株式会社エディア
Edia Co.,Ltd.
千代田区一ツ橋2‐4‐3光文恒産ビル7階
証券コード:39350
業界:情報・通信業
有価証券報告書の提出日:2023年5月24日

(1) 連結経営指標等

 

回次

第20期

第21期

第22期

第23期

第24期

決算年月

2019年2月

2020年2月

2021年2月

2022年2月

2023年2月

売上高

(千円)

2,005,220

2,454,361

2,470,556

2,494,085

2,760,874

経常利益

又は経常損失(△)

(千円)

542,480

197,042

34,162

113,815

146,092

 親会社株主に帰属する当期純利益

又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)

(千円)

1,117,879

206,621

80,662

108,101

150,666

包括利益

(千円)

1,117,879

206,621

71,809

108,101

150,666

純資産額

(千円)

449,223

830,596

758,932

869,062

992,162

総資産額

(千円)

1,778,457

1,869,958

1,689,716

1,551,676

1,648,120

1株当たり純資産額

(円)

93.63

137.07

123.99

141.68

161.77

1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額(△)

(円)

243.50

39.46

13.25

17.66

24.59

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

(円)

15.39

21.43

自己資本比率

(%)

25.2

44.4

44.9

56.0

60.1

自己資本利益率

(%)

13.3

16.2

株価収益率

(倍)

17.9

36.9

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

391,232

81,676

13,178

139,263

54,722

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

315,786

202,920

49,984

9,095

13,967

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

1,038,046

480,041

114,677

197,526

91,011

現金及び現金同等物
の期末残高

(千円)

852,414

1,047,859

896,376

829,018

778,762

従業員数

〔外、平均臨時雇用者数〕

(名)

133

105

95

83

84

40

40

―〕

―〕

―〕

 

(注) 1.第20期、第21期及び第22期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。

2.第20期、第21期及び第22期の自己資本利益率及び株価収益率は、親会社株主に帰属する当期純損失であるため記載しておりません。

3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、当連結会計年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

回次

第20期

第21期

第22期

第23期

第24期

決算年月

2019年2月

2020年2月

2021年2月

2022年2月

2023年2月

売上高

(千円)

1,325,645

1,392,420

1,261,548

1,192,565

1,225,171

経常利益又は経常損失(△)

(千円)

550,689

225,978

111,802

48,599

95,557

当期純利益

又は当期純損失(△)

(千円)

1,040,919

230,331

154,368

56,127

110,197

資本金

(千円)

1,167,101

1,461,292

1,461,292

10,663

10,663

発行済株式総数

(株)

4,794,000

6,059,600

6,119,600

6,128,000

6,128,000

純資産額

(千円)

527,483

885,145

768,662

826,816

936,996

総資産額

(千円)

1,495,032

1,518,371

1,269,748

1,132,985

1,098,503

1株当たり純資産額

(円)

109.95

146.07

125.60

134.79

152.77

1株当たり配当額

(1株当たり中間配当額)

(円)

(-)

(-)

(-)

(-)

(―)

1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失金額(△)

(円)

226.74

43.99

25.37

9.17

17.98

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

(円)

7.99

15.68

自己資本比率

(%)

35.3

58.3

60.5

72.9

85.2

自己資本利益率

(%)

6.8

12.5

株価収益率

(倍)

34.5

50.5

配当性向

(%)

従業員数

〔外、平均臨時雇用者数〕

(名)

101

72

59

52

83

3

3

-〕

-〕

-〕

株主総利回り

(%)

27.0

32.6

34.0

22.0

63.2

(比較指標:東証マザーズ指数)

(%)

(74.1)

(56.5)

(98.0)

(58.6)

(60.4)

最高株価

(円)

1,504

924

725

503

948

最低株価

(円)

335

347

289

301

316

 

(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、第20期、第21期及び第22期は当期純損失を計上しているため記載しておりません。

2.自己資本利益率については、第20期、第21期及び第22期は当期純損失が計上されているため記載しておりません。

3.株価収益率については、第20期、第21期及び第22期は当期純損失を計上しているため記載しておりません。

4.従業員数は契約社員を含めた就業人員であり、臨時従業員(アルバイト、人材派遣会社からの派遣社員を含む)は年間平均人員を〔 〕内にて外数で記載しております。

5.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所グロースにおけるものであり、それ以前は東京証券取引所マザーズにおけるものであります。

6.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当事業年度の期首から適用しており、当事業年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

 

2 【沿革】

年月

概要

1999年4月

神奈川県海老名市にモバイルコンテンツのサービス業務を目的とした、有限会社エディア(資本金3,000千円)を設立

2000年7月

株式会社に組織変更し、株式会社エディアに商号変更(資本金10,000千円)

2000年11月

携帯電話向け公式サイト『超らーめんナビ』開始(注)1

2002年1月

本社を東京都千代田区神田淡路町に移転

2003年5月

携帯電話向け公式サイト『超速ロト・ナンバーズ』を株式会社主婦の友インフォス情報社と協業で開始(注)1

2004年3月

渋滞予測情報を実現した交通情報サイト『ナビダス渋滞予報』開始

2004年10月

国内初の携帯カーナビ『ドライブステーション』開始

2005年10月

株式会社ホットポット(現イー・ガーディアン株式会社)の携帯電話コンテンツ事業部門を事業分割して吸収合併

2005年12月

国内初のSDカード式ポータブルカーナビを開発し発売

2006年12月

「プレイステーション・ポータブル」専用ナビゲーションソフト『MAPLUS(マップラス)ポータブルナビ』発売

2011年7月

ソーシャルゲーム『ヴィーナス†ブレイド』開始

2012年1月

本社を東京都千代田区一ツ橋に移転

2013年7月

スマートフォン向けゲームアプリ『麻雀ヴィーナスバトル』開始

2014年11月

スマートフォン向けナビアプリ『MAPLUS+』(現『MAPLUSキャラdeナビ』)開始

2016年4月

東京証券取引所マザーズ市場に上場

2018年2月

株式会社ティームエンタテインメントを株式取得により子会社化

2018年8月

株式会社一二三書房を第三者割当増資引受により子会社化

2018年12月

株式会社一二三書房でコミック事業を開始

2019年1月

株式会社グリフォンよりオンラインゲーム『アイドルうぉーず』を運営移管

2019年9月

漫画動画事業を開始

2020年7月

アクセルマーク株式会社よりインターネットで購入できる抽選くじサービス『くじコレ』を運営移管

2020年10月

簡易株式交換により株式会社一二三書房を完全子会社化

2021年3月

インターネットで購入できる抽選くじサービス『まるくじ』開始

2021年4月

Nintendo Switch向け『夢幻戦士ヴァリスCOLLECTION』を発表

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、上場金融商品取引所をマザーズ市場からグロース市場に移行

2023年1月

国上海市に上海芸鑽文化創意有限公司を設立(注)2

 

(注)1.公式サイトとは、携帯電話事業者のインターネット接続メニューに登録された、携帯電話事業者公認の携帯サイトのことを意味しております。

   2.上海芸鑽文化創意有限公司の社名は中国語簡体字を含んでいるため、日本語常用漢字で代用しております。

 

3 【事業の内容】

 当社グループは、当社及び当社の連結子会社2社、非連結子会社1社で構成され、IP事業、出版事業、BtoB事業を営み、総合エンターテインメント企業として事業領域の拡大を図っております。なお、当社グループはエンターテインメントサービス事業の単一セグメントのため、セグメント別の記載を省略しておりますが、各事業の概要は以下のとおりであります。

 (1)IP事業(注)

当社グループ全体で保有する豊富なサービスから生まれてくるコンテンツIPを活用し、ゲーム、CD、マンガ、グッズ、オンラインくじなど、多種多様なサービスラインナップでお客様に提供することにより、様々なエンターテインメント分野に対して国内外でクロスメディア展開を行っております。
 主なサービス内容は以下のとおりであります。
  ・ゲームサービス
   ゲームアプリケーションの企画、開発、運営
  ・ライフエンターテインメントサービス
   モバイル向け実用サービスコンテンツやアプリケーションの企画、開発、提供
  ・音楽レーベルサービス
   ゲームやアニメ関連の音楽、ドラマCDの企画、制作、販売、配信
  ・グッズサービス
   アニメやゲーム関連のグッズ、オンラインくじサービスの制作、販売
  ・IPのライセンスアウト

  (注)IPとは、Intellectual Propertyの略で、キャラクター等の知的財産を意味しております。

 

 (2)出版事業

ライトノベルやコミックを数多く制作し、紙書籍の出版、電子書籍の販売、近年ではスマートフォン向け縦読みマンガなど、多様化するお客様ニーズに応えるべく、多くの作品を様々な媒体で提供しております。
 コミックブランドとして「ポルカコミックス」「コミックノヴァ」「ラワーレコミックス」、ノベルブランドとして「サーガフォレスト」「オルギスノベル」「ブレイブ文庫」「一二三文庫」を展開しています。

 

 (3)BtoB事業(注)

当社グループにおけるサービス提供実績やノウハウを活かし、様々な企業様向けソリューションサービスを提供しています。数多くのサービス開発の実績より、企画から開発、運営に至るまで一気通貫で提供可能な体制を整えており、特にエンターテインメント性の溢れるジャンルに強みを持っております。
 また、当社が主体として数多くのサービスを運営しているため、常にエンドユーザーの視点に立ったご提案及び開発を行うことが可能であり、お客様の事業発展に寄与するよう取り組んでおります。
 (注)BtoB事業は2023年3月よりIP事業に統合

 

事業系統図は次のとおりであります。

〔事業系統図〕

 


 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金又は
出資金
(千円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
(又は被所有)
割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

株式会社ティームエンタテインメント

(注)2、3

東京都千代田区

15,000

音楽・ドラマCD制作、アニメ・ゲーム関連の各種グッズの企画・制作・販売

100.0

役員の兼任 4名

株式会社一二三書房

(注)2、4

東京都千代田区

70,000

ライトノベル・コミック等の出版物の企画・制作・販売

100.0

役員の兼任 4名

 

(注) 1.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

   2.特定子会社であります。

   3.株式会社ティームエンタテインメントについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

     主要な損益情報等 ①売上高             522,657千円

              ②経常利益           12,158千円

              ③当期純利益             9,870千円

              ④純資産額             85,597千円

              ⑤総資産額            246,826千円

   4.株式会社一二三書房については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

     主要な損益情報等 ①売上高           1,121,429千円

              ②経常利益             58,220千円

              ③当期純利益              50,627千円

              ④純資産額            93,414千円

              ⑤総資産額          565,664千円

  5.上記の他、非連結子会社として上海芸鑽文化創意有限公司を有しております。

 

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

2023年2月28日現在

従業員数(名)

84

(-)

 

(注) 1.従業員数は契約社員を含めた就業人員であります。

2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員(アルバイト、人材派遣会社からの派遣社員を含む)の年間平均雇用人員であります。

3.当社グループはエンターテインメントサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2) 提出会社の状況

2023年2月28日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

83

(-)

36.6

44ヵ月

4,177,115

 

(注)1.従業員数は契約社員を含めた就業人員であります。

  2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員(アルバイト、人材派遣会社からの派遣社員を含む)の年間平均雇用人員であります。

4.前連結会計年度に比べ従業員が31名増加しております。主な要因は子会社から当社へ従業員が転籍したことによるものであります。

5.平均勤続年数は当社グループでの勤続年数を引き継いで算出しております。

6.当社はエンターテインメントサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(3) 労働組合の状況

現在、当社グループにおいて労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満であり、特記すべき事項はありません。

 

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

当社の本有価証券報告書の提出日現在における経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりです。また、本文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において入手可能な情報に基づき、当社グループが合理的であると判断したものであります。

 

(1)会社の経営方針

 当社グループは、『SMART MEDIA COMPANY』を企業コンセプトに掲げ、スマートフォンなどのモバイル向けコンテンツサービスの企画・開発・運営を行うモバイルインターネットサービスをはじめとした総合エンターテインメントを提供し続けていくことを目指しております。具体的には、当社のコンテンツ制作のノウハウや創出・取得したIP、スマートフォンや位置情報などの技術を駆使して、便利でありながらエンターテインメント性のある各種サービス、かつ、時代のニーズに即したサービスを提供することにより、人々の生活に笑顔をもたらす機会を生み出したいと考えております。当社グループは、このような経営方針に基づき事業を展開することにより、企業価値の増大を図ってまいります。

 

(2)中長期的な経営戦略等

 当社グループでは、総合エンターテインメント企業としての更なる飛躍を目指すべく、以下の2つの軸による成長戦略を考えております。

 

IPの創出及び取得を加速し日本及び海外マーケットに向けたクロスメディア展開による収益力向上

当社グループでは、ゲーム、ライトノベルやコミック、オリジナルドラマCDを中心としたIPの創出を推進するとともに、業務提携やM&Aを通じて新たなIPの創出や取得に注力してまいります。また、既存・レトロゲームのライセンスアウト、ゲーム及びアニメ関連グッズの商品数拡大、サービスラインアップの拡大並びに海外市場展開を加速させることにより、グローバルなクロスメディア展開を行い、顧客との接点を増やすことにより収益力強化に努めてまいります。

 

電子コミック事業拡大促進

①において創出・取得したIPを電子コミックからアニメ化、ゲーム化へと国内外市場に向けてクロスメディア展開させるとともに、縦読み漫画をはじめとする海外コミックのローカライズも進め、電子書籍のジャンル、作品数及び配信先も拡大させて収益の一層の拡大に取り組み、近年急拡大する電子コミック市場において、さらなる事業拡大を目指してまいります。

 

(3)目標とする経営指標

事業の収益性・生産性を重視した経営を行うべく「売上高営業利益率」を重要な経営指標として位置付けると共に、事業規模の拡大にも注力するため、「売上高」及び「営業利益」も合わせて重要な経営指標として位置付けております。

 

(4)経営環境及び対処すべき課題

当社グループが対処すべき主要な課題は以下のとおりであります。

 

① 知名度の向上と顧客数の拡大

当社グループが持続的に成長するためには、当社グループ及びサービスの知名度を向上させ、新規顧客を継続的に獲得し、顧客数を拡大していくことが必要不可欠であると認識しております。そのためには、効果的な広告宣伝活動等により当社グループの知名度を向上させること、また多種多様なコンテンツを展開し、当社グループのサービスをより多くの顧客に利用してもらえるように、新規顧客を獲得するための施策を積極的に実施することで顧客数の拡大に努めてまいります。

 

② 優秀な人材の確保と育成

品質の高いサービスを提供し続けるために、当社グループでは優秀な人材を確保するよう努めておりますが、一方で従業員数の増加は人件費を押し上げ、経営を圧迫する要因になります。したがって、事業規模の拡大、成長スピードに合わせた適正な人数で最大の効果を上げるべく、綿密な人員計画の策定、柔軟な雇用形態の実現及び人事制度の刷新等に取り組んでおります。さらに、従業員の能力向上のため教育カリキュラムの充実を推進し、人材を育成する事により、組織体制の強化とサービスのクオリティ向上を目指してまいります。

 

③ 技術革新への対応

当社グループが展開する事業は、技術革新のスピードや顧客ニーズの変化が速く、それに基づくサービスの導入が相次いでいる非常に変化の激しい業界に属しております。当社グループは、これらの変化に対応するため、優秀な技術者の確保、新しい技術の探求や採用等を行い、新技術の普及状況を捉えた事業展開を推進してまいります。

 

④ コンテンツの安全性及び健全性強化への対応

インターネット市場の普及に連れて、コンテンツの安全性及び健全性に対する社会的な要請は一層高まりを見せております。当社グループは、コンテンツサービスを提供する立場から、顧客が安心して利用できるように、ウェブサイトの安全性及び健全性を強化していくことが必要であると考えております。

 

⑤ グループIPを活かした事業拡大

当社グループでは、ゲームサービス、ライフエンターテインメントサービス、電子書籍・出版サービス、音楽レーベルサービスなど、多くのサービスで蓄積されたグループIPを活用した事業の多角展開を目指しております。IPのグループ内創出に向けた施策、またその活用方法を継続的に模索し、収益性のあるサービスを展開することで、更なる成長を狙ってまいります。

 

2 【事業等のリスク】

 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当社グループの業績及び事業展開上のリスクとなる可能性がある主要な事項を記載しております。必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する情報開示の観点から積極的にこれを開示しております。

 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生する可能性のあるすべてのリスクを網羅するものではありません。

 

① 事業環境に関わるリスク

 

 Ⅰ.市場動向

 国内外の新たな法的規制の導入、プラットフォーム運営事業者等の動向など、予期せぬ要因により、モバイル市場の発展が阻害される場合には、当社の業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。また、モバイルインターネットサービス事業を展開する市場の歴史はまだ浅く、かつ変化が激しいため、ビジネスの将来性は不透明な部分があります。その他予期せぬ要因による市場環境の変化が生じた場合には、当社の業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。

 また、当社連結子会社である株式会社ティームエンタテインメントの主力事業であるグッズ及び音楽・ドラマCDや音楽配信、同じく連結子会社である株式会社一二三書房の主力事業である出版物及び電子出版物は、国内外の市場動向・消費者の嗜好・消費行動に大きく左右されます。このため、国内外の景気後退、消費支出縮小などにより音楽及び出版物関連産業全般の国内外需要が減少する場合、当該事業の業績に悪影響を与える可能性があります。

 

 Ⅱ.技術革新

 当社グループの中心でありますモバイル関連分野は新しい技術の開発及びそれに基づく新サービスの開発が日々行われており、変化の激しい業界です。この新しい技術やサービスへの対応が遅れた場合、当社の競争力が低下し業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。
 また、携帯端末の分野においてはスマートフォン・タブレット端末等が急速に普及しており、高性能化・多機能化が進んでおります。このような技術の進歩に起因するビジネス環境の変化に当社が適切に対応できない場合、当社及び当社グループの業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。
 

② サービスに関わるリスク

 

 Ⅰ.他社との競合について

 当社グループが展開するエンターテインメントサービス事業の市場環境においては、技術革新のスピードや顧客ニーズの変化が速く、様々なコンテンツサービスの導入が相次いで行われております。当社グループは、これらの変化に対応するためサービスの拡充に努めておりますが、今後当社グループが魅力あるサービスを開発・提供できず、競合会社が提供するサービスとの差別化が図られない場合、顧客数の減少を招き、当社グループの業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。

 

 Ⅱ.事業構造について

 プラットフォーム運営事業者等において不測の事態が発生した場合や、プラットフォーム運営事業者等のインターネット接続サービスに関する事業方針の変更があった場合、当社グループが提供するサービスに対してユーザーから苦情が多発する等の理由により、当社グループのサービスがスマートフォンアプリもしくはキャリア公式サイトとして不適当であるとプラットフォーム運営事業者等が判断し、サービス提供に関する契約を解除された場合、当社グループの業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。

 

 Ⅲ.ユーザーの嗜好の変化について

 スマートフォンゲームや電子書籍に代表されるコンテンツにおいては、ユーザーの嗜好の移り変わりが激しく、ユーザーニーズの的確な把握や、ニーズに対応するコンテンツの提供が何らかの要因によりできない場合、ユーザーへの訴求力が低下する可能性があります。

 また、継続してコンテンツの拡充を図っていく必要がありますが、計画どおり進まない場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。

 

 Ⅳ.受託開発案件について

 当社グループが行う受託開発は、プロジェクトの見積りの誤り、作業進捗の遅れ等により、自社での超過経費の負担が発生し、プロジェクトの採算が悪化する可能性があるほか、検収遅延により売上計上や代金回収の遅れが発生する可能性があります。当社グループでは、このようなリスクを回避するため、プロジェクト別の原価予測や工数管理を徹底することにより、業績への影響の軽減に努めておりますが、費用の変動や、納入又は検収の遅れが生じた場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

  Ⅴ.新規事業について

 当社グループにおいて新規事業を開始するにあたっては、ユーザーニーズの把握などのマーケティング、システム開発を含んだIT投資、動向調査や広告宣伝費等の追加的な支払いが発生し、利益率が低下する可能性があります。また、新規事業の開発においては、人員不足やノウハウ不足等の原因により開発に時間を要して対応が遅れた場合や、当初の想定どおりに進展しなかった場合、当社グループの業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。

 

 Ⅵ.売上債権回収に関するリスク

 当社グループは債権回収リスクに留意し、与信管理の強化に努めておりますが、事業環境の急激な変化にともなう取引先の倒産等により、当該取引先の債権回収に支障が発生した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。

 

  Ⅶ.サービスにおける表現の健全性確保について

 当社グループでは提供するサービスの制作及び配信等において、一般財団法人コンピュータエンターテインメント協会や、プラットフォーム運営事業者等の性的・暴力的表現等に関するガイドラインに準拠し、提供サービスの健全性確保に努めております。しかしながら、性的・暴力的表現に関する法的規制や法解釈、プラットフォーム運営事業者等の設ける基準は、社会情勢等により変化する可能性があるため、法的規制の強化や、プラットフォーム運営事業者等の基準の変更等により、当該サービスの提供を継続できなくなった場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。

    

 Ⅷ.返品に係るリスク

 当社連結子会社である株式会社ティームエンタテインメントの主力製品とするドラマCD及び音楽CD、同じく連結子会社である株式会社一二三書房の主力製品である出版物は、再販価格維持制度の対象となっており、小売店が自由に販売価格を設定できないことから、小売店は製品を一定の範囲内で返品できる商習慣(委託販売制度)があります。このため、販売不振の製品については将来返品されるものがあります。各連結子会社では過去の返品実績などを基に返金負債を計上し、これに備えていますが、予想外の販売不振などにより返品が発生した場合、当該事業の業績に影響が生じる可能性があります。

 

③ システムに関わるリスク

 

  Ⅰ.システム、ネットワーク障害について

 当社グループは、大手クラウドサービス事業者を利用し、かつバックアップ管理の冗長化及びセキュリティ強化を行うなど、サービスの安定運用及び各種情報保護のための対策を行っておりますが、大規模なプログラムの不良や、アクセス数の急激な増加によるサーバ負荷の増加、サイバーテロなどの悪意ある第三者による不正アクセス、情報の漏洩等の違法な行為、その他何らかの理由によりシステム障害等が発生した場合、当社グループの事業活動に支障をきたすのみならず当社サービスの信頼性の低下を招くなど、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。

 

 Ⅱ.災害復旧対策等について

 当社グループでは、自然災害、事故等に備え、定期的なバックアップ、稼働状況の監視等によりトラブルの事前防止又は回避に努めておりますが、当社グループの事業拠点は東京都にあり、当該地区において大地震、台風等の自然災害及び事故、火災等により、設備の損壊や電力供給の制限等の事象が発生した場合、国際紛争等による物的・人的損害が甚大になった場合、当社グループの事業活動に支障をきたし、当社グループの業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。

 

④ 法的規制・制度動向によるリスク

 

Ⅰ.当社事業に関連する法的規制

 当社が運営するサービスのユーザーの個人情報に関しては「個人情報の保護に関する法律」の適用を受けております。加えて、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」では、他人のID、パスワードの無断使用の禁止等が定められております。さらに「特定商取引に関する法律」及び「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」により、一定の広告・宣伝メールの送信にあたっては、法定事項の表示義務を負う場合があります。

 次に、当社が運営するサービスは、有料アイテム・コンテンツを購入して利用することが可能であることから「資金決済に関する法律」の適用を受けており、その法律に沿った運用を行っております。また、ユーザーが安心・安全に当社のサービスを利用できる環境を整備するため、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(以下、「同協会」)に加入するとともに、同協会の自主規制等のガイドラインを遵守し、業界の健全性、発展性を損なうことのないよう努めております。

 また、サービス内で提供されているSNS機能は、ユーザーの健全なコミュニケーションを前提としたサービスであり、「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」に定義される「インターネット異性紹介事業」には該当しないものと認識しております。

 なお、システム開発やコンテンツ制作等を外注している場合があり、それらの取引の一部は「下請代金支払遅延等防止法」の適用対象になります。

 当社は、上記各種法的規制等について誠実に対応していると考えておりますが、不測の事態等により、万が一当該規制等に抵触しているとして契約等の効力が否定された場合、当社が何らかの行政処分を受けた場合、また、今後これらの法令等が強化・改正され、もしくは新たな法令等が定められ、当社の事業が制約を受ける場合、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。そのほか、法的規制に違反していないとしても、当社のサービスの信頼性やブランドが毀損し、サービスの安定的な提供が困難になった場合、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。

 また、スマートフォンの利用者は年齢層が幅広く、昨今では中高生のユーザーも増加、またスマートフォンをもたない未成年者が家族の端末を利用し当社のサービスで遊ぶ、といったような未成年者のユーザーも増加しております。当社のサービスでは、一部で有料アイテム・コンテンツを販売しており、アイテムやコンテンツを購入する際には、クレジットカードの利用、プラットフォーム運営事業者等の決済、またはプリペイドカードを利用するなど決済手段がいくつか存在します。当社では、同協会や、各地域の消費生活センター、消費者庁と情報交換を行い、健全な市場環境の形成に取り組んでおりますが、当社が想定していない規制等が新たに制定された場合、当社の事業展開及び業績に影響を与える可能性があります。

 

Ⅱ.当社グループ事業に関連する法的規制

 当社連結子会社である株式会社ティームエンタテインメントの主力製品とするドラマCD及び音楽CD、同じく連結子会社である株式会社一二三書房の主力製品である出版物は再販価格維持制度の対象となっており、再販価格維持制度は、著作物商品の価格を固定化することで、著作物の安定した供給体制を保証する制度であり、商品価格の安定につながっております。将来、当制度が変更もしくは撤廃された場合、当事業の業績に影響を与える可能性があります。

 

⑤ 社内体制に関わるリスク

 

 Ⅰ.人材の採用・育成について

 当社グループは、事業規模に即して必要な人材の採用を行っております。しかしながらエンターテインメント市場の人材獲得競争が非常に激しいことから、今後当社グループが必要とする人材が適時確保できない場合、当社グループの業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。
 また、育成においては、社内及び社外の研修制度を活用し、人材教育にも力を入れておりますが、社内における人材の育成が計画通りに進まず、適正な人員配置が困難になった場合、業務委託契約による委託先や派遣社員を増員することが必要な場合も想定されます。これにより、一時的な業務委託費等の増加、必要な能力を有した人材の適所への配置の困難、グループ内に知見等のノウハウが蓄積されないことなどにより、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 
 加えて、当社グループの主力事業であるコンテンツIPの企画制作においては、ノウハウ、人脈の専門性が高く、人材の代替可能性が必ずしも高くないことから、役員及び従業員が何らかの理由で退任又は退社し、その代替人材が確保できない場合、当該事業の業績に影響を与える可能性があります。
 

 Ⅱ.内部管理体制

 当社グループは、内部関係者の不正行為等が発生しないよう、国内外の法令・ルールの遵守及び企業倫理に沿った法令遵守規程を制定するとともに、代表取締役社長直轄の独立した組織として内部監査室を設置するなど内部管理体制の充実に努めております。しかしながら、法令等に抵触する事態や内部関係者による不正行為が発生する可能性は皆無ではないため、これらの事態が生じた場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。

 

 Ⅲ.個人情報保護体制について

 当社グループは、当社が運営するサービスの利用者に係る個人情報を取得する場合があります。当社では「個人情報の保護に関する法律」「個人情報の保護に関する法律についての経済産業分野を対象とするガイドライン」等に従い、個人情報の厳正な管理を行うため「個人情報保護方針」を定めております。また、データベースへのアクセス権限の設定、及び外部侵入防止のためのセキュリティ等の採用により個人情報の漏洩防止を図っております。
 また「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」において、他人のID・パスワードの無断使用の禁止等が定められており、個人情報に紐づいたIDやパスワード等の情報にも厳正なセキュリティ管理を実施し、機密情報の漏洩防止を図っております。
 このような対策にも関わらず、外部からの不正アクセスや内部関係者の不正行為等が発生し個人情報等の漏洩や不正使用等の事態が生じた場合、損害に対する金銭補償や企業イメージの悪化等により、当社の業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。

 

 Ⅳ.特許・知的財産権の保護について

 当社グループの提供するサービスによる第三者の知的財産権の侵害の有無等について、外部の専門家との連携や、社内管理体制を強化しておりますが、チェックが十分でない場合や、認識不足等により、第三者から権利侵害の損害賠償請求や使用差し止め等の訴えを起こされる可能性、及び権利に関する使用料等の対価の支払が発生する可能性があります。その場合、当社グループの業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。

 

⑥ その他

 

 Ⅰ.新株予約権の行使による株式価値の希薄化

 当社は役員及び従業員に対して、モチベーションの向上を目的としたストックオプションを付与しております。今後新株予約権の行使が行われた場合、保有株式の株式価値が希薄化する可能性があります。

 なお、本書提出日の前月末現在における新株予約権による潜在株式数は910,400株であり、発行済株式総数6,128,000株の14.9%に相当します。

 

 Ⅱ.税務上の繰越欠損金について

 当社グループの事業が想定通りに推移した場合、第25期(2023年3月1日~2024年2月29日)以降に所得が拡大することにより、繰越欠損金がなくなることで、通常の税率に基づく法人税、住民税及び事業税の負担が発生し、当社グループの当期純利益及び営業キャッシュ・フローに大きな変化を与える可能性があります。

 なお、当社グループは、前連結会計年度より連結納税制度を適用しております。また翌連結会計年度より、連結納税制度からグループ通算制度へ移行する予定であります。

 

Ⅲ.M&A及び事業提携等に係るリスク

 当社グループは、更なる成長を目指すため、M&A、他企業との合弁企業の設立及び事業提携等の施策を推進し、業容拡大に取り組んでおります。これらの施策により、当社グループをめぐる事業環境が大きく変化する可能性があります。また、M&A、合弁企業の設立及び事業提携等が、当社の期待する効果が上げられない場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。

 

Ⅳ.その他、包括的なリスク 

 当社グループは、当社及び当社連結子会社を通じて、各種事業を国内外で展開しておりますが、国内外において、自然災害、疾病、テロや戦争等が発生した場合、また、これらに起因する休業要請等が発令された場合や、SNS等への不適切な投稿やインターネット掲示板への書き込みにより当社グループに対して不利益な情報や風評が流れた場合、当社グループの事業活動に支障をきたし、当社グループの業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。

 

 

3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
 

 (1)経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。

 

   ① 財政状態及び経営成績の状況

 当社グループを取り巻く環境におきましては、2021年におけるモバイルコンテンツ市場は2兆8,224億円(対前年比107%)、中でもスマートフォン市場は2兆8,149億円(対前年比108%)と年々成長を続けております。スマートフォン市場の内、ゲーム市場が1兆5,973億円(対前年比104%)、電子書籍市場が4,395億円(対前年比111%)、動画・エンターテイメント市場が4,147億円(対前年比121%)、音楽コンテンツ市場も1,651億円(対前年比113%)と引き続き拡大傾向にあります(一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム調べ、2022年7月現在)。一方で、当該ゲーム市場には多くのスマートフォンゲームが投入され、競争が激化しており、より高品質のゲームを投入するために開発費が増加する傾向にあります。また、電子書籍市場においても、インターネット上の小説等をコンテンツ化するビジネスモデルに多くの競合他社が参入しており、その作品確保の競争が激化しています。さらに、動画・エンターテインメント市場及び音楽コンテンツ市場においても、消費者ニーズの多様化に伴う構造変化に晒されています。

 また、長期化しているロシア・ウクライナ情勢に起因する原材料・エネルギー価格の高騰や、急激な円安進行等に伴う物価上昇により、先行きの不透明感は払拭できていない状況が続いております。

 このような事業環境の中、当社グループは総合エンターテインメント企業として、エンタメIPの創出・取得とそれらのクロスメディア展開を加速させ、事業の多角化と収益力向上に注力して参りました。

当連結会計年度のIP事業におきましては、ゲームサービスにおいて、様々なイベントを通じて長期運営タイトルの安定推移を目指したものの、前年同期比では売上が減少することとなりましたが、当社保有のレトロゲームタイトルの復刻版の販売や、欧米市場に向けたライセンスアウトにより、当該売上減少を補っております。

一方で、オンラインくじサービスの『くじコレ』、女性顧客向けオンラインくじサービス『まるくじ』は前期に引き続き、人気IPとのコラボレーションを数多く行うなど積極的に展開し、当社グループの収益に貢献いたしました。

 出版事業におきましては、コミック新刊数増加により、紙出版・電子書籍共に売上が大きく伸び、目標どおり進捗いたしました。

 BtoB事業におきましては、法人向けコンテンツ受託制作、他社のゲームサービスのローカライズ及び運営受託などが貢献しました。

 以上の結果、当連結会計年度の売上高は2,760,874千円(前連結会計年度比10.7%増)、営業利益は153,972千円(前連結会計年度比24.9%増)、経常利益は146,092千円(前連結会計年度比28.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は150,666千円(前連結会計年度比39.4%増)となりました。

 

  ② キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ50,256千円減少し、778,762千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とその要因は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は、54,722千円となりました。税金等調整前当期純利益の計上146,092千円、売上債権及び契約資産の増加56,597千円があったことによります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果支出した資金は、13,967千円となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出が3,367千円、投資有価証券の取得による支出10,000千円があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果支出した資金は、91,011千円となりました。主な要因は、借入金の返済による支出が260,993千円あったものの、短期借入れ及び長期借入れによる収入が170,000千円あったことによるものであります。

 

  ③ 生産、受注及び販売の状況

    Ⅰ.生産実績

   当社グループは、生産活動を行っていないため、生産実績は記載しておりません。

 

   Ⅱ.受注実績

   当社グループは、受注生産を行っていないため、受注実績は記載しておりません。

 

   Ⅲ.販売実績

前連結会計年度及び当連結会計年度における販売実績をサービス区分ごとに示すと、次のとおりであります。なお、当社の事業セグメントは、エンターテインメントサービス事業の単一セグメントであります。

 

サービス区分

前連結会計年度
(自 2021年3月1日
    至 2022年2月28日
 

当連結会計年度
(自 2022年3月1日
    至 2023年2月28日
 

前年同期比(%)

IP事業

1,109,399

1,170,313

5.5

出版事業

691,516

1,006,475

45.5

BtoB事業

693,168

584,085

△15.7

合計(千円)

2,494,085

2,760,874

10.7

 

(注) 主な相手先別の販売実績及び当該の販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。

 

相手先

前連結会計年度
(自 2021年3月1日
    至 2022年2月28日
 

当連結会計年度
(自 2022年3月1日
    至 2023年2月28日
 

販売高(千円)

割合(%)

販売高(千円)

割合(%)

株式会社メディアドゥ

264,908

10.6

414,157

15.0

合同会社マウス&ウォッシュ

421,728

16.9

319,235

11.6

 

 

 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

  文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

  ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表及び財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表及び財務諸表の作成にあたりまして、経営者の判断に会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りが必要となります。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。

詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 3.会計方針に関する事項」をご参照下さい。

 

  ② 財政状態の分析

  資産、負債及び純資産の状況

  (資産の部)

当連結会計年度末における資産合計は1,648,120千円となり、前連結会計年度末に比べ96,444千円の増加となりました。これは主に売掛金及び契約資産や前払費用が増加したことによるものであります。

  (負債の部)

負債合計は655,958千円となり、前連結会計年度末に比べ26,655千円の減少となりました。これは主に前受金や借入金が減少したことによるものであります。

  (純資産の部)

純資産合計は992,162千円となり、前連結会計年度末に比べ123,099千円の増加となりました。これは主に当連結会計年度が親会社株主に帰属する当期純利益となり利益剰余金が増加したことによるものであります。

 

  ③ 経営成績の分析

 Ⅰ.売上高

当連結会計年度の売上高は、2,760,874千円となり、前連結会計年度に比べ266,789千円の増加となりました。これは主に、既存運営ゲームタイトルの売上が減少したものの、レトロゲームタイトルのNintendoSwitch用ソフト発売や欧米市場に向けたライセンスアウト、オリジナルIPのCD・グッズ展開、オンラインくじサービス、コミック・ライトノベル・電子書籍の販売などのサービスが好調だったことによるものであります。

 

 Ⅱ.売上原価

当連結会計年度の売上原価は主に、オリジナルIPのCD・グッズ展開、オンラインくじサービス、コミック・ライトノベル・電子書籍に係る製造費用や外注加工費が増加し、前連結会計年度から79,481千円増加の1,120,897千円となりました。

 

 Ⅲ.販売費及び一般管理費

当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、オンラインくじサービス、コミック・ライトノベル・電子書籍の販売に係る手数料が増加し、前連結会計年度から156,590千円増加の1,486,004千円となりました。

 

 Ⅳ.営業外収益、営業外費用

当連結会計年度の営業外収益は、受取利息等により772千円となりました。営業外費用は、支払利息、為替差損等により8,653千円となりました。

 

これらの結果により、当連結会計年度の営業利益は153,972千円、経常利益は146,092千円、親会社株主に帰属する当期純利益は150,666千円となりました。

 

  ④ キャッシュ・フローの状況

「3  経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

 

  ⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について

    当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については「2事業等のリスク」に記載しております。

 

  ⑥ 経営者の問題認識と今後の方針について

当社グループが今後更なる収益基盤拡大及び筋肉質な経営体質を図っていくためは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)経営環境及び対処すべき課題」に記載しております課題に対処していくことが必要であると認識しております。今後の方針につきましても、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の通り、当社グループとしての成長戦略に基づき、各種施策を実行し、企業価値の更なる向上を目指して取り組んでまいります。

 

  ⑦ 資本の財源及び資金の流動性について

短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入金を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入金を基本としております。

 

 

4 【経営上の重要な契約等】

    スマートフォン向けアプリプラットフォーム運営事業者との契約

相手方の名称

契約の名称

契約内容

契約期間

Apple Inc.

iOS Developer Program  License Agreement

iOS搭載端末向けアプリケーションの配信及び販売に関する契約

1年間(1年毎の自動更新)

Google Inc.

Google Playマーケットデベロッパー販売/配布契約書

Android搭載端末向けアプリケーションの配信及び販売に関する契約

契約期間は定められておりません。

 

 

2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社

            2023年2月28日現在

事業所名
(所在地)

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業員数
(名)

建物

工具、器具及び備品

ソフトウエア

その他無形固定資産

合計

本社
(東京都千代田区)

事業用設備

0

3,970

8,000

11,970

83(-)

 

(注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。

2.本社の建物を賃借しており、年間賃借料は20,972千円であります。

3.従業員は契約社員を含めた就業人員であり、臨時雇用者数(アルバイト、人材派遣会社からの派遣社員含む)は、期中の平均人員を( )内に外数で記載しております。

4.当社の事業セグメントは、エンターテインメントサービス事業の単一セグメントとしておりますので、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2) 国内子会社

2023年2月28日現在

会社名

事業所名
(所在地)

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業員数
(名)

建物

工具、器具及び備品

合計

株式会社ティームエンタテインメント

本社
(東京都千代田区)

事業用設備

42

42

1(-)

株式会社一二三書房

本社
(東京都千代田区)

事業用設備

483

483

-(-)

 

(注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。

2.従業員は契約社員を含めた就業人員であり、臨時雇用者数(アルバイト、人材派遣会社からの派遣社員含む)は、期中の平均人員を( )内に外数で記載しております。

3.従業員数については、執行役員を除き転籍により提出会社の従業員数に含めております。

 

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

11,680,000

11,680,000

 

 

② 【発行済株式】

 

種類

事業年度末現在
発行数(株)
(2023年2月28日)

提出日現在
発行数(株)
(2023年5月24日)

上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名

内容

普通株式

6,128,000

6,128,000

東京証券取引所
グロース

単元株式数は100株であります。

6,128,000

6,128,000

 

(注)提出日現在発行数には、2023年5月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は、含まれておりません。

 

① 【ストックオプション制度の内容】

当社は、ストックオプション制度を採用しております。当該制度は、会社法に基づき新株予約権を発行する方法によるものであります。当該制度の内容は、以下のとおりであります。

 

   第8回新株予約権(2015年5月27日開催の定時株主総会決議及び2015年7月15日開催の取締役会決議)

区分

事業年度末現在
(2023年2月28日)

提出日の前月末現在
(2023年4月30日)

 付与対象者の区分及び人数(名)

当社取締役1名

当社従業員4名

同左

新株予約権の数(個)

76

76

新株予約権の目的となる株式の種類

普通株式

同左

新株予約権の目的となる株式の数(株)

30,400(注)1

30,400(注)1

新株予約権の行使時の払込金額(円)

250(注)2

250(注)2

新株予約権の行使期間

自 2017年7月16日
至 2025年7月15日

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の
株式の発行価格及び資本組入額(円)

発行価格  250
資本組入額 125

同左

新株予約権の行使の条件

(注)3

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

譲渡、質入れその他の処分は認めないものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に
関する事項

 

(注) 1. 新株予約権の割当日以降に当社が株式分割または株式併合を行う場合は次の算式により目的となる株式の数を調整するものとする。ただし、かかる調整は、新株予約権のうち、当該時点で行使されていない新株予約権の目的となる株式の数についてのみ行われ、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。

調整後株式数

調整前株式数

×

分割・併合の比率

 

  また、当社が他社と合併を行う場合、または会社分割を行う場合、並びに完全子会社となる株式交換または株式移転を行う場合は必要と認められる株式数の調整を行う。

 

2. 新株予約権の割当日以降に当社が株式分割または株式併合を行う場合は次の算式により行使価額を調整するものとし、調整の結果生じる1円未満の端数は切り上げる。

 

調整後行使価額

調整前行使価額

×

分割・併合の比率

 

 

また、新株予約権の割当後、当社が行使価額を下回る価額で新株を発行し(新株予約権の権利行使の場合を含まない。)、または自己株式の処分を行う場合は、次の算式により調整されるものとする(次の算式において、既発行株式数とは、当社の発行済株式総数から当社の保有する自己株式を控除した数をいうものとする。)。行使価額調整式の計算については、1円未満の端数は切り上げる。

 

 

調整後行使価額

 

 

調整前行使価額

 

×

既発行株式数

新規発行株式数または処分自己株式数

×

1株当たり払込金額または処分価額

調整前行使価額

既発行株式数+新規発行株式数または処分自己株式数

 

  また、当社が他社と合併を行う場合、または会社分割を行う場合、並びに完全子会社となる株式交換または株式移転を行う場合は必要と認められる株式数の調整を行う。

3.新株予約権の行使の条件

  権利行使時においても当社の取締役、監査役、従業員、その他これに準ずる地位にあることを要する。ただし、任期満了による退任、定年退職その他これに準ずる正当な理由のある場合もしくは当社の取締役会において承認を得た場合にはこの限りではない。

4.2015年11月12日付で1株につき200株の株式分割を、2017年9月1日付で1株につき2株の株式分割を行っております。これにより、「新株予約権の目的となる株式の数」、「新株予約権の行使時の払込金額」及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」が調整されており、記載内容は調整後の内容を記載しております。

 

 第14回新株予約権(2020年4月14日開催の取締役会決議)

区分

事業年度末現在
(2023年2月28日)

提出日の前月末現在
(2023年4月30日)

 付与対象者の区分及び人数(名)

当社取締役2名、執行役員1名、子会社役員1名

同左

新株予約権の数(個)

1,800

1,800

新株予約権の目的となる株式の種類

普通株式

同左

新株予約権の目的となる株式の数(株)

  180,000(注)1

180,000(注)1

新株予約権の行使時の払込金額(円)

382(注)2

382(注)2

新株予約権の行使期間

自 2020年4月30日
至 2030年4月30日

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の
株式の発行価格及び資本組入額(円)

発行価格  382
資本組入額 191

同左

新株予約権の行使の条件

(注)3

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

譲渡による本新株予約権の取得については、当社取締役会の承認を要するものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に
関する事項

 

(注)1.なお、付与株式数は、本新株予約権の割当日後、当社が株式分割(当社普通株式の無償割当てを含む。以下同じ。)又は株式併合を行う場合、次の算式により調整されるものとする。ただし、かかる調整は、本新株予約権のうち、当該時点で行使されていない新株予約権の目的である株式の数についてのみ行われ、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。

調整後付与株式数=調整前付与株式数×分割(又は併合)の比率

また、本新株予約権の割当日後、当社が合併、会社分割又は資本金の額の減少を行う場合その他これらの場合に準じ付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で、付与株式数は適切に調整されるものとする。

2.①本新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とする。計算の結果1円未満の端数が生じたときは、その端数を切り上げるものとする。

本新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本準備金の額は、上記記載の資本金等増加限度額から、上記に定める増加する資本金の額を減じた額とする。

3.①割当日から本新株予約権の行使期間の末日に至るまでの間に金融商品取引所における当社普通株式の1か月間の当社株価終値の平均値が一度でも行使価額に40%を乗じた価格を下回った場合には、本新株予約権の割当てを受けた者(以下、「新株予約権者」といいます。)は、残存するすべての本新株予約権を行使期間の末日までに行使しなければならないものとする。ただし、次に掲げる場合に該当するときはこの限りではない。

ア)当社の開示情報に重大な虚偽が含まれることが判明した場合

イ)当社が法令や金融商品取引所の規則に従って開示すべき重要な事実を適正に開示していなかったことが判明した場合

ウ)当社が上場廃止となったり、倒産したり、その他本新株予約権発行日において前提とされていた事情に大きな変更が生じた場合

エ)その他、当社が新株予約権者の信頼を著しく害すると客観的に認められる行為をなした場合

②新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認めない。

③本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における授権株式数を超過することとなるときは、当該本新株予約権の行使を行うことはできない。

④新株予約権者は、新株予約権の権利行使時においても、当社又は当社関係会社の取締役、執行役員又は従業員であることを要する。ただし、任期満了による退任、定年退職、その他正当な理由があると取締役会が認めた場合は、この限りではない。

⑤各本新株予約権1個未満の行使を行うことはできない。

4.当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割、新設分割、株式交換又は株式移転(以上を総称して以下、「組織再編行為」といいます。)を行う場合において、組織再編行為の効力発生日に新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」といいます。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとする。ただし、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限るものとする。

(1)交付する再編対象会社の新株予約権の数

新株予約権者が保有する新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付する。

(2)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

再編対象会社の普通株式とする。

(3)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

組織再編行為の条件を勘案のうえ、上記1.に準じて決定する。

(4)新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、組織再編行為の条件等を勘案のうえ、次の数式により行使価額を調整し、調整による1円未満の端数は切り上げる。

1

調整後行使価額=調整前行使価額 ×――――――――――――――

 分割(又は併合)の比率

上記数式で得られる再編後行使価額に、上記4.(3)に従って決定される当該新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じた額とする。

(5)新株予約権を行使することができる期間

2020年4月30日から2030年4月30日の初日と組織再編行為の効力発生日のうち、いずれか遅い日から2020年4月30日から2030年4月30日に定める行使期間の末日までとする。

(6)新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項

上記2.に準じて決定する。

(7)譲渡による新株予約権の取得の制限

譲渡による取得の制限については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとする。

(8)その他新株予約権の行使の条件

上記3.に準じて決定する。

(9)新株予約権の取得事由及び条件

①当社が消滅会社となる合併契約、当社が分割会社となる会社分割についての分割契約もしくは分割計画、又は当社が完全子会社となる株式交換契約もしくは株式移転計画について株主総会の承認(株主総会の承認を要しない場合には取締役会決議)がなされた場合は、当社は、当社取締役会が別途定める日の到来をもって、本新株予約権の全部を無償で取得することができる。

②新株予約権者が権利行使をする前に、上記3.に定める規定により本新株予約権の行使ができなくなった場合は、当社は新株予約権を無償で取得することができる。

10)その他の条件については、再編対象会社の条件に準じて決定する。

 

 第15回新株予約権(2021年11月15日開催の取締役会決議)

区分

事業年度末現在
(2023年2月28日)

提出日の前月末現在
(2023年4月30日)

 付与対象者の区分及び人数(名)

当社取締役2名

同左

新株予約権の数(個)

7,000

7,000

新株予約権の目的となる株式の種類

普通株式

同左

新株予約権の目的となる株式の数(株)

  700,000(注)1

700,000(注)1

新株予約権の行使時の払込金額(円)

416(注)2

416(注)2

新株予約権の行使期間

自 2021年11月30日
至 2031年12月1日

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の
株式の発行価格及び資本組入額(円)

発行価格  416
資本組入額 208

同左

新株予約権の行使の条件

(注)3

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

譲渡による本新株予約権の取得については、当社取締役会の承認を要するものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に
関する事項

 

(注)1.なお、付与株式数は、本新株予約権の割当日後、当社が株式分割(当社普通株式の無償割当てを含む。以下同じ。)又は株式併合を行う場合、次の算式により調整されるものとする。ただし、かかる調整は、本新株予約権のうち、当該時点で行使されていない新株予約権の目的である株式の数についてのみ行われ、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。

調整後付与株式数=調整前付与株式数×分割(又は併合)の比率

また、本新株予約権の割当日後、当社が合併、会社分割又は資本金の額の減少を行う場合その他これらの場合に準じ付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で、付与株式数は適切に調整されるものとする。

2.①本新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とする。計算の結果1円未満の端数が生じたときは、その端数を切り上げるものとする。

本新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本準備金の額は、上記記載の資本金等増加限度額から、上記に定める増加する資本金の額を減じた額とする。

3.①割当日から本新株予約権の行使期間の末日に至るまでの間に金融商品取引所における当社普通株式の1か月間の当社株価終値の平均値が一度でも行使価額に40%を乗じた価格を下回った場合には、本新株予約権の割当てを受けた者(以下、「新株予約権者」といいます。)は、残存するすべての本新株予約権を行使期間の末日までに行使しなければならないものとする。ただし、次に掲げる場合に該当するときはこの限りではない。

ア)当社の開示情報に重大な虚偽が含まれることが判明した場合

イ)当社が法令や金融商品取引所の規則に従って開示すべき重要な事実を適正に開示していなかったことが判明した場合

ウ)当社が上場廃止となったり、倒産したり、その他本新株予約権発行日において前提とされていた事情に大きな変更が生じた場合

エ)その他、当社が新株予約権者の信頼を著しく害すると客観的に認められる行為をなした場合

②新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認めない。

③本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における授権株式数を超過することとなるときは、当該本新株予約権の行使を行うことはできない。

④新株予約権者は、新株予約権の権利行使時においても、当社又は当社関係会社の取締役、執行役員又は従業員であることを要する。ただし、任期満了による退任、定年退職、その他正当な理由があると取締役会が認めた場合は、この限りではない。

⑤各本新株予約権1個未満の行使を行うことはできない。

4.当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割、新設分割、株式交換又は株式移転(以上を総称して以下、「組織再編行為」といいます。)を行う場合において、組織再編行為の効力発生日に新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」といいます。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとする。ただし、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限るものとする。

(1)交付する再編対象会社の新株予約権の数

新株予約権者が保有する新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付する。

(2)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

再編対象会社の普通株式とする。

(3)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

組織再編行為の条件を勘案のうえ、上記1.に準じて決定する。

(4)新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、組織再編行為の条件等を勘案のうえ、次の数式により行使価額を調整し、調整による1円未満の端数は切り上げる。

1

調整後行使価額=調整前行使価額 ×――――――――――――――

 分割(又は併合)の比率

上記数式で得られる再編後行使価額に、上記4.(3)に従って決定される当該新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じた額とする。

(5)新株予約権を行使することができる期間

2021年11月30日から2031年12月1日の初日と組織再編行為の効力発生日のうち、いずれか遅い日から2021年11月30日から2031年12月1日に定める行使期間の末日までとする。

(6)新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項

上記2.に準じて決定する。

(7)譲渡による新株予約権の取得の制限

譲渡による取得の制限については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとする。

(8)その他新株予約権の行使の条件

上記3.に準じて決定する。

(9)新株予約権の取得事由及び条件

①当社が消滅会社となる合併契約、当社が分割会社となる会社分割についての分割契約もしくは分割計画、又は当社が完全子会社となる株式交換契約もしくは株式移転計画について株主総会の承認(株主総会の承認を要しない場合には取締役会決議)がなされた場合は、当社は、当社取締役会が別途定める日の到来をもって、本新株予約権の全部を無償で取得することができる。

②新株予約権者が権利行使をする前に、上記3.に定める規定により本新株予約権の行使ができなくなった場合は、当社は新株予約権を無償で取得することができる。

10)その他の条件については、再編対象会社の条件に準じて決定する。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

 

年月日

発行済株式
総数増減数
(株)

発行済株式
総数残高
(株)

資本金増減額
 
(千円)

資本金残高
 
(千円)

資本準備金
増減額
(千円)

資本準備金
残高
(千円)

2018年5月14日

(注)1

60,000

4,051,200

28,551

819,722

28,551

809,722

2018年5月18日

(注)2

170,000

4,221,200

80,894

900,617

80,894

899,617

2018年5月24日

(注)3

 

169,000

4,390,200

81,686

982,303

81,686

972,303

2018年6月4日
(注)4

60,000

4,450,200

28,191

1,010,494

28,191

1,000,494

2018年6月6日
(注)5

30,000

4,480,200

14,095

1,024,589

14,095

1,014,589

2018年6月11日
(注)6

30,000

4,510,200

13,900

1,038,490

13,900

1,028,490

2018年6月13日
(注)7

30,000

4,540,200

13,900

1,052,390

13,900

1,042,390

2018年6月14日
(注)8

40,000

4,580,200

18,534

1,070,924

18,534

1,060,924

2018年6月15日
(注)9

191,000

4,771,200

88,499

1,159,424

88,499

1,149,424

2018年7月9日
(注)10

20,000

4,791,200

7,327

1,166,751

7,327

1,156,751

2018年7月31日
(注)11

2,800

4,794,000

350

1,167,101

350

1,157,101

2019年9月12日

(注)12

31,000

4,825,000

7,440

1,174,541

7,440

1,164,541

2019年9月19日

(注)12

31,000

4,856,000

7,440

1,181,981

7,440

1,171,981

2019年9月25日

(注)12

93,000

4,949,000

22,320

1,204,301

22,320

1,194,301

2019年9月26日

(注)12

31,000

4,980,000

7,440

1,211,741

7,440

1,201,741

2019年10月1日

(注)12

62,000

5,042,000

14,880

1,226,621

14,880

1,216,621

2019年10月11日

(注)12

62,000

5,104,000

14,880

1,241,501

14,880

1,231,501

2019年10月15日

(注)13

200,000

5,304,000

47,195

 1,288,696

47,195

1,278,696

2019年10月16日

(注)13

50,000

5,354,000

11,798

1,300,495

11,798

1,290,495

2019年10月17日

(注)13

50,000

5,404,000

11,798

1,312,294

11,798

1,302,294

2019年10月28日

(注)13

50,000

5,454,000

11,798

1,324,092

11,798

1,314,092

2019年11月1日

(注)13

250,000

5,704,000

58,993

1,383,086

58,993

1,373,086

2019年11月22日

(注)14

80,000

5,784,000

20,638

1,403,724

20,638

1,393,724

2019年9月1日~

2019年11月30日

(注)15

75,600

5,859,600

5,972

1,409,697

5,972

1,399,697

2019年12月2日

(注)14

200,000

6,059,600

51,595

1,461,292

51,595

1,451,292

 2020年10月1日
 (注)16

60,000

6,119,600

1,461,292

37,740

1,489,032

2021年7月31日

(注)17

6,119,600

△1,451,292

10,000

△1,489,032

2021年9月1日~2021年11月30日

(注)18

8,400

6,128,000

663

10,663

663

663

 

(注)1.有償第三者割当増資
 発行価格     948円
 資本組入額  474.00円
 割当先   EVO FUND

2.有償第三者割当増資
発行価格     948円
資本組入額  474.00円
割当先   EVO FUND

3.有償第三者割当増資
 発行価格     963円
 資本組入額  481.50円
 割当先   EVO FUND

4.有償第三者割当増資
発行価格     936円
資本組入額  468.00円
割当先   EVO FUND

5.有償第三者割当増資
発行価格     936円
資本組入額  468.00円
割当先   EVO FUND

6.有償第三者割当増資
発行価格     923円
資本組入額  461.50円
割当先   EVO FUND

7.有償第三者割当増資
発行価格     923円
資本組入額  461.50円
割当先   EVO FUND

8.有償第三者割当増資
発行価格     923円
資本組入額  461.50円
割当先   EVO FUND

9.有償第三者割当増資

発行価格     923円
資本組入額  461.50円
割当先   EVO FUND

10.有償第三者割当増資
発行価格     729円
資本組入額  364.50円
割当先   EVO FUND

        11.新株予約権の行使による増加であります。

12.転換社債型新株予約権付社債の株式転換による増加であります。

13.有償第三者割当増資による増加であります。

  発行価額    469円

     資本組入額  234.5円

     割当先    マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社

     14.有償第三者割当増資による増加であります。

     発行価額    513円

     資本組入額  256.5円

     割当先    マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社

   15.新株予約権の権利行使による増加であります。

    16.株式交換によるものであります。

17.2021年5月26日開催の定時株主総会決議により、2021年7月31日付で、会社法第447条第1項及び会社法第448条第1項の規定に基づき、資本金及び資本準備金の額を1,451,292千円減少(減少割合99.31%)し、これらをその他資本剰余金に振り替えるとともに、会社法第452条の規定に基づき、増加後のその他資本剰余金2,183,189千円を繰越利益剰余金に振り替え、欠損補填を実施しております。

18.新株予約権の行使による増加であります。

 

 

(5) 【所有者別状況】

   2023年2月28日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

2

20

24

19

14

4,161

4,240

所有株式数
(単元)

718

7,183

3,116

3,522

149

46,570

61,258

2,200

所有株式数
の割合(%)

1.17

11.72

5.08

5.74

0.24

76.02

100.00

 

(注)自己株式42株は、「単元未満株式の状況」に含めて記載しております。

 

(6) 【大株主の状況】

  2023年2月28日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(株)

発行済株式
(自己株式を除く。)の総数に
対する所有株式数の割合(%)

原尾 正紀

東京都豊島区

998,400

16.3

株式会社SBI証券

東京都港区六本木1丁目6番1号

332,111

5.4

株式会社ミートプランニング

群馬県高崎市倉賀野町3199-1

240,000

3.9

BNY GCM ACCOUNTS M NOM(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行

1 ANGEL LANE, LONDON, EC4R 3AB, UNITED KINGDOM(東京都千代田区丸の内2丁目7-1)

112,200

1.8

西村 裕二

東京都渋谷区

96,000

1.6

GMOクリック証券株式会社

東京都渋谷区道玄坂1丁目2番3号

87,300

1.4

賀島 義成

東京都荒川区

80,000

1.3

鞍馬 秀輝

東京都大田区

72,000

1.2

日本証券金融株式会社

東京都中央区日本橋茅場町1丁目2-10号

71,700

1.2

楽天証券株式会社

東京都港区南青山2丁目6番21号

60,300

1.0

 

2,150,011

35.1

 

 

① 【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年2月28日)

当連結会計年度

(2023年2月28日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

830,218

780,562

 

 

売掛金

495,358

 

 

売掛金及び契約資産

※1 551,956

 

 

商品及び製品

43,909

40,202

 

 

仕掛品

9,433

49,144

 

 

原材料及び貯蔵品

78

65

 

 

前払費用

12,986

50,428

 

 

未収入金

23,010

20,369

 

 

未収消費税等

5,535

 

 

その他

20,089

43,546

 

 

貸倒引当金

19,937

19,893

 

 

流動資産合計

1,415,147

1,521,917

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物(純額)

0

0

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

4,844

4,496

 

 

 

有形固定資産合計

※2 4,844

※2 4,496

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

250

 

 

 

その他無形固定資産

12,000

8,000

 

 

 

のれん

29,605

7,350

 

 

 

無形固定資産合計

41,855

15,350

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

10,000

 

 

 

敷金及び保証金

32,469

32,469

 

 

 

繰延税金資産

51,004

59,352

 

 

 

その他

6,354

4,534

 

 

 

投資その他の資産合計

89,828

106,356

 

 

固定資産合計

136,528

126,203

 

資産合計

1,551,676

1,648,120

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年2月28日)

当連結会計年度

(2023年2月28日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

172,020

209,324

 

 

短期借入金

※3 136,250

※3 

 

 

1年内返済予定の長期借入金

39,526

48,576

 

 

未払金

109,956

89,337

 

 

未払費用

4,305

4,667

 

 

未払法人税等

3,318

4,874

 

 

未払消費税等

17,446

6,703

 

 

前受金

16,088

 

 

契約負債

9,946

 

 

預り金

9,815

24,870

 

 

賞与引当金

11,974

10,164

 

 

情報利用料引当金

2,722

2,458

 

 

返品調整引当金

24,599

 

 

返金負債

76,081

 

 

その他

3

53

 

 

流動負債合計

548,026

487,058

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

132,693

168,900

 

 

長期未払金

1,894

 

 

固定負債合計

134,587

168,900

 

負債合計

682,614

655,958

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

10,663

10,663

 

 

資本剰余金

728,911

728,911

 

 

利益剰余金

128,759

251,877

 

 

自己株式

117

135

 

 

株主資本合計

868,216

991,316

 

新株予約権

845

845

 

純資産合計

869,062

992,162

負債純資産合計

1,551,676

1,648,120

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年3月1日

 至 2022年2月28日)

当連結会計年度

(自 2022年3月1日

 至 2023年2月28日)

売上高

2,494,085

※1 2,760,874

売上原価

※2 1,041,416

※2 1,120,897

売上総利益

1,452,668

1,639,976

販売費及び一般管理費

※3 1,329,414

※3 1,486,004

営業利益

123,253

153,972

営業外収益

 

 

 

受取利息

13

131

 

助成金収入

819

 

その他

610

641

 

営業外収益合計

1,442

772

営業外費用

 

 

 

支払利息

7,845

3,862

 

新株予約権発行費

1,754

 

為替差損

4,394

 

その他

1,280

396

 

営業外費用合計

10,880

8,653

経常利益

113,815

146,092

特別損失

 

 

 

本社移転費用

7,271

 

特別損失合計

7,271

税金等調整前当期純利益

106,544

146,092

法人税、住民税及び事業税

4,922

5,971

法人税等還付税額

2,197

法人税等調整額

6,479

8,348

法人税等合計

1,557

4,573

当期純利益

108,101

150,666

非支配株主に帰属する当期純利益

親会社株主に帰属する当期純利益

108,101

150,666

 

① 【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年2月28日)

当事業年度

(2023年2月28日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

574,945

536,210

 

 

売掛金

※1 271,804

 

 

売掛金及び契約資産

※1 221,805

 

 

商品及び製品

3,207

5,785

 

 

仕掛品

350

22,322

 

 

原材料及び貯蔵品

78

65

 

 

前払費用

7,242

5,924

 

 

未収入金

※1 32,887

※1 30,581

 

 

未収消費税等

-

5,535

 

 

関係会社短期貸付金

35,000

50,000

 

 

その他

8,093

6,831

 

 

貸倒引当金

19,937

19,893

 

 

流動資産合計

913,671

865,169

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物(純額)

0

0

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

3,666

3,970

 

 

 

有形固定資産合計

3,666

3,970

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

250

-

 

 

 

その他無形固定資産

12,000

8,000

 

 

 

無形固定資産合計

12,250

8,000

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

関係会社株式

171,340

171,340

 

 

 

投資有価証券

-

10,000

 

 

 

敷金及び保証金

20,469

20,469

 

 

 

繰延税金資産

10,655

19,188

 

 

 

その他

932

365

 

 

 

投資その他の資産合計

203,397

221,363

 

 

固定資産合計

219,314

233,334

 

資産合計

1,132,985

1,098,503

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年2月28日)

当事業年度

(2023年2月28日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

49,060

※1 39,924

 

 

短期借入金

※2 110,000

-

 

 

未払金

96,706

※1 84,118

 

 

1年内返済予定の長期借入金

9,996

6,684

 

 

未払費用

2,325

4,042

 

 

未払法人税等

530

290

 

 

未払消費税等

10,111

-

 

 

前受金

8,525

-

 

 

契約負債

-

7,164

 

 

預り金

3,142

6,661

 

 

賞与引当金

6,365

10,164

 

 

情報利用料引当金

2,722

2,458

 

 

流動負債合計

299,484

161,507

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

6,684

-

 

 

固定負債合計

6,684

-

 

負債合計

306,168

161,507

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

10,663

10,663

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

663

663

 

 

 

その他資本剰余金

757,134

757,134

 

 

 

資本剰余金合計

757,798

757,798

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

1,500

1,500

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

繰越利益剰余金

56,127

166,324

 

 

 

利益剰余金合計

57,627

167,824

 

 

自己株式

117

135

 

 

株主資本合計

825,971

936,150

 

新株予約権

845

845

 

純資産合計

826,816

936,996

負債純資産合計

1,132,985

1,098,503

 

② 【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年3月1日

 至 2022年2月28日)

当事業年度

(自 2022年3月1日

 至 2023年2月28日)

売上高

※1 1,192,565

※1 1,225,171

売上原価

430,977

447,437

売上総利益

761,588

777,733

販売費及び一般管理費

※2 707,069

※2 676,905

営業利益

54,518

100,827

営業外収益

 

 

 

受取利息

382

503

 

受取配当金

0

0

 

その他

528

428

 

営業外収益合計

910

931

営業外費用

 

 

 

支払利息

4,509

1,454

 

為替差損

-

4,350

 

支払手数料

-

332

 

新株予約権発行費

1,754

-

 

その他

566

63

 

営業外費用合計

6,830

6,201

経常利益

48,599

95,557

特別損失

 

 

 

固定資産除却損

0

-

 

本社移転費用

5,205

-

 

特別損失合計

5,205

-

税引前当期純利益

43,393

95,557

法人税、住民税及び事業税

7,956

6,106

法人税等調整額

4,777

8,532

法人税等合計

12,733

14,639

当期純利益

56,127

110,197