株式会社サーバーワークス

新宿区揚場町1番21号
証券コード:44340
業界:情報・通信業
有価証券報告書の提出日:2023年5月26日

(1) 連結経営指標等

 

回次

第20期

第21期

第22期

第23期

第24期

決算年月

2019年2月

2020年2月

2021年2月

2022年2月

2023年2月

売上高

(千円)

10,920,831

17,295,718

経常利益

(千円)

653,514

624,153

親会社株主に帰属する
当期純利益

(千円)

442,353

453,580

包括利益

(千円)

95,724

546,786

純資産額

(千円)

9,088,819

9,683,593

総資産額

(千円)

11,673,081

14,743,930

1株当たり純資産額

(円)

1,176.20

1,246.40

1株当たり当期純利益

(円)

57.74

58.64

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

55.82

57.26

自己資本比率

(%)

77.4

65.5

自己資本利益率

(%)

4.9

4.9

株価収益率

(倍)

40.53

46.03

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

337,948

81,520

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

1,067,305

799,590

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

101,046

437,334

現金及び現金同等物
の期末残高

(千円)

6,798,191

5,642,391

従業員数

(名)

197

342

 

(注) 1.第23期より連結財務諸表を作成しているため、それ以前については記載しておりません。

2.第23期の自己資本利益率は、連結初年度のため、期末純資産額に基づき計算しております。

3.従業員数は、就業人員を記載しております。なお、平均臨時雇用者数は従業員数の10%に満たないため記載を省略しております。

4.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、当連結会計年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

 

回次

第20期

第21期

第22期

第23期

第24期

決算年月

2019年2月

2020年2月

2021年2月

2022年2月

2023年2月

売上高

(千円)

4,477,879

6,811,373

8,029,275

10,910,890

15,862,322

経常利益

(千円)

335,635

421,214

410,598

689,799

951,038

当期純利益

(千円)

356,719

333,381

482,271

458,396

682,145

持分法を適用した場合
の投資利益

(千円)

21,192

10,276

10,872

資本金

(千円)

169,100

609,597

3,201,973

3,218,069

3,235,215

発行済株式総数

(株)

1,490,000

3,380,190

7,588,044

7,681,948

7,753,506

純資産額

(千円)

1,736,665

3,035,107

8,855,333

9,019,706

9,875,960

総資産額

(千円)

3,171,914

4,472,152

10,717,899

11,590,894

14,150,516

1株当たり純資産額

(円)

291.38

448.97

1,167.06

1,174.20

1,273.83

1株当たり配当額

(円)

(うち1株当たり
中間配当額)

(―)

(―)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益

(円)

62.11

49.49

66.68

59.83

88.19

潜在株式調整後1株
当たり当期純利益

(円)

46.39

63.21

57.84

86.12

自己資本比率

(%)

54.8

67.9

82.6

77.8

69.8

自己資本利益率

(%)

23.4

14.0

8.1

5.1

7.2

株価収益率

(倍)

115.68

67.33

39.11

30.60

配当性向

(%)

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

157,702

407,308

529,869

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

172,018

155,964

159,595

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

70,860

567,644

5,157,437

現金及び現金同等物の
期末残高

(千円)

760,265

1,579,231

7,426,126

従業員数

(人)

92

130

149

189

224

株主総利回り

(%)

126.9

99.5

51.9

59.8

(比較指標:配当込み
TOPIX)

(%)

(-)

(96.3)

(121.7)

(125.8)

(136.5)

最高株価

(円)

14,520

(9,905)

7,790

(11,200)

4,950

 

3,165

 

最低株価

(円)

5,100

(5,845)

3,860

(5,510)

2,063

 

1,902

 

 

(注) 1.1株当たり配当額及び配当性向については、配当を実施していないため、記載しておりません。

2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、第20期は、新株予約権の残高はありますが、当社株式は2019年3月13日迄非上場であったため、期中平均株価が把握できませんので記載しておりません。

3.第21期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、当社は2019年3月13日に東京証券取引所マザーズに上場したため、新規上場日から期末日までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しております。

4.第20期の株価収益率については、当社株式は2019年3月13日迄非上場であったため、記載しておりません。

5.当社は、2019年9月1日付で普通株式1株につき2株、2020年9月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っておりますが、第20期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算出しております。

6.従業員数は、就業人員を記載しております。なお、平均臨時雇用者数は従業員数の10%に満たないため記載を省略しております。

7.当社株式は、2019年3月13日から東京証券取引所マザーズ市場に上場したため、第20期の株主総利回りおよび比較指標は記載していません。第21期から第24期の株主総利回りおよび比較指標は、新規上場月である2019年3月末を基準として算定しております。

8.2021年1月15日付で東京証券取引所マザーズ市場から同取引所市場第一部に市場変更しております。最高・最低株価は、2021年1月14日以前は東京証券取引所マザーズ市場、2021年1月15日以降2022年4月3日以前は同取引所市場第一部、2022年4月4日以降は同取引所プライム市場における株価を記載しております。なお、2019年3月13日をもって東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場いたしましたので、それ以前の株価については記載しておりません。なお、2020年2月期及び2021年2月期の株価については、株式分割による権利落後の最高株価及び最低株価を記載しており、株式分割による権利落前の最高株価及び最低株価を括弧内に記載しております。

9.第23期より連結財務諸表を作成しているため、第23期および第24期の持分法を適用した場合の投資利益、営業活動によるキャッシュ・フロー、投資活動によるキャッシュ・フロー、財務活動によるキャッシュ・フロー及び現金及び現金同等物の期末残高は記載しておりません。

10.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第24期の期首から適用しており、第24期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
 

 

2 【沿革】

代表取締役社長である大石良は、2000年埼玉県和光市においてE-Commerce(電子商取引)のASP(注1)事業を目的として、有限会社ウェブ専科を設立いたしました。2002年4月に株式会社サーバーワークスに組織・社名を変更し、ASP方式で携帯電話向けECサイト作成サービスを提供する「ケータイ@(ケータイアット)」を事業の中心に据え、各種ASPサービスを提供してまいりました。2008年より当社が提供する各種ASPサービスのインフラ基盤としてAmazon Web Services, Inc.の提供するクラウドサービス「Amazon Web Services(以下「AWS」(注2)」の活用を開始したことが契機となり、現在ではAWSのインテグレーション、リセールおよびマネージドサービスの提供を主たる事業とするクラウド専業インテグレーターとして活動を行っております。

当社設立以後の企業集団に係る沿革は、以下のとおりであります。

年月

概要

2000年2月

埼玉県和光市において有限会社ウェブ専科を設立

2001年2月

本店を東京都豊島区東池袋へ移転

2002年4月

株式会社サーバーワークスへ社名・組織変更、本店を東京都文京区音羽へ移転

2003年8月

携帯向けECサイト作成サービス「ケータイ@」を提供開始

2009年9月

本店を東京都新宿区山吹町へ移転

2010年3月

AWSを利用したホスティングサービスの日本語コンソールサービスを提供開始

2011年1月

Amazon Web Services LLC(現Amazon Web Services, Inc.)よりAWSソリューションプロバイダーとして認定

2011年7月

Amazon Web Services LLCとVAR(注3)契約を締結、本格的にクラウド事業に参入

2013年9月

株式会社テラスカイと資本・業務提携(注4)

2014年5月

北海道札幌市中央区にクラウド特化型運用支援サービスを提供する株式会社スカイ365(株式会社テラスカイとの合弁会社)を設立

2014年7月

AWS自動化サービス「Cloud Automator」を提供開始

2014年11月

APN (注5) プレミアコンサルティングパートナー (注6)に選定

2015年3月

株式会社スカイ365において24時間365日対応の運用支援サービスを提供開始

2015年3月

本店を東京都新宿区揚場町へ移転

2015年4月

AWS日本語コンソールサービス「Cloudworks」を廃止

2015年9月

AWS マネージドサービスプロバイダー(MSP)プログラム (注7) を取得

2015年10月

APN プレミアコンサルティングパートナーに2年連続で選定

2016年6月

AWSリセールサービス「pieCe(ピース)」)」(現「AWS請求代行アドバンスド」)を提供開始 

2016年6月

APN 移行コンピテンシー を取得

2016年10月

AWS マネージドサービスプロバイダー(MSP)プログラム3.0に認定

2016年11月

APN プレミアコンサルティングパートナーに3年連続で選定

2017年11月

株式会社エヌ・ティ・ティ・データとクラウド導入支援において協業を開始

2017年11月

APN プレミアコンサルティングパートナーに4年連続で選定

2018年7月

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社と資本業務提携

2018年9月

APN プレミアコンサルティングパートナーに5年連続で選定

2018年11月

Amazon Web Services, Inc.とSPA(注8)契約を締結

2019年3月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2019年6月

APN Well-Architected パートナープログラムに認定

2019年8月

AWS マネージドサービスプロバイダー(MSP)プログラム4.0に認定

2019年8月

AWS エンドユーザーコンピューティングコンピテンシーに認定

2019年11月

APN プレミアコンサルティングパートナーに6年連続で選定

2020年2月

株式会社モンスター・ラボと資本業務提携

2020年9月

AWS マネージドサービスプロバイダー(MSP)プログラム4.1に認定

2020年9月

AWSリセールサービス「pieCe」(現「AWS請求代行サービス」)を提供開始 

2020年11月

APNプレミアコンサルティングパートナーに7年連続で選定

2021年1月

東京証券取引所市場第一部に上場市場変更

2021年3月

ウイングアーク1st株式会社と資本業務提携

2021年7月

AWS マネージドサービスプロバイダー(MSP)プログラム4.2に認定

2021年7月

WiL Strategic Partners I, L.P.へ出資

2021年7月

東京都新宿区に韓国のBespin Global Inc. グループとの合弁により株式会社G-gen(現連結子会社)を設立

2021年8月

AWS請求代行、システム構築から運用までを総合的にサポートする「サーバーワークスマイスターズ」サービスを提供開始

2021年11月

APNプレミアコンサルティングパートナーに8年連続で選定

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の再編により市場第一部からプライム市場へ移行

2022年6月

株式会社トップゲートの株式を取得、完全子会社化

2022年11月

投資目的子会社SXイノベーション・パートナーズを設立

2022年12月

AWS マネージドサービスプロバイダー(MSP)プログラムの認定を更新

2023年4月

AWSと4年間にわたるクラウドインフラ共通基盤の拡大に向けた戦略的協業を開始

 

(注1) ASPとは、Application Service Providerの略称であります。インターネットを通じて利用者に遠隔からソフトウェアを利用させる事業者またはサービスであります。

(注2) AWSとは、Amazon.com, Inc.の関連会社 Amazon Web Services, Inc.が提供する、Webサービスを通じてアクセスできるよう整備されたクラウドコンピューティングサービス群の総称であります。

(注3) VARとは、Value Added Reseller の略称であります。「付加価値再販売業者」のことであり、AWSに付加価値を付与したうえで再販売を行うことができるパートナーであります。

(注4) 株式会社テラスカイは、当社の主要株主であります。当社と株式会社テラスカイとの関係につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照ください。

(注5) APNとは、AWS パートナーネットワーク の略称であります。APNは、プログラム、専門知識、リソースを活用して、お客様向けのオファリング (製品やサービス) を構築、マーケティング、販売するパートナーのグローバルコミュニティであります。

(注6) プレミアコンサルティングパートナーとは、Amazon Web Services, Inc.に認定されたAPNパートナーのうち、その最上位のパートナーの名称であります。2023年3月現在、知識、経験、導入実績等に応じて「プレミア」、「アドバンスト」、「セレクト」の3つのティア(階層)があります。(プレミアコンサルティングパートナーは、プレミアティア サービスパートナーに名称変更。)特に最上位のプレミアティアとして認定を取得しているパートナーはグローバル全体でも限られており、2023年3月末日時点で日本でのプレミアティア サービスパートナーの数は12社のみとなっております。

(注7) AWSマネージドサービスプロバイダー(MSP)プログラムとは、Amazon Web Services, Inc.が、マネージドサービスの実績と経験を持つパートナーを検証するために実施する独立監査のプログラムです。

(注8) SPAとは、Solution Provider Addendumの略称であります。Solution Providerとは、ソリューション提供者として、AWS認定サービスにソリューションプロバイダーの付加価値を付与したうえで再販売を行うことができるパートナーであります。Amazon Web Services, Inc.のリセラープログラム変更に伴い、VAR契約からSPA契約へ移行しております。

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社、連結子会社3社及び持分法適用関連会社1社で構成され、「クラウドで 世界をもっと はたらきやすく」のビジョンのもと、Amazon.com, Inc.の関連会社 Amazon Web Services, Inc.が提供するクラウドコンピューティングサービス「AWS」のソリューション販売を主軸とし、2021年からはGoogleが提供するGoogle Cloudにも事業領域を広げてクラウドコンピューティング事業を展開しております。当社は、Amazon Web Services, Inc.の日本法人が設立される以前のクラウド黎明期より、他社に先駆けてAWS導入支援サービスの提供を開始し、AWSへの移行にかかるコンサルティング、クラウド基盤構築、アプリケーション開発、クラウド移行後の運用支援サービス及び運用自動化のためのサービス提供等を一貫して行うことにより、ソリューションを提供しながら、AWSの利用にかかる再販売を行っております。また、今後クラウドファーストの潮流が一層鮮明化するに伴い、より一層多様化・複雑化する顧客ニーズを的確に把握し、顧客ニーズを満たす適切な商品・サービスを提供し続けていくことやマルチクラウドへ対応するため、2021年8月には、Google Cloud事業を展開する株式会社G-genを連結子会社として設立し、2022年6月にはアプリケーション開発に強みを持つ株式会社トップゲートをM&Aにより連結子会社化いたしました。また、当社グループの企業価値向上に寄与する技術・サービスを保有する事業企業への投資事業を開始する目的で、2022年11月には株式会社SXイノベーション・パートナーズを設立いたしました。

クラウドコンピューティング(※1)は、サーバー、ソフトウェアライセンス、ネットワーク機器などの初期投資、また運用にあたって多大な運用コストを要する従来型のオンプレミス(※2)と比較し、初期投資を必要とせず、必要に応じてコンピューティング・リソースを柔軟かつ迅速に拡張・縮小することが可能であります。その利便性の高さから、Web・ゲーム・スタートアップ企業のみならず、近年では障害や中断が許されない基幹業務系システム構築の領域においても主要な選択肢となりつつあります。従来の基幹業務系システムに限らず、今後の企業のイノベーションを後押しするビッグデータ(※3)、IoT(※4)、AI(※5)など、柔軟性と変化対応のスピードが要求される新しいビジネス領域はクラウド基盤に支えられた新たなデジタル技術を大前提としたものであり、クラウドをIT基盤の最初の選択肢に据える考え方はもはや常識化しつつあると認識しております。

当社は、国内外のIaaS/PaaS(※1)の市場で高いシェアを誇るAWSを、顧客企業毎に最適な状態で利用するためのコンサルティング業務、設計・構築業務、および運用支援サービスの開発・提供を行っております。

 


(1) 当社グループサービスの特徴

当社グループの事業は、サーバーワークスによるAWS事業、連結子会社G-gen及びトップゲートによるGoogle Cloud事業ともに「クラウド事業」単一セグメントであるため、以下については製品・サービス区分別に記載しております。

 

① クラウドインテグレーション

当社グループは、従来のオンプレミス環境で運用されてきた主に企業の基幹業務系システムをクラウド環境へ移行する際のクラウド基盤のデザイン、構築サービス及びアプリケーション開発を提供しています。従来のシステムをクラウド上に移行し(リフト)、コスト効果や生産性を向上するためにクラウドに最適化したシステムの再構築を図る(シフト)、リフト&シフト戦略を顧客企業に提案することにより、クラウドを活用することにより享受できる効用の最大化を図ります。

また、クラウド基盤の構築サービスの提供にとどまらず、顧客企業がクラウドを通じて実現するビジネス目標の設定、クラウドへの移行計画の策定やクラウド導入後の運用計画の策定支援まで、クラウドを導入することによって実現するIT基盤全体の最適化を見据えた上流のコンサルティングサービスも提供しております。

また、数多くのクラウド導入に携わってきた実績から得られたナレッジ・ノウハウをデータベース化して社内での技術トレーニングを行うことにより、Amazon Web Services, Inc.等が提供する各種認定技術者資格を保有する数多くのエンジニア(※6)を育成しております。公表実績AWS導入取引社数およびプロジェクト数のうち、クラウドインテグレーションの実績は以下のとおりであります。

 

(単位:社/件)

 

2021年2月期

2022年2月期

2023年2月期

取引社数

163

173

226

プロジェクト数

457

482

642

 

主として検収時に売上高を計上する一過性の売上が中心となっており、当社ではフロー売上と位置づけております。

 

② リセール
(AWSリセール/Google Cloudリセール)

当社は2011年7月に Amazon Web Services LLC(現Amazon Web Services, Inc.)とVAR契約(付加価値再販売契約)を締結して以来、日本におけるAWSのリセラーとしてAWSの再販売を行っております。顧客企業は、当社が提供する付加価値としての課金代行サービス経由でAWSを利用することにより、従来ハードウェアの調達やその管理に費やしていた時間やコストを削減することができます。また、当社がAWS利用料に手数料を加算した日本円建ての請求書を発行することにより、顧客企業は一般的な銀行振込による支払いが可能となります。

当社では、2016年6月より、既存の課金代行サービスに新たな付加価値サービスをパッケージとして組み合わせた「pieCe(現「AWS請求代行アドバンスド」)」の提供を開始しております。「pieCe(現「AWS請求代行アドバンスド」)」では、AWS利用料の決済機能だけでなく、「CloudAutomator」(当社のAWS運用自動化サービス)も併せて提供するなど、当社独自の付加価値を付与して提供しており、また、万が一AWSに障害が発生した場合の顧客企業が被った損害を補償する損害保険を東京海上日動火災保険株式会社との業務提携により付帯させております。当社が取扱う稼働するAWSアカウント数の実績は以下のとおりであります。

 

AWSアカウント数

(単位:個)

2021年2月期

2022年2月期

2023年2月期

第1

四半期

第2

四半期

第3

四半期

第4

四半期

第1

四半期

第2

四半期

第3

四半期

第4

四半期

第1

四半期

第2

四半期

第3

四半期

第4

四半期

1,184

1,273

1,343

1,424

1,542

1,728

1,856

2,012

2,160

2,292

2,510

2,686

 

AWSは、基本的には初期費用が不要であり、顧客企業のAWS利用時間に応じたオンデマンドかつ従量型課金制となっておりますが、利用するサーバースペックと利用期間を予約することにより大幅な割引を得ることのできるReservedInstance(リザーブド・インスタンス)およびSaving Plansと呼ばれる取引形態が存在します。

また、連結子会社である株式会社G-gen及び株式会社トップゲートでは、日本におけるGoogle CloudのリセラーとしてGoogle Cloudの再販売を行っております。

 

(AWS運用自動化サービス「Cloud Automator」)

「Cloud Automator」は、AWSのAPI(※7)を、当社が提供するWebアプリケーションの画面上からプログラムレスで直感的・視覚的に操作することにより、クラウド運用の自動化・最適化による運用品質の向上を実現するための当社独自のSaaS(※1)であります。AWSの運用に欠かせないバックアップ、EC2(仮想サーバー)やRDS(リレーショナル・データベース)の起動・停止といった「ジョブ自動化機能」と、顧客企業が利用するAWS環境が安全に運用されていることを自動的にレビューする「構成レビュー自動化機能」の2つの機能を実装しており、ヒューマンエラーを極小化しながら運用・保守管理コスト削減と安定運用を実現します。

 

(ソフトウェアライセンス販売)

情報漏洩対策など顧客企業の関心が高いセキュリティ対策ソフトウェア・サービスは、クラウド環境を安全に運用し顧客企業の不安を払拭するうえで不可欠なものとなっております。当社グループは、顧客企業のAWS及びGoogle Cloud環境を運用する上で有効な各種ソフトウェア・サービスの仕入れ販売を行っております。

 

リセール、AWS運用自動化サービス「Cloud Automator」、ソフトウェアライセンス販売ともに、主に利用時間・期間に応じサービス料金を課金するサブスクリプション型のビジネスモデルとなっており、持続的かつ長期的に安定的な収入を見込めるため、当社グループはストック型の売上と位置づけております。なお、AWSリセール及びGoogle Cloudリセールは取引の性格上、利用料金の総額を売上高に計上しております。

 

③ MSP(マネージドサービスプロバイダー)・SRE(サイト・リライアビリティ・エンジニアリング)

顧客企業がAWS及びGoogle Cloud上に展開した仮想サーバーやネットワークの監視・運用・保守等を請け負うサービスを提供しております。

当社グループは、24時間365日体制でインフラからアプリケーション層をカバーする性能監視、障害監視・復旧、バックアップ等の運用サービスを提供できる体制を整えております。サービス設計にあたっては、安定的なサービス提供と継続的な改善を管理するためにITIL(※8)に準拠した運用設計、運用フローとサービスレベルを規定しております。当社グループは、顧客エンゲージメントライフサイクル(計画、設計、移行または構築、実行および最適化)全体を通して、顧客企業をサポートするために持ち合わせておくべき能力を保有するとしてAmazon Web Services, Inc.に認定された最新の「MSPプログラム」を取得しております。主に利用期間に応じてサービス料金を課金するサブスクリプション型のビジネスモデルとなっており、持続的かつ長期的に安定的な収入を見込めるため、当社グループはストック型の売上と位置づけております。

また、近年においては大規模にクラウドへのシフトを進めている特定・大型の顧客が増加しており、従来の標準的なMSPサービス対応ではなく個別の対応が必要となってきております。このようなニーズに対しては専任チームを編成して対応にあたるSRE(サイト・リライアビリティ・エンジニアリング)(※9)を実施しております。

 

④ その他

主に、AWS及びGoogle Cloud上で稼働する特定顧客企業のサービスにおけるシステム運用等を行っております。

 

(2) 当社グループのビジネスモデルについて

当社グループでは、クラウドインテグレーションによる売上を「フロー売上」(主に、顧客企業へのコンサルティング、基盤デザイン及び基盤構築等クラウドインテグレーションサービス提供時における役務提供による売上であって、主として顧客企業の検収時に売上が計上される一過性の売上)として位置付け、導入企業を開拓することによりフロー売上を拡大させるとともに継続利用企業を蓄積することにより、前述の「ストック売上」(主に、顧客企業がAWS及びGoogle Cloudを継続的に利用するにあたり発生するAWS及びGoogle Cloudの月額利用料及び「Cloud Automator」をはじめとする自社サービスの月額利用料及びサードパーティーソフトウェア・サービスの継続利用に伴うライセンス料(前述(1)② リセール)並びにAWS及びGoogle Cloud上のサーバーの監視・バックアップ等の運用代行利用料及び保守料等(前述(1)③ MSP)による継続的な売上)の拡大による安定収益化を図っております。

 


〔用語解説〕

※1 クラウドコンピューティング: ソフトウェア、データベース、サーバー及びストレージ等をインターネットなどのネットワークを通じてサービスの形式で必要に応じて利用する方式のことを意味し、「IaaS」「PaaS」「SaaS」の大きく3つの種別に分類されます。

 

クラウドの種別

代表例

説明

IaaS (Infrastructure-as-a-Service)

AWS

インターネットを経由して、CPUやメモリなどのハードウェア、サーバーやネットワークなどのITインフラを提供するサービス

PaaS (Platform-as-a-Service)

AWS、Microsoft Azure

インターネットを経由して、アプリケーションを実行するためのプラットフォームを提供するサービス

SaaS (Software-as-a-Service)

Salesforce.com、Office365

インターネットを経由して、従来パッケージ製品として提供されていたソフトウェアを提供・利用する形態

 

※2 オンプレミス:顧客企業が情報システムを自社で保有し、自社の設備において自社運用する形態を意味します。

※3 ビッグデータ:従来のツールやアプリケーションで処理することが困難な巨大・膨大で複雑なデータ集合のことを意味します。

※4 IoT: Internet of Things の略称であります。コンピュータなどの情報通信機器だけでなく、世の中に存在する様々な物体(モノ)に通信機能を持たせ、相互に通信を行うことにより認識や制御を自動的に行うことを意味します。

※5 AI:Artificial Intelligenceの略称であり、日本では「人工知能」として知られております。従来から概念として広く知られた言葉ですが、ロボティクス同様、膨大なデータの分析・解析・学習処理をクラウドベースで実現することにより現実味を帯び始めています。

 

※6 2023年2月末日現在、AWS認定資格取得者数は以下のとおりであります。

(単位:名)

AWS認定資格種別

資格取得者数(重複有り)

AWS認定ソリューションアーキテクト・プロフェッショナル

85

AWS認定DevOpsエンジニア・プロフェッショナル

48

AWS認定ソリューションアーキテクト・アソシエイト

124

AWS認定デベロッパー・アソシエイト

80

AWS認定システムオペレーションアドミニストレーター・アソシエイト

79

AWS認定セキュリティ-専門知識

53

AWS認定ビッグデータ-専門知識

80

AWS認定高度なネットワーキング-専門知識

33

AWS認定機械学習-専門知識

16

AWS認定Alexaスキルビルダー-専門知識

10

AWS認定データベース-専門知識

37

AWS認定データアナリティクス-専門知識

21

 

※7 API:Application Program Interfaceの略称であります。あるコンピュータプログラムの機能や管理するデータを、外部の他のプログラムから呼び出して利用できるようにする仕組みを意味します。

※8 ITIL: Information Technology Infrastructure Libraryの略称であります。ITサービスマネジメントの成功事例(ベストプラクティス)を体系化したITシステムのライフサイクルマネジメントに関するガイドラインであります。

※9 SRE:Site Reliability Engineeringの略称であります。米Google社が2003年に提唱した、利用が拡大する大規模ITシステムを運用していくための概念で、ITシステムの信頼性を担保するための性能、可用性、拡張性、セキュリティなどを向上させることがミッションであり、様々なツールの導入や、顧客とのコラボレーションを強化することで継続して改善していける仕組みを構築する手法のことであります。

 

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金
(千円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
割合又は被所有
割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

株式会社G-gen

(注)3

東京都新宿区

100,000

クラウドインテグレーション、リセール、MSP

所有
50.00

管理業務受託

役員の役員兼務2名

従業員の役員兼務1名

(連結子会社)

 

 

 

 

 

株式会社トップゲート

東京都新宿区

15,000

クラウドインテグレーション、リセール、MSP

所有
100.00

 

(連結子会社)

 

 

 

 

 

株式会社SXイノベーション・パートナーズ

東京都新宿区

10,000

投資事業

所有
100.00

管理業務受託

役員の役員兼務1名

従業員の役員兼務1名

(関連会社)

 

 

 

 

 

株式会社スカイ365

北海道札幌市北区

105,237

MSP

 所有
34.90

MSPの業務委託
従業員の役員兼務1名

 

(注) 1.「主要な事業の内容」欄には、当社グループの製品・サービス区分の名称を記載しております。

2.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

3.持分は、100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため子会社としております。

 

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

2023年2月28日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

クラウド事業

342

合計

342

 

(注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時従業員数は総数が従業員数の100分の10未満のため記載を省略しております。

2.使用人数の増加は、業容拡大に備えた中途採用、新卒採用の増加及びM&A等による連結子会社の増加によるものであります。

 

(2) 提出会社の状況

2023年2月28日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

224

37.1

3.0

6,864,604

 

(注) 1.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

2.従業員数は就業人員であり、臨時従業員数は総数が使用人数の100分の10未満のため記載を省略しております。なお、従業員数は、当社から他社への出向者を除いた就業人員数であり、平均年齢、平均勤続年数には当社から他社への出向者は含まれておりません。

3.使用人数の増加は、業容拡大に備えた中途採用、新卒採用によるものであります。

4.当社はクラウド事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(3) 労働組合の状況

労働組合は結成されておりません。なお、労使関係は円滑な関係にあり、特記すべき事項はありません。

 

 

2 【事業等のリスク】

当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる事項を以下に記載しております。あわせて、必ずしもそのようなリスクに該当しない事項についても、投資者の判断にとって重要であると当社グループが考える事項については、積極的な情報開示の観点から記載しております。なお、本項の記載内容は当社株式の投資に関する全てのリスクを網羅しているものではありません。

当社グループは、これらのリスクの発生可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の迅速な対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本項以外の記載内容もあわせて慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。

なお、本項記載の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

1.事業展開に関するリスク

(1) クラウド市場の動向について
・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容
当社グループが事業を展開するクラウド市場は、ICT・業務の効率化に対する企業の期待やクラウドに対する注目度の高まりに伴って急速に成長しております。当社グループは今後もこの成長傾向は持続すると予測しており、クラウド事業の多角化を積極的に展開していく計画であります。しかしながら、経済情勢や景気動向の悪化等により、企業の情報化投資が低迷するような場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても相応にあるものと認識しております。当社グループにおいては、リセール、MSPを強化し、ストックビジネス拡大を進めることで、収益基盤の強化に努め、持続的な成長と企業価値の向上に努めています。

 

(2) 製品・サービスの関連性について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社グループは、クラウドインテグレーションにおいてクラウド環境の設計・構築を行うだけでなく、環境構築後のリセールやMSPのサービスを継続して顧客企業に提供することをメインとしております。そのため、クラウドインテグレーションの案件獲得が困難になった場合には、クラウドインテグレーションの売上高が減少するだけではなく、リセールやMSPの売上高の成長が鈍化し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても常にあるものと認識しております。当社グループにおいては、クラウンドインテグレーション案件獲得のためには、クラウンドインテグレーションに関する知見を有した人材の採用と教育が重要となります。そのため、リモートワーク・時短勤務制度の導入など、ダイバーシティ(働き方の多様性)に対応した施策を積極的に推進し、ワークライフバランスの実現を率先的に図ることにより、次世代を担う優秀な人材の獲得に努めてまいります。また同時に、社員の能力開発・向上のための研修、各種認定資格取得補助の実施など、従業員の能力を最大限に発揮させる仕組みを確立してまいります。

 

(3) AWSへの依存について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社グループはAWSを主軸としたクラウドインテグレーターとして、AWSのリセールおよびその周辺ビジネスの拡大により売上高の持続的成長を実現してまいりました。従いまして、当社グループの成長はAWSの市場拡大に大きく依存しております。当社グループは、AWSを含めたパブリッククラウドの市場規模は継続的に拡大していくものと認識しており、今後もAWSを主軸として事業展開を進めて行く方針であります。また、近年においては、AWSは事業ポートフォリオをIaaSからPaaSまで拡げ、今後も更なる成長と市場の拡大が見込まれると考えております。しかしながら、AWSの市場規模が縮小する場合やAmazon Web Services, Inc.の経営戦略に変更がある場合等には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても相応にあるものと認識しております。当社グループにおいては、AWSの市場動向、Amazon Web Services, Inc.の経営戦略について情報収集を行い、適切な経営判断ができるよう努めております。

 

(4) Amazon Web Services, Inc. との契約について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社のAWSリセールについては、Amazon Web Services, Inc.とのSPA契約に基づいて行われております。当該契約は、当社又は同社のいずれかが解除事由への抵触を理由に解除を申し出た場合のほか、理由の如何に関わらず事前に解除を申し出た場合を除いて、継続するものとされております。現時点では当該契約の解除事由に該当する事実は生じておらず、良好な関係を築いておりますが、今後当社が解除事由に抵触したこと等を理由に契約を解除された場合には、当社グループの事業運営、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、低いものと認識しております。当社グループにおいては、今後もAmazon Web Services, Inc.との関係が良好なものとなるよう努めております。

 

(5) クラウドインテグレーションにおける業績変動の可能性について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社グループは、クラウドインテグレーションにおいて、クラウド環境の設計・構築及びアプリケーション開発を行っております。同事業におけるプロジェクトは、想定される工数や難易度を基に見積りを作成し受注をしておりますが、見積り作成時に想定されなかった不測の事態等により、工数が大幅に増加し、プロジェクトの採算が悪化する場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても常にあるものと認識しております。当社グループにおいては、プロジェクトごとの進捗管理を徹底し、計画通りに売上高及び利益の計上ができるように努めております。また、顧客企業との認識のずれや想定工数が大幅に乖離することがないように工数の算定を行い、プロジェクトの採算が悪化しないよう努めております。

 

(6) クラウドインテグレーション及びMSPサービスにおける不具合・瑕疵について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社グループが提供するクラウドインテグレーション及びMSPサービスの納品・検収完了後において、重大な不具合・瑕疵等が発見された場合には、当社グループに対する信頼性を著しく毀損する可能性があり、取引先からの信用を失うとともに、不具合・瑕疵等に対する対応費用の発生、損害賠償責任の発生等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、低いものと認識しております。当社グループにおいては、クラウドインテグレーション及びMSPサービスの提供・開発過程において、提供・開発手順の標準化と標準化プロセスを遵守すること等により不具合・瑕疵の発生防止に努めております。

 

(7) 通信回線等の外部依存について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社グループが提供するリセール及びMSPにおけるクラウドサービスは、顧客企業からAWS及びGoogle Cloudまでの接続サービス等の提供にあたり、他社の通信キャリアから通信回線を調達しております。通信キャリアの提供する電気通信サービスに障害が生じ代替手段の調達ができずに、サービスが長時間にわたり中断する等の事象が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても常にあるものと認識しております。当社グループにおいては、障害に対して迅速に対応するべく、日次のシステム監視及び障害検出に関して、管理体制を強化し障害発生の未然防止及び障害発生時の影響極小化の体制を整えております。

 

(8) サービス中断の可能性について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社グループが提供するクラウドサービスは、地震等の自然災害、電力不足、停電、通信障害、テロ等の予見し難い事由により、停止或いは遅延等の影響を受ける可能性があります。また、コンピュータクラッキング、コンピュータウイルス、人的過失及び顧客企業等の偶発的或いは故意による行為等に起因するサービスの中断も、当社グループのサービスの提供を妨げる可能性があります。サービスの提供が中断し当社グループの信用失墜又は事業機会の逸失が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、2020年年初に顕在化した新型コロナウイルスの感染拡大は世界中に蔓延しており、当社グループは感染拡大を防止するため、衛生管理の徹底や時差出勤及び在宅勤務等の効率的な事業運営を実施しております。しかし、さらに感染が拡大した場合、従業員の感染による操業停止やサプライチェーンの停滞等により、当社グループの事業運営、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても相応にあるものと認識しております。当社グループにおいては、事業継続管理規程を策定し、社内周知徹底や運用テストの実施に継続的に取り組み、リモートワーク環境の整備などの事前準備を整えておくことにより、有事の際の影響を最小限に留めるよう努めております。

 

(9) AWS及びGoogle Cloudのシステム障害について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社グループの事業は、AWS及びGoogle Cloudの各種サービスをインターネットを介して顧客企業に提供することを前提としております。従いまして、自然災害や事故などによる不測の事態が発生し、万が一、AWS及びGoogle Cloud自体にシステム障害が起こるような場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても常にあるものと認識しております。当社グループにおいては、障害に対して迅速に対応するべく、日次のシステム監視及び障害検出に関して、管理体制を強化し障害発生の未然防止及び障害発生時の影響極小化の体制を整えております。

 

(10) クラウドインテグレーションにおける外部協力先の確保について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社グループは必要に応じて、クラウドインテグレーションにおいて複数の外部協力先に委託を行っておりますが、万が一適切な協力先、技術者数が確保できない場合又は委託単価が高騰した場合には、費用の増加又は納期遅延等が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても相応にあるものと認識しております。当社グループにおいては、今後も外部協力先との安定的な取引関係を保つとともに、十分な技術力を有する新規協力先の開拓を行ってまいります。

 

(11) MSPにおける特定の外注先への依存について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社のMSPサービスにおいては、株式会社テラスカイとの合弁会社である株式会社スカイ365に対し、障害監視等の基本的な定型業務を委託しております。株式会社スカイ365は株式会社テラスカイの子会社であるため、今後株式会社スカイ365及び株式会社テラスカイの経営方針の変更等により、突発的に株式会社スカイ365との取引関係継続が困難になった場合には、当社グループリソースによって相応のカバーは可能ながら、追加的な人員や他の協力先確保に伴う想定外の費用増加によって、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても相応にあるものと認識しております。当社においては、自社においても当該業務を一部行っており、今後も自社における運用代行機能を拡大することにより、適正な外注比率を維持し、突発的な事象に対する影響度の低減を図る方針であります。

 

(12) 新規事業展開について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社グループは今後、更なる収益拡大を図るため、既存事業の周辺領域での新たな事業展開や海外市場における事業展開についても取り組んで参りたいと考えております。しかしながら、新規事業展開や海外展開は構想段階であり、先行投資として人件費等の追加的な支出が発生する場合や、これまで想定していない新たなリスクが発生する等、当社グループの想定通りに進捗せず、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても相応にあるものと認識しております。当社グループにおいては、新規事業の概況や市場動向を注視しながら、適切なタイミングで事業の再編や構造改革を実施するように努めております。

 

 

(13) M&Aについて

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社グループは、既存の事業基盤を拡大するため、あるいは新たな事業への進出等のため、事業戦略の一環としてM&A戦略を推進してまいります。買収後において予期せぬ偶発債務等の発生や、事業環境の変化等により、当社グループが想定したシナジーや事業拡大の成果が得られず、減損損失が発生するなど、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても相応にあるものと認識しております。当社グループにおいては、対象企業の経営内容や財務内容等について厳密にデューデリジェンスを行うことにより、買収によるリスクを極力回避することが必要と認識しております。

 

2.外部環境に関するリスク

(1) 価格競争について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社グループが属するクラウド市場における価格競争は、競合企業の新規参入により今後更に激しくなることが予測されます。低価格競争が更に進展し、競合他社との差別化が有効に図れず、当社グループが提供するサービスの売上高が想定どおりに増加しない、または利益水準が悪化する場合等には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても相応にあるものと認識しております。当社グループにおいては、技術力の強化、サービス品質の向上等により、競争力の維持に努めております。

 

(2) 競合について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社グループが事業を展開するクラウド市場は、規模の大小を問わず競合企業が複数存在しており、クラウドの普及に伴い、今後も競合企業の新規参入が予測されます。これら競合他社の中には、当社グループに比べ大きな資本力、技術力、販売力等の経営資源及び顧客基盤等を保有している企業が含まれ、競合企業の動向は市場に大きな影響を与える可能性があり、新規参入の拡大等により競争が激化し、類似サービスの出現により当社グループが競合企業との差別化を有効に図ることが出来ない場合等には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても相応にあるものと認識しております。当社グループにおいては、自社開発のAWS運用自動化サービス「Cloud Automator」を提供し、APNコンサルティングパートナーを含む他社との差別化を図っております。

 

(3) 技術革新への対応について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社グループが属するクラウド業界においては、市場及び顧客ニーズ、技術の変化が非常に速く、それに基づく新サービス等の開発・導入が相次いで生じております。また、AWSの特性としてサービスの仕様変更、新サービスの追加等頻繁にアップデートを実施しており、AWSエンジニアの育成プロセスは長期化かつ高難度化しておりますが、技術革新、またはそれに伴い変化する顧客ニーズを捉えた新サービスの開発、導入及び品質確保等にかかる対応が遅れた場合には、当社グループサービスの競争力が低下する可能性があります。また、技術革新に対応するために必要となる追加投資等の支出が拡大した場合には採算悪化による利益の低下に繋がり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても相応にあるものと認識しております。当社グループにおいては、このような変化に対して迅速にキャッチアップすべく、最新の技術動向等を注視し、最新の技術情報の収集とノウハウの習得に積極的に取り組んでおります。

 

(4) 為替相場の変動について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社のAWSリセールにおいて、当社とAmazon Web Services, Inc.との取引にかかるAWS月額利用料は米ドル建てで計算されます。日本円と米ドル間の為替相場が円高となった場合には売上高・仕入高が共に減少し、円安となった場合には売上高・仕入高が共に増加する為、利益率への影響は緩和されておりますが、急激な為替変動があった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても相応にあるものと認識しております。当社グループにおいては、為替予約を行うことにより為替リスクの極小化を図っております。

 

(5) 法的規制について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社グループは電気通信事業法上の電気通信事業者として届出を行い受理されております。現在において、当社グループの事業に対する同法による規制強化等が行われるという認識はありませんが、社会情勢の変化等により当社グループの事業運営を制約する規制強化等が行われる可能性は否定できません。万が一、かかる規制の強化がなされた場合には、当社グループの事業運営に影響を及ぼす可能性があります。また、近年、インターネット関連事業を規制する法令は度々変更・追加がなされており、今後新たな法令等の規制がなされた場合には、当社グループの事業運営に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、低いものと認識しております。当社グループにおいては、法令改正の動向などの情報収集を適宜行い、適時に対応できるようにすることによりリスクの軽減を図っております。

 

3.事業運営に関するリスク

(1) 特定人物への依存について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社の代表取締役社長大石良は、当社の創業者であり、経営方針・経営戦略の策定やその実行において重要な役割を果たしております。今後何らかの理由で同氏が当社の業務を遂行することが困難になった場合には、当社グループの事業運営、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、低いものと認識しております。当社グループにおいては、同氏に過度な依存をしない経営体制を構築すべく、幹部社員の情報共有や権限委譲等によって同氏への過度な依存の脱却に努めております。

 

(2) 小規模組織であることについて

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社グループは急速に規模が拡大しているものの、未だ小規模な組織であると認識しております。現状はこれに応じた内部管理体制となっておりますが、今後の成長に伴う事業規模の拡大によっては、内部管理体制とのアンバランスが生じ、適切な業務運営が困難となり当社グループの事業運営及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、低いものと認識しております。当社グループにおいては、事業規模の拡大に応じて人員の増強や内部管理体制の一層の充実を図ってまいります。

 

(3) 優秀な人的資源の確保について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社グループの提供するサービスは、技術部門を中心とした従業員による継続した役務に依存しております。当社グループの事業拡大に伴い、優秀な経営陣及び従業員を内部育成し、技術・営業・企画及び管理面において適切な人材を適切な時期に確保又は維持できなかった場合、必要以上の人員数採用により労務費用を適切にコントロールすることができなかった場合、労働市場において想定よりも人件費が高騰した場合には、当社グループの事業運営、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても相応にあるものと認識しております。当社グループにおいては、様々な採用チャネルを活用して多様な人材の確保に努めるとともに、教育制度の充実等による適切な人材育成に努めております。また、魅力的な報酬制度や公正な人事評価制度の構築、リモートワークの推進をはじめとした働きやすい労働環境の整備等、従業員の働きがいを維持・向上させるための取り組みを実施しております。

 

(4) 知的財産権について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社グループはこれまで、第三者の知的財産権を侵害したとして損害賠償や使用差し止めの請求を受けたことはなく、知的財産権の侵害を行っていないものと認識しております。当社グループは、第三者の特許権その他の知的財産権を侵害しないよう細心の注意を払っておりますが、万が一、第三者の知的財産権を侵害した場合には、損害賠償の負担が生じる可能性があります。当社グループが属するクラウド市場において知的財産権の状況を完全に把握することは困難であり、当社グループの事業に関連する知的財産権について第三者の特許取得が認められた場合、あるいは将来特許取得が認められた場合、当社グループの事業遂行の必要上これらの特許権者に対してライセンス料を負担する等の対応を余儀無くされる可能性があります。このような損害賠償及びライセンス料の多額の負担が生じた場合、当社グループの事業運営、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、低いものと認識しております。当社グループにおいては、社内担当部門で慎重に調査を行うとともに、必要に応じて専門家と連携を取り調査可能な範囲で対応を行うことでリスクの軽減を図っております。

 

(5) 情報管理体制について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社グループは、AWS及びGoogle Cloudの導入や運用、又はクラウドサービス提供の過程において、顧客企業の機密情報やユーザーの個人情報を取り扱う可能性がありますが、外部からの不正アクセス、システム運用における人的過失、従業員の故意等による機密情報や個人情報の漏洩、消失、改竄又は不正利用等が発生し、当社グループがそのような事態に適切に対応できず信用失墜又は損害賠償による損失や不正利用による想定外の通信料負担の発生等が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても常にあるものと認識しております。当社グループにおいては、システム上のセキュリティ対策やアクセス権限管理の徹底に加え、2012年12月に情報セキュリティマネジメントシステム「ISO /IEC 27001(JIS Q 27001)」の認証を取得し、当該公的認証に準拠した規程・マニュアルの整備・運用等を行うことで、情報管理体制の強化に努めております。

 

4.その他

(1) 株式会社テラスカイとの関係について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社は2013年9月に株式会社テラスカイと資本・業務提携を行い、当社の主要株主となっております。同社は将来において保有する当社株式を売却する可能性があります。同社が将来において保有する当社株式を市場で売却した場合、当社株式の需給関係及び株価形成に影響を及ぼす可能性があります。なお、同社とは、当社の代理店販売(当社の売上高)や社内利用クラウドサービスの購入(当社の費用)等の取引がありますが、当社グループと同社の間において、役職員の兼任及び出向は現時点ではございません。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても相応にあるものと認識しております。当社グループにおいては、今後も株式会社テラスカイとの関係が良好なものとなるよう努めております。

 

(2) 投資有価証券について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社は、法人主要株主である株式会社テラスカイの株式及び同社の子会社である株式会社BeeX、資本業務提携先である株式会社モンスター・ラボ、ウイングアーク1st株式会社等の株式を保有しております。株式市場の変動及び経営状況により、当該株式の時価が大きく変動した場合、又は当該株式にかかる保有有価証券の評価損計上等による損失が生じた場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。また、当社グループが、当該株式の売却を行う場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても相応にあるものと認識しております。当社グループにおいては、中長期的な視点に立ち、業務提携等に基づく協業を行うことを目的とし、株式を保有する場合があります。保有メリットのある株式については、事業拡大のため保有を継続する方針ですが、保有目的及び保有に伴う便益やリスク、並びに当該株式の取得原価及び株価の状況等をふまえて、取締役会において、その保有目的並びに経済合理性を精査し、保有の適否を検証します。

 

(3) 配当政策について

・リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容

当社は、株主に対する利益還元を重要な経営課題と認識しており、経営成績及び財政状態を勘案して、株主への利益配当を実現することを基本方針としておりますが、今後の配当実施の可能性及びその時期等については現在未定であり、業績悪化等の要因によりその時期が遅れる可能性があります。

 

・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策

当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても相応にあるものと認識しております。当社においては、現在事業の拡大過程にあり、将来の事業展開と財務体質強化のために必要な内部留保の確保を優先することが株主への最大の利益還元につながると判断しております。

 

 

4 【経営上の重要な契約等】

 

相手先の名称

契約の名称

契約締結日

契約内容

契約期限

Amazon Web Services, Inc.

AWS Solution Provider Addendum

2018年
11月1日

AWSのソリューション販売契約

契約期間は定められておりません。

株式会社スカイ365

業務委託契約書

2014年
9月1日

MSP業務の委託にあたり基本的条項を定めた契約

2014年9月1日より1年間(自動更新)

Bespin Global Inc.

合弁契約

2021年
8月16日

株式会社G-genに関する合弁契約

契約期間は定められておりません。

西海孝

株式譲渡契約

 2022年
 6月22日

株式会社トップゲートの全株式の譲渡契約

2022年6月30日

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社

戦略的協業契約

2023年
4月14日

企業のクラウド有効活用とビジネス機会創出支援拡充のための協業契約

2027年4月30日まで

 

 

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。

(1) 提出会社

 

 

 

 

 

 

2023年2月28日現在

事業所名
(所在地)

設備の内容

帳簿価額

従業員数
(人)

建物
(千円)

工具、器具
及び備品
(千円)

ソフトウエア
(千円)

商標権
(千円)

合計
(千円)

東京本社

(東京都新宿区)

事務所設備

ソフトウエア

商標権

8,494

2,122

92,120

2,658

105,395

169

東京オフィス

ANNEX

(東京都新宿区)

事務所設備

27,076

1,247

-

-

28,323

-

大阪オフィス

(大阪府大阪市北区)

事務所設備

8,259

2,405

-

-

10,664

30

福岡オフィス

(福岡県福岡市博多区)

事務所設備

1,149

-

-

-

1,149

9

仙台オフィス

(宮城県仙台市青葉区)

事務所設備

2,542

682

-

-

3,225

16

 

(注) 1.帳簿価額には、ソフトウエア仮勘定は含んでおりません。

2.現在休止中の主要な設備はありません。

3.上記の他、他の者から賃借している設備の内容は以下のとおりであります。

 

事業所名
(所在地)

設備の内容

年間賃料
(千円)

本社

(東京都新宿区)

事務所用建物

53,776

東京オフィスANNEX

(東京都新宿区)

事務所用建物

17,625

大阪オフィス

(大阪府大阪市北区)

事務所用建物

20,433

福岡オフィス

(福岡県福岡市博多区)

事務所用建物

3,121

仙台オフィス

(宮城県仙台市青葉区)

事務所用建物

5,872

 

5.当社はクラウド事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載は省略しております。

 

(2) 国内子会社

 

 

 

 

 

 

 

2023年2月28日現在

会社名

 

事業所名
(所在地)

設備の内容

帳簿価額

従業員数
(人)

工具、器具
及び備品
(千円)

ソフトウエア
(千円)

商標権
(千円)

のれん
 (千円)

合計
(千円)

株式会社

G-gen

東京本社

(東京都新宿区)

事務所設備

1,980

2,000

1,628

5,609

35

株式会社

トップゲート

東京本社

(東京都新宿区)

事務所設備

2,822

227

16,625

19,675

83

 

(注) 現在休止中の主要な設備はありません。

 

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

21,600,000

21,600,000

 

 

① 【ストックオプション制度の内容】

会社法に基づき発行した新株予約権は、次のとおりであります。

① 第2回新株予約権 2015年12月8日臨時株主総会決議及び2015年12月8日取締役会決議

 

 

事業年度末現在

(2023年2月28日)

提出日の前月末現在

(2023年4月30日)

新株予約権の数(個)

3,348

2,266

付与対象者の区分及び人数(名)

取締役    2

使用人    30

取締役    1

使用人    17

新株予約権の目的となる株式の種類

普通株式

同左

新株予約権の目的となる株式の数(株)

53,568(注)1、6

36,256(注)1、6

新株予約権の行使時の払込金額(円)

100(注)2、6

100(注)2、6

新株予約権の行使期間

 自 2017年12月9日

 至 2025年12月8日

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)

発行価格  100

資本組入額  50

(注)6

発行価格  100

資本組入額  50

(注)6

新株予約権の行使の条件

(注)3

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権の譲渡、担保権の設定その他の処分は、これを認めないものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

(注)4、5

同左

 

(注) 1.当社が株式分割(当社普通株式の無償割当てを含みます。以下同じ)又は株式併合を行う場合、次の算式により調整されるものとします。

ただし、かかる調整は、本新株予約権のうち、当該時点で行使されていない新株予約権の目的である株式の数についてのみ行われ、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとします。

調整後付与株式数

調整前付与株式数

×

分割・併合の比率

 

また、本新株予約権の割当日後、当社が合併、会社分割又は資本金の額の減少を行う場合その他これらの場合に準じ付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で、付与株式数は適切に調整されるものとします。

2.当社が株式分割又は株式併合を行う場合、次の算式により行使価額を調整し、調整による1円未満の端数は切り上げるものとします。

調整後行使価額

調整前行使価額

×

分割・併合の比率

 

当社が、当社普通株式について時価を下回る価額で新株の発行又は自己株式の処分を行う場合(新株予約権の行使に基づく新株の発行及び自己株式の処分並びに株式交換による自己株式の移転の場合を除く。)、次の算式により行使価額を調整し、調整による1円未満の端数は切り上げるものとします。

 

 

 

 

既発行株式数

新規発行株式数×1株あたり払込金額

調整後行使価額

調整前行使価額

×

新規発行前の1株あたりの時価

既発行株式数+新規発行株式数

 

なお、上記算式において、「既発行株式数」とは、当社普通株式にかかる発行済株式総数から当社普通株式数にかかる自己株式数を控除した数とし、また、当社普通株式にかかる自己株式の処分を行う場合には、「新規発行株式数」を「処分する自己株式数」に読み替えるものとします。

さらに、上記のほか、本新株予約権の割当日後、当社が他社と合併する場合、会社分割を行う場合、その他これらの場合に準じて行使価額の調整を必要とする場合には、当社は、合理的な範囲で適切に行使価額の調整を行うことができるものとします。

3.新株予約権の行使の条件は以下のとおりであります。

(1) 新株予約権者は、当社の普通株式が金融商品取引所に上場された場合にのみ、本新株予約権を行使することができます。

(2) 本新株予約権者は、当社の普通株式が上場された日(以下、「上場日」という。)以降の次に掲げる期間において、既に行使した本新株予約権を含めて次の各号に掲げる割合を限度として行使することができます。

イ.上場日から1年を経過する日以降  25%

ロ.上場日から2年を経過する日以降  50%

ハ.上場日から3年を経過する日以降  75%

ニ.上場日から4年を経過する日以降  100%

(3) 新株予約権者は、新株予約権の権利行使時においても、当社又は当社関係会社の取締役、監査役又は従業員であることを要します。ただし、任期満了による退任、定年退職、その他正当な理由があると取締役会が認めた場合は、この限りではありません。

(4) 新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認めておりません。

(5) その他の条件については、当社と新株予約権者との間で締結する「新株予約権割当契約書」によるものとします。

4.新株予約権の取得事由及び条件は以下のとおりであります。

(1) 当社が消滅会社となる合併契約、当社が分割会社となる会社分割についての分割契約もしくは分割計画、又は当社が完全子会社となる株式交換契約もしくは株式移転契約について株主総会の承認(株主総会の承認を要しない場合には取締役会決議)がなされた場合は、当社は、当社取締役会が別途定める日の到来をもって、本新株予約権の全部を無償で取得することができます。

(2) 上記(1) にかかわらず、取締役会が必要と判断した場合は本新株予約権の全部を時価で取得することができます。

(3) 新株予約権者が権利行使をする前に、「新株予約権の行使の条件」に定める規定により本新株予約権の行使ができなくなった場合は、当社は新株予約権を無償で取得することができます。

5.当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割、新設分割、株式交換または株式移転(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)を行う場合において、組織再編行為の効力発生日に新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとします。ただし、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割契約、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限るものとします。

(1) 交付する再編対象会社の新株予約権の数

新株予約権者が保有する新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとします。

(2) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

再編対象会社の普通株式とします。

(3) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

組織再編行為の条件を勘案のうえ、上記1.に準じて決定します。

(4) 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、組織再編行為の条件等を勘案のうえ、上記2.で定められる行使価額を調整して得られる再編後行使価額に、上記(3)に従って決定される当該新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じた額とします。

(5) 新株予約権の行使の条件

上記3.に準じて決定します。

(6) 新株予約権の取得事由及び条件

上記4.に準じて決定します。

6.2017年9月19日開催の取締役会決議により、2017年11月1日付で株式分割(1:4)を、また、2019年7月11日開催の取締役会決議により、2019年9月1日付で株式分割(1:2)、2020年8月4日開催の取締役会決議により、2020年9月1日付で株式分割(1:2)を行っております。これにより「新株予約権の目的となる株式の数」、「新株予約権の行使時の払込金額」及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」が調整されております。

 

 

② 第3回新株予約権 2016年10月26日臨時株主総会決議及び2017年2月23日取締役会決議

 

 

事業年度末現在

(2023年2月28日)

提出日の前月末現在

(2023年4月30日)

新株予約権の数(個)

4,931

4,065

付与対象者の区分及び人数(名)

取締役    2

使用人    38

取締役    1

使用人    26

新株予約権の目的となる株式の種類

普通株式

同左

新株予約権の目的となる株式の数(株)

78,896(注)1、6

65,040(注)1、6

新株予約権の行使時の払込金額(円)

363(注)2、6

363(注)2、6

新株予約権の行使期間

自 2019年2月24日

至 2027年2月23日

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)

発行価格     363

資本組入額 181.5

(注)6

発行価格     363

資本組入額 181.5

(注)6

新株予約権の行使の条件

(注)3

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権の譲渡、担保権の設定その他の処分は、これを認めないものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

(注)4、5

同左

 

(注) 1.当社が株式分割(当社普通株式の無償割当てを含みます。以下同じ)又は株式併合を行う場合、次の算式により調整されるものとします。

ただし、かかる調整は、本新株予約権のうち、当該時点で行使されていない新株予約権の目的である株式の数についてのみ行われ、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとします。

調整後付与株式数

調整前付与株式数

×

分割・併合の比率

 

また、本新株予約権の割当日後、当社が合併、会社分割又は資本金の額の減少を行う場合その他これらの場合に準じ付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で、付与株式数は適切に調整されるものとします。

2.当社が株式分割又は株式併合を行う場合、次の算式により行使価額を調整し、調整による1円未満の端数は切り上げるものとします。

調整後行使価額

調整前行使価額

×

分割・併合の比率

 

当社が、当社普通株式について時価を下回る価額で新株の発行又は自己株式の処分を行う場合(新株予約権の行使に基づく新株の発行及び自己株式の処分並びに株式交換による自己株式の移転の場合を除く。)、次の算式により行使価額を調整し、調整による1円未満の端数は切り上げるものとします。

 

 

 

 

既発行株式数

新規発行株式数×1株あたり払込金額

調整後行使価額

調整前行使価額

×

新規発行前の1株あたりの時価

既発行株式数+新規発行株式数

 

なお、上記算式において、「既発行株式数」とは、当社普通株式にかかる発行済株式総数から当社普通株式数にかかる自己株式数を控除した数とし、また、当社普通株式にかかる自己株式の処分を行う場合には、「新規発行株式数」を「処分する自己株式数」に読み替えるものとします。

さらに、上記のほか、本新株予約権の割当日後、当社が他社と合併する場合、会社分割を行う場合、その他これらの場合に準じて行使価額の調整を必要とする場合には、当社は、合理的な範囲で適切に行使価額の調整を行うことができるものとします。

3.新株予約権の行使の条件は以下のとおりであります。

(1) 新株予約権者は、当社の普通株式が金融商品取引所に上場された場合にのみ、本新株予約権を行使することができます。

(2) 本新株予約権者は、当社の普通株式が上場された日(以下、「上場日」という。)以降の次に掲げる期間において、既に行使した本新株予約権を含めて次の各号に掲げる割合を限度として行使することができます。

イ.上場日から1年を経過する日以降  25%

ロ.上場日から2年を経過する日以降  50%

ハ.上場日から3年を経過する日以降  75%

ニ.上場日から4年を経過する日以降  100%

(3) 新株予約権者は、新株予約権の権利行使時においても、当社又は当社関係会社の取締役、監査役又は従業員であることを要します。ただし、任期満了による退任、定年退職、その他正当な理由があると取締役会が認めた場合は、この限りではありません。

(4) 新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認めておりません。

(5) その他の条件については、当社と新株予約権者との間で締結する「新株予約権割当契約書」によるものとします。

4.新株予約権の取得事由及び条件は以下のとおりであります。

(1) 当社が消滅会社となる合併契約、当社が分割会社となる会社分割についての分割契約もしくは分割計画、又は当社が完全子会社となる株式交換契約もしくは株式移転契約について株主総会の承認(株主総会の承認を要しない場合には取締役会決議)がなされた場合は、当社は、当社取締役会が別途定める日の到来をもって、本新株予約権の全部を無償で取得することができます。

(2) 上記(1) にかかわらず、取締役会が必要と判断した場合は本新株予約権の全部を時価で取得することができます。

(3) 新株予約権者が権利行使をする前に、「新株予約権の行使の条件」に定める規定により本新株予約権の行使ができなくなった場合は、当社は新株予約権を無償で取得することができます。

5.当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割、新設分割、株式交換または株式移転(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)を行う場合において、組織再編行為の効力発生日に新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとします。ただし、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割契約、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限るものとします。

(1) 交付する再編対象会社の新株予約権の数

新株予約権者が保有する新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとします。

(2) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

再編対象会社の普通株式とします。

(3) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

組織再編行為の条件を勘案のうえ、上記1.に準じて決定します。

(4) 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、組織再編行為の条件等を勘案のうえ、上記2.で定められる行使価額を調整して得られる再編後行使価額に、上記(3)に従って決定される当該新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じた額とします。

(5) 新株予約権の行使の条件

上記3.に準じて決定します。

(6) 新株予約権の取得事由及び条件

上記4.に準じて決定します。

6.2017年9月19日開催の取締役会決議により、2017年11月1日付で株式分割(1:4)を、また、2019年7月11日開催の取締役会決議により、2019年9月1日付で株式分割(1:2)、2020年8月4日開催の取締役会決議により、2020年9月1日付で株式分割(1:2)を行っております。これにより「新株予約権の目的となる株式の数」、「新株予約権の行使時の払込金額」及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」が調整されております。

 

 

③ 第4回新株予約権 2018年7月3日臨時株主総会決議及び2018年8月17日取締役会決議

 

 

事業年度末現在

(2023年2月28日)

提出日の前月末現在

(2023年4月30日)

新株予約権の数(個)

3,843

3,165

付与対象者の区分及び人数(名)

取締役    1

使用人    41

取締役    1

使用人    26

新株予約権の目的となる株式の種類

普通株式

同左

新株予約権の目的となる株式の数(株)

61,488(注)1、6

50,640(注)1、6

新株予約権の行使時の払込金額(円)

375(注)2、6

375(注)2、6

新株予約権の行使期間

自 2020年9月1日

至 2028年6月30日

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)

発行価格     375

資本組入額 187.5

(注)6

発行価格     375

資本組入額 187.5

(注)6

新株予約権の行使の条件

(注)3

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権の譲渡、担保権の設定その他の処分は、これを認めないものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

(注)4、5

同左

 

(注) 1.当社が株式分割(当社普通株式の無償割当てを含みます。以下同じ)又は株式併合を行う場合、次の算式により調整されるものとします。

ただし、かかる調整は、本新株予約権のうち、当該時点で行使されていない新株予約権の目的である株式の数についてのみ行われ、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとします。

調整後付与株式数

調整前付与株式数

×

分割・併合の比率

 

また、本新株予約権の割当日後、当社が合併、会社分割又は資本金の額の減少を行う場合その他これらの場合に準じ付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で、付与株式数は適切に調整されるものとします。

2.当社が株式分割又は株式併合を行う場合、次の算式により行使価額を調整し、調整による1円未満の端数は切り上げるものとします。

調整後行使価額

調整前行使価額

×

分割・併合の比率

 

当社が、当社普通株式について時価を下回る価額で新株の発行又は自己株式の処分を行う場合(新株予約権の行使に基づく新株の発行及び自己株式の処分並びに株式交換による自己株式の移転の場合を除く。)、次の算式により行使価額を調整し、調整による1円未満の端数は切り上げるものとします。

 

 

 

 

既発行株式数

新規発行株式数×1株あたり払込金額

調整後行使価額

調整前行使価額

×

新規発行前の1株あたりの時価

既発行株式数+新規発行株式数

 

なお、上記算式において、「既発行株式数」とは、当社普通株式にかかる発行済株式総数から当社普通株式数にかかる自己株式数を控除した数とし、また、当社普通株式にかかる自己株式の処分を行う場合には、「新規発行株式数」を「処分する自己株式数」に読み替えるものとします。

さらに、上記のほか、本新株予約権の割当日後、当社が他社と合併する場合、会社分割を行う場合、その他これらの場合に準じて行使価額の調整を必要とする場合には、当社は、合理的な範囲で適切に行使価額の調整を行うことができるものとします。

3.新株予約権の行使の条件は以下のとおりであります。

(1) 新株予約権者は、当社の普通株式が金融商品取引所に上場された場合にのみ、本新株予約権を行使することができます。

(2) 本新株予約権者は、当社の普通株式が上場された日(以下、「上場日」という。)以降の次に掲げる期間において、既に行使した本新株予約権を含めて次の各号に掲げる割合を限度として行使することができます。

イ.上場日から1年を経過する日以降  25%

ロ.上場日から2年を経過する日以降  50%

ハ.上場日から3年を経過する日以降  75%

ニ.上場日から4年を経過する日以降  100%

(3) 新株予約権者は、新株予約権の権利行使時においても、当社又は当社関係会社の取締役、監査役又は従業員であることを要します。ただし、任期満了による退任、定年退職、その他正当な理由があると取締役会が認めた場合は、この限りではありません。

(4) 新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認めておりません。

(5) その他の条件については、当社と新株予約権者との間で締結する「新株予約権割当契約書」によるものとします。

4.新株予約権の取得事由及び条件は以下のとおりであります。

(1) 当社が消滅会社となる合併契約、当社が分割会社となる会社分割についての分割契約もしくは分割計画、又は当社が完全子会社となる株式交換契約もしくは株式移転契約について株主総会の承認(株主総会の承認を要しない場合には取締役会決議)がなされた場合は、当社は、当社取締役会が別途定める日の到来をもって、本新株予約権の全部を無償で取得することができます。

(2) 上記(1) にかかわらず、取締役会が必要と判断した場合は本新株予約権の全部を時価で取得することができます。

(3) 新株予約権者が権利行使をする前に、「新株予約権の行使の条件」に定める規定により本新株予約権の行使ができなくなった場合は、当社は新株予約権を無償で取得することができます。

5.当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割、新設分割、株式交換または株式移転(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)を行う場合において、組織再編行為の効力発生日に新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとします。ただし、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割契約、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限るものとします。

(1) 交付する再編対象会社の新株予約権の数

新株予約権者が保有する新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとします。

(2) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

再編対象会社の普通株式とします。

(3) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

組織再編行為の条件を勘案のうえ、上記1.に準じて決定します。

(4) 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、組織再編行為の条件等を勘案のうえ、上記2.で定められる行使価額を調整して得られる再編後行使価額に、上記(3)に従って決定される当該新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じた額とします。

(5) 新株予約権の行使の条件

上記3.に準じて決定します。

(6) 新株予約権の取得事由及び条件

上記4.に準じて決定します。

6.2019年7月11日開催の取締役会決議により、2019年9月1日付で株式分割(1:2)をまた、2020年8月4日開催の取締役会決議により、2020年9月1日付で株式分割(1:2)を行っております。これにより「新株予約権の目的となる株式の数」、「新株予約権の行使時の払込金額」及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」が調整されております。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(5) 【所有者別状況】

 

2023年2月28日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
 (株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

-

13

25

56

25

11

3,648

3,778

所有株式数

(単元)

-

8,301

2,917

17,859

697

37

47,636

77,447

8,806

所有株式数の割合(%)

-

10.72

3.77

23.06

0.90

0.05

61.51

100.00

 

(注) 自己株式520株は、「個人その他」に5単元、「単元未満株式の状況」に20株含まれています。

 

(6) 【大株主の状況】

2023年2月28日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(株)

発行済株式
(自己株式を
除く。)の総数
に対する所有
株式数の割合
(%)

大石  良

東京都文京区

2,671,410

34.46

株式会社テラスカイ

東京都中央区日本橋2丁目11-2

1,013,600

13.07

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2丁目11番3号

528,500

6.82

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ

東京都江東区豊洲3丁目3-3

260,000

3.35

エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社

東京都千代田区大手町2丁目3番1号

260,000

3.35

羽柴  孝

東京都練馬区

201,894

2.60

株式会社BSアセットマネジメント

東京都文京区音羽1丁目8-3-1012

200,000

2.58

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海1丁目8-12

148,600

1.92

大塩  啓行

東京都渋谷区

88,426

1.14

野村信託銀行株式会社(投信口)

東京都千代田区大手町2丁目2-2

81,200

1.05

5,453,630

70.34

 

(注)1.発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合は、小数点第三位を四捨五入して表示しております。

  2.株式会社BSアセットマネジメントは、当社代表取締役社長大石良と、その親族が株式を保有する資産管理会社であります。

 

① 【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年2月28日)

当連結会計年度

(2023年2月28日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

※2 6,798,191

※2 5,652,391

 

 

受取手形及び売掛金

1,607,300

 

 

売掛金及び契約資産

※4 2,959,720

 

 

仕掛品

※1 82,344

※1 

 

 

前渡金

828,486

2,034,204

 

 

貸倒引当金

1,717

1,260

 

 

その他

95,157

188,271

 

 

流動資産合計

9,409,762

10,833,326

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

86,688

86,688

 

 

 

 

減価償却累計額

32,515

39,164

 

 

 

 

建物(純額)

54,173

47,523

 

 

 

工具、器具及び備品

25,340

39,309

 

 

 

 

減価償却累計額

15,719

28,076

 

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

9,621

11,233

 

 

 

有形固定資産合計

63,794

58,756

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

のれん

1,049,529

 

 

 

ソフトウエア

94,954

94,347

 

 

 

ソフトウエア仮勘定

17,044

15,096

 

 

 

商標権

3,208

4,287

 

 

 

その他

75

75

 

 

 

無形固定資産合計

115,283

1,163,336

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

1,921,333

2,518,745

 

 

 

関係会社株式

※3 86,643

※3 95,528

 

 

 

その他

76,264

74,236

 

 

 

投資その他の資産合計

2,084,241

2,688,510

 

 

固定資産合計

2,263,318

3,910,604

 

資産合計

11,673,081

14,743,930

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年2月28日)

当連結会計年度

(2023年2月28日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

1,274,414

2,780,494

 

 

契約負債

1,278,478

 

 

未払法人税等

161,350

166,486

 

 

前受金

605,406

 

 

賞与引当金

69,467

88,065

 

 

役員賞与引当金

8,530

 

 

受注損失引当金

19,814

39,897

 

 

その他

259,415

452,513

 

 

流動負債合計

2,389,867

4,814,466

 

固定負債

 

 

 

 

繰延税金負債

180,084

231,560

 

 

資産除去債務

14,310

14,310

 

 

固定負債合計

194,394

245,870

 

負債合計

2,584,261

5,060,337

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

3,218,069

3,235,215

 

 

資本剰余金

3,208,795

3,225,941

 

 

利益剰余金

2,065,262

2,472,391

 

 

自己株式

1,994

2,386

 

 

株主資本合計

8,490,132

8,931,162

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

544,952

732,149

 

 

その他の包括利益累計額合計

544,952

732,149

 

非支配株主持分

53,735

20,281

 

純資産合計

9,088,819

9,683,593

負債純資産合計

11,673,081

14,743,930

 

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年3月1日

 至 2022年2月28日)

当連結会計年度

(自 2022年3月1日

 至 2023年2月28日)

売上高

10,920,831

※1 17,295,718

売上原価

※2 9,174,498

※2 14,996,436

売上総利益

1,746,333

2,299,281

販売費及び一般管理費

※3 1,107,620

※3 1,747,273

営業利益

638,712

552,008

営業外収益

 

 

 

受取配当金

7,772

16,337

 

持分法による投資利益

6,075

8,885

 

為替差益

7,242

 

受取手数料

39,704

67,591

 

その他

2,713

4,352

 

営業外収益合計

56,265

104,408

営業外費用

 

 

 

支払利息

1,909

3,176

 

投資事業組合運用損

21,447

25,284

 

為替差損

14,953

 

その他

3,152

3,802

 

営業外費用合計

41,463

32,263

経常利益

653,514

624,153

特別損失

 

 

 

投資有価証券評価損

29,984

 

役員特別功労金

10,000

 

その他

128

 

特別損失合計

10,128

29,984

税金等調整前当期純利益

643,386

594,169

法人税、住民税及び事業税

226,169

249,688

法人税等調整額

4,596

15,108

法人税等合計

221,572

234,579

当期純利益

421,813

359,589

非支配株主に帰属する当期純損失(△)

20,539

93,990

親会社株主に帰属する当期純利益

442,353

453,580

 

 

① 【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年2月28日)

当事業年度

(2023年2月28日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

6,688,316

5,188,566

 

 

売掛金

※1 1,602,234

※1 2,506,113

 

 

受取手形

342

 

 

契約資産

99,916

 

 

仕掛品

81,912

 

 

前渡金

828,486

2,032,715

 

 

前払費用

※1 84,899

77,893

 

 

短期貸付金

※1 106,640

 

 

その他

※1 5,532

※1 46,014

 

 

貸倒引当金

1,717

1,217

 

 

流動資産合計

9,290,007

10,056,643

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

54,173

47,523

 

 

 

工具、器具及び備品

8,832

6,456

 

 

 

有形固定資産合計

63,005

53,980

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

94,954

92,120

 

 

 

ソフトウエア仮勘定

17,044

15,096

 

 

 

商標権

3,208

2,658

 

 

 

その他

75

75

 

 

 

無形固定資産合計

115,283

109,950

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

1,921,333

2,515,250

 

 

 

関係会社株式

125,000

648,320

 

 

 

長期貸付金

※1 693,360

 

 

 

長期前払費用

6,447

3,833

 

 

 

その他

69,816

69,176

 

 

 

投資その他の資産合計

2,122,598

3,929,941

 

 

固定資産合計

2,300,886

4,093,872

 

資産合計

11,590,894

14,150,516

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年2月28日)

当事業年度

(2023年2月28日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

※1 1,266,917

※1 2,319,040

 

 

未払金

118,784

※1 136,878

 

 

未払費用

37,137

46,040

 

 

未払法人税等

161,181

166,011

 

 

契約負債

1,100,118

 

 

前受金

605,406

 

 

役員賞与引当金

8,530

 

 

預り金

7,963

8,774

 

 

賞与引当金

67,804

85,419

 

 

受注損失引当金

19,814

11,602

 

 

その他

91,784

146,268

 

 

流動負債合計

2,376,793

4,028,685

 

固定負債

 

 

 

 

繰延税金負債

180,084

231,560

 

 

資産除去債務

14,310

14,310

 

 

固定負債合計

194,394

245,870

 

負債合計

2,571,187

4,274,555

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

3,218,069

3,235,215

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

3,208,069

3,225,215

 

 

 

資本剰余金合計

3,208,069

3,225,215

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

繰越利益剰余金

2,050,609

2,685,766

 

 

 

利益剰余金合計

2,050,609

2,685,766

 

 

自己株式

1,994

2,386

 

 

株主資本合計

8,474,754

9,143,811

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

544,952

732,149

 

 

評価・換算差額等合計

544,952

732,149

 

純資産合計

9,019,706

9,875,960

負債純資産合計

11,590,894

14,150,516

 

 

② 【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年3月1日

 至 2022年2月28日)

当事業年度

(自 2022年3月1日

 至 2023年2月28日)

売上高

※1 10,910,890

※1 15,862,322

売上原価

※1 9,158,232

※1 13,724,402

売上総利益

1,752,657

2,137,919

販売費及び一般管理費

※1,※2 1,075,888

※1,※2 1,252,558

営業利益

676,769

885,361

営業外収益

 

 

 

受取配当金

7,772

16,337

 

受取手数料

39,704

67,591

 

為替差益

2,195

 

その他

※1 5,112

※1 8,757

 

営業外収益合計

52,589

94,881

営業外費用

 

 

 

支払利息

1,909

2,178

 

投資事業組合運用損

21,447

25,284

 

為替差損

14,941

 

その他

1,259

1,742

 

営業外費用合計

39,558

29,204

経常利益

689,799

951,038

特別損失

 

 

 

役員特別功労金

10,000

 

投資有価証券評価損

29,984

 

特別損失合計

10,000

29,984

税引前当期純利益

679,799

921,054

法人税、住民税及び事業税

225,999

249,311

法人税等調整額

4,596

10,403

法人税等合計

221,403

238,908

当期純利益

458,396

682,145