株式会社ひろぎんホールディングス

Hirogin Holdings, Inc.
広島市中区紙屋町一丁目3番8号
証券コード:73370
業界:銀行業
有価証券報告書の提出日:2023年6月28日

(1)当連結会計年度の前2連結会計年度及び当連結会計年度に係る次に掲げる主要な経営指標等の推移

 

 

2020年度

2021年度

2022年度

 

(自 2020年4月1日

至 2021年3月31日)

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

連結経常収益

百万円

115,478

146,085

160,234

 うち連結信託報酬

百万円

128

178

142

連結経常利益

百万円

31,042

27,070

18,780

親会社株主に帰属する
当期純利益

百万円

21,574

22,906

12,508

連結包括利益

百万円

43,243

12,817

10,235

連結純資産額

百万円

516,880

496,200

498,604

連結総資産額

百万円

11,009,572

11,603,909

11,496,027

1株当たり純資産額

1,664.01

1,596.79

1,603.30

1株当たり当期純利益

69.26

73.75

40.25

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

69.22

73.71

40.22

自己資本比率

4.69

4.27

4.33

連結自己資本利益率

4.32

4.52

2.51

連結株価収益率

9.77

8.78

15.55

営業活動による
キャッシュ・フロー

百万円

1,486,338

216,889

468,742

投資活動による
キャッシュ・フロー

百万円

370,404

198,327

65,827

財務活動による
キャッシュ・フロー

百万円

9,312

22,637

8,100

現金及び現金同等物の
期末残高

百万円

2,570,007

2,565,955

2,154,953

従業員数
〔外、平均臨時従業員数〕

3,813

3,798

3,739

1,376

1,456

1,357

信託財産額

百万円

75,259

92,711

99,011

 

 

(注) 1.当社は、2020年10月1日設立のため、2019年度以前の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2.2020年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)の連結財務諸表は、単独株式移転により完全子会社となった株式会社広島銀行の連結財務諸表を引き継いで作成しております。従って2020年度には、株式会社広島銀行の第2四半期連結累計期間が含まれております。

3.自己資本比率は、(期末純資産の部合計-期末新株予約権-期末非支配株主持分)を期末資産の部の合計で除して算出しております。

4.信託財産額は、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務に係るものを記載しております。なお、連結会社のうち、該当する信託業務を営む会社は株式会社広島銀行1社です。

 

 

(2)当社の当事業年度の前2事業年度及び当事業年度に係る主要な経営指標等の推移

 

回次

第1期

第2期

第3期

決算年月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

営業収益

百万円

10,397

9,903

17,837

経常利益

百万円

9,453

8,287

15,902

当期純利益

百万円

9,435

8,205

15,827

資本金

百万円

60,000

60,000

60,000

発行済株式総数

千株

312,370

312,370

312,370

純資産額

百万円

447,487

448,270

456,298

総資産額

百万円

448,191

448,976

457,008

1株当たり純資産額

1,440.89

1,442.91

1,467.63

1株当たり配当額
 (内1株当たり中間配当額)


(円)

12.00

24.00

27.00

(-)

(12.00)

(13.50)

1株当たり当期純利益

30.30

26.42

50.92

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

30.28

26.40

50.90

自己資本比率

99.81

99.81

99.81

自己資本利益率

2.12

1.83

3.50

株価収益率

22.34

24.52

12.29

配当性向

39.59

90.82

53.01

従業員数
〔外、平均臨時従業員数〕

11

10

17

-〕

-〕

2

株主総利回り

106.0

105.2

106.0

 (比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(122.7)

(125.1)

(132.4)

最高株価

774

755

729

最低株価

559

565

588

 

 

(注) 1.当社は、2020年10月1日設立のため、2020年3月期以前の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2.自己資本比率は、(期末純資産の部合計-期末新株予約権)を期末資産の部の合計で除して算出しております。

3.当社は、2020年10月1日設立のため、株主総利回りについては、設立後の株価を基準に算出しております。

4.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであります。ただし、当社株式は、2020年10月1日付で東京証券取引所市場第一部に上場されており、それ以前の株価については該当事項がありません。

 

 

2 【沿革】

 

2020年5月

株式会社広島銀行の単独株式移転の方法による持株会社設立に向けて「株式移転計画書」を作成

2020年6月

株式会社広島銀行の定時株主総会において単独株式移転の方法により当社を設立し、持株会社体制へ移行することについて承認決議

2020年10月

株式会社広島銀行が単独株式移転により当社を設立し、同行がその完全子会社となる

 

株式会社広島銀行の保有するひろぎん証券株式会社、しまなみ債権回収株式会社、ひろぎんキャピタルパートナーズ株式会社及びひろぎんリース株式会社の全株式を同行から現物配当を受ける方法を用いて取得し、当社の直接出資会社として再編

 

東京証券取引所市場第一部に上場

 

「中期計画2020」を策定

2021年1月

ひろぎんITソリューションズ株式会社を子会社化

2021年3月

ひろぎんリース株式会社を子会社化

2021年4月

本社を広島市中区紙屋町へ移転

 

子会社のひろぎんエリアデザイン株式会社及びひろぎんヒューマンリソース株式会社を設立

2022年3月

子会社のひろぎんヒューマンリソース株式会社が株式会社マイティネットプラスを子会社化

2022年4月

子会社のひろぎんヒューマンリソース株式会社が株式会社マイティネットプラスを吸収合併

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

2023年4月

子会社のひろぎん保証株式会社とひろぎんカードサービス株式会社を合併し、名称をひろぎんクレジットサービス株式会社に変更

 

 

また、2020年10月1日に単独株式移転により当社の完全子会社となった株式会社広島銀行の沿革は、以下のとおりであります。

(参考:2020年9月までの株式会社広島銀行(株式移転完全子会社)の沿革)

1945年5月

広島県内に本店を有する藝備銀行、呉銀行、備南銀行、三次銀行、広島合同貯蓄銀行の5銀行が合併し、(新)株式会社藝備銀行設立(設立日5月1日、資本金3,070万円、本店広島市)

1950年8月

行名を廣島銀行と改称

1961年12月

広島証券取引所市場に上場

1970年4月

東京証券取引所市場第二部に上場

1971年2月

東京証券取引所市場第一部に上場

1978年6月

信愛保証株式会社(現 ひろぎんクレジットサービス株式会社)設立

1980年10月

グリーンリース株式会社(現 ひろぎんリース株式会社)設立

1988年7月

行名を「廣島銀行」から現在の「広島銀行」と改称

1989年8月

子会社のひろぎんモーゲージサービス株式会社(現 ひろぎんビジネスサービス株式会社)を設立

2001年6月

子会社のしまなみ債権回収株式会社を設立

2008年1月

ひろぎんウツミ屋証券株式会社(現 ひろぎん証券株式会社)の議決権の50%に相当する出資を実施

2015年1月

ひろぎん保証株式会社及びひろぎんカードサービス株式会社を子会社化

2017年6月

ひろぎん証券株式会社を子会社化

2017年8月

子会社のひろぎんリートマネジメント株式会社を設立

2018年7月

子会社のひろぎんモーゲージサービス株式会社とひろぎんビジネスサポート株式会社を合併し、名称をひろぎんビジネスサービス株式会社に変更

2020年4月

子会社のひろぎんキャピタルパートナーズ株式会社を設立

 

 

3 【事業の内容】

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社20社及び関連会社2社で構成され、銀行業務を中心にリース業務、金融商品取引業務、債権の管理・回収業務、コンサルティング業務、投資業務、IT関連業務等を行っております

当社は、当社の子会社に係る経営管理及びそれに附帯する業務を行っております。

 当社グループの事業の内容は次のとおりであります。事業の区分は「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

 

(銀行業)

 株式会社広島銀行の本店ほか支店等において、預金業務、貸出業務、有価証券投資業務及び為替業務等を行っております。

(リース業)

 ひろぎんリース株式会社において、リース業務等を行っております。

(その他)

 その他の当社の子会社・関連会社において、金融商品取引業務、債権の管理・回収業務、コンサルティング業務、投資業務、IT関連業務等を行っております。

 

なお、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

 

当社グループの事業系統図は次のとおりであります

 

〔事業系統図〕                                                                       2023年3月31日現在

 


 

(注)2023年4月1日付で、ひろぎん保証株式会社はひろぎんカードサービス株式会社を吸収合併し、同日付で商号をひろぎんクレジットサービス株式会社に変更しております

 

4 【関係会社の状況】

2023年3月31日現在

名称

住所

資本金
又は出資金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有割合
(%)

当社との関係内容

役員
の兼
任等
(人)

資金
援助

営業上の
取引

設備の
賃貸借

業務
提携

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

㈱広島銀行

広島市中区

54,573

 

銀行業務

 

100.00

5
(3)

経営管理

預金取引

当社へ建物の一部を賃貸

ひろぎん証券㈱

広島市中区

5,000

金融商品取引業務

100.00

3
(2)

経営管理

ひろぎんリース㈱

広島市中区

2,600

リース・オートリース業務

100.00

2

(1)

経営管理

しまなみ債権回収㈱

広島市中区

500

債権管理回収業務

100.00

1

(1)

経営管理

ひろぎん

ヒューマンリソース㈱

広島市中区

250

コンサルティング業務

100.00

3

(1)

経営管理

ひろぎんキャピタル

パートナーズ㈱

広島市中区

100

投資業務

100.00

1

(1)

経営管理

ひろぎん
ITソリューションズ㈱

広島市中区

100

IT関連業務

80.00

2

(1)

経営管理

ひろぎん

エリアデザイン㈱

広島市中区

100

コンサルティング業務

100.00

1

(1)

経営管理

ひろぎん
ビジネスサービス㈱

広島市中区

20

担保不動産の評価業務、連結決算・
印刷・製本業務等

100.00

(100.00)

1

経営管理

ひろぎん

リートマネジメント㈱

広島市中区

150

資産運用業務

100.00

(100.00)

経営管理

ひろぎん
カードサービス㈱

広島市中区

80

クレジットカード発行業務、消費者ローン等の信用保証業務

100.00

(100.00)

2
(1)

経営管理

ひろぎん保証㈱

広島市中区

30

住宅ローン等の信用保証業務

100.00

(100.00)

経営管理

 

(注) 1.上記関係会社のうち、特定子会社に該当するのは株式会社広島銀行であります。

2.上記関係会社のうち、有価証券報告書(又は有価証券届出書)を提出している会社はありません。

3.「議決権の所有割合」欄の( )内は子会社による間接所有の割合(内書き)であります。

4.「当社との関係内容」の「役員の兼任等」欄の( )内は、当社の役員(内書き)であります。

5.2023年4月1日付で、ひろぎん保証株式会社はひろぎんカードサービス株式会社を吸収合併し、同日付で商号をひろぎんクレジットサービス株式会社に変更しております

6.上記関係会社のうち、株式会社広島銀行及びひろぎんリース株式会社については、経常収益(連結会社相互間の内部経常収益を除く)の連結経常収益に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等につきましては、以下のとおりであります。

 

 

株式会社広島銀行

(百万円)

ひろぎんリース株式会社

(百万円)

①経常収益

129,039

22,276

②経常利益

16,445

928

③当期純利益

11,536

577

④純資産額

447,874

7,055

⑤総資産額

11,432,524

80,732

 

 

5 【従業員の状況】
(1)連結会社における従業員数

 

 

 

 

2023年3月31日現在

セグメントの名称

銀行業

リース業

その他

合計

従業員数(人)

2,932

89

718

3,739

1,075

14

268

1,357

 

(注) 1. 合計従業員数は、連結会社以外への出向者100人を除く就業人員であり、嘱託及び従業員換算後の臨時従業員1,297人を含んでおりません。

2. 臨時従業員数は、〔 〕内に年間の平均人員を外書きで記載しております。

 

(2)当社の従業員数

 

 

 

2023年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

17

46.7

21.2

9,619

2

 

(注) 1.当社の従業員は株式会社広島銀行からの出向者であり、従業員換算後の臨時従業員2人を含んでおりません。なお、各子会社からの兼務出向者は含んでおりません。

2. 当社の従業員は、すべて「その他」のセグメントに属しております。

3. 臨時従業員数は、〔 〕内に年間の平均人員を外書きで記載しております。

4.平均勤続年数は、出向元での勤続年数を通算しております。

5. 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

 

(3)労働組合の状況

当社に労働組合はありません。また、当社グループには広島銀行従業員組合(組合員数2,692人)が組織されております。労使間においては特記すべき事項はありません。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、マネジメント職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)に基づき算出した連結会社及び連結子会社の指標等は次のとおりです。なお、管理職に占める女性労働者の割合及びマネジメント職に占める女性労働者の割合は2023年4月1日時点、その他の指標は当連結会計年度における実績を記載しており、集計対象には対象会社から他社への出向者を除き、他社から対象会社への出向者を含んでいます。また、パート・契約社員には、臨時従業員を含み、派遣社員は除いております。

 

①連結会社

 

管理職に占める女性労働者の割合

(注)2

マネジメント職に占める

女性労働者

の割合

(注)3

男性労働者の

育児休業

取得率

(注)4、5

連結会社(注)1

6.9%

16.6%

105.8%

 

(注) 1.「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号)第2条第5号に規定されている連結会社を対象としております。

2. 管理職は、労働基準法上の「管理監督者」及び同等の権限を有する者の合計です。

3. マネジメント職は、労働基準法上の「管理監督者」及び、日常業務について判断を行い、部下を指導育成して担当業務を遂行し、成果を生み出すことが求められる職務に就いている者の合計です。

4. 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

5. 年度を跨ぐ育児休業の取得があるため、取得率は100%を超えております。

6.「労働者の男女の賃金の差異」については、連結子会社の従業員規模や事業内容によって指標が大きく異なることから、連結会社での指標は記載しておりません。

 

 

②連結子会社

名称

管理職に占める女性労働者の割合

(注)1

マネジメント職に占める

女性労働者

の割合

(注)2

男性労働者の育児休業

取得率

(注)3、4

労働者の男女の賃金の差異(注)5

全労働者

正社員

(注)6

パート・

契約社員

(注)7

株式会社広島銀行

6.6%

16.4%

101.1%

42.6%

59.7%

59.4%

ひろぎん証券株式会社

9.7%

23.7%

100.0%

69.7%

69.6%

55.0%

ひろぎんリース株式会社

3.0%

7.0%

150.0%

47.9%

57.1%

44.9%

ひろぎんITソリューションズ株式会社

6.9%

14.1%

150.0%

57.2%

82.5%

46.5%

 

(注) 1. 管理職は、労働基準法上の「管理監督者」及び同等の権限を有する者の合計です。

2. マネジメント職は、労働基準法上の「管理監督者」及び、日常業務について判断を行い、部下を指導育成して担当業務を遂行し、成果を生み出すことが求められる職務に就いている者の合計です。

3. 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

4. 年度を跨ぐ育児休業の取得があるため、取得率は100%を超えております。

5.賃金は、基本給、超過労働に対する報酬、賞与等を含み、退職手当を除いております。

6. 女性のマネジメント職割合が低いこと、女性の長期の短時間勤務者が多いことが差異の要因です。

7. 相対的に賃金(月給もしくは年俸)が高い契約社員の割合が、男性の方が高いことが差異の要因です。

 

 

3 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
 なお、以下の記載における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。

 

(当社グループのリスク管理)

当社グループでは、グループ統合的リスク管理委員会及びグループ経営会議において、各種のリスクシナリオが顕在化する蓋然性並びに当社グループの経営成績及び財務状況等への影響度の評価を行い、取締役会において、今後1年間で最も注意すべきリスク事象をトップリスクとして認識しております。

2023年3月開催の取締役会にて選定した「トップリスク」は次のとおりです。

・気候変動による社会・環境等の変化

・世界的な物価上昇の高止まりに伴う金融引き締め強化による景気後退(スタグフレーション)

・ロシア・ウクライナ情勢の長期化・深刻化

・新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の低迷長期化

・マイナス金利政策の長期化

・人口減少

・デジタルプラットフォーマー等をはじめとした、他業態による業務浸食の拡大

・システム障害(システム開発・設計ミス等)、サイバー攻撃発生

・AML違反発生

(注)上記は認識しているリスクの一部であり、上記以外のリスクによっても経営上、特に重大な悪影響が生ずる可能性があります。

当該トップリスクに関しては、経営計画におけるリスクアペタイト方針やリスク管理方針等において対応方針を定め、その対応方針に基づき当社及びその子会社において各種戦略・施策を展開するとともに、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1) コーポレート・ガバナンスの概要」に記載のリスク管理体制に基づき、リスク管理及び危機対応の体制を整備しております。

また、以下に記載したリスクのうち、信用リスク及び市場リスクについては、統計的手法であるバリュー・アット・リスクを用いて、一定の確率(信頼区間99.9%)のもと、一定期間(例えば1年間)に被る可能性のある最大損失額(リスク量)を計測し、把握しております。

これらのリスクが顕在化した場合、当社グループの業績・業務運営に影響を及ぼす可能性があるため、各リスクカテゴリー毎にリスクリミットを設定し、その合計額が自己資本の範囲内に収まるよう管理を行っております。

 

(特に重要なリスク)

・気候変動リスク

近年、国際機関や日本を含む世界各国政府が「脱炭素化社会への移行」に向けた取組みを加速させるなど、気候変動リスクへの対応は重要な課題となっております。

気候変動の影響による台風・豪雨等の自然災害は、その頻度及び損害が急速に増大しており、こうした「物理的リスク」が地域社会・経済にとって大きな脅威となっております。また、政府が地球温暖化対策として環境規制を導入する等、法務・税務面での規制強化に加え、当社グループが環境配意を怠ることでステークホルダーから見放されるといった「移行リスク」への対応が必要となっております。

こうした社会情勢の変化を受け、以下のリスクが顕在化する可能性があります。

・当社グループの貸出先等における本社・工場等の被災や、低炭素社会への移行の対応の遅れ等による競争力の低下等に起因する経営状況の悪化等に伴う信用リスク

・各ステークホルダーが当社グループに期待する環境問題への取組みに係る基準を下回った場合等における、当社グループの資本・資金調達等ができなくなる、不利な条件での取引を余儀なくされる又は一定の取引を行うことができなくなる流動性リスク及び当社グループに対するネガティブな報道に起因する当社株価に悪影響を及ぼす風評リスク

・大規模な自然災害が発生し、当社グループの役職員や店舗等が被災した場合における、営業活動の停滞等による営業戦略が奏功しないリスク、業務継続に必要な人材が確保できない人的リスク及び有形資産リスク

・上記リスクの顕在化に起因する自己資本比率低下のリスク

当社グループでは、こうした気候変動リスクが経営に与える定量的な影響を把握するための取組みを行うとともに、地域のカーボンニュートラル実現に向けて、温室効果ガス排出量削減とサステナブルファイナンスの中長期目標を設定し、<地域総合サービスグループ>として本業を通じた取組みを進めております。

詳しくは、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください。

 

 

(その他重要なリスク)

(1) 信用リスク

当社グループの不良債権は世界経済の変動、国内景気の動向、業種の盛衰、不動産価格並びに株価・為替の変動及び貸出先の経営状況等によって増加する可能性があります。
 当社グループでは不良債権に対し、貸出先の状況、差入れられた担保の価値及び経済全体に関する前提及び見積りに基づいて貸倒引当金を計上しております。また、大口債務者のうち、将来キャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権については、キャッシュ・フロー見積法により貸倒引当金を計上しております。
 しかし、貸出先の経営状況の悪化、担保価値の下落等が貸倒引当金計上時の前提と大きく乖離する場合、貸倒引当金が不十分となり貸倒引当金の積み増しをせざるを得なくなる可能性があります。
 また、経営状況が悪化した先に対し、債権放棄又は追加貸出等を行って支援をすることもありえます。さらに、担保権を設定した不動産又は有価証券等に対し、流動性の欠如や価格の著しい下落等を要因として担保権の執行が事実上できない可能性があります。
 このような事態が生じた場合には当社グループの与信費用が増加し、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
 なお、当社グループにおいては、こうしたリスクに対し、厳正な審査を実施するとともに、経営改善が必要となった取引先に対して、営業店と本店部の連携による資金繰り支援の徹底や事業再構築補助金等の活用に加え、経営改善支援チームを中心とした本業支援強化などの総合的な伴走型支援を行っております。また、子会社である広島銀行においては、貸出金ポートフォリオに占める割合を勘案する中、一定の業種に係るモニタリングを強化しております。

 

(2) 市場リスク

当社グループでは市場取引関連業務において、有価証券投資をはじめ様々な金融商品での運用を行っています。こうした活動には金利、為替レート、株価及び債券価格の変動等のリスクがあり、例えば以下のようなリスクが顕在化した場合には当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
 なお、当社グループでは、こうしたリスクに対し、流動性が高く安全性の高い資産への分散投資を基本とした適切な有価証券ポートフォリオ管理を徹底するほか、各種保有限度額や評価損益に対する損失管理ポイントの設定等による管理を徹底しております。
 

①金利変動のリスク

当社グループは国債等市場性のある債券を保有しています。今後国内外の金利が上昇した場合、当社グループが保有する国債をはじめとする債券のポートフォリオの価値が低下し、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。加えて、金利が著しく低下した場合、適切な利回りが確保できない可能性があります。

②為替変動のリスク

当社グループの業務は為替レート変動の影響を受けます。円高が進行した場合には外貨建て取引の円換算額が目減りすることになります。さらに、資産及び負債の一部は外貨建てで表示されており、外貨建ての資産と負債の額が各通貨毎に同額で相殺されない場合又は適切にヘッジされていない場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

③株価下落のリスク

当社グループは市場性のある株式を保有しています。株価が大幅に下落する場合には保有株式に減損又は評価損が発生し、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(3) 流動性リスク

格付機関により当社及び子会社である広島銀行の格付けが引き下げられた場合、当社グループを含む日本の銀行及びその他の金融機関の財政状態が悪化した場合又は市場環境が悪化した場合、予期せぬ資金の流出等により、当社グループの資本・資金調達等ができなくなる、不利な条件での取引を余儀なくされる又は一定の取引を行うことができなくなる可能性があります。
 このような事態が生じた場合には当社グループは資金調達費用の増加等により、市場取引関連業務及び他の業務の収益性が低下し、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
 なお、当社グループでは、こうしたリスクに対し、一定の資金流出を前提とした運用・調達コントロールの実施や、市場性資金の調達状況及び市場からの評価等のモニタリングによる管理を徹底しております。

 

(4) オペレーショナルリスク

①事務リスク

当社グループにおいて、大きな賠償に繋がるような事務事故が発生した場合、当社グループの評価に重大な影響を及ぼすとともに、当社グループの業績及び株価に悪影響を及ぼす可能性があります。
 なお、当社グループは、こうしたリスクに対し、事務規定に基づき厳正な事務処理を徹底し、事務事故の未然防止に努めております。

 

②システムリスク

当社グループはコンピュータシステムの停止・誤作動又は外部からのサイバー攻撃、その他の不正アクセス、コンピューターウイルス感染が発生する等、重大なシステム障害が発生した場合、業務の停止や情報流出、それに伴う損害賠償の負担等が発生する可能性があります。その結果、当社グループの業績及び株価に悪影響を及ぼす可能性があります。
 なお、当社グループでは、こうしたリスクに対し、システムリスク管理規程に基づき、システムの安定稼働やセキュリティ対策に万全を期すほか、厳格な情報管理を行うなど運用面での対策を実施しております。

③人的リスク

当社グループは多数の従業員を雇用しておりますが、人財の確保や育成が不十分である場合、当社グループの競争力や効率性が低下する等、当社グループの業績及び株価に悪影響を及ぼす可能性があります。
 なお、当社グループでは、こうしたリスクに対し、グループ一体となった採用活動及び研修体系の構築を行うとともに、グループ内の人財交流、シニア人財の活用、ダイバーシティ&インクルージョンの推進、他業態等からの専門性の高いキャリア人財の採用等により、人財の戦略的配置を実施しております。

④コンプライアンスリスク

当社グループはコンプライアンスを経営の最重要課題の一つとして位置付け、態勢強化に努めておりますが、法令等遵守及び社会的規範の遵守が十分でなかった場合や、それに起因する訴訟等が提起された場合、当社グループの評価に重大な影響を及ぼすとともに当社グループの業績及び株価に悪影響を及ぼす可能性があります。また、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与等の金融犯罪防止に係る態勢強化に努めておりますが、想定の範囲を超える大規模な金融犯罪等に利用された場合、業務の停止及び不測の損失等が発生するとともに、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
 なお、当社グループでは、こうしたリスクに対し、各種研修をはじめとした社内啓発を実施すること等により、法令及び社会的規範並びに各種ルール等遵守の徹底を図っております。

⑤有形資産リスク

当社グループは、店舗等の有形資産を保有及び賃借しておりますが、自然災害や不法行為、不適切な資産管理等により、毀損、焼失又は劣化した場合、当社グループの業務遂行に支障をきたす可能性があります。また、保有する固定資産の使用目的の変更、収益性の低下及び価額の下落等が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
 なお、当社グループでは、こうしたリスクに対し、台風・水災や大地震・津波等を想定した対策の実施に加え、老朽化店舗や設備等への計画的な対応を行っております。

⑥風評リスク

銀行業界及び当社グループに対するネガティブな報道、悪質な風説が流布された場合、それが正確かどうかにかかわらず又は当社グループに該当するか否かにかかわらず、当社の株価に悪影響を及ぼす可能性があります。
 なお、当社グループでは、こうしたリスクに対し、透明性の高いディスクロージャーの実施に加え、風評リスクに関する情報の管理徹底を行っております。

 

(5) その他当社グループの業績等に影響しうる他のリスク

①自己資本比率低下のリスク

当社グループは海外営業拠点を有しておりませんので、当社の連結自己資本比率並びに子会社である広島銀行の連結自己資本比率及び単体自己資本比率について、国内基準(4%)の維持が必要となります。
 当社グループの自己資本比率が要求される水準を下回った場合には、金融庁長官から業務の全部又は一部の停止等を含む様々な命令を受けることとなります。
 当社グループの自己資本比率は以下のような要因により影響を受ける可能性があります。

・株式を含む有価証券ポートフォリオ価値の下落

・不良債権増加に伴う与信費用の増加

・自己資本比率の基準及び算定方法の変更

・本項記載のその他の不利益な展開

②退職給付債務等に関するリスク

当社グループの年金資産の時価が下落した場合、当社グループの年金資産の運用利回りが低下した場合又は予定給付債務を計算する前提となる数理上の前提・仮定に変更があった場合には損失が発生する可能性があります。また、年金制度の変更により過去勤務費用が発生する可能性があります。金利環境の変動その他の要因も年金の未積立債務及び年間積立額にマイナスの影響を及ぼす可能性があります。

なお、将来の財政悪化リスクに備えるため、2022年度よりリスク対応掛金の拠出を開始しております。

③規制変動リスク

当社グループは現時点の規制(法律、規則、政策、実務慣行、解釈等を含む)に従って業務を遂行しております。将来これらの規制の変更並びにそれらによって発生する事態が当社グループの業務遂行や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。しかし、どのような影響が発生しうるかについて、その種類・内容・程度等を予測することは困難であります。

 

④競争に関するリスク

近年金融機関の業務における大幅な規制緩和により業態を超えた競争が激化してきております。また、当社グループの営業基盤である広島県ではメガバンク・近隣他行等の営業攻勢から競争が激化しております。
 当社グループがこうした事業環境において競争優位を得られない場合、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑤当社グループの営業戦略が奏功しないリスク

当社グループは収益基盤の強化のために様々な営業戦略を実施していますが、以下に述べるものをはじめとする様々な要因が生じた場合にはこれら戦略が功を奏しないか、当初想定していた結果をもたらさない可能性があります。

・優良な貸出金の量の増大が進まないこと
 ・貸出金について適切な利回りが確保できないこと
 ・手数料収入の増加が期待通りの結果とならないこと
 ・経費削減等の効率化を図る戦略が期待通りに進まないこと
 ・取引先への経営改善支援が期待通りに進まないこと

⑥地域の経済動向に影響を受けるリスク

当社グループは広島県及び近隣3県(岡山県、山口県、愛媛県)を地元と位置付け、主要な営業基盤としていることから、これら地域経済の動向が当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑦自然災害・感染症の発生によるリスク

当社グループは国内に営業拠点を有しており、各拠点において、豪雨災害をはじめとした自然災害や感染症等に係る想定をはるかに超える状況が発生し、当社グループの役職員、店舗等の設備及び取引先が被害を受けた場合、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑧持株会社のリスク

当社は銀行持株会社であるため、その収入の大部分を傘下の銀行子会社から受領する配当金等に依存しております。一定の状況下で、様々な規制上又は契約上の制限により、その金額が制限される場合があります。また、銀行子会社が十分な利益を計上することができず、当社に対して配当等を支払えない状況が生じた場合には、当社株主に対する配当の支払いが不可能となる可能性があります。

 

5 【経営上の重要な契約等】

該当ありません。

 

2 【主要な設備の状況】

当連結会計年度末における主要な設備の状況は次のとおりであります。

なお、銀行業以外の事業については、記載すべき重要な設備はありません。

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

 

会社名

店舗名
その他

所在地

セグメントの名称

設備
の内容

土地

建物

動産

リース
資産

合計

従業
員数
(人)

面積
(㎡)

帳簿価額(百万円)

連結子会社

株式会社広島銀行

本店

広島市中区

銀行業

本店

4,452

19,059

19,380

1,537

27

40,005

1,125

八丁堀支店
ほか114店

広島県

銀行業

店舗

73,705

(13,017)

16,869

4,115

1,815

387

23,187

1,412

松江支店

島根県

銀行業

店舗

495

339

35

7

383

7

岡山支店
ほか9店

岡山県

銀行業

店舗

9,197

(3,591)

3,500

596

136

2

4,235

128

岩国支店
ほか5店

山口県

銀行業

店舗

3,523

1,968

366

72

5

2,412

91

松山支店
ほか5店

愛媛県

銀行業

店舗

5,446

1,848

200

47

2,095

88

福岡支店
ほか1店

福岡県

銀行業

店舗

621

972

39

10

1

1,024

24

神戸支店
ほか1店

兵庫県

銀行業

店舗

1,211

1,389

65

7

1

1,463

21

大阪支店

大阪府

銀行業

店舗

563

498

42

13

3

557

12

名古屋支店

愛知県

銀行業

店舗

933

646

37

12

3

699

8

東京支店

東京都

銀行業

店舗

93

11

104

16

社宅・寮

広島市中区
ほか25ヵ所

銀行業

社宅・寮

16,061

2,266

497

0

2,764

ゲネシス

広島市西区

銀行業

事務
センター

8,300

(3,727)

1,624

3,205

1,117

5,946

ひろぎん中央

ビルディング

広島市中区

銀行業

事務
センター

1,082

528

1,289

107

1,925

その他の

施設

広島市中区
ほか

銀行業

その他

32,419

4,437

2,124

10,258

3

16,823

 

(注) 1. 土地の面積欄の( )内は、借地の面積(内書き)であり、その年間賃借料は建物も含め141百万円であります。

2. 動産は、事務機械2,106百万円、その他13,048百万円であります。

3. 海外駐在員事務所4ヵ所、店舗外現金自動設備289ヵ所は上記に含めて記載しております。

4. 上記の他、リース契約による主な賃借設備は次のとおりであります。

 

会社名

店舗名その他

所在地

セグメント

の名称

設備の内容

従業員数
(人)

年間リース料
(百万円)

連結子会社

株式会社
広島銀行

本店他

広島市中区他

銀行業

車輌

173

 

 

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

1,000,000,000

1,000,000,000

 

 

① 【ストックオプション制度の内容】

当社は、2020年10月1日に株式会社広島銀行(以下、「広島銀行」という。)の単独株式移転の方法により持株会社(完全親会社)として設立されました。

これに伴い、広島銀行が発行していた新株予約権は、2020年10月1日をもって消滅し、同日当該新株予約権の新株予約権者に対してこれに代わる当社の新株予約権を交付いたしました。

当社が交付した新株予約権の内容は以下のとおりです。

決議年月日

2020年5月12日 広島銀行取締役会

付与対象者の区分及び人数

 広島銀行
取締役1名

 広島銀行
取締役1名

 広島銀行
取締役1名

 広島銀行
取締役1名

新株予約権の数(注)2

316個

335個

762個

453個

新株予約権の目的となる株式の

種類、内容及び数(注)3

普通株式
15,800株

普通株式
16,750株

普通株式
38,100株

普通株式
22,650株

新株予約権の行使時の払込金額

1株当たり1円

新株予約権の行使期間

2020年10月1日
~2040年7月28日

2020年10月1日
~2041年7月27日

2020年10月1日
~2042年7月27日

2020年10月1日
~2043年7月25日

新株予約権の行使により株式を

発行する場合の株式の発行価格

及び資本組入額

発行価格  653円
資本組入額 327円

発行価格  645円
資本組入額 323円

発行価格  447円
資本組入額 224円

発行価格  821円
資本組入額 411円

新株予約権の行使の条件

(注)4

新株予約権の譲渡に関する事項

譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の承認を要するものとする。

組織再編行為に伴う新株予約権の

交付に関する事項

(注)5

 

 

決議年月日

2020年5月12日 広島銀行取締役会

付与対象者の区分及び人数

 広島銀行
取締役1名

 広島銀行
取締役1名

 広島銀行
取締役2名

新株予約権の数(注)2

513個

360個

690個

新株予約権の目的となる株式の

種類、内容及び数(注)3

普通株式
25,650株

普通株式
18,000株

普通株式
34,500株

新株予約権の行使時の払込金額

1株当たり1円

新株予約権の行使期間

2020年10月1日
~2044年7月30日

2020年10月1日
~2045年7月31日

2020年10月1日
~2046年7月29日

新株予約権の行使により株式を

発行する場合の株式の発行価格

及び資本組入額

発行価格  915円
資本組入額 458円

発行価格 1,347円
資本組入額 674円

発行価格  655円
資本組入額 328円

新株予約権の行使の条件

(注)4

新株予約権の譲渡に関する事項

譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の承認を要するものとする。

組織再編行為に伴う新株予約権の

交付に関する事項

(注)5

 

(注) 1.当事業年度の末日(2023年3月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(2023年5月31日)において、これらの事項に変更はありません。

2.新株予約権1個につき目的となる株式数 50株

3.新株予約権の目的となる株式の数

当社が当社普通株式の株式分割又は株式併合を行う場合、次の算式により付与株式数を調整するものとする。

調整後付与株式数=調整前付与株式数×分割・併合の比率

また、当社が合併、会社分割、株式交換又は株式移転(以上を総称して以下、「合併等」という。)を行う場合、株式の無償割当を行う場合、その他上記の付与株式数の調整を必要とする場合には、合併等、株式の無償割当の条件等を勘案のうえ、合理的な範囲内で付与株式数を調整することができる。ただし、以上までの調整により生じる1株未満の端数は切り捨てるものとする。

4.新株予約権の行使の条件

①新株予約権者は、当社又は広島銀行の取締役のいずれの地位をも喪失した日の翌日以降10日間に限り、新株予約権を行使することができる。

②以下の事由に該当する場合には、新株予約権者は、新株予約権を行使できないものとする。

イ.新株予約権者が、当社又は広島銀行の取締役を解任された場合
ロ.新株予約権者が、会社法第331条第1項第3号又は第4号に該当した場合

ハ.新株予約権者が、当社と新株予約権者との間で締結する新株予約権割当契約に違反した場合、又は、当社との間の信頼関係を著しく損なう行為を行ったと当社の取締役会が認めた場合

ニ.新株予約権者が、書面により新株予約権の全部又は一部を放棄する旨を申し出た場合

③新株予約権者が、新株予約権を行使する場合は、保有する全ての新株予約権を一度に行使するものとする。

④新株予約権者が死亡した場合は、相続人がこれを行使できるものとする。かかる相続人による新株予約権の行使の条件は、下記⑤の契約に定めるところによる。

⑤その他の条件については、取締役会決議に基づき、当社と新株予約権者との間で締結する新株予約権割当契約に定めるところによる。

5.組織再編行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割、新設分割、株式交換又は株式移転(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)をする場合において、組織再編行為の効力発生の時点において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)の新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとする。この場合において、残存新株予約権は消滅し、再編対象会社の新株予約権を新たに発行するものとする。ただし、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限るものとする。

イ.交付する再編対象会社の新株予約権の数

組織再編行為の効力発生の時点において、新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとする。

ロ.新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

再編対象会社の普通株式とする。

ハ.新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

組織再編行為の条件等を勘案のうえ、目的である株式数につき、合理的な調整がなされた数とする。ただし、調整により生じる1株未満の端数は切り捨てる。

ニ.新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、組織再編行為の条件等を勘案のうえ、調整した再編後の行使価額に新株予約権の目的である株式の数を乗じて得られる金額とする。

ホ.新株予約権を行使することができる期間

前記「新株予約権の行使期間」に定める新株予約権を行使することができる期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、前記「新株予約権の行使期間」に定める期間の満了日までとする。

ヘ.譲渡による新株予約権の取得の制限

譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとする。

ト.新株予約権の行使の条件

前記「新株予約権の行使の条件」に準じて決定する。

 

② 【ライツプランの内容】

該当ありません。

 

(5) 【所有者別状況】

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

2

51

38

2,011

218

97

100,815

103,232

所有株式数
(単元)

43

1,119,426

80,996

859,728

413,602

194

646,578

3,120,567

314,221

所有株式数
の割合(%)

0.00

35.87

2.60

27.55

13.25

0.01

20.72

100.00

 

(注) 1. 自己株式3,748株は、「個人その他」に37単元、「単元未満株式の状況」に48株含まれております。

2. 役員報酬BIP信託が保有する当社株式は、「金融機関」の欄に15,459単元、「単元未満株式の状況」に27株含まれております。

3. 「その他の法人」の欄には、株式会社証券保管振替機構名義の株式が、10単元含まれております。

 

(6) 【大株主の状況】

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式
(自己株式を
除く。)の
総数に対する
所有株式数
の割合(%)

日本マスタートラスト信託銀行
株式会社(信託口)

東京都港区浜松町二丁目11番3号

34,456

11.03

株式会社日本カストディ銀行
(信託口) 

東京都中央区晴海一丁目8番12号

18,630

5.96

明治安田生命保険相互会社

東京都千代田区丸の内二丁目1番1号

9,504

3.04

損害保険ジャパン株式会社

東京都新宿区西新宿一丁目26番1号

7,500

2.40

シーピー化成株式会社

岡山県井原市東江原町1516番地

7,463

2.38

住友生命保険相互会社

東京都中央区八重洲二丁目2番1号

6,038

1.93

ひろぎんホールディングス従業員持株会

広島県広島市中区紙屋町一丁目3番8号

5,920

1.89

株式会社福岡銀行

福岡県福岡市中央区天神二丁目13番1号

5,500

1.76

日本生命保険相互会社

東京都千代田区丸の内一丁目6番6号

4,833

1.54

JP MORGAN CHASE BANK 385781

25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM

3,965

1.26

103,814

33.23

 

(注) 上記の信託銀行所有株式数のうち、当該銀行の信託業務に係る株式数は、次のとおりです。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

34,456千株

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

18,630千株

 

 

 

① 【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

現金預け金

2,577,627

2,188,107

 

コールローン及び買入手形

5,899

34,784

 

買入金銭債権

8,000

8,682

 

特定取引資産

7,577

10,598

 

金銭の信託

42,415

40,200

 

有価証券

※1,※2,※4,※10 1,668,228

※1,※2,※4,※10 1,580,832

 

貸出金

※2,※3,※4,※6 6,901,858

※2,※3,※4,※6 7,224,123

 

外国為替

※2,※3,※4 11,468

※2,※3,※4 11,579

 

リース債権及びリース投資資産

63,275

66,358

 

その他資産

※2,※4 137,159

※2,※4 133,877

 

有形固定資産

※7,※8,※9 107,359

※7,※8,※9 107,570

 

 

建物

31,941

32,121

 

 

土地

54,822

54,745

 

 

リース資産

1,938

1,904

 

 

建設仮勘定

1,122

1,289

 

 

その他の有形固定資産

17,534

17,508

 

無形固定資産

9,025

10,835

 

 

ソフトウエア

6,160

7,836

 

 

のれん

567

426

 

 

その他の無形固定資産

2,297

2,572

 

退職給付に係る資産

58,164

74,580

 

繰延税金資産

6,060

2,473

 

支払承諾見返

※2 38,859

※2 40,795

 

貸倒引当金

39,070

39,372

 

資産の部合計

11,603,909

11,496,027

負債の部

 

 

 

預金

※4 8,729,837

※4 8,925,494

 

譲渡性預金

338,041

326,762

 

コールマネー及び売渡手形

50,000

 

売現先勘定

※4 229,457

※4 130,533

 

債券貸借取引受入担保金

※4 448,183

※4 402,712

 

特定取引負債

4,848

7,996

 

借用金

※4 1,201,839

※4 1,013,860

 

外国為替

2,714

2,377

 

信託勘定借

51

51

 

その他負債

97,409

81,212

 

退職給付に係る負債

697

709

 

役員退職慰労引当金

130

144

 

睡眠預金払戻損失引当金

1,110

437

 

ポイント引当金

150

176

 

株式給付引当金

799

914

 

固定資産解体費用引当金

307

 

特別法上の引当金

28

28

 

再評価に係る繰延税金負債

※7 13,241

※7 13,215

 

支払承諾

38,859

40,795

 

負債の部合計

11,107,708

10,997,422

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

純資産の部

 

 

 

資本金

60,000

60,000

 

資本剰余金

25,209

25,209

 

利益剰余金

377,217

381,782

 

自己株式

1,237

1,071

 

株主資本合計

461,189

465,920

 

その他有価証券評価差額金

1,367

8,502

 

繰延ヘッジ損益

908

3,490

 

土地再評価差額金

※7 26,993

※7 26,971

 

退職給付に係る調整累計額

5,476

10,461

 

その他の包括利益累計額合計

34,745

32,421

 

新株予約権

126

126

 

非支配株主持分

138

135

 

純資産の部合計

496,200

498,604

負債及び純資産の部合計

11,603,909

11,496,027

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

経常収益

146,085

160,234

 

資金運用収益

73,499

87,112

 

 

貸出金利息

57,061

67,563

 

 

有価証券利息配当金

11,959

15,586

 

 

コールローン利息及び買入手形利息

24

163

 

 

預け金利息

2,067

2,264

 

 

その他の受入利息

2,387

1,534

 

信託報酬

178

142

 

役務取引等収益

33,624

33,262

 

特定取引収益

4,305

3,288

 

その他業務収益

28,018

30,960

 

その他経常収益

6,459

5,468

 

 

償却債権取立益

1

1,439

 

 

その他の経常収益

6,458

4,029

経常費用

119,015

141,454

 

資金調達費用

3,963

20,835

 

 

預金利息

837

1,765

 

 

譲渡性預金利息

40

37

 

 

コールマネー利息及び売渡手形利息

10

71

 

 

売現先利息

317

6,953

 

 

債券貸借取引支払利息

69

405

 

 

借用金利息

466

320

 

 

その他の支払利息

2,241

11,422

 

役務取引等費用

12,686

12,590

 

その他業務費用

30,957

41,969

 

営業経費

※1 58,031

※1 58,064

 

その他経常費用

13,376

7,994

 

 

貸倒引当金繰入額

11,251

1,923

 

 

その他の経常費用

※2 2,125

※2 6,070

経常利益

27,070

18,780

特別利益

8,357

39

 

固定資産処分益

1,321

26

 

金融商品取引責任準備金取崩額

0

0

 

固定資産解体費用引当金戻入益

12

 

退職給付信託返還益

7,035

特別損失

2,501

564

 

固定資産処分損

229

335

 

減損損失

2,272

228

税金等調整前当期純利益

32,926

18,255

法人税、住民税及び事業税

8,296

1,160

法人税等調整額

1,687

4,556

法人税等合計

9,984

5,717

当期純利益

22,942

12,538

非支配株主に帰属する当期純利益

36

29

親会社株主に帰属する当期純利益

22,906

12,508

 

1.報告セグメントの概要

 社グループは、株式会社広島銀行において展開している「銀行業」とひろぎんリース株式会社において展開している「リース業」の2つを報告セグメントとしております。

 「銀行業」では、預金業務、貸出業務、有価証券投資業務及び為替業務等を行っております。「リース業」は、リース業務等を行っております。

 

① 【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

※1 6,765

※1 8,086

 

 

未収還付法人税等

1,594

3,167

 

 

その他

66

94

 

 

流動資産合計

8,425

11,347

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

工具、器具及び備品

4

4

 

 

 

建設仮勘定

0

 

 

 

有形固定資産合計

4

4

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

13

11

 

 

 

無形固定資産合計

13

11

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

関係会社株式

440,494

445,579

 

 

 

繰延税金資産

37

55

 

 

 

その他

9

 

 

 

投資その他の資産合計

440,532

445,644

 

 

固定資産合計

440,550

445,660

 

資産の部合計

448,976

457,008

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

未払費用

63

※2 70

 

 

未払金

16

42

 

 

未払法人税等

31

29

 

 

未払消費税等

1

40

 

 

預り金

3

6

 

 

その他

547

425

 

 

流動負債合計

664

613

 

固定負債

 

 

 

 

株式給付引当金

40

95

 

 

固定負債合計

40

95

 

負債の部合計

705

709

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

60,000

60,000

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

15,000

15,000

 

 

 

その他資本剰余金

364,237

364,237

 

 

 

資本剰余金合計

379,237

379,237

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

繰越利益剰余金

10,144

18,006

 

 

 

利益剰余金合計

10,144

18,006

 

 

自己株式

1,237

1,071

 

 

株主資本合計

448,144

456,171

 

新株予約権

126

126

 

純資産の部合計

448,270

456,298

負債及び純資産の部合計

448,976

457,008

 

② 【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

営業収益

 

 

 

関係会社受取配当金

※1 8,160

※1 15,832

 

関係会社受入手数料

※1 1,743

※1 2,004

 

営業収益合計

9,903

17,837

営業費用

 

 

 

販売費及び一般管理費

※2,※3 1,626

※2,※3 1,965

 

営業費用合計

1,626

1,965

営業利益

8,276

15,871

営業外収益

 

 

 

受取利息

0

0

 

雑収入

10

30

 

営業外収益合計

10

30

営業外費用

 

 

 

雑損失

0

 

営業外費用合計

0

経常利益

8,287

15,902

税引前当期純利益

8,287

15,902

法人税、住民税及び事業税

101

92

法人税等調整額

20

18

法人税等合計

81

74

当期純利益

8,205

15,827