記イ.(ⅳ)(b)または(c)に基づく調整が初めて適用される日(当該日を含む。)からは、当該取得請求権付株式等に係る直近の上記イ.(ⅳ)(b)または(c)に基づく調整に先立って適用された上記イ.(ⅲ)または(ⅳ)に基づく調整により「交付普通株式数」とみなされた普通株式数は含まない。)を加えたものとする。
(ⅳ)取得価額調整式に使用する「1株当たりの払込金額」とは、上記イ.(ⅰ)の場合には、当該払込金額(株式無償割当ての場合は0円)(金銭以外の財産による払込みの場合には適正な評価額)、上記イ.(ⅱ)及び(ⅵ)の場合には0円、上記イ.(ⅲ)ないし(ⅴ)の場合には価額(ただし、(ⅳ)の場合は修正価額)とする。
ニ.上記イ.(ⅲ)ないし(ⅴ)及び上記ハ.(ⅳ)において「価額」とは、取得請求権付株式等または取得条項付株式等の発行に際して払込みがなされた額(新株予約権の場合には、その行使に際して出資される財産の価額を加えた額とする。)から、その取得または行使に際して当該取得請求権付株式等または取得条項付株式等の所持人に交付される普通株式以外の財産の価額を控除した金額を、その取得または行使に際して交付される普通株式数で除した金額をいう。
ホ.上記イ.(ⅴ)において「完全希薄化後普通株式数」とは、調整後取得価額を適用する日の既発行普通株式数から、上記ハ.(ⅲ)に従って既発行普通株式数に含められている未だ交付されていない普通株式数で当該取得条項付株式等に係るものを除いて、当該取得条項付株式等の取得により交付される普通株式数を加えたものとする。
へ.上記イ.(ⅰ)ないし(ⅲ)において、当該各行為に係る基準日が定められ、かつ当該各行為が当該基準日以降に開催される当会社の株主総会における一定の事項に関する承認決議を停止条件としている場合には、上記イ.(ⅰ)ないし(ⅲ)の規定にかかわらず、調整後取得価額は、当該承認決議をした株主総会の終結の日の翌日以降にこれを適用する。
ト.取得価額調整式により算出された上記イ.第2文を適用する前の調整後取得価額と調整前取得価額との差額が1円未満にとどまるときは、取得価額の調整は、これを行わない。ただし、その後取得価額調整式による取得価額の調整を必要とする事由が発生し、取得価額を算出する場合には、取得価額調整式中の調整前取得価額に代えて調整前取得価額からこの差額を差し引いた額を(ただし、円位未満小数第2位までを算出し、その小数第2位を切り捨てる。)使用する。
(9)合理的な措置
上記(4)ないし(8)に定める取得価額(第7項(2)に定める一斉取得価額を含む。以下本(9)において同じ。)は、希薄化防止及び異なる種類の株式の株主間の実質的公平の見地から解釈されるものとし、その算定が困難となる場合または算定の結果が不合理となる場合には、当会社の取締役会は、取得価額の適切な調整その他の合理的に必要な措置をとるものとする。
(10)取得請求受付場所
株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ 経営企画部
(11)取得請求の効力発生
取得請求の効力は、取得請求に要する書類が上記(10)に記載する取得請求受付場所に到着したときに発生する。
6.金銭を対価とする取得条項
(1)金銭を対価とする取得条項
当会社は、2024年4月1日以降、取締役会が別に定める日が到来したときは、法令上可能な範囲で、第二種優先株式の全部または一部を取得することができる。この場合、当会社は、かかる第二種優先株式を取得するのと引換えに、下記(2)に定める財産を第二種優先株主に対して交付するものとする。なお、第二種優先株式の一部を取得するときは、按分比例の方法による。取得日の決定後も第5項(1)に定める取得請求権の行使は妨げられないものとする。
(2)取得と引換えに交付すべき財産
当会社は、第二種優先株式の取得と引換えに、第二種優先株式1株につき、20,000円(ただし、第二種優先株式につき、株式の分割、株式無償割当て、株式の併合またはこれに類する事由があった場合には、適切に調整される。)の金銭を交付する。
7.普通株式を対価とする取得条項
(1)普通株式を対価とする取得条項
当会社は、取得請求期間の末日までに当会社に取得されていない第二種優先株式の全てを取得請求期間の末日の翌日(以下、「一斉取得日」という。)をもって取得する。この場合、当会社は、かかる第二種優先株式を取得するのと引換えに、各第二種優先株主に対し、その有する第二種優先株式数に20,000円(ただし、第二種優先株式につき、株式の分割、株式無償割当て、株式の併合またはこれに類する事由があった場合には、適切に調整される。)を乗じた額を下記(2)に定める一斉取得額で除した数の普通株式を交付するものとする。第二種優先株式の取得と引換えに交付すべき普通株式の数に1株に満たない端数がある場合には、会社法第234条に従ってこれを取扱う。
(2)一斉取得価額
一斉取得価額は、一斉取得日に先立つ45取引日目に始まる30連続取引日(以下、「一斉取得価額算定期間」という。)の株式会社東京証券取引所における当会社の普通株式の売買高加重平均価格(VWAP)の平均値(VWAPのない日を除く。)に相当する金額(円位未満切捨て。)とする。なお、一斉取得価額算定期間において、第5項(8)に定める取得価額の調整事由が生じた場合、当該平均値は第5項(8)に準じて調整される。ただし、かかる計算の結果、一斉取得価額が第5項(7)に定める下限取得価額を下回る場合は、一斉取得価額は下限取得価額とする。
8.株式の分割または併合及び株式無償割当て
(1)分割または併合
当会社は、株式の分割または併合を行うときは、普通株式、第一種優先株式及び第二種優先株式の種類ごとに、同時に同一の割合で行う。
(2)株式無償割当て
当会社は、株式無償割当てを行うときは、普通株式、第一種優先株式及び第二種優先株式の種類ごとに、当該種類の株式の無償割当てを、同時に同一の割合で行う。
9.譲渡制限
第二種優先株式を譲渡により取得することについては当会社の取締役会の承認を要する。
10.種類株主総会
当会社が、会社法第322条第1項各号に掲げる行為をする場合には、法令または定款に別段の定めがある場合を除き、第二種優先株主を構成員とする種類株主総会の決議を要しない。
11.法令変更等
法令の変更等に伴い本要項の規定について読み替えその他の措置が必要となる場合には、当会社の取締役会は合理的に必要な措置を講じる。
12.議決権の有無及び差異並びに理由
当社は、株主としての権利内容に制限のない株式である普通株式の他に、株主総会における議決権を有さない第1回第一種優先株式、第2回第一種優先株式及び第二種優先株式を定款に定めています。これは、優先株式が剰余金の配当及び残余財産の分配について普通株式に優先する代わりに、優先株式には議決権を付さないこととしたものであります。
①第2回新株予約権
2016年6月29日取締役会決議
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事業年度末現在 (2023年3月31日) |
提出日の前月末現在 (2023年5月31日) |
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新株予約権の数(個) |
11個 (注)1 |
11個 (注)1 |
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新株予約権の目的となる株式の種類 |
普通株式 |
同左 |
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新株予約権の目的となる株式の数(株) |
1,100株 (注)2 |
1,100株 (注)2 |
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新株予約権の行使時の払込金額(円) |
1株当たり1円 |
同左 |
|
新株予約権の行使期間 |
自 2016年8月1日 至 2046年7月31日 |
同左 |
|
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) |
発行価格 2,695円 資本組入額 1,348円 |
同左 |
|
新株予約権の行使の条件 |
(注)3 |
同左 |
|
新株予約権の譲渡に関する事項 |
譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の承認を要するものとする。 |
同左 |
|
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に 関する事項 |
(注)4 |
同左 |
(注)1.新株予約権1個当たりの目的となる株式数は100株とする。
2.新株予約権の目的となる株式の数
当社が当社普通株式の株式分割(株式無償割当てを含む。以下同じ。)又は株式併合を行う場合には、新株予約権のうち、当該株式分割又は株式併合の時点で行使されていない新株予約権について、次の算式により付与株式数の調整を行い、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てるものとする。
調整後付与株式数=調整前付与株式数×株式分割又は株式併合の比率
また、決議日後に当社が合併、会社分割又は資本金の額の減少を行う場合その他これらの場合に準じ付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で、付与株式数は適切に調整されるものとする。
3.新株予約権の行使の条件
(1) 新株予約権者は、当社並びに株式会社きらぼし銀行の取締役の地位も喪失した日の翌日から10日を経過する日までの間に限り、新株予約権を一括してのみ行使できるものとする。
(2) 前項にかかわらず、新株予約権者は、行使期間満了日から1年に満たなくなった2045年8月1日以降は、他の行使条件に従い、新株予約権を行使できるものとする。
4.組織再編を実施する際の新株予約権の取扱い
組織再編に際して定める契約書又は計画書等に以下定める株式会社の新株予約権を交付する旨を定めた場合には、当該組織再編の比率に応じて、以下に定める株式会社の新株予約権を交付するものとする。
(1) 合 併
合併後存続する株式会社又は合併により設立する株式会社(当社が消滅する場合に限る。)
(2) 吸収分割
吸収分割をする株式会社がその事業に関して有する権利義務の全部又は一部を承継する株式会社
(3) 新設分割
新設分割により設立する株式会社
(4) 株式交換
株式交換をする株式会社の発行済株式の全部を取得する株式会社
(5) 株式移転
株式移転により設立する株式会社
②第3回新株予約権
2017年6月29日取締役会決議
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事業年度末現在 (2023年3月31日) |
提出日の前月末現在 (2023年5月31日) |
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新株予約権の数(個) |
37個 (注)1 |
30個 (注)1 |
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新株予約権の目的となる株式の種類 |
普通株式 |
同左 |
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新株予約権の目的となる株式の数(株) |
3,700株 (注)2 |
3,000株 (注)2 |
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新株予約権の行使時の払込金額(円) |
1株当たり1円 |
同左 |
|
新株予約権の行使期間 |
自 2017年8月1日 至 2047年7月31日 |
同左 |
|
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) |
発行価格 2,795円 資本組入額 1,398円 |
同左 |
|
新株予約権の行使の条件 |
(注)3 |
同左 |
|
新株予約権の譲渡に関する事項 |
譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の承認を要するものとする。 |
同左 |
|
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に 関する事項 |
(注)4 |
同左 |
(注)1.新株予約権1個当たりの目的となる株式数は100株とする。
2.新株予約権の目的となる株式の数
当社が当社普通株式の株式分割(株式無償割当てを含む、以下同じ)又は株式併合を行う場合には、次の算式により付与株式数の調整を行い、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てるものとする。
調整後付与株式数=調整前付与株式数×株式分割又は株式併合の比率
また、決議日後に当社が合併、会社分割又は資本金の額の減少を行う場合、その他これらの場合に準じ付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で、付与株式数は適切に調整されるものとする。
3.新株予約権の行使の条件
(1) 新株予約権者は、当社並びに当社の子会社である株式会社きらぼし銀行の取締役の地位も喪失した日の翌日から10日を経過する日までの間に限り、新株予約権を一括してのみ行使できるものとする。
(2) 前項にかかわらず、新株予約権者は、行使期間満了日から1年に満たなくなった2046年8月1日以降は、他の行使条件に従い、新株予約権を行使できるものとする。
4.組織再編を実施する際の新株予約権の取扱い
組織再編に際して定める契約書又は計画書等に以下定める株式会社の新株予約権を交付する旨を定めた場合には、当該組織再編の比率に応じて、以下に定める株式会社の新株予約権を交付するものとする。
(1) 合 併
合併後存続する株式会社又は合併により設立する株式会社(当社が消滅する場合に限る。)
(2) 吸収分割
吸収分割をする株式会社がその事業に関して有する権利義務の全部又は一部を承継する株式会社
(3) 新設分割
新設分割により設立する株式会社
(4) 株式交換
株式交換をする株式会社の発行済株式の全部を取得する株式会社
(5) 株式移転
株式移転により設立する株式会社
該当事項はありません。
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年月日 |
発行済株式 総数増減数 (千株) |
発行済株式 総数残高 (千株) |
資本金増減額 (百万円) |
資本金残高 (百万円) |
資本準備金 増減額 (百万円) |
資本準備金 残高 (百万円) |
|
2016年4月1日 (注)1 |
普通株式 1,422 第二種優先株式 2,000 |
普通株式 30,650 第二種優先株式 2,000 |
- |
20,000 |
43,719 |
48,719 |
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2016年6月24日 (注)2 |
第1回第一種 優先株式 750 |
普通株式 30,650 第1回第一種 優先株式 750 第二種優先株式 2,000 |
7,500 |
27,500 |
7,500 |
56,219 |
(注)1.株式会社新銀行東京との間の株式交換に伴い、普通株式の発行済株式総数1,422千株、第二種優先株式の発行済株式総数2,000千株及び資本準備金43,719百万円増加しております。
2.有償 第三者割当(第1回第一種優先株式)
発行株式数 750,000株
発行価格 1株につき20,000円
資本組入額 1株につき10,000円
割当先 三井住友信託銀行株式会社
普通株式
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2023年3月31日現在 |
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区分 |
株式の状況(1単元の株式数 |
単元未満 株式の状況(株) |
|||||||
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政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の法人 |
外国法人等 |
個人 その他 |
計 |
|||
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個人以外 |
個人 |
||||||||
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株主数(人) |
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- |
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所有株式数 (単元) |
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所有株式数の 割合(%) |
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100.00 |
- |
(注)1.自己株式208,534株は「個人その他」に2,085単元、「単元未満株式の状況」に34株含まれております。
2.「その他の法人」の欄には、株式会社証券保管振替機構名義の株式1単元、「単元未満株式の状況」に37株が含まれております。
3.「金融機関」の欄には、株式交付信託に係る信託口が保有する当社株式3,291単元が含まれております。
第1回第一種優先株式
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2023年3月31日現在 |
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区分 |
株式の状況(1単元の株式数 |
単元未満 株式の状況(株) |
|||||||
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政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の法人 |
外国法人等 |
個人 その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
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株主数(人) |
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- |
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所有株式数 (単元) |
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所有株式数の 割合(%) |
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100.00 |
- |
第二種優先株式
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2023年3月31日現在 |
||
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区分 |
株式の状況(1単元の株式数 |
単元未満 株式の状況(株) |
|||||||
|
政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の法人 |
外国法人等 |
個人 その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
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株主数(人) |
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- |
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所有株式数 (単元) |
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所有株式数の 割合(%) |
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100.00 |
- |
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2023年3月31日現在 |
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氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数 (千株) |
発行済株式 (自己株式を 除く。)の 総数に対する 所有株式数の 割合(%) |
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JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) |
25 BANK STREET,CANARY WHARF,LONDON,E14 5JP,UNITED KINGDOM (東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟) |
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|
計 |
───── |
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(注)1.「発行済株式総数に対する所有株式数の割合」は、小数点第3位以下を切り捨てて表示しております。
なお、発行済株式総数から除く自己株式には、株式交付信託に係る信託口が保有する当社株式(329,100株)は含まれておりません。
2.2022年5月20日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、野村證券株式会社及びその共同保有者である野村ホールディングス株式会社及びノムラ インターナショナル ピーエルシー、野村アセットマネジメント株式会社が2022年5月13日現在でそれぞれ以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月末現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、その大量保有報告書の内容は次のとおりであります。
|
氏名又は名称 |
住所 |
保有株券等の数 (株) |
株券等保有割合 (%) |
|
野村證券株式会社 |
東京都中央区日本橋一丁目13番1号 |
株式 242,908 |
0.73 |
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野村ホールディングス株式会社 |
東京都中央区日本橋一丁目13番1号 |
株式 100 |
0.00 |
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ノムラ インターナショナル ピーエルシー |
1 Angel Lane,London EC4R 3AB,United kingdom |
株式 55,200 |
0.17 |
|
野村アセットマネジメント株式会社 |
東京都江東区豊洲二丁目2番1号 |
株式 919,100 |
2.75 |
なお、所有株式に係る議決権の個数の多い順上位10名は、以下のとおりであります。
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2023年3月31日現在 |
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氏名又は名称 |
住所 |
所有議決権数 (個) |
総株主の 議決権に 対する所有 議決権数の 割合(%) |
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JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) |
25 BANK STREET,CANARY WHARF,LONDON,E14 5JP,UNITED KINGDOM (東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟) |
|
|
|
計 |
───── |
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|
(注)「総株主の議決権に対する所有議決権数の割合」は、小数点第3位以下を切り捨てて表示しております。
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|
|
(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
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資産の部 |
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現金預け金 |
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コールローン及び買入手形 |
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買入金銭債権 |
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商品有価証券 |
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金銭の信託 |
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有価証券 |
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貸出金 |
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外国為替 |
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リース債権及びリース投資資産 |
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その他資産 |
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有形固定資産 |
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建物 |
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土地 |
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リース資産 |
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建設仮勘定 |
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その他の有形固定資産 |
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無形固定資産 |
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ソフトウエア |
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のれん |
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リース資産 |
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その他の無形固定資産 |
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退職給付に係る資産 |
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繰延税金資産 |
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支払承諾見返 |
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貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
資産の部合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
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負債の部 |
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預金 |
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|
譲渡性預金 |
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コールマネー及び売渡手形 |
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債券貸借取引受入担保金 |
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借用金 |
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|
外国為替 |
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社債 |
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その他負債 |
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|
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賞与引当金 |
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役員賞与引当金 |
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|
|
株式報酬引当金 |
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|
退職給付に係る負債 |
|
|
|
役員退職慰労引当金 |
|
|
|
ポイント引当金 |
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|
|
利息返還損失引当金 |
|
|
|
睡眠預金払戻損失引当金 |
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|
|
偶発損失引当金 |
|
|
|
特別法上の引当金 |
|
|
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繰延税金負債 |
|
|
|
支払承諾 |
|
|
|
負債の部合計 |
|
|
|
純資産の部 |
|
|
|
資本金 |
|
|
|
資本剰余金 |
|
|
|
利益剰余金 |
|
|
|
自己株式 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
|
△ |
|
繰延ヘッジ損益 |
|
|
|
土地再評価差額金 |
|
|
|
為替換算調整勘定 |
|
|
|
退職給付に係る調整累計額 |
|
|
|
その他の包括利益累計額合計 |
|
△ |
|
新株予約権 |
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|
|
非支配株主持分 |
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|
純資産の部合計 |
|
|
|
負債及び純資産の部合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|
経常収益 |
|
|
|
資金運用収益 |
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貸出金利息 |
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有価証券利息配当金 |
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コールローン利息及び買入手形利息 |
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預け金利息 |
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その他の受入利息 |
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信託報酬 |
|
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役務取引等収益 |
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|
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その他業務収益 |
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|
その他経常収益 |
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|
|
償却債権取立益 |
|
|
|
その他の経常収益 |
|
|
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経常費用 |
|
|
|
資金調達費用 |
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預金利息 |
|
|
|
譲渡性預金利息 |
|
|
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コールマネー利息及び売渡手形利息 |
|
|
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債券貸借取引支払利息 |
|
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|
借用金利息 |
|
|
|
社債利息 |
|
|
|
その他の支払利息 |
|
|
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役務取引等費用 |
|
|
|
その他業務費用 |
|
|
|
営業経費 |
|
|
|
その他経常費用 |
|
|
|
貸倒引当金繰入額 |
|
|
|
その他の経常費用 |
|
|
|
経常利益 |
|
|
|
特別利益 |
|
|
|
固定資産処分益 |
|
|
|
退職給付信託返還益 |
|
|
|
国庫補助金等受贈益 |
|
|
|
特別損失 |
|
|
|
固定資産処分損 |
|
|
|
減損損失 |
|
|
|
固定資産圧縮特別勘定繰入額 |
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|
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税金等調整前当期純利益 |
|
|
|
法人税、住民税及び事業税 |
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法人税等調整額 |
|
|
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法人税等合計 |
|
|
|
当期純利益 |
|
|
|
非支配株主に帰属する当期純損失(△) |
|
△ |
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親会社株主に帰属する当期純利益 |
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1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、経営会議等においてその業績を評価するため、経営成績を定期的に検討する銀行業セグメント及びリース業セグメントを対象としております。
銀行業セグメントでは、銀行の主要業務である預金業務、貸出業務、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務、内国為替業務、外国為替業務、信託業務などを行っております。リース業セグメントでは、金融関連業務としてのリース業務を行っております。報告セグメントに含まれていない事業については「その他」に集約して一括して計上しております。
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|
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
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資産の部 |
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流動資産 |
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現金及び預金 |
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未収入金 |
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前払費用 |
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未収還付法人税等 |
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仮払金 |
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預け金 |
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流動資産合計 |
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固定資産 |
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無形固定資産 |
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|
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ソフトウエア仮勘定 |
|
|
|
無形固定資産合計 |
|
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投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
|
|
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関係会社株式 |
|
|
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敷金 |
|
|
|
繰延税金資産 |
|
|
|
投資その他の資産合計 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
|
|
資産の部合計 |
|
|
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
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短期借入金 |
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未払金 |
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未払費用 |
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未払配当金 |
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未払法人税等 |
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預り金 |
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仮受金 |
|
|
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賞与引当金 |
|
|
|
役員賞与引当金 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
|
|
固定負債 |
|
|
|
株式報酬引当金 |
|
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固定負債合計 |
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負債の部合計 |
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純資産の部 |
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株主資本 |
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資本金 |
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資本剰余金 |
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資本準備金 |
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その他資本剰余金 |
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資本剰余金合計 |
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利益剰余金 |
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その他利益剰余金 |
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繰越利益剰余金 |
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利益剰余金合計 |
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自己株式 |
△ |
△ |
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株主資本合計 |
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新株予約権 |
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純資産の部合計 |
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負債及び純資産の部合計 |
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
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営業収益 |
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関係会社受取配当金 |
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関係会社受入手数料 |
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営業収益合計 |
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営業費用 |
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販売費及び一般管理費 |
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営業費用合計 |
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営業利益 |
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営業外収益 |
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受取利息 |
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雑収入 |
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営業外収益合計 |
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営業外費用 |
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支払利息 |
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雑損失 |
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営業外費用合計 |
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経常利益 |
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税引前当期純利益 |
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法人税、住民税及び事業税 |
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法人税等調整額 |
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△ |
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法人税等合計 |
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当期純利益 |
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