綿半ホールディングス株式会社
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回次 |
第71期 |
第72期 |
第73期 |
第74期 |
第75期 |
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決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
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売上高 |
(百万円) |
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経常利益 |
(百万円) |
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親会社株主に帰属する当期純利益 |
(百万円) |
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包括利益 |
(百万円) |
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純資産額 |
(百万円) |
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総資産額 |
(百万円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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営業活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
|
△ |
|
△ |
△ |
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投資活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
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財務活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
△ |
|
△ |
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現金及び現金同等物の期末残高 |
(百万円) |
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従業員数 |
(人) |
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(外、平均臨時雇用者数) |
( |
( |
( |
( |
( |
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(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.2020年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第71期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しております。
3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第74期の期首から適用しており、第74期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
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回次 |
第71期 |
第72期 |
第73期 |
第74期 |
第75期 |
|
|
決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
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売上高 |
(百万円) |
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経常利益 |
(百万円) |
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当期純利益 |
(百万円) |
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資本金 |
(百万円) |
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発行済株式総数 |
(株) |
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純資産額 |
(百万円) |
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総資産額 |
(百万円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり配当額 |
(円) |
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(うち1株当たり中間配当額) |
( |
( |
( |
( |
( |
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1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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配当性向 |
(%) |
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従業員数 |
(人) |
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(外、平均臨時雇用者数) |
( |
( |
( |
( |
( |
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株主総利回り |
(%) |
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(比較指標:配当込みTOPIX) |
(%) |
( |
( |
( |
( |
( |
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最高株価 |
(円) |
4,400 |
2,576 |
3,390 |
1,379 |
1,479 |
|
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□1,660 |
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|
最低株価 |
(円) |
1,926 |
1,193 |
1,430 |
1,183 |
1,279 |
|
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□1,213 |
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(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.2020年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第71期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しております。なお、第71期及び第72期の発行済株式総数、1株当たり配当額及び最高・最低株価は、当該株式分割前の実際の株式数、配当額及び株価を記載しております。
3.最高・最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
4.第73期の最高・最低株価は2020年10月1日を効力発生日とした株式分割による権利落前の最高・最低株価、□印は権利落後の最高・最低株価を示しております。
5.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第74期の期首から適用しており、第74期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
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年月 |
事項 |
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1598年 |
長野県飯田市で綿屋として創業 (以降、当主が代々「綿屋半三郎」を襲名し、「綿半」の名の由来となる) |
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1868年 |
綿商いから金物店の経営に転換 |
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1949年2月 |
長野県飯田市に株式会社綿半銅鉄金物店(現 当社)を設立する(資本金20万円) |
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1961年3月 |
長野県松本市に松本工場を新設し、鉄骨加工を開始する |
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1962年2月 |
静岡県静岡市に長尺屋根加工所を設置し、屋根外装工事を開始する |
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1964年12月 |
長野県飯田市に綿半ストアー飯田店を開店し、総合家庭用品販売を開始する |
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1966年4月 |
株式会社綿半銅鉄金物店から綿半鋼機株式会社に商号変更する |
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東京都新宿区四谷に綿半野原ビル完成 綿半グループの東京本社となる |
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1969年4月 |
リビングストアー伊那店を新規出店し、家具・インテリアの販売を開始する |
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1970年6月 |
静岡県大井川町に静岡工場を新設し、鉄骨加工の生産能力を増強 その後、鉄骨加工で得た技術を生かして鉄骨請負工事、橋梁請負工事を展開する |
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1972年3月 |
内装仕上工事を開始する |
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1977年1月 |
長野県長野市にホームセンターの運営を目的に株式会社綿半ホームエイドを設立する 4月に長池店(1号店)を新規出店する |
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1983年3月 |
工場の操業を止めずに屋根の改装を行うカバー工法を開発 |
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1987年3月 |
家庭向け2段式立体駐車場を開発し、現在の自走式立体駐車場事業の基礎が築かれる |
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1987年4月 |
長野県下伊那郡高森町に鉄骨加工場として飯田工場を新築する |
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1995年4月 |
鉄構事業部を独立させ、綿半テクノス株式会社を設立する |
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1999年10月 |
綿半テクノス株式会社が自走式立体駐車場事業を開始する |
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2003年4月 |
綿半グループ組織再編により、グループをホールディングス制にする |
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2005年6月 |
株式会社綿半ホームエイド、長池店に日配品を導入しスーパーセンター化を行う |
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2007年5月 |
長池店に生鮮食品を導入し、フルラインのスーパーセンター1号店となる その後、順次スーパーセンター化を進める |
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2010年4月 |
ミツバ貿易株式会社の全株式を取得し、100%子会社とする |
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2014年12月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場する |
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2015年12月 |
株式会社キシショッピングセンターの全株式を取得し、100%子会社とする 東京証券取引所市場第一部に市場変更する |
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2016年4月 |
綿半テクノス株式会社が綿半鋼機株式会社を吸収合併し、綿半ソリューションズ株式会社となる |
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2016年7月 |
ミツバ貿易株式会社、綿半トレーディング株式会社へ商号変更する |
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2016年11月 |
株式会社Jマートの全株式を取得し、100%子会社とする |
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2017年1月 |
株式会社キシショッピングセンター、株式会社綿半フレッシュマーケットへ商号変更する グループ共同仕入を目的として、綿半パートナーズ株式会社を設立する |
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2017年4月 |
株式会社Jマート、株式会社綿半Jマートへ商号変更する |
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2018年12月 |
株式会社アベルネットの全株式を取得し、100%子会社とする |
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2019年4月 2019年8月 2019年11月 2020年6月
2020年10月
2020年11月
2021年3月
2021年6月 2021年7月 2021年8月 2021年11月
2021年12月
2022年4月
2022年7月 |
株式会社丸三三原商店の全株式を取得し、100%子会社とする 株式会社サイエンスホームの全株式を取得し、100%子会社とする 株式会社丸三三原商店、株式会社綿半三原商店へ商号変更する 株式会社アベルネット、株式会社綿半ドットコムへ商号変更する 株式会社綿半三原商店の全株式を綿半パートナーズ株式会社へ譲渡する 株式会社綿半Jマートの全株式を株式会社綿半ホームエイドへ譲渡する 子会社である綿半パートナーズ株式会社を通じて、リグナ株式会社の全株式を取得し、連結子会社とする 子会社である株式会社綿半ホームエイドを通じて、株式会社ほしまんの全株式を取得し、連結子会社とする 子会社である綿半パートナーズ株式会社を通じて、大洋株式会社の全株式を取得し、連結子会社とする 監査等委員会設置会社へ移行する 綿半レンタル株式会社、株式会社綿半インテックへ商号変更する 株式会社夢ハウスの全株式を取得し、100%子会社とする 子会社である綿半パートナーズ株式会社を通じて、株式会社藤越の全株式を取得し、連結子会社とする 株式会社ほしまん、株式会社綿半ドラッグへ商号変更する 株式会社綿半ホームズが、株式会社サイエンスウッド及び株式会社Milky Houseを吸収合併する 東京証券取引所プライム市場に移行 株式会社AICの全株式を取得し、100%子会社とする 株式会社藤越がリグナ株式会社を吸収合併し、リグナ株式会社となる 株式会社東新工務、株式会社綿半工務へ商号変更する 株式会社東新林業、株式会社綿半林業へ商号変更する 株式会社AIC、綿半リアルエステート株式会社へ商号変更する |
綿半グループは、当社及び当社連結子会社19社によって構成されており、主として小売事業、建設事業、貿易事業を行っております。
なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については、連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
(小売事業)
「スーパーセンター」を主力に「ホームセンター」「食品スーパー」「ドラッグストア」「お茶元胡蝶庵」「インテリアショップ」等を展開するとともに「PCボンバー」等のインターネット通販を行っております。
スーパーセンターでは、生鮮食品からホームセンター商材まで生活必需品を幅広く取揃えるとともに、いつでも低価格で商品を提供するEDLP戦略を推進しております。グループ共同仕入による原価低減やオペレーションコストを抑えることで、地域一番の安さの実現に取組んでおります。
また、日本各地の漁港からの直接仕入により、漁港ならではの魚種を新鮮かつ低価格で販売するとともに、バイヤーが目利きした産地直送の野菜を販売するほか、直営農場の「綿半ファーム」の豚肉を各店舗へ流通させるなど、生鮮食品の鮮度向上に取組んでおります。さらに、店内の新鮮な食材を使ってシェフが調理した商品を販売するグローサラントや、医薬品コーナーの導入など、常に地域のお客さまに愛され、支持され続ける店舗づくりを推進しております。
加えて、物価高騰が続くなか、低価格・高品質で環境にやさしいオリジナル商品の開発を加速させ、お客さまの暮らしに寄り添った事業を展開しております。
インターネット通販においては、主に「PCボンバー」でパソコン・家電等を競争力ある価格で販売するほか、家具・インテリアの「リグナ」、お酒専門の通販サイト「酒おとどけ」、医薬品・美容コスメの「綿半ドラッグ」等を展開し、取扱商品を拡大しております。
(建設事業)
木造建築、内外装工事、自走式立体駐車場建設、土木緑化等の各種建設工事、建築鉄骨の工場加工製作等多岐にわたる事業を行っております。
木造建築では、戸建木造住宅の企画開発、資材・販促物の販売、技術・販売サポート等の加盟店運営を行っております。原木仕入から製材・木材乾燥・プレカット・施工まで自社一貫生産体制により、全国の加盟店500社以上に資材を供給しております。
内外装工事は、新築・改修を問わず内装工事から屋根外装工事までを一貫して提供しております。特に屋根改修工事においては、工場・倉庫等の老朽化した屋根や壁を撤去、解体せずに上から包み込む独自のWKカバー工法を有しております。既存の屋根に穴を開けず施工するため、工場・倉庫の操業を休止させることなく、廃材の発生も抑えられるという特長があり、大手自動車メーカーの工場改修等に数多く採用されております。
自走式立体駐車場建設は、マンション・商業施設・病院・大学・公共施設等の自走式立体駐車場の建設を行っております。特に独自の「ロングスパンタイプ」については、柱の本数が少なく、駐車や乗り降りがしやすいという特長があります。国土交通大臣「認定品」を開発しており、施工期間の短縮化と施工コストの削減を図っております。
建築鉄骨は、静岡県焼津市、長野県下伊那郡高森町の2工場で、鉄骨の加工製作を行っております。CADセンターと連携し、設計から製造まで効率的な管理を行うほか、梁鉄骨の組立・溶接を自動で行うロボットを導入し、生産性向上を図っております。
(貿易事業)
ウイテプゾール・アセトアミノフェン・ダルテパリン・ニトログリセリン等の医薬品原料やキャンデリラ・ホホバ等の化成品原料の輸入販売を行っております。継続的に自然派オーガニック商品の開拓を進め、食品や動物飼料にも取扱商品の幅を広げるとともに、綿半グループのシナジーを活かした商品作りに取組んでおります。
また、不妊治療薬の原薬製造を行っており、ヒト尿を由来とする排卵障害治療剤の性腺刺激ホルモン剤であるHMGの粗原料を中国から輸入し、神奈川県横浜市の製薬研究所内で精製し、製薬会社に販売しております。
(その他)
建物総合管理、不動産売買等を行っております。
綿半グループ各社の役割・分担は以下のとおりであります。
|
セグメント |
会社名 |
主要な事業内容 |
|
小売事業 |
綿半パートナーズ㈱ |
グループの共同仕入、PB商品の共同開発、運送業務の合理化と在庫の管理 |
|
㈱綿半ホームエイド |
スーパーセンター・ホームセンターの運営 |
|
|
㈱綿半ドットコム |
パソコン・周辺機器・デジカメ・家電・建設資材等のインターネット通販 |
|
|
㈱綿半Jマート |
スーパーセンター・ホームセンターの運営 |
|
|
㈱綿半フレッシュマーケット |
食品スーパーの運営 |
|
|
大洋㈱ |
組立家具の製造・卸売・インターネット通販等 |
|
|
㈱綿半三原商店 |
茶葉及び菓子の製造・卸・販売、カフェスペースでの軽食販売 |
|
|
㈱綿半ドラッグ |
ドラッグストア・調剤薬局の運営 |
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|
リグナ㈱ |
家具・インテリア・アパレル・雑貨のオンラインショップ・店舗運営、CG事業等 |
|
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㈱綿半インテック |
イベントレンタル・個人向けレンタル・ 運送業務・倉庫業務 |
|
|
建設事業 |
綿半ソリューションズ㈱ |
建物改修工事、自走式立体駐車場、建築鉄骨等の各種建設工事 |
|
㈱夢ハウス |
戸建木造住宅の販売、設計施工、加盟店運営、戸建施工、木材・建材輸入、プレカット材・建材製造販売 |
|
|
㈱綿半工務 |
設計・施工管理 |
|
|
㈱綿半林業 |
山林育成・木材加工・建材・家具商品開発 |
|
|
㈱新発田技研 |
設備工事全般・アフターメンテナンス |
|
|
㈱サイエンスホーム |
戸建木造住宅のフランチャイズ事業、資材等の販売、加盟店の技術・販売支援 |
|
|
㈱綿半ホームズ |
注文住宅の販売及び施工 |
|
|
貿易事業 |
綿半トレーディング㈱ |
医薬品原料、化成品原料等の輸入・販売 |
|
その他 |
綿半リアルエステート㈱ |
建物総合管理、賃貸借の仲介、不動産売買、不動産コンサルティング |
事業の系統図は、次のとおりであります。
|
名称 |
住所 |
資本金 (百万円) |
主要な事業の内容 |
議決権の所有割合又は被所有割合 (%) |
関係内容 |
|
(連結子会社) |
|
|
|
|
|
|
綿半パートナーズ㈱ |
長野県飯田市 |
100 |
小売事業 |
100 |
経営指導、資金援助とシステムサポートを受けている。 役員の兼任あり。 |
|
㈱綿半ホームエイド |
長野県長野市 |
100 |
小売事業 |
100 |
経営指導、不動産の一部賃借、資金援助とシステムサポートを受けている。 |
|
綿半ソリューションズ㈱ |
長野県飯田市 |
100 |
建設事業 |
100 |
経営指導、不動産の一部賃借、資金援助とシステムサポートを受けている。 役員の兼任あり。 |
|
㈱綿半ドットコム |
東京都新宿区 |
33 |
小売事業 |
100 |
経営指導、資金援助とシステムサポートを受けている。 役員の兼任あり。 |
|
㈱綿半Jマート |
東京都新宿区 |
100 |
小売事業 |
100 |
経営指導、資金援助とシステムサポートを行っている㈱綿半ホームエイドの100%出資会社。 |
|
綿半トレーディング㈱ |
東京都新宿区 |
45 |
貿易事業 |
100 |
経営指導、不動産の一部賃借、資金援助とシステムサポートを受けている。 役員の兼任あり。 |
|
㈱綿半フレッシュマーケット |
愛知県一宮市 |
48 |
小売事業 |
100 |
経営指導、資金援助とシステムサポートを受けている。 |
|
㈱夢ハウス |
新潟県北蒲原郡 |
50 |
建設事業 |
100 |
経営指導、資金援助とシステムサポートを受けている。 役員の兼任あり。 |
|
㈱綿半工務 |
新潟県新発田市 |
50 |
建設事業 |
100 |
経営指導、資金援助とシステムサポートを行っている㈱夢ハウスの100%出資会社。 役員の兼任あり。 |
|
㈱綿半林業 |
新潟県北蒲原郡 |
50 |
建設事業 |
100 |
経営指導、資金援助とシステムサポートを行っている㈱綿半工務の100%出資会社。 役員の兼任あり。 |
|
㈱新発田技研 |
新潟県新発田市 |
23 |
建設事業 |
100 |
経営指導、資金援助とシステムサポートを行っている㈱綿半工務の100%出資会社。 |
|
㈱サイエンスホーム |
静岡県浜松市 中区 |
7 |
建設事業 |
100 |
経営指導、資金援助とシステムサポートを受けている。 役員の兼任あり。 |
|
㈱綿半ホームズ |
静岡県浜松市 中区 |
10 |
建設事業 |
100 |
経営指導、資金援助とシステムサポートを行っている㈱サイエンスホームの100%出資会社。 |
|
大洋㈱ |
静岡県島田市 |
48 |
小売事業 |
100 |
経営指導、資金援助とシステムサポートを行っている綿半パートナーズ㈱の100%出資会社。 |
|
㈱綿半三原商店 |
長野県安曇野市 |
100 |
小売事業 |
100 |
経営指導、資金援助とシステムサポートを行っている綿半パートナーズ㈱の100%出資会社。 |
|
㈱綿半ドラッグ |
長野県佐久市 |
50 |
小売事業 |
100 |
経営指導、資金援助とシステムサポートを行っている㈱綿半ホームエイドの100%出資会社。 |
|
リグナ㈱ |
東京都新宿区 |
10 |
小売事業 |
100 |
経営指導、資金援助とシステムサポートを行っている綿半パートナーズ㈱の100%出資会社。 |
|
㈱綿半インテック |
長野県飯田市 |
10 |
小売事業 |
100 |
経営指導、資金援助とシステムサポートを行っている綿半パートナーズ㈱の100%出資会社。 役員の兼任あり。 |
|
綿半リアルエステート㈱ |
東京都新宿区 |
10 |
その他 |
100 |
経営指導、資金援助とシステムサポートを受けている。 役員の兼任あり。 |
(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2.有価証券届出書または有価証券報告書を提出している会社はありません。
3.特定子会社に該当する会社はありません。
4.株式会社綿半ホームエイド、綿半ソリューションズ株式会社及び株式会社綿半ドットコムについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
当該会社の主要な損益情報等(2023年3月期)
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㈱綿半ホームエイド |
綿半ソリューションズ㈱ |
㈱綿半ドットコム |
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(1) 売上高 |
49,106百万円 |
39,487百万円 |
13,522百万円 |
|
(2) 経常利益 |
723百万円 |
1,457百万円 |
131百万円 |
|
(3) 当期純利益 |
489百万円 |
909百万円 |
85百万円 |
|
(4) 純資産額 |
3,478百万円 |
3,399百万円 |
1,621百万円 |
|
(5) 総資産額 |
15,578百万円 |
23,287百万円 |
2,043百万円 |
5.大洋株式会社、株式会社綿半三原商店、リグナ株式会社、株式会社綿半インテックは、綿半パートナーズ株式会社の100%出資の子会社であり、出資比率は間接所有であります。
6.株式会社綿半Jマート及び株式会社綿半ドラッグは、株式会社綿半ホームエイドの100%出資の子会社であり、出資比率は間接所有であります。
7.株式会社綿半工務は、株式会社夢ハウスの100%出資の子会社であり、出資比率は間接所有であります。
また、株式会社綿半林業及び株式会社新発田技研は、株式会社綿半工務の100%出資の子会社であり、出資比率は間接所有であります。
8.株式会社綿半ホームズは、株式会社サイエンスホームの100%出資の子会社であり、出資比率は間接所有であります。
9.2022年7月1日付で、株式会社AICは、商号を綿半リアルエステート株式会社に変更しております。
(1)連結会社の状況
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2023年3月31日現在 |
|
|
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
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小売事業 |
|
( |
|
建設事業 |
|
( |
|
貿易事業 |
|
( |
|
その他 |
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( |
|
全社(共通) |
|
( |
|
合計 |
|
( |
(注)1.従業員数は就業員数であり、パート社員・契約社員・再雇用社員は( )内に8時間換算の人員で記載しております。
2.全社(共通)として記載されている従業員数は、持株会社である当社の従業員数であります。
3.従業員数が前連結会計年度末と比べて6名減(1,201名減)と減少した主な要因は、本年度から人員数を8時間換算で記載したことによるものです。
(2)提出会社の状況
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2023年3月31日現在 |
|
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(千円) |
|
|
|
( |
|
|
|
(注)1.従業員数は就業員数であり、パート社員・契約社員・再雇用社員は( )内に8時間換算の人員で記載しております。
2.従業員数は、他社への出向役員・出向社員を含んでおり、他社からの出向社員は含んでおりません。
3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
4.当社は持株会社であり、報告セグメントを構成する事業セグメントが存在しないため、セグメント別の記載を省略しております。
(3)労働組合の状況
当社及び連結子会社19社のうち、1社は労働組合を結成しておりますが、労使関係は円満に推移しており特記すべき事項はありません。
(4)管理職に占める女性従業員の割合、男性の育児休業取得率及び男女の賃金の差異
|
当事業年度 |
補足説明 |
|||||
|
名称 |
管理職に占める女性従業員の割合 |
男性の育児 |
男女の賃金の差異(%) |
|||
|
全従業員 |
従業員 |
臨時雇用者 |
||||
|
㈱綿半ホームエイド |
19.5 |
64.7 |
58.87 |
76.21 |
100.15 |
女性活躍推進法、 |
|
㈱綿半Jマート |
6.7 |
- |
50.80 |
69.15 |
111.59 |
|
|
㈱綿半フレッシュマーケット |
11.8 |
100.0 |
70.91 |
76.80 |
98.35 |
|
|
綿半ソリューションズ㈱ |
4.4 |
100.0 |
68.20 |
69.69 |
62.94 |
|
|
当社及び連結子会社 |
17.0 |
81.5 |
52.51 |
71.87 |
96.54 |
連結会社の状況 |
(注)1.従業員は他社への出向役員・出向社員を含んでおり、他社からの出向社員は含んでおりません。
2.臨時雇用者はパート社員・契約社員・再雇用社員を含んでおります。
3.管理職に占める女性従業員の割合については、該当する世代の女性数が男性数と比較すると15.29%と低く年齢構成による要因が高くなっております。
4.男性の育児休業取得率欄の「-」は男性の育児休業取得の対象者が無いことを示しております。
5.男女の賃金格差については、男性の賃金に対する女性の賃金の割合を示しております。なお、同一労働の賃金に差はなく、臨時雇用者に占める女性割合と管理職に占める男女間の年齢構成の差によるものです。
詳細については「第2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (4)指標及び目標」を参照ください。
(1)綿半の歴史と経営方針
1500年代、「合」の旗印を掲げた織田信長の武将の一人は、民家臣とともに力を合わせ、地域を守り、地域の発展に邁進しておりました。本能寺の変の後は、民家臣の生活を守るために刀を捨て、綿商いを始めました。これが「綿半」の始まりです。
明治の世の大変動時には、綿から鉄へ変革を遂げました。ここが分岐点となり、金物販売からホームセンター・スーパーセンター・インターネット通販へ変革した小売事業、建材販売から下請工事、メーカーへ発展した建設事業に分かれました。時代の変化に合わせて輸入販売を行う貿易事業も開始し、現在の3事業が形成されております。このように綿半は常に時代の流れを読み、形を変え、多様性ある企業グループへ変革を続けてまいりました。
これらの歴史を背景に、当社は力を合わせ、分かち合い、響き合う「合才の精神」を経営理念に掲げ、1500年代から現在に至るまで経営者と社員の隔てなく、社員全員による企業を目指しております。また、「絶え間なき暮らしの変革」を事業理念に、時代の変化に対応し、地域社会の活性化と人々のより良い地球環境と生活環境構築のために邁進しております。
綿半グループでは、未来を担う子どもたちのために持続可能な社会の実現に取組んでおり、SDGsの達成に意欲的な長野県の企業として、「長野県SDGs推進企業」に登録されております。子どもたちの成長が地域の発展に繋がるという想いから、1953年に始めた奨学金制度を皮切りに、子どもたちの教育支援や、事業活動を通して、地域社会の活性化等に取組んでおります。
綿半グループでは、これからも、子どもたちの未来のために持続可能な社会の実現に取組んでまいります。
(2)経営環境と綿半のめざす姿
当連結会計年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症対策を取りつつ、行動制限が徐々に緩和されたことで、社会経済活動は正常化へ向けた動きが進みました。一方で、為替相場の急激な変動やウクライナ情勢の長期化を背景とした原材料価格の高騰によるコストプッシュ型インフレの進行など、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中、経営理念である「合才の精神」に基づき、人々の暮らしに寄り添う企業を目指すべく、中期経営計画として「地域に寄り添い地域と共に新しい価値を創造する」を掲げております。数値目標としては、2027年3月期に売上高1,500億円、経常利益45億円と定めました。
綿半グループは、今一度、420年続いた信用・信頼がどのように培われたのかを見つめ直し、「暖簾」「地域」「環境」の3つの柱をもとにより一層の成長を目指し、長野県はもちろん、新たにグループ入りした各事業会社の地域経済に貢献していく所存であります。今後も「地域」との繋がりを大切にしながら、地域の発展に尽くしてまいります。
経営指標としては、売上高経常利益率を指針として定めております。事業の成長・差別化・高収益化を図り、長期的には5%以上を目標としております。
なお、当連結会計年度における売上高経常利益率は、2.3%でした。
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2020年3月期 |
2021年3月期 |
2022年3月期 |
2023年3月期 |
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ROE |
10.0% |
11.5% |
12.0% |
8.1% |
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自己資本比率 |
25.4% |
29.8% |
27.8% |
25.2% |
(3)対処すべき課題と戦略の実施状況
①グループ全体の取組み
AI、ロボット化、МaaS等、第4次産業革命の到来により、世の中は急激な変化が予想されております。また、新型コロナウイルス感染症の流行による働き方の変化も起こるとともに、女性や高齢者、外国人労働者など労働者属性の多様化も進んでおります。
当社は働き方改革が提唱される以前から、テレワーク制度やフレックス制度、パパ産休の導入や、それに伴うデジタル化にいち早く取組み、生産性向上を図ってきました。今後も加速する世の中の変化に対応するため、さらなるICT化と時代に沿った人的資源管理施策に取組んでまいります。
○ICT化のさらなる推進による事業価値の向上
・適切かつ迅速な情報共有の仕組み化及び、情報通信技術の活用のためICT室の設置
・グループ会社間、取引先との協働、連携体制の構築
・働き方改革に向けたICT関連の整備
○時代に沿った人的資源管理施策の実行
・次世代経営者育成研修や新規事業研究会等グループ共通研修の継続
・ライフサイクルステージやライフスタイルに合わせた働き方改革の継続
・事業特性と個々人のキャリアパスに即した専門研修の拡大
・ITスキルや英語力、創造力、対人関係能力など未来に必要なスキルや能力の開発
②各事業の取組み
<小売事業>
小売事業は、業種・業態を超えた販売競争が激化する中、お客さまとの「信頼」を築き、「地域」の新たな価値を創造し、人々の暮らしに寄り添った事業展開を進めてまいります。
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○暖簾:信頼に応える商品開発 綿半グループのオリジナル商品は、実際に使い・食べて納得できるものだけを商品化し、お客さまへお届けしております。より一層安心してお使いいただけるよう、家電の「品質保証」や「延長保証」、食品の「返品返金保証」等を拡充してまいりました。これからも、お客さまにご満足いただけるよう、品質・味に自信を持った商品開発を推進してまいります。
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○地域:全国の良いものを「地域」へ 綿半グループの流通網を活かし、日本各地で直接仕入の漁港を開拓して「地域」のお客さまへ鮮魚を提供してまいりました。青果においても、契約農家の拡大を進めるとともに、産地からお客さまにお届けするまで低温を維持し続けるコールドチェーンを構築し、生鮮商品の鮮度向上に取組んでおります。 今後も流通網の拡大に取組み、各地の新鮮で美味しい食材をお届けすることで、「地域」に新しい価値を提供してまいります。
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○地域:「地域」の良いものを全国へ
全国に張り巡らされている拠点を活用して、長野県の強みである「木」を原料とした家具のほか、農作物や畜産
物を全国へ流通する仕組みを構築し、循環型社会を形成してまいります。
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○地域:地域特性を活かした店舗づくり 長野市にグループ初となる中心市街地型の綿半スーパーセンター権堂店をオープンしました。マンションや一人暮らし、少数ファミリーなど、都市型の生活様式に対応した商品を展開し、生鮮食品からホームセンター商品、医薬品まで取揃えているほか、各種テナントを出店しております。 さらに、既存店舗に順次医薬品コーナーを導入し、新たなスーパーセンター業態の構築を推進しております。今後も各店舗それぞれがお客さまの声を聴き、地域特性を活かした店舗づくりを展開してまいります。 |
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○出店・改装について
今後の出店については、出店用地の確保や許認可の取得に長期の時間を要することから、居抜き物件の活用やM&Aを推進し、売場面積の拡大を図ってまいります。
○環境:環境に配慮した店舗づくり
私たちが住んでいる地域を地球規模でとらえ、リサイクル可能な商品パッケージを採用するほか、自社の家電商品をリサイクルするところまで考えて商品開発を行ってまいります。また、食品ロスの削減や、店舗に太陽光パネルを設置するなど、環境に配慮した店舗づくりに取組んでまいります。
<建設事業>
建設事業は、世界情勢の不安定化を要因とする資材価格の高騰や資材調達の困難化等、引続き厳しい事業環境が続くものと予測しております。お客さまとの信頼関係を構築するとともに、グループ内の相互連携を強化しながら独自の技術力を活かした製品開発を推進し、地域経済の活性化に取組んでまいります。
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○暖簾:お客さまとの信頼関係を構築する 綿半林業とサイエンスホームが手を組み、それぞれの強みを合わせた住宅ブランド『cotton1/2』をスタートしました。最高品質の天然無垢材を低価格で提供することで、メジャー住宅ブランドを目指してまいります。 さらに、大規模木造建築物の開発・建設にも注力しており、柱のない開放的な空間を短工期で実現する木造システム建築『PREST WOOD』を開発しました。 このようにお客さまの課題を正確に把握したうえで、納得できる価格・想定以上の価値を提供し、リピート率100%を目指してまいります。 |
|
○地域:地域資源の有効活用
夢ハウスでは原木の仕入からプレカットまで木材の製造機能を有しております。長野県の豊富な「森林資源」をサイエンスホーム・夢ハウスの全国の加盟店へ供給するとともに、家具製造の原材料としても活用し、地域経済に貢献してまいります。
○地域:協力業者との永続可能な関係を構築
建設事業は全国展開をしており、地域の協力業者さまとの協力が必要不可欠であります。共に成長してゆくため、協力業者さまの育成や仕入の支援を行い、永続可能な関係を構築してまいります。
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○環境:環境に配慮した商品開発 工場の屋根に設置する軽量化太陽光パネルの開発を行うなど、環境に配慮した商品開発を行い、CO₂排出量の削減に取組んでまいります。
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<貿易事業>
貿易事業は、主に天然原料を取扱っているため、限りある資源を有効活用し、自然環境やコミュニティへの配慮を行いながら、いつまでも続く地球環境を地域住民と共に構築してまいります。
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○暖簾:世界情勢に対応した、原料調達による安定供給率100% 株式会社カサナチュラルと資本業務提携を締結し、天然原料の新規開拓・調達を加速するとともに、綿半グループの小売事業と連携し、店舗で取扱う食品拡充にも取組んでおります。世界情勢が不安定な中でもお客さまへの安定的な商品供給を行う体制を構築してまいります。
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○地域:健康を支える原料提供率100%
化粧品だけでなく食品にも幅を広げ、継続的に人の健康にやさしい自然派オーガニック商品の開拓を進めてまいります。
さらに、家畜の健康をサポートする100%天然植物由来の動物飼料添加物『Nutrafito Plus』の販売を開始するなど、天然の肥料・飼料分野への進出・拡大を進めてまいります。
○環境:全ての原料へのSDGs付加率100%
今までも、化粧品や健康食品等の原料生産地の「自然保護法律」に準じて資源調達を行うほか、地域住民の雇用創出に取組む等、地域住民と自然環境の保護に貢献してまいりましたが、今後は、すべての取扱商品でSDGsの取組みを実施してまいります。
(4)今後の発展に向けて
創業500年へ向けて、常に時代の先を読み、既存事業との関係性が高い事業領域への展開や、既存事業の販路拡大、ノウハウ転用による事業展開を図るなど、引続き事業ポートフォリオの変革に努めてまいります。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において綿半グループが判断したものであります。
(1)取引先の信用リスク
綿半グループでは、取引先の財政状態・業績等に応じた与信枠を設定するとともに、継続的に信用状態の把握を行い、信用リスクの回避には最大限の注意を払っております。しかしながら、予期していない取引先の経営破綻等により債権の回収不能が発生した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(2)有利子負債のリスク
綿半グループでは、ホームセンターの増設などの設備投資を継続しており、主に金融機関からの借入金を充当してまいりました。この結果、2023年3月31日現在の有利子負債は298億59百万円となっております。現時点では金融機関との関係が良好であることから必要な資金の調達に懸念はありませんが、将来、経営成績の急激な悪化や社会環境及び金融情勢に大きな変動等、何らかの理由により金融機関との関係が悪化して資金調達に支障が生じ、もしくは金利が上昇した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(3)人材の確保及び育成リスク
綿半グループでは、今後の業容拡大のために優秀な人材の確保及びその育成が急務となっております。綿半グループは採用を積極的に行うことにより、優秀な人材の確保に努めるとともに、社内研修制度の充実を図り、人材育成に注力してまいります。しかしながら、人材の確保及び育成が不十分である場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(4)法的規制のリスク
綿半グループの行う事業のうち、小売事業では大規模小売店舗立地法・食品衛生法、建設事業では建設業法・建築基準法、貿易事業では薬機法など多くの規制を受けております。
コンプライアンス経営を最重要課題として認識し、綿半グループ一丸となって法令遵守体制を推進しておりますが、各種法令に違反した事実が認められた場合、各種許認可の取消し、事業の停止等の罰則を受ける場合があります。また、今後の各種法令の新設・改正への対応に際し費用負担が生じる可能性があります。
これらの場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(5)訴訟のリスク
綿半グループでは、現段階において業績に重大な影響を及ぼす訴訟等を提起されている事実はありません。しかしながら、綿半グループの事業運営において、契約不適合責任、工場、工事現場における事故や労働災害等予期せぬトラブル・問題が発生した場合、これらに起因する訴訟その他の請求が発生する可能性があります。これらの事象が発生した場合には、訴訟内容や損害賠償額及びその結果等により、綿半グループの社会的信用に影響を及ぼすほか、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(6)M&Aのリスク
綿半グループでは、事業強化や業容拡大を目的として、M&Aを行っております。買収時に発生したのれんをその対象会社の超過収益力として認識しておりますが、外部の経営環境の悪化等により、買収後の実績が取得時に見込んだ将来計画と乖離した場合には、超過収益力の毀損を認識してのれんや関係会社株式を減損するリスクがあります。そのため、当社では外部の経営環境の変化等を注視するとともに、対象会社を含むグループ各社の業績等を毎月把握して将来計画との比較分析を行い、必要に応じて施策を立案・実行しております。
しかしながら、外部の経営環境の変化等により、対象会社の業績が取得時に見込んだ将来計画から大幅に乖離し、のれんの残存償却年数に対応する割引前将来キャッシュ・フローの総額がのれんの帳簿価額を下回る場合や、1株当たりの純資産額もしくは買収時において認識した超過収益力を反映させた実質価額が取得原価に比べて50%以上低下した場合には、のれんや関係会社株式の減損の認識が必要となる可能性があります。
(7)カントリーリスク
ロシア、ウクライナ情勢に関して、綿半グループでは、現時点で事業への大きな影響はありません。しかしながら、地政学リスクの高まりにより不確実性が高い状況と認識しており、今後エネルギー価格の上昇や原材料、資材価格の高騰等、仕入れに影響を受ける可能性は否定できません。
その他諸外国からの輸入商品の取扱い、製造委託など海外取引を行うほか、ミャンマーにおいてCADセンターを有しており、諸外国政府による規制や法令の改正、政治的、経済的な不安定さに起因したカントリーリスクが存在します。カントリーリスクに対しては、案件ごとにその回避策を講じてリスク管理に努めておりますが、これらカントリーリスクを完全に回避できるものではなく、リスクが顕在化した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(8)自然災害のリスク
大地震、風水害等の大規模災害や重篤な感染症が流行した場合には、資産の毀損、人的被害等により正常な事業活動の継続が困難となり、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(9)パンデミックによるリスク
綿半グループでは、新型コロナウイルス等の感染症が流行となった場合、お客さま、取引先及び社員の安全を第一に考え、また更なる感染拡大を防ぐために、店舗の営業時間短縮や臨時休業等により、経営成績・財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(10)出退店に伴うリスク
小売事業におきましては、店舗に多額の設備投資が必要であることから、1店舗ごとに慎重な調査を行った上で出店を行っております。また、既存店舗の活性化を図るため、定期的にリニューアル等を行っております。これらの設備投資は、店舗の収益力の低下等により減損損失となる可能性があり、退店に至った場合には、契約上保証金等の全部もしくは一部が返還されない可能性があります。
さらに、土地等所有者である法人、個人との契約等により、店舗用に賃借している土地等の継続的使用が困難となることも考えられます。これらの場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(11)固定資産の減損に係るリスク
綿半グループが保有している固定資産のうち、主として多店舗展開している小売事業において、店舗ごとに固定資産を計上しているため、商圏環境の変化等により市場価格の著しい下落や店舗の収益性の低下により減損損失の兆候を認識し、減損損失を計上するリスクがあります。
そのため、月次決算において、売上高、客数、客単価、買上点数の推移を確認するとともに個店ごとの損益を注視しております。店舗損益が悪化傾向にある店舗に対しては適時に改善施策を立案・実行するなど、店舗単位の利益管理に注力しております。
綿半グループが保有する資産の市場価格の著しい下落、予期せぬ商圏環境の変化や競合の激化等による店舗の収益性低下により、減損損失の認識が必要となった場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(12)同業他社との競合のリスク
小売事業におきましては、顧客獲得策の一環として、品揃えを充実させた大型店舗の出店を進めている他のホームセンターもございます。また、スーパーやドラッグストアなどの業態を超えた競合も激化しております。
綿半グループでは、長野県を中心としたドミナント戦略を採っておりますが、綿半グループの出店エリアに他のホームセンターや他業態の出店が増加した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(13)気象条件のリスク
小売事業におきましては、冷暖房機器、園芸用品などの季節商品やレジャー用品を取り扱っております。これらの商品の売れ行きは、天候に大きく左右されるため、天候不良が続いた場合には、売上が減少し、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(14)国内建設市場の縮小のリスク
建設事業におきましては、国や地方公共団体等による公共投資及び民間企業による設備投資の動向に大きく影響を受けます。綿半グループはコスト削減、技術力強化、競争力の強化に努めておりますが、今後、公共建設需要及び民間建設需要が予想以上に抑制され、国内建設市場が一段と縮小した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。そこで、独自の技術力を生かした製品開発を推進し、収益力の強化を図ってまいります。
(15)建材価格等の高騰のリスク
建設事業におきましては、建設鋼材、セメントをはじめとする建材価格が上昇した場合、工事原価の増加は避けられません。また、職人の確保が難しくなった場合は、想定を上回る外注費の支払が必要になる可能性があります。これらの工事原価の増加分を工事請負金額に転嫁できない場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(16)不採算工事発生によるリスク
建設事業におきましては、工事進捗度に基づく収益認識が大部分を占めております。工事契約では、必要となる原材料や人員、完成するまでの期間等を検討し、その結果に基づいて、工事収益総額及び工事原価総額の見積りを行っております。設計内容の変更による契約金額の変更や原材料価格の変動等が収益認識に影響を与えるため、追加原価が発生した場合に不採算工事が発生するリスクがあります。そのため、毎月の会議体により工事進捗度管理、利益管理プロセスとして工事単位ごとの収支管理を行い、工事原価総額の見積りにおいても、最新の情報に基づいた見積りを行い、関連する内部統制を整備・運用しております。
工事進捗度に基づく収益認識は会計上の見積りの不確実性を伴っており、工事途中の設計変更や原材料価格の高騰など、見積りの前提が変わることにより、不採算工事が発生した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(17)重大事故発生のリスク
建設事業におきましては、工場及び建設現場においては、毎月安全パトロールを実施し、不具合箇所の是正指導に努めています。また、重大災害発生の可能性のある工種については、施工計画書にてチェックを行い、法に則った安全な実施工を行えるよう指導し、安全衛生管理、工程管理には細心の注意を払っております。人的もしくは施工物に関する重大な事故が発生した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(18)為替リスク
貿易事業におきましては、主として外貨建の輸入取引を行っておりますが、外貨建の取引について為替変動リスクにさらされていることから、為替予約等のデリバティブを活用したヘッジ取引により、この為替変動リスクの軽減に努めております。しかしながら、ヘッジ取引によりこの為替変動リスクを完全に回避できる保証はなく、予期せぬ市場の変動により綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(19)仕入のリスク
貿易事業におきましては、諸外国からの輸入取引を行っておりますが、商品及び原材料の一部には特定の国や取引先にその供給を依存している品目があります。これらの中には、植物原料又はヒト由来物質の原料があることから、その海外生産国において、自然災害、異常気象、伝染病の発生など、何らかの理由により生産環境に問題が生じる場合、これらの供給が停止又は遅延になる可能性があります。その場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における綿半グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症対策を取りつつ、行動制限が徐々に緩和されたことで、社会経済活動は正常化へ向けた動きが進みました。一方で、為替相場の急激な変動やウクライナ情勢の長期化を背景とした原材料価格の高騰によるコストプッシュ型インフレの進行など、依然として先行き不透明な状況が続いております。
綿半グループが関係する事業環境のうち、小売事業では、業種・業態を超えた競争が激しさを増すなかで、物価上昇による顧客の消費マインドの低下や、光熱費をはじめとした各種コストが上昇するなど厳しい事業環境が続きました。
建設事業では、企業の設備投資に持ち直しの動きが続くなど、受注環境は堅調に推移いたしました。一方で、住宅市場においては、資材価格高騰による建築コストの増加、住宅ローン金利の上昇による市場の冷え込み懸念もあり、持家の新設住宅着工戸数が大きく落ち込むなど、引続き注視が必要な事業環境となっております。
貿易事業では、原油価格高騰による輸送コストの上昇、急激な為替変動など、不安定な状況が続きました。医薬品市場においては、毎年の薬価改定による市場の抑制が懸念されております。また、化粧品市場においても、行動制限の緩和により緩やかな回復は見られたものの、幅広い分野での値上げに伴う節約志向の高まりなどを受けて、消費マインドの回復は鈍く、依然として厳しい事業環境が続いております。
このような事業環境下におきまして、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ146億50百万円増加し、842億2百万円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ127億45百万円増加し、629億50百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ19億5百万円増加し、212億51百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の売上高は1,342億99百万円(前期比17.3%増)、営業利益は24億2百万円(同0.1%増)、経常利益は30億57百万円(同4.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は16億53百万円(同25.0%減)となりました。
当連結会計年度のセグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
<小売事業>
小売事業では、スーパーセンター、ホームセンター、食品スーパー、ドラッグストア、インターネット通販等多種多様な業態を関東甲信・東海地方に53店舗展開しており、「新規出店・店舗改装・新業態の開発を継続して推進」「流通網の拡大」を重点施策としております。
「新規出店・店舗改装・新業態の開発を継続して推進」の取組みとして、綿半スーパーセンター上田店・権堂店を新規出店したほか、大型店舗に順次医薬品コーナーを導入し、新たなスーパーセンター業態の構築を推進しております。
「流通網の拡大」では、鮮魚の直接仕入先を日本各地の漁港に広げたほか、青果においても、契約農家の拡大を進めるとともに、産地からお客さまにお届けするまで低温を維持し続けるコールドチェーンを構築いたしました。また、綿半ファームで育てた良質な豚を各店舗へ流通させるなど、生鮮商品の鮮度向上に取組んでまいりました。
加えて、世界的な物価上昇が続くなか、低価格・高品質で環境にやさしいオリジナル商品の開発を加速するなど、お客さまの暮らしに寄り添った事業を展開しております。
当連結会計年度における業績は、上田店・権堂店の新規出店効果もあり、売上高については、776億11百万円(前期比1.4%増)となりました。一方、セグメント利益は、新規出店コストの発生や電力料値上げ等の影響により、7億62百万円(同58.0%減)となりました。
<建設事業>
建設事業では、木造建築、屋根外装改修、鉄構、自走式立体駐車場の建設工事等を展開しており、重点施策として「木の加工・流通網の構築」「木を使った商品開発の推進」「鉄骨分野のFA化をさらに加速」に取組んでまいりました。
「木の加工・流通網の構築」では、夢ハウスが有する原木の仕入からプレカットまでを行う木材の製造機能を活かして、長野県産木材の有効活用による地域経済の活性化に注力しております。
「木を使った商品開発の推進」では、綿半林業とサイエンスホームが手を組み、それぞれの強みを合わせた住宅ブランド『cotton1/2』をスタートしました。最高品質の天然無垢材を低価格で提供することで、メジャー住宅ブランドを目指してまいります。
また、大規模木造建築物の開発にも注力しており、柱のない開放的な空間を短工期で実現する木造システム建築『PREST WOOD』を開発しました。
「鉄骨分野のFA化をさらに加速」では、2022年4月より長野県高森町の新工場が稼働いたしました。鉄構工場機能を集約した新工場の自動化により、加工能力の向上と効率化による収益性の向上を図ってまいりました。
当連結会計年度における業績は、資材価格高騰の影響を受ける一方で、各分野ともに工事が順調に進捗したことで、売上高は496億2百万円(前期比55.8%増)と、セグメント利益は18億88百万円(同122.7%増)となりました。
<貿易事業>
貿易事業では、天然由来の医薬品・化成品の輸入販売、不妊治療薬の原薬製造や農園芸品の販売等を行っており、重点施策として「食品分野への進出」「肥料・飼料分野の拡大」に取組んでまいりました。
「食品分野への進出」では、ヘルスケア意識の高まりにより注目されている健康志向市場向けに、栄養価の高いウチワサボテン果実をプラスした、「ギルトフリー+」の食品原料の販売を開始しました。
また1月には、メキシコを中心とした海外より果実・野菜等の輸入・販売を行っている、株式会社カサナチュラルと資本業務提携を結びました。カサナチュラルとの連携により、天然原料の新規開拓・調達を加速し、さらなる食品分野の事業構築を図ってまいります。
「肥料・飼料分野の拡大」では、100%天然植物由来の動物飼料添加物『Nutrafito Plus』の販売を開始するなど、天然の肥料・飼料分野への進出・拡大を進めてまいります。
そのほか、海外原料の安定した在庫確保や不妊治療薬の原薬製造の安定化・高品質化に向けた精製率を高める方法の研究開発を進めております。
当連結会計年度における業績は、円安傾向の為替相場や、世界的な物流コスト上昇等の影響を受け、売上高は60億1百万円(前期比3.2%増)、セグメント利益は5億76百万円(同17.4%減)となりました。
<その他>
「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産事業等を含んでおります。当連結会計年度における業績は、不動産事業を営む綿半リアルエステートがグループ入りしたこと等により、売上高は10億83百万円(前期比284.9%増)、セグメント利益は1億68百万円(同17.2%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は28億71百万円となり、前連結会計年度末に比べ13億99百万円減少いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動の結果使用した資金は、36億53百万円(前期は16億32百万円の使用)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益29億10百万円、減価償却費18億12百万円、仕入債務の増加29億23百万円、その他の負債の増加19億17百万円があった一方、売上債権の増加88億96百万円、棚卸資産の増加38億60百万円、法人税等の支払額9億44百万円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動の結果使用した資金は、39億56百万円(前期は40億10百万円の使用)となりました。これは主に固定資産の取得による支出35億84百万円、連結子会社株式の取得による支出7億93百万円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動の結果獲得した資金は、61億63百万円(前期は47億86百万円の獲得)となりました。これは主に配当金の支払額4億17百万円があった一方、借入金の増加66億22百万円があったこと等によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
綿半グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
b.受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
受注高 |
受注残高 |
||
|
金額(百万円) |
前期比(%) |
金額(百万円) |
前期比(%) |
|
|
建設事業(百万円) |
36,278 |
△7.4 |
18,298 |
△36.8 |
(注)1.綿半グループでは建設事業以外は受注生産を行っておりません。
2.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
前期比 (%) |
|
小売事業 (百万円) |
77,611 |
1.4% |
|
建設事業 (百万円) |
49,602 |
55.8% |
|
貿易事業 (百万円) |
6,001 |
3.2% |
|
報告セグメント計 (百万円) |
133,215 |
16.6% |
|
その他 (百万円) |
1,083 |
284.9% |
|
合計 (百万円) |
134,299 |
17.3% |
(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.販売実績総額に対する割合が100分の10以上の相手先が存在しないため、主な相手先別の販売実績等の記載は省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による綿半グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、本項における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において綿半グループが判断したものであります。
①財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する認識及び分析・検討内容
「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載しております。
②経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
綿半グループは、合才の精神による横連携による収益性の向上を目指しており、事業の成長・差別化・高収益化を測定するための経営指標として、売上高経常利益率を指針に定めております。
当連結会計年度の実績につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営環境と綿半のめざす姿」に記載しております。
③経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。
④経営戦略の現状と見通し
「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。
⑤資本の財源及び資金の流動性について
綿半グループの運転資金需要のうち主なものは、商品、建設資材等の購入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、M&A等によるものであります。
綿半グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
運転資金及び投資資金は、営業活動によって得られた自己資金を充当し、不足する場合には金融機関からの借入により資金調達をしております。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は298億59百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は28億71百万円となっております。
⑥重要な会計方針、見積り及び当該見積りに用いた仮定
綿半グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積り及び仮定を用いております。これらの見積り等については、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は当該見積り等と異なる場合があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
該当事項はありません。
綿半グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。
(1)提出会社
|
|
2023年3月31日現在 |
|
事業所名 (所在地) |
セグメント の名称 |
設備の 内容 |
帳簿価額 |
従業員数 (人) |
|||||
|
建物及び 構築物 (百万円) |
機械装置 及び運搬具 (百万円) |
土地 |
その他 (百万円) |
合計 (百万円) |
|||||
|
金額 (百万円) |
面積 (㎡) |
||||||||
|
本社 (東京都新宿区) |
小売事業 建設事業 貿易事業 その他 全社 |
統括業務施設他 |
515 〈1,315〉 |
0
|
1,037
|
747
|
11
|
1,565
|
59 (5) |
|
本店 (長野県飯田市) |
建設事業 全社 |
本社ビル他 |
215
|
-
|
83
|
2,686 (3,995) |
9
|
308
|
2
|
|
綿半長野ビル (長野県長野市)他 |
小売事業 |
子会社本社ビル他 |
7,063
〈2,339〉 |
123
|
1,638
|
49,505 (286,954) 〈2,942〉 |
369
|
9,194
|
6 (3)
|
|
綿半岐阜工場 (岐阜県海津市)他 |
建設事業 |
生産設備他 |
1,096
|
48
|
1,752
|
86,797 (2,604) 〈4,974〉 |
70
|
2,968
|
- (1)
|
|
松本グリーンコーポ (長野県松本市)他 |
その他 |
賃貸物件 他 |
219
〈4,538〉 |
59
|
1,708
|
31,149 (5,300) 〈31,520〉 |
2
|
1,989
|
-
|
|
伊豆長岡ロイヤルマンション (静岡県伊豆の国市)他 |
全社 |
福利厚生施設 |
72 |
- |
20 |
108 |
0 |
93 |
- |
(注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、リース資産、建設仮勘定、借地権であります。
2.従業員の( )は臨時雇用者数を外数で表示しております。
3.土地の( )は連結会社以外から賃借している面積であり、外数で表示しております。
4.建物及び構築物、土地の〈 〉は連結会社以外へ賃貸している面積であり、内数で表示しております。
(2)国内子会社
|
|
2023年3月31日現在 |
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の 内容 |
帳簿価額 |
従業 員数 (人) |
|||||
|
建物 及び 構築物 (百万円) |
機械装置及び 運搬具 (百万円) |
土地 |
その他 (百万円) |
合計 (百万円) |
||||||
|
金額 (百万円) |
面積 (㎡) |
|||||||||
|
㈱綿半ホームエイド |
長池店 (長野県 長野市) 他22拠点及び本部 |
小売事業 |
店舗他 |
3,868 (137,077) [64,412] 〈16〉 |
1
|
1,492
|
6,550 (85,806) [114,430] 〈1,474〉 |
342
|
5,704
|
519 (1,407)
|
|
㈱綿半フレッシュマーケット |
千秋店 (愛知県 一宮市) 他5拠点 及び本部 |
小売事業 |
店舗他 |
0
|
20
|
-
|
-
[34,175]〈28〉 |
9
|
30
|
60 (302)
|
|
㈱綿半Jマート |
長坂店 (山梨県 北杜市) 他9拠点 及び本部 |
小売事業 |
店舗他 |
1 (2,329) [35,929] |
-
|
-
|
-
[121,533] |
83
|
85
|
55 (281)
|
|
大洋㈱ |
本社工場 (静岡県 島田市) 他 |
小売事業 |
生産設備他 |
102
〈4,941〉 |
20
|
853
|
30,413 (1,301)
〈22,363〉 |
1
|
977
|
36 (14)
|
|
綿半ソリューションズ㈱ |
技術センター (岐阜県 海津市) |
建設事業 |
生産設備他 |
20
[3,350] |
4
|
-
|
-
|
0
|
24
|
5 (3)
|
|
綿半ソリューションズ㈱ |
飯田工場 (長野県 下伊那郡 高森町) |
建設事業 |
生産設備他 |
76
[10,408] |
644
|
-
|
-
[28,954] |
8
|
729
|
63 (18)
|
|
綿半ソリューションズ㈱ |
静岡工場 (静岡県 焼津市) |
建設事業 |
生産設備他 |
22 (973) [8,286] |
208
|
-
|
- (9,111) [22,015] |
1
|
232
|
55 (26)
|
|
㈱夢ハウス |
本社 (新潟県北蒲原郡) 他 |
建設事業 |
本社他 |
277 (52)
|
0
|
307
|
6,258
|
3
|
589
|
6
|
|
㈱綿半工務 |
本社 (新潟県新発田市) 他5拠点 |
建設事業 |
本社、営業所他 |
114 (1,332) [1,610] |
1
|
354
|
23,580 (2,329) [2,706] |
34
|
504
|
84 (5)
|
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の 内容 |
帳簿価額 |
従業 員数 (人) |
|||||
|
建物 及び 構築物 (百万円) |
機械装置及び 運搬具 (百万円) |
土地 |
その他 (百万円) |
合計 (百万円) |
||||||
|
金額 (百万円) |
面積 (㎡) |
|||||||||
|
㈱綿半林業 |
本社 (新潟県北蒲原郡) 他4拠点 |
建設事業 |
本社、生産設備他 |
183
[1,570] |
47
|
575
|
51,961
[1,293] |
19
|
825
|
84 (5)
|
|
綿半トレーディング㈱ |
本社 (東京都 新宿区) |
貿易事業 |
本社他 |
0
[168] |
0
|
-
|
-
|
0
|
1
|
36
|
|
綿半トレーディング㈱ |
製薬研究所 (神奈川県横浜市 都筑区) |
貿易事業 |
研究施設他 |
25 (606) |
39
|
-
|
-
|
4
|
70
|
10
|
|
綿半リアルエステート㈱ |
本社 (東京都 新宿区) 他 |
その他 |
本社、賃貸物件他 |
435 (255)
〈3,863〉 |
-
|
667
|
2,069 (91)
〈2,161〉 |
49
|
1,151
|
13 (2)
|
(注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、リース資産、建設仮勘定、借地権であります。
2.従業員の( )は臨時雇用者数を外数で表示しております。
3.建物及び構築物、土地の( )は連結会社以外から賃借している面積であり、外数で表示しております。
4.建物及び構築物、土地の[ ]は連結会社から賃借している面積であり、外数で表示しております。
5.建物及び構築物、土地の〈 〉は連結会社以外へ賃貸している面積であり、内数で表示しております。
|
種類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普通株式 |
50,000,000 |
|
計 |
50,000,000 |
|
種類 |
事業年度末現在発行数(株) (2023年3月31日) |
提出日現在発行数(株) (2023年6月23日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
|
|
|
|
東京証券取引所 プライム市場 |
単元株式数 100株 |
|
計 |
|
|
- |
- |
(注)1.2022年7月22日付にて実施した譲渡制限付株式報酬としての新株発行により、発行済株式の総数は37,008株増加しております。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
|
年月日 |
発行済株式総数増減数(株) |
発行済株式総数残高(株) |
資本金増減額(百万円) |
資本金残高(百万円) |
資本準備金増減額 (百万円) |
資本準備金残高(百万円) |
|
2019年8月9日 (注)1 |
20,897 |
9,882,397 |
24 |
976 |
24 |
581 |
|
2020年7月28日 (注)2 |
25,640 |
9,908,037 |
24 |
1,001 |
24 |
606 |
|
2020年10月1日 (注)3 |
9,908,037 |
19,816,074 |
- |
1,001 |
- |
606 |
|
2021年7月21日 (注)4 |
41,352 |
19,857,426 |
24 |
1,026 |
24 |
631 |
|
2022年7月22日 (注)5 |
37,008 |
19,894,434 |
24 |
1,051 |
24 |
656 |
(注)1.有償第三者割当(譲渡制限付株式報酬による有償第三者割当増資)
発行価格 2,392円
資本組入額 1,196円
割当先 当社取締役(社外取締役を除く。)5名
2.有償第三者割当(譲渡制限付株式報酬による有償第三者割当増資)
発行価格 1,950円
資本組入額 975円
割当先 当社取締役(社外取締役を除く。)4名
3.株式分割(1:2)によるものであります。
4.有償第三者割当(譲渡制限付株式報酬による有償第三者割当増資)
発行価格 1,209円
資本組入額 604.5円
割当先 当社取締役(監査等委員である取締役を除く。)4名
5.有償第三者割当(譲渡制限付株式報酬による有償第三者割当増資)
発行価格 1,351円
資本組入額 675.5円
割当先 当社取締役(監査等委員である取締役を除く。)4名
|
|
|
|
|
|
|
|
2023年3月31日現在 |
||
|
区分 |
株式の状況(1単元の株式数 |
単元未満株式の状況 (株) |
|||||||
|
政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の法人 |
外国法人等 |
個人その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
|
株主数(人) |
|
|
|
|
|
|
|
|
- |
|
所有株式数 (単元) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
所有株式数の割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
100 |
- |
(注)自己株式296株は、「個人その他」に2単元、「単元未満株式の状況」に96株含まれております。
|
|
|
2023年3月31日現在 |
|
|
氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数 (株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
計 |
- |
|
|
(注)1.2021年4月7日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、三井住友DSアセットマネジメント株式会社及びその共同保有者が2021年3月31日現在でそれぞれ以下の株式を保有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月31日現在における実質保有株式数の確認が出来ていませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、その大量保有報告書の内容は次のとおりであります。
|
氏名又は名称 |
住所 |
保有株券等の数 (株) |
株券等保有割合(%) |
|
三井住友DSアセットマネジメント株式会社 |
東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー26階 |
773,600 |
3.90 |
|
株式会社三井住友銀行 |
東京都千代田区丸の内1-1-2 |
100,000 |
0.50 |
|
SMBC日興証券株式会社 |
東京都千代田区丸の内3-3-1 |
144,600 |
0.73 |
|
計 |
- |
1,018,200 |
5.14 |
2.2021年10月22日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、SMBC日興証券株式会社及びその共同保有者が2021年10月15日現在でそれぞれ以下の株式を保有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月31日現在における実質保有株式数の確認が出来ていませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、その大量保有報告書の内容は次のとおりであります。
|
氏名又は名称 |
住所 |
保有株券等の数 (株) |
株券等保有割合(%) |
|
株式会社三井住友銀行 |
東京都千代田区丸の内1-1-2 |
100,000 |
0.50 |
|
三井住友DSアセットマネジメント株式会社 |
東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー26階 |
688,600 |
3.47 |
|
計 |
- |
788,600 |
3.97 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
|
|
|
受取手形、売掛金及び契約資産 |
|
|
|
商品及び製品 |
|
|
|
仕掛品 |
|
|
|
原材料及び貯蔵品 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物及び構築物(純額) |
|
|
|
機械装置及び運搬具(純額) |
|
|
|
工具、器具及び備品(純額) |
|
|
|
土地 |
|
|
|
リース資産(純額) |
|
|
|
建設仮勘定 |
|
|
|
その他(純額) |
|
|
|
有形固定資産合計 |
|
|
|
無形固定資産 |
|
|
|
のれん |
|
|
|
その他 |
|
|
|
無形固定資産合計 |
|
|
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
|
|
|
長期貸付金 |
|
|
|
繰延税金資産 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
投資その他の資産合計 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
支払手形及び買掛金 |
|
|
|
短期借入金 |
|
|
|
リース債務 |
|
|
|
未払法人税等 |
|
|
|
賞与引当金 |
|
|
|
工事損失引当金 |
|
|
|
完成工事補償引当金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
|
|
固定負債 |
|
|
|
長期借入金 |
|
|
|
リース債務 |
|
|
|
繰延税金負債 |
|
|
|
退職給付に係る負債 |
|
|
|
資産除去債務 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
|
|
負債合計 |
|
|
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
|
|
|
資本剰余金 |
|
|
|
利益剰余金 |
|
|
|
自己株式 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
|
|
|
繰延ヘッジ損益 |
△ |
△ |
|
退職給付に係る調整累計額 |
|
|
|
その他の包括利益累計額合計 |
|
|
|
純資産合計 |
|
|
|
負債純資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|
売上高 |
|
|
|
売上原価 |
|
|
|
売上総利益 |
|
|
|
販売費及び一般管理費 |
|
|
|
営業利益 |
|
|
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
|
|
|
受取配当金 |
|
|
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受取補償金 |
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補助金収入 |
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出資金運用益 |
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保険解約返戻金 |
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その他 |
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営業外収益合計 |
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営業外費用 |
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支払利息 |
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為替差損 |
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貸倒引当金繰入額 |
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控除対象外消費税 |
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その他 |
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営業外費用合計 |
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経常利益 |
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特別利益 |
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固定資産売却益 |
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投資有価証券売却益 |
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負ののれん発生益 |
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特別利益合計 |
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特別損失 |
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固定資産除売却損 |
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減損損失 |
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特別損失合計 |
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税金等調整前当期純利益 |
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法人税、住民税及び事業税 |
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法人税等調整額 |
△ |
△ |
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法人税等合計 |
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当期純利益 |
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親会社株主に帰属する当期純利益 |
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1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループでは、ホールディングス体制のもと各事業会社が小売流通分野、建設分野、貿易分野において顧客・マーケットに適合した事業展開に主体的に取り組んでおり、各事業会社を製品・サービス別に集約した「小売事業」、「建設事業」、「貿易事業」を報告セグメントとしております。
各報告セグメントの概要は以下のとおりであります。
(1)小売事業 ・・・ スーパーセンター・ホームセンター・食品スーパーの運営、インターネット通販
(2)建設事業 ・・・ 建物改修工事・自走式立体駐車場建設・緑化工事等の各種建設工事、木造住宅の加盟店運営等
(3)貿易事業 ・・・ 医薬品原料、化成品原料等の輸入・販売
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
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資産の部 |
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流動資産 |
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現金及び預金 |
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原材料及び貯蔵品 |
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前払費用 |
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短期貸付金 |
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その他 |
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流動資産合計 |
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固定資産 |
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有形固定資産 |
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建物 |
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減価償却累計額 |
△ |
△ |
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建物(純額) |
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構築物 |
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減価償却累計額 |
△ |
△ |
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構築物(純額) |
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機械及び装置 |
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減価償却累計額 |
△ |
△ |
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機械及び装置(純額) |
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車両運搬具 |
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減価償却累計額 |
△ |
△ |
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車両運搬具(純額) |
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工具、器具及び備品 |
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減価償却累計額 |
△ |
△ |
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工具、器具及び備品(純額) |
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土地 |
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リース資産 |
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減価償却累計額 |
△ |
△ |
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リース資産(純額) |
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建設仮勘定 |
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有形固定資産合計 |
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無形固定資産 |
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借地権 |
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ソフトウエア |
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リース資産 |
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その他 |
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無形固定資産合計 |
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
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投資その他の資産 |
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投資有価証券 |
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関係会社株式 |
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出資金 |
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長期貸付金 |
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関係会社長期貸付金 |
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長期前払費用 |
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その他 |
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貸倒引当金 |
△ |
△ |
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投資その他の資産合計 |
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固定資産合計 |
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資産合計 |
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負債の部 |
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流動負債 |
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支払手形 |
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短期借入金 |
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リース債務 |
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未払金 |
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未払費用 |
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未払法人税等 |
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未払消費税等 |
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預り金 |
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前受収益 |
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賞与引当金 |
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その他 |
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流動負債合計 |
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固定負債 |
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長期借入金 |
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リース債務 |
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繰延税金負債 |
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退職給付引当金 |
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資産除去債務 |
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その他 |
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固定負債合計 |
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負債合計 |
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
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純資産の部 |
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株主資本 |
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資本金 |
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資本剰余金 |
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資本準備金 |
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資本剰余金合計 |
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利益剰余金 |
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利益準備金 |
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その他利益剰余金 |
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別途積立金 |
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繰越利益剰余金 |
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利益剰余金合計 |
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自己株式 |
△ |
△ |
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株主資本合計 |
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評価・換算差額等 |
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その他有価証券評価差額金 |
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繰延ヘッジ損益 |
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評価・換算差額等合計 |
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純資産合計 |
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負債純資産合計 |
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
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売上高 |
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売上原価 |
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売上総利益 |
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販売費及び一般管理費 |
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営業利益 |
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営業外収益 |
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受取利息 |
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受取配当金 |
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補助金収入 |
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その他 |
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営業外収益合計 |
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営業外費用 |
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支払利息 |
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その他 |
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営業外費用合計 |
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経常利益 |
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特別利益 |
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固定資産売却益 |
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投資有価証券売却益 |
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特別利益合計 |
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特別損失 |
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固定資産除売却損 |
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減損損失 |
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特別損失合計 |
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税引前当期純利益 |
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法人税、住民税及び事業税 |
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△ |
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法人税等調整額 |
△ |
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法人税等合計 |
△ |
△ |
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当期純利益 |
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