シリコンスタジオ株式会社

Silicon Studio Corporation
渋谷区恵比寿一丁目21番3号
証券コード:39070
業界:情報・通信業
有価証券報告書の提出日:2023年2月24日

(1) 連結経営指標等

回次

第20期

第21期

第22期

第23期

第24期

決算年月

2018年11月

2019年11月

2020年11月

2021年11月

2022年11月

売上高

(百万円)

5,002

4,594

4,134

3,986

4,510

経常利益又は

経常損失(△)

(百万円)

804

60

77

71

394

親会社株主に帰属する当期純利益又は

親会社株主に帰属する当期純損失(△)

(百万円)

715

158

16

101

254

包括利益

(百万円)

715

157

16

100

256

純資産額

(百万円)

1,330

1,514

1,450

1,360

1,702

総資産額

(百万円)

2,501

2,402

2,638

2,824

3,440

1株当たり純資産額

(円)

463.17

520.25

507.32

475.95

577.38

1株当たり当期純利益
又は1株当たり当期純損失(△)

(円)

264.47

54.97

5.72

35.48

87.90

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

54.61

5.70

自己資本比率

(%)

52.7

62.6

54.6

48.2

49.5

自己資本利益率

(%)

11.2

1.1

16.6

株価収益率

(倍)

32.0

204.7

15.0

営業活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

456

325

28

107

566

投資活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

198

99

122

125

8

財務活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

400

20

122

120

93

現金及び現金同等物
の期末残高

(百万円)

693

897

926

1,028

1,679

従業員数
〔外、平均臨時
雇用人員〕

(名)

229

232

253

255

261

-〕

-〕

-〕

-〕

-〕

 

(注) 1.第20期及び第23期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。また、第24期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.第20期及び第23期の自己資本利益率及び株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失であるため記載しておりません。

3.従業員数は当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人数であります。従業員数欄の(外書)は、臨時従業員(パート・アルバイトを含み、派遣社員を除く)の年間平均人員数でありますが、臨時従業員について、その総数が従業員数の100分の10未満であるため記載を省略しております。

4.当社は、「株式給付信託(J-ESOP)」を導入しております。1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎となる普通株式の期中平均株式数については、本制度の信託財産として、株式会社日本カストディ銀行が保有する当社株式を控除対象の自己株式に含めて算定しております。また、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式に含めております。

5.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第24期の期首から適用しており、第24期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

回次

第20期

第21期

第22期

第23期

第24期

決算年月

2018年11月

2019年11月

2020年11月

2021年11月

2022年11月

売上高

(百万円)

4,484

3,830

3,479

3,280

3,757

経常利益又は

経常損失(△)

(百万円)

747

19

101

92

365

当期純利益又は

当期純損失(△)

(百万円)

650

96

49

27

166

資本金

(百万円)

439

453

455

466

466

発行済株式総数

(株)

2,904,200

2,948,200

2,956,200

2,973,900

2,973,900

純資産額

(百万円)

1,242

1,365

1,335

1,374

1,628

総資産額

(百万円)

2,373

2,154

2,163

2,211

2,711

1株当たり純資産額

(円)

432.55

468.80

466.72

480.74

552.09

1株当たり配当額
(1株当たり中間配当額)

(円)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益
又は1株当たり当期純損失(△)

(円)

240.44

33.55

17.39

9.73

57.47

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

33.32

17.31

9.73

自己資本比率

(%)

51.9

63.0

61.3

62.2

60.0

自己資本利益率

(%)

7.5

3.7

2.1

11.1

株価収益率

(倍)

52.4

67.4

98.7

22.9

配当性向

(%)

従業員数
〔外、平均臨時
雇用人員〕

(名)

169

167

172

173

179

-〕

-〕

-〕

-〕

-〕

株主総利回り

(%)

40.3

55.1

36.7

30.1

41.3

(比較指標:東証マザーズ指数)

(%)

(86.7)

(78.4)

(105.6)

(91.8)

(68.0)

最高株価

(円)

3,225

3,470

2,089

1,650

1,616

最低株価

(円)

1,002

961

830

953

655

 

(注) 1.第20期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。また、第24期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.第20期の自己資本利益率、株価収益率及び配当性向については、当期純損失であるため記載しておりません。また、第21期から第24期の配当性向については配当を実施していないため記載しておりません。

3.従業員数は当社から当社外への出向者を除き、当社外から当社への出向者を含む就業人数であります。従業員数欄の(外書)は、臨時従業員(パート・アルバイトを含み、派遣社員を除く)の年間平均人員数でありますが、臨時従業員について、その総数が従業員の100分の10未満であるため記載を省略しております。

4.当社は、「株式給付信託(J-ESOP)」を導入しております。1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎となる普通株式の期中平均株式数については、本制度の信託財産として、株式会社日本カストディ銀行が保有する当社株式を控除対象の自己株式に含めて算定しております。また、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式に含めております。

5.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日以降は東京証券取引所グロース市場におけるものであり、2022年4月3日以前は東京証券取引所マザーズにおけるものであります。

6.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第24期の期首から適用しており、第24期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

2 【沿革】

当社設立以降の経緯は以下のとおりであります。

 

年 月

概   要

1999年11月

東京都渋谷区恵比寿西において、リアルタイムグラフィックス(注1)に関する事業を幅広く展開することを目的に当社を設立(資本金10百万円)

1999年12月

日本SGI株式会社、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント、株式会社エヌ・ケー・エクサ(現 株式会社エクサ)等を割当先とする第三者割当増資により、資本金を210百万円に増資

2000年1月

日本SGI株式会社より受け入れた移籍社員約30名の陣容で営業を開始、リアルタイムグラフィックスに関する事業を幅広く展開

2000年10月

Intrinsic Graphics Inc.社(現 Vicarious Visions社)とゲームソフトウエア開発用ミドルウェアに関する業務提携契約を締結。PlayStation2向けにAlchemyの開発を開始(開発推進・支援事業を開始)

2001年12月

ゲームソフトウエア開発用ミドルウェアAlchemyのライセンスをIntrinsic Graphics Inc.社から受け、国内各社向けに提供開始

2003年12月

コンテンツ・クリエイターの人材派遣サービスを開始(人材事業を開始)

2004年7月

コンテンツ・クリエイターの人材紹介サービスを開始

2007年2月

自社開発ミドルウェアであり画面のクオリティを飛躍的に向上させるポストエフェクトライブラリ(注2)機能を有するYEBISをリリース

2007年8月

欠損填補のため、資本金を100百万円に減資

2008年1月

ゲーム開発本部を発足し自社企画ゲームコンテンツ制作を開始(コンテンツ事業を開始)

2009年2月

3DCGコンテンツの開発を目的として、イグニス・イメージワークス株式会社を設立(出資比率100.0%、資本金15百万円、現 連結子会社)

2010年1月

オンラインエンターテインメントのサーバーに関するコンサルテーションを開始し、開発推進・支援事業におけるソリューション事業の開始

2010年11月

「三国志カードバトル」を株式会社ディー・エヌ・エーが運営する「Mobage」プラットフォームにおいて提供開始

2011年2月

オールインワンゲームエンジン(注3)「OROCHI(オロチ)」発売開始

2012年2月

「逆襲のファンタジカ」をスマートフォン向けネイティブアプリとして、株式会社ディー・エヌ・エーが運営する「Mobage」プラットフォームにおいて提供開始

2012年8月

ソーシャルゲーム(注4)「逆襲のファンタジカ」のグローバル版「FANTASICA」の提供を ngmoco,LLC.が運営する「ngmoco」プラットフォームにおいて開始

2013年6月

カード型ソーシャルゲーム「スマサカ」をGMOインターネット株式会社との協業にて、Google Inc.が運営するGoogle Playにおいて提供開始

2013年7月

スマートフォンネイティブアプリ(注5)「モンスタータクト」をGoogle Inc.が運営するGoogle Playにおいて提供開始

2015年2月

東京証券取引所マザーズに上場

2015年8月

リアルタイムレンダリングエンジン「Mizuchi」販売開始

2017年5月

グローバルイルミネーションミドルウェア(注6)「Enlighten」のライセンス取得及び全世界においての開発、販売、サポート権利の取得

2018年7月

コンテンツ事業を会社分割(新設会社分割)により新設会社に承継させ、新設会社の株式を譲渡(コンテンツ事業から撤退)

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場へ移行

 

(注) 1.リアルタイムグラフィックスとは、コンピューター上で3D画像を高速に生成する技術を指し、ゲーム等のユーザーによる即時操作が可能な動画を表示するために利用されます。

2.ポストエフェクトライブラリとは、ポストエフェクトの処理をライブラリで再現したプログラムを指します。ポストエフェクトとは、描画処理が完了した後の1枚の絵に対してかけるエフェクトを指します。ライブラリとは、汎用性の高い複数のプログラムを再利用可能な形でひとまとまりにしたものを指します。

3.オールインワンゲームエンジンとは、ゲーム開発に必要な広範囲の機能を有したツールやライブラリを指し、グラフィックス、音響、物理シミュレーション、ゲームロジック等を含みます。ゲーム開発者は開発の効率化と高度な技術の導入を目的としてゲームエンジンを利用します。

4.ソーシャルゲームとは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)等のコミュニティをプラットフォームとして、ユーザー同士の交流等を機能に生かしたWEBアプリケーションを指します。

5.スマートフォンネイティブアプリとは、スマートフォン向けに提供されるアプリを指す語として、端末のCPUが直接処理・実行できる形式でコードが記述されているアプリの総称であり、Apple Inc.が運営する「App Store」、Google Inc.が運営する「Google Play」上で配信されるアプリのことを指します。

6.グローバルイルミネーションとは、3次元コンピューターグラフィックス(以下、3DCG)空間全体に影響する複雑な照明効果を計算することで、やわらかく自然な間接光を生成するレンダリング方法のことです。  

 

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社、連結子会社1社(イグニス・イメージワークス株式会社)及び関連会社1社(株式会社イリンクス)により構成されており、ゲーム業界、メディア業界といったエンターテインメント業界におけるデジタルコンテンツの開発等に関する事業を営んでおります。当社グループは、開発推進・支援事業、人材事業の2つのセグメントにより構成されております。

当社グループは、ミドルウェア製品の開発で培った3DCG技術及びレンダリング技術(注1)をコア技術とした受託開発から、ゲーム開発・映像効果・CG等に関するミドルウェアの開発・販売、オンラインゲームに係るサーバーネットワークの構築・運用・監視、クリエイティブ人材に特化した人材派遣・有料職業紹介に至るまで、主にデジタルエンターテインメント業界において事業を運営しております。

 

(当社グループにおける各社の役割)

当社及び連結子会社における当社グループ内での役割は以下のとおりであります。なお、関連会社については記載を省略しております。

当社は、エンターテインメント業界に加え、自動車、映像、建築など様々な企業向けに3DCG技術等の提供とクリエイター職の派遣・紹介に特化した人材紹介・人材派遣を営んでおります。

連結子会社であるイグニス・イメージワークス株式会社は、3DCGを核として、ゲーム、遊技機、映画映像コンテンツ等の幅広いジャンルにおいて、プリレンダリングムービー(注2)等の提供を行っております。

 

(注)1.レンダリングとは、コンピューターのプログラムを用いて画像・映像・音声などを生成することを指します。

2.プリレンダリングムービーとは、あらかじめコンピューター上で生成された画像を再生する動画を指し、リアルタイムグラフィックスと対になる手法です。一般的にはリアルタイムグラフィックスより高品質な画像を時間をかけて生成します。

 

当社グループが運営する各事業の内容は以下のとおりであります。なお、次の2事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント区分と同一であります。

 

(1) 開発推進・支援事業

開発推進・支援事業では、ゲームや映像などのエンターテインメント業界をはじめ、自動車、建築、その他製造業など、さまざまな業界向けにリアルタイムCG技術を活用したソリューションを提供しております。また、家庭用ゲーム機・スマートフォン・組込機器向けのミドルウェアの開発・販売の他、サーバーネットワークの構築・運用・監視といったインフラサービスも提供しております。

当社グループでは、開発推進・支援事業において、これらの各種製品・サービスの提供を通じて、クライアント企業が抱える「製品開発の効率化」、「開発工数の削減」、「人手不足や技術の継承」、「ネットワーク+クラウドの最適活用」等といった業務推進上の課題を解決するための業務支援を行っております。

当社グループでは、開発推進・支援事業を、便宜的に①ミドルウェア、②受託開発、③オンラインソリューション、の3つに大別しております。

なお、開発推進・支援事業においては、クライアント企業に対し、これらの各カテゴリーに分類される製品・サービスについて、それぞれ個別の製品・サービスとして提供する場合と、組み合わせて一つのソリューションまたはプロジェクトとして提供する場合があります。

各種製品・サービスの具体的な内容は以下のとおりであります。

 

① ミドルウェア開発・販売

当社グループは、家庭用ゲーム機やPC、スマートフォン、組込機器向けに高品質かつ柔軟性の高いミドルウェアを開発しております。ミドルウェアのライセンス販売やカスタマイズによるツール開発のほか、ユーログラフィックス(注)、情報処理学会、電子情報通信学会で論文を発表しているプログラマー集団が開発した最先端ツールを提供しております。特にリアルタイムのCG技術を強みとし、クリエイターからのビジュアルクオリティーに対する高い要求に応えられるミドルウェアを開発しております。

当社グループが提供している主なミドルウェアの内容は以下のとおりであります。

 

 (注) ユーログラフィックスとは、ヨーロッパで行われ、世界ではSIGGRAPHに次いで大きい学会であり、SIGGRAPHよりもアカデミック色が強いものであります。なお、SIGGRAPHとは米国コンピューター学会におけるCGを扱う分科会を指します。

 

                                         2022年11月30日現在

製品名

概要

Enlighten(エンライトゥン)

・大域照明とも呼ばれるグローバルイルミネーションをGPUの負荷を抑えながらリアルタイムに処理できるミドルウェア

・実行時にライトやマテリアルの移動・変更ができるため、シーン内に設置する光源数を最低限に抑えつつリアルタイムに変化する反射光の効果をシーンに追加することが可能

YEBIS 3(エビス)

・コンピューター上で生成された画像に対して、現実のカメラ撮影で発生する各種画像効果を再現するポストエフェクトミドルウェア

・代表的な効果として、眩しい部分の輝き、ピンボケ、動きのある物体のブレ、レンズ歪などがあり、これらの効果により画像のリアリティーが格段に向上

・リアルタイムでの処理が可能

Mizuchi(ミズチ)

・あらゆるアプリケーションに世界最先端のグラフィックスを提供する、リアルタイムレンダリングエンジン。「YEBIS」を標準搭載し究極のフォトリアルな映像生成を実現

・PBR(物理ベースレンダリング)、IBL(イメージベースドライティング)などハイエンドCG製作で使われる技法をリアルタイムに処理

・製造業、建築、映像制作などゲーム以外の業界でのヴィジュアライゼーションに対応

・VR/ARへの映像出力に対応

 

 

 

② 受託開発

当社グループは、独自のミドルウェアを活用し、格段の開発効率を実現するとともに、熟練したプログラマー・テクニカルアーティストにより様々なデバイスで最適化されたエフェクト・2D・3DCGを制作しております。また、ゲーム、遊技機、映画映像コンテンツ等の幅広いジャンルにおいて、プリレンダリングムービー及び組込みソフト等を提供し、コンシューマーゲームやソーシャルゲーム等を運営するエンターテインメント業界、及び土木建築や自動車などの製造業向けに以下のサービスを提供しております。

 

1)機械学習向け教師画像用CG

製造業における外観検査や設備監視・認証、ロボットアームによる部品選別・仕分け、自律走行・運転支援、人物認識など、さまざまな機械学習における教師画像として活用可能な3DCG画像を量産します。

· 道路・景観CG画像(自動運転・駐車シミュレーターなど)

· 顔・表情CG画像(人物認識、ドライバーモニターなど)

· 傷・欠損CG画像(製造現場における外観検査など)

· 組立て部品・パーツ認識用CG画像(ロボットアーム、監視カメラなど)

 

2)ゲームエンジン活用

当社では自社開発による国産ゲームエンジンを有しながら、Unreal EngineやUnityをはじめ、さまざまなゲームエンジンを活用した案件を数多く請け負う中、柔軟に対応できるスキルと体制を整えてまいりました。
限られたリソースの中で高速なレスポンスと高品質な表現が求められるゲーム&エンターテインメント業界で培ってきたリアルタイム3DCGに関するノウハウと技術により、コンサルティングから企画、設計、開発、運用まで、ワンストップで対応可能です。ゲームエンジンやNVIDIA Omniverseを活用し、デジタルツイン/メタバースといったキーワードで代表される仮想空間でのシミュレーション環境やレビュー環境などの可視化ソリューション構築を支援いたします。

 

3)BIM/CIMデータ、点群データの活用支援

CG制作で培ったレンダリング技術やモデリング技術、各種受託開発で培ったソフトウエア技術により、さまざまな手法でお客様のビジュアライゼーションに対するニーズにお応えすることが可能です。

· 点群データのメッシュ(ポリゴン)化

· ゲームエンジンによるBIM/CIMデータと点群データの重畳表示

· クラウドサーバーによるBIM/CIMデータ、点群データ管理

· 専用ビューア開発、各種機能開発

· シミュレーターやVRなどのリアルタイム3DCGコンテンツやゲーム、映像制作

· 大規模点群データとメッシュの重畳表示・編集を可能にするMaya プラグインビューア開発

 

4)ゲーム開発環境 構築支援
 当社は20年以上にわたり、自社開発のミドルウェア製品やゲームエンジンを多くのゲームデベロッパーの皆様に提供しています。一方で、コンシューマーゲーム開発環境に関する技術やノウハウを高く評価いただき、開発環境そのものの構築に関するご依頼に対応し、実績を積み重ねてまいりました。大手ゲーム会社のコンシューマーゲーム機・PC用SDK開発に際してミドルウェア・グラフィックス開発技術・制作支援ツールを提供したり、共同開発したりするなど、ゲーム開発者がより質の高いゲームを手軽に開発できる環境を整えるための支援を現在も続けております。自社ゲームエンジンやUnreal Engine、Unityなど各種ゲームエンジンのカスタマイズや機能拡張、最新ハードウェアへの対応や最適化、独自ツールの共同開発・研究など、ゲームデベロッパーの皆様のあらゆるご要望にお応えいたします。

 

③ オンラインソリューション

より高速な通信レスポンスと高い耐久性が求められオンラインゲーム向けのサーバープログラムやネットワークシステムについて、コンサルティングから設計、開発、24時間365日体制の運用までをワンストップで提供いたします。またゲーム以外の産業分野においてもこれらの技術を応用し、コンシューマー向けオンラインサービスなど、パブリッククラウドを利用した数万以上の最大同時接続に耐えられるようなシステム構築を手掛けています。映像業界向けには、クラウドレンダリング環境とオンプレミス環境との違いを意識させない、シームレスなジョブキューイングシステムを含むCGレンダリングパイプラインの設計・構築も行っています。

 

(2) 人材事業

当社では、CG、ゲーム制作、映像制作、WEB制作の各業界におけるデザイナーやクリエイター、エンジニア等の専門スキルを持った人材をクライアント企業に対して、有料で紹介する人材紹介サービス、及び登録派遣社員を派遣する人材派遣サービスを提供しております。当社は、一般的な人材紹介会社、人材派遣会社とは異なり、ゲーム業界を中心としたエンターテインメント業界に特化した人材ビジネスを展開しております。

当社は、人材紹介サービスを提供するにあたって、「職業安定法」に基づき厚生労働大臣より「有料職業紹介事業」の許可を受けております。また、人材派遣サービスを提供するに当たって、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律(以下「労働者派遣法」といいます。)」に基づき、厚生労働大臣より「一般労働者派遣事業」の許可を受けております。

有料職業紹介を行うに当たっては、企業に直接雇用されることを望むデザイナー・クリエイター・エンジニア等の求職者(以下「求職者」といいます。)を募集し、クライアント企業の求人依頼における諸条件(業務内容・スキル・雇用条件等)と求職者の希望条件とを照合し、クライアント企業へ求職者を紹介・斡旋しております。クライアント企業と求職者との間で、面接等の採用手続きが行われた結果、双方の合意により雇用契約が成立した場合、当社はクライアント企業から対価(紹介手数料)を得ております。

労働者派遣を行うに当たっては、派遣社員として就業を望む労働者を募集し、当社グループが定めた登録基準及び登録手続きに則って登録したデザイナー・クリエイター・エンジニア等の登録者(以下「登録者」という。)の中から、企業の依頼内容(期間・業務内容・スキル等)に適した登録者を選定し、クライアント企業と当社との間で労働者派遣契約(期間・業務内容等を定めるもの)を締結いたします。登録者と当社との間で、有期の雇用契約を締結したうえで、クライアント企業に派遣しております。労働者派遣は、派遣労働者の雇用者(当社)と使用者(派遣先企業)が異なることが特徴であり、派遣労働者は派遣先企業から指揮命令を受け、労働者派遣契約で定めた業務を行います。

当社は人材紹介サービス及び人材派遣サービスの提供にあたって、求職者及び登録者とクライアント企業とをマッチングするための登録サイト「シリコンスタジオエージェント」を運営しております。2022年11月30日現在におけるシリコンスタジオエージェントの登録者数は約13,200名となっております。

 

 

当社グループの事業の系統図は以下のとおりであります。

 

[事業系統図]

 


 

(注) 当該系統図は、当社及び連結子会社についてのみ記載しており、関連会社は除いております。

 

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金
(百万円)

主要な事業
の内容
(注1)

議決権の所有
(又は被所有)
割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

イグニス・イメージワークス株式会社(注)2、3、4、5

東京都渋谷区

15

開発推進・支援事業

100.0

役員の兼任 1名
資金の貸付・CGの外注等

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

株式会社イリンクス(注)3

東京都品川区

12

開発推進・支援事業

40.0

株式の保有等

 

(注) 1.「主要な事業の内容」の欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

2.特定子会社であります。

3.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

4.イグニス・イメージワークス株式会社について、売上高(連結会社相互間の内部売上を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等 ① 売上高                 834百万円

② 経常利益              22百万円

③ 当期純損失(△)        △72百万円

④ 純資産額             △147百万円

⑤ 総資産額               711百万円

5.債務超過会社で債務超過の額は、2022年11月末時点で147百万円となっております。

 

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

2022年11月30日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

開発推進・支援事業

201

人材事業

34

全社(共通)

26

合計

261

 

(注) 1.従業員数は就業人員であります。

2.臨時従業員数については、その総数が従業員数の100分の10未満であるため記載を省略しております。

3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属している者の人員数であります。

 

(2) 提出会社の状況

2022年11月30日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

179

38.7

4.9

5,885

 

 

セグメントの名称

従業員数(名)

開発推進・支援事業

122

人材事業

34

全社(共通)

23

合計

179

 

(注) 1.従業員数は就業人員であります。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3.臨時従業員数については、その総数が従業員数の100分の10未満であるため記載を省略しております。

4.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属している者の人員数であります。

 

(3) 労働組合の状況

当社グループは労働組合を有しておりませんが、労使関係は良好であり、特記すべき事項はありません。

 

 

2 【事業等のリスク】

本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項につきまして、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下のとおり記載しております。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅することを保証するものではありません。

 

(1) 開発推進・支援事業に関するリスク
① ミドルウェア市場の動向について

当社グループの販売するミドルウェアの販売先の殆どは日本国内であります。ゲーム機等は年々高性能化しており、それとともにゲーム開発に必要なミドルウェアの市場は拡大しております。特に当社グループは、海外の競合他社と比較しても大きな引けをとらない技術力を有していることから、日本国内市場でのミドルウェアでの優位性を有していると思われます。一方で、当社グループの顧客と考えられるゲーム開発会社のゲーム開発費も高騰しております。そのような環境の下で、日本国内のゲーム会社がゲームの開発本数を減少させるか、又は撤退した場合、当社グループの事業運営及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

② 技術革新について

当社グループが取り組む事業分野においては、プラットフォーム・ハードウェアの変遷や多様化が進むとともに、デザインや使い勝手からユーザーが得る体験を総称したユーザーエクスペリエンス(UX)の改良や、高速低遅延の通信技術による進化が見込まれるなど、技術環境が著しく変化しております。当社グループでは、技術動向を常にキャッチアップしており、ノウハウの蓄積に取り組んでおります。

しかしながら、こうした急速な技術革新への対応に時間がかかった場合及び革新的な市場の高まりに時間がかかった場合には、当社グループの事業運営及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

③ 契約不適合責任について

当社グループはクライアントへ納入する成果物を高い品質に保つため、当社グループの開発部門によって、納品前に不具合等が生じないか慎重に検査を行っております。また、クライアントとの契約において、契約不適合責任の範囲を明確にすることでクライアントとのトラブルの発生を回避するよう努めております。

しかしながら、当社グループがクライアントに納入した成果物に不具合が発生しないという保証はなく、さらに大規模なリコールなどで当社グループが多額の損害賠償請求を受けることも考えられ、その結果によっては当社グループの事業運営及び業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。

 

④ クライアントの政策により収入が変動するリスク

当社グループがクライアントから得るゲーム及びその他コンテンツの企画・開発の対価は、開発業務の役務提供完了時に得る収入とミドルウェア使用権のライセンスによるロイヤリティ収入から成ります。そのような前提の基で、受託開発の遅延やクライアントから納期に変更の要請があった場合は、開発売上の計上時期が変更される可能性があります。使用権に基づき変動するロイヤリティ収入については、クライアントの評価期間が長引くこと等により大きく影響を受けます。

このように、当社グループの収入額や収入のタイミングは、クライアントの政策の変更により大きく影響を受け、その結果によっては当社グループの業績に大きな変動を及ぼす可能性があります。

 

⑤ 人材の獲得について

当社グループは、最新の技術に追従していく人材を国内外から獲得しています。しかし、世界的なIT人材の不足から、人材の獲得競争が厳しくなっており、採用コストも増加しています。

事業を維持拡大するのに必要な人材の不足により、機会損失や競争力の低下が起きる可能性があります。

 

(2) 人材事業に関するリスク

① 人材ビジネス業界の動向について

人材ビジネス業界は、産業構造の変化、社会情勢、景気変動に伴う雇用情勢の変化等に影響を受けます。当社グループの事業領域であるエンターテインメント業界における人材ビジネスについては、ゲーム業界の市場拡大に伴いクライアント企業における求人需要は堅調に推移しておりますが、今後、様々な要因により雇用情勢ないしは市場環境が悪化した場合、またクライアント企業における業務縮小・経費削減等による人材需要の大幅減少等が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

② 法的規制等について

人材事業においては、人材紹介サービスにおいて「職業安定法」の法的規制を、人材派遣サービスにおいて「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(以下「労働者派遣法」といいます。)」の法的規制を受けております。

当社グループでは、人材紹介サービスを提供するに当たって、「職業安定法」第32条の4の定めに基づき厚生労働大臣より「有料職業紹介事業」の許可を受けております。また、人材派遣サービスを提供するにあたっては、「労働者派遣法」第8条に基づき厚生労働大臣より「一般労働者派遣事業」の許可を受けております。

「職業安定法」においては、人材紹介事業を行う者(法人である場合には、その役員を含む)が有料職業紹介事業者としての欠格事由(「職業安定法」第32条)及び当該許可の取消事由(同法第32条の9)に該当した場合には、事業の許可を取り消し、または、期間を定めて当該事業の全部若しくは一部の停止を命じることができる旨を定めております。「労働者派遣法」においても「職業安定法」と同様に、一般労働者派遣事業の適正な運営を確保するために、人材派遣事業を行う者(法人である場合には、その役員を含む)が派遣元事業主としての欠格事由(「労働者派遣法」第6条)及び当該許可の取消事由(同法第14条)に該当した場合には、期間を定めて当該事業の全部若しくは一部の停止、または事業許可の取り消しを命じることができる旨を定めております。

現時点において、当社グループにおいては、これらに抵触する事実はないものと認識しておりますが、今後何らかの理由により当社グループ各社並びにその役職員がこれらに抵触した場合、当社グループの主要な事業活動全体に支障をきたすことが予想され、当社グループの事業運営及び業績に重大な影響を与える可能性があります。

「働き方改革関連法」により、2020年4月1日からの同一労働同一賃金制度における雇用区分別の均等・均衡待遇の明確化と不合理な待遇差が存在する場合はその格差是正の義務化など、無期・有期双方の従業員を取り巻く法規制や労働環境には重大な変化が起こっております。こうした労働関連法改正への対応や労働環境の変化により、原価率や販管費率の上昇などにより、当社グループが必要な人材を十分に維持・確保できなくなる可能性があります。

また、労働者派遣法及び関係諸法令については、労働市場を取り巻く状況の変化等に応じて今後も適宜改正が予想され、その変更内容と法律で求められる対応の具体的内容によっては、当社グループの事業運営、業績が少なからず影響を受ける可能性があります。

 

③ 社会保険(健康保険・厚生年金保険)の加入及び料率の影響について

 当社グループは、「派遣元事業主が講ずべき措置に関する指針」を遵守し、雇用する加入資格を有する全ての派遣労働者に社会保険に加入させ、当社グループも応分の社会保険を負担する義務があります。社会保険料の料率・算出方法は、諸般の条件及び外部環境の変化等に応じて改定が適宜実施されております。今後、社会保険料の料率・算出方法を含めた社会保険制度の改正が実施され、社会保険の会社負担率や加入対象者及び被保険者の増加により社会保険の会社負担金額が大幅に変動する場合には人材事業に負担が発生する可能性があり、当社グループの事業運営及び業績に重大な影響を与える可能性があります。

 

 

(3) 全社共通リスク

① 法的規制について

当社グループが提供する事業においては、既存の法的規制である「個人情報の保護に関する法律」に抵触してしまうリスクと、今後、新規に法的規制が行われて事業運営及び業績に影響を与えるリスクが考えられます。また、社会情勢等により、法解釈の変更がなされ、当社グループが何らかの法的規制に抵触した場合、当社グループの事業運営及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

② 人材採用及び人材育成について

当社グループでは、エンターテインメント業界において、開発推進・支援事業、人材事業を展開し、事業領域の拡大を行ってまいりましたが、今後のさらなる業容拡大、多様化に対応するため、技術開発、営業、管理等、各部門において一層の人員の増強が必要と考えております。しかしながら、事業規模の拡大に応じた当社グループ内における人材育成、外部からの採用等が計画どおりに進まず、人材の適正配置が困難となることで競争力低下等となる場合、当社グループの事業運営及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

③ 内部管理体制について

当社グループは、企業価値の向上を図るためには、コーポレート・ガバナンスが有効に機能することが不可欠であるとの認識の下、業務の適正性、財務報告の信頼性確保、及び法令遵守の徹底が必要と認識しております。そのため、内部管理体制の充実に努めておりますが、事業の急速な拡大、変化により、十分な内部管理体制の構築が追い付かないという事象が生じる場合には、適切な事業運営が困難となり、当社グループの事業運営及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

④ システム障害に関するリスク

当社グループが運営する事業は、PCやスマートフォンなどのデバイスをインフラとしたネットワークに依存している部分が多いため、過剰アクセスによるサーバーダウンや通信ネットワーク機器の故障及び自然災害や火災・事故等によるシステム障害を回避すべく、サーバーの負荷分散や稼働状況の監視等の未然防止・回避策を実施しております。

しかしながら、このような対策を講じているにも拘らず、自然災害や事故等によるネットワーク障害の発生、データセンターにおける障害発生等、予期しない要因によるシステム停止や外部からの攻撃等によるシステム障害が発生した場合は、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。

 

⑤ 情報セキュリティについて

当社グループでは、人材事業における求職者の情報等、重要な個人情報を扱っており、「個人情報の保護に関する法律」が定める個人情報取扱事業者としての義務を課せられております。当社グループでは、情報セキュリティに関する社内規程を制定し、役職員に対する教育等、情報管理体制の強化に取り組んでおります。しかしながら、何らかの理由により重要な情報が外部漏洩した場合には、当事者への賠償、社会的信頼の失墜等により、当社グループの事業運営及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑥ 知的財産権に関するリスク

当社グループでは、開発推進・支援事業において開発されたソフトウエアに関する知的財産権の獲得に努めております。加えて、第三者の権利を侵害しないよう、顧問弁護士による開発現場担当者への教育、規程の周知徹底を行う等、細心の注意を払っております。しかしながら、当社グループのサービスに関連する対象物に第三者の権利が成立した場合は、賠償責任等による対価等の支払が発生する可能性があり、また、当社の知的財産権が侵害された場合等には、当社グループの事業運営及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

 

(4) 災害等への対応について

当社グループでは、災害等の発生に備え、定期的な重要データのバックアップ、稼働監視等によりトラブルの事前防止または回避に努めておりますが、当社所在地近辺において、災害等が発生した場合には、当社グループの設備において支障をきたす可能性があり、そのような場合には、当社グループの事業運営及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

 (5) 財務制限条項について

当社の貸出コミットメントライン契約(当連結会計年度末残高250百万円)及び一部の借入金(当連結会計年度末残高11百万円)には財務制限条項が付されており、全ての債務の履行が完了するまで遵守維持するものとなります。これに抵触した場合、借入先金融機関の請求により当該借入金の期限の利益を喪失し、一括返済をすることになり、財政状況及び業績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

(6) 新型コロナウイルス感染症について

新型コロナウイルス感染症が長期に及んだ場合、当社グループの事業活動においても影響が生じる懸念があります。受注に関するリスクとしては、展示会の延期や自粛が長期化した場合、当社グループの新製品や新技術発表の場が失われ、新規案件獲得が想定どおり進まない可能性があります。また、顧客企業の収益が悪化し、経費支出の抑制や新規投資判断の先送りが顕著となった場合、当社グループの製品・サービスの販売が想定どおり進まない可能性があります。

 

4 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社

2022年11月30日現在

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額

従業員数
(人)

建物
(百万円)

工具、器具
及び備品
(百万円)

ソフト
ウエア
(百万円)

その他
(百万円)

合計
(百万円)

本社
(東京都
渋谷区)

全セグメント

業務設備

59

35

25

10

130

179

 

(注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。

2.帳簿価額のうち「その他」は、著作権、商標権、電話加入権の合計であります。

3.臨時従業員数については、従業員数に対する割合が100分の10未満であるため、記載を省略しております。

 

(2) 国内子会社

2022年11月30日現在

会社名

事業所名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の
内容

帳簿価額

従業員数
(人)

建物
(百万円)

工具、器具
及び備品
(百万円)

ソフト
ウエア
(百万円)

その他

(百万円)

合計
(百万円)

イグニス・イメージワークス株式会社

本社
(東京都
渋谷区)

開発推進
・支援

業務設備

1

18

2

23

82

 

(注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。

2.臨時従業員数については、従業員数に対する割合が100分の10未満であるため、記載を省略しております。

 

(3) 在外子会社

該当事項はありません。

 

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

9,420,000

9,420,000

 

 

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

 

(5) 【所有者別状況】

2022年11月30日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状

(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

2

24

51

23

14

3,047

3,161

所有株式数
(単元)

479

2,165

3,927

774

782

21,587

29,714

2,500

所有株式数
の割合(%)

1.61

7.29

13.22

2.61

2.63

72.64

100.00

 ―

 

(注) 1.「金融機関」の欄には、株式給付信託(J-ESOP)の信託財産として株式会社日本カストディ銀行が保有する当社株式250単元が含まれております。なお、当該株式は財務諸表において自己株式として表示しております。

    2.自己株式22株は「単元未満株式の状況」に含まれています。

 

(6) 【大株主の状況】

2022年11月30日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(株)

発行済株式
(自己株式を
除く。)の
総数に対する
所有株式数
の割合(%)

関本 晃靖

神奈川県逗子市

243,000

8.17

梶谷 眞一郎

東京都渋谷区

143,000

4.81

株式会社ディンプス

大阪府豊中市新千里西町一丁目1番8号

95,000

3.19

株式会社アルゴグラフィックス

東京都中央区日本橋箱崎町5番14号

90,040

3.03

株式会社SBI証券

東京都港区六本木一丁目6番1号

89,700

3.02

株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス

東京都新宿区新宿六丁目27番30号

60,000

2.02

橋本 和幸

東京都港区

55,000

1.85

株式会社クリーク・アンド・リバー社

東京都港区新橋四丁目1番1号

54,000

1.82

金 明男

東京都八王子市

38,800

1.30

シュウ ティン

東京都目黒区

38,500

1.29

907,040

30.50

 

(注) 1. 当社は「株式給付信託(J-ESOP)」を導入しており、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)(以下「信託E口」という)が当社株式25,000株を取得しております。信託E口が所有する当社株式については、自己株式に含めておりません。

 

① 【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2021年11月30日)

当連結会計年度

(2022年11月30日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

1,079

1,699

 

 

売掛金

600

 

 

売掛金及び契約資産

※1 705

 

 

仕掛品

※2 451

※2 466

 

 

貯蔵品

2

1

 

 

前渡金

3

3

 

 

未収入金

33

1

 

 

前払費用

69

64

 

 

その他

0

0

 

 

貸倒引当金

0

0

 

 

流動資産合計

2,240

2,941

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

189

194

 

 

 

 

減価償却累計額

122

132

 

 

 

 

建物(純額)

66

61

 

 

 

工具、器具及び備品

240

244

 

 

 

 

減価償却累計額

194

190

 

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

46

53

 

 

 

有形固定資産合計

112

115

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

81

26

 

 

 

ソフトウエア仮勘定

65

 

 

 

その他

12

10

 

 

 

無形固定資産合計

159

36

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

※3 152

※3 164

 

 

 

敷金

84

84

 

 

 

繰延税金資産

68

91

 

 

 

破産更生債権等

22

22

 

 

 

その他

6

5

 

 

 

貸倒引当金

22

22

 

 

 

投資その他の資産合計

312

346

 

 

固定資産合計

584

498

 

資産合計

2,824

3,440

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2021年11月30日)

当連結会計年度

(2022年11月30日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

28

78

 

 

短期借入金

※4 350

※4 350

 

 

1年内返済予定の長期借入金

77

66

 

 

未払金

110

105

 

 

未払費用

136

257

 

 

未払法人税等

34

83

 

 

未払消費税等

60

104

 

 

前受金

219

 

 

契約負債

216

 

 

預り金

21

23

 

 

受注損失引当金

257

257

 

 

リース債務

0

0

 

 

その他

0

1

 

 

流動負債合計

1,295

1,546

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

138

162

 

 

資産除去債務

26

26

 

 

リース債務

2

1

 

 

固定負債合計

168

190

 

負債合計

1,464

1,737

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

466

466

 

 

資本剰余金

2,214

2,097

 

 

利益剰余金

995

738

 

 

自己株式

322

122

 

 

株主資本合計

1,362

1,702

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

1

0

 

 

その他の包括利益累計額合計

1

0

 

純資産合計

1,360

1,702

負債純資産合計

2,824

3,440

 

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2020年12月1日

 至 2021年11月30日)

当連結会計年度

(自 2021年12月1日

 至 2022年11月30日)

売上高

3,986

※1 4,510

売上原価

※2 2,539

2,514

売上総利益

1,446

1,996

販売費及び一般管理費

 

 

 

役員報酬

89

77

 

給料及び手当

608

606

 

広告宣伝費

175

177

 

研究開発費

※3 54

※3 57

 

貸倒引当金繰入額

0

0

 

その他

615

695

 

販売費及び一般管理費合計

1,543

1,614

営業利益又は営業損失(△)

96

381

営業外収益

 

 

 

受取利息

0

0

 

受取配当金

11

7

 

持分法による投資利益

24

9

 

違約金収入

4

 

為替差益

0

 

その他

3

1

 

営業外収益合計

39

24

営業外費用

 

 

 

支払利息

3

4

 

資金調達費用

3

2

 

雇用支援納付金

1

1

 

為替差損

0

 

その他

5

2

 

営業外費用合計

15

11

経常利益又は経常損失(△)

71

394

特別利益

 

 

 

新株予約権戻入益

8

 

特別利益合計

8

特別損失

 

 

 

ソフトウエア評価損

※4 17

※4 84

 

特別損失合計

17

84

税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損失(△)

81

309

法人税、住民税及び事業税

23

78

法人税等調整額

3

23

法人税等合計

20

54

当期純利益又は当期純損失(△)

101

254

親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)

101

254

 

 

1 報告セグメントの概要

(1) 報告セグメントの決定方法

当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループはサービス別のセグメントから構成されており、「開発推進・支援事業」及び「人材事業」の2つを報告セグメントとしております。

 

(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類

・開発推進・支援事業

ゲームや映像などのエンターテインメント業界をはじめ、自動車、建築、その他製造業など、さまざまな業界向けにリアルタイムCG技術を活用したソリューションを提供しております。また、家庭用ゲーム機・スマートフォン・組込機器向けのミドルウェアの開発・販売の他、サーバーネットワークの構築・運用・監視といったインフラサービスも提供しております。

主要子会社であるイグニス・イメージワークス株式会社は、ゲーム、遊技機、映画映像コンテンツ等の幅広いジャンルにおいて、プリレンダリングムービー等の提供を行っております。

・人材事業

CG、ゲーム制作、映像制作、WEB制作の各業界におけるデザイナーやクリエイター等の技術者をクライアント企業に対して、有料で紹介する人材紹介サービス、及び登録型人材派遣サービスを提供しております。

 

① 【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2021年11月30日)

当事業年度

(2022年11月30日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

922

1,640

 

 

売掛金

※1 514

 

 

売掛金及び契約資産

※1 506

 

 

仕掛品

31

51

 

 

貯蔵品

2

1

 

 

前渡金

3

3

 

 

未収入金

※1 41

※1 7

 

 

前払費用

58

57

 

 

関係会社短期貸付金

※1 42

 

 

その他

※1 0

※1 0

 

 

貸倒引当金

0

0

 

 

流動資産合計

1,615

2,267

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

187

192

 

 

 

 

減価償却累計額

122

132

 

 

 

 

建物(純額)

64

59

 

 

 

工具、器具及び備品

187

182

 

 

 

 

減価償却累計額

157

147

 

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

29

35

 

 

 

有形固定資産合計

94

95

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

商標権

11

9

 

 

 

ソフトウエア

70

25

 

 

 

その他

0

0

 

 

 

無形固定資産合計

82

35

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

81

83

 

 

 

関係会社株式

4

4

 

 

 

敷金

84

84

 

 

 

関係会社長期貸付金

※1 191

※1 191

 

 

 

破産更生債権等

6

6

 

 

 

繰延税金資産

50

91

 

 

 

その他

5

5

 

 

 

貸倒引当金

6

154

 

 

 

投資その他の資産合計

418

313

 

 

固定資産合計

595

443

 

資産合計

2,211

2,711

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2021年11月30日)

当事業年度

(2022年11月30日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

※1 30

※1 31

 

 

短期借入金

※2 350

※2 350

 

 

1年内返済予定の長期借入金

44

31

 

 

未払金

104

97

 

 

未払費用

※1 105

※1 226

 

 

未払法人税等

33

83

 

 

未払消費税等

41

78

 

 

前受金

39

 

 

契約負債

36

 

 

預り金

18

20

 

 

リース債務

0

0

 

 

受注損失引当金

25

25

 

 

その他

0

1

 

 

流動負債合計

796

985

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

11

69

 

 

資産除去債務

26

26

 

 

リース債務

2

1

 

 

固定負債合計

40

98

 

負債合計

836

1,083

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

466

466

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

665

665

 

 

 

その他資本剰余金

1,548

1,431

 

 

 

資本剰余金合計

2,214

2,097

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

0

0

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

繰越利益剰余金

982

813

 

 

 

利益剰余金合計

982

812

 

 

自己株式

322

122

 

 

株主資本合計

1,376

1,627

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

1

0

 

 

評価・換算差額等合計

1

0

 

純資産合計

1,374

1,628

負債純資産合計

2,211

2,711

 

 

 

② 【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2020年12月1日

 至 2021年11月30日)

当事業年度

(自 2021年12月1日

 至 2022年11月30日)

売上高

※1 3,280

※1 3,757

売上原価

※1 1,743

※1 1,874

売上総利益

1,537

1,883

販売費及び一般管理費

 

 

 

役員報酬

82

67

 

給料及び手当

549

548

 

広告宣伝費

174

176

 

減価償却費

18

18

 

研究開発費

54

57

 

貸倒引当金繰入額

0

0

 

その他

570

656

 

販売費及び一般管理費合計

1,449

1,523

営業利益

87

359

営業外収益

 

 

 

受取利息

※1 1

※1 2

 

受取配当金

11

7

 

為替差益

0

 

違約金収入

4

 

その他

1

0

 

営業外収益合計

15

15

営業外費用

 

 

 

雇用支援納付金

1

1

 

支払利息

2

3

 

為替差損

0

 

資金調達費用

3

2

 

その他

0

1

 

営業外費用合計

9

9

経常利益

92

365

特別利益

 

 

 

新株予約権戻入益

8

 

特別利益合計

8

特別損失

 

 

 

関係会社株式評価損

29

 

ソフトウエア評価損

17

14

 

関係会社貸倒引当金繰入額

147

 

特別損失合計

47

161

税引前当期純利益

53

203

法人税、住民税及び事業税

23

77

法人税等調整額

2

41

法人税等合計

25

36

当期純利益

27

166