株式会社インターファクトリー

Interfactory,Inc.
千代田区富士見二丁目10番2号
証券コード:40570
業界:情報・通信業
有価証券報告書の提出日:2023年8月25日

回次

第16期

第17期

第18期

第19期

第20期

決算年月

2019年5月

2020年5月

2021年5月

2022年5月

2023年5月

売上高

(千円)

1,502,894

1,830,313

2,170,319

2,283,193

2,487,178

経常利益

(千円)

85,827

162,540

193,726

34,349

46,949

当期純利益

(千円)

54,039

103,609

131,025

20,105

22,091

持分法を適用した場合の投資利益

(千円)

資本金

(千円)

116,400

116,400

392,929

393,583

435,600

発行済株式総数

(株)

 

 

 

 

 

普通株式

23,200

3,220,000

3,991,500

4,006,100

4,124,400

A種優先株式

9,000

純資産額

(千円)

165,219

268,829

952,914

1,008,388

1,118,806

総資産額

(千円)

704,269

854,353

1,448,042

1,499,646

1,704,790

1株当たり純資産額

(円)

28.95

83.49

238.74

251.71

271.27

1株当たり配当額

(円)

(うち1株当たり中間配当額)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益

(円)

16.78

32.18

34.64

5.03

5.46

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

34.19

4.99

5.08

自己資本比率

(%)

23.5

31.5

65.8

67.2

65.4

自己資本利益率

(%)

39.1

47.7

21.4

2.1

2.1

株価収益率

(倍)

66.46

200.60

126.37

配当性向

(%)

営業活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

126,195

137,824

179,170

85,112

130,013

投資活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

81,125

60,619

127,137

276,706

392,449

財務活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

31,037

22,068

360,892

51,308

188,327

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

218,490

273,627

686,552

376,041

301,933

従業員数

(人)

90

118

133

144

151

(外、平均臨時雇用者数)

(20)

(23)

(30)

(42)

(49)

株主総利回り

(%)

43.8

30.0

(比較指標:東証マザーズ指数)

(%)

(-)

(-)

(-)

(58.4)

(65.0)

最高株価

(円)

9,000

2,445

1,467

最低株価

(円)

1,944

565

664

 (注)1.当社は連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2.持分法を適用した場合の投資利益については、当社は関連会社を有していないため記載しておりません。

3.第16期の1株当たり純資産額については、優先株主に対する残余財産分配額を控除して算定しております。

4.第16期及び第17期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であったため、期中平均株価が把握できないため記載しておりません。

5.第16期及び第17期の株価収益率については、当社株式は非上場であったため、記載しておりません。

6.当社は、2020年3月16日付で普通株式1株につき100株の株式分割を行っておりますが、第16期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。

7.1株当たり配当額及び配当性向については、配当を実施していないため、記載しておりません。

8.従業員数は就業人員(休職者を除く)であり、臨時従業員数(パートタイマー、アルバイト、派遣社員)は、( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

9.2020年2月19日付で、A種優先株主の株式取得請求権の行使を受けたことにより、全てのA種優先株式を自己株式として取得し、対価として当該A種優先株式1株につき普通株式1株を交付しております。また、同日付で当該A種優先株式の全てを消却しております。なお、当社は、2020年2月27日開催の臨時株主総会において、種類株式を発行する旨の定款の定めを廃止しております。

10.第16期から第18期の株主総利回り及び比較指標については、2020年8月25日に東京証券取引所マザーズ市場に上場したため、記載しておりません。

11.第16期及び第17期の最高株価、最低株価については、当社株式は非上場であったため記載しておりません。なお、当社株式は2020年8月25日付で東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしましたが、2022年4月4日付の東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、同日以降の上場金融商品取引所名は、東京証券取引所グロース市場になります。

12.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第19期の期首から適用しており、第19期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっています。

 

2【沿革】

 当社はインフラの設計構築、ソフトウエアの開発、運用保守まで全てのフェーズでお客様に責任を持ってサービスの提供ができる、インターネット関連のソフトウエア受託会社を目的として、2003年6月に東京都練馬区大泉学園町において創業いたしました。これまでの経緯は次のとおりです。

2003年6月

2004年1月

2006年7月

2007年1月

2007年7月

2010年1月

2012年10月

2013年3月

2014年12月

2015年1月

2015年8月

2015年10月

2015年12月

2016年5月

2017年10月

2020年8月

2020年9月

2021年3月

2022年1月

2022年3月

2022年4月

2023年1月

2023年1月

2023年2月

2023年3月

2023年4月

東京都練馬区大泉学園町において有限会社インターファクトリー設立(資本金3,000千円)

ECサイト構築パッケージ「EC VALUE MARKET」提供開始

株式会社インターファクトリーに組織変更

「EC VALUE MARKET」の名称を「えびすマート」に変更

資本金を10,000千円に増資

「えびすマート」をクラウド型にバージョンアップ(※1)

プライバシーマーク取得(※2)

資本金を90,000千円に増資

「えびすマート」を「ebisumart」へ名称変更

本社を東京都千代田区富士見に移転

ISO/IEC27001(ISMS)の認証を取得(※3)

資本金を105,600千円に増資

資本金を116,400千円に増資

本社を現在地に移転

クレジットカード取引に係るデータセキュリティの国際規格PCI-DSSに準拠(※4)

東京証券取引所マザーズに株式を上場、資本金を322,185千円に増資

資本金を386,173千円に増資

資本金を392,929千円に増資

スモールスタート向けクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart zero」提供開始

資本金を393,583千円に増資

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所グロース市場へ市場変更

ECコンサルサービス「ebisu growth」提供開始

資本金を414,964千円に増資

資本金を427,259千円に増資

資本金を434,588千円に増資

資本金を435,600千円に増資

 

[用語解説]

  ※1.クラウド型

ソフトウエアを利用者(顧客)側に導入するのではなく、提供者(サーバー)側で稼働しているソフトウエアを、インターネット等のネットワーク経由で利用者にサービスとして提供し、シングルシステム・マルチテナント方式になっているものを指します。

  ※2.プライバシーマーク

プライバシーマークとは、個人情報の保護措置について一定の要件を満たした事業者などの団体に対し、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が使用を許諾する登録商標であります。

  ※3.ISO/IEC27001(ISMS)

国際標準化機構(ISO)と国際電気標準会議(IEC)が共同で策定する情報セキュリティ規格で、情報資産の保護、利害関係者からの信頼を獲得するための“セキュリティ体制の確保”を目的としたフレームワークとなります。

  ※4.PCI-DSS

カード会員情報の保護を目的として、国際ペイメントブランド5社(アメリカンエキスプレス、Discover、JCB、マスターカード、VISA)が共同で策定したカード情報セキュリティの国際統一基準です。

 

3【事業の内容】

当社は「関わる従業員、お客様、取引先様の幸せを実現する」ことを企業理念に掲げ、事業運営を行っております。その実現のために「ECで、すべての人を豊かに」をスローガンにクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart」の開発及び保守サービスの提供を行っております。

当社は、クラウドコマースプラットフォーム事業という単一の事業で成長してまいりましたが、ECモールおよび全ての自社ECサイトを運営する事業者を対象とした、EC事業の成長を戦略立案から実務まで一気通貫で支援するサービス「ebisu growth」を新たに開始いたしました。また、「データの統合及び活用を目的とした新事業」を新たに展開予定であり、EC事業者の幅広いニーズにアプローチするとともに、収益手段の多様化を図ってまいります。

(1)クラウドコマースプラットフォーム事業の事業内容について

クラウドコマースプラットフォーム事業として、クラウドコマースプラットフォーム「ebisumart」に係る①システム受託開発サービス、②システム運用保守サービス、③その他のサービスの3つのサービスを提供しております。

 

①システム受託開発サービス(フロー)

通常、ベンダーの環境に依存するクラウド型サービスでは個別の要望に応じるカスタマイズの自由度は大幅に低くなりますが、「ebisumart」はクラウド型サービスでありながらカスタマイズが可能であるという特徴を有しております。当社はシステム導入に際し顧客の要望に応じてカスタマイズを実施することが一般的であるほか、システム導入後につきましても新たな機能追加等の依頼に応じて追加カスタマイズを行います。

カスタマイズ業務におきましてはプロジェクト・マネジメント制を採用し、要件定義から設計、開発、テスト、納品まで同一のメンバーが担当することにより品質強化はもちろん、障害発生時の対応も迅速且つ効率的に行える体制とし、顧客に安心・安全を提供できるよう取り組んでおります。

これらの業務に対し、カスタマイズ料という形で報酬を受領するフロー型ビジネスとなっております。

 

②システム運用保守サービス(ストック)

「ebisumart」上に顧客の店舗がオープンした後は、顧客のサポートを専門に行うECコンシェルジュによるきめ細かな保守サービス、セミナーの開催や、カスタマーサクセスチームによるコンサルティング等の各種サポートサービスを通じて個々の顧客に対し最適なサービスの提供に努めております。また、クラウド型の利点を生かし、毎週機能の追加、更新、修正等を行い、顧客に対し常に最新・最適なサービスの提供に努めております。これらの業務に対し、月額利用料という形で報酬を受領するストック型ビジネスとなっております。

 報酬の内訳は、「基本料金」、「変動料金」、「その他」で構成されており、それぞれの内容は以下のとおりとなっております。

区分

内容

基本料金

月額固定料金で、基本的な保守サービスの対価であります。

変動料金

各顧客のシステム利用状況に応じて課金する料金であります。

その他

オプションサービスの利用料等であります。

 

③その他のサービス

既存顧客に対し、提携先企業の各種サービス(ディスプレイ広告サービス、商品のレコメンド機能、各種分析機能等)の紹介、運用代行サービス、ECに関するビジネス支援サービス等のカスタマーサクセスを目的とした各種サービスを提供しております。また、「ebisumart」の経験とノウハウを生かし、EC構築市場における幅広いターゲット層に向けた新たなサービス「ebisumart zero」の提供も開始いたしました。

 

(2)クラウドコマースプラットフォーム「ebisumart」の特徴について

「ebisumart」は、「拡張性・最新性・安心性」の3つの特性により、中規模から大規模のEC事業者のニーズに最適なソリューションを提供しております。

■拡張性

「ebisumart」はASPサービス(注1)の「システムが古くならない」メリットとパッケージソフトの「他システムとの連携等のカスタマイズができる」メリットの両方を備えており、クラウドサービスでありながら顧客の様々な要望に柔軟に対応することが可能です。

■最新性

パッケージソフトは時の経過とともに陳腐化していきますが、「ebisumart」は機能の追加やアップデートを毎週行っており、全ての顧客は常に最新・最適なサービスを利用することが可能です。

■安心性

システムの利用状況に応じてサービス提供の基盤であるインフラ環境を柔軟に変更することが可能となっており、最適かつ無駄のない状態に保つことができるため、一時的な高負荷にも対応することが可能です。また、通常のセキュリティ対策に加え、通信の監視・ブロックを行うオプションも利用可能となっており、安心してシステムを利用していただくことが可能です。

 

 

0101010_001.png

 

 

 

 

 

 

販売体制としましては顧客ニーズを的確に把握できるダイレクトセールスを主体としておりますが、API(注2)を公開することによりプラットフォームのオープン化を進め、パートナー開拓を通じた事業拡大のための基盤構築を進めるとともに、パートナープログラム「ebisumart ecosystem」を展開し、パートナー企業に「ebisumart」上で動作するEC支援サービスアプリケーションの開発環境を提供しております。これによりパートナー企業にはEC支援サービスアプリを製作する機会を提供し、顧客企業には幅広いEC支援サービスを受ける機会を提供します。各パートナーの機能及び役割は以下のとおりとなっております。

 

(1) OEMパートナー

「ebisumart」をOEM商品として第三者に販売します。

(2) ソリューションパートナー

「ebisumart」の販売代理業務に加え、エンドユーザーに対し「ebisumart」のカスタマイズ業務を行います。

(3) セールスパートナー

「ebisumart」の取次店業務及び販売代理店業務を行います。

(4) アプリケーションパートナー

「ebisumart」カスタマイズ用アプリケーションの開発及び販売を行います。

(5) アウトソースパートナー

当社の委託を受け、「ebisumart」のカスタマイズ業務を行います。

[事業系統図]

以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

 

0101010_002.png

 

(注1)アプリケーションサービスプロバイダのことで、インターネットを介したサービス提供で、すぐに導入でき、コストが安くシステムが古くならないメリットはありますが、カスタマイズができない点がデメリットであります。

(注2)アプリケーションプログラミングインターフェースのことで、あるコンピュータプログラムの機能や管理するデータ等を外部の他のプログラムから呼び出して利用するための手順やデータ形式等を定めたものであります。

 

(3)ECビジネス成長支援事業の事業内容について

 ECモールおよび全ての自社ECサイトを運営する事業者様を対象とした、EC事業の成長を戦略立案から実務まで一気通貫で支援するサービス「ebisu growth」を提供しております。「ebisu growth」の主な特徴は下記4つとなります。

 

①成果が出るPDCAサイクルモデル

 ECモールを利用する事業者様向け~の本格支援を行うにあたり、事前調査として初期分析を実施し、実施事項の齟齬を防止するため、EC戦略およびモニタリング指標(KPI)を設定した支援内容に合意いただいた上で、本格支援へ移行します。本格支援フェーズにおいても、定期的にモニタリング指標を振り返り、戦略の検証および修正を行うため、状況に応じた戦略施策の最適化を実現いたします。

 

②ECバリューチェーンに一気通貫した施策

ECバリューチェーンの商品拡大から顧客管理までを一気通貫でコンサルティングするため、各工程の個別最適化ではなく、EC運用の全体最適化を実現することができ、売上拡大に加えコスト最適化を推進します。

 

③蓄積された売上拡大ノウハウ

250社以上の支援実績を保有する株式会社マクロジと業務提携契約を締結しており、同社が持つノウハウに基づき、200以上のECモール施策と100以上のEC事例をデータベース化しています。ECバリューチェーンごとに型化され、確固たる売上拡大ロジックに基づいた戦略をご提案いたします。

 

④プロフェッショナルによる手厚いサポート体制

支援体制にはECコンサルタントの他、WebマーケターやWebデザイナー、オペレーターが在籍し、お客様の業種業態や実施施策に応じた最適な人員をアサインすることで、より効果的な検証を行ってまいります。またチャットツールを使用したコミュニケーションを行うため、社内チーム同等の円滑なやり取りが可能となっております。

 

4【関係会社の状況】

該当事項はありません。

 

 

5【従業員の状況】

(1)提出会社の状況

 

 

 

 

2023年5月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

151

(49)

33.7

4.7

5,981,992

 

 (注)1.当社は、クラウドコマースプラットフォーム構築事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載をしておりません。

2.従業員数は就業人員(休職者を除く)であり、臨時従業員数(パートタイマー、アルバイト、派遣社員)は、( )内に年間の平均人員数を外数で記載しております。

3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

4.事業規模の拡大に伴い、従業員数は前期末と比較して7人増加しております。

 

(2)労働組合の状況

当社において労働組合は結成されていませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

(3)管理職に占める女性労働者の割合及び男性労働者の育児休業取得率

 

管理職に占める女性労働者の割合(%)

(注)1

男性労働者の育児休業取得率(%)

11.1

66.7

 (注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.男性労働者の育児休業取得率は、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。

3.当社は、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づく男性労働者の育児休業取得率について、公表義務の対象ではないものの任意で記載を行っております。

 

3【事業等のリスク】

 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項につきましては、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示をしております。当社は、これらのリスク発生の可能性を十分に認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、当社の株式に関する投資判断は、本項及び本書の本項以外の記載内容も併せて慎重に検討したうえで行われる必要があると考えております。

 なお、文中の将来に関する事項につきましては、本書提出日現在において当社が判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。

(1)市場及び事業環境に関するリスク

①EC市場の動向

 当社はECサイト構築を主たる事業としていることから、BtoB及びBtoCのEC市場のさらなる増大(流通総額の増大)が成長の基本的な条件と考えております。

 経済産業省が2022年8月に公表した「令和3年度電子商取引に関する市場調査」によると、日本国内のBtoB及びBtoCのEC化率は増加傾向にあり、商取引の電子化が引き続き発展しておりますが、セキュリティの脅威や法規制、その他予期せぬ要因等によって、EC市場が順調に成長しない場合または、インターネット市場そのものが成長しない場合は、当社の業績に影響を与える可能性があります。

 

②技術革新について

 インターネットにおいては絶え間なく技術革新が起こっており、当社が属するサービス分野でも新しい技術やデバイスを利用したシステムが登場し続けております。これら新しいシステムは、従来は不可能であった機能や、より高度な機能を実装したサービスとして提供することが可能であります。

 当社では、常に最新の技術動向へ目を向け、新機能の開発や新サービスの提供に新しい技術等を積極的に導入することにより、当サービスの技術的優位性を維持する努力をしております。

 しかしながら、インターネットの技術革新に追随しながら新機能や新サービスを提供し続けるためには、それを可能にする従業員の確保や育成など、開発体制の強化と維持を欠かすことができず、何らかの要因により当社がそれに耐えうる開発体制の強化と維持が困難になる場合は、技術的優位性を発揮できなくなり、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。

 

③ソフトウエアの減損について

 当社は固定資産の減損に係る会計基準を適用しております。当社は新たに開発した機能等を無形固定資産に計上しておりますが、将来、技術革新や市場動向の変化等により技術の陳腐化やサービスの販売鈍化が発生することで経営環境が著しく悪化し、収益性の低下等減損の兆候が認められ、減損損失を認識すべきであると判定された場合、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 また、開発した機能等に資産性が無いと判断された場合、資産計上は認められず、一括費用処理することとなり、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 なお、第20期(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日)に資産計上いたしましたハイエンド層向けの新しいプラットフォームを提供していくにあたり、受注状況が事前に策定した事業計画と著しく乖離するなどし、投資に対する回収可能性が低く、減損損失を認識すべきであると判定された場合、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(2)事業内容及び当社サービスに関するリスク

①特定のサービスへの依存について

 当社はクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart」の運用をしており、主たる収益はECサイトの新規構築時の構築収入(フロー)及び、サービス運用に伴う課金収入(ストック)であります。当事業年度における売上高のほとんどは、構築収入及びサービス課金収入に依存しております。今後、新たな技術革新、社会情勢の変化、法的規制の導入や予期せぬ事象の発生等により、サービスの競争力の低下による獲得店舗数の減少や、サービス運営が困難となった場合には、当社の事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

②競合との競争激化によるリスク

 当社サービスの技術的な側面からみた参入障壁は、著しく高いものとは言えず、したがって、資金力、ブランド力を有する大手企業をはじめとする競合他社が参入し、類似サービスを提供する事業者の増加が予想されます。当社といたしましてはAPIを公開してパートナー企業が参加しやすい環境を構築することで業界での地位確立に努めておりますが、価格競争など市場競争が一層激化し、サービス価格の引き下げを強いられる、または市場シェアが低下するなどにより、業績に悪影響を与える可能性があります。あるいは、全く新しい発想や技術を活用した競合サービスが登場し、かつそれが市場に支持されることにより、当社サービスの相対的な優位性が低下した場合、当社の事業及び業績に悪影響を与える可能性があります。

 

③SLA(サービスレベルアグリーメント)賠償適用によるリスク

 当社は、当社サービスの月間の稼働時間及び一定時間あたりの処理速度(一定時間あたりのアクセス数)等の技術的なサービス提供能力について、顧客に対して一定の保証水準を設けており、「利用規約」に定め、あらかじめこれを提示しております。当社は、SLAに定める保証水準を達成できなかった場合には、SLAの賠償条項に基づき、月次利用料金の範囲内で利用料金を減額しなければならず、かかる減額が多額になった場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。

 

④システム受託開発売上について

 当社の売上のうち、システム受託開発に関する売上につきましては、プロジェクト・マネジメント制を採用しシステムの導入から運用保守まで一貫して1つのチームが対応することによりきめ細かな対応を行うよう努めておりますが、顧客の要望による仕様変更やトラブル等により納期が遅れた場合、売上の計上が遅れ、当社の業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。また、顧客の要望と当社の認識に著しい差異があった場合に、大幅な仕様変更等が必要になることがあり、利益率の低下につながる可能性があります。

 

(3)システム障害に関するリスク

①システム障害・通信トラブルについて

 当社の事業では、サービスの安定的な提供を維持するため、外部の提供するクラウドサービスを通じて当社サービスを提供しております。

 当社は、外部のクラウドサービスを、地震、落雷、火災等の災害に対して十分な耐性を有すると判断される施設に限定し、慎重に検討した上で選定しております。

 しかしながら、自然災害、火災、コンピュータウィルス、通信トラブル、第三者による不正行為、サーバーへの過剰負荷、人為的ミス等あらゆる原因によりサーバー及びシステムが正常に稼働できなくなった場合、あるいは当社が過去に蓄積してきた商品及び価格情報が消失した場合、当社のサービスが停止する可能性があります。

 上記の理由により当社のサービスが停止した場合には、当社の事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

②プログラム不良によるリスク

 開発したプログラムの不具合を原因として、システムに動作不良等が発生し、当社の提供するサービスが中断または停止する可能性があります。

 当社では、システムの開発にあたり、綿密な開発計画の策定からテストの実施まで十分な管理を行っており、可能な限りこのような事態の発生を未然に防ぐための開発体制の構築に努めております。

 しかしながら、このような事態が頻繁に発生した場合には、当サービスに対する信頼性が失われ、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。

 

③特定のサーバーへの依存によるリスク

 当社のサービスにおいては、AWS(Amazon Web Services,Inc.)をデータセンターとして利用しており、第20期(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日)におけるAWSに対するサーバー費用は280,865千円でありますが、今後も事業拡大に伴いサーバー費用が増加することが想定されます。障害が生じ代替手段の構築ができずに、サービスが長時間にわたり中断する等の事象が発生した場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、AWSの費用はドル建てでの算出であるため、為替の著しい変動によっては、当社の経営成績及び財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。

 

(4)法的規制及び知的財産等に関するリスク

①法的規制について

 当社がサービスを提供する場合、又はサービス提供の全部又は一部を他の事業者に委託する場合に、深く関与する法律の一例として、以下のような法律があります。

「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」

「特定商取引に関する法律」

「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」

「個人情報の保護に関する法律」

「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」

「下請代金支払遅延等防止法」

 当社は、これらの法律を遵守するために必要な社内体制の整備、当社サービスの利用規約の整備等を行っておりますが、法律改正等により当社の整備状況に不足が生じ、または当社が受ける規制や責任の範囲が拡大した場合、その後の当社事業及び業績に影響を与える可能性があります。

 

②個人情報の取り扱いについて

 当社サービス内に格納された顧客が保有する個人情報等のデータについては、その閲覧、編集、削除等の一切の管理を顧客が自ら行うものとし、当社は、これらの情報資産を安全にかつ効率的に管理するためのプラットフォームを顧客に提供するのみで、当社が自ら顧客のデータの閲覧、編集、削除等の管理を行うことはありません。

 しかしながら、当社は、あらかじめ顧客の同意を得て、その依頼に基づき、一時的に顧客保有の個人情報等を預かり、編集等を行うことがあります。

 当社は個人情報の取扱いに関する重要性、危険性を十分に認識し、個人情報の適切な管理を実現するために、「個人情報保護規程」を整備しております。さらに、当社のホームページに「個人情報保護方針」を公開し、これら規程及び方針に準拠した行動指針やガイドラインを制定するとともに、役職員への教育、研修を通じて、個人情報を適正に管理する体制の構築に注力しております。

 なお、当社は、2015年8月にISO/IEC27001の認証を取得しており、その後継続して更新しておりますが、個人情報の収集や管理の過程等において、不測の事態により個人情報の漏洩等が発生した場合、当社への多額の損害賠償請求やISO/IEC27001認証取消処分または罰金等が課されるなど、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。

 

③情報セキュリティ対策の不備によるリスク

 当社は、当サービスを提供することで、顧客が保有する多くの情報資産を安全かつ効率的に管理することができるプラットフォームを提供しております。

 また当社も事業運営に必要なさまざまな情報資産を保有しており、情報資産を安全に管理することは、重要な経営課題として認識し、適切なセキュリティ対策を講じるよう努めております。

 当社では、情報セキュリティマネジメントシステムの整備を進めており、適切な情報セキュリティの実現を図っております。

 しかしながら、当社の予測を超える当社サービスへの不正アクセス、データの盗難、紛失等により、または情報セキュリティ対策の不備により、情報資産の漏洩、紛失、改竄等があった場合、当社への多額の損害賠償請求や認証資格の取消処分または罰金等が課される可能性があり、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。

 

④知的財産権について

 当社は、知的財産権の保護をコンプライアンスの観点から重要な課題であると認識しており、専門家と連携して可能な範囲で調査対応を行っております。伴って、競争力の源泉としての知的財産への投資・活用がサスティナブルな価値創造につながると考え、現在までに3件の特許を取得しております。今後においても、知的財産の活用は、他社との差別化、価格決定力の維持・強化にもつながると考え、新たな発明がなされた際には特許の取得を検討してまいります。また、新たなサービスの開始時やプロダクトの完成時には商標登録を適時行い、権利保全を行っております。

 当社が提供する「ebisumart」の一部について第三者が所有権を有するソフトウエアを使用しておりますが、当該第三者との間で使用許諾に係る覚書を締結しており、第三者の特許権、著作権等の知的財産権の侵害は無いと認識しております。しかしながら、ソフトウエア開発事業において第三者の知的財産権の完全な把握は困難であり、当社の事業領域に関連する知的財産権について第三者の特許取得が認められた場合、あるいは将来特許取得が認められた場合、当社の事業遂行の必要上これらの特許権者に対して使用料を負担する等の対応を余儀なくされる可能性があります。この場合、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(5)プラットフォーム開発に係る投資によるリスク

 当社では、新機能の開発及び新サービスの提供を目的として、積極的にクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart」に係る開発活動を実施し、新たに開発した機能等を無形固定資産に計上しております。当社は、常に最新の技術動向へ目を向け、新機能の開発や新サービスの提供に新しい技術等を積極的に導入しているため、資産計上に当たっては、開発計画策定時に、新たに開発しようとする機能等が技術的に実現可能であり、顧客への提供が確実であると見込まれることが重要と認識しております。そのため、開発計画を取締役会等で承認するとともに、開発計画に従って開発作業が進捗しているか、開発中の大幅な修正費用等が発生していないかを適時確認し、資産計上が適切に行われているかを検証しております。

 しかしながら、予測不能な外部環境の変化や開発体制・開発方針の変更により、想定していた資産計上がなされない可能性があり、この場合、当社の業績に影響を与える可能性があります。

 

(6)事業運営体制に係わるリスク

①特定の人物への依存について

当社の創業者であり大株主でもある代表取締役社長兼CEO蕪木 登は、当社の強みである事業の創出やノウハウを蓄積しており、事業の推進において重要な役割を果たしております。

当社は、同氏に過度に依存しない経営体制の構築を目指し、幹部人材の育成及び強化を進めております。しかしながら、何らかの理由により同氏が当社の業務執行ができない事態となった場合には、当社の業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 

②人材の確保及び育成

 当社において優秀な人材の確保、育成及び定着は今後の業容拡大のための重要課題であります。新入社員及び中途入社社員に対する研修の実施をはじめ、リーダー層となる中堅社員への幹部教育を通じ、将来を担う優秀な人材の確保・育成に努め、社内研修等を通じて役職員間のコミュニケーションを図ることで、定着率の向上を図っております。しかしながら、これらの施策が効果的である保証はなく、必要な人材を採用できない場合、また採用し育成した役職員が当社の事業に寄与しなかった場合、あるいは育成した役職員が社外流出した場合には、優秀な人材の確保に支障をきたし、当社の事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(7)その他リスク

①新株予約権の行使による株式価値の希薄化について

 当社は、従業員に対するインセンティブを目的として、新株予約権を付与しております。

 これらの新株予約権が行使された場合には、当社の1株当たりの株式価値が希薄化することになり、将来における株価へ影響を及ぼす可能性があります。また、当社では今後も新株予約権の付与を行う可能性があり、この場合、さらに1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があります。

 なお、本書提出日現在における新株予約権による潜在株式数は35,700株(発行済株式総数4,124,400株の0.9%)であります。

 

②配当政策について

 当社では、利益配分につきましては、経営成績及び財政状態を勘案して、株主への利益配当を実現することを基本方針としております。しかしながら、当社は本書提出日現在成長過程にあり、将来の事業展開と財務体質強化のために必要な内部留保の確保を優先して、創業以来無配当としてまいりました。

 現在は、内部留保の充実に努めておりますが、将来的には、経営成績及び財政状態を勘案しながら株主への利益の配当を検討する方針であります。ただし、配当実施の可能性及びその実施時期等については、現時点において未定であります。

 

③資金使途について

当社株式上場時の公募増資による調達資金の使途につきましては、当社サービスの認知度を向上させるためのマーケティング費用、事業拡大のために必要なソフトウエア開発費用、新規サービスの準備及び運用費用に充当しております。しかしながら、変化する経営環境に柔軟に対応するため、現時点での計画以外の使途にも充当される可能性があります。また、当初の計画に沿って資金を使用した場合においても、想定どおりの投資効果を上げられない可能性もあります。

 

④新型コロナウイルスの影響について

 新型コロナウイルスの蔓延状況は収束傾向にあり、その影響は徐々に薄れてきておりますが、完全な収束を予測するのは現時点では非常に困難であります。当社が属するEC業界におきましては外出自粛に伴う巣籠消費の増加等によりECサービスの利用が増加したことで一定の引き合いが増加しましたが、直近ではそのような特需は一段落しております。しかしながら、今後における新型コロナウイルスの蔓延状況次第では、当社の顧客であるEC事業者の業績が悪化する可能性があり、顧客の経営方針の変更等で商談中の案件が失注となる可能性があり、業績に影響を及ぼす可能性があります。

5【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

 

2【主要な設備の状況】

 当社における主要な設備は、以下のとおりであります。

2023年5月31日現在

 

事業所名

(所在地)

設備の内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物

(千円)

工具、器具

及び備品

(千円)

ソフトウエア

(千円)

合計

(千円)

本社

(東京都千代田区)

本社設備

16,424

9,601

(注)5 719,372

745,398

151

 (注)1.当社は、クラウドコマースプラットフォーム構築事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けて記載しておりません。

2.現在休止中の主要な設備はありません。

3.金額は帳簿価額であります。

4.上記の他主要な賃借している設備として、以下のものがあります。

2023年5月31日現在

 

事業所名

(所在地)

設備の内容

従業員数(人)

年間賃借料(千円)

本社

(東京都千代田区)

本社事務所

151

76,425

5.ソフトウエア仮勘定の金額を含んでおります。

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

12,880,000

12,880,000

 

①【ストックオプション制度の内容】

 当社は、ストックオプション制度を採用しております。当該制度は、会社法に基づき新株予約権を発行する方法によるものであり、取締役及び使用人に対して付与することを下記株主総会において特別決議されたものであり、当該制度の内容は以下のとおりであります。

 

第1回新株予約権

決議年月日

2015年3月18日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社の取締役 2

当社の従業員 48

新株予約権の数(個)※

139

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数

(株)※

普通株式13,900(注)1,5

新株予約権の行使時の払込金額(円)※

80(注)2,5

新株予約権の行使期間 ※

2017年4月2日から2025年3月17日まで

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)※

発行価格  80

資本組入額 40(注)5

新株予約権の行使の条件 ※

(注)3

新株予約権の譲渡に関する事項 ※

(注)4

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※

(注)6

※ 当事業年度の末日(2023年5月31日)における内容を記載しております。提出日の前月末現在(2023年7月31日)において、記載すべき内容が当事業年度の末日における内容から変更がないため、提出日の前月末現在に係る記載を省略しております。

(注)1.「新株予約権の数」及び「新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数」は、権利行使により減少した個数及び株式の数並びに退職等により権利を喪失した者の個数及び株式の数は除外しており、新株予約権1個につき目的となる株式の数は、100株であります。

ただし、新株予約権の割当日後、当社が株式分割(当社普通株式の無償割当てを含む。以下、同じ。)又は株式併合を行う場合、次の算式により目的たる数式の数を調整するものとし、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。

調整後付与株式数 = 調整前付与株式数 × 分割(又は併合)の比率

また、本新株予約権の割当日後、当社が合併、会社分割又は資本金の額の減少を行う場合その他これらの場合に準じ付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で、付与株式数は適切に調整されるものとする。

2.新株予約権の割当日後、当社が株式分割又は株式併合を行う場合、次の算式により払込金額を調整し、調整による1円未満の端数は切り上げる。

調整後払込金額

調整前払込金額

×

1

分割(又は併合)の比率

また、本新株予約権の割当日後、当社が時価を下回る価額で新株の発行又は自己株式の処分を行う場合(新株予約権の行使に基づく新株の発行及び自己株式の処分並びに株式交換による自己株式の移転の場合を除く。)、次の算式により払込金額を調整し、調整による1円未満の端数は切り上げる。

調 整 後
払込金額

調 整 前
払込金額

×

既発行

株式数

新規発行株式数

×

1株当たり払込金額

1株当たりの時価

既発行株式数 + 新規発行株式数

なお、上記算式において「既発行株式数」とは、当社の発行済株式総数から当社が保有する自己株式数を控除した数とし、また、当社が自己株式の処分を行う場合には、「新規発行株式数」を「処分する自己株式数」、「1株当たり払込金額」を「1株当たり処分金額」に読み替えるものとする。

さらに、上記のほか、本新株予約権の割当日後、当社が他社と合併する場合、会社分割を行う場合、その他これらの場合に準じて行使価額の調整を必要とする場合には、当社は、合理的な範囲で適切に行使価額の調整を行うことができるものとする。

3.新株予約権の行使の条件は以下のとおりであります。

①新株予約権は、新株予約権者が権利行使時において、当社の取締役、監査役、又は従業員のいずれかの地位を保有している場合に行使することができる。ただし、任期満了による退任、定年退職による場合、その他取締役会が正当な理由があると認めた場合は、行使できるものとする。

②新株予約権は、行使の日の属する事業年度の直前の事業年度における当社の税引前当期純利益が1億円以上である場合に行使することができる。

③新株予約権者は、行使しようとする新株予約権につき、当社と本新株予約権者との間において締結する新株予約権割当契約に違反して新株予約権を行使することはできない。

4.新株予約権を譲渡により取得するには、取締役会の承認を要するものとする。ただし、租税特別措置法による優遇税制を受ける場合には譲渡することができないものとする。

5.2020年2月27日開催の取締役会決議により、2020年3月16日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。これにより「新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数」、「新株予約権の行使時の払込金額」及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」が調整されております。

6.組織再編に際して定める契約書又は計画書等に以下に定める株式会社の新株予約権を交付する旨を定めた場合には、当該組織再編の比率に応じて、以下に定める株式会社の新株予約権を交付するものとする。

①合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)

合併後存続する株式会社又は合併により設立する株式会社

②吸収分割

吸収分割をする株式会社がその事業に関して有する権利義務の全部又は一部を承継する会社

③新設分割

新設分割により設立する株式会社

④株式交換

株式交換をする株式会社の発行済株式の全部を取得する株式会社

⑤株式移転

株式移転により設立する株式会社

 

第2回新株予約権

決議年月日

2015年9月28日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社の従業員 11

新株予約権の数(個)※

26

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数

(株)※

普通株式2,600(注)1,5

新株予約権の行使時の払込金額(円)※

120(注)2,5

新株予約権の行使期間 ※

2017年10月13日から2025年9月27日まで

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)※

発行価格  120

資本組入額  60(注)5

新株予約権の行使の条件 ※

(注)3

新株予約権の譲渡に関する事項 ※

(注)4

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※

(注)6

※ 当事業年度の末日(2023年5月31日)における内容を記載しております。提出日の前月末現在(2023年7月31日)において、記載すべき内容が当事業年度の末日における内容から変更がないため、提出日の前月末現在に係る記載を省略しております。

 (注)1~6.「第1回新株予約権」の(注)1~6.に記載のとおりであります。

 

第3回新株予約権

決議年月日

2016年8月17日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社の従業員 14

新株予約権の数(個)※

53

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数

(株)※

普通株式5,300(注)1,5

新株予約権の行使時の払込金額(円)※

120(注)2,5

新株予約権の行使期間 ※

2018年8月20日から2026年8月16日まで

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)※

発行価格  120

資本組入額  60(注)5

新株予約権の行使の条件 ※

(注)3

新株予約権の譲渡に関する事項 ※

(注)4

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※

(注)6

※ 当事業年度の末日(2023年5月31日)における内容を記載しております。提出日の前月末現在(2023年7月31日)において、記載すべき内容が当事業年度の末日における内容から変更がないため、提出日の前月末現在に係る記載を省略しております。

 (注)1~6.「第1回新株予約権」の(注)1~6.に記載のとおりであります。

 

第4回新株予約権

決議年月日

2017年8月16日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社の従業員 20

新株予約権の数(個)※

104

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数

(株)※

普通株式10,400(注)1,5

新株予約権の行使時の払込金額(円)※

120(注)2,5

新株予約権の行使期間 ※

2019年8月16日から2027年8月15日まで

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)※

発行価格  120

資本組入額  60(注)5

新株予約権の行使の条件 ※

(注)3

新株予約権の譲渡に関する事項 ※

(注)4

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※

(注)6

※ 当事業年度の末日(2023年5月31日)における内容を記載しております。提出日の前月末現在(2023年7月31日)において、記載すべき内容が当事業年度の末日における内容から変更がないため、提出日の前月末現在に係る記載を省略しております。

 (注)1~6.「第1回新株予約権」の(注)1~6.に記載のとおりであります。

 

第5回新株予約権

決議年月日

2018年8月22日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社の従業員 13

新株予約権の数(個)※

35

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数

(株)※

普通株式3,500(注)1,5

新株予約権の行使時の払込金額(円)※

120(注)2,5

新株予約権の行使期間 ※

2020年8月22日から2028年8月21日まで

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)※

発行価格  120

資本組入額  60(注)5

新株予約権の行使の条件 ※

(注)3

新株予約権の譲渡に関する事項 ※

(注)4

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※

(注)6

※ 当事業年度の末日(2023年5月31日)における内容を記載しております。提出日の前月末現在(2023年7月31日)において、記載すべき内容が当事業年度の末日における内容から変更がないため、提出日の前月末現在に係る記載を省略しております。

 (注)1~6.「第1回新株予約権」の(注)1~6.に記載のとおりであります。

 

②【ライツプランの内容】

 該当事項はありません。

 

 

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2023年5月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満株式の状況

(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

1

20

50

11

20

2,885

2,987

所有株式数

(単元)

73

1,424

3,857

262

110

35,494

41,220

2,400

所有株式数の割合(%)

0.18

3.45

9.36

0.64

0.27

86.11

100.00

(6)【大株主の状況】

 

 

2023年5月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(千株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

蕪木 登

千葉県市原市

1,600

38.79

株式会社森本本店

愛知県一宮市浅野西大土96

202

4.91

蕪木 有紀

千葉県市原市

200

4.85

ヤマト運輸株式会社

東京都中央区銀座二丁目16番10号

90

2.18

インターファクトリー従業員持株会

東京都千代田区

75

1.83

兼井 聡

東京都江東区

75

1.82

川端 修三

福岡県宗像市

45

1.11

三石 祐輔

東京都新宿区

45

1.09

株式会社SBI証券

東京都港区六本木一丁目6番1号

37

0.90

赤荻 隆

東京都東大和市

35

0.85

2,406

58.34

 

①【貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年5月31日)

当事業年度

(2023年5月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

376,041

301,933

電子記録債権

7,689

13,472

売掛金及び契約資産

465,775

455,443

仕掛品

※1 28,171

※1 14,581

貯蔵品

73

62

前払費用

77,947

91,844

未収還付法人税等

14,506

その他

1,178

1,138

流動資産合計

971,384

878,475

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

28,842

31,551

減価償却累計額

12,784

15,126

建物(純額)

16,057

16,424

工具、器具及び備品

64,437

69,013

減価償却累計額

53,232

59,411

工具、器具及び備品(純額)

11,205

9,601

リース資産

1,014

1,014

減価償却累計額

1,014

1,014

リース資産(純額)

有形固定資産合計

27,263

26,025

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

205,756

679,091

ソフトウエア仮勘定

206,141

40,280

無形固定資産合計

411,897

719,372

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

9,996

857

敷金

76,968

77,026

繰延税金資産

136

1,033

その他

4,889

4,839

貸倒引当金

2,889

2,839

投資その他の資産合計

89,100

80,916

固定資産合計

528,261

826,315

資産合計

1,499,646

1,704,790

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年5月31日)

当事業年度

(2023年5月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

61,734

35,223

短期借入金

※2 150,000

※2 250,000

未払金

98,048

90,249

未払費用

134,427

141,598

未払法人税等

19,589

未払消費税等

4,471

11,446

前受金

21,613

16,417

預り金

6,096

6,591

流動負債合計

476,392

571,117

固定負債

 

 

資産除去債務

14,866

14,866

固定負債合計

14,866

14,866

負債合計

491,258

585,983

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

393,583

435,600

資本剰余金

 

 

資本準備金

277,183

319,200

利益剰余金

 

 

利益準備金

648

648

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

336,973

359,064

利益剰余金合計

337,621

359,712

株主資本合計

1,008,388

1,114,512

新株予約権

4,293

純資産合計

1,008,388

1,118,806

負債純資産合計

1,499,646

1,704,790

②【損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

 前事業年度

(自 2021年6月1日

 至 2022年5月31日)

 当事業年度

(自 2022年6月1日

 至 2023年5月31日)

売上高

※1 2,283,193

※1 2,487,178

売上原価

※2 1,476,945

※2 1,523,793

売上総利益

806,247

963,385

販売費及び一般管理費

 

 

役員報酬

119,411

116,745

給料及び手当

265,527

278,552

減価償却費

4,263

3,836

広告宣伝費

68,847

116,764

プリセールス費

63,658

111,224

貸倒引当金繰入額

50

その他

248,119

282,974

販売費及び一般管理費合計

※3 769,826

※3 910,049

営業利益

36,420

53,336

営業外収益

 

 

受取保険金

428

雑収入

1,200

助成金収入

600

その他

5

121

営業外収益合計

605

1,750

営業外費用

 

 

支払利息

1,319

2,740

支払手数料

5,396

損害賠償金

1,188

その他

168

0

営業外費用合計

2,676

8,136

経常利益

34,349

46,949

特別損失

 

 

投資有価証券評価損

9,138

会員権評価損

4,000

特別損失合計

4,000

9,138

税引前当期純利益

30,349

37,811

法人税、住民税及び事業税

12,853

16,616

法人税等調整額

2,609

897

法人税等合計

10,244

15,719

当期純利益

20,105

22,091