株式会社バンク・オブ・イノベーション

Bank of Innovation, Inc.
新宿区新宿六丁目27番30号
証券コード:43930
業界:情報・通信業
有価証券報告書の提出日:2022年12月28日

(1) 連結経営指標等

 

回次

第13期

第14期

第15期

第16期

第17期

決算年月

2018年9月

2019年9月

2020年9月

2021年9月

2022年9月

売上高

(千円)

3,061,423

2,129,218

2,428,853

経常損失 (△)

(千円)

70,305

801,937

1,015,877

親会社株主に帰属する
当期純損失 (△)

(千円)

74,581

541,587

838,454

包括利益

(千円)

74,581

541,587

838,454

純資産額

(千円)

1,256,883

722,287

399,324

総資産額

(千円)

3,183,586

2,469,325

2,039,889

1株当たり純資産額

(円)

327.97

188.13

95.54

1株当たり当期純損失 (△)

(円)

19.34

141.28

217.96

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

39.5

29.2

18.7

自己資本利益率

(%)

5.9

54.7

151.8

株価収益率

(倍)

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

246,552

729,831

974,294

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

12,052

65,443

96,359

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

344,156

74,916

349,186

現金及び現金同等物
の期末残高

(千円)

2,221,460

1,351,372

822,628

従業員数

(名)

183

185

170

〔外、平均臨時雇用者数〕

―〕

―〕

10

6

4

 

(注) 1.第15期より連結財務諸表を作成しているため、それ以前については記載しておりません。

2.第15期、第16期及び第17期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。

3.第15期より連結財務諸表を作成しているため、第15期の自己資本利益率は、期末自己資本に基づいて計算しております。

4.第15期、第16期及び第17期の株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失のため記載しておりません。

5.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、当連結会計年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

 

回次

第13期

第14期

第15期

第16期

第17期

決算年月

2018年9月

2019年9月

2020年9月

2021年9月

2022年9月

売上高

(千円)

5,052,275

4,295,187

3,061,423

1,968,046

1,546,385

経常利益又は
経常損失 (△)

(千円)

509,042

515,320

10,304

564,970

811,784

当期純利益又は
当期純損失 (△)

(千円)

363,242

373,911

6,286

414,383

605,076

資本金

(千円)

471,620

480,242

490,943

490,943

560,929

発行済株式総数

(株)

3,896,000

3,924,000

3,951,000

3,951,000

3,999,000

純資産額

(千円)

1,112,922

1,404,097

1,337,751

930,359

840,774

総資産額

(千円)

2,811,415

3,149,703

3,260,299

2,633,868

2,348,546

1株当たり純資産額

(円)

285.66

363.25

349.70

242.33

205.93

1株当たり配当額

(円)

(1株当たり中間配当額)

(―)

(―)

(―)

(―)

(―)

1株当たり当期純利益又は
当期純損失 (△)

(円)

99.98

96.10

1.63

108.10

157.29

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

98.91

95.37

1.63

自己資本比率

(%)

39.6

44.6

41.0

35.3

35.1

自己資本利益率

(%)

44.3

29.7

0.5

36.5

69.0

株価収益率

(倍)

19.6

32.3

2,248.4

配当性向

(%)

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

446,205

461,906

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

34,545

116,451

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

297,663

55,235

現金及び現金同等物
の期末残高

(千円)

1,845,692

2,135,907

従業員数

(名)

141

166

173

172

154

〔外、平均臨時雇用者数〕

18

18

7

4

2

株主総利回り

(%)

158.5

187.4

90.6

163.6

 (比較指標:東証マザーズ指数)

(%)

(―)

(81.3)

(113.8)

(104.7)

(64.5)

最高株価

(円)

2,465

3,670

5,730

3,640

4,265

最低株価

(円)

1,476

1,307

1,170

1,773

1,472

 

(注) 1.1株当たり配当額及び配当性向については、配当を実施していないため記載しておりません。

2.第16期及び第17期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。

3.第16期及び第17期の株価収益率は、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。

4.2018年3月27日開催の取締役会決議により、2018年4月28日付で普通株式1株につき1,000株の株式分割を行っております。そのため、第13期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益又は当期純損失及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を記載しております。

5.当社株式は、2018年7月24日付で東京証券取引所マザーズに上場しているため、株主総利回り及び比較指標の最近5年間の推移は第14期以降を記載しております。

6.最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所マザーズ市場におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所グロース市場におけるものであります。

7.第15期より連結財務諸表を作成しているため、第15期から第17期の営業活動によるキャッシュ・フロー、投資活動によるキャッシュ・フロー、財務活動によるキャッシュ・フロー及び現金及び現金同等物の期末残高は記載しておりません。

8.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当事業年度の期首から適用しており、当事業年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

 

2 【沿革】

当社は、2006年1月、代表取締役社長樋口智裕が開発した動画検索エンジン「Fooooo」の事業化を目的として設立されました。当社設立以後における経緯は、次のとおりであります。

 

年月

概要

2006年1月

東京都渋谷区において、株式会社バンク・オブ・イノベーションを設立。

2007年3月

動画検索エンジンサービス「Fooooo」をインターネット上に公開。

2007年5月

東京都中野区に本社移転。

2008年6月

東京都新宿区新宿に本社移転。

2010年2月

PCソーシャルゲーム事業を開始。

2010年10月

東京都新宿区大久保に本社移転。

2012年9月

スマートフォンゲーム事業を開始。

2013年3月

動画検索エンジンサービス「Fooooo」の事業譲渡に伴い、動画検索事業を終了。

2013年5月

PCソーシャルゲーム事業を終了。

2015年11月

東京都新宿区新宿に本社移転。

2018年7月

東京証券取引所マザーズ市場へ株式上場。

2019年11月

ゲーム以外の新規事業展開を目的として、子会社株式会社バンク・オブ・インキュベーションを設立。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、マザーズ市場からグロース市場へ移行。

2022年10月

「恋庭」の事業拡大を目指すため、株式会社バンク・オブ・インキュベーションを株式会社Koiniwaへ商号変更。

2022年11月

メタバースプロジェクトの新規事業展開を目的として、子会社株式会社バンク・オブ・インキュベーションを設立。

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社及び連結子会社である株式会社バンク・オブ・インキュベーションの2社で構成され、「ロマン (世界で一番「思い出」をつくるエンターテイメント企業)」と「企業信念 (良いものは必ず評価される)」の二つの企業理念のもと、人々の心に末永く刻まれるようなサービスの創出を目指してスマートフォンアプリの開発・運営に取り組むスマートフォンアプリ関連事業を行っております。

なお、当社グループはスマートフォンアプリ関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。

(注) 2022年10月1日付で株式会社バンク・オブ・インキュベーションは株式会社Koiniwaに商号変更しております。

 

(1) スマートフォンアプリについて

当社グループは、Google LLC及びApple Inc.等が運営するプラットフォーム上で提供するスマートフォンアプリを通じて、サービスを提供しております。多くのユーザーに楽しんでいただけるよう、基本的に無料で利用可能とし、より便利に利用するためのアイテム等を有料で販売しております。主たるサービスはゲームとその他サービスの2つに分類され、主なサービス内容は以下の通りとなります。

 

① ゲーム

自社オリジナルのRPG (注1) アプリを提供しております。また、一部のサービスは自社IP (Intellectual Property:知的財産) として他社に著作物の利用許諾を行っており、他社から支払われるロイヤルティーも当社の売上として計上しております。

提供しているサービスは、次のとおりであります。

2022年9月30日現在

サービス名
(配信開始年月)

プラットフォーム

オリジナル/
他社IP

概要

ミトラスフィア

(2017年8月)

App Store

Google Play

AndApp

オリジナル

多種多様な武具・アバター (注2) に加え、30種以上のボイスによる"なりきり"要素をふんだんに盛り込んだファンタジーRPGです。

手軽に他のユーザーとのコミュニケーションとリアルタイムの冒険を楽しむことができます。

(累計700万ダウンロード超)

幻獣契約クリプトラクト

(2015年2月)

App Store

Google Play

AndApp

オリジナル

90年代RPGを彷彿とさせるような王道コマンドバトルと派手なエフェクトによる本格的ファンタジーRPGです。豪華声優陣によるボイスがゲームへの没入感をさらに高めます。

(累計1,200万ダウンロード超)

 

(注) 1.「RPG (ロールプレイングゲーム)」とは、ユーザーがゲーム内の登場人物となり、与えられる試練 (冒険、難題、探索、戦闘等) を通して目的の達成を目指すゲームのことをいいます。

2.「アバター」とは、ゲーム上におけるユーザーの分身となるキャラクターのことをいいます。

 

② その他サービス

当社の連結子会社である株式会社バンク・オブ・インキュベーションが開発・運営する、当社のゲームアプリ以外のサービスをいい、当連結会計年度末時点においては『恋庭』を提供しております。

(注) 2022年10月1日付で株式会社バンク・オブ・インキュベーションは株式会社Koiniwaに商号変更しております。

2022年9月30日現在

サービス名
(配信開始年月)

プラットフォーム

オリジナル/
他社IP

概要

恋庭

(2021年4月)

App Store

Google Play

オリジナル

「ゲームしてたら、恋人ができた。」をコンセプトに、ゲーム恋活アプリ利用者数No.1の「心でつながる」サービスを提供しております。
 (累計100万ダウンロード超)

 

 

 

  サービス別売上高

タイトル名

2021年9月

2022年9月

売上高
(千円)

割合
(%)

売上高
(千円)

割合
(%)

ミトラスフィア

739,593

34.7

573,874

23.6

幻獣契約クリプトラクト

1,216,378

57.1

905,224

37.3

恋庭

173,246

8.1

949,738

39.1

その他

15

0.0

合計

2,129,218

100.0

2,428,853

100.0

 

 

当社の事業系統図は次のとおりです。


(注) 1.当社グループは自社で開発したスマートフォンアプリをプラットフォームにおいて無料で配信しております。アプリ内では課金アイテム等を販売しており、ユーザーが課金アイテム等を購入した場合、プラットフォーム運営会社の手数料 (プラットフォーム運営会社による代金回収代行業務及び売上管理業務等にかかる手数料。以下、「PF手数料」という。) が差し引かれた金額が当社に入金されます。

2.当社は自社で開発したゲームアプリを自社IPとして他社に提供しており、自社IP提供先は海外版等のゲームアプリを開発し、プラットフォームで無料で配信しております。ゲームアプリ内では課金アイテム等を販売しており、ユーザーが課金アイテム等を購入した場合、PF手数料が差し引かれた金額が自社IP提供先に入金されます。当社はその入金の一部をロイヤルティーとして受け取っております。

3.2022年10月1日付で株式会社バンク・オブ・インキュベーションは株式会社Koiniwaに商号変更しております。

 

(2) 当社の特徴及び強みについて
① ゲームアプリの長期運営

当社は、「ゲームに対して積極的なユーザー層 (注)」を想定主要顧客とし、自社IPかつグローバル配信を前提に開発しております。そして、多くのお客様に長く遊んでいただくことを長期安定運営の基盤とし、当社がゲームをより深く楽しんでいただくための施策を投じていくことによって強化されていくものと考えております。当社の運営力の源泉は確立されたPDCAサイクルであり、ユーザー動向のデータ分析、KPI (重要業績評価指標) 変動要因の把握、新機能の立案及び実装後におけるKPI推移の確認や他社分析の実行等によって成り立っております。

 当社は、これまでのPC向けゲームやゲームアプリ開発における成功・失敗のあらゆる面から蓄積したノウハウの活用、そして「お客様と共にゲームをつくっていく」という姿勢を通してサービスの長期運営に取組んでまいりました。ゲーム内で実施したアンケートやお問い合わせに寄せられたご意見・ご要望等を参考に、解決すべき課題の洗い出しや施策への活用、グラフィックのブラッシュアップ等、様々な取り組みを続けた結果、2015年2月に配信を開始した「幻獣契約クリプトラクト」は現在も多くのお客様に楽しんでいただいております。

 

(注) 当社では、現在においてスマートフォンゲームや家庭用ゲーム機、PCゲーム等に親しんでいる層のほか、これらのゲームにかつて深く親しんだ経験のある層を対象としております。

 

② プロモーション

当社は、設定した予算内でより費用対効果があると判断したプロモーションを実施しております。また、プロモーション単価のコントロールを適切に行うため、実施したプロモーション施策についてのデータ分析及びPDCAサイクルを遂行しております。プロモーション手法は基本的にウェブ中心でありますが、ゲーム内施策との連携を行うなど、ユーザー訴求効果が見込めるような施策も取り入れております。

 

③ 自社IPの活用

当社は、今後の中長期的な成長を見据えるために、収益貢献度が高く、かつ他社IPの制約にとらわれない開発が可能であるオリジナルタイトルの開発・運営を主力としており、プロモーションとの連携によって自社IPの確立及び収益の多角化を図っております。現行の取り組みといたしましては、同業他社に対する当社の著作物利用許諾を通して、国内外へ向けたスマートフォン、PC等のプラットフォーム展開を行っており、当社はロイヤルティーを受け取っております。

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金又は
出資金
(千円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
(又は被所有)
割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

株式会社バンク・オブ・インキュベーション

東京都新宿区

100,000

スマートフォンサービスの開発・運営

100.0

経営の管理

役員の兼任 3名

出向者の派遣

資金の援助

 

(注) 1.特定子会社であります。また、2022年10月1日付で株式会社バンク・オブ・インキュベーションは株式会社Koiniwaに商号変更しております。

2.債務超過会社であり、2022年9月末時点における債務超過額は341,449千円であります。

3.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

 

5 【従業員の状況】

 

(1) 連結会社の状況

2022年9月30日現在

従業員数(名)

170

(4)

 

(注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時従業員 (契約社員及びアルバイトを含み、人材会社からの派遣社員を除く。) は、年間の平均人員を ( ) 外数で記載しております。なお、当社グループから他社への出向者及び他社から当社グループへの出向者はおりません。

2.当社グループは「スマートフォンアプリ関連事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の従業員数の記載はしておりません。

 

(2) 提出会社の状況

2022年9月30日現在

従業員数 (名)

平均年齢 (歳)

平均勤続年数 (年)

平均年間給与 (千円)

154

(2)

31.7

5.4

5,191

 

(注) 1.従業員数は就業人員 (当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。) であり、臨時従業員 (契約社員及びアルバイトを含み、人材会社からの派遣社員を除く。) は、年間の平均人員を ( ) 外数で記載しております。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

 

(3) 労働組合の状況

当社の労働組合は結成されておりませんが、労使関係は安定しております。

 

 

2 【事業等のリスク】

本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項を記載しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資判断上あるいは当社グループの事業活動を理解するうえで重要と考えられる事項につきましては、投資家に対する積極的な情報開示の観点から以下に記載しております。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生可能性のあるすべてのリスクを網羅するものではありません。

 

(1) 事業環境に関するリスク
① スマートフォンゲーム市場の動向について

当社グループの事業領域である日本国内のスマートフォンゲーム市場は、1兆円規模を安定して推移しつつも、海外勢の参入等により競争が激化しております。また、オンラインマッチングサービス市場は婚活需要の高まりとともに社会的な認知が進んでおり、一層の市場拡大が見込まれております。しかしながら、新たな法的規制や通信事業者の動向によって、市場の成長を阻害するような要因が重なった場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

② プラットフォーム運営事業者の動向について

当社グループのスマートフォンアプリ関連事業では、アプリストアを通じてユーザーへサービスを提供しており、特にApp Storeを運営するApple Inc.並びにGoogle Playを運営するGoogle LLCの2社に対する収益依存が大きくなっております。また、当社グループは各運営事業者の定める規約を遵守するとともに、各運営事業者に対して代金回収代行業務及び売上管理業務等にかかる手数料を支払っております。しかしながら、アプリストアの売上等の各種ランキングの仕様変更や今後起こり得る規約変更をはじめとする各運営事業者の動向によって当社グループのサービス提供が困難となった場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

③ 競合他社について

当社グループはオリジナル2Dグラフィックの制作技術で差別化を図り、高品質のスマートフォンアプリを提供し続けることを目指してまいります。しかしながら、同業他社との競争激化によって優位性を保てなくなった場合には、当社の提供するスマートフォンアプリの利用者数が減少し、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(2) 事業・サービスに関するリスク
① スマートフォンアプリの開発及び運営について

当社グループは、主にRPGのゲームアプリの開発・運営を行っておりますが、これまでの運営で蓄積したノウハウの活用により、着実にユーザー数や売上規模が拡大するとともに、ユーザーから主にグラフィック面において一定の評価を得ていると認識しております。しかしながら、これらのサービスにおいてはユーザーの嗜好の移り変わりが激しく、ユーザーニーズの的確な把握や、ニーズに対するコンテンツの導入が、何らかの要因により困難となった場合には、ユーザーへの訴求力の低下等から当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

② 特定のタイトルにおける収益依存について
当社グループは、売上の大部分を特定のアプリに依存している状況にあり、2022年9月期における売上高に対して、「恋庭」が39.1%、「幻獣契約クリプトラクト」が全体の売上高の37.3%と大きな割合を占めております。当社グループといたしましては、確立されたPDCAサイクルの実行によって既存タイトルのサービス向上に取り組む一方で、人的資源を新規開発に集中させることで新たなサービスの創出に注力してまいります。しかしながら、今後既存タイトルの収益が想定よりも大きく下回った場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

③ サービスの安全性及び健全性について

当社が提供するゲームアプリは、不特定多数の個人ユーザーが、各ユーザー間において独自にコミュニケーションを取ることができる機能を設ける場合があります。当社は、健全なコミュニティを育成するため、利用規約において社会的問題へと発展する可能性のある不適切な利用の禁止を明示しております。また、ゲーム上において会話又は投稿するにふさわしくない禁止語句の設定やユーザー等のモニタリングを常時行っており、規約に違反したユーザーに対しては、改善の要請や退会等の措置を講じるよう努めております。当社グループは引き続き、健全性維持の取り組みを実施してまいりますが、万が一当社が把握できなかったユーザーの不適切な行為によってトラブルが生じた場合には、利用規約の内容に関わらず、当社が法的責任を問われる可能性があります。また、法的責任を問われない場合においても、企業の信用やブランド価値が低下し、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

なお、事業規模の拡大に伴い、コンテンツの健全性の維持、向上のために必要な対策を講じていく方針ではありますが、これに伴うシステム対応や体制強化の遅延等が生じた場合や、対応のために想定以上に費用が増加した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

また、オンラインゲーム業界においては、リアル・マネー・トレードが一部ユーザーにより行われております。当社のゲームアプリには、ユーザー同士でアイテムを交換する等の機能は設けておりませんが、ごく一部のユーザーが希少なアイテムを保有するゲームアカウントをオークションサイトに出品している事例が発生しております。当社では、利用規約においてゲームアカウントの売買を禁止する旨を表記するとともに、オークションサイトの適時監視も行っております。しかしながら、当社に関連するリアル・マネー・トレードが大規模に発生、拡大した場合には、当社サービスの信頼性が低下し、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

④ システム障害について

当社グループの事業は、スマートフォンやPC、コンピュータ・システムを結ぶ通信ネットワークに全面的に依存しており、自然災害や事故 (社内外の人的要因によるものを含む) 等によって通信ネットワークが切断された場合には、当社グループの事業及び業績は深刻な影響を受けます。また、当社グループの運営する各サイトへのアクセスの急激な増加、データセンターへの電力供給やクラウドサービスの停止等の予測不可能な様々な要因によってコンピュータ・システムがダウンした場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑤ 開発・運営コストの増加について

当社グループは、自社による開発・運営を行っていることから、開発運営費が高くなる傾向にあります。当社グループでは引き続き、コストコントロールを行いながら高品質アプリの開発に取り組んでまいりますが、アプリ内コンテンツの高品質化等の影響により開発運営費が高騰した場合、また、サービス開始後の売上が想定どおりとならない場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

また、当社グループはウェブ中心のプロモーションを実施する中で、広告宣伝費の予実管理や費用対効果を見極めた広告宣伝を実施しておりますが、今後の市場動向によって広告単価が上昇した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。併せて、Web広告や動画の配信等の広告宣伝活動は、当社グループが自社IPの確立を目指すうえでは不可欠な取り組みでありますが、多額の広告宣伝費が必要となることもあり、場合によっては利益を圧迫する可能性があります。さらに投下した広告宣伝費が期待した効果を得られないケースも考えられ、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑥ 開発フェーズの長期化について

当社グループは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 経営戦略」に記載のとおり、開発期間の期限をあえて設けない「品質最優先」を最優先事項とし、国内外において20年先・30年先にも残るような価値あるIPの創出を目指すという戦略のもとで事業を進めてまいります。また、当社グループの人員規模や経営資源等を勘案し、ヒットの確率をより高めるために1~2本に集中して新作ゲームアプリ及び新規サービスの開発に取り組んでまいります。なお、当社グループでは以下の対策を講じ、開発フェーズの後退防止に努めております。

 

イ.プログラミング言語 (開発言語) に起因する防止策

半期に一度、エンジニアリング推進室が開発言語に関する調査を実施し、使用中の開発言語に有効性があることを確認しております。

ロ.世界観設定等の変更に起因する防止策

経営会議の開発進捗確認 (月次で実施) によって、世界観設定等の変更に伴うグラフィックの変更を防止しております。

ハ.ブラッシュアップ (品質向上) 期間に起因する防止策

新作タイトルの開発スケジュールで品質向上のための猶予期間を3カ月設定しており、ブラッシュアップが発生した場合においても対応できる体制としております。

 

また、当社グループは高品質ゲームアプリの開発のために開発ラインの数を絞り込んでいるため、事業展開における柔軟性は決して高いとはいえません。よって、事業環境や業界の動向によっては、早急な対応が容易ではない体制であると捉えており、開発期間が長期化した場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑦ 新たな事業展開について

当社グループは将来的に、現在のスマートフォンアプリ関連事業から、スマートフォンゲームコンテンツを活用したエンターテイメント領域に進出したいと考えており、追加的な支出が発生する可能性や、当社が今まで想定していない新たなリスクが発生する可能性があります。このため、新たな事業展開が想定どおりに進捗しなかった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑧ 海外展開について

当社グループにおける既存ゲームアプリは、当社と現地企業との間で締結した契約に基づき、現地企業によるローカライズ開発・運営がなされており、当社は著作権利用料を受け取っております。現在開発中の各サービスについては、自社配信を前提に進めておりますが、顧問弁護士を通して法令調査等を実施するなど事前のリスク回避に努めております。しかしながら、展開予定先の情勢や特有の法的規制により想定通りに展開できない場合、対応にかかるコストが増加するほか、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(3) 法的規制に関するリスク
① インターネットに関連する法的規制について

当社の事業に関連する各種法的規制等については、随時対応しております。しかしながら、不測の事態により、万が一当該規制等に抵触しているとして何らかの行政処分等を受けた場合、また、今後これらの法令等が強化され、もしくは新たな法令等が定められ当社の事業が制約を受ける場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

② サービスに関する法的規制等について

当社グループが属するスマートフォンゲーム業界は、主に「有料アイテム」における過度な射幸心の誘発等の問題が度々提起されており、近年においても「不当景品類及び不当表示防止法 (以下、「景品表示法」という。)」における有利誤認・優良誤認や「資金決済に関する法律 (以下、「資金決済法」という。)」における仮想通貨の取扱いについて取り上げられております。当社グループでは、景品表示法にかかる対策として、当社の顧問弁護士との協議や法改正に関する情報交換、日本オンラインゲーム協会 (JOGA) が制定しているガイドラインの遵守等に自主的に取組んでおります。また、資金決済法に関しては同法が定める規定に従って金融機関との間で発行保証金保全契約を締結するなどにより遵守しております。さらに「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」の適用を受けるサービスを提供しておりますが、インターネット異性紹介事業者としての届出やサービス内における年齢認証等を実施しており、法令等を順守のうえでユーザーに安心してご利用いただけるサービス提供に努めております。以上のことから、サービスの提供には大きな影響を与えていないものと認識するとともに、今後も変化する可能性がある社会的要請について、サービスを提供する企業として自主的に対応し、業界の健全性・発展性を損なうことの無いよう努めていくべきであると考えております。

しかしながら、今後、社会情勢の変化によって、既存の法令等の解釈の変更や新たな法令等の制定等、法的規制が行われた時に当社の事業が著しく制約を受ける場合には、当社グループの事業及び業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。

 

(4) 知的財産権の管理に関するリスク

当社グループは、自社で提供しているサービスに関する知的財産の獲得に努めております。また、当社役員・従業員や人材派遣会社からの派遣社員などによる知的財産権の持ち出しリスクを含めて検討し、社内管理体制の強化によってリスク回避を図っております。現時点で、第三者より知的財産権に関する侵害訴訟を提起又は通知されている事実はなく、また顧問弁護士・顧問弁理士等と密に連携しており、一切他社の知的財産権を侵害していないという認識ではありますが、万が一、当社の認識外で、第三者の知的財産を侵害した場合には、損害賠償請求や使用差止請求を受け、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(5) 企業価値の毀損リスク

当社は、企業価値の維持及び強化がユーザーの信頼確保、当社の将来的な成長に繋がると考えております。事業を展開する中で想定されるトラブルを未然に防ぐため、上述「(3) 法的規制に関するリスク」に列挙した法的規制をはじめとする関連法規、ガイドライン並びに当社内で定める各種規則の遵守を徹底しておりますが、当社に関する否定的な評判・評価が世間に流布される場合には、当社の企業価値が低下し、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。さらに、当社が事業を展開する中で予期せぬトラブルが発生し、訴訟に発展した場合には、多額の訴訟対応費用が発生し、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(6) 組織体制に関するリスク
① 人材の採用と育成について

当社グループが、今後更なる業容拡大に対応するためには、継続して優秀な人材の確保・育成が重要な課題となります。人材獲得競争が過熱する中で、有能な人材が競合他社に引き抜かれる等により人材が流出するリスクも想定されますが、当社グループでは、現在も採用による人材の獲得に加え、入社後の社内研修、各種勉強会の開催、福利厚生の充実など、人材の育成及び流出に対応した各種施策を推進しております。しかしながら、新規の採用や社内における人材の育成が計画どおりに進まない場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

また、開発の内製化は、品質の担保や開発体制の強化につながる一方で、外注比率の低下によって適時のコスト削減がしづらいというデメリットがあります。当社グループでは、全従業員の生産性向上を目的とする人員配置を随時行っておりますが、売上が想定を下回る場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また、利益率が低いサービスの運営に関して、KPI改善を図る中で人員配置がうまくいかず、事業撤退判断や経営判断に遅れが生じた場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

② 代表者への依存について

当社の代表取締役社長である樋口智裕は、創業当時から最高経営責任者として当社の経営戦略・事業戦略においてきわめて重要な役割を担うほか、子会社である株式会社バンク・オブ・インキュベーションの代表取締役社長を兼務しております。当社グループは、同氏の属人性に依存することのない組織的な事業経営体制の構築を目的として、優秀な人材の採用及び育成並びに権限の委譲等を推進しております。しかしながら、何らかの理由により同氏が当社及び子会社の業務を継続することが困難となった場合、当社グループの事業推進等に影響を及ぼす可能性があります。

 

③ 内部管理体制について

当社グループは、企業価値の持続的な増大を図るにはコーポレート・ガバナンスが有効に機能することが不可欠であるとの認識のもと、業務の適正性及び財務報告の信頼性の確保、さらには健全な倫理観に基づく法令遵守の徹底が必要であると認識しております。当社グループでは内部管理体制の充実に努めておりますが、事業の急速な拡大により、十分な内部管理体制の構築が追いつかないという状況が生じる場合には、適切な業務運営が困難となり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(7) その他のリスク
① 資金調達について

当社は、スマートフォンアプリ関連事業における必要資金の多くを、主に金融機関からの借入金によって充当しており、当連結会計年度末現在の有利子負債は1,280百万円となっております。本書提出日時点では、金融機関との関係は良好であることから必要な資金の新規調達に懸念はないものと認識しております。しかしながら、将来、当社の信用格付けの引下げや金利変動に伴う資金調達コストの増加等、何らかの理由により資金調達に支障が生じた場合、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、調達資金が計画どおりに使用された場合でも、想定の成果を上げることができない可能性があります。

 

② 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について

当社は、取締役及び従業員に対するインセンティブを目的として新株予約権を付与しているほか、資金調達を目的としてストック・オプション以外の新株予約権も発行しております。これらの新株予約権が権利行使された場合、当社株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。当連結会計年度末現在のこれらの新株予約権による潜在株式数394,200株であり、発行済株式総数3,999,000株の9.86%に相当しております。

 

③ 配当政策について

当社は、株主に対する利益還元を経営の重要課題の一つであると認識しておりますが、当事業年度末時点においては内部留保並びに再投資によって1株当たり株主価値を向上させていくことを優先とし、配当実施の可能性及びその実施時期等については未定であります。なお、将来的には、事業の進捗状況及び当社を取り巻く事業環境を勘案しながら、当社株式を中長期的に保有する方針をお持ちの株主・投資家の皆様を中心に経済的利益を享受していただけるよう、より良い方法を検討してまいりたいと考えております。

 

④ 自然災害等について

当社グループでは、自然災害、事故等に備え、定期的なバックアップ、稼働状況の常時監視等により、トラブルの事前防止又は回避に努めておりますが、当社グループの所在地近辺において、大地震等の自然災害が発生した場合、当社グループ設備の損壊や電力供給の制限等の事業継続に支障をきたす事象が発生して、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 

⑤ 新型コロナウイルス感染症等の感染症について

当社グループが属するスマートフォンゲーム業界は、新型コロナウイルス感染症等の直接的な影響は受けづらい業界であり、当社グループにおいても本書提出日現在、事業及び業績に大きな影響を及ぼす事項はありません。引き続き今後の状況推移を注視してまいりますが、感染症の流行収束時期やその他の状況の経過により、当社グループの財政状態、経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 

4 【経営上の重要な契約等】

 

(1) スマートフォン・タブレット端末向けアプリプラットフォーム運営事業者との契約

 

相手先の名称

国名

契約名称

契約内容

契約期間

Google LLC

米国

Google Play
デベロッパー販売/配布契約書

Android搭載端末向けアプリケーションの配信及び販売に関する契約

定めなし

Apple Inc.

米国

iOS Developer
Program License
Agreement

iOS搭載端末向けアプリケーションの配信及び販売に関する契約

1年間
(1年毎の自動更新)

 

 

(2) 会社分割 (簡易新設分割)

当社は、2022年9月6日開催の取締役会において、メタバースプロジェクト (ゲーム×メタバース) 新規事業に関する権利義務を新設分割により新設する株式会社バンク・オブ・インキュベーションに承継させることを決議し、2022年11月1日に設立手続が完了いたしました。

詳細は、「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (重要な後発事象)」に記載のとおりであります。

 

2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社

当社は、スマートフォンアプリ関連事業を行っております。
 主要な設備は、以下のとおりであります。

2022年9月30日現在

事業所名
(所在地)

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業員数
(名)

建物

工具、器具 

及び備品

ソフト
ウエア

合計

本社

(東京都新宿区)

事務所用設備

42

5,129

6,407

11,578

154 (2)

 

(注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。

2.本社の建物は賃借物件であり、年間賃借料は116,405千円であります。

3.従業員数は就業人員 (当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。) であり、臨時従業員数 (契約社員及びアルバイトを含み、人材会社からの派遣社員を除く。) は、年間の平均人員を ( ) 外数で記載しております。

4.当社の事業セグメントは、スマートフォンアプリ関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2) 国内子会社

重要性がないため、記載を省略しております。

 

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

14,000,000

14,000,000

 

 

① 【ストックオプション制度の内容】

 当社は新株予約権方式によるストックオプション制度を採用しております。
  当該制度は、会社法に基づき、新株予約権を発行する方法によるものであります。

    当該制度の内容は、以下のとおりであります。

 

   第8回新株予約権

 

決議年月日

2017年9月12日

付与対象者の区分及び人数 (名)

当社取締役 2
当社従業員 2

新株予約権の数 (個) ※

4 [4]

新株予約権の目的となる株式の種類、

内容及び数 (株) ※

普通株式 4,000 [4,000]

(注)1、6

新株予約権の行使時の払込金額 (円) ※

1株当たり750

(注)2、6

新株予約権の行使期間 ※

2019年10月1日から2026年9月30日 (注)3

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額 (円) ※

発行価格   750 (注)6

資本組入額  375 (注)6

新株予約権の行使の条件 ※

(注)4

新株予約権の譲渡に関する事項 ※

譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要する。

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※

 

※ 当事業年度の末日 (2022年9月30日) における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末 (2022年11月30日) にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度の末日における内容から変更はありません。

(注) 1.新株予約権1個あたりの目的となる株式数は1,000株であります。
但し、新株予約権1個あたりの目的となる株式数は、以下の定めにより調整されることがある。

① 当社が普通株式について株式の分割又は併合を行う場合には、未行使の新株予約権についてその1個あたりの目的たる株式数を次の算式に従い調整するものとし、調整により生じる1株の100分の1株未満の端数は切り捨て、金銭による調整は行わない。「分割の比率」とは、株式分割後の発行済普通株式総数を株式分割前の発行済普通株式総数で除した数を、「併合の比率」とは、株式併合後の発行済普通株式総数を株式併合前の発行済普通株式総数で除した数を、それぞれ意味するものとし、以下同じとする。調整後の株式数は、株式分割の場合は会社法第183条第2項第1号に基づく株式分割の割当基準日の翌日以降、株式併合の場合は株式併合の効力発生日の翌日以降、それぞれ適用されるものとする。

 

 

調整後株式数

調整前株式数

×

分割・併合の比率

 

 

 

② 当社が株主割当の方法により募集株式の発行又は処分を行う場合、株式無償割当てを行う場合、合併する場合、株式交換を行う場合、会社分割を行う場合その他必要と認められる場合には、当社は適当と認める新株予約権1個あたりの目的たる株式数の調整を行う。

 

2.当社が株式分割 (株式無償割当を含む。) 又は株式併合を行う場合、次の算式により行使価額を調整し、1円未満の端数は切り上げる。

 

調整後行使価額

調整前行使価額

×

分割・併合の比率

 

 

  また、当社が調整前行使価額を下回る払込価額で募集株式の発行又は自己株式の処分をする場合、次の算式により行使価額を調整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げる。

 

 

調整後行使価額

 

既発行
株式数

×

調整前
行使価額

新規発行
株式数

×

1株あたり
払込金額

既発行株式数 + 新株発行株式数

 

 

  上記算式において「既発行株式数」とは、当社の発行済株式総数から当社が保有する自己株式数を控除した数とし、自己株式の処分を行う場合には「新規発行」を「自己株式の処分」、「1株当たり払込金額」を「1株当たり処分金額」と読み替える。
さらに、上記のほか、当社が株主割当の方法により募集株式の発行又は処分を行う場合、株式無償割当てを行う場合、合併する場合、株式交換を行う場合、会社分割を行う場合その他必要と認められる場合には、当社は適当と認める行使価額の調整を行う。

 

3.当該期間の最終日が当社の休日にあたるときは、その前営業日を最終日とする。

 

4.新株予約権の行使の条件

① 新株予約権者は、新株予約権付与時より権利行使時までの間継続して当社又は当社の子会社及び関連会社 (「子会社」及び「関連会社」とは、財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則 (昭和38年大蔵省令第59号、その後の改正も含む。) 第8条で定義される「子会社」及び「関連会社」を意味する。) の取締役、監査役、使用人又は顧問その他の継続的な契約関係にある者であることを要する。但し、取締役会が認めた場合はこの限りではない。

② 新株予約権者が死亡した場合、その相続人は権利行使ができない。但し、取締役会が認めた場合はこの限りではなく、相続人に上記①は適用されないものとする。なお、新株予約権の相続は1回に限るものとする。  

③ 新株予約権者が法令又は当社の内部規律に違反する行為を行った場合、新株予約権の行使は認めない。

④ 新株予約権の行使は1新株予約権単位で行うものとし、新株予約権の一部行使は認められないものとする。

⑤ 新株予約権の取得事由が発生した場合、当該新株予約権者の権利行使は認めない。但し、当社が特に行使を認めた場合はこの限りではない。

 

5.会社が新株予約権を取得することができる事由及び取得の条件
当社は、以下の①から⑤に定める事由が生じた場合、それが生じた日に新株予約権を無償で取得することができる。また、当社は、新株予約権を取得する場合、新株予約権の全部又は一部を取得することができ、一部を取得する場合は、取締役会の決議により取得する新株予約権を決定するものとする。

① 新株予約権者が権利行使をする前に、当社が消滅会社となる合併契約承認の議案、当社が分割会社となる分割契約もしくは分割計画の承認の議案又は当社が完全子会社となる株式交換契約承認もしくは株式移転計画承認の議案につき株主総会の承認 (株主総会決議が不要の場合は取締役会決議と読み替える。)がなされた場合

② 新株予約権の割当てを受けた者又はその相続人が、当社との間で締結する「新株予約権割当契約」による新株予約権の行使の条件に該当しなくなった場合

③ 新株予約権者が禁錮以上の刑に処せられた場合

④ 新株予約権者が当社の就業規則により懲戒解雇又は論旨退職の制裁を受けた場合

⑤ 新株予約権者が当社と類似の営業を営む会社の役職員に就任した場合

 

6.2018年3月27日開催の取締役会決議により、2018年4月28日付で普通株式1株につき1,000株の株式分割を行っております。これにより「新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数」、「新株予約権の行使時の払込金額」及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」が調整されております。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(5) 【所有者別状況】

 

2022年9月30日現在

区分

株式の状況 (1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

2

26

23

19

8

3,330

3,408

所有株式数
(単元)

18

2,136

1,154

897

26

35,735

39,966

2,400

所有株式数
の割合(%)

0.05

5.34

2.89

2.24

0.07

89.41

100.00

 

(注) 自己株式34株は、「単元未満株式の状況」に含めて記載しております。

 

 

(6) 【大株主の状況】

2022年9月30日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(株)

発行済株式 (自己株式を除く。) の総数に対する所有株式数の割合(%)

樋口 智裕

東京都新宿区

1,743,100

43.58

田中 大介

東京都新宿区

290,000

7.25

株式会社Cygames

東京都渋谷区南平台町16-17

79,100

1.97

MSIP CLIENT SECURITIES
 (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)

25 CABOT SQUARE, CANARY WHARF, LONDON E14 4QA, U.K.
(東京都千代田区大手町1-9-7大手町フィナンシャルシティサウスタワー)

33,900

0.84

河内 三佳

東京都千代田区

31,700

0.79

株式会社SBI証券

東京都港区六本木1-6-1

30,782

0.76

岩崎 泰次

静岡県静岡市駿河区

30,000

0.75

野村證券株式会社

東京都中央区日本橋1-13-1

25,000

0.62

米田 明夫

千葉県我孫子市

24,000

0.60

成富 直行

佐賀県佐賀市

23,000

0.57

2,310,582

57.77

 

(注) 2022年10月6日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社及びその共同保有者2名が2022年9月30日現在で以下のとおり株式を保有している旨が記載されているものの、当社として当連結会計年度末現在における実質所有株式数の確認ができないことから、株主名簿上の所有株式数を上記大株主の状況に記載しております。
なお、大量保有報告書 (変更報告書) の内容は以下のとおりであります。

氏名又は名称

住所

保有株券等の数

(株)

株券等保有割合

(%)

モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社

東京都千代田区大手町1-9-7大手町フィナンシャルシティサウスタワー

11,800

0.30

モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インターナショナル・ピーエルシー

英国 ロンドン カナリーワーフ 25 カボットスクエア E14 4QA

170,900

4.27

モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・エルエルシー

アメリカ合衆国 19801 デラウェア州 ウィルミントン、オレンジ・ストリート1209 コーポレーション・トラスト・センター、ザ・コーポレーション・トラスト・カンパニー気付

19,300

0.48

 

 

① 【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2021年9月30日)

当連結会計年度

(2022年9月30日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

※1 1,673,572

※1 1,043,828

 

 

売掛金

226,087

298,515

 

 

その他

139,718

79,960

 

 

貸倒引当金

5,000

 

 

流動資産合計

2,034,379

1,422,303

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

10,679

10,679

 

 

 

 

減価償却累計額

10,580

10,636

 

 

 

 

建物(純額)

98

42

 

 

 

工具、器具及び備品

28,520

27,916

 

 

 

 

減価償却累計額

20,201

22,787

 

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

8,318

5,129

 

 

 

有形固定資産合計

8,416

5,171

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

5,571

6,407

 

 

 

無形固定資産合計

5,571

6,407

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

繰延税金資産

354,636

535,071

 

 

 

敷金及び保証金

66,322

68,657

 

 

 

その他

3,355

2,277

 

 

 

貸倒引当金

3,355

 

 

 

投資その他の資産合計

420,958

606,006

 

 

固定資産合計

434,946

617,585

 

資産合計

2,469,325

2,039,889

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2021年9月30日)

当連結会計年度

(2022年9月30日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

短期借入金

※2 

※2 300,000

 

 

1年内返済予定の長期借入金

466,305

424,890

 

 

未払金

166,903

275,296

 

 

その他

※3 133,124

※3 84,563

 

 

流動負債合計

766,333

1,084,749

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

980,705

555,815

 

 

固定負債合計

980,705

555,815

 

負債合計

1,747,038

1,640,564

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

490,943

560,929

 

 

資本剰余金

468,383

713,916

 

 

利益剰余金

54,201

892,655

 

 

自己株式

182,838

97

 

 

株主資本合計

722,287

382,092

 

新株予約権

17,231

 

純資産合計

722,287

399,324

負債純資産合計

2,469,325

2,039,889

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

 至 2021年9月30日)

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

 至 2022年9月30日)

売上高

※1 2,129,218

※1 2,428,853

売上原価

※2 2,327,013

※2 2,381,676

売上総利益又は売上総損失(△)

197,795

47,177

販売費及び一般管理費

※3 609,791

※3 1,055,539

営業損失(△)

807,587

1,008,362

営業外収益

 

 

 

受取利息

42

17

 

受取手数料

928

6,413

 

助成金収入

17,164

3,330

 

その他

909

406

 

営業外収益合計

19,045

10,168

営業外費用

 

 

 

支払利息

11,607

15,246

 

支払手数料

1,788

2,436

 

営業外費用合計

13,395

17,683

経常損失(△)

801,937

1,015,877

税金等調整前当期純損失(△)

801,937

1,015,877

法人税、住民税及び事業税

3,996

3,012

法人税等調整額

264,346

180,435

法人税等合計

260,350

177,422

当期純損失(△)

541,587

838,454

親会社株主に帰属する当期純損失(△)

541,587

838,454

 

① 【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2021年9月30日)

当事業年度

(2022年9月30日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

※1 1,593,030

※1 861,265

 

 

売掛金

※2 178,161

※2 151,280

 

 

前払費用

54,458

47,150

 

 

その他

※2 88,107

※2 52,124

 

 

貸倒引当金

5,000

 

 

流動資産合計

1,908,757

1,111,822

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

98

42

 

 

 

工具、器具及び備品

8,318

5,129

 

 

 

有形固定資産合計

8,416

5,171

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

5,571

6,407

 

 

 

無形固定資産合計

5,571

6,407

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

関係会社株式

100,000

100,000

 

 

 

関係会社長期貸付金

300,000

600,000

 

 

 

繰延税金資産

244,801

454,211

 

 

 

敷金及び保証金

66,322

68,657

 

 

 

その他

3,355

2,277

 

 

 

貸倒引当金

3,355

 

 

 

投資その他の資産合計

711,123

1,225,146

 

 

固定資産合計

725,111

1,236,724

 

資産合計

2,633,868

2,348,546

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2021年9月30日)

当事業年度

(2022年9月30日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

短期借入金

※3 

※3 300,000

 

 

1年内返済予定の長期借入金

466,305

424,890

 

 

未払金

124,215

185,809

 

 

未払費用

11,221

13,063

 

 

未払法人税等

992

6,528

 

 

未払消費税等

12,458

 

 

前受金

93,253

3,300

 

 

預り金

14,357

18,365

 

 

流動負債合計

722,804

951,957

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

980,705

555,815

 

 

固定負債合計

980,705

555,815

 

負債合計

1,703,509

1,507,772

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

490,943

560,929

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

468,383

538,369

 

 

 

その他資本剰余金

175,547

 

 

 

資本剰余金合計

468,383

713,916

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

繰越利益剰余金

153,871

451,205

 

 

 

利益剰余金合計

153,871

451,205

 

 

自己株式

182,838

97

 

 

株主資本合計

930,359

823,542

 

新株予約権

17,231

 

純資産合計

930,359

840,774

負債純資産合計

2,633,868

2,348,546

 

② 【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2020年10月1日

 至 2021年9月30日)

当事業年度

(自 2021年10月1日

 至 2022年9月30日)

売上高

※1 1,968,046

※1 1,546,385

売上原価

※1 2,145,135

※1 1,898,893

売上総損失(△)

177,089

352,508

販売費及び一般管理費

※2 406,551

※2 471,775

営業損失(△)

583,640

824,284

営業外収益

 

 

 

受取利息

※1 1,063

※1 3,479

 

受取手数料

928

6,413

 

経営管理料

※1 12,000

※1 12,000

 

助成金収入

17,164

3,330

 

その他

909

135

 

営業外収益合計

32,066

25,358

営業外費用

 

 

 

支払利息

11,607

11,954

 

支払手数料

1,788

903

 

営業外費用合計

13,395

12,858

経常損失(△)

564,970

811,784

税引前当期純損失(△)

564,970

811,784

法人税、住民税及び事業税

3,924

2,702

法人税等調整額

154,511

209,409

法人税等合計

150,586

206,707

当期純損失(△)

414,383

605,076