株式会社中村超硬

NAKAMURA CHOUKOU CO., LTD.
堺市西区鶴田町27番27号
証券コード:61660
業界:機械
有価証券報告書の提出日:2023年6月26日

(1) 連結経営指標等

 

回次

第49期

第50期

第51期

第52期

第53期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

4,809,425

2,797,313

3,806,061

4,038,389

3,322,156

経常利益又は経常損失(△)

(千円)

4,263,691

716,431

181,969

338,330

65,634

親会社株主に帰属する
当期純利益又は親会社株主に
帰属する当期純損失(△)

(千円)

9,721,436

600,032

7,517

257,117

124,471

包括利益

(千円)

9,735,801

585,561

6,164

272,852

124,895

純資産額

(千円)

1,329,699

523,173

515,312

840,036

714,971

総資産額

(千円)

7,910,386

6,478,526

6,021,471

5,874,355

4,688,582

1株当たり純資産額

(円)

238.17

50.63

50.01

74.98

63.65

1株当たり当期純利益又は
1株当たり当期純損失(△)

(円)

1,911.28

73.16

0.75

23.97

11.29

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

17.2

7.8

8.3

14.1

15.0

自己資本利益率

(%)

1.5

株価収益率

(倍)

1,174.4

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

2,206,855

228,328

530,798

175,227

81,994

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

692,586

1,994,644

161,529

520,068

470,677

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

1,270,036

699,851

1,466,679

228,494

378,397

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

2,277,185

3,795,828

3,027,221

2,931,993

1,999,126

従業員数

(名)

291

165

166

163

157

〔ほか、平均臨時雇用人員〕

26

18

14

15

17

 

(注) 1 第49期、第50期、第52期及び第53期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。第51期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2 第49期、第50期、第52期及び第53期の自己資本利益率については、親会社株主に帰属する当期純損失であるため記載しておりません。

3 第49期、第50期、第52期及び第53期の株価収益率については親会社株主に帰属する当期純損失であるため記載しておりません。

4 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第52期の期首から適用しており、第52期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

5 従業員数は、就業人員(当社グループ外への出向者を含んでおりません。)であり、臨時従業員(パートタイマー及び嘱託契約の従業員を含み、人材会社からの派遣社員を除く。)の年間平均雇用人員(1日8時間換算)を〔 〕内に外数で記載しております。

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

 

回次

第49期

第50期

第51期

第52期

第53期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

3,202,327

1,510,233

778,961

1,023,246

1,073,038

経常損失(△)

(千円)

4,532,254

835,235

343,331

231,884

89,247

当期純損失(△)

(千円)

9,851,785

545,238

362,001

586,933

145,917

資本金

(千円)

4,028,158

5,253,500

50,000

349,042

349,042

発行済株式総数

(株)

5,700,900

10,020,900

10,020,900

11,020,900

11,020,900

純資産額

(千円)

2,040,423

147,226

510,924

500,281

646,368

総資産額

(千円)

6,030,429

4,662,047

2,830,846

2,643,737

2,101,879

1株当たり純資産額

(円)

362.84

16.27

52.40

46.63

59.87

1株当たり配当額

(円)

(1株当たり中間配当額)

-)

-)

-)

-)

-)

1株当たり当期純損失(△)

(円)

1,936.91

66.48

36.12

54.71

13.24

潜在株式調整後1株
当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

34.3

3.5

18.5

19.4

31.4

自己資本利益率

(%)

株価収益率

(倍)

配当性向

(%)

従業員数

(名)

219

94

93

89

80

〔ほか、平均臨時雇用人員〕

12

4

4

3

4

 

株主総利回り

(%)

12.7

11.1

16.0

13.2

11.9

(比較指標:TOPIX)

(%)

(92.7)

(81.7)

(113.8)

(113.4)

(116.7)

最高株価

(円)

5,800

2,010

1,199

1,128

793

最低株価

(円)

677

317

535

480

438

 

(注) 1 第49期乃至第53期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。

2 第49期乃至第53期の自己資本利益率については、当期純損失であるため記載しておりません。

3 第49期乃至第53期の株価収益率については当期純損失であるため記載しておりません。

4 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第52期の期首から適用しており、第52期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

5 従業員数は、就業人員(当社外への出向者を含んでおりません。)であり、従業員数欄は、臨時従業員の年間平均雇用人員(1日8時間換算)を〔 〕内に外数で記載しております。

6 最高・最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所マザーズ市場におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所グロース市場におけるものであります。

 

 

7 株主総利回り及び比較指標の最近5年間の推移は以下のとおりであります。


 

2 【沿革】

当社は、1954年10月大阪府堺市旭ヶ丘北町(現 大阪府堺市堺区旭ヶ丘北町)においてミシン用の小ネジを作る会社として創業した「中村鉄工所」を前身としております。

その後、1970年12月に「株式会社中村超硬」を設立し、現在は、ダイヤモンドや超硬合金など耐摩耗性の高い硬脆材料を用いた特殊精密部品や工具の開発・製造・販売などを行っております。

株式会社中村超硬設立以後の企業集団に係る経緯は、次のとおりであります。

年月

概要

1970年12月

大阪府堺市堺区旭ヶ丘北町に超硬冶工具の製造及び販売を目的として株式会社中村超硬を設立

1989年7月

大阪府堺市西区鳳南町に本社工場を新築し本社移転

1999年5月

ISO9001の認証取得を受ける

2001年6月

大阪府堺市西区鶴田町に「MACセンター」を新設(現本社)

2001年12月

ISO14001の認証取得を受ける

2005年5月

ノズル洗浄機「MAC-Ⅰ」の販売を開始

2005年11月

「MACセンター」に新棟竣工

2008年4月

日本ノズル株式会社(神戸市西区)の全株式を取得し、100%出資子会社とする(現連結子会社)

2009年5月

ノズル洗浄機「MAC-Ⅲ」の販売を開始

2010年1月

大阪府和泉市あゆみ野に和泉工場「D-Next」を新設

2010年6月

本社工場(大阪府堺市西区鳳南町)を閉鎖し、「MACセンター」(大阪府堺市西区鶴田町)に本社移転

2010年9月

ダイヤモンドワイヤ「DINA-PRISM」の販売を開始

2013年2月

中国における当社の販売拠点として、中国上海市に上海那科夢楽商貿有限公司を設立(現連結子会社)

2015年6月

東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

2015年12月

大阪府和泉市あゆみ野に和泉第2工場を開設(現和泉工場)

2019年7月

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の産学共同実用化開発事業の開発課題である「ゼオライトナノ粒子の製造方法と粒径制御技術」がJSTより成功認定を受ける

2020年3月

大阪府和泉市の和泉工場「D-Next」を売却

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しによりマザーズ市場からグロース市場へ移行

 

 

3 【事業の内容】

当社グループ(当社及び連結子会社)は、特殊精密機器関連、化学繊維用紡糸ノズル関連、電子材料スライス周辺関連、マテリアルサイエンス関連の開発・製造・販売を主な事業として取り組んでおります。2023年3月31日現在の子会社数は2社(連結子会社 日本ノズル株式会社、上海那科夢楽商貿有限公司)であります。

当社グループの事業内容は以下のとおりであり、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。

 

(1) 特殊精密機器事業

当事業は、ダイヤモンドや超硬合金、セラミックスなどの耐摩耗性の高い硬脆材料(*1)を用いた特殊精密部品、工具の設計・製造・販売を行っております。当事業における主要な製品は、自動車部品やベアリング製造用工作機械に用いられるダイヤモンド部品、液晶テレビやスマートフォン、タブレット等の電子機器の製造に欠かせない電子部品実装(*2)用の産業機械に用いられるダイヤモンドノズル(*3)といった部品であります。

当事業では、こうした特殊精密部品・工具に加えて、実装機(マウンター)用ノズル等を洗浄する装置などの開発・製造・販売も行っております。また、微細精密加工技術と装置開発技術の複合により、微細な空間で液体や気体を効率的かつ連続的に混合・合成する化学反応用マイクロリアクター(*4)システムの開発・製造・販売も行っております。

(*1)硬脆材料      :

ダイヤモンドやセラミックスなどのように、硬度が非常に高い反面、衝撃に弱く、カケ易く割れ易い材料の総称。

(*2)実装        :

エレクトロニクスの分野で、電子部品をプリント基板の上に取り付ける(はんだ付けする)工程。

(*3)ダイヤモンドノズル :

電子部品(IC・コンデンサ・抵抗等)を電子基板に搭載する際に用いる吸着ノズル。

(*4)マイクロリアクター :

一辺あたり1mm以下の大きさの空間で連続的に化学反応を行う装置(通常はバッチ反応器、いわゆる普通のフラスコなど)。より大きなスケールで反応を行う他の装置と比べ、エネルギー効率、反応速度、安全性、対応できる反応、条件の制御能力などに優れる。

 

 

(2) 化学繊維用紡糸ノズル事業

当事業は、連結子会社の日本ノズル株式会社で行っており、主に、化学繊維用紡糸ノズル及び周辺部品、不織布製造装置、不織布関連ノズル等の設計・製造・販売を行っております。

同社は、1928年に創業して以来、化学繊維用(レイヨン製造用)ノズルを国産化し、化学繊維の紡糸ノズル専業メーカーとして事業展開してまいりました。紡糸ノズルは、不織布の製造や炭素繊維の原料となるアクリル繊維などの製造において繊維の品質を決定づける基幹部品であります。その製造にあたっては微細加工(孔(あな)あけ加工、パンチング加工)及び工具・冶具の製造に関して繊細な技術が必要となります。同社では、長年にわたり当該事業に特化してきたことにより、多くの技術的蓄積を有しております。

当事業では、わが国の化学繊維メーカーのみならず、中国、インド、トルコ、欧米など、グローバルな繊維メーカーや紡糸設備メーカー等に対し、各種ノズル等を納入しております。

 

(3) 電子材料スライス周辺事業

当事業は、太陽光発電向けダイヤモンドワイヤの製造・販売に関する経験、ノウハウを活かし、ダイヤモンドワイヤ製造装置の開発・販売を行うとともに、半導体向けダイヤモンドワイヤの開発・製造・販売へ事業モデルの転換を進めております

 

(4) マテリアルサイエンス事業

当事業は、東京大学との共同開発により、ゼオライトを低コストでナノサイズ化する技術開発に成功し、この技術を用いて開発したナノサイズゼオライトの事業化を目指しております。マイクロサイズのゼオライトをナノサイズ化することにより、従来の吸着、イオン交換、触媒などといった特長に加え、透明性、高分散などの特長が付加され、機能性も向上することから、従来のゼオライトでは実現できなかった用途での利用が期待されております。

現在、透明吸湿フィルム分野をはじめ、接着剤や塗料、抗菌・抗ウイルスコーティング剤やコスメ、ヘルスケア分野等の企業において、ナノサイズゼオライトを利用した製品開発が進められており、早期の事業化に向け取り組んでおります。

 

 事業の系統図は、次のとおりであります。

 


 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金

主要な事業
の内容

議決権の
所有割合
(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

日本ノズル株式会社
(注)2、3

神戸市西区

48,000千円

化学繊維用紡糸ノズル及び周辺部品、不織布製造装置、不織布用ノズル等の設計・製造・販売

100.0

役員の兼任3名
経営指導料の受取

上海那科夢楽商貿
有限公司
(注)2、4

中国上海市

450千USD

当社製品の販売、原材料等の仕入

100.0

役員の兼任4名
製品の販売

 

(注) 1 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

2 特定子会社であります。

3 日本ノズル株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えておりますが、化学繊維用紡糸ノズル事業の売上高に占める当該連結子会社の売上高(セグメント間の内部売上高又は振替高を含む)の割合が90%を超えているため、主要な損益情報等の記載を省略しております。

4 債務超過会社であり、2023年3月末時点で債務超過額は107,500千円であります。

 

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

特殊精密機器事業

39

2

化学繊維用紡糸ノズル事業

75

13

電子材料スライス周辺事業

20

1

マテリアルサイエンス事業

7

-〕

全社(共通)

16

1

合計

157

17

 

(注) 1 従業員数は、就業人員数であり、臨時従業員の年間平均雇用人員(1日8時間換算)を〔 〕内に外数で記載しております。

2 臨時従業員には、パートタイマー及び嘱託契約の従業員を含み、派遣社員を除いております。

3 全社(共通)は、主に管理部門の従業員であります。

 

(2) 提出会社の状況

2023年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

80

4

46.16

12.57

5,209,770

 

 

セグメントの名称

従業員数(名)

特殊精密機器事業

37

2

電子材料スライス周辺事業

20

1

マテリアルサイエンス事業

7

-〕

全社(共通)

16

1

合計

80

4

 

(注) 1 従業員数は、就業人員数であり、臨時従業員の年間平均雇用人員(1日8時間換算)を〔 〕内に外数で記載しております。

2 臨時従業員には、嘱託契約の従業員を含み、派遣社員を除いております。

3 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

4 全社(共通)は、主に管理部門の従業員であります。

 

(3) 労働組合の状況

当社には労働組合はありませんが、連結子会社である日本ノズル株式会社には、1969年12月に結成された労働組合があり、JAM山陽労働組合連合に加盟しております。2023年3月31日現在の組合員数は14名であります。

なお、当社グループの労使関係については円滑な関係にあり、特記すべき事項はありません。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

当社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)に基づく公表義務の対象となっていないため、記載事項はありません。

 

 

3 【事業等のリスク】

本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事項には、以下のようなものがあります。なお、当社グループはこれらのリスクの存在を認識した上で、当該リスクの発生を極力回避するための努力を継続してまいります。なお、文中における将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生する可能性のあるすべてのリスクを網羅するものではありません。

 

(特に重要なリスク)

(1)  江蘇三超社との仲裁に関するリスク

中国の江蘇三超社に対するダイヤモンドワイヤ生産設備等の譲渡案件について、当社所有のダイヤモンドワイヤ生産設備の譲渡及びダイヤモンドワイヤ製造に関する技術供与に係る契約に関し、同社より2021年11月17日に当社の契約義務の履行がなされなかったとして、本件契約を解除するとともに損害賠償請求する仲裁申立がシンガポール国際仲裁センター(以下「SIAC」という。)になされました。当社としては、本件契約の義務の履行は完了しており、同社の主張する契約解除事由には該当しないと考えており、仲裁手続きを通じて当社の正当性を主張するとともに、同社に対し本件契約代金の未払い額の請求を行っておりますが、本仲裁において、当社が敗訴となる判決が出た場合、当社グループの業績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

 (2)新規事業の事業化に関するリスク

当社は、新規事業として、ナノサイズゼオライトの開発に取り組んでおり、2019年7月に国立研究開発法人科学技術振興機構から本開発に対する成功認定を受け、現在、サンプル提供先企業において製品化に向けた開発を進めており、一部の企業においては開発ステージから事業ステージへ移行しており、引き続き量産顧客の獲得に努めてまいります。
 しかしながら、サンプル提供先企業における開発に更なる時間が必要であることが見込まれる場合や、将来的に量産顧客の獲得が実現できなかった場合は、当事業における固定費負担が継続することとなるとともに事業化の蓋然性等を考慮しなければならず、その場合、当社グループの業績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(重要なリスク)

(1)海外取引の拡大に関するリスク

当社グループの連結売上高に占める海外販売の比率は、当連結会計年度において43.2%と高く、当社グループが扱う製品の市場動向を鑑みると、今後も海外志向は強まっていくものと考えております。そのため、当社グループでは、取引慣行の違いによるトラブルを未然に回避するため各種契約に係る法務チェックを強化するとともに、債権回収の安全を図るため前受金の割合を高める等、与信管理を徹底しております。また、他にも地政学的要因などにより、海外での営業活動や製品の出荷に影響が出る可能性があります。

海外取引においては予期せぬトラブルが発生する可能性があり、これらのトラブルが顕在化した場合、当社グループの業績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(2) 株式希薄化による買収可能性に関するリスク

当社は、財務状態の安定化を目的として、複数回に渡り新株予約権の発行を決議し、その全ての行使が完了しております。発行株式数の増加に伴い、2023年3月末時点の株主は8,550名であり、個人株主比率も81.2%と高い状態にあります。また、2023年3月末時点での当社の株価は657円と低水準となっております。
  当社としては、企業価値を高めるべく構造改革を実施し、既存事業での収益力強化や新規事業開発などにも取り組んでおりますが、財務状況の改善が進むにつれ、安定株主不在及び株価低迷に伴う企業買収等の可能性は否定できず、このような場合、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 

 

(3)人材の確保に関するリスク

当社グループの運営は、代表取締役社長である井上誠をはじめとする主要な経営陣に大きく依存しております。将来、これらの経営陣において、病気やけがによる長期休暇、死亡などの事態が発生した場合、当社グループの業績や財務状況に大きな影響を与える可能性があります。また、当社グループの成長と成功は社員の力によるものであり、これら重要な人材の確保と育成には常に取り組んでおりますが、将来、重要な人材の確保と育成ができなかった場合、当社グループの成長、業績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(4)原材料等の調達価格が上昇するリスク

当社グループの事業に関し、販売価格に転嫁することが困難な水準で原材料やエネルギーコストなどが高騰した場合、製造原価の上昇によって利益が減少することにより、業績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

 

 

5 【経営上の重要な契約等】

当社は、2019年8月30日に、南京三超新材料股份有限公司の完全子会社である江蘇三超金剛石工具有限公司(以下「江蘇三超社」という。)との間で、当社所有のダイヤモンドワイヤ生産設備の譲渡及びダイヤモンドワイヤ製造に関する技術供与に係る契約を締結いたしました。

なお、本契約に関して江蘇三超社より仲裁の申立てを受けております。その内容については「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (2)その他」に記載しております。

 

 

 

2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社

2023年3月31日現在

事業所名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の
内容

帳簿価額(千円)

従業員数
(名)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積㎡)

リース
資産

その他

合計

本社
(堺市西区)

特殊精密機器事業、マテリアルサイエンス事業及び全社共通

本社機能、製造設備及び研究開発設備

155,136

0

132,890

(1,486.50)

0

288,026

60〔3〕

和泉工場
(大阪府和泉市)

電子材料スライス周辺事業

製造設備

0

0

(-)

0

0

20〔1〕

 

(注) 1 帳簿価額は減損損失計上後の金額で記載しております。

2 従業員数は就業人員であり、従業員数欄は、臨時従業員の年間平均雇用人員(1日8時間換算)を〔 〕内に外数で記載しております。

3 上記の他、連結会社以外から賃借している設備の内容は、下記のとおりであります。

 

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

年間賃借料
(千円)

契約残高
(千円)

本社
(堺市西区)

特殊精密機器事業及び全社共通

本社及び駐車場用
土地

12,785

17,280

和泉工場
(大阪府和泉市)

電子材料スライス周辺事業

和泉工場及び
駐車場用土地

44,340

 

 

(2) 国内子会社

2023年3月31日現在

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の
内容

帳簿価額(千円)

従業員数
(名)

建物
及び
構築物

機械装置
及び
運搬具

土地
(面積㎡)

リース
資産

その他

合計

日本ノズル
株式会社

本社
(神戸市西区)

化学繊維用紡糸ノズル事業

製造設備

345,037

226,579

481,992
(8,063.31)

12,875

183,861

1,227,961

75〔13〕

 

(注) 1 現在休止中の主要な設備はありません。

2 帳簿価額の「その他」は、工具、器具及び備品、及びソフトウエア等の無形固定資産であり、建設仮勘定の金額を含んでおります。

3 従業員数は就業人員であり、臨時従業員の年間平均雇用人員(1日8時間換算)を〔 〕内に外数で記載しております。

 

(3) 在外子会社

重要性がないため、記載を省略しております。

 

 

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

30,000,000

30,000,000

 

 

 

① 【ストックオプション制度の内容】

 

 

第4回新株予約権

決議年月日

2017年5月19日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社取締役   5名(注)1

当社従業員   48名

子会社取締役  2名

子会社従業員  10名

新株予約権の数(個)※

159[153](注)2

新株予約権の目的となる株式の
種類、内容及び数(株)※

普通株式 15,900[15,300](注)2

新株予約権の行使時の
払込金額(円)※ (注)3

1,995

新株予約権の行使期間 ※

2019年6月17日から

2027年6月16日まで

新株予約権の行使により
株式を発行する場合の株式の
発行価格及び資本組入額(円)※

発行価格  2,843

資本組入額 1,422

新株予約権の行使の条件 ※

(注)4

新株予約権の譲渡に関する事項 ※

新株予約権の譲渡については、取締役会の承認を要するものとする。

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※

(注)5

 

※ 当事業年度の末日(2023年3月31日)における内容を記載しております。なお、当事業年度の末日から提出日の前月末現在(2023年5月31日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度の末日における内容から変更はありません。

(注) 1 当事業年度末現在、取締役の退任等により、「付与対象者の区分及び人数」は、当社取締役6名、当社従業員18名、子会社顧問1名、子会社従業員10名となっております。

2 新株予約権1個につき目的となる株式数は100株であります。
当社が株式分割(株式無償割当を含む。)または株式併合を行う場合、次の算式により目的となる株式の数を調整するものとする。ただし、かかる調整は、新株予約権のうち、当該時点で権利行使されていない新株予約権の目的となる株式の数について行われ、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てる。
 調整後株式数=調整前株式数×分割・併合の比率

3 新株予約権の行使時の払込金額

  当会社が行使価額を下回る払込価額で募集株式の発行または自己株式の処分をする場合(ただし、当社普通株式の交付と引換えに当社に取得される証券もしくは当社に対して取得を請求できる証券、当社普通株式の交付を請求できる新株予約権(新株予約権付社債に付されたものを含む。)及び商法等の一部を改正する法律(2001年法律第128号)施行前の商法に基づき付与されたストック・オプションによる新株引受権の行使ならびに転換社債の転換の場合は除く。)は、次の算式により行使価額を調整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げる。

調整後行使価額

既発行
株式数

×

調整前
行使価額

新規発行
株式数

×

1株当たり
払込金額

既発行株式数 + 新規発行株式数

 

  上記算式において「既発行株式数」とは、当社の発行済株式総数から当社が保有する自己株式数を控除した数とし、自己株式の処分を行う場合には「新規発行」を「自己株式の処分」、「1株当たり払込金額」を「1株当たり処分金額」と読み替えるものとする。

  また、株式分割(株式無償割当を含む。)または株式併合を行う場合、次の算式により行使価額を調整し、1円未満の端数は切り上げる。

調整後行使価額=調整前行使価額×

分割・併合の比率

 

4 新株予約権の行使の条件

① 新株予約権の割当を受けた者(以下「新株予約権者」という。)は、権利行使時において当社または当社子会社の取締役、監査役または従業員いずれかの地位を保有していること、あるいは、当社と顧問契約を締結している場合に限る。ただし、定年退職その他取締役会が正当な理由があると認めた場合は、この限りではない。

② 新株予約権者が死亡した場合、その者の相続人は新株予約権を行使することができる。

③ その他の条件は、株主総会決議及び取締役会決議に基づき、当社と新株予約権者との間で締結する「新株予約権割当契約書」に定めるところによる。

5 組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

  当社が合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割、新設分割、株式交換または株式移転(以上を総称して以下「組織再編行為」という。)をする場合において、組織再編行為の効力発生の時点において残存する募集新株予約権の新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下「再編対象会社」という。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとする。この場合において、募集新株予約権は消滅するものとする。ただし、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約または株式移転計画において定めた場合に限るものとする。

① 交付する再編対象会社の新株予約権の数

  組織再編行為の効力発生の時点において残存する募集新株予約権の新株予約権者が保有する新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとする。

② 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

  再編対象会社の普通株式とする。

③ 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

  組織再編行為の条件等を勘案のうえ、上記「新株予約権の目的となる株式の数」に準じて決定する。

④ 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

  交付される新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、組織再編行為の条件等を勘案のうえ、調整した再編後の払込金額に新株予約権の目的である株式の数を乗じて得られる金額とする。

⑤ 新株予約権を行使することができる期間

  交付される新株予約権を行使することができる期間は、上記「新株予約権の行使期間」に定める募集新株予約権を行使することができる期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、上記「新株予約権の行使期間」に定める募集新株予約権を行使することができる期間の満了日までとする。

⑥ 新株予約権の行使の条件

  新株予約権の行使の条件は、上記(注)4に準じて決定する。

⑦ 譲渡による新株予約権の取得の制限

  譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の承認を要するものとする。

⑧ 再編対象会社による新株予約権の取得事由

以下に準じて決定する。

a.当社は、新株予約権者またはその相続人が新株予約権の行使の条件に該当しなくなった場合は、当該新株予約権を無償で取得することができる。

b.当社は、当社が消滅会社となる合併契約書承認の議案が当社株主総会で承認された場合、または、当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案もしくは株式移転の議案が当社株主総会で承認された場合は、新株予約権を無償で取得することができる。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(5) 【所有者別状況】

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式の数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

1

26

52

24

18

8,429

8,550

所有株式数
(単元)

930

11,198

6,524

1,975

68

89,475

110,170

3,900

所有株式数
の割合(%)

0.84

10.16

5.92

1.79

0.06

81.22

100

 

(注)所有株式数の割合は、小数点第3位を四捨五入しております。

 

 

(6) 【大株主の状況】

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(株)

発行済株式
(自己株式を
除く。)の
総数に対する
所有株式数
の割合(%)

株式会社SBI証券

東京都港区六本木1-6-1

443,600

4.03

楽天証券株式会社

東京都港区南青山2-6-21

329,600

2.99

井上 誠

堺市南区

258,920

2.35

株式会社YMD

名古屋市名東区本郷1-152

248,000

2.25

株式会社ナカムラコーポレーション

大阪市中央区北久宝寺町1-2-1

179,000

1.62

井上 阿佐美

堺市南区

148,380

1.35

井上 紘章

堺市南区

133,800

1.21

井上 絢哉

大阪府和泉市

128,700

1.17

野村証券株式会社

東京都中央区日本橋1-13-1

111,500

1.01

日本証券金融株式会社

東京都中央区日本橋茅場町1-2-10

93,000

0.84

2,074,500

18.82

 

 

① 【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

2,931,993

1,999,126

 

 

受取手形及び売掛金

※1 467,978

※1 473,249

 

 

契約資産

303,688

-

 

 

商品及び製品

239,891

30,516

 

 

仕掛品

357,215

385,721

 

 

原材料及び貯蔵品

153,947

123,040

 

 

その他

159,526

105,809

 

 

流動資産合計

4,614,241

3,117,464

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物

1,659,323

1,743,488

 

 

 

 

減価償却累計額

1,030,767

902,359

 

 

 

 

減損損失累計額

340,355

340,955

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

※2 288,200

※2 500,173

 

 

 

機械装置及び運搬具

4,266,789

4,333,952

 

 

 

 

減価償却累計額

2,628,213

2,655,354

 

 

 

 

減損損失累計額

1,422,782

1,452,018

 

 

 

 

機械装置及び運搬具(純額)

215,792

226,579

 

 

 

土地

※2 614,882

※2 614,882

 

 

 

リース資産

142,105

101,077

 

 

 

 

減価償却累計額

51,321

50,106

 

 

 

 

減損損失累計額

68,594

38,095

 

 

 

 

リース資産(純額)

22,188

12,875

 

 

 

建設仮勘定

56,472

149,991

 

 

 

その他

503,682

497,828

 

 

 

 

減価償却累計額

398,673

390,990

 

 

 

 

減損損失累計額

86,309

90,768

 

 

 

 

その他(純額)

18,700

16,069

 

 

 

有形固定資産合計

1,216,236

1,520,571

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

その他

9,555

17,815

 

 

 

無形固定資産合計

9,555

17,815

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

1,902

1,942

 

 

 

その他

66,341

64,711

 

 

 

貸倒引当金

33,923

33,923

 

 

 

投資その他の資産合計

34,320

32,730

 

 

固定資産合計

1,260,113

1,571,117

 

資産合計

5,874,355

4,688,582

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

564,478

247,675

 

 

前受金

186,666

186,666

 

 

契約負債

559,764

226,439

 

 

短期借入金

※2,3 148,651

※2,3 2,040,000

 

 

1年内返済予定の長期借入金

※2 133,681

※2 133,333

 

 

リース債務

22,096

19,407

 

 

未払法人税等

34,212

13,047

 

 

賞与引当金

86,543

60,743

 

 

受注損失引当金

7,569

3,079

 

 

その他

285,462

198,962

 

 

流動負債合計

2,029,128

3,129,355

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

※2 2,444,088

※2 266,666

 

 

リース債務

30,515

36,464

 

 

繰延税金負債

126,376

129,095

 

 

退職給付に係る負債

222,618

231,764

 

 

資産除去債務

50,616

49,371

 

 

その他

130,975

130,891

 

 

固定負債合計

3,005,191

844,255

 

負債合計

5,034,319

3,973,611

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

349,042

349,042

 

 

資本剰余金

299,042

299,042

 

 

利益剰余金

195,664

71,192

 

 

株主資本合計

843,749

719,277

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

627

601

 

 

繰延ヘッジ損益

2,071

1,345

 

 

為替換算調整勘定

14,667

15,842

 

 

その他の包括利益累計額合計

17,366

17,789

 

新株予約権

13,652

13,483

 

非支配株主持分

-

-

 

純資産合計

840,036

714,971

負債純資産合計

5,874,355

4,688,582

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 4,038,389

※1 3,322,156

売上原価

※2 2,776,624

※2 2,323,117

売上総利益

1,261,765

999,038

販売費及び一般管理費

※3,4 950,215

※3,4 965,885

営業利益

311,550

33,153

営業外収益

 

 

 

受取利息

424

528

 

受取配当金

88

81

 

助成金収入

7,975

80,000

 

スクラップ売却益

4,262

6,654

 

為替差益

41,958

-

 

原材料売却益

-

35,373

 

その他

1,468

349

 

営業外収益合計

56,177

122,987

営業外費用

 

 

 

支払利息

18,424

16,853

 

為替差損

-

3,841

 

シンジケートローン手数料

-

66,685

 

株式交付費

7,599

-

 

その他

3,372

3,125

 

営業外費用合計

29,396

90,506

経常利益

338,330

65,634

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

※5 103

※5 -

 

新株予約権戻入益

508

169

 

特別利益合計

612

169

特別損失

 

 

 

固定資産売却損

※6 15,311

※6 -

 

固定資産除却損

※7 5,514

※7 21,348

 

減損損失

※8 449,097

※8 34,913

 

訴訟関連費用

※9 37,502

※9 95,006

 

特別損失合計

507,425

151,268

税金等調整前当期純損失(△)

168,482

85,464

法人税、住民税及び事業税

92,107

36,393

法人税等調整額

3,471

2,613

法人税等合計

88,635

39,007

当期純損失(△)

257,117

124,471

非支配株主に帰属する当期純利益

-

-

親会社株主に帰属する当期純損失(△)

257,117

124,471

 

1.報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、当社及び子会社に製品・サービス別の事業部門を置き、各事業部門は取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

したがって、当社グループは事業本部を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、特殊精密機器事業及び化学繊維用紡糸ノズル事業、電子材料スライス周辺事業、マテリアルサイエンス事業の4つを報告セグメントとしております。

特殊精密機器事業は、主に電子部品実装機用のノズル及び装着ヘッド周辺部品、産業工作機械用の基幹部品を生産しております。化学繊維用紡糸ノズル事業は、主に化学繊維用の紡糸ノズルや不織布製造装置及び不織布関連ノズル等を生産しております。電子材料スライス周辺事業は、半導体向けダイヤモンドワイヤの生産やダイヤモンドワイヤ製造装置の販売を行っております。マテリアルサイエンス事業は、ナノサイズゼオライトの開発・販売を行っております

 

① 【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

1,391,211

878,466

 

 

受取手形

101,747

86,194

 

 

売掛金

※4 401,590

※4 323,492

 

 

商品及び製品

17,240

25,403

 

 

仕掛品

49,007

105,505

 

 

原材料及び貯蔵品

30,613

32,243

 

 

前払費用

13,294

13,440

 

 

未収還付法人税等

18,080

30,634

 

 

未収消費税等

23,608

-

 

 

その他

※4 107,262

※4 36,402

 

 

貸倒引当金

242,919

150,772

 

 

流動資産合計

1,910,739

1,381,010

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

※1 167,054

※1 155,136

 

 

 

構築物

※1 0

※1 0

 

 

 

機械及び装置

0

0

 

 

 

車両運搬具

0

0

 

 

 

工具、器具及び備品

0

0

 

 

 

土地

※1 132,890

※1 132,890

 

 

 

有形固定資産合計

299,944

288,026

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

その他

0

0

 

 

 

無形固定資産合計

0

0

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

267

267

 

 

 

関係会社株式

404,794

404,794

 

 

 

出資金

510

510

 

 

 

その他

61,405

61,195

 

 

 

貸倒引当金

33,923

33,923

 

 

 

投資その他の資産合計

433,052

432,842

 

 

固定資産合計

732,997

720,869

 

資産合計

2,643,737

2,101,879

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

※4 32,140

※4 48,857

 

 

短期借入金

※1,2 82,654

※1,2 1,650,000

 

 

1年内返済予定の長期借入金

※1 129,085

※1 133,333

 

 

リース債務

10,897

6,697

 

 

未払金

※4 134,503

※4 50,550

 

 

未払費用

34,271

31,704

 

 

未払法人税等

6,648

2,127

 

 

前受金

186,666

186,666

 

 

契約負債

46,543

2,138

 

 

預り金

6,907

4,675

 

 

賞与引当金

30,738

28,130

 

 

未払消費税等

-

7,268

 

 

流動負債合計

701,058

2,152,149

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

※1 2,115,815

※1 266,666

 

 

リース債務

13,427

6,730

 

 

繰延税金負債

1,988

1,382

 

 

退職給付引当金

144,760

154,137

 

 

資産除去債務

41,135

41,649

 

 

長期未払金

125,833

125,531

 

 

固定負債合計

2,442,960

596,098

 

負債合計

3,144,018

2,748,247

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

349,042

349,042

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

299,042

299,042

 

 

 

資本剰余金合計

299,042

299,042

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

10,000

10,000

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

固定資産圧縮積立金

3,423

2,195

 

 

 

 

繰越利益剰余金

1,175,442

1,320,132

 

 

 

利益剰余金合計

1,162,019

1,307,936

 

 

株主資本合計

513,934

659,851

 

新株予約権

13,652

13,483

 

純資産合計

500,281

646,368

負債純資産合計

2,643,737

2,101,879

 

 

 

② 【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 1,023,246

※1 1,073,038

売上原価

※1 770,728

※1 789,247

売上総利益

252,517

283,790

販売費及び一般管理費

※1,2 665,590

※1,2 546,681

営業損失(△)

413,073

262,890

営業外収益

 

 

 

受取利息及び配当金

※1 150,034

※1 150,023

 

為替差益

42,065

-

 

経営指導料

※1 13,200

※1 15,300

 

助成金収入

-

80,000

 

その他

※1 2,198

2,508

 

営業外収益合計

207,498

247,832

営業外費用

 

 

 

支払利息

15,337

13,631

 

為替差損

-

1,140

 

シンジケートローン手数料

-

56,318

 

株式交付費

7,599

-

 

その他

3,372

3,098

 

営業外費用合計

26,310

74,188

経常損失(△)

231,884

89,247

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

※3 103

-

 

新株予約権戻入益

508

169

 

特別利益合計

612

169

特別損失

 

 

 

固定資産売却損

※4 15,311

-

 

固定資産除却損

※5 372

※5 0

 

減損損失

449,097

34,913

 

訴訟関連費用

※6 37,502

※6 95,006

 

特別損失合計

502,283

129,920

税引前当期純損失(△)

733,555

218,998

法人税、住民税及び事業税

144,731

72,474

法人税等調整額

1,891

606

法人税等合計

146,622

73,080

当期純損失(△)

586,933

145,917