株式会社ネットプロテクションズホールディングス

Net Protections Holdings, Inc.
千代田区麹町四丁目2番地6
証券コード:73830
業界:情報・通信業
有価証券報告書の提出日:2023年6月30日

(1)連結経営指標等

回次

国際会計基準

第2期

第3期

第4期

第5期

決算年月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

営業収益

(百万円)

15,183

18,106

18,665

19,330

税引前利益又は税引前損失(△)

(百万円)

763

873

630

527

親会社の所有者に帰属する当期利益又は当期損失(△)

(百万円)

612

574

235

443

親会社の所有者に帰属する当期包括利益

(百万円)

612

574

270

409

親会社の所有者に帰属する持分

(百万円)

5,440

10,509

18,642

18,369

総資産額

(百万円)

40,793

44,920

53,037

55,404

1株当たり親会社所有者帰属持分

(円)

69.20

99.78

192.56

188.11

基本的1株当たり当期利益又は当期損失(△)

(円)

7.79

7.26

2.62

4.59

希薄化後1株当たり当期利益又は当期損失(△)

(円)

7.79

6.68

2.55

4.59

親会社所有者帰属持分比率

(%)

13.34

23.40

35.15

33.16

親会社所有者帰属持分当期利益率

(%)

10.67

7.21

1.26

2.40

株価収益率

(倍)

270.61

営業活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

778

6,349

951

2,629

投資活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

1,076

894

767

1,765

財務活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

137

1,893

3,625

2,841

現金及び現金同等物の期末残高

(百万円)

4,737

8,304

12,119

10,564

従業員数

(人)

158

190

221

291

(外、平均臨時雇用者数)

91

97

107

127

(注)1.上記指標は、国際会計基準(以下「IFRS」という。)により作成しています。

2.第2期及び第3期の株価収益率については、当社株式は非上場であるため記載していません。

3.第5期の株価収益率については、親会社の所有者に帰属する当期損失であるため記載していません。

4.第2期以降のIFRSに基づく連結財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、EY新日本有限責任監査法人により監査を受けています。

5.臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、契約社員を含む。)は、年間の平均人員を( )内に外数で記載しています。

6.2021年9月30日付で普通株式1株につき、1,000株の割合で株式分割を行っていますが、第2期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり親会社所有者帰属持分、基本的1株当たり当期利益又は当期損失及び希薄化後1株当たり当期利益又は当期損失を算出しています。

7.当社は、2021年12月15日に東京証券取引所市場第一部に上場したため、第4期の希薄化後1株当たり当期利益は、新規上場日から第4期の末日までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しています。

8.企業内容等の開示に関する内閣府令 第三号様式 記載上の注意(5)主要な経営指標等の推移のbの規定に基づき、第2期から第5期について記載しています。

 

(参考情報)

 「第1 企業の概況(はじめに)」に記載の通り、当社は2018年7月2日に単独株式移転により、持株会社として設立され、株式会社ネットプロテクションズを完全子会社とし、現在に至っています。

 参考として、IFRSに基づいて作成された2019年3月期に係る当社連結経営指標等は、以下の通りです。

 

当社連結経営指標等

回次

国際会計基準

第1期

決算年月

2019年3月

営業収益

(百万円)

13,790

税引前利益

(百万円)

406

親会社の所有者に帰属する当期利益

(百万円)

226

親会社の所有者に帰属する当期包括利益

(百万円)

226

親会社の所有者に帰属する持分

(百万円)

6,043

総資産額

(百万円)

37,803

1株当たり親会社所有者帰属持分

(円)

76,853.61

基本的1株当たり当期利益

(円)

2,880.04

希薄化後1株当たり当期利益

(円)

2,880.04

親会社所有者帰属持分比率

(%)

16.03

親会社所有者帰属持分当期利益率

(%)

3.78

株価収益率

(倍)

営業活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

219

投資活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

△1,281

財務活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

2,940

現金及び現金同等物の期末残高

(百万円)

4,907

従業員数

(人)

129

(外、平均臨時雇用者数)

(127)

 (注)1.上記指標は、IFRSにより作成しています。

2.株価収益率については、当社株式は非上場であるため記載していません。

3.上記の数値については、EY新日本有限責任監査法人による金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けていません。

4.臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、契約社員を含む。)は、年間の平均人員を( )内に外数で記載しています。

5.2021年9月30日付で普通株式1株につき、1,000株の割合で株式分割を行っており、1株当たり当期利益については、当該株式分割前の額を記載しています。なお、当該株式分割を考慮した場合、1株当たり親会社所有者帰属持分は76.85円、基本的1株当たり当期利益は2.88円、希薄化後1株当たり当期利益は2.88円になります。

6.当社は、2018年7月2日に株式会社ネットプロテクションズを株式移転完全子会社とする単独株式移転により株式移転完全親会社として設立されましたが、株式移転前後で当社グループ全体の実態に変わりはないため、第1期の連結損益計算書については、株式会社ネットプロテクションズの2018年4月1日から2018年7月1日までの損益及びキャッシュ・フローを取り込み作成しています。なお各数値については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けていません。

(2)提出会社の経営指標等

回次

日本基準

第1期

第2期

第3期

第4期

第5期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

51

204

180

180

659

経常利益又は経常損失(△)

(百万円)

19

139

50

371

366

当期純利益又は当期純損失(△)

(百万円)

19

139

50

345

402

資本金

(百万円)

100

100

100

4,095

4,113

発行済株式総数

(株)

 

 

 

 

 

普通株式

78,630

78,630

85,285

96,447,000

96,825,287

A種優先株式

2,000,000

純資産額

(百万円)

4,807

4,667

11,107

16,555

16,994

総資産額

(百万円)

4,891

4,909

11,190

16,636

17,166

1株当たり純資産額

(円)

60,044.66

58.26

106.79

171.63

175.49

1株当たり配当額

(円)

(うち1株当たり中間配当額)

-)

-)

-)

-)

-)

1株当たり当期純利益又は当期純損失(△)

(円)

250.57

1.78

0.64

3.84

4.16

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

4.08

自己資本比率

(%)

96.52

93.31

98.49

99.50

98.98

自己資本利益率

(%)

2.37

株価収益率

(倍)

127.73

配当性向

(%)

従業員数

(人)

5

5

7

6

13

(外、平均臨時雇用者数)

-)

-)

-)

-)

-)

株主総利回り

(%)

75.0

(比較指標:TOPIX)

(%)

-)

-)

-)

-)

102.9

最高株価

(円)

1,600

910

最低株価

(円)

506

355

(注)1.1株当たり配当額及び配当性向については、配当を実施していないため記載していません。

2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの第1期から第3期は当社株式が非上場であり、期中平均株価が把握できないため、また、第1期から第4期は1株当たり当期純損失であるため記載していません。

3.自己資本利益率については、第1期から第4期は当期純損失が計上されているため、また第1期は当社の設立が2018年7月2日であり前期末の自己資本額が存在しないため、記載を省略しています。

4.株価収益率については、第1期から第3期は当社株式が非上場であるため、第1期から第4期は当期純損失が計上されているため記載していません。

5.当社は2018年7月2日設立のため、第1期は2018年7月2日から2019年3月31日までの8か月30日間となっています。

6.第2期以降の財務諸表については、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に基づき作成しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、EY新日本有限責任監査法人の監査を受けています。なお、第1期の財務諸表については、「会社計算規則」(平成18年法務省令第13号)の規定に基づき算出した各数値を記載しています。また、当該各数値については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けていません。

7.当社は、2021年7月26日開催の取締役会において、A種優先株式の全てにつき、定款に定める取得条項に基づき取得することを決議し、2021年8月2日付で自己株式として取得しています。また、当社が取得したA種優先株式は、2021年8月2日付で会社法第178条に基づき全て消却しています。

8.2021年9月30日付で普通株式1株につき、1,000株の割合で株式分割を行っていますが、第2期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純損失を算出しています。

9.2021年12月15日付をもって東京証券取引所市場第一部に株式を上場しましたので、第1期から第4期の株主総利回り及び比較指標については記載していません。第5期の株主総利回り及び比較指標は、第4期末を基準として算定しています。

10.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所市場第一部におけるものです。

なお、2021年12月15日付をもって同取引所に株式を上場しましたので、それ以前の株価については記載していません。

 

2【沿革】

 当社グループは、2000年1月28日にEC(電子商取引)における新しい標準を創造することを目的に設立された株式会社ネットプロテクションズ(旧ネットプロテクションズ)を前身とし、2015年11月に設立された株式会社AP53(現ネットプロテクションズ)が、2016年7月に旧ネットプロテクションズを子会社化後、2018年5月1日に旧ネットプロテクションズを吸収合併する形で、その事業を承継しています。その後、2018年7月2日に現ネットプロテクションズを完全子会社とした株式移転により、当社が設立されています。そこで、以下では旧ネットプロテクションズの設立から、現在に至るまでの当社グループの沿革を記載しています。

2000年1月

ECに新しい標準を創造することを目的として、株式会社ネットプロテクションズ(旧ネットプロテクションズ)を設立

2002年3月

BtoCの通販事業者向けのBNPL決済サービスとして、「NP後払い」サービスの提供開始

2002年10月

2005年4月

2006年8月

2007年6月

2007年11月

 

2011年4月

2013年9月

2015年7月

2015年11月

2016年7月

2016年8月

2017年4月

2017年6月

2018年3月

2018年5月

 

 

 

2018年7月

 

2018年8月

2018年10月

2019年3月

 

 

2021年2月

2021年5月

 

2021年6月

 

通販事業者向けクレジットカード決済として、「NPカード」サービスの提供開始

財団法人日本情報処理開発協会よりプライバシーマークの使用許可を受ける

注文情報の登録を自動化する「NPコネクトライト」サービスの提供開始

注文情報及び配送伝票番号の登録を自動化する「NPコネクトプロ」サービスの提供開始

商品と別送であった請求書を商品に同封することを可能とした「NP後払いwiz」サービスの提供開始

BtoB取引向けBNPL決済サービスとして、「NP掛け払い」サービスの提供開始

ポイントプログラムの提供開始

BtoCのサービス向けBNPL決済サービスとして「NP後払いair」サービスの提供開始

株式会社AP53の設立

株式会社AP53が、旧ネットプロテクションズを子会社化

株式会社AP53が、株式会社NPホールディングス(旧NPホールディングス①)に商号変更

「NP掛け払い」累計購入企業数が100万社を突破

BtoC向けの会員制BNPL決済サービス「atone」サービスの提供開始

初の海外事業所となる台湾オフィス(日商恩沛股份有限公司)を設立

旧NPホールディングス①が、旧ネットプロテクションズを吸収合併し、株式会社ネットプロテクションズ(現ネットプロテクションズ)に商号変更

関西エリアにおける営業と既存加盟店サポートの強化のため、京都府に関西オフィスを設立

「atone」における実店舗向けQRコード決済を提供開始

現ネットプロテクションズを完全子会社とする株式移転により、当社、株式会社NPホールディングス(旧NPホールディングス②)が設立

BtoC台湾向けBNPL決済「AFTEE」サービス提供開始

旧NPホールディングス②が、株式会社ネットプロテクションズホールディングスに商号変更

情報セキュリティにおける国際標準規格「ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)」の認証を取得

九州エリアにおける営業と既存加盟店サポートの強化のため、福岡オフィスを設立

株式会社ジェーシービーを引受先とする第三者割当増資を実施

台湾における現地法人化に伴う営業強化を目的に、株式会社ネットプロテクションズの子会社として、台湾に恩沛科技股份有限公司(NP Taiwan, Inc.)を設立

株式会社ネットプロテクションズより恩沛科技股份有限公司(NP Taiwan, Inc.)に対して、BtoC台湾向けBNPL決済「AFTEE」事業を譲渡

シンガポール投資運用会社Pavilion Capitalが運営する投資ファンドを引受先とする第三者割当増資を実施

2021年10月

 

2021年12月

2022年4月

 

 

 

2023年1月

2023年5月

香港投資運用会社MY.Alpha Managementが運営する投資ファンドを引受先とする第三者割当増資を実施

東京証券取引所市場第一部に株式を上場

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

ベトナムにおける事業開始準備のため、株式会社ネットプロテクションズの子会社として、ベトナムにCông ty TNHH Net Protections Vietnam(Net Protections Vietnam Co., Ltd.)を設立

北海道エリアにおける営業強化のため、北海道オフィス設立

中国・四国エリアにおける関西エリアにおける営業と既存加盟店サポートの強化のため、四国サテライトオフィス設立

 

3【事業の内容】

 

 当社グループは純粋持株会社である当社(株式会社ネットプロテクションズホールディングス)、連結子会社3社(株式会社ネットプロテクションズ、恩沛科技股份有限公司(NP Taiwan, Inc.)、Công ty TNHH Net Protections Vietnam(Net Protections Vietnam Co., Ltd.))の計4社で構成されています。

 

 「第1 企業の概況(はじめに)」に記載の通り、当社グループは2000年1月に設立した旧ネットプロテクションズ(旧商号:株式会社ネットプロテクションズ)が2002年より開始したBNPL(Buy Now Pay Later:後払い)決済サービスを提供する決済ソリューション事業を単一の報告セグメントとしています。2023年3月31日時点において、当社グループの主な事業内容とグループを構成している主要各社の位置づけは以下の通りです。

 

 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

 

セグメントの名称

主要な事業内容

地域

会社名

決済ソリューション事業

BtoC取引向けサービス

「NP後払い」「atone」

日本

株式会社ネットプロテクションズ

BtoC取引向けサービス

「AFTEE」

台湾

NP Taiwan, Inc.

ベトナム

Net Protections Vietnam Co., Ltd.

BtoB取引向けサービス

「NP掛け払い」

日本

株式会社ネットプロテクションズ

 

<決済ソリューション事業>

 2002年より日本で初めての信用リスク保証型のBNPL決済サービスを提供しています。その特徴は、顧客が一連の決済関連業務をワンストップでアウトソースできることにあります。決済関連業務には与信審査、請求書発行、入金確認/消込、督促/回収、貸倒れ対応があり、それぞれの業務に専門事業者が存在しますが、当社グループが提供するサービスはこれら全ての機能を包含しています。また、BNPL決済サービスの総合プロバイダーとして、個人、法人、EC、対面販売など取引形態を問わずBNPL決済サービスをご利用いただけるよう、当社グループでは複数サービスを提供しています。これらのサービスの概要は以下の通りです。

 

 

[各サービスに共通するスキーム]

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主体

当社グループの提供するサービスの仕組み及び各取引主体の享受するメリット

買い手

(購入者・購入企業)

 購入商品の到着・サービスの提供を受けた後、当社グループから発送される請求書を用い、コンビニエンスストア・銀行・郵便局・LINE Pay・口座振替等様々な手段で支払えます。商品着荷・受取及びサービス享受後に支払いを行うため、商品が届かない、破損している等の商品トラブルを避けることができます。

売り手

(加盟店)

 出荷・役務などの提供後、当社グループより売買代金から手数料を控除した額を受け取ります。これにより、買い手(購入者・購入企業)に対する信用リスクを負うことなく確実に代金を回収できます。当社グループの提供するサービスの導入に伴い、決済手段としてBNPL決済サービスを希望する買い手(購入者・購入企業)からの新規注文及び新規顧客の増加が期待できます。なお、一部の取引については、買い手(購入者・購入企業)が当社グループに支払いを行う前に、当社グループより売り手に立替払いを行うことで、売り手における販売代金の早期回収にも寄与しています。

当社グループ

 出荷・役務提供等の取引成立を条件に購入者の信用を確認の上で、売買代金を売り手(加盟店)に支払うことで債権を買い取り、その後買い手より代金を回収します。債権の額面に対し所定の手数料率を掛けて算出される取引手数料及び請求書発行手数料等を売り手(加盟店)から受領し、営業収益として計上します。

 

[サービスごとの概要]

 

サービス名称

サービス概要

BtoC取引向けサービス

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[エヌピー後払い]

 BtoC取引のECを対象にしたBNPL決済サービスです。

 クレジットカード情報のような固有の番号や、事前の会員登録が不要で、氏名・住所・電話番号等といった商品配送に必要な基本的な情報のみでBNPL決済サービスを利用できます。請求は取引の都度行われます。

 ①クレジットカード情報の漏洩、不正利用の防止、②請求書に伴う都度支払いによる使い過ぎの防止、③クレジットカード情報の入力を不要とすることによる決済手続きの手間の解消などを理由に「NP後払い」が支持され、決済手段として選択されています。

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[アトネ]

 BtoC取引を対象にスマートフォンを活用した会員制のBNPL決済サービスです。

 購入者が自身の保有するスマートフォン等で無料の会員登録をすることで、EC及び実店舗にてキャッシュレスでの売買(BNPL決済)が可能になります。請求は月締めで、翌月にまとめて支払うことが可能です。また、利用額に応じたポイントを付与しており、atoneでの次回の買い物の値引きに利用できます。

 会員登録により購入者への信用判断が精緻化されるため、サービス・デジタルコンテンツといったこれまで「NP後払い」では取り扱ってこなかった非物販商材へのサービス提供が可能となっています。

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[アフティー]

 BtoC取引を対象にスマートフォンを活用したBNPL決済サービスで、2018年8月より台湾で展開しています。今後ベトナムでも提供開始予定です。「NP後払い」と「atone」から得られたノウハウをもとにローカライズした通販向けのBNPL決済サービスです。

BtoB取引向けサービス

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[エヌピー掛け払い]

 企業間取引における少額債権を主対象とした掛け払い決済です。

 事前手続き不要で末締め翌月末払いといった企業間の商習慣に合わせた決済が可能になります。

 本サービスの導入により、売り手(加盟店)企業は与信、請求書発行、入金確認、督促といった請求関連業務をアウトソースすることができ、更に未回収リスクを低減できます。

 買い手(購入企業)にとっては、事前手続き不要で締め支払が可能になる上、ペーパーレスにも対応していることによりDX化推進に寄与します。

 近年の少子化の進展による労働力人口の減少、働き方改革・テレワーク普及等によるDX化・業務効率化の必要性が増していることに加え、事業拡大に伴い決済業務の効率化が重視される傾向が高まり、決済サービス等のアウトソース活用ニーズは益々拡大するものと考えています。

 

<事業系統図>

 当社グループの事業の系統図は、以下の通りです。

 

0101010_007.png

 

 

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

主要な事業の内容

議決権の所有割合又は被所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

㈱ネットプロテクションズ

(注)2.

東京都

千代田区

100百万円

決済ソリューション事業

100

当社からの経営指導

経理業務等の業務委託

出向者受入

役員の兼任あり

 

恩沛科技股份有限公司

(NP Taiwan, Inc.)

(注)2.

 

台北市

台湾

529百万

台湾ドル

決済ソリューション事業

94.12

(94.12)

経理業務等の業務委託

出向者受入

役員の兼任あり

 

Công ty TNHH Net Protections Vietnam

(Net Protections Vietnam Co., Ltd.)

 

ベトナム

ホーチミン

24,000百万

ドン

決済ソリューション事業

100

(100)

経理業務等の業務委託

出向者受入

(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しています。

2.特定子会社に該当しています。

3.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数です。

4.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

5.株式会社ネットプロテクションズについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上収益に占める割合が10%を超えています。しかし、当該子会社の売上高(セグメント間の内部売上高又は振替高を含む。)の連結売上収益に占める割合が90%を超えているため、主要な損益情報等の記載は省略しています。

 

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

決済ソリューション事業

254

(104)

全社(共通)

37

(23)

合計

291

127

 (注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、契約社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しています。

2.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものです。

3.従業員数が当事業年度末までの1年間において、70人増加していますが、その主な理由は、営業体制の強化や専門人材の獲得を目的として中途採用を強化したためです。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

2023年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

13

36.9

1.9

9,815,747

 

セグメントの名称

従業員数(人)

全社(共通)

13

合計

13

 (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)です。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。

3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものです。

4.臨時雇用者は存在しません。

 

(3)労働組合の状況

  当社グループには労働組合はありませんが、労使関係は円満に推移しているものと認識しています。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 ①提出会社

  提出会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)(以下、女性活躍推進法)及び 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)(以下、育児介護休業法)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しています。

 

②連結子会社

当事業年度

名称

管理職に占め

る女性労働者の割合(%)

男性労働者の育児休業取得率

(%)

労働者の男女の賃金の差異(%)

正社員

パート・有期社員

全労働者

株式会社ネットプロテクションズ

20.4

28.6

82

87

83

NP Taiwan, Inc.

-

-

-

-

-

Net Protections Vietnam Co., Ltd.

-

-

-

-

-

 

 

 (注)1.女性活躍推進法に基づき公表している株式会社ネットプロテクションズのみ記載しています。

2.管理職に占める女性労働者の割合について、管理職は等級がバンド3以上の者を指します。

3.男性労働者の育児休業取得率は育児介護休業法の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出しています。

4.労働者の男女の賃金の差異は女性活躍推進法に基づき算出しています。パート・有期社員については正社員の所定労働時間で換算した人員数をもとに平均年間賃金を算出しています。

5.労働者の男女の賃金の差異について、報酬体系は男女同一のものを適用しているため、差分は等級構成に起因するものです。

 

 

3【事業等のリスク】

 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項については、以下のようなものがあります。

 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えています。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性がある全てのリスクを網羅するものではありません。

 

(1)事業環境に関するリスク

① 経済環境、特にEC市場の成長鈍化リスク

当社グループの提供する決済サービスは、BtoC及びBtoBそれぞれにおける経済活動に付随するものです。従って、国内を中心とした経済活動が停滞する場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社サービスのうち特に「NP後払い」はECを対象としたサービスです。今後、EC関連法規の改正等によりEC市場の成長が鈍化した場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

② BNPL決済市場の成長鈍化リスク

当社グループの提供する決済サービスは「後払い」を強みとしたものであり、売り手である加盟店には販売代金の早期回収を、購入者には購入代金支払いタイミングの長期化を提供することで、商流の活性化を促していると認識しています。一方で決済手段には、従来の現金決済、プリペイド方式及びデビットカード等の消費者がすぐに取引プロセスを完了できる方法や、クレジットカード及びQRコード決済等の消費者が支払いを先延ばしにできる方法が存在し、BNPL決済は両方の方法での競争に直面し続けることになります。当社グループの提供するサービスは上述の通り、購入者は商品到着後、内容を確認してから代金を支払えるため、商品に係るトラブルを避けることができ、加盟店はその購入者ニーズを満たすことで新規注文及び追加注文等を期待でき売上拡大に寄与するとの観点から、購入者及び加盟店双方の利用者に付加価値のあるものであり、商品到着前に支払いを完了する必要がある他の決済サービス対比で十分競争力のあるものであると判断していますが、今後決済手段としてほかの方式が拡大することで当社対象市場が奪われるような事態になれば、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

③ BNPL決済市場における競争の激化

足許、世界的なBNPL決済サービスの拡大もあり、当社グループの提供するBNPL決済方式と類似のサービスを提供する事業者が増加しているものと認識しています。当社グループは当該市場にいち早く進出し、与信判断システムや決済オペレーションフロー等の独自の仕組みを構築することで、業界最高水準の与信通過率と最低水準の未払い率を実現しており、利便性と収益性を兼ね備えている点において、高い競争力を有していると認識しています。しかしながら今後、新規参入する他社との競争が激化し、手数料の減額や顧客離れが生ずる場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

④ 法規制強化の可能性

BNPL決済サービスの関係する法令には、「貸金業法」「資金決済法」「割賦販売法」「債権回収業に関する特別措置法」「弁護士法」「犯罪による収益の移転防止に関する法律」等がありますが、当社グループの現在のビジネスフローでは、いずれの法令における規制にも該当する事項はないことを、顧問弁護士及び(顧問弁護士を通じて)監督官庁に確認しています。しかしながら当社グループの提供するサービスは我が国では新しいとされる「フィンテック」ビジネスに該当すると考えられるため、今後これら法令の改正や法解釈の変更、あるいは新しい法令の制定により何らかの規制が加わる場合には、現行のままでのサービス提供が困難となる可能性があります。そうした場合は、オペレーションの変更やサービス内容の変更等により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑤ 「atone」事業に係るリスク

「atone」は、購入者が自身の保有するスマートフォン等で無料の会員登録をすることで、EC及び実店舗にてキャッシュレスでの売買(BNPL決済)を可能とするサービスですが、会員登録が必要である点で、「NP後払い」に比べ購入者の獲得のためのハードルが高くなります。また、デジタル商品の購入に利用可能な「atone」は、購入者が実際の住所を入力しない可能性が高くなるため、詐欺的な取引が発生する可能性が高まります。また、「atone」を利用する購入者はNP後払いに比べて若年層となる傾向があり、一般的に不払いのリスクが高まると共に、与信審査の精度が低くなる傾向があります。これらの要因により「atone」事業において予想以上の貸倒れが発生する場合や、詐欺的取引の未然防止が想定通りの結果とならない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑥ 自然災害等

当社グループでは、自然災害及び事故等に備え、サービスの定期的バックアップ、稼働状況の常時監視等によりトラブルの事前防止又は回避に努めていますが、大地震、台風等の自然災害及び事故、火災等により、開発・運用業務の停止、設備の損壊や電力供給の制限、混乱等の不測の事態が発生した場合には、当社グループによるサービス提供の継続が困難となる可能性があり、ひいては当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(2)提供サービスに係るリスク

① 貸倒れ及び詐欺的取引発生リスク

当社グループの提供するBNPL決済サービスは、商行為における売り手(加盟店)に対して購入代金支払いを行い、購入者に対する債権を当社グループが買い取ることで成立しています。こうしたビジネスモデルから当社グループの提供するサービスを利用した商行為にかかる債権の貸倒れリスクを全て当社グループが負うと共に、詐欺的な取引が発生する可能性があるため、事業継続上高い個別与信判断能力が求められます。当社グループでは2002年より本ビジネスを展開し蓄積した情報を最大限活用し、全ての取引について商材の特性や購入者の情報等をベースに詐欺的取引目的でないか等を判断した上で与信判断を行い詐欺的取引の未然防止を図ると共に、未払い率をモニタリングすることにより事後的に速やかに検知の上対応できるように努めていますが、予想以上の貸倒れが発生する場合や、詐欺的取引の未然防止が想定通りの結果とならない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

② 加盟店獲得に係るリスク

「NP後払い」をはじめとする当社のBtoC向け取引サービスの成長は、当社の決済サービスを提供する加盟店の数を増やし、当社の決済サービスを利用した販売量を増加させることができるかどうかにかかっています。従って、加盟店獲得が想定通りの結果とならない場合や主要な加盟店との関係が悪化した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社のBtoB向け取引サービスである「NP掛け払い」の成長は、債権を管理する売り手(加盟店)の数の増加に依存していますが、加盟店獲得が想定通りの結果とならない場合や主要な加盟店との関係が悪化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

③ 海外展開におけるリスク

当社グループでは現在、台湾に恩沛科技股份有限公司(NP Taiwan, Inc.)を設立し台湾現地でのBNPL決済サービスを開始しています。現在のところオペレーションにおいて大きな問題は発生しておらず、今後の業容拡大に備えて外注先の活用も含めて対応する人員の拡充を計画していますが、用意が間に合わない場合や、用意できたとしてもオペレーション量に対して十分な育成が間に合わないような場合は、オペレーションが滞ったり、人為的なミスが発生したりすることで当社グループのレピュテーションが悪化し、ひいては当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

また、当社グループは2022年4月にベトナムに子会社法人Công ty TNHH Net Protections Vietnam(Net Protections Vietnam Co., Ltd.)を設立し、ベトナムにおける事業開始に向けて準備を進めています。

これらの海外展開先の経済情勢及び政治情勢の悪化、法律・規則、税制、外資規制等の差異及び変更、商慣習や文化の相違、自然災害や感染症の発生、為替変動等の可能性があり、これらの要因により事業の遂行及び推進が困難になる場合には、当社グループの経営戦略が変更となることに加え、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

なお、現状において台湾、ベトナム以外の具体的な展開予定国は決まっていません。

 

④ 郵送費、収納費等の原価上昇リスク

当社グループの提供するBNPL決済サービスでは、購入者に対する請求にあたって請求書の郵送を行ったり、購入者からの入金にあたって収納代行を利用したりするなど、債権の回収にあたって必要なサービスを利用しており、これらによって生じる原価費用があります。当社グループが購入者から債権を回収するにあたり必要とするサービスにつき、当社グループでは、当該サービスを提供する事業者と交渉を行う等原価上昇の抑制に努めていますが、当該サービス提供料が上昇する場合には、当社グループの事業において生じる原価費用が上昇し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

なお、昨今の人手不足等を背景として、コンビニエンスストア業界が収納代行サービスに係る手数料の値上げを予定しており、当社グループの事業において生じる原価が上昇する見込みです。これに対応するため、2022年9月より「NP後払い」「NP掛け払い」サービスにおける価格改定を予定しています。この結果、当社の収益性への影響は限定的と見込んでいますが、当該価格改定によって新規加盟店獲得もしくは当社取扱高への影響が生じる場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑤ 新規事業に係るリスク

当社グループにおける事業は主にBNPL決済サービスに焦点を当ててきましたが、これまでの各決済サービスにおける取引データの蓄積は、必ずしもBNPL決済サービスや一般的な決済サービスとは関係のない、新しいサービスを開発する機会につながり得ると考えています。現時点で追加のサービスを導入する予定はありませんが、新規のサービスは、当社グループの従来の専門分野とは異なる可能性があり、また、BNPL決済サービス市場における当社の知識や経験が、これらの新規サービスとは特に関連しない可能性があります。従って、当社グループはこれらの新規サービスが直面する可能性のある課題を予測することができない可能性があり、また、そのような課題に効率的に対処するための十分な能力を有していない可能性があります。

 

(3)情報システム及び情報管理に係るリスク

① システムトラブル

当社グループのBNPL決済サービスは、SaaS(Software as a Service)形式で提供しています。また、当社グループ内の与信判断システムは過去の蓄積データ等との照合において大部分がシステム化されています。当社グループでは、外部のデータセンター及びクラウドインフラにサーバーを配置し複数のサーバーを使用することによる分散化を図り、定期的にサーバーデータのバックアップを取得すると共に、現状のシステムの稼働状況について適時確認し、システムの冗長化により、不備等が発生しないよう万全の注意を払っています。障害が発生した場合に備え、社内マニュアルを整備の上、リアルタイムのシステムの稼働状況及びサーバーのログチェックを確認する体制を構築しています。しかしながら、自然災害又は事故・外部からの不正な手段によるコンピュータへの侵入・コンピュータウイルス・サイバー攻撃等により、通信ネットワークの切断やアプリケーションの動作不良、クラウドサーバーの利用停止など、今後何らかのシステムトラブルが発生する場合には、当社グループのレピュテーションが悪化すること(注1)に加え、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(注1)企業に対する批判的な評価や評判が広まることで、ブランド価値や企業の信用が低下し、損失を被ることをいいます。

 

② 情報漏洩リスク

当社グループでは、過去の取引情報や請求先情報等、様々な個人情報並びに企業情報を保有しています。当該情報については、外部からのアクセスを隔離すると共に社内アクセスについても重要情報には対象者を限定した上でアクセス制限を付す等適切なウォールを敷く等の対応により漏洩を防止しています。当社グループでは、プライバシーマークやPCI DSS(注2)といったセキュリティ基準に準拠しながらサービス提供・組織運営を行うと共に、システム部署において情報セキュリティにおける国際標準規格であるISO27001(ISMS認証)の認定も受けています。更に、情報セキュリティに係る社内規程を整備し、役職員等に対して定期的に研修を実施することで情報漏洩と不正使用を未然に防止するよう努めています。しかしながら、当社グループ及びその委託先における人為的なミスや内外からの何らかの不正な方法でこれらの顧客情報が外部に流出する場合、当社グループのレピュテーションが悪化することに加え、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(注2)PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)は国際的なクレジット産業向けのデータセキュリティ基準です。

 

③ システム開発と陳腐化リスク

前述の通り、当社グループの決済サービスはSaaS形式での提供となっており、特にECにおいては、ユーザーインターフェースとなるカート事業者とのシステム連携が円滑になされることが重要な要素となります。当社グループではカート事業者各社のシステム改修や新サービス等によってこの連携が損なわれることのないよう、継続的に必要なシステム開発・改修を行っています。しかしながら、今後全く新しいカート事業者が導入され、当該システムに対応できない場合等技術革新に対応できない場合においては、当社グループのこれまでのシステム開発が陳腐化すると共に、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(4)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに係るリスク

① 貸倒引当金の計上方法

当社グループでは、支払期日までに支払がなされない未収入金に対して、所定の期間にわたり所定の督促業務を実施した後に、回収不能であった未収入金について貸倒損失又は債権売却損を計上しています。貸倒損失又は債権売却損の計上前の未収入金の残高に対して過去の回収実績を勘案した貸倒引当率を乗じることで貸倒引当金を計上しています。具体的には、貸倒引当率は過去における月別での経過年月別未収入金に対する平均貸倒実績率を計算することで算出し、これを期末の経過月別の未収入金残高に乗ずることで貸倒引当金を算定しています。

当社グループでは、これまでの利用実績データを用いた詐欺等の貸倒懸念先の排除や、貸倒実績のある顧客の利用禁止、支払遅延先への外部業者も活用した回収促進によって、貸倒の発生の低減に努めています。しかしながら会計処理としては、期末時点での直近の貸倒実績を踏まえた引当金を計上するため、新規サービス・顧客の増加により一時的に貸倒実績が増加する場合等において、結果的に過年度の実績や当社の想定以上に貸倒引当金額を計上する可能性があります。そのような場合には当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

② のれんの減損リスク

当社グループは、のれんや無形資産を含む資産を連結財政状態計算書に計上していますが、急激な景況の悪化や事業環境、競合状況の変化、法規制の変更、当社の事業戦略の変更等により、当社グループの経営計画が悪化した場合に、減損を認識することにより経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、当社グループののれんは、2016年7月に株式会社AP53(現株式会社ネットプロテクションズ)が実施した株式会社ネットプロテクションズの株式取得により発生しています。

当社グループにおいては、のれんの減損に係るリスクを低減するため、事業の収益力強化に努めており、与信システムの深化等継続的なサービスの品質の向上、営業体制及びアライアンスの強化を通じ、取扱高及び営業収益の拡大に取り組んでまいります。

 

③ 借入金、金利の変動及び財務制限条項

当社グループは、金融機関を貸付人とする借入契約を締結し借入を行っています。当該借入金の支払利息の大部分は変動金利となっているため、市場金利が上昇する場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

また、当社グループが締結している借入契約の中には、財務制限条項が付されているものがあります。かかる財務制限条項については、純資産維持等の具体的な数値基準が設けられており、これに抵触する場合、貸付人の請求があれば当該契約上の期限の利益を失うため、直ちに債務の弁済をするための資金の確保が必要となる可能性があります。

 

④ 配当について

当社グループは、株主に対する利益還元と同時に、財務体質の強化及び競争力の確保を経営の重要課題として位置づけています。現時点では、当社グループは成長力を維持するために、内部留保の充実を図り、事業拡大と事業の効率化のための投資に充当していくことが株主に対する最大の利益還元につながると考えています。足許では、当面の間は内部留保の充実を図る方針です。将来的には、各事業年度の経営成績を勘案しながら株主への利益還元を検討していく方針ですが、現時点において配当実施の可能性及びその実施時期等については未定です。

 

(5)その他

① 株主の状況

当社グループは、アドバンテッジパートナーズがサービスを提供するファンドから、純投資を目的とした出資を受けており、当連結会計年度末現在、投資事業有限責任組合アドバンテッジパートナーズⅤ号、AP Cayman Partners Ⅲ-Ⅰ, L.P.、AP Cayman Partners Ⅲ, L.P.、Japan Fund Ⅴ,L.P.、アドバンテッジパートナーズ投資組合67号が合計で当社株式を22,157,000株(発行済株式総数対比22.88%)を保有しています。また、当社社外取締役かつ監査等委員である市川雄介は、アドバンテッジパートナーズより派遣されています。アドバンテッジパートナーズがサービスを提供するファンドは当社株式の上場時において、所有する当社株式の大半を売却しましたが、上場後においても一定の当社株式を保有しています。当社ではアドバンテッジパートナーズより、当該株式の将来的な処分時期や方法については未定であるものの、市場価格への影響を極力抑えた形で対応する旨聴取していますが、今後の保有・処分方針によっては、当社株式の流動性及び株価形成等に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの経営その他の事項に関するアドバンテッジパートナーズの利益は、ほかの株主の利益とは異なる可能性があります。

 

② 当社グループ組織特性に合致した従業員の採用・成長が果たせないリスク

当社グループのBNPL決済サービスの開発や推進のためには、特定の専門知識を有する熟練した従業員を雇用し、雇用を維持する必要があり、また、当社グループの経営は経験豊富な経営陣に支えられています。これらの人材が確保できなかった場合や人材流出が進んだ場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

また、当社グループでは、従業員一人一人が個人の特性や希望に合わせた自己実現を、仕事を通じて果たしていくことこそが、各人の業務へのモチベーション、ひいては当社グループとしての経営成績の最大化を図る上で最適であると判断しており、「ティール組織」を採用しています。本組織では、従業員それぞれが将来の経営幹部候補として、リーダーシップと責任を持って自発的に業務を遂行している一方で、必要に応じて組織の枠を超えた協力体制を取ることも可能となっており、「自立・分散・協調を実現」する組織運営が可能と考えています。

しかしながら、当該組織運営の継続的な遂行のためには、現在の社風に合致した人材を厳選して採用し、教育していくことが不可欠です。こうした背景から、業容の拡大に伴い必要な人材を十分確保できないリスクがあり、その場合は当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

③ 企業買収及び事業提携リスク

当社グループは、事業の拡大・成長に向けた手段のひとつとして、企業買収や事業提携を実施することがありますが、企業買収及び事業提携の適切な機会を見出せない場合や対象先との間で企業買収等に係る条件に合意できない場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

また、企業買収及び事業提携においては、対象先の経営状況、事業内容、財務内容、法令遵守や契約関係等について詳細な事前調査を行い、リスクを吟味した上で決定してまいりますが、事前調査にて検出されなかった問題が生じた場合や買収後の統合作業において当初見積もっていた以上の経営資源の集中や期間を要する必要性が生じた場合、買収時点では予期していなかった事業環境の変化や買収時ののれん等の減損処理を行う必要が生じた場合等には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

④ 内部統制に係るリスク

当社グループは、財務報告の適正性と信頼性を確保するための内部統制システムを構築していますが、様々な要因により内部統制システムが機能しなくなる可能性があります。このような事象に適切に対処できない場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑤ 中期経営計画

当社グループは2021年6月に中期経営計画を策定しておりBNPL決済サービス総合プラットフォーマーとして個人及び企業から取得・蓄積してきたユニークなデータを有機的に活用することで、市場のBNPL決済ニーズを満たすことで更なる成長を目指し、その結果取得・蓄積する膨大な決済関連データを有機的に活用することで金融サービス、販売促進、広告等の決済領域に近接するバリューチェーン上の事業者との更なる連携を推進し、インフラとしての地位強化・事業領域の拡大を目指すことを掲げています。

しかしながら、中期経営計画を策定するための各種の前提(EC市場の成長予測既存加盟店の平均成長率郵送費・収納費等の原価等)が変化した際に当社グループがかかる変化に対応した成長戦略又は事業運営を立案又は実行することができない場合には、中期経営計画を達成できない可能性があります。

 

5【経営上の重要な契約等】

(株式会社三井住友銀行等との借入契約)

 当社の連結子会社である株式会社ネットプロテクションズと、株式会社三井住友銀行、三井住友信託銀行株式会社、株式会社三菱UFJ銀行、株式会社みずほ銀行、株式会社りそな銀行は、2022年3月28日付で、株式会社三井住友銀行をアレンジャー兼エージェントとして、シンジケーション方式によるタームローン及びコミットメントラインに関する「シンジケートローン契約書」を締結しています。

 

① 契約の相手先

株式会社三井住友銀行、三井住友信託銀行株式会社、株式会社三菱UFJ銀行、株式会社みずほ銀行、株式会社りそな銀行

 

② 貸付極度額及び借入金額(2023年3月31日現在)

 

タームローン

コミットメントライン

組成金額

5,000百万円

7,000百万円(貸付極度額)

 

③ 返済期限

 (ア)タームローン元本弁済

2026年9月30日

 (イ)コミットメントライン満期日

2026年9月30日

 

④ 当社の主な義務

 (ア)純資産維持

各決算期末における当社グループの連結ベースでの資本の部の合計金額を、2022年3月期末日における当社グループの連結ベースでの資本合計の金額の75%以上に維持すること

 

 (イ)調整後EBITDA維持

各決算期末における当社グループの連結ベースでの調整後EBITDAを2回連続で負の値にしないこと

 

2【主要な設備の状況】

 当社グループにおける主要な設備は、以下の通りです。

(1)提出会社

  該当事項はありません。

 

(2)国内子会社

2023年3月31日現在

 

会社名

事業所名

(所在地)

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数

(人)

建物附属設備

使用権資産

ソフト

ウェア

その他

合計

株式会社

ネットプロテクションズ

本社

(東京都千代田区)

事務所設備他

117

358

1,757

1,120

3,354

233

関西オフィス

(京都府京都市下京区)

事務所設備他

7

27

0

7

42

20

福岡オフィス

(福岡県福岡市中央区)

事務所設備他

5

58

0

1

65

8

北海道オフィス

(北海道札幌市中央区)

事務所設備他

0

3

0

0

3

2

 (注)1.IFRSに基づく金額を記載しています。

2.建物附属設備は、賃借中の建物に設置した附属設備です。

3.上記の金額には、消費税等は含まれていません。

4.従業員数には、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、契約社員を含む。)を含んでいません。

5.現在休止中の主要な設備はありません。

6.本社は賃貸物件であり、使用権資産に計上しています。年間の賃貸料は329百万円です。

7.その他には工具器具備品・建設仮勘定・電話加入権・商標権・特許権・ソフトウェア仮勘定・商標権仮勘定が含まれています。

8.報告セグメントが1つであるため、報告セグメントごとの記載を省略しています。

 

 

(3)在外子会社

2023年3月31日現在

 

会社名

事業所名

(所在地)

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数

(人)

建物附属設備

使用権資産

ソフト

ウェア

その他

合計

恩沛科技股份有限公司

本社

(台湾台北市信義區)

事務所設備他

28

42

23

9

104

21

Công ty TNHH Net Protections Vietnam

本社

(District 1, Ho Chi Minh City, Vietnam)

事務所設備他

0

0

13

0

13

10

 (注)1.IFRSに基づく金額を記載しています。

2.建物附属設備は、賃借中の建物に設置した附属設備です。

3.上記の金額には、消費税等は含まれていません。

4.従業員数には、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、契約社員を含む。)を含んでいません。

5.現在休止中の主要な設備はありません。

6.恩沛科技股份有限公司本社は賃貸物件であり、使用権資産に計上しています。年間の賃貸料は4百万円です。

7.その他には工具器具備品・建設仮勘定・電話加入権・商標権・特許権・ソフトウェア仮勘定・商標権仮勘定が含まれています。

8.報告セグメントが1つであるため、報告セグメントごとの記載を省略しています。

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

345,300,000

345,300,000

 

①【ストックオプション制度の内容】

第2回新株予約権(2018年7月2日臨時株主総会決議)

決議年月日

2018年7月2日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社使用人     54

新株予約権の数(個)※

1,120[1,114]

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)※

普通株式 1,120,000[1,114,000](注)1、2

新株予約権の行使時の払込金額(円)※

75(注)1、3、4

新株予約権の行使期間※

自 2019年1月20日 至 2027年1月19日

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)※

発行価格 75

資本組入額37.5(注)1、3、4、5

新株予約権の行使の条件※

(注)6

新株予約権の譲渡に関する事項※

本新株予約権の譲渡については、取締役会の承認を要する。

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※

(注)7

※ 当事業年度の末日(2023年3月31日)における内容を記載しています。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(2023年5月31日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度の末日における内容から変更はありません。

(注)1.2021年9月13日開催の取締役会決議により、2021年9月30日付で普通株式1株につき、1,000株の株式分割を行っています。これにより、「新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数」、「新株予約権の行使時の払込金額」及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」が調整されています。

2.当社が普通株式につき、株式分割(株式無償割当てを含みます。以下株式分割の記載につき同じです。)又は株式併合を行う場合には、新株予約権の目的となる株式数を次の算式により調整し、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てるものとします。

調整後株式数=調整前株式数×分割・併合の比率

また、新株予約権の目的である株式の数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合理的な範囲で調整します。

3.当社が普通株式につき、株式分割又は株式併合を行う場合、次の算式により行使価額を調整し、調整の結果生じる1円未満の端数は切り上げます。

      0104010_001.png

4.当社が行使価額を下回る払込金額での募集株式の発行又は自己株式の処分を行う場合(新株予約権の行使に基づく株式の発行・処分を除きます。)には、行使価額を次の算式により調整し、調整の結果生じる1円未満の端数はこれを切り上げるものとします。

      0104010_002.png

上記算式において「既発行株式数」とは当社の発行済普通株式総数から当社が保有する普通株式にかかる自己株式数を控除した数とし、また自己株式の処分を行う場合には「新規発行株式」を「処分する自己株式」と読み替えるものとします。更に、行使価額の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合理的な範囲で行使価額を調整するものとします。

5.本新株予約権の行使により株式を発行する場合の増加する資本金の額は、会社計算規則の規定に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果1円未満の端数が生じたときはその端数を切り上げるものとします。本新株予約権の行使により株式を発行する場合において増加する資本準備金の額は、資本金等増加限度額より増加する資本金の額を減じた額とします。

6.本新株予約権の行使の条件

(a)本新株予約権は、発行時に割当てを受けた新株予約権者において、これを行使することを要します。

(b)本新株予約権の割当てを受けた者(以下「新株予約権者」といいます。)は、権利行使時において、当社又は当社子会社の取締役、監査役、従業員又は顧問、社外協力者その他これに準ずる地位を有していなければなりません。但し、新株予約権者が任期満了により退任又は定年退職した場合、あるいは取締役会の決議で正当な理由があると認められた場合は、この限りではありません。

(c)新株予約権者は、以下の期間区分に対応して権利行使ができるものとします。但し、取締役会の決議により、本新株予約権の行使が可能となったときから付与された権利の全部を行使することが認められた場合はこの限りではありません。

   本新株予約権の行使が可能となったときから1年間:付与された権利の30%以下

   本新株予約権の行使が可能となったときから2年間:付与された権利の60%以下

   それ以降:付与された権利の全部

(d)新株予約権者が死亡した場合、その相続人による本新株予約権の権利行使は認めないものとします。た但し、取締役会の決議により権利を行使することが認められた場合にはこの限りではありません。

7.当社が合併(当社が合併により消滅する場合に限ります。)、吸収分割、新設分割、株式交換又は株式移転(以上を総称して以下「組織再編行為」といいます。)をする場合において、組織再編行為の効力発生日において残存する新株予約権(以下「残存新株予約権」といいます。)の新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下「再編対象会社」といいます。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとします。この場合においては、残存新株予約権は消滅し、再編対象会社は新株予約権を新たに発行するものとします。但し、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割契約、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限ります。

(a)交付する再編対象会社の新株予約権の数

   組織再編行為の効力発生の時点において残存する本新株予約権の新株予約権者が保有する新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとします。

(b)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

   再編対象会社の普通株式とします。

(c)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

   組織再編行為の条件等を勘案の上、本新株予約権の内容に準じて決定します。

(d)新株予約権の行使に際して出資される財産の価額又はその算定方法

   組織再編行為の条件等を勘案の上、本新株予約権の行使価額を調整して得られる再編後払込金額に、(c)に従って決定される新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じた額とします。

(e)新株予約権を行使することができる期間

   本新株予約権の行使期間の初日と、組織再編行為の効力発生日のいずれか遅い日から、本新株予約権の行使期間の満了日までとします。

(f)権利行使の条件、取得事由、増加する資本金及び資本準備金に関する事項

   本新株予約権の内容に準じて決定します。

(g)取締役会による譲渡承認について

   譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとします。

 

第3回新株予約権(2018年7月2日臨時株主総会決議)

決議年月日

2018年7月2日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社使用人     19

新株予約権の数(個)※

82

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)※

普通株式 82,000(注)1、2

新株予約権の行使時の払込金額(円)※

75(注)1、3、4

新株予約権の行使期間※

自 2019年6月30日 至 2027年1月19日

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)※

発行価格 75

資本組入額37.5(注)1、3、4、5

新株予約権の行使の条件※

(注)6

新株予約権の譲渡に関する事項※

本新株予約権の譲渡については、取締役会の承認を要する。

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※

(注)7

※ 当事業年度の末日(2023年3月31日)における内容を記載しています。

(注)1.2021年9月13日開催の取締役会決議により、2021年9月30日付で普通株式1株につき、1,000株の株式分割を行っています。これにより、「新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数」、「新株予約権の行使時の払込金額」及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」が調整されています。

2.当社が普通株式につき、株式分割(株式無償割当てを含みます。以下株式分割の記載につき同じです。)又は株式併合を行う場合には、新株予約権の目的となる株式数を次の算式により調整し、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てるものとします。

調整後株式数=調整前株式数×分割・併合の比率

また、新株予約権の目的である株式の数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合理的な範囲で調整します。

3.当社が普通株式につき、株式分割又は株式併合を行う場合、次の算式により行使価額を調整し、調整の結果生じる1円未満の端数は切り上げます。

      0104010_003.png

4.当社が行使価額を下回る払込金額での募集株式の発行又は自己株式の処分を行う場合(新株予約権の行使に基づく株式の発行・処分を除きます。)には、行使価額を次の算式により調整し、調整の結果生じる1円未満の端数はこれを切り上げるものとします。

      0104010_004.png

上記算式において「既発行株式数」とは当社の発行済普通株式総数から当社が保有する普通株式にかかる自己株式数を控除した数とし、また自己株式の処分を行う場合には「新規発行株式」を「処分する自己株式」と読み替えるものとします。更に、行使価額の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合理的な範囲で行使価額を調整するものとします。

5.本新株予約権の行使により株式を発行する場合の増加する資本金の額は、会社計算規則の規定に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果1円未満の端数が生じたときはその端数を切り上げるものとします。本新株予約権の行使により株式を発行する場合において増加する資本準備金の額は、資本金等増加限度額より増加する資本金の額を減じた額とします。

6.本新株予約権の行使の条件

(a)本新株予約権は、発行時に割当てを受けた新株予約権者において、これを行使することを要します。

(b)本新株予約権の割当てを受けた者(以下「新株予約権者」といいます。)は、権利行使時において、当社又は当社子会社の取締役、監査役、従業員又は顧問、社外協力者その他これに準ずる地位を有していなければなりません。但し、新株予約権者が任期満了により退任又は定年退職した場合、あるいは取締役会の決議で正当な理由があると認められた場合は、この限りではありません。

(c)新株予約権者は、以下の期間区分に対応して権利行使ができるものとします。但し、取締役会の決議により、本新株予約権の行使が可能となったときから付与された権利の全部を行使することが認められた場合はこの限りではありません。

   本新株予約権の行使が可能となったときから1年間:付与された権利の30%以下

   本新株予約権の行使が可能となったときから2年間:付与された権利の60%以下

   それ以降:付与された権利の全部

(d)新株予約権者が死亡した場合、その相続人による本新株予約権の権利行使は認めないものとします。た但し、取締役会の決議により権利を行使することが認められた場合にはこの限りではありません。

7.当社が合併(当社が合併により消滅する場合に限ります。)、吸収分割、新設分割、株式交換又は株式移転(以上を総称して以下「組織再編行為」といいます。)をする場合において、組織再編行為の効力発生日において残存する新株予約権(以下「残存新株予約権」といいます。)の新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下「再編対象会社」といいます。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとします。この場合においては、残存新株予約権は消滅し、再編対象会社は新株予約権を新たに発行するものとします。但し、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割契約、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限ります。

(a)交付する再編対象会社の新株予約権の数

   組織再編行為の効力発生の時点において残存する本新株予約権の新株予約権者が保有する新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとします。

(b)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

   再編対象会社の普通株式とします。

(c)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

   組織再編行為の条件等を勘案の上、本新株予約権の内容に準じて決定します。

(d)新株予約権の行使に際して出資される財産の価額又はその算定方法

   組織再編行為の条件等を勘案の上、本新株予約権の行使価額を調整して得られる再編後払込金額に、(c)に従って決定される新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じた額とします。

(e)新株予約権を行使することができる期間

   本新株予約権の行使期間の初日と、組織再編行為の効力発生日のいずれか遅い日から、本新株予約権の行使期間の満了日までとします。

(f)権利行使の条件、取得事由、増加する資本金及び資本準備金に関する事項

   本新株予約権の内容に準じて決定します。

(g)取締役会による譲渡承認について

   譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとします。

 

第4回新株予約権(2019年2月11日臨時株主総会決議)

決議年月日

2019年2月11日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社使用人     34

新株予約権の数(個)※

142[136]

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)※

普通株式 142,000[136,000](注)1、2

新株予約権の行使時の払込金額(円)※

100(注)1、3、4

新株予約権の行使期間※

自 2021年2月12日 至 2029年2月11日

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)※

発行価格 100

資本組入額50(注)1、3、4、5

新株予約権の行使の条件※

(注)6

新株予約権の譲渡に関する事項※

本新株予約権の譲渡については、取締役会の承認を要する。

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※

(注)7

※ 当事業年度の末日(2023年3月31日)における内容を記載しています。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(2023年5月31日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度の末日における内容から変更はありません。

(注)1.2021年9月13日開催の取締役会決議により、2021年9月30日付で普通株式1株につき、1,000株の株式分割を行っています。これにより、「新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数」、「新株予約権の行使時の払込金額」及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」が調整されています。

2.当社が普通株式につき、株式分割(株式無償割当てを含みます。以下株式分割の記載につき同じです。)又は株式併合を行う場合には、新株予約権の目的となる株式数を次の算式により調整し、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てるものとします。

調整後株式数=調整前株式数×分割・併合の比率

また、新株予約権の目的である株式の数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合理的な範囲で調整します。

3.当社が普通株式につき、株式分割又は株式併合を行う場合、次の算式により行使価額を調整し、調整の結果生じる1円未満の端数は切り上げます。

      0104010_005.png

4.当社が行使価額を下回る払込金額での募集株式の発行又は自己株式の処分を行う場合(新株予約権の行使に基づく株式の発行・処分を除きます。)には、行使価額を次の算式により調整し、調整の結果生じる1円未満の端数はこれを切り上げるものとします。

      0104010_006.png

上記算式において「既発行株式数」とは当社の発行済普通株式総数から当社が保有する普通株式にかかる自己株式数を控除した数とし、また自己株式の処分を行う場合には「新規発行株式」を「処分する自己株式」と読み替えるものとします。更に、行使価額の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合理的な範囲で行使価額を調整するものとします。

5.本新株予約権の行使により株式を発行する場合の増加する資本金の額は、会社計算規則の規定に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果1円未満の端数が生じたときはその端数を切り上げるものとする。本新株予約権の行使により株式を発行する場合において増加する資本準備金の額は、資本金等増加限度額より増加する資本金の額を減じた額とします。

6.本新株予約権の行使の条件

(a)本新株予約権は、発行時に割当てを受けた新株予約権者において、これを行使することを要します。

(b)本新株予約権の割当てを受けた者(以下「新株予約権者」といいます。)は、権利行使時において、当社又は当社子会社の取締役、監査役、従業員又は顧問、社外協力者その他これに準ずる地位を有していなければなりません。但し、新株予約権者が任期満了により退任又は定年退職した場合、あるいは取締役会の決議で正当な理由があると認められた場合は、この限りではありません。

(c)新株予約権者は、以下の期間区分に対応して権利行使ができるものとする。但し、取締役会の決議により、本新株予約権の行使が可能となったときから付与された権利の全部を行使することが認められた場合はこの限りではありません。

本新株予約権の行使が可能となったときから1年間:付与された権利の30%以下

本新株予約権の行使が可能となったときから2年間:付与された権利の60%以下

それ以降:付与された権利の全部

(d)新株予約権者が死亡した場合、その相続人による本新株予約権の権利行使は認めないものとします。た但し、取締役会の決議により権利を行使することが認められた場合にはこの限りではありません。

7.当社が合併(当社が合併により消滅する場合に限ります。)、吸収分割、新設分割、株式交換又は株式移転(以上を総称して以下「組織再編行為」といいます。)をする場合において、組織再編行為の効力発生日において残存する新株予約権(以下「残存新株予約権」といいます。)の新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下「再編対象会社」といいます。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとします。この場合においては、残存新株予約権は消滅し、再編対象会社は新株予約権を新たに発行するものとします。但し、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割契約、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限ります。

(a)交付する再編対象会社の新株予約権の数

   組織再編行為の効力発生の時点において残存する本新株予約権の新株予約権者が保有する新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとします。

(b)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

   再編対象会社の普通株式とします。

(c)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

   組織再編行為の条件等を勘案の上、本新株予約権の内容に準じて決定します。

(d)新株予約権の行使に際して出資される財産の価額又はその算定方法

   組織再編行為の条件等を勘案の上、本新株予約権の行使価額を調整して得られる再編後払込金額に、(c)に従って決定される新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じた額とします。

(e)新株予約権を行使することができる期間

   本新株予約権の行使期間の初日と、組織再編行為の効力発生日のいずれか遅い日から、本新株予約権の行使期間の満了日までとします。

(f)権利行使の条件、取得事由、増加する資本金及び資本準備金に関する事項

   本新株予約権の内容に準じて決定します。

(g)取締役会による譲渡承認について

   譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとします。

 

第5回新株予約権(2019年2月11日臨時株主総会決議)

当社は、ストックオプション制度に準じた制度として第5回新株予約権を発行しています。

当社の代表取締役である柴田紳は、当社グループの現在及び将来の役職員及び当社グループと継続的な役務提供を内容とする顧問契約・業務委託契約を締結している者に対する中長期的な企業価値向上へのインセンティブ付与を目的として、2019年2月11日開催の臨時株主総会決議に基づき、2019年2月12日付で税理士法人エスネットワークスを受託者として、「新株予約権信託」(以下「本信託(第5回新株予約権)」といいます。)を設定しており、当社は本信託(第5回新株予約権)に基づき、税理士法人エスネットワークスに対して、2019年2月12日に第5回新株予約権(2019年2月11日臨時株主総会決議)を発行しています。

 

本信託(第5回新株予約権)は3つの契約(A01からA03まで)により構成され、それらの概要は以下の通りです。

名称

新株予約権信託

委託者

柴田 紳

受託者

税理士法人エスネットワークス

受益者

受益者適格要件を満たす者(受益権確定事由の発生後一定の手続きを経て存在するに至ります。)

信託契約日

2019年2月12日

信託の種類と新株予約権数

(A01)238個

(A02)200個

(A03)200個

信託期間満了日

(A01)本信託(第5回新株予約権)が目的を達したとき又は受託者が本新株予約権を保有しなくなったときのいずれか早いとき

(A02)本信託(第5回新株予約権)が目的を達したとき又は受託者が本新株予約権を保有しなくなったときのいずれか早いとき

(A03)本信託(第5回新株予約権)が目的を達したとき又は受託者が本新株予約権を保有しなくなったときのいずれか早いとき

信託の目的

当初、委託者から受託者に対して金銭が信託されましたが、受託者による第5回新株予約権の引受け、払込みにより現時点で(A01)から(A03)までのそれぞれにつき第5回新株予約権638個が信託の目的となっています。なお、第5回新株予約権の概要については下記をご参照ください。

受益者適格要件

当社グループの役職員及び当社グループと継続的な役務提供を内容とする顧問契約・業務委託契約を締結している者のうち、当社の社内規程等に定める一定の条件を満たす者を受益候補者とし、当社が指定し、本信託(第5回新株予約権)に係る信託契約の定めるところにより、受益者として確定した者を受益者とします。

なお、受益候補者に対する第5回新株予約権の配分は、新株予約権交付ガイドラインに定められた配分ルール等に従い、決定されます。

 

第5回新株予約権の概要は以下の通りです。

決議年月日

2019年2月11日

付与対象者の区分及び人数(名)

受託者     1

新株予約権の数(個)※

(A01)176

(A02)187

(A03)200

新株予約権のうち自己新株予約権の数(個)※

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)※

普通株式

(A01)176,000

(A02)187,000

(A03)200,000

(注)1、2

新株予約権の行使時の払込金額(円)※

100

(注)1、3、4

新株予約権の行使期間※

自 2023年2月12日

至 2029年2月11日

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)※

発行価格 100

資本組入額50

(注)1、3、4、5

新株予約権の行使の条件※

(注)6

新株予約権の譲渡に関する事項※

本新株予約権の譲渡については、取締役会の承認を要する。

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※

(注)7

※ 当事業年度の末日(2023年3月31日)における内容を記載しています。

(注)1.2021年9月13日開催の取締役会決議により、2021年9月30日付で普通株式1株につき、1,000株の株式分割を行っています。これにより、「新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数」、「新株予約権の行使時の払込金額」及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」が調整されています。

2.当社が普通株式につき、株式分割(株式無償割当てを含みます。以下株式分割の記載につき同じです。)又は株式併合を行う場合には、新株予約権の目的となる株式数を次の算式により調整し、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てるものとします。

調整後株式数=調整前株式数×分割・併合の比率

また、新株予約権の目的である株式の数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合理的な範囲で調整します。

3.当社が普通株式につき、株式分割又は株式併合を行う場合、次の算式により行使価額を調整し、調整の結果生じる1円未満の端数は切り上げます。

      0104010_007.png

4.当社が行使価額を下回る払込金額での募集株式の発行又は自己株式の処分を行う場合(新株予約権の行使に基づく株式の発行・処分を除きます。)には、行使価額を次の算式により調整し、調整の結果生じる1円未満の端数はこれを切り上げるものとします。

      0104010_008.png

上記算式において「既発行株式数」とは当社の発行済普通株式総数から当社が保有する普通株式にかかる自己株式数を控除した数とし、また自己株式の処分を行う場合には「新規発行株式」を「処分する自己株式」と読み替えるものとします。更に、行使価額の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合理的な範囲で行使価額を調整するものとします。

5.本新株予約権の行使により株式を発行する場合の増加する資本金の額は、会社計算規則の規定に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果1円未満の端数が生じたときはその端数を切り上げるものとします。本新株予約権の行使により株式を発行する場合において増加する資本準備金の額は、資本金等増加限度額より増加する資本金の額を減じた額とします。

6.本新株予約権の行使の条件

(a)当社より本新株予約権の割当を受けた者(以下、「受託者」といいます。)は、本新株予約権を行使することができず、かつ、要項に別段の定めがある場合を除き、受託者より本新株予約権の付与を受けた者(以下、「本新株予約権者」といいます。)のみが本新株予約権を行使できることとします。

(b)本新株予約権本新株予約権者は、本新株予約権の割当日から割当日の2年後の応答日までの期間において次に掲げる各事由が生じた場合には、残存する全ての本新株予約権を行使することができません。

 ① 本新株予約権の割当日における当社普通株式の株価を下回る価格を対価とする当社普通株式の発行等が行われた場合(払込金額が会社法第199条第3項・同第200条第2項に定める「特に有利な金額である場合」、株主割当てによる場合その他普通株式の株式価値とは異なると認められる価格で行われる場合を除きます。)。

 ② 本新株予約権の目的である当社普通株式が日本国内のいずれの金融商品取引所にも上場されていない場合、本新株予約権の割当日における当社普通株式の株価を下回る価格を対価とする売買その他の取引が行われたとき(但し、当該取引時点における株式価値よりも著しく低いと認められる価格で取引が行われた場合を除きます。)。

 ③ 本新株予約権の目的である当社普通株式が日本国内のいずれかの金融商品取引所に上場された場合、当該金融商品取引所における当社普通株式の普通取引の終値が、本新株予約権の割当日における当社普通株式の株価を下回る価格となったとき。

 ④ 本新株予約権の目的である当社普通株式が日本国内のいずれの金融商品取引所にも上場されていない場合、第三者評価機関等によりDCF法並びに類似会社比較法等の方法により評価された株式評価額が本新株予約権の割当日における当社普通株式の株価を下回ったとき(但し、株式評価額が一定の幅をもって示された場合、当社は第三者評価機関等と協議の上本項への該当を判断するものとします。)。

(c)本新株予約権者は、本新株予約権の行使時において、当社又は当社関係会社(以下「当社等」といいます。)の取締役、監査役、従業員又は当社等と契約関係にある顧問・外部協力者であることを要します。ただし、任期満了による退任、定年退職、その他正当な理由があると取締役会が認めた場合は、この限りではありません。

(d)本新株予約権者は、当社の普通株式がいずれかの金融商品取引所に上場されている場合、当社の発行済普通株式の過半数にかかる譲渡承認請求(会社法第136条第1項に基づくものをいいます。)がなされた場合、又は当社の取締役会の決議による本新株予約権の行使の承認(組織再編行為等に伴うものを含みますが、これに限りません。)があった場合以外の場合には、本新株予約権の行使をすることができません。

(e)新株予約権者は、以下の期間区分に対応して権利行使ができるものとします。但し、取締役会の決議により、本新株予約権の行使が可能となったときから付与された権利の全部を行使することが認められた場合はこの限りではありません。

   本新株予約権の行使が可能となったときから1年間:付与された権利の30%以下

   本新株予約権の行使が可能となったときから2年間:付与された権利の60%以下

   それ以降:付与された権利の全部

(f)新株予約権者が死亡した場合、その相続人による本新株予約権の権利行使は認めないものとします。

(g)本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における発行可能株式総数を超過することとなるときは、当該本新株予約権の行使を行うことはできません。

(h)本新株予約権1個未満の行使を行うことはできません。

7.当社が合併(当社が合併により消滅する場合に限ります。)、吸収分割、新設分割、株式交換又は株式移転(以上を総称して以下「組織再編行為」といいます。)をする場合において、組織再編行為の効力発生日において残存する新株予約権(以下「残存新株予約権」といいます。)の新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下「再編対象会社」といいます。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとします。この場合においては、残存新株予約権は消滅し、再編対象会社は新株予約権を新たに発行するものとします。但し、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割契約、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限ります。

(a)交付する再編対象会社の新株予約権の数

   組織再編行為の効力発生の時点において残存する本新株予約権の新株予約権者が保有する新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとします。

(b)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

   再編対象会社の普通株式とします。

(c)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

   組織再編行為の条件等を勘案の上、本新株予約権の内容に準じて決定します。

(d)新株予約権の行使に際して出資される財産の価額又はその算定方法

   組織再編行為の条件等を勘案の上、本新株予約権の行使価額を調整して得られる再編後払込金額に、(c)に従って決定される新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じた額とします。

(e)新株予約権を行使することができる期間

   本新株予約権の行使期間の初日と、組織再編行為の効力発生日のいずれか遅い日から、本新株予約権の行使期間の満了日までとします。

(f)権利行使の条件、取得事由、増加する資本金及び資本準備金に関する事項

   本新株予約権の内容に準じて決定します。

(g)取締役会による譲渡承認について

   譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとします。

 

②【ライツプランの内容】

 該当事項はありません。

 

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満

株式の状況

(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

-

11

27

238

58

44

11,259

11,637

所有株式数

(単元)

-

132,008

11,748

212,089

382,629

364

229,352

968,190

6,287

所有株式数の割合(%)

-

13.63

1.21

21.91

39.52

0.04

23.69

100

 

(6)【大株主の状況】

 

 

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

リコーリース株式会社

東京都千代田区紀尾井町4番1号

10,858,000

11.21

投資事業有限責任組合アドバンテッジパートナーズ

東京都港区虎ノ門4丁目1番28号

10,586,800

10.93

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2丁目11番3号

10,072,800

10.40

株式会社 ジェーシービー

東京都港区南青山5丁目1番22号

8,737,000

9.02

AP CAYMAN PARTNERS Ⅲ-Ⅰ,L.P.(常任代理人 SMBC日興証券株式会社)

WALKERS CORPORATE LIMITED 190 ELGIN AVENUE.GEORGE TOWN,GRAND CAYMAN CAYMAN ISLANDS. KY1-9008 (東京都千代田区丸の内1丁目5番1号新丸の内ビルディング)

6,702,300

6.92

NORTHEN TRUST CO. (AVFC)RE IEDU UCITS CLIENTS NON TREATY ACCOUNT 15. 315PCT (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)

50 BANK STREET CANARY WHARF LONDON E14 5NT, UK(東京都中央区日本橋3丁目11‐1)

4,106,800

4.24

AP CAYMAN PARTNERS Ⅲ, L.P.(常任代理人 SMBC日興証券株式会社)

WALKERS CORPORATE LIMITED 190 ELGIN AVENUE.GEORGE TOWN,GRAND CAYMAN CAYMAN ISLANDS. KY1-9008 (東京都千代田区丸の内1丁目5番1号新丸の内ビルディング)

3,620,700

3.74

NORTHEN TRUST CO. (AVFC)RE UKUC UCITS CLIENTS NON LENDING 10PCT TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)

50 BANK STREET CANARY WHARF LONDON E14 5NT, UK(東京都中央区日本橋3丁目11‐1)

3,243,500

3.35

柴田 紳

東京都世田谷区

3,208,017

3.31

STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505303(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)

P.O.BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 02101 U.S.A(東京都港区港南2丁目15‐1品川インターシティA棟)

2,916,800

3.01

64,052,717

66.13

 

 (注)2022年6月27日付で公衆の縦覧に供されている大量保有に関する変更報告書において、クープランド・カーディフ・アセット・マネジメント・エルエルピーが2022年6月22日現在で以下の通り株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月31日時点における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めていません。

氏名又は名称

住所

所有株式数

(株)

株券等保有割合

  (%)

クープランド・カーディフ・アセット・マネジメント・エルエルピー

(Coupland Cardiff Asset Management LLP)

英国 ロンドン セント・ジェームスズ・ストリート 31-32

(31-32, St James’s Street, London)

9,398,500

9.74

 

 

 

①【連結財政状態計算書】

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前連結会計年度

(2022年3月31日)

 

当連結会計年度

(2023年3月31日)

 

 

 

 

 

資産

 

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び現金同等物

12,119

 

10,564

営業債権及びその他の債権

22,019

 

24,540

棚卸資産

 

19

 

21

その他の流動資産

10

473

 

1,102

流動資産合計

 

34,631

 

36,228

非流動資産

 

 

 

 

有形固定資産

11,16

982

 

743

のれん

12

11,608

 

11,608

その他の無形資産

12

3,566

 

4,130

その他の金融資産

740

 

1,005

繰延税金資産

14

1,333

 

1,514

その他の非流動資産

10

173

 

171

非流動資産合計

 

18,405

 

19,175

資産合計

 

53,037

 

55,404

 

 

 

 

 

負債及び資本

 

 

 

 

負債

 

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

営業債務及びその他の債務

17

26,960

 

27,233

短期借入金

15

 

3,000

リース負債

16

397

 

415

その他の金融負債

 

5

 

4

未払法人所得税等

 

816

 

161

引当金

19

40

 

28

従業員給付に係る負債

18

353

 

443

その他の流動負債

20

465

 

513

流動負債合計

 

29,039

 

31,801

非流動負債

 

 

 

 

長期借入金

15

4,955

 

4,964

リース負債

16

330

 

85

引当金

19

69

 

84

非流動負債合計

 

5,354

 

5,135

負債合計

 

34,394

 

36,936

資本

 

 

 

 

資本金

21

4,095

 

4,113

資本剰余金

21

14,046

 

14,168

利益剰余金

21

466

 

22

その他の資本の構成要素

 

34

 

64

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

18,642

 

18,369

非支配持分

 

 

98

資本合計

 

18,642

 

18,467

負債及び資本合計

 

53,037

 

55,404

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

 

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

売上収益

23

18,224

 

18,840

その他の収益

24

441

 

489

営業収益合計

 

18,665

 

19,330

営業費用

25

17,768

 

19,735

営業利益又は損失(△)

 

897

 

404

金融収益

26

0

 

0

金融費用

26

266

 

123

税引前利益又は損失(△)

 

630

 

527

法人所得税費用

14

395

 

84

当期利益又は損失(△)

 

235

 

443

 

 

 

 

 

当期利益の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

235

 

443

当期利益又は損失(△)

 

235

 

443

 

 

 

 

 

1株当たり当期利益

 

 

 

 

基本的1株当たり当期利益又は損失(△)(円)

27

2.62

 

4.59

希薄化後1株当たり当期利益又は損失(△)(円)

27

2.55

 

4.59

 

①【貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

245

571

売掛金

75

貯蔵品

1

前払費用

3

4

前渡金

1

未収入金

※1 16

短期貸付金

※1 11,500

※1 8,500

未収消費税等

16

その他

2

流動資産合計

11,784

9,153

固定資産

 

 

投資その他の資産

 

 

関係会社株式

※2 4,825

※2 7,893

長期前払費用

0

繰延税金資産

26

119

投資その他の資産合計

4,851

8,013

固定資産合計

4,851

8,013

資産合計

16,636

17,166

負債の部

 

 

流動負債

 

 

未払金

※1 18

※1 20

未払費用

0

未払法人税等

59

91

預り金

2

3

未払消費税等

53

賞与引当金

1

その他

1

流動負債合計

80

172

負債合計

80

172

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

4,095

4,113

資本剰余金

 

 

資本準備金

6,981

6,999

その他資本剰余金

6,032

6,032

資本剰余金合計

13,014

13,032

利益剰余金

 

 

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

556

154

利益剰余金合計

556

154

株主資本合計

16,553

16,992

新株予約権

2

2

純資産合計

16,555

16,994

負債純資産合計

16,636

17,166

 

②【損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

営業収益

 

 

経営指導料

※1 180

※1 222

業務委託収入

※1 437

営業収益合計

180

659

営業費用

※1,※2 275

※1,※2 345

営業利益

95

314

営業外収益

 

 

受取利息

※1 68

※1 59

雑収入

※1 0

※1 0

営業外収益合計

68

59

営業外費用

 

 

上場準備費用

301

営業外支払手数料

42

株式報酬費用

6

その他

0

0

営業外費用合計

343

7

経常利益又は経常損失(△)

371

366

特別利益

 

 

新株予約権戻入益

0

0

特別利益合計

0

0

税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)

371

366

法人税、住民税及び事業税

1

57

法人税等調整額

26

93

法人税等合計

25

36

当期純利益又は当期純損失(△)

345

402