ヤマシンフィルタ株式会社

YAMASHIN-FILTER CORP.
横浜市中区桜木町一丁目1番地8
証券コード:62400
業界:機械
有価証券報告書の提出日:2023年6月29日

(1) 連結経営指標等

 

回次

第64期

第65期

第66期

第67期

第68期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

13,811,012

12,674,215

14,587,326

18,821,949

18,605,517

経常利益又は経常損失(△)

(千円)

1,915,849

603,404

135,486

1,317,111

915,030

親会社株主に帰属する
当期純利益

(千円)

1,413,998

608,068

750,570

47,093

645,425

包括利益

(千円)

1,433,660

538,350

842,641

290,913

784,003

純資産額

(千円)

18,113,074

18,201,690

20,682,481

20,571,385

20,977,758

総資産額

(千円)

21,032,690

21,590,585

28,191,493

26,712,330

25,581,815

1株当たり純資産額

(円)

261.79

263.07

289.59

288.09

293.12

1株当たり当期純利益

(円)

20.44

8.79

10.69

0.66

9.03

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

10.57

自己資本比率

(%)

86.1

84.3

73.3

77.0

82.0

自己資本利益率

(%)

8.1

3.3

3.9

0.2

3.1

株価収益率

(倍)

34.59

81.11

82.55

529.59

37.67

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

800,248

2,099,291

87,254

289,629

2,407,966

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

2,248,277

3,052,465

4,399,449

2,277,475

1,170,349

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

675,794

269,118

3,212,542

1,553,530

718,336

現金及び現金同等物の
期末残高

(千円)

9,455,036

8,201,564

7,197,536

3,718,869

4,081,986

従業員数
(外、平均臨時
雇用者数)

(人)

623

700

747

769

788

(370)

(227)

(377)

(560)

(380)

 

(注) 1.第64期、第65期、第67期及び第68期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.従業員数は就業人員であり、臨時従業者数及び派遣労働者数は、1年間の平均人員を( )外数で記載しております。

3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第67期の期首から適用しており、第67期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

(2) 提出会社の経営指標等

 

回次

第64期

第65期

第66期

第67期

第68期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

12,584,240

10,047,415

10,999,628

14,389,232

13,217,460

経常利益

(千円)

1,397,305

305,559

79,647

1,199,845

255,639

当期純利益

(千円)

1,035,812

236,416

636,531

236,240

200,626

資本金

(千円)

5,434,127

5,434,127

6,448,593

6,473,936

6,499,584

発行済株式総数

(株)

69,190,000

69,190,000

71,335,172

71,405,570

71,567,384

純資産額

(千円)

15,884,917

15,680,399

17,937,322

17,789,310

17,612,307

総資産額

(千円)

18,658,720

18,470,434

23,258,148

21,781,427

20,544,665

1株当たり純資産額

(円)

229.58

226.63

251.11

249.13

246.10

1株当たり配当額
(うち1株当たり
中間配当額)

(円)

6.00

6.00

6.00

6.00

6.00

(2.50)

(3.00)

(3.00)

(3.00)

(3.00)

1株当たり当期純利益

(円)

14.97

3.42

9.06

3.31

2.81

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

8.96

自己資本比率

(%)

85.1

84.9

77.0

81.7

85.7

自己資本利益率

(%)

6.7

1.5

3.8

1.3

1.1

株価収益率

(倍)

47.23

208.48

97.33

105.47

121.21

配当性向

(%)

40.1

175.6

66.2

181.3

213.9

従業員数
(外、平均臨時
雇用者数)

(人)

149

158

190

168

166

(69)

(63)

(123)

(81)

(68)

株主総利回り

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(%)

53

54

67

28

27

(95)

(86)

(122)

(125)

(132)

最高株価

(円)

1,435

1,044

1,324

906

578

最低株価

(円)

566

497

675

306

292

 

(注) 1.第64期、第65期、第67期及び第68期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.従業員数は就業人員であり、臨時従業者数及び派遣労働者数は、1年間の平均人員を( )外数で記載しております。

3.最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所プライム市場におけるものであります。

4.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第67期の期首から適用しており、第67期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

2 【沿革】

年 月

沿 革

1956年4月

フィルタの製造販売会社として東京都大田区東蒲田に山信工業株式会社を資本金500千円で設立

1966年9月

東京都大田区大森南に本社工場を開設、本社を移転

1972年10月

フィルタ需要拡大のため東京都大田区大森南に第二工場を開設

1975年5月

佐賀県三養基郡上峰村(現佐賀県三養基郡上峰町)に佐賀工場を開設

1977年2月

佐賀工場にてフィルタエレメントの本格生産開始

1978年2月

佐賀工場にてガラス繊維「ろ材」の本格生産開始

1981年8月

ワイエスケー工業株式会社がフィルタの製造販売を目的として資本金5,000千円で設立される

1984年10月

東京都品川区東大井にR&Dラボラトリを設立

1984年11月

プロセス用フィルタの製造販売を開始

1989年4月

コスト・生産性等の観点から最適な生産地域で生産を行うため、フィリピン・セブ島に現地法人 YAMASHIN CEBU FILTER MANUFACTURING CORP.を設立

1991年12月

本社を東京都大田区大森南から神奈川県横浜市神奈川区西神奈川に移転

1992年4月

ワイエスケー工業株式会社と合併、資本金が130,000千円に増加

1995年7月

東京都大田区本社工場、第二工場を佐賀工場に移管、R&Dラボラトリを旧本社工場に移管

1995年7月

北米市場の拡販を目的として、アメリカ・シカゴに現地法人YAMASHIN AMERICA INC.を設立

1996年4月

欧州市場の拡販を目的として、オランダ・ロッテルダムに現地法人YAMASHIN EUROPE B.V.を設立

2001年2月

東南アジア市場の拡販を目的として、タイ・アユタヤに現地法人YAMASHIN THAI LIMITED を設立

2001年9月

ISO9001認証取得

2002年4月

タイ・アユタヤにプロセス用フィルタ製造工場完成、生産開始

2003年4月

ISO14001認証取得

2005年10月

社名を山信工業株式会社からヤマシンフィルタ株式会社に変更

2007年5月

YAMASHIN THAI LIMITED の新工場をタイ・アユタヤに建設

2007年5月

中国市場の拡販を目的として、中国・上海に現地法人YAMASHIN FILTER SHANGHAI INC.を設立

2007年6月

R&Dラボラトリを佐賀工場に移管

2007年12月

本社を神奈川県横浜市神奈川区西神奈川から神奈川県横浜市中区桜木町に移転

2010年9月

拡大を続ける中国市場のニーズに対応するため、中国・蘇州に現地法人YAMASHIN FILTER(SIP)RESEARCH & DEVELOPMENT CENTER INC.を設立

2010年11月

YAMASHIN THAI LIMITED の営業事務所をタイ・バンコクに開設

2010年12月

欧州市場の更なる販路の拡販を目的として、ベルギー・ブラッセルに現地法人YAMASHIN EUROPE BRUSSELS BVBAを設立

2011年3月

YAMASHIN EUROPE BRUSSELS BVBAがYAMASHIN EUROPE B.V.を吸収合併

2011年10月

横浜開発センタを神奈川県横浜市磯子区杉田に開設、佐賀工場のR&Dラボラトリを横浜開発センタに移管

2012年6月

業務の効率化、商流の見直し等を図るため、佐賀県三養基郡上峰町に新設分割によりYSK株式会社設立

2012年12月

YAMASHIN THAI LIMITED の工場を閉鎖、販売会社へと事業転換、本社をタイ・アユタヤからバンコクへ移設

2013年2月

YAMASHIN FILTER(SIP)RESEARCH & DEVELOPMENT CENTER INC.をYAMASHIN FILTER(SIP) TECHNOLOGY INC.へ商号変更

2014年10月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場

2016年3月

東京証券取引所市場第二部から同市場第一部銘柄に指定

2017年4月

YSK株式会社のプロセスフィルタ製造事業を当社が事業譲受け

2017年12月

横須賀メディアラボを神奈川県横須賀市浦郷町に開設

2018年12月

YAMASHIN FILTER SHANGHAI INC.を清算

2019年2月

神奈川県横須賀市光の丘に新研究開発拠点の建設用土地を取得

 

 

年 月

沿 革

2019年8月

株式会社アクシーを完全子会社化

2020年3月

YSK株式会社を清算

2020年11月

ベトナム・ヴィンフック省に現地法人 YAMASHIN VIETNAM CO., LTDを設立

2021年10月

佐賀県三養基郡上峰町に新工場を竣工

2022年1月

研究開発拠点集約のため、神奈川県横須賀市光の丘に横須賀イノベーションセンタを設立

2022年4月

東京証券取引所プライム市場へ移行

2023年1月

現地法改正のため、YAMASHIN EUROPE BRUSSELSの法人形態をBVBAからBVへ変更

 

 

 

3 【事業の内容】

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社と連結子会社7社により構成されており、建機用フィルタ製品及びエアフィルタ製品を主たる事業としております。

当社グループは、経営理念として、「仕濾過事」(ろかじにつかふる)を掲げ、フィルタビジネスを通じて社会貢献するという意思のもと、フィルタビジネスを通じた新規事業ポートフォリオの確立に取り組んでおり、本業である建機用フィルタ事業に加え、2019年10月1日よりエアフィルタ事業を第2の事業ポートフォリオとして追加いたしました。

当社グループの各セグメントの関連は、次のとおりであります。

なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」をご参照ください。

 

建機用フィルタ事業

建設機械向け油圧フィルタ(以下、建機用フィルタ)、産業機械向け油圧フィルタ(以下、産業用フィルタ)、プロセス用フィルタの開発・製造・販売を行っております。

 

エアフィルタ事業

エアフィルタの開発・製造・販売を行っております。

 

当社グループについて

(1) 当社グループの概要

当社グループは、創業以来、一貫してフィルタの専門メーカとして実績を重ねてきました。当社グループは、フィルタのキーパーツである「ろ材」の主な材料であるガラス繊維や不織布及びフィルタの構成部品に使用される金属加工品や樹脂加工品等の仕入を行い、建機用フィルタ、産業用フィルタ、プロセス用フィルタ、エアフィルタを製造・販売しております。

当社グループは、各フィルタの「ろ材」の開発及び製品設計から製造をグループ内で一貫して行い、建設機械、産業機械等の業界向けに販売を行っております。当社グループの特徴は、「ろ材」を内製化することで、顧客が要望する様々な仕様に対応した「ろ材」及び「ろ材構造」を独自に開発し、最適な製品を顧客へ供給できることであります。特に主力品目である建機用フィルタでは、油圧ショベルが国産化された同時期からフィルタ製品の開発、生産を手掛けており、搭載される回路の知識や長年に亘るノウハウは競合他社との差別化に貢献しております。

また、近年において、現在の主要な材料であるガラス繊維と比較し、その耐久性や濾過効果において優位性が高く、かつ環境負荷の低減に貢献する次世代の「ろ材」として、合成高分子系ナノファイバーの量産化技術の確立に成功しました。この合成高分子系ナノファイバーを使用したフィルタ製品は、建機用フィルタ事業及びエアフィルタ事業における新たな主力製品として期待されており、主要な取引先への供給が開始されております。

更には、この合成高分子系ナノファイバーにより量産される「ろ材」は、建機用フィルタ製品やエアフィルタ製品のみならず、様々な産業資材としての活用が可能であります。

 

 

(2) 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置づけ

 

品目

事業内容及び関係会社との位置づけ

建機用フィルタ

当社、YAMASHIN CEBU FILTER MANUFACTURING CORP.及びYAMASHIN VIETNAM CO., LTDにおいて製造を行っております。

製品販売は、国内は当社が行っており、海外は主として各連結子会社が行っております。連結子会社の販売担当地域は次のとおりであります。

YAMASHIN AMERICA INC.・・・・・・・当社製品の米国向け販売

YAMASHIN EUROPE BRUSSELS・・・ 当社製品の欧州向け販売

YAMASHIN THAI LIMITED・・・・・・・当社製品の東南アジア・インド向け販売

また、YAMASHIN FILTER(SIP)TECHNOLOGY INC.においては、主に建機用フィルタの設計開発業務、製品評価試験業務及び当社製品の中国向け販売を行っております。

産業用フィルタ

当社、YAMASHIN CEBU FILTER MANUFACTURING CORP.及びYAMASHIN VIETNAM CO., LTDにおいて製造を行っております。国内の販売は当社が行っており、海外の販売は、建機用フィルタと同様であります。

プロセス用フィルタ

当社及びYAMASHIN CEBU FILTER MANUFACTURING CORP.において製造を行っております。国内の販売は当社が行っており、海外の販売は、建機用フィルタと同様であります。

エアフィルタ

株式会社アクシーにおいて製造を行っております。国内の販売は株式会社アクシー及びその代理店が行っております。

 

 

 

(3) 取扱製品について

当社グループの取り扱う主要な製品の内容は次のとおりであります。

 

・建機用フィルタ分野

建機用フィルタとは、建設機械の駆動に不可欠である油圧回路の作動油をはじめ、燃料のディーゼル・オイル、エンジン駆動に必要な潤滑油のろ過に用いられるフィルタのことで、あらゆる建設機械に搭載されております。

当社グループの主力分野である建機用フィルタ製品は、建設機械の高性能化に伴い、機械回路のあらゆる部分で採用が拡大されてきました。特に油圧回路は機械駆動に大きな役割を担っているため、フィルタによる回路環境の整備は不可欠であり、多数のフィルタが建設機械には搭載されております。

 

品目

製品名

主な特徴・用途

建機用フィルタ

リターンフィルタ

作動油がオイルタンクに戻る前に、細かい不純物を除去する目的で装備されるフィルタであります(交換用のカートリッジを特にフィルタエレメントと呼称します)。

油圧ショベル及びその他建設機械、一般油圧システムに使用されております。

サクション

ストレーナ

オイルタンク内の比較的大きな不純物を除去する目的で、サクションポート(オイルタンクの吸いこみ口)に直接装着されております。油圧ショベル及びその他建設機械、一般油圧システムに使用されております。

ラインフィルタ

油圧回路に用いられるフィルタで、圧力のかかる箇所に設置されるフィルタであります。油圧ショベル及びその他建設機械、一般油圧システムに使用されております。

エアブリーザ

建設機械のオイルタンク内への外気に含まれる不純物の侵入の防止、油圧システム稼働中のオイルタンク内の圧力の保持、オイルタンク内のオイル清浄度の維持といった多目的なフィルタであります。油圧ショベル及びその他建設機械に使用されております。

リリーフバルブ

作動油の温度が高い時にはオイルクーラーを通し、温度が低い時(差圧がかかる時)にはオイルクーラーを通さずにオイルタンクへ向けて作動油を流すという振り分けを行うバルブとして使用されております。中大型油圧ショベル、ミニ油圧ショベルにおいて使用されております。

ナイロン

ストレーナ

各種オイルタンクの給油口に装着し、給油の際、オイルタンク内への汚染物資の侵入を防ぎます。油圧ショベル及びその他建設機械に使用されております。

トランスミッション用
フィルタ

ブルドーザー、ホイールローダー等のトランスミッション機構を持つ建設機械に設置されるフィルタであります。

高粘度の潤滑油に混入したギアなどの摩擦にて発生した金属粉などの不純物のろ過に使用されております。

燃料用フィルタ

建設機械のディーゼル燃料に含まれる不純物、水分の除去に使用されております。

エンジンオイル用

フィルタ

ディーゼルエンジンに用いられるエンジンオイル内の細かい不純物のろ過を行っております。

 

 

 

・産業用フィルタ分野

産業用フィルタとは、様々な業界に応用されている油圧ユニットの作動油や潤滑油のろ過に用いられるフィルタのことであり、工作機械、冷凍用圧縮機、農業機械、船舶、鉄道車両、航空機やヘリコプター等の産業機械に用いられております。

当社グループの産業用フィルタ製品は、油圧ユニットを搭載する機械分野全般で使用されております。そのため、取引先の業種も様々であり、求められる性能や機能も異なります。主な販売先は、工作機械メーカや圧縮機メーカ、農業機械メーカなどがあります。

 

品目

製品名

主な特徴・用途

産業用フィルタ

ラインフィルタ

工作機械、プレス機、搬送油圧ユニットの油圧回路などに使用され、作動油等のろ過を行います。

 

 

・プロセス用フィルタ分野

プロセス用フィルタとは、顧客製品の製造工程で行われるろ過・分離に必要なフィルタのことであり、電子部品、精密部品、液晶ディスプレイや食品等の業界に用いられております。

当社グループのプロセス用フィルタ製品は、建機用、産業用と比較して、より細かいろ過を求められる分野へ提供されております。具体的な用途として、電子部品の精密洗浄やコンデンサ・フィルム関連のナノレベルの分級(対象物の分離工程)等があります。

 

品目

製品名

主な特徴・用途

プロセス用

フィルタ

糸巻フィルタ

半導体業界、化学業界、食品業界において、精密なろ過を行う前に大きな物質をろ過する際に使用されております。

不織布フィルタ

半導体業界、化学業界、食品業界において、精密洗浄用フィルタに使用されております。

メンブレンフィルタ

半導体業界、化学業界、食品業界において、精密洗浄用フィルタに使用されております。ろ過の最終工程で用いられます。

 

 

・エアフィルタ分野

エアフィルタとは、空気中からごみ、塵埃などの除去に用いられるフィルタのことであり、ビル・建物をはじめ、食品や薬品などの製造工場、電力配電盤や鉄道車両など特殊な用途に至るまで幅広い分野に用いられております。

当社グループのエアフィルタ製品は、多様化する顧客の要求に応えるため、比較的大きな粒子を除去するために用いられるプレフィルタから半導体製造工場や病院(手術室)など高い清浄度が求められる空間で用いられるHEPAフィルタ、異物混入が許されない食品工場で用いられる防虫フィルタなど幅広い製品をラインナップしております。

 

 

品目

製品名

主な特徴・用途

エアフィルタ

プレフィルタ

空気中の比較的大きな塵埃(5μm以上)を除去し、次段フィルタの寿命を伸ばす目的で外気取入口などに装着されております。
ビル・建物、各種工場、各種環境機器などあらゆる場面に使用されております。

中高性能フィルタ

空気中の塵埃(5μm以下)を除去し、中程度の清浄空気を得る目的で設置されているフィルタであります。
一般的なビルでよく見かける天吊りのパッケージ型空調機などに搭載されております。

HEPAフィルタ

0.3μmの大きさの粒子を99.97%以上除去する、超高効率のフィルタであります。
半導体工場、病院にあるクリンルームや空気清浄機などに使用されております。

オイルミスト

フィルタ

金属加工工場など室内に立ち込めるオイルミストを除去する目的で使用されます。
厨房機器への搭載、フライヤーを使用する環境で使用されております。

防虫フィルタ

建物への虫の侵入を防ぐ目的で使用されています。
食品業界だけでなく、一般家庭への空調システムにも使用されております。

脱臭フィルタ

空気中の臭いやガス成分を除去する目的で設置されております。
美術館・博物館、動物病院や畜産業界などに使用されております。

ケーシング

各種フィルタを設置・搭載する目的の取付枠であります。

 

 

[事業系統図]

 


 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金

主要な事業の
内容

議決権の
所有割合又は
被所有割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

YAMASHIN AMERICA INC.
(注)1.2

米国

シカゴ

2,000
千米ドル

当社製品の販売

100

当社製品の販売

役員の兼任(1名)あり

YAMASHIN EUROPE BRUSSELS
 

ベルギー

ブラッセル

163
千ユーロ

当社製品の販売

100

当社製品の販売

役員の兼任(1名)あり

YAMASHIN CEBU FILTER
MANUFACTURING CORP.
(注)1.4

フィリピン

セブ

1,098,331
千円

当社製品・半製品の製造

100

当社製品・半製品の製造

原材料の支給 

資金の援助
 

YAMASHIN THAI LIMITED

タイ

バンコク

110,000
千バーツ

当社製品の販売

100

当社製品の販売

役員の兼任(1名)あり

YAMASHIN FILTER(SIP)
TECHNOLOGY INC.

中国

蘇州

10,000
千人民元

当社製品の研究・開発及び販売

100

当社製品の研究・開発及び販売

役員の兼任(1名)あり

株式会社アクシー

(注)3

大阪府 

大阪市住之江区
 

50,000千円

エアフィルタ製品の製造・販売及び当社製品の製造

100

当社製品の製造

原材料の支給

資金の援助、債務保証

役員の兼任(2名)あり

YAMASHIN VIETNAM CO., LTD

(注)1.5

ベトナム

ハノイ

 74,861,117
千ドン

当社製品・半製品の製造

100

当社製品の製造

原材料の支給

資金の援助

 

(注) 1.特定子会社に該当します。

2.YAMASHIN AMERICA INC.については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

 主要な損益情報等  (1) 売上高           3,670,364千円

(2) 経常利益                 215,877千円

(3) 当期純利益               159,837千円

(4) 純資産額               1,165,400千円

(5) 総資産額               1,707,280千円

3.株式会社アクシーについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

 主要な損益情報等  (1) 売上高                 2,661,818千円

(2) 経常利益                 75,720千円

(3) 当期純利益             148,324千円

(4) 純資産額             2,611,264千円

(5) 総資産額            5,400,315千円

4.YAMASHIN CEBU FILTER MANUFACTURING CORP.の販売取引の100%が親会社ヤマシンフィルタ株式会社向けであり、主要取引が日本円で決済されるため、日本円で財務諸表を作成しております。

5.YAMASHIN VIETNAM CO., LTDの販売取引の100%が親会社ヤマシンフィルタ株式会社向けであり、主要取引が日本円で決済されるため、日本円で財務諸表を作成しております。

 

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

建機用フィルタ事業

681

(338)

エアフィルタ事業

107

(42)

合計

788

(380)

 

(注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時従業者数及び派遣労働者数は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

 

(2) 提出会社の状況

2023年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

166

(68)

39.6

8.8

6,587

 

 

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

建機用フィルタ事業

166

(68)

合計

166

(68)

 

(注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時従業者数及び派遣労働者数は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

 

(3) 労働組合の状況

当社グループの労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

(4)多様性に関する状況  

                                            2023年3月31日現在

提出会社及び
 国内連結子会社

女性比率(%)

女性管理職

比率(%)

男性育児休業取得率(%)

男女間賃金差異(%)

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

提出会社

31.6

5.2

100

73.4

73.4

78.2

株式会社アクシー

37.6

-

100

69.5

73.5

74.1

 

(注) 1.女性比率は非正規スタッフを含む全従業員を対象としております。

2.女性管理職比率及び男女間賃金比率は「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

3.男性育児休業取得率は「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

 

 

3 【事業等のリスク】

当社グループの事業その他に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしも事業上の重要なリスクとは考えていない事項についても、投資者の投資判断上あるいは当社グループの事業を理解する上で重要と考えられる事項については、積極的な情報開示の観点から記載しております。

当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。

なお、以下の記載内容及び将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において、当社グループが判断したものであります。

 

(1) 特定市場の依存度について

当社グループの事業活動は、2023年3月期において、建機用フィルタ事業向け売上高が約8割を占めており、中長期の事業展開も当該売上高の割合が高く推移するものと計画しております。当社グループは、景気停滞、公共投資低迷などの原因による建設機械メーカ各社の業績が悪化した場合、又は当社グループの強みである作動油フィルタに対する建設機械の構造革新や油圧動力に替わる新たな技術革新などが起きた場合には、建機用フィルタの売上高が減少し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(2) 他社との競合について

当社グループ製品の主要市場である油圧ショベル市場は、中長期的には、新興国での市場の拡大を予測しております。

新興国市場においては、模倣品や廉価品の台頭が予想され、当社グループでは、継続して大手建設機械メーカを中心に純正部品として建機用フィルタ及び関連部品を安定供給することに努めます。しかしながら、今後、新興国において競合他社の模倣品・廉価品の販売が伸長した場合には、建機用フィルタの売上高が減少し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(3) 為替レートの変動について

当社グループは、生産拠点を日本、フィリピン及びベトナムに擁し、販売拠点を日本、アメリカ、ベルギー、タイ及び中国に擁しております。

当社グループの原材料調達、物流、販売等の営業活動、海外事業等による外貨建資産及び負債は、為替レート変動の影響を受ける恐れがあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(4) 公的規制等について

当社グループの事業活動は、各国の政策動向やその国固有の規制等の影響を受けており、今後、当社グループが事業展開するにあたって、新たな関税、通貨規制、税制度等が導入された場合には、これらの対応コストの発生により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(5) 調達・生産・物流について

当社グループの製品原価に占める部品・資材の割合は大きく、その調達は素材市況の変動に影響を受けます。部品・資材価格の高騰は、当社グループの材料費を増加させ、製造原価の増加をもたらします。

また、部品・資材の品薄や調達先の倒産あるいは生産打ち切りにより、適時の調達・生産が困難になり、生産効率が低下する可能性があります。材料費の増加については他の原価低減や販売価格の見直しによって対応し、また適時の調達・生産の問題については関係部門の連携を密にすることによって、これらの影響を最小限に抑えることに努めております。しかしながら、予想を大きく上回る素材価格の高騰や供給の逼迫が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

さらに、当社グループは、生産拠点における部品・資材の輸入調達を行っているとともに、当社及び販売子会社を通じて海外顧客への輸出販売を行っておりますが、現在、世界的なコンテナ船の需要急増に伴い、輸送リードタイムの長期化、海上輸送費の大幅な高騰やその代替輸送手段としての航空費用の増加といった物流コストの高騰が生じております。今後、さらに一層物流を取り巻く環境が悪化した場合や、物流コストの高騰が継続した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(6) 生産計画と適正在庫について

当社グループの事業活動は、2023年3月期において、建機用フィルタ事業向け売上高が約8割を占めており、その殆どがOEM(注)製品であります。当社グループの建設機械市場向け製品の販売は、最終顧客に接する販売代理店への直接販売は行わず、建設機械メーカを経由して販売する方法を採用しており、建設機械メーカの生産計画及び部品の販売計画が当社の生産計画に影響を及ぼす構造になっております。

当社グループは、建設機械メーカと定期的に情報交換するなど市場動向、生産計画及び部品の販売計画等の最新情報を入手し、在庫が適正水準を維持できるように常に監視・分析しておりますが、建設機械メーカからの急な発注数量の変更や納期の調整などにより、在庫を過剰に保有する可能性があり、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

(注) 製造委託者のブランドで製品製造を行うこと。

 

(7) 製品の品質について

当社グループは、グループ内において品質管理体制を整え、厳格な品質基準に基づく製品の製造をしております。しかしながら、当社グループが顧客に納入した製品について、顧客の要求規格及び仕様等を充足しなかった場合又は不適合が生じた場合には、重大な品質クレームを引き起こす可能性があります。

大規模なクレームの発生や製造物責任賠償につながるような製品の欠陥は、多額のコストや当社グループの評価に重大な影響を与え、それにより販売が縮小し、当社グループの業績及び財政状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(8) 自然災害等について

当社グループは、開発・生産・販売等の拠点を海外に設けグローバルに事業を展開しております。また、生産の拠点については日本、フィリピン及びベトナムに設けており、2023年3月期において、建機用フィルタ事業における生産の約6割(販売価格ベース)をフィリピンに集約しております。これらの拠点において、地震・水害等の自然災害、戦争・テロ又は第三者による当社グループに対する非難・妨害などが発生するリスクがあります。当社グループでは、一定規模の災害等を想定した、リスク対応施策を講じておりますが、こうした自然災害等により、短期間で復旧不可能な莫大な損害を被り、部品・資材の調達、生産活動、製品の販売及びサービス活動に遅延や中断が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 

(9) 情報管理について

当社グループの事業活動において、顧客情報に接することがあり、また営業上・技術上の機密情報を保有しております。これらの各種情報の取り扱い及び機密保持には細心の注意を払っており、不正なアクセス、改ざん、破壊、漏えい及び紛失などから守るために管理体制を構築するとともに、合理的な技術的対策を実施するなど、適切な安全措置を講じております。

しかしながら、万が一、情報漏えい等の事故が起きた場合には、当社グループの評価・信用に悪影響を与えるなどのリスクがあり、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 

(10) 知的財産権について

当社グループが開発した独自技術等は、特許権等の取得により、知的財産権の保護を行っております。しかしながら、特定の地域では当社グループの知的財産権が完全に保護されない場合があり、第三者が当社の製品と類似した製品を製造、販売することにより、当社グループが損害を受ける可能性があります。

また、製品開発においては、第三者が保有する権利をチェックすること等によって、第三者の知的財産権を含む権利侵害を行わないように努めております。しかしながら、当社グループが第三者から知的財産権等の帰属や侵害に関する主張や請求を受ける可能性は完全には否定できず、それに伴い当社グループが損害賠償請求や差止請求を受けた場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 

(11) 係争・紛争について

当社グループの事業活動にあたっては、内部統制を強化し、法令遵守、社会道徳遵守を含めたコンプライアンスの強化、各種リスクの低減に努めると共に、必要に応じて弁護士等の外部専門家の助言等を受けております。

しかしながら、事業活動にあたっては、法令などの違反の有無にかかわらず訴訟を提起される可能性があり、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

なお、本報告書提出日現在において係争・紛争は発生しておりません。

 

(12) M&A、業務提携について

当社グループは、今後の業容拡大等においてM&A及び業務提携戦略は重要かつ有効であると認識しております。

M&Aや業務提携を行う場合においては、対象会社を慎重に検討し、対象会社の財務内容や契約関係等について詳細なデュー・デリジェンス(Due diligence)(注)を行うことによって、極力リスクを回避するように努める方針としておりますが、事前に買収・提携成立後に偶発債務の判明等、不測の事態が発生する可能性を完全には防止できません。また、のれんが発生する場合はその償却額を超過する収益力が安定的に確保できることを前提としておりますが、買収後の事業環境の変化等により買収当初の事業計画遂行に支障が生じた場合は、当該のれんに係る減損損失等の損失が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(注)デュー・デリジェンス(Due diligence):M&Aなどの取引に際して行われる、対象企業の法務・財務・ビジネス・人事・環境などを含めた総合的な資産評価に係る調査活動のことであります。

 

(13)新型コロナウイルス感染拡大に関するリスク

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、当社グループは佐賀県、大阪府及びフィリピン、ベトナムの各生産拠点において厳重な対策を実施した上で、生産活動を含む事業活動を継続し、顧客に対する製品供給体制を維持しております。

しかし、本感染症は経済、企業活動に広範な影響を与える事象であり、国内及び海外の感染状況の拡大によっては、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 

5 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。

(1) 提出会社

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

事業所名
(所在地)

設備の

内容

帳簿価額(千円)

従業

員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

工具、器具
 及び備品

土地
(面積㎡)

リース

資産

その他

合計

本社
(神奈川県横浜市
中区桜木町)

統括

業務

施設

15,301

288

15,811

31,401

63
(19)

横須賀イノベーションセンタ

(神奈川県

横須賀市光の丘) 

研究

開発

施設

1,422,416

186,698

57,805

1,587,743

(35,194)

7,160

4,714

3,266,538

44
(16)

佐賀事業所
(佐賀県三養基郡
上峰町)

生産

設備

1,635,040

376,760

22,347

155,488

(24,454)

528,546

2,718,184

57
(28)

 

(注) 1.帳簿価額のうち「その他」は、建設仮勘定であります。なお、金額には消費税等を含めております。

2.従業員数は就業人員であり、臨時従業者数及び派遣労働者数は、1年間の平均人員を( )外数で記載しております。

3.上記の他、連結会社以外から賃借している設備の内容は、以下のとおりであります。

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

年間賃借料

(千円)

本社

(神奈川県横浜市中区桜木町)

建機用フィルタ事業

統括業務施設

35,874

 

 

 

(2) 国内子会社

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

会社名

事業所名
(所在地)

設備の
内容

帳簿価額(千円)

従業

員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び
運搬具

工具、
器具及び
備品

土地
(面積㎡)

リース

資産

その他

合計

株式会社

アクシー

本社工場

(大阪府大阪市住之江区)

エアフィルタ

生産設備

1,665,071

174,474

10,117

1,893,589

(11,900)

15,796

3,759,049

127

(22)

 

(注) 1帳簿価額のうち、「その他」は建設仮勘定であります。なお、金額には消費税等を含めております。

2.従業員数は就業人員であり、臨時従業者数及び派遣労働者数は、1年間の平均人員を( )外数で記載しております。

 

(3) 在外子会社

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在 

会社名

事業所名
(所在地)

設備の
内容

帳簿価額(千円)

従業

員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び
運搬具

工具、器具

及び備品

土地
(面積㎡)

使用権

資産

その他

合計

YAMASHIN CEBU
FILTER
MANUFACTURING
CORP.

セブ工場

(フィリピン

セブ)

フィルタ

生産設備

65,186

70,840

135,547

232,099

503,674

312

(269)

YAMASHIN VIETNAM CO.,LTD

ベトナム

工場

(ベトナム)

フィルタ

生産設備

382,923

442,444

18,157

89,441

166,419

1,099,386

131

(-)

 

(注) 1.帳簿価額のうち、「その他」は建設仮勘定であります。

2.従業員数は就業人員であり、臨時従業者数及び派遣労働者数は、1年間の平均人員を( )外数で記載しております。

3.上記の他、連結会社以外から賃借している設備の内容は、以下のとおりであります。

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

年間賃借料

(千円)

YAMASHIN CEBU FILTER MANUFACTURING CORP.

セブ工場

(フィリピンセブ)

建機用フィルタ事業

工場土地

46,369

YAMASHIN VIETNAM CO.,LTD

ベトナム工場

(ベトナム)

建機用フィルタ事業

工場土地

2,101

 

 

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

203,580,000

203,580,000

 

 

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(5) 【所有者別状況】

 

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数(人)

12

42

111

63

42

21,969

22,239

所有株式数
(単元)

86,362

32,315

290,425

33,177

268

272,988

715,535

13,884

所有株式数
の割合(%)

12.069

4.516

40.588

4.636

0.037

38.151

100

 

(注)1.単元未満株式のみを所有する株主は  746人であります。

2.自己株式株は「個人その他」に 10単元、「単元未満株式の状況(株)」に 10株含まれております。

 

 

(6) 【大株主の状況】

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

株式会社やまびこホールディングス

神奈川県横浜市港北区富士塚二丁目17番6号

12,055,950

16.84

株式会社あさまホールディングス

神奈川県横浜市港北区富士塚二丁目17番6号

12,000,000

16.76

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町二丁目11番3号

5,812,100

8.12

山崎 裕明

神奈川県横浜市磯子区

2,038,695

2.84

山崎 敬明

神奈川県横浜市西区

2,017,101

2.81

株式会社みなとホールディングス

神奈川県横浜市西区みなとみらい四丁目10-1-E-2002

1,800,000

2.51

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海一丁目8-12

1,182,200

1.65

山崎 敦彦

神奈川県横浜市港北区

1,129,258

1.57

株式会社三井住友銀行

東京都千代田区丸の内一丁目1-2

900,000

1.25

株式会社けやきホールディングス

神奈川県横浜市港北区富士塚二丁目17番6号

900,000

1.25

株式会社しらかばホールディングス

神奈川県横浜市港北区富士塚二丁目17番6号

900,000

1.25

40,735,304

56.91

 

(注) 1.日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)の所有株式のうち、信託業務に係る株式数は2,744,500株であります。なお、それらの内訳は、投資信託設定分に係る株式は2,707,700株、年金信託設定分に係る株式は36,800株であります。

2.株式会社日本カストディ銀行(信託口)の所有株式のうち、信託業務に係る株式数は825,400株であります。なお、それらの内訳は、投資信託設定分に係る株式は786,100株、年金信託設定分に係る株式は39,300株であります。

3.2023年2月22日付で公衆の縦覧に供されている変更報告書において、野村證券株式会社及びその共同保有者であるノムラ インターナショナル ピーエルシー及び野村アセットマネジメント株式会社が2023年2月15日現在で以下の株式を保有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

なお、当該報告書の内容は、次のとおりであります。

氏名又は名称

住所

所有株券等の数
(株)

株券等保有割合
(%)

野村證券株式会社

東京都中央区日本橋一丁目13番1号

3,600

0.01

ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)

1 ANGEL LANE,  LONDON,

EC4R 3AB, UNITED KINGDOM

116,229

0.16

野村アセットマネジメント株式会社

東京都江東区豊洲二丁目2番1号

1,694,300

2.37

 

① 【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

3,750,869

4,113,986

 

 

受取手形及び売掛金

※2,※3 4,696,056

※2,※3 4,446,954

 

 

商品及び製品

2,748,254

2,493,023

 

 

仕掛品

22,077

13,838

 

 

原材料及び貯蔵品

2,004,958

1,634,531

 

 

その他

742,372

221,462

 

 

流動資産合計

13,964,590

12,923,796

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

5,354,734

5,188,393

 

 

 

機械装置及び運搬具(純額)

1,133,340

1,352,193

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

265,086

279,536

 

 

 

土地

3,636,821

3,636,821

 

 

 

建設仮勘定

1,008,033

797,146

 

 

 

その他(純額)

211,424

429,665

 

 

 

有形固定資産合計

※1 11,609,441

※1 11,683,755

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

197,101

139,557

 

 

 

その他

39,617

33,367

 

 

 

無形固定資産合計

236,719

172,924

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

26,890

31,900

 

 

 

退職給付に係る資産

8,815

21,764

 

 

 

繰延税金資産

552,630

542,346

 

 

 

差入保証金

90,628

73,476

 

 

 

その他

222,615

131,850

 

 

 

投資その他の資産合計

901,580

801,338

 

 

固定資産合計

12,747,740

12,658,018

 

資産合計

26,712,330

25,581,815

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

※2 2,213,951

※2 1,453,075

 

 

短期借入金

※4 280,000

 

 

1年内返済予定の長期借入金

403,380

403,380

 

 

未払金

449,479

393,781

 

 

未払法人税等

208,173

88,657

 

 

賞与引当金

234,130

239,091

 

 

役員賞与引当金

41,985

101,186

 

 

資産除去債務

128,928

 

 

その他

※5 954,159

※5 384,081

 

 

流動負債合計

4,634,187

3,343,253

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

1,126,293

722,913

 

 

退職給付に係る負債

232,854

257,549

 

 

その他

147,609

280,340

 

 

固定負債合計

1,506,757

1,260,803

 

負債合計

6,140,945

4,604,056

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

6,473,936

6,499,584

 

 

資本剰余金

6,213,936

6,239,584

 

 

利益剰余金

7,567,780

7,784,292

 

 

自己株式

164

176

 

 

株主資本合計

20,255,489

20,523,284

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

628

2,648

 

 

為替換算調整勘定

316,524

451,825

 

 

その他の包括利益累計額合計

315,896

454,473

 

純資産合計

20,571,385

20,977,758

負債純資産合計

26,712,330

25,581,815

 

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 18,821,949

※1 18,605,517

売上原価

※2 11,218,218

※2 11,292,566

売上総利益

7,603,731

7,312,951

販売費及び一般管理費

※3,※4 6,259,281

※3,※4 6,077,759

営業利益

1,344,449

1,235,191

営業外収益

 

 

 

受取利息

4,916

4,995

 

受取配当金

536

966

 

解約返戻金

3,200

 

補助金収入

4,920

 

スクラップ売却益

6,918

11,453

 

その他

23,078

15,743

 

営業外収益合計

38,649

38,078

営業外費用

 

 

 

支払利息

19,340

20,864

 

為替差損

40,517

257,984

 

支払手数料

54,000

 

その他

6,129

25,390

 

営業外費用合計

65,988

358,239

経常利益

1,317,111

915,030

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

※5 13,739

※5 1,263

 

受取保険金

30,571

 

特別利益合計

44,310

1,263

特別損失

 

 

 

事業構造改革費用

9,626

 

災害による損失

35,397

 

固定資産除売却損

※6 18,383

※6 3,940

 

減損損失

※7 919,685

※7 12,040

 

投資有価証券売却損

31,690

 

研究所移転費用

9,293

 

品質保証対応損失

※8 10,360

 

特別損失合計

1,024,078

26,340

税金等調整前当期純利益

337,343

889,953

法人税、住民税及び事業税

394,056

231,348

法人税等調整額

103,805

13,178

法人税等合計

290,250

244,527

当期純利益

47,093

645,425

親会社株主に帰属する当期純利益

47,093

645,425

 

  1.報告セグメントの概要

 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、最高経営意思決定機関が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象になっているものであります。

 当社グループは、組織及びビジネスモデルに基づいて事業セグメントを識別しており、「建機用フィルタ事業」、「エアフィルタ事業」の2つを報告セグメントとしております。

「建機用フィルタ事業」は、主に建機用フィルタ、産業用フィルタ、プロセス用フィルタの開発・製造・販売を行っております。

「エアフィルタ事業」は、主にエアフィルタの開発・製造・販売を行っております。

なお、当連結会計年度よりヘルスケア事業の連結業績への影響を鑑み、建機用フィルタ事業に含めて開示することといたします。このため、報告セグメントを従来の「建機用フィルタ事業」「エアフィルタ事業」「ヘルスケア事業」から、「建機用フィルタ事業」「エアフィルタ事業」に変更しております。また、本社及び一部子会社の管理部門の一般管理費等の費用につきましては、各社が属するセグメントに配賦する方法に変更しております。

なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の区分方法及び配賦方法により作成したものを記載しております。

 

① 【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

1,241,091

1,413,549

 

 

受取手形

※3 139,638

※3 20,390

 

 

電子記録債権

※3 608,201

※3 732,699

 

 

売掛金

※2 2,711,097

※2 2,405,324

 

 

商品及び製品

1,557,041

1,419,671

 

 

原材料及び貯蔵品

424,620

337,272

 

 

前払費用

57,570

73,492

 

 

未収収益

※2 5,174

※2 6,944

 

 

関係会社短期貸付金

550,174

225,192

 

 

未収入金

※2 432,477

※2 360,671

 

 

未収消費税等

463,575

 

 

未収還付法人税等

468

 

 

その他

27,584

22

 

 

流動資産合計

8,218,247

6,995,697

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

2,966,851

2,889,866

 

 

 

構築物

199,779

182,892

 

 

 

機械及び装置

668,639

566,053

 

 

 

車両運搬具

41

0

 

 

 

工具、器具及び備品

144,928

97,180

 

 

 

土地

1,743,231

1,743,231

 

 

 

リース資産

9,028

7,160

 

 

 

建設仮勘定

579,660

603,389

 

 

 

有形固定資産合計

6,312,162

6,089,774

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

179,119

126,708

 

 

 

その他

38,102

31,852

 

 

 

無形固定資産合計

217,222

158,560

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

関係会社株式

3,308,493

3,308,493

 

 

 

関係会社出資金

461,405

461,405

 

 

 

出資金

1,800

1,800

 

 

 

関係会社長期貸付金

2,622,758

2,897,566

 

 

 

繰延税金資産

486,132

469,054

 

 

 

差入保証金

68,776

50,777

 

 

 

その他

※2 84,430

※2 111,536

 

 

 

投資その他の資産合計

7,033,795

7,300,632

 

 

固定資産合計

13,563,179

13,548,967

 

資産合計

21,781,427

20,544,665

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形

※3 207,572

 

 

電子記録債務

※3 432,625

※3 410,742

 

 

買掛金

※2 994,694

※2 747,950

 

 

短期借入金

※4 280,000

 

 

1年内返済予定の長期借入金

199,992

199,992

 

 

リース債務

1,778

1,826

 

 

未払金

※2 242,835

※2 240,578

 

 

未払費用

71,262

81,412

 

 

未払法人税等

155,138

45,592

 

 

預り金

12,961

13,416

 

 

賞与引当金

153,249

154,829

 

 

役員賞与引当金

41,985

101,186

 

 

資産除去債務

128,928

 

 

未払消費税等

6,229

 

 

その他

562,538

40,037

 

 

流動負債合計

3,205,561

2,323,794

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

550,018

350,026

 

 

リース債務

7,269

5,442

 

 

退職給付引当金

229,267

252,877

 

 

その他

217

 

 

固定負債合計

786,554

608,563

 

負債合計

3,992,116

2,932,358

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

6,473,936

6,499,584

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

6,213,936

6,239,584

 

 

 

資本剰余金合計

6,213,936

6,239,584

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

43,300

43,300

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

別途積立金

3,000,000

3,000,000

 

 

 

 

繰越利益剰余金

2,058,302

1,830,014

 

 

 

利益剰余金合計

5,101,602

4,873,314

 

 

自己株式

164

176

 

 

株主資本合計

17,789,310

17,612,307

 

純資産合計

17,789,310

17,612,307

負債純資産合計

21,781,427

20,544,665

 

 

② 【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※2 14,389,232

※2 13,217,460

売上原価

※2 9,341,734

※2 9,209,388

売上総利益

5,047,498

4,008,071

販売費及び一般管理費

※1,※2 4,180,615

※1,※2 3,915,978

営業利益

866,882

92,092

営業外収益

 

 

 

受取利息

27,312

30,653

 

受取配当金

222,660

326,011

 

為替差益

68,894

 

その他

23,872

24,413

 

営業外収益合計

※2 342,739

※2 381,078

営業外費用

 

 

 

支払利息

8,379

9,245

 

為替差損

141,325

 

支払手数料

54,000

 

その他

1,397

12,960

 

営業外費用合計

9,776

217,532

経常利益

1,199,845

255,639

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

2,184

2,964

 

特別利益合計

2,184

2,964

特別損失

 

 

 

減損損失

919,685

 

固定資産除売却損

※3 18,383

※3 3,365

 

投資有価証券売却損

31,690

 

研究所移転費用

9,293

 

特別損失合計

979,054

3,365

税引前当期純利益

222,976

255,238

法人税、住民税及び事業税

216,997

37,534

法人税等調整額

230,261

17,077

法人税等合計

13,264

54,611

当期純利益

236,240

200,626