クリアル株式会社

CREAL Inc.
港区新橋二丁目12番11号
証券コード:29980
業界:不動産業
有価証券報告書の提出日:2023年6月27日

(1) 連結経営指標等

 

回次

第9期

第10期

第11期

第12期

決算年月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

3,776,677

7,141,139

10,581,003

16,436,599

経常利益

(千円)

215,144

105,909

256,973

496,060

親会社株主に帰属する
当期純利益

(千円)

152,219

50,234

172,420

336,172

包括利益

(千円)

152,454

51,327

173,570

337,710

純資産額

(千円)

318,068

872,406

1,045,976

3,111,217

総資産額

(千円)

6,273,014

9,046,787

10,926,264

21,492,033

1株当たり純資産額

(円)

80.74

203.33

243.86

540.80

1株当たり当期純利益

(円)

39.03

12.44

40.36

65.98

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

62.41

自己資本比率

(%)

5.0

9.6

9.5

14.4

自己資本利益率

(%)

57.1

8.5

18.1

16.2

株価収益率

(倍)

62.1

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

516,067

513,917

274,834

1,290,251

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

636,770

239,151

237,437

122,801

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

1,121,972

1,408,541

1,090,874

3,572,548

現金及び現金同等物
の期末残高

(千円)

1,381,268

2,036,741

1,458,138

6,198,136

従業員数

(名)

44

57

62

88

 

(注)1. 2020年3月期より連結財務諸表を作成しているため、それ以前については記載しておりません。

2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第11期から適用しており、第11期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

3.第9期、第10期及び第11期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、新株予約権の残高はありますが、非上場であったことから、期中平均株価を把握できなかったため記載しておりません。

4.第12期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、2022年4月28日に東京証券取引所グロース市場に上場したため、新規上場日から第12期の末日までの平均株式を期中平均株式数とみなして算出しております。

5.第9期、第10期及び第11期の株価収益率については、当社株式は非上場であったため記載しておりません。

6.第10期は将来の事業拡大のために販売用不動産の取得をしたため、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなりました。

7.従業員数は就業人員であり、臨時雇用人員はその総数が従業員の100分の10未満のため記載を省略しております。

8.2021年11月11日開催の取締役会決議により、2021年12月1日付で普通株式1株につき300株の割合で株式分割を行っております。これに伴い第9期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算出しております。

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

回次

第8期

第9期

第10期

第11期

第12期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

355,612

1,502,701

3,316,525

5,735,853

11,530,917

経常利益

(千円)

159,579

154,125

80,697

167,342

525,994

当期純利益

(千円)

144,209

101,208

60,882

157,857

361,056

資本金

(千円)

100,000

100,000

379,000

379,000

1,239,052

発行済株式総数

(株)

13,000

13,000

14,240

4,272,000

5,731,200

純資産額

(千円)

171,925

219,800

783,693

941,550

3,030,137

総資産額

(千円)

1,986,309

5,589,263

8,031,748

10,146,598

20,546,240

1株当たり純資産額

(円)

13,225.06

55.67

182.82

219.77

526.94

1株当たり配当額
(1株当たり中間配当額)

(円)

4,310.00

4,230.00

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益

(円)

11,093.01

25.95

15.07

36.95

70.87

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

67.03

自己資本比率

(%)

8.7

3.9

9.7

9.3

14.7

自己資本利益率

(%)

98.0

52.0

12.2

18.4

18.2

株価収益率

(倍)

57.9

配当性向

(%)

38.9

54.3

従業員数

(名)

10

20

28

37

53

株主総利回り

(%)

(比較指標:  -   )

(%)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

最高株価

(円)

4,100

最低株価

(円)

983

 

(注)1.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第11期の期首から適用しており、第11期以降の主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、第8期は潜在株式が存在しないため、記載しておりません。第9期、第10期及び第11期は新株予約権の残高はありますが、非上場であったことから、期中平均株価を把握できないため記載しておりません。

3.第12期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、2022年4月28日に東京証券取引所グロース市場に上場したため、新規上場日から第12期の末日までの平均株式を期中平均株式数とみなして算出しております。

4.第9期、第10期、第11期及び第12期の財務諸表については、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に基づき作成しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、EY新日本有限責任監査法人により監査を受けております。なお、第8期については、「会社計算規則」(平成18年法務省令第13号)の規定に基づき算出した数値を記載しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けておりません。

5.第10期は事業拡大に伴い先行投資も含めた人員拡充を行ったことから、経常利益及び当期純利益が大幅に減少しました。

6.2018年12月17日付けで普通株式1株につき普通株式1.3株の割合で株式分割を行っております。第8期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。また、2021年12月1日付で普通株式1株につき300株の割合で株式分割を行っております。これに伴い第9期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算出しております。

7.2020年11月30日を払込期日とする第三者割当増資により普通株式1,064株を、また、2020年12月31日を払込期日とする第三者割当増資により普通株式176株を発行しております。

8.当社は、2022年4月28日付での東京証券取引所グロース市場への上場に伴い、2022年4月27日を払込期日として、普通株式743,000株の公募増資を実施しております。

9.2023年2月20日を払込期日とする第三者割当増資により普通株式550,000株を発行しております。

10.第8期、第9期、第10期及び第11期の株価収益率については、当社株式は非上場であったため記載しておりません。

11.従業員数は就業人員であり、臨時雇用人員はその総数が従業員の100分の10未満のため記載を省略しております。

12.第8期から第12期の株主総利回り及び比較指標については、2022年4月28日に東京証券取引所グロース市場に上場したため、記載しておりません。

13.最高株価及び最低株価については、東京証券取引所グロース市場における株価を記載しております。なお、2022年4月28日に東京証券取引所グロース市場に上場したため、それ以前の株価については該当事項がありません。

 

 

2 【沿革】

 当社は2011年に「株式会社ブリッジ・シー」として設立されました。当社の沿革は以下のとおりであります。

 

年月

概要

2011年5月

東京都港区港南において、資産運用サービスの提供を目的として、株式会社ブリッジ・シー(現、クリアル株式会社)を設立

2013年10月

日本不動産イニシアティブ株式会社(現、クリアルパートナーズ株式会社)の株式100%を取得

 

2014年4月

日本不動産イニシアティブ株式会社の全株式を、株式会社ブリッジ・シーの親会社であるBRIDGE-C HOLDINGS PTE. LTD.(シンガポール法人)に譲渡、株式会社ブリッジ・シーと日本不動産イニシアティブ株式会社が兄弟会社となる

2015年6月

その他資本剰余金の資本組入により資本金を10百万円に増資

 

2015年12月

ドムスレジデンシャルエステート株式会社の株式を日本不動産イニシアティブ株式会社が100%取得

2016年1月

第二種金融商品取引業、投資助言・代理業登録

 

2016年3月

日本不動産イニシアティブ株式会社が、飲食事業の運営を目的として、アメリカ合衆国ハワイ州にてBRIDGE C HAWAII INC.を合弁にて設立

 

2017年5月

株式移転により、完全親会社株式会社ブリッジ・シー・ホールディングスを設立

日本不動産イニシアティブ株式会社が所有するドムスレジデンシャルエステート株式会社の株式を株式会社ブリッジ・シー・ホールディングスに譲渡

株式会社ブリッジ・シー、日本不動産イニシアティブ株式会社、ドムスレジデンシャルエステート株式会社がそれぞれ株式会社ブリッジ・シー・ホールディングスの100%子会社となる

2017年7月

宅地建物取引業免許取得

2017年8月

有限会社明香苑(現、株式会社向島ダイニング)の持ち分を100%取得

 

2017年9月

日本不動産イニシアティブ株式会社が、飲食事業の運営を目的として、シンガポールにてMEAT HERO PTE. LTD.を合弁にて設立

 

2017年10月

当社の商号を株式会社ブリッジ・シー・キャピタル(現、クリアル株式会社)に変更

日本不動産イニシアティブ株式会社が、株式会社ブリッジ・シー・エステート(現、クリアルパートナーズ株式会社)に商号変更

有限会社明香苑が、株式会社ブリッジ・シー・ダイニング(現、株式会社向島ダイニング)に商号変更

 

2017年11月

株式会社ブリッジ・シー・エステートが所有するBRIDGE C HAWAII INC.株式及びMEAT HERO PTE. LTD.株式を株式会社ブリッジ・シー・ダイニングに譲渡

2018年3月

株主割当増資を実施し資本金を100百万円に増資

 

2018年10月

不動産特定共同事業者許可(電子取引業務)を取得

株式会社ブリッジ・シー・ダイニングの株式を100%売却し、飲食事業より撤退

 

2018年11月

「CREAL」のブランド名でインターネットを利用した不動産ファンドオンラインマーケットサービスを開始

 

2018年12月

親会社株式会社ブリッジ・シー・ホールディングスを吸収合併し、株式会社ブリッジ・シー・キャピタルが存続会社となる

 

2019年7月

合同会社RLSプロジェクトに対して匿名組合出資58百万円を行い、その子会社である合同会社RLSプロパティとともに子会社化

 

2019年11月

合同会社RLSプロジェクトに対して匿名組合出資52百万円を追加出資

 

2020年11月

第三者割当増資を実施し資本金を339百万円に増資

 

2020年12月

第三者割当増資を実施し資本金を379百万円に増資

 

2021年3月

商号をクリアル株式会社に変更

株式会社ブリッジ・シー・エステートが、クリアルパートナーズ株式会社に商号変更

2021年4月

ドムスレジデンシャルエステート株式会社の株式を100%売却

2022年4月

東京証券取引所グロース市場に上場

2023年1月

SBIホールディングス株式会社と資本業務提携契約を締結

2023年2月

SBIホールディングス株式会社を割当先とする第三者割当増資を実施

 

 

 

<当社グループの変遷>

 


 

(注) 上記の変遷については、当社及び現在の連結子会社にかかる変遷を記載しております。

 

 

3 【事業の内容】

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び連結子会社(クリアルパートナーズ株式会社、合同会社RLSプロジェクト、合同会社RLSプロパティ)の計4社で構成されており、「不動産投資を変え、社会を変える」というグループミッションを実現すべく、DX(注1)を活用した資産運用プラットフォーム事業を展開しております。当社グループが展開する資産運用プラットフォーム事業は不動産への投資、資金調達、物件仕入れ、運用、売却といった不動産投資運用にかかる一連のフローのDXを推進しており、ITの活用により効率的に運営される新しい資産運用プラットフォームです。

世界の運用資産残高は増え続け、また国内でも老後の年金問題に挙げられるように、資産運用の重要性やニーズは機関・個人投資家問わず増しています。あらゆる資産運用の手段の中でも、不動産投資は他の上場金融商品と比較して、金融市場の影響を受けにくく、価値が相対的に安定した、資産運用に欠かせない重要な商品のひとつにもかかわらず、不動産投資への機会は一部の富裕層や機関投資家に限定され、また管理手法や業務プロセスには大きな変革の余地がある状況です。従来イノベーションが進んでいなかった不動産投資の業界においても、大きなIT化の進む局面に来ており、当社ではITプラットフォームの有無が資産運用業界における競争優位性を持ち始める時代に入っていると考えています。海外では不動産投資のDX化が進展を続け、例えばグローバルの不動産投資クラウドファンディング (注2)のマーケットは約142億ドル(2022年)から約7,934億ドル(2032年) (注3)へ成長するという予測もされております。

当社では、従前より機関投資家等のプロ向けに不動産投資運用サービスを展開しておりますが、当社の有するプロ向け資産運用ノウハウにDXを組み合わせ、一般個人には手の届きにくい非公開市場である不動産投資市場へすべての個人がアクセスできるようなプラットフォームを構築しています。不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL」は従来の人的リソースに依拠していた資産運用プロセスのDXを推し進め、多くの人が手軽に楽しく安心してオンラインで不動産投資による効率的な資産運用を始められるサービスを創造し、金融包摂(注4)の実現を企図するサービスです。すなわち「CREAL」は、いままで大型不動産投資への参加機会を持てなかった多くの個人へ不動産投資の門戸を開放することにより、不動産投資の民主化を実現します。また、「CREAL」では個人投資家の多くの共感を呼び込むことが可能であるため、従来投資が進んでいなかったESG不動産(注5)及び地方創生領域を含めた新しい不動産投資対象領域への投資の促進を図り、経済的リターンと社会的リターン(注6)の両立を図ります。

このように当社は、ITと資産運用のノウハウの活用により、誰もが不動産投資による安定的な資産運用を開始できる資産運用プラットフォーム事業を提供することで、資産運用の民主化という社会課題を解決します。また同時に、日本に滞留する約1,100兆円(注7)の現預金を資産運用へ振り向ける転機となるサービスとなることを目指しています。


 

(注)1. DXとはDigital Transformationの略で、進化したデジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革していくことを指します。

2.クラウドファンディングとは群衆(クラウド)と資金調達(ファンディング )を組み合わせた造語で、インターネットを通じて特定のプロジェクト等に共感した人より資金を募る仕組みです。

3.Polaris Market Research & Consulting LLP, Real Estate Crowdfunding Market Report (Forecast to 2032)より。

4. 「金融包摂(Financial Inclusion)」とは、世界銀行による定義では「すべての人々が、経済活動のチャンスを捉えるため、また経済的に不安定な状況を軽減するために必要とされる金融サービスにアクセスでき、またそれを利用できる状況」のことを指しており、経済活動に必要な金融サービスをすべての人々が利用できるようにする取り組みです。

5.「ESG不動産」は、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素も考慮した投資対象となる不動産を指します。

6.「社会的リターン」とは、社会的な成果をもたらす事業に資金を投入することにより得られる、社会の状況が改善したという成果・事実を指します。

7. 日本銀行が2023年3月17日発表した2022年第4四半期の資金循環統計(速報)によると、2022年12月末時点の家計の金融資産は2,022兆円、うち現預金が1,116兆円となっています。

 

(1) 事業の具体的内容

当社グループでは資産運用プラットフォーム事業を有機的に一体となり運営しているため単一セグメントでありますが、①「CREAL」②「CREAL Partners」③「CREAL Pro」の3つのサービスにより構成されております。①当社が展開する、1万円から資産運用が可能なサービスである「CREAL」では、保育園などESG不動産からレジデンスに至るまで多様な不動産へ投資ができる不動産ファンドオンラインマーケットです。また、②連結子会社であるクリアルパートナーズ株式会社が展開する、1,000万円からの資産運用が可能な「CREAL Partners」は、ITを活用し効率的に実物不動産(主に首都圏の中古区分レジデンス)に投資ができる個人投資家向けの資産運用サービスです。そして、③当社が展開する、1億円からの資産運用となる「CREAL Pro」は、機関投資家・超富裕層(注1)向けの大型不動産への投資を通じた資産運用サービスです。なかでも、「CREAL」及び「CREAL Partners」はDXを大きく活用したサービスであり、当社の主軸成長事業です。

 

(注)1. 「超富裕層」とは、純金融資産(預貯金、株式、投資信託、一時払い生命保険など、世帯として保有する金融資産の合計額から負債を差し引いた金額)について5億円以上の保有額を誇る世帯を指します。

 

セグメント

サービス

投資金額

サービス内容

資産運用

プラットフォーム事業

CREAL

1万円~

・不動産ファンドオンラインマーケット

CREAL

Partners

1,000万円~

・実物不動産(主に首都圏の中古区分レジデンス)への投資を通じた資産運用サービスの提供

・賃貸管理サービスの提供

CREAL Pro

1億円~

・機関投資家や超富裕層向けの不動産投資サービスの提供

 

 

(2) 事業の特徴

  「CREAL」

「CREAL」は、クラウドファンディングを活用した不動産ファンドオンラインマーケットです。資産運用において重要な位置づけを占めるにも拘わらず、投資に必要な多額の資金と手間、専門的な知識が障害となり個人にとっては遠い存在であった不動産投資への門戸を広く個人に開放するサービスです。

当社が予め設定した分配金リターンを目的として投資家が一口1万円からさまざまな不動産へ投資できるサービスであり、投資家登録から投資実行に至るまですべてオンラインで不動産投資を完結することができる仕組みです。また、投資後の物件の管理から運用、そして売却に至る全運用プロセスについて不動産投資ノウハウを有する当社に一任することができ、投資家は手間や高度な知識を要することなく不動産投資運用が可能となります。

 

 


 


 

「CREAL」の業務の流れは以下のとおりであります。

a.  当社自社開発のAIを活用した物件仕入れ及び査定機能を持つ「CREAL buyer」や物件供給の業務提携契約締結先の会社、ホテルや保育園の運営者、仲介会社等から収集した投資物件情報からスクリーニングを行い投資適格物件の選定を行います。

b.  当社が選定した投資適格物件についてファンドの組成を行い、不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL」上に公開します。

c.  投資家は掲載されたファンド情報及びファンドに応じて設定された利回りを考慮のうえ投資金額を決定します。

d.  ファンドが成立した場合には、当社が「CREAL」にて募集完了した投資金額を用いて対象不動産を売主より購入します。その際、当社はファンド組成費用として一定の手数料(アップフロント・フィー)を受領します。

e.  ファンド運用期間中に不動産を賃貸することにより賃借人から得られる賃料を基にして、投資家へ配当を行います。当社はファンド運用時に管理手数料(アセットマネジメント・フィー)を受領します。

f.  ファンド運用終了時に不動産を売却することにより得られた売却代金を基にして、投資家へ最終配当及び元本償還を行います。ファンド運用終了時においては不動産売却手数料(エグジット・フィー)を受領し、さらに当社が物件を売却して利益が生じた場合には、当社は当該売却利益または当該売却利益の一部(プロフィットシェア)を受領します。

 

 


 

また、「CREAL」では、これまでの不動産投資において課題となっていた「情報の非対称性」(注1)を解消すべく、楽しくも分かりやすい徹底した情報開示を実践しております。以下は「CREAL」における情報開示項目の例となります。

・募集金額、想定利回り(インカムゲイン、キャピタルゲイン内訳)、想定運用期間、想定初回配当日

・投資対象の不動産や運営者へのインタビューについてのとりまとめ動画

・プロジェクトについての投資リスクの考え方

・物件が所在する地図と建物図面

・不動産価格調査報告書やエンジニアリングレポート等の不動産鑑定を含めた専門家の第三者レポート

・物件の運営者の概要

・投資対象が所在するエリアや市場のマクロマーケットの概況

・投資リターンの参考となる類似物件についての賃貸事例や売却事例

・ファンドにおける調達資金とその使途

・投資リターンのシミュレーション

・投資後の毎月のプロジェクト進捗報告をまとめたモニタリングレポート

 

 


 

 

「CREAL」はサービス開始以来、社会的に資金を必要としているが十分に流れていないESG不動産領域へ注力してまいりました。今までは投資規模が小さいため世の中に必要な不動産であるのにもかかわらず機関投資家からの投資がされにくかった保育園、学校、地方創生関連のアセットに対して、クラウドファンディングにより個人投資家からの投資資金を送る導管としての役割を果たし、社会性と投資商品性の両立を図ることを目指しております。「CREAL」における初めてのESG不動産への投資は2019年4月、東京都豊島区駒込に所在する保育園となります。以後、「CREAL」におけるこれまでの投資金額に占めるESG不動産への投資額は50億円超(注2)となっております。

 


 

(注)1.不動産会社である売主と一般個人である買主の間で保有する情報に格差があり、買主にとって不利な条件で不動産投資をせざるを得ない状況のことを指します。

2.サービスローンチから2023年3月末日時点における「CREAL」にて投資した全不動産の投資金額のうちESG不動産が占める金額の総額。

 

   「CREAL Partners」

「CREAL Partners」は、個人投資家向けに、実物不動産(主に首都圏の中古区分レジデンス)への投資を通じた資産運用サービスを提供しております。個人投資家向けに販売する投資用不動産を連結子会社であるクリアルパートナーズ株式会社が仕入れ、個人投資家に販売することにより当社は売却利益を獲得します。また、「CREAL Partners」では不動産販売後、投資家にとって必要な各種管理業務サービスも提供し、集金代行手数料や契約事務手数料等の賃貸管理収入を継続して受領します。

「CREAL Partners」では、不動産投資に関わる一連のプロセス各所でのDX化を通じ、業務改善やコスト削減、また顧客にとっての利便性が高まるような取り組みをしております。

 

 ・投資案件の物件評価・仕入システム「CREAL buyer」

物件仕入れを効率的に行うために自社開発をしたAIを用いた物件評価・仕入システム「CREAL buyer」は、膨大なオンライン上の中古区分レジデンス不動産情報の中から、当社グループが仕入れるべき物件を自動的に収集・提案します。「CREAL buyer」のAIは、不動産に関わる膨大な量のデータを常時学習しており、ローケーションやエリア、面積・築年数・スペックに応じた適正な賃料や価格査定を可能としており、当社グループの購入する物件についての適切な価格査定を行っている他、割安な価格や賃料が設定されているハイパフォーマンスな物件をインターネット上で常に選別し、そのような物件がある際には仕入れの提案を担当者に通知します。「CREAL buyer」の機能のうち賃料査定機能の導入は2020年8月からとなりますが、インターネット上での自動仕入れ機能の導入は2021年9月となります。「CREAL buyer」の利用により、AIによる適正賃料・適正価格の提示を通じた効率の良い仕入れ業務を実現、投資商品の安定的な供給をサポートしています。

 


 

・不動産投資運用のDXを推進する「CREAL concierge

物件の収支や契約書がオンラインで一元管理できる「CREAL concierge」の利用により、いままで書面や対面でのやりとりに大きく依存していた不動産投資運用プロセスのDXを推進します。クリアルパートナーズ株式会社の顧客である不動産オーナーは、物件の賃貸状況や収支状況がオンラインでいつでも手軽に確認可能となります。また、顧客である不動産オーナーに対して最新の販売中の不動産を表示することも可能とすることにより、顧客の更なるロイヤルティ育成をし、物件の買い増しを促進します。

 


 

・物件管理業務効率化ツール「CREAL manager」

物件の賃貸管理を一元化する「CREAL manager」の利用により、区分中古レジデンス不動産における賃貸管理業務を効率的に運用できる仕組みを構築しています。書面やエクセルなどで分散管理していた情報が一元化され、契約管理及び入出金管理を効率的に管理することはもちろん、オーナー向け明細の作成や希望者への郵送が自動化され効率的な作業を可能としております。

 


 

   「CREAL Pro」

1億円からの資産運用サービスである「CREAL Pro」は、機関投資家・超富裕層向けの資産運用サービスであり、大型不動産への投資を通じた資産運用サービス事業を展開しております。具体的には、当社が情報を入手した投資物件を基に仲介業務や私募ファンドを組成・運用する業務が中心となります。また、当社グループが固定資産として保有するホテルの運営事業も含まれております。

 

「CREAL Pro」の業務の流れは以下のとおりであります。

a. 物件供給の業務提携契約締結先の会社、ホテルや保育園の運営会社、仲介会社等から収集した投資物件情報からスクリーニングを行い投資適格物件の選定を行います。

b. 当社が選定した投資適格物件についてファンドの組成もしくは仲介業務を行い、当該ファンドへ出資に興味をもつ投資家の探索もしくは当該物件への購入意欲のある投資家の探索を行います。

c. 投資家による当該ファンドへの出資が行われファンドが成立した場合、もしくは投資物件を購入した場合には、当社はファンド組成費用として一定の手数料(アップフロント・フィー)もしくは仲介手数料を受領します。

d. ファンド運用期間中、当社は物件の運用管理を行うことにより管理手数料(アセットマネジメント・フィー)を受領します。

e. ファンド運用終了時に不動産を売却することにより得られた売却代金を基にして、投資家へ最終配当及び元本償還を行います。ファンド運用終了時においては不動産売却手数料(エグジット・フィー)を受領し、さらに当社が物件を売却して利益が生じた場合には、当社は当該売却利益の一部(プロフィットシェア)を受領します。

 

法人や機関投資家向けの不動産投資運用サービスを提供するに当たっては、取り扱う商品により適用される法規制・必要な許認可は異なりますが、当社では宅地建物取引業・第二種金融商品取引業及び金融商品取引法第29条に基づく登録を行い、現物不動産のみならずファンドの信託受益権の媒介業務や投資助言・代理業を行っています。また、CREAL Pro」における不動産特定共同事業法による現物不動産の取引・運用業務につきましても今後展開していく予定でございます。

 

 

[事業系統図]

当社グループの事業系統図は以下のとおりです。

 


 

※「CREAL」は短期の資産運用(5年以内)サービスとなりますが、サービスローンチから2023年3月末までの各ファンドの想定運用期間は4か月~7年となっております。

 

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金又は
出資金

主要な事業
の内容

議決権の所有
(又は被所有)
 割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

クリアルパートナーズ
株式会社

(注)3

東京都台東区

千円

14,000

不動産の投資販売・管理

100.0

不動産の取得・売却

不動産の賃貸管理委託

不動産の賃貸

合同会社RLSプロジェクト

(注)4

東京都中央区

千円

100

不動産の投資

匿名組合出資

アセットマネジメント契約受託

合同会社RLSプロパティ

(注)4

東京都中央区

千円

100

不動産の投資

アセットマネジメント契約受託

(その他の関係会社)

 

 

 

 

 

SBIホールディングス
株式会社

(注)5

東京都港区

百万円

139,272

企業グループの統括・運営等

(被所有)

21.4

資本業務提携

 

(注)1. 特定子会社に該当する子会社はありません。

2.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

3.クリアルパートナーズ株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

 主要な損益情報等  ①  売上高      4,992,928千円

②  経常損失      △27,781 〃

③  当期純損失    △25,439 〃

④  純資産額        85,251 〃

⑤  総資産額      803,462 〃

4.実質的な支配力を有しているため、連結子会社としております。

5.有価証券報告書を提出しております。

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

 

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

資産運用プラットフォーム事業

88

 

(注)1. 従業員数は就業人員数であり、臨時従業員の総数は従業員数の100分の10未満であるため記載を省略しています。

2.従業員数が当連結会計年度で26名増加しておりますが、主として事業拡大に伴う採用によるものであります。

3. 当社グループは資産運用プラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。

 

(2) 提出会社の状況

 

 

 

2023年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

53

39

1.9

6,143

 

(注)1. 従業員数は就業人員数であり、臨時従業員の総数は従業員数の100分の10未満であるため記載を省略しています。

2.従業員数が当事業年度で16名増加しておりますが、主として事業拡大に伴う採用によるものであります。

3. 平均年間給与は、基準外賃金及び賞与を含んでおります。

4. 当社は資産運用プラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。

 

(3) 労働組合の状況

当社グループにおいて労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

 

3 【事業等のリスク】

当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資判断上重要であると考えられる事項につきましては、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下のとおり記載しています。当社グループはこれらのリスクの可能性を十分認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の迅速な対応に努める方針です。

なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性のあるすべてのリスクを網羅するものではありません。

 

(1)当社のリスクマネジメント体制  

当社は、リスクの顕在化防止のため、また発生した場合の適切な対応による損失の最小化を図るため、代表取締役社長を委員長とし、取締役を中心に構成するリスク管理委員会を設置しております。

 

(2)当社のリスクマネジメント体制の運用状況

 リスク管理委員会は、四半期に1回定期的に開催し、リスクの調査、その重要度に応じた各種リスクへの対応策の検討及び決定、対策の実施状況のモニタリング等を行っております。

 

(3)事業等のリスク

① 不動産市場の動向について

(顕在化可能性:中/影響度:中/発生時期:特定時期なし)

当社グループが属する不動産業界は、景気動向、金利動向及び地価の変動等の不動産市場の動向に影響され、当社グループにおいてもこれらの経済情勢の変化により、各事業の業績に影響を受けます。将来不動産価格が下落した場合には、棚卸資産の評価損が発生する可能性があります。また、不動産の価格が高騰し、これに伴い購入金額が上昇した場合には、物件の仕入が困難となる可能性があり、また、販売の際にはその収益性が低下し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。もっとも、当社の運営する不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL」の活用により、当社は銀行借入に依存することなく個人からダイレクトに資金を調達することができるため、金融機関の貸出姿勢の変化にかかわらず安定して不動産への投資が可能となっております。

 

② 新型コロナウイルス等の感染症の拡大について

(顕在化可能性:中/影響度:中/発生時期:特定時期なし)

新型コロナウイルス等の感染症の拡大は、生活防衛のたの資産運用の重要性について認識される契機となり、在宅ワークを通じた個人投資家の時間的融通もあり、当社グループの展開するサービスへの追い風となる側面があります。一方で、その影響が長期化し経済不況が生じるような場合には、資産運用に対するニーズの動向が不透明になる可能性があり、また経済不況が不動産市況に影響がある場合には、不動産価格の下落や各種不動産の稼働率低下等を通じて、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。そのため、当社グループでは各種不動産に対して適切なアセットアロケーションを図るとともに、運営状況を慎重に把握することとしています。

 

③ 劣後出資を通じて案件売却時に損失が発生する可能性について

(顕在化可能性:中/影響度:中/発生時期:特定時期なし)

当社の運営する不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL」では、投資家保護の観点から、出資持分を優先部分と劣後部分に分け、優先部分を保有する投資家は劣後部分を保有する投資家より優先的に配当等を受け取る仕組みを構築しております。想定どおりに収益が生じなかった場合のリスクを、劣後部分を有する投資家(当社)が劣後出資額を上限として負担することにより、優先部分への配当等の確実性を高めております。結果的には優先部分は劣後部分に比べてリターンは低くなるものの安定性が高く、劣後部分はハイリスク・ハイリターンとなります。なお、2020年12月以後の案件においては劣後出資割合を5%程度と設定しております。

当社は投資案件毎に案件総額の5%〜20%を劣後出資部分として投資(劣後出資)しています。つまり、投資案件売却時に損失が発生する場合には、劣後出資額を上限として当社が優先して損失を負担することから、不動産市況次第では売却時に損失が出る可能性があります。なお、当該劣後出資については当社のみ出資を可能としております。

売却時期においては原則として事前に案内をしている想定運用期間内で売却を目指しますが、例外として想定運用期間内に対象不動産の売却が完了しない場合には満了日の1ヶ月前までに投資家へ通知することにより、満了日から60ヶ月を超えない範囲で期間を延長する場合がございます。すなわち、不動産市況が下降局面で売却損失が発生する可能性が高い場合は、投資家との契約上、投資期間を長期に延長し、不動産市況が回復することを待つことのできる合意を予めとりつけております。かかる対応策を講じているにもかかわらず、売却損失が多く発生する場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。なお、サービス開始から2023年3月末現在に至るまで売却損失が発生した案件はございません。

 

④ クラウドファンディング市場の成長性について

(顕在化可能性:低/影響度:中/発生時期:特定時期なし)

不動産投資クラウドファンディングのマーケットはグローバルで約142億ドル(2022年)から、今後は約7,934億ドル(2032年)まで成長するという予測がなされております。日本においても約10億ドル(2022年)から今後は約583億ドル(2032年)へと成長するという予測もされております(注1)。今後も当社としては投資リターンを目的とした商品の市場成長を期待していますが、クラウドファンディング市場の成長速度によっては会員獲得のスピード、ひいては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(注)1.Polaris Market Research & Consulting LLP, Real Estate Crowdfunding Market Report (Forecast to 2032)より。

 

⑤ 不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL」案件募集時に成立下限額を調達できない場合について

(顕在化可能性:低/影響度:小/発生時期:特定時期なし)

「CREAL」にて大型案件を募集する際には、案件成立にあたっての下限調達額を設定することがあります。投資家からの応募金額が下限調達額を下回る場合には案件自体が成立せず、応募金額を投資家に返還することになりますが、案件の不成立が続く場合には投資家からの応募が減少していく可能性があり、ひいては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また成立下限額を調達できない場合、募集の前提となる不動産の売買契約の条件によっては、売主へ違約金を支払う場合があり、当該違約金の支払いが当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑥ 案件仕入について

(顕在化可能性:中/影響度:中/発生時期:特定時期なし)

当社グループの資産運用プラットフォーム事業では、個人向け及び法人向けに数多くの投資対象から良質と思われる案件の仕入れを行っていますが、それらは仲介会社、施設運会社者(ホテル・介護施設・病院・保育園等の運営者)、一般事業法人、個人不動産オーナー等多岐に分散しています。案件仕入は特定の会社に集中せずに常に広いネットワークの中から行っていますが、当社グループが良質と判断できる案件の仕入れを計画どおりに行うことができない場合、売上や各種フィー収入の減少を通じて、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑦ 引き渡し時期による業績の変動について

(顕在化可能性:中/影響度:中/発生時期:特定時期なし)

当社グループでは、不動産の売却にあたっては引渡基準を採用しています。当社グループでは、引き渡し時期による業績の変動がないように案件管理・期日管理を徹底しておりますが、案件によっては1件あたりの売上高や損益が財務数値に大きな影響を与えることがあり、そのような案件の引渡し時期が計画に対して前後することにより、当社グループの四半期や年度損益に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑧ KPIの動向について

(顕在化可能性:中/影響度:中/発生時期:特定時期なし)

当社グループでは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4) 経営戦略及び目標とする経営指標」に記載のとおり、各種KPIを設定して経営状況の管理を行っています。これらKPIの達成やその指標の改善に常に努めておりますが、各種KPIの実績が大幅に悪化することを通じて、売上高や収益率に大きな悪影響を及ぼし、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

⑨ 競合について

(顕在化可能性:中/影響度:中/発生時期:特定時期なし)

クラウドファンディング市場は急速な勢いで成長しているため、既存企業や新規参入企業との競合はあるものの、現在は市場成長の恩恵が上回っているものと考えています。しかしながら、今後市場の成長が鈍化した場合、あるいは参入企業が多く増える場合には、新規投資家獲得速度の減速や投資家離脱、あるいは投資家あたりの投資金額減少を通じて、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑩ 人材の確保について

(顕在化可能性:低/影響度:中/発生時期:特定時期なし)

当社グループでは、今後の事業拡大のためには、優秀な人材を確保することが最重要課題だと考えています。このため、今後も優秀な人材の採用及び教育研修実施の機会・内容の充実により、当社グループの企業理念及び経営方針を理解した、当社の成長を支える社員の育成を行うとともに、優秀な人材の確保を継続して行ってまいりますが、計画どおりに人材が確保できない場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑪ 小規模組織であることについて

(顕在化可能性:低/影響度:中/発生時期:特定時期なし)

本書提出日現在における当社グループの組織は小規模であり、会社の規模に応じた内部管理体制や業務執行体制を構築しております。このため、業容拡大に応じた人員を確保できず、役職員による業務遂行に支障が生じる場合、あるいは役職員が予期せず退任又は退職した場合、内部管理体制や業務執行体制が有効に機能せず、当社グループの事業展開に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑫ 訴訟などの可能性について

(顕在化可能性:低/影響度:中/発生時期:特定時期なし)

当社グループでは、コンプライアンス経営の重要性を認識しており、コーポレート・ガバナンスの強化に努めています。当社グループの事業に関連して、過去第三者との間で重要な訴訟やクレームといった問題が発生したという事実はありませんが、当社グループが販売した物件の契約不適合やクレーム等に起因する訴訟等が発生する可能性は存在します。訴訟等の内容及び結果によっては、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑬ 契約不適合責任について

(顕在化可能性:低/影響度:中/発生時期:特定時期なし)

当社グループが販売した物件に対して民法及び宅地建物取引業法のもと、契約不適合責任を負っています。万が一、当社グループが販売した物件に契約の内容に適合しないものがあるとされた場合には、当社グループは契約不適合責任に基づく、補修工事費用の負担等を追うことがあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑭ 個人情報の管理について

(顕在化可能性:低/影響度:大/発生時期:特定時期なし)

当社グループの事業活動において、顧客・取引先・クラウドファンディングの会員の機密情報や個人情報を取得・保有しています。当社グループでは、これらの情報流出を防止するために、情報管理規程を定め、個人情報の保護に関する法律、関係諸法令及び監督当局のガイドライン等を遵守し、社内規程の制定及び管理体制の確立を図るとともに、個人情報管理責任者を選任して、上記関係規範を従業員に周知・徹底しています。個人情報の取り扱いについては、今後も、細心の注意を払ってまいりますが、不測の事態によって当社グループが保有する個人情報が外部流出した場合、賠償責任を課せられるリスクや当社グループに対する信用が毀損するリスク等があり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑮ 災害の発生及び地域偏在について

(顕在化可能性:低/影響度:大/発生時期:特定時期なし)

地震、暴風雨、洪水等の自然災害、暴動、火災等の人災、感染症の拡大が発生した場合、当社グループが保有する不動産の価値が大きく毀損する可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループが保有する不動産は、売却時の需要を考慮した上で、東京を中心とする首都圏所在の比率が高い状況にあり、当該地域における地震その他の災害、地域経済の悪化等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑯ 法的規制等について

(顕在化可能性:低/影響度:大/発生時期:特定時期なし)

当社グループが行う事業につきましては、以下の法令等による規制を受けています。しかしながら、今後、これらの法令等の解釈の変更及び改正が行われた場合、また、当社グループが行う事業を規制する法令等が新たに制定された場合には、事業内容の変更や新たなコスト発生等により、当社グループの業績及び今後の事業運営に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループが取得している以下の許認可(登録)等につき、本書提出日現在において事業主として欠格事由及びこれらの許認可(登録)の取消事由に該当する事実はないことを認識していますが、今後、欠格事由又は取消事由に該当する事実が発生し、許認可(登録)取消等の事態が発生した場合には、当社グループの事業に支障を来たすと共に業績に影響を及ぼす可能性があります。

また、不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL」については、不動産特定共同事業法に基づき運営していますが、クラウドファンディング市場の歴史がまだ浅く、今後、不動産特定共同事業法の改正等が生じる可能性があります。かかる改正等が生じた場合は、当社として直ちに対応していく方針ですが、法改正による規制強化等によって事業運営に与える影響が大きい場合には、事業活動、並びに財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(a) 当社グループの事業活動に関係する主な法的規制

法的規制

・宅地建物取引業法

・金融商品取引法

・不動産特定共同事業法(電子取引業務)

 

 

(b) 当社グループの取得している免許・登録等

当社

許認可等の名称

許認可番号等/有効期間

規制法

免許取消条項

宅地建物取引業免許

東京都知事(2)第100911号

2022年7月29日~2027年7月28日

宅地建物取引業法

同法第5条

第66条

第68条

金融商品取引業登録(第二種金融商品取引業、投資助言・代理業)

関東財務局長(金商)第2898号

有効期間の定めはありません

金融商品取引法

同法第52条

第54条

不動産特定共同事業者許可(電子取引業務)

東京都知事第112号

有効期間の定めはありません

不動産特定共同事業法

同法第36条

 

クリアルパートナーズ株式会社

許認可等の名称

許認可番号等/有効期間

規制法

免許取消条項

宅地建物取引業免許

東京都知事(2)第96109号

2018年12月21日~2023年12月20日

宅地建物取引業法

同法第5条

第66条

第68条

賃貸住宅管理業登録

国土交通大臣(01) 第002476号

2021年11月10日~2026年11月9日

賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律

同法第26条

 

 

⑰ システムリスクについて

(顕在化可能性:低/影響度:大/発生時期:特定時期なし)

当社の不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL」は、外部のサーバーや通信ネットワークシステムを利用し、事業を運営しています。従いまして、サーバーのシステムダウンや外部からの不正アクセス、サイバー攻撃等により、「CREAL」に何かしらの問題が発生した場合には、「CREAL」の運営に支障を来たし、当社グループに対する信用の毀損を通じて、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑱ 配当政策について

(顕在化可能性:事業計画の進捗状況による/影響度:小/発生時期:特定時期なし)

当社は、株主への利益還元を経営上の重要な課題として認識しており、事業基盤の整備や事業展開の状況、経営成績や財政状態等を総合的に勘案しながら、継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針としております。

当社は、現在では「CREAL」の事業拡大を積極的に推進しており、成長過程にあることから、内部留保の充実を図り、組織体制、システム環境の整備への投資等の財源として資金を有効活用することが、株主に対する最大の利益還元に繋がると考えております。当社は、将来において、財政状態及び経営成績を勘案しながら配当を実施していく方針ではありますが、現時点において、今後の具体的な配当方針については未定であります。

 

⑲ ストック・オプション行使による株式価値の希薄化について

(顕在化可能性:高/影響度:小/発生時期:権利行使期間内)

当社では、取締役、監査役、従業員等に対するインセンティブを目的としたストック・オプション制度を採用しています。本書提出日の前月末現在における新株予約権による潜在株式数は381,300株であり、当連結会計年度末における発行済株式総数5,731,200株の6.7%に相当します。また、今後においてもストック・オプション制度を活用していくことを検討しており、現在付与している新株予約権に加え、今後付与される新株予約権について行使が行われた場合には、既存株主が保有する株式の価値が希薄化する可能性があります。

 

⑳ 大株主との関係について

(顕在化可能性:中/影響度:中/発生時期:特定時期なし)

当社取締役会長である徳山明成は、同氏の資産管理会社の所有株式数を含めると、当連結会計年度末時点の発行済株式総数の29.4%の議決権を所有している大株主であります。氏は、現在当社の非常勤取締役として業務執行取締役ではないものの、相応の稼働時間をもって取引先開拓等の各種側面支援を行っており、今後も安定株主として引続き一定の議決権を保有し、その議決権行使にあたっては、株主共同の利益を追求すると共に、少数株主の利益にも配慮する方針を有しております。同氏は安定株主であると認識しておりますが、将来的に何らかの事情により、大株主である同氏の株式が減少した場合には、当社株式の市場価格及び議決権行使の状況等に影響を及ぼす可能性があります。

 


当社株式の流動性について

 

(顕在化可能性:中/影響度:中/発生時期:特定時期なし)

当社株式の流動性については、事業計画に沿った成長資金の公募増資による調達、ストック・オプションの行使による流通株式数の増加等により、流動性の向上を図っていく方針ではありますが、何らかの事情により上場時よりも流動性が低下する場合には、当社株式の市場における売買が停滞する可能性があり、それにより当社株式の需給関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。

 

5 【経営上の重要な契約等】

当社は、2023年1月13日開催の取締役会において、当社を承継会社、当社の完全子会社であるクリアルパートナーズ株式会社を分割会社とする吸収分割をすることの決議を行い、2023年2月14日に吸収分割契約を締結し、2023年4月1日を効力発生日として会社分割を実施いたしました。

詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 重要な後発事象」をご参照下さい。

 

2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社

 

 

 

2023年3月31日現在

事業所名
(所在地)

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業員数
(名)

建物及び構築物

工具、器具及び備品

土地

(面積㎡)

ソフトウエア

合計

本社

(東京都台東区)

本社

202,553

1,797

271,091

 (108.46)

1,156

476,599

53

Rakuten Stay

東京浅草

(東京都台東区)

ホテル

498,729

443

410,732

(273.30)

104

910,010

 

(注)1.現在休止中の主要な設備はありません。

2.新オフィス移転のための建設仮勘定は記載しておりません。

 

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

15,000,000

15,000,000

 

 

① 【ストックオプション制度の内容】

会社法に基づき発行した新株予約権は、次のとおりであります。

A.第1回新株予約権

決議年月日

2019年7月23日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社取締役    2

当社従業員    12

当社子会社取締役 2

当社子会社従業員 14

新株予約権の数(個) ※

635 [545] (注)1

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株) ※

普通株式 190,500 [163,500] (注)1

新株予約権の行使時の払込金額(円)※

44[44] (注)2

新株予約権の行使期間 ※

2021年9月2日~2029年9月30日

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) ※

発行価格  44[44]

資本組入額 22[22]

新株予約権の行使の条件 ※

(注)3

新株予約権の譲渡に関する事項 ※

新株予約権の譲渡については、取締役会の承認を要するものとする。

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※

(注)5

 

※ 当事業年度の末日(2023年3月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(2023年5月31日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度の末日における内容から変更はありません。

(注)1.新株予約権1個につき目的となる株式数は300株であります。

ただし、新株予約権の割当日後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により付与株式数を調整、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てる。

調整後付与株式数

調整前付与株式数

×

分割・併合の比率

 

2.新株予約権の割当日後、当社普通株式につき、次の(1)又は(2)を行う場合、行使価額をそれぞれ次に定める算式(以下、「行使価額調整式」という)により調整し、調整の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げる。

(1)当社が株式分割又は株式併合を行う場合

調整後行使価額

調整前行使価額

×

分割・併合の比率

 

(2)当社が時価を下回る価額で新株式の発行又は自己株式の処分を行う場合(会社法第194条の規定(単元未満株主による単元未満株式売渡請求)に基づく自己株式の売渡し、当社普通株式に転換される証券若しくは転換できる証券の転換又は当社普通株式の交付を請求できる新株予約権(新株予約権付社債に付されたものを含む)の行使による場合を除く)

調整

後行使価額

調 整 前

行使価額

×

既発行株式数+

新規発行株式数×1株当たり払込金額

時  価

既発行株式数+新規発行株式数

 

3.新株予約権の行使の条件

(1)新株予約権者が当社又は当社の子会社若しくは関連会社の取締役、監査役、執行役員又は従業員の地位(以下、「従業員等の地位」という)にある場合は、新株予約権行使時においても継続して従業員等の地位にあるときに限り、他の新株予約権の行使の条件を充足している(行使ができなくなる条件に該当しないことも含む。以下同じ)ことを条件に、新株予約権を行使することができるものとする。

(2)新株予約権者が死亡した場合、その相続人は新株予約権を行使することはできない。ただし、当社取締役会の決議により特に行使が認められた場合はこの限りではない。

(3)新株予約権者は、他の新株予約権の行使の条件を充足していることを条件に、以下に掲げる期間においてのみ、それぞれに定める割合を限度として、新株予約権を行使することができるものとする。ただし、株式公開の日以降、取締役会において別途決議した場合は、下記①から②に定める期間及び割合に関わりなく、承認された新株予約権の個数につき行使することができるものとする。

①株式公開の日の1年後の応当日から起算して1年間 割当てを受けた新株予約権の25%に相当する数(1個に満たない端数が生じる場合には、これを切り捨てる)

②株式公開の日の2年後の応当日から起算して1年間 割当てを受けた新株予約権の50%に相当する数(1個に満たない端数が生じる場合には、これを切り捨てる)

③株式公開の日の3年後の応当日から起算して1年間 割当てを受けた新株予約権の75%に相当する数(1個に満たない端数が生じる場合には、これを切り捨てる)

④株式公開の日の4年後の応当日以降 割当てを受けた新株予約権の全て

(4)新株予約権者が新株予約権を放棄した場合には、当該新株予約権を行使することができない。

(5)新株予約権者が当社及び当社の関係会社と競業関係にある会社(当社の関係会社を除く)の役員、従業員、代理人、嘱託社員(派遣社員を含む)、顧問、相談役、代表者、アドバイザー又はコンサルタントに就いた場合には、当該新株予約権者は、その有する新株予約権を行使することができない。

(6)本要項の他の規定にかかわらず、新株予約権者が故意若しくは重過失により当社の社内規程に違反した場合、禁錮以上の刑に処せられた場合、当社若しくは当社の関係会社の社会的信用を害する行為その他当社若しくは当社の関係会社に対する背信的行為と認められる行為を行った場合、又は、新株予約権者が不正行為、営業秘密の漏えいその他の故意若しくは重過失による義務違反により当社に対して損害を与えた場合、当該新株予約権者は、その有する新株予約権を行使することができない。また、これらの事由に該当するか否かを当社が調査している期間、当該新株予約権者は、その有する新株予約権を行使することができない。

4.新株予約権の取得条項

当社は、以下の事由が生じた場合、当該事由が生じた日以降で当社取締役会が別途定める日に、当該新株予約権者(第(1)号の場合はすべての新株予約権者)が保有する未行使の新株予約権の全部又は一部を無償で取得することができる。

(1)以下の①、②、③、④、⑤又は⑥の議案につき当社株主総会で承認された場合(株主総会決議が不要の場合は、当社の取締役会決議がなされた場合)

①当社が消滅会社となる合併契約承認の議案

②当社が分割会社となる分割契約若しくは分割計画承認の議案

③当社が完全子会社となる株式交換契約若しくは株式移転計画承認の議案

④当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することについての定めを設ける定款の変更承認の議案

⑤新株予約権の目的である種類の株式の内容として譲渡による当該種類の株式の取得について当社の承認を要すること若しくは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定めを設ける定款の変更承認の議案

⑥当社の特別支配株主による他の株主(及び新株予約権者)に対する株式等売渡請求を承認する議案

(2)新株予約権者が、新株予約権の行使の条件を充足しない(行使できなくなる条件に該当することを含む)こととなった場合

(3)新株予約権者が死亡した場合

5.組織再編の際の取扱い

当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る)、吸収分割若しくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る)又は株式交換若しくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る)(以上を総称して以下、「組織再編行為」という)をする場合には、組織再編行為の効力発生日(吸収合併につき吸収合併がその効力を生ずる日、新設合併につき新設合併設立株式会社の成立の日、吸収分割につき吸収分割がその効力を生ずる日、新設分割につき新設分割設立株式会社の成立の日、株式交換につき株式交換がその効力を生ずる日及び株式移転につき株式移転設立完全親会社の成立の日をいう。以下同じ)の直前において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という)の新株予約権をそれぞれ交付することとする。ただし、以下の各号に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めることを条件とする。

(1)交付する再編対象会社の新株予約権の数
新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付する。

(2)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類
再編対象会社の普通株式とする。

(3)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数
組織再編行為の条件等を勘案の上、(注)1に準じて決定する。

(4)新株予約権の行使に際して出資される財産の価額
交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、組織再編行為の条件等を勘案の上、再編後の行使価額に上記(3)に従って決定される当該新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とする。

(5)新株予約権を行使することができる期間
新株予約権を行使することができる期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、新株予約権を行使することができる期間の満了日までとする。

(6)新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項
新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げる。

(7)譲渡による新株予約権の取得の制限
譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要する。

(8)新株予約権の取得条項
(注)4に準じて決定する。

(9)その他の新株予約権の行使の条件
(注)3に準じて決定する。

6.2021年11月11日開催の取締役会決議により、2021年12月1日付で普通株式1株につき300株の割合で株式分割したことにより、「新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数」、「新株予約権の行使時の払込金額」及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」が調整されております。

7.2023年6月27日開催の株主総会決議により、(注)3.(3)に記載している新株予約権の行使の条件を変更いたしました。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 重要な後発事象」を参照下さい。

 

B.第3回新株予約権

決議年月日

2020年5月18日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社取締役    1

当社従業員    16

当社子会社従業員 6

新株予約権の数(個) ※

313 [311](注)1

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株) ※

普通株式 93,900 [93,300] (注)1

新株予約権の行使時の払込金額(円)※

334[334] (注)2

新株予約権の行使期間 ※

2022年6月2日~2030年6月30日

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) ※

発行価格  334[334]

資本組入額 167[167]

新株予約権の行使の条件 ※

(注)3

新株予約権の譲渡に関する事項 ※

新株予約権の譲渡については、取締役会の承認を要するものとする。

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※

(注)5

 

※ 当事業年度の末日(2023年3月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(2023年5月31日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度の末日における内容から変更はありません。

(注)1.新株予約権1個につき目的となる株式数は300株であります。

ただし、新株予約権の割当日後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により付与株式数を調整、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てる。

調整後付与株式数

調整前付与株式数

×

分割・併合の比率

 

2.新株予約権の割当日後、当社普通株式につき、次の(1)又は(2)を行う場合、行使価額をそれぞれ次に定める算式(以下、「行使価額調整式」という)により調整し、調整の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げる。

(1)当社が株式分割又は株式併合を行う場合

調整後行使価額

調整前行使価額

×

分割・併合の比率

 

(2)当社が時価を下回る価額で新株式の発行又は自己株式の処分を行う場合(会社法第194条の規定(単元未満株主による単元未満株式売渡請求)に基づく自己株式の売渡し、当社普通株式に転換される証券若しくは転換できる証券の転換又は当社普通株式の交付を請求できる新株予約権(新株予約権付社債に付されたものを含む)の行使による場合を除く)

調整

後行使価額

調 整 前

行使価額

×

既発行株式数+

新規発行株式数×1株当たり払込金額

時  価

既発行株式数+新規発行株式数

 

3.新株予約権の行使の条件

(1)新株予約権者が当社又は当社の子会社若しくは関連会社の取締役、監査役、執行役員又は従業員の地位(以下、「従業員等の地位」という)にある場合は、本新株予約権行使時においても継続して従業員等の地位にあるときに限り、他の本新株予約権の行使の条件を充足している(行使ができなくなる条件に該当しないことも含む。以下同じ)ことを条件に、本新株予約権を行使することができるものとする。

(2)新株予約権者が死亡した場合、その相続人は新株予約権を行使することはできない。ただし、当社取締役会の決議により特に行使が認められた場合はこの限りではない。

(3)新株予約権者は、他の新株予約権の行使の条件を充足していることを条件に、以下に掲げる期間においてのみ、それぞれに定める割合を限度として、新株予約権を行使することができるものとする。ただし、株式公開の日以降、取締役会において別途決議した場合は、下記①から②に定める期間及び割合に関わりなく、承認された新株予約権の個数につき行使することができるものとする。

①株式公開の日の1年後の応当日から起算して1年間 割当てを受けた新株予約権の50%に相当する数(1個に満たない端数が生じる場合には、これを切り捨てる)

②株式公開の日の2年後の応当日から起算して1年間 割当てを受けた新株予約権の全て

(4)新株予約権者が新株予約権を放棄した場合には、当該新株予約権を行使することができない。

(5)新株予約権者が当社及び当社の関係会社と競業関係にある会社(当社の関係会社を除く)の役員、従業員、代理人、嘱託社員(派遣社員を含む)、顧問、相談役、代表者、アドバイザー又はコンサルタントに就いた場合には、当該新株予約権者は、その有する新株予約権を行使することができない。

(6)本要項の他の規定にかかわらず、新株予約権者が故意若しくは重過失により当社の社内規程に違反した場合、禁錮以上の刑に処せられた場合、当社若しくは当社の関係会社の社会的信用を害する行為その他当社若しくは当社の関係会社に対する背信的行為と認められる行為を行った場合、又は、新株予約権者が不正行為、営業秘密の漏えいその他の故意若しくは重過失による義務違反により当社に対して損害を与えた場合、当該新株予約権者は、その有する新株予約権を行使することができない。また、これらの事由に該当するか否かを当社が調査している期間、当該新株予約権者は、その有する新株予約権を行使することができない。

4.新株予約権の取得条項

当社は、以下の事由が生じた場合、当該事由が生じた日以降で当社取締役会が別途定める日に、当該新株予約権者(第(1)号の場合はすべての新株予約権者)が保有する未行使の新株予約権の全部又は一部を無償で取得することができる。

(1)以下の①、②、③又は④の議案につき当社株主総会で承認された場合(株主総会決議が不要の場合は、当社の取締役会決議がなされた場合)

①当社が消滅会社となる合併契約承認の議案

②当社が分割会社となる分割契約若しくは分割計画承認の議案

③当社が完全子会社となる株式交換契約若しくは株式移転計画承認の議案

④当社の特別支配株主による他の株主(及び新株予約権者)に対する株式等売渡請求を承認する議案

(2)新株予約権者が、新株予約権の行使の条件を充足しない(行使できなくなる条件に該当することを含む)こととなった場合

(3)新株予約権者が死亡した場合

5.組織再編の際の取扱い

当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る)、吸収分割若しくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る)又は株式交換若しくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る)(以上を総称して以下、「組織再編行為」という)をする場合には、組織再編行為の効力発生日(吸収合併につき吸収合併がその効力を生ずる日、新設合併につき新設合併設立株式会社の成立の日、吸収分割につき吸収分割がその効力を生ずる日、新設分割につき新設分割設立株式会社の成立の日、株式交換につき株式交換がその効力を生ずる日及び株式移転につき株式移転設立完全親会社の成立の日をいう。以下同じ)の直前において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という)の新株予約権をそれぞれ交付することとする。ただし、以下の各号に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めることを条件とする。

(1)交付する再編対象会社の新株予約権の数
新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付する。

(2)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類
再編対象会社の普通株式とする。

(3)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数
組織再編行為の条件等を勘案の上、(注)1に準じて決定する。

(4)新株予約権の行使に際して出資される財産の価額
交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、組織再編行為の条件等を勘案の上、再編後の行使価額に上記(3)に従って決定される当該新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とする。

(5)新株予約権を行使することができる期間
新株予約権を行使することができる期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、新株予約権を行使することができる期間の満了日までとする。

(6)新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項
新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げる。

(7)譲渡による新株予約権の取得の制限
譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要する。

(8)新株予約権の取得条項
(注)4に準じて決定する。

(9)その他の新株予約権の行使の条件

   (注)3に準じて決定する。

6.2021年11月11日開催の取締役会決議により、2021年12月1日付で普通株式1株につき300株の割合で株式分割したことにより、「新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数」、「新株予約権の行使時の払込金額」及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」が調整されております。

 

C.第4回新株予約権

決議年月日

2022年11月14日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社従業員    27

当社子会社従業員 17

新株予約権の数(個) ※

1,026 [1,026] (注)1

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株) ※

普通株式 102,600 [102,600] (注)1

新株予約権の行使時の払込金額(円)※

1,507[1,507] (注)2

新株予約権の行使期間 ※

2024年12月1日~2026年11月30日

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) ※

発行価格  1,507[1,507] 

資本組入額 753.5[753.5] 

新株予約権の行使の条件 ※

(注)3

新株予約権の譲渡に関する事項 ※

新株予約権の譲渡については、取締役会の承認を要するものとする。

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※

(注)5

 

※ 当事業年度の末日(2023年3月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(2023年5月31日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度の末日における内容から変更はありません。

(注)1.新株予約権1個につき目的となる株式数は100株であります。

新株予約権を割り当てる日(以下、「割当日」という)以降、当社が当社普通株式につき、株式分割(当社普通株式の株式無償割当てを含む。以下、株式分割の記載につき同じ)又は株式併合を行う場合には、次の算式により付与株式数の調整を行い、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てる。

調整後付与株式数

調整前付与株式数

×

分割・併合の比率

 

    当該調整後付与株式数を適用する日については、下記2.(3) ①の規定を準用する。

    また、上記のほか、割当日以降、当社が合併、会社分割、株式交換又は株式交付を行う場合その他これらの場合に準じて付与株式数の調整を必要とする場合には、当社は、合理的な範囲で付与株式数を適切に調整することができる。

2.新株予約権の割当日以降、当社が当社普通株式につき、次の(1)又は(2)を行う場合、行使価額をそれぞれ次に定める算式(以下、「行使価額調整式」という)により調整し、調整の結果生じる1 円未満の端数は、これを切り上げる。

(1)当社が株式分割又は株式併合を行う場合

調整後行使価額

調整前行使価額

×

分割・併合の比率

 

(2)当社が時価を下回る価額で新株式の発行又は自己株式の処分を行う場合(会社法第194条の規定(単元未満株主による単元未満株式売渡請求)に基づく自己株式の売渡し、当社普通株式に転換される証券若しくは転換できる証券の転換又は当社普通株式の交付を請求できる新株予約権(新株予約権付社債に付されたものを含む)の行使による場合を除く)

調 整 後

行使価額

調 整 前

行使価額

×

既発行株式数+

新規発行株式数×1株当たり払込金額

新規発行前の1株当たり時価

既発行株式数+新規発行株式数

 

① 行使価額調整式に使用する「時価」は、調整後行使価額を適用する日に先立つ45取引日目に始まる30取引日(終値のない日を除く)における上場金融商品取引所(ただし、当社普通株式の上場する金融商品取引所が複数の場合は、当該期間における当社普通株式の出来高、値付率等を考慮して最も適切と判断される主たる取引所)における当社普通株式の普通取引の終値(気配表示を含む。以下同じ)の平均値とする。

② 行使価額調整式に使用する「既発行株式数」は、基準日がある場合はその日、その他の場合は適用日の1ヶ月前の日における当社の発行済普通株式総数から当社が保有する当社普通株式にかかる自己株式数を控除した数とする。

③ 自己株式の処分を行う場合には、行使価額調整式に使用する「新規発行株式数」を「処分する自己株式数」に読み替える。

(3)調整後行使価額を適用する日は、次に定めるところによる。

① 上記(1)に従い調整を行う場合の調整後行使価額は、株式分割の場合は、当該株式分割の基準日の翌日(基準日を定めないときは、その効力発生日)以降、株式併合の場合は、その効力発生日以降、これを適用する。ただし、剰余金の額を減少して資本金又は準備金を増加する議案が当社株主総会において承認されることを条件として株式分割が行われる場合で、当該株主総会の終結の日以前の日を株式分割のための基準日とする場合は、調整後行使価額は、当該株主総会の終結の日の翌日以降、当該基準日の翌日に遡及してこれを適用する。なお、上記ただし書に定める場合において、株式分割のための基準日の翌日から当該株主総会の終結の日までに新株予約権を行使した(かかる新株予約権を行使することにより交付を受けることができる株式の数を、以下、「分割前行使株式数」という)新株予約権者に対しては、交付する当社普通株式の数を次の算式により調整し、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てる。

新規発行株式数

(調整前行使価額-調整後行使価額) × 分割前行使株式数

調整後行使価額

 

② 上記(2)に従い調整を行う場合の調整後行使価額は、当該発行又は処分の払込期日(払込期間が設けられたときは、当該払込期間の最終日)の翌日以降(基準日がある場合は当該基準日の翌日以降)、これを適用する。

(4)上記(1)及び(2)に定める場合の他、割当日以降、他の種類株式の普通株主への無償割当て又は他の会社の株式の普通株主への配当を行う場合等、行使価額の調整を必要とする場合には、かかる割当て又は配当等の条件等を勘案の上、当社は合理的な範囲で行使価額を調整することができる。

3.新株予約権の行使の条件

(1)新株予約権者は、新株予約権の権利行使時においても、当社又は当社の子会社若しくは関連会社の取締役、監査役、執行役員又は従業員の地位(以下、「従業員等の地位」という)にあることを要する。ただし、新株予約権者が従業員等の地位を全て喪失する前に、従業員等の地位の全喪失後の新株予約権の権利行使につき正当な理由があると取締役会決議により認めた場合は、この限りでない。

(2)新株予約権者が死亡した場合、その相続人は新株予約権を行使することはできない。ただし、当社取締役会の決議により特に行使が認められた場合はこの限りではない。

(3)新株予約権者が新株予約権を放棄した場合には、当該新株予約権を行使することができない。

(4)新株予約権者は、割当日以降、本新株予約権の権利行使期間の終期に至るまでの間に、東京証券取引所における当社の普通株式の普通取引の終値が2,940 円(ただし、(注)2.(1)、(2)、(3)及び(4)に準じて適切に調整されるものとする)を一度でも超過した場合に限り、本新株予約権を行使することができる。

(5)新株予約権者が当社及び当社の関係会社と競業関係にある会社(当社の関係会社を除く)の役員、従業員、代理人、嘱託社員(派遣社員を含む)、顧問、相談役、代表者、アドバイザー又はコンサルタントに就いた場合には、当該新株予約権者は、その有する新株予約権を行使することができない。

(6)本要項の他の規定にかかわらず、新株予約権者が故意若しくは重過失により当社の社内規程に違反した場合、禁錮以上の刑に処せられた場合、当社若しくは当社の関係会社の社会的信用を害する行為その他当社若しくは当社の関係会社に対する背信的行為と認められる行為を行った場合、又は、新株予約権者が不正行為、営業秘密の漏えいその他の故意若しくは重過失による義務違反により当社に対して損害を与えた場合、当該新株予約権者は、その有する新株予約権を行使することができない。また、これらの事由に該当するか否かを当社が調査している期間、当該新株予約権者は、その有する新株予約権を行使することができない。

(7)本新株予約権1個未満の行使を行うことはできない。 

4.新株予約権の取得条項

当社は、以下の事由が生じた場合、当該事由が生じた日以降で当社取締役会が別途定める日に、当該新株予約権者(第(1)号の場合はすべての新株予約権者)が保有する未行使の新株予約権の全部又は一部を無償で取得することができる。

(1)以下の①、②、③、④、⑤又は⑥の議案につき当社株主総会で承認された場合(株主総会決議が不要の場合は、当社の取締役会決議がなされた場合)

① 当社が消滅会社となる合併契約承認の議案

② 当社が分割会社となる分割契約若しくは分割計画承認の議案

③ 当社が完全子会社となる株式交換契約若しくは株式移転計画承認の議案

④ 当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することについての定めを設ける定款の変更承認の議案

⑤ 新株予約権の目的である種類の株式の内容として譲渡による当該種類の株式の取得について当社の承認を要すること若しくは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定めを設ける定款の変更承認の議案

⑥ 当社の特別支配株主による他の株主(及び新株予約権者)に対する株式等売渡請求を承認する議案

(2)新株予約権者が、新株予約権の行使の条件を充足しない(行使できなくなる条件に該当することを含む)こととなった場合

(3)新株予約権者が死亡した場合

5.組織再編の際の取扱い

当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る)、吸収分割若しくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る)又は株式交換若しくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る)(以上を総称して以下、「組織再編行為」という)をする場合には、組織再編行為の効力発生日(吸収合併につき吸収合併がその効力を生ずる日、新設合併につき新設合併設立株式会社の成立の日、吸収分割につき吸収分割がその効力を生ずる日、新設分割につき新設分割設立株式会社の成立の日、株式交換につき株式交換がその効力を生ずる日及び株式移転につき株式移転設立完全親会社の成立の日をいう。以下同じ)の直前において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という)の新株予約権をそれぞれ交付することとする。ただし、以下の各号に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めることを条件とする。

(1)交付する再編対象会社の新株予約権の数
新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付する。

(2)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類
再編対象会社の普通株式とする。

(3)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数
組織再編行為の条件等を勘案の上、(注)1に準じて決定する。

(4)新株予約権の行使に際して出資される財産の価額
交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、組織再編行為の条件等を勘案の上、再編後の行使価額に、上記(3)に従って決定される当該新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とする。

(5)新株予約権を行使することができる期間
新株予約権を行使することができる期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、新株予約権を行使することができる期間の満了日までとする。

(6)新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項

① 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げる。

② 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本準備金の額は、上記①記載の資本金等増加限度額から上記①に定める増加する資本金の額を減じた額とする。

(7)譲渡による新株予約権の取得の制限

譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要する。

(8)新株予約権の取得条項

(注)4に準じて決定する。

(9)その他の新株予約権の行使の条件

(注)3に準じて決定する。

 

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

 

(5) 【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

-

3

21

25

25

7

1,755

1,836

所有株式数
(単元)

-

3,855

615

13,834

5,343

132

33,490

57,269

4,300

所有株式数
の割合(%)

-

6.73

1.07

24.16

9.33

0.23

58.48

100.0

 

(注)自己株式は、「単元未満株式の状況」に21株に含まれております。

 

(6) 【大株主の状況】

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(株)

発行済株式
(自己株式を
除く。)の
総数に対する
所有株式数
の割合(%)

徳山 明成
(常任代理人 有限会社丸尾会計)

St Thomas Walk Singapore
(東京都中央区銀座2丁目10番8号マニエラ銀座ビル4階)

1,339,300

23.37

SBIホールディングス株式会社

東京都港区六本木1丁目6番1号

1,225,000

21.37

横田 大造

東京都世田谷区

396,600

6.92

BRIDGE-C ADVISORY PTE. LTD.
(常任代理人 有限会社丸尾会計)

18 Robinson Road, #20-02 18 Robinson, Singapore
(東京都中央区銀座2丁目10番8号マニエラ銀座ビル4階)

342,000

5.97

金子 好宏

東京都江東区

318,600

5.56

櫻井 聖仁

東京都港区

309,600

5.40

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海1丁目8-12

277,000

4.83

日本証券金融株式会社

東京都中央区日本橋茅場町1丁目2-10号

107,600

1.88

Y'sキャピタル合同会社

東京都港区赤坂9丁目7番2号

60,000

1.05

澁谷 賢一

東京都千代田区

52,000

0.91

4,427,700

77.26

 

(注)1.SBIホールディングス株式会社は、2023年2月20日に当社が第三者割当増資のために発行した株式を100%引受けたことにより、主要株主になっております。

2. 2023年6月6日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、日興アセットマネジメント株式会社が2023年5月31日現在で以下の株式を保有している旨が記載されております。

氏名又は名称

住所

 所有株式数
 (株)

 発行済株式の総数に対する所有株式数の割合(%)

日興アセットマネジメント株式会社

東京都港区赤坂9丁目7番1号

302,200

5.27

 

 

① 【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

1,458,138

6,198,136

 

 

預託金

528,289

1,353,085

 

 

売掛金

※1 15,234

※1 21,577

 

 

販売用不動産

※3, 7,469,677

※3,, 10,998,323

 

 

仕掛販売用不動産

3,547

※3 929,180

 

 

貯蔵品

5,613

673

 

 

その他

215,731

370,398

 

 

貸倒引当金

39,600

37,299

 

 

流動資産合計

9,656,633

19,834,078

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物

※3, 769,156

※3 774,463

 

 

 

土地

※3, 483,086

※3 681,824

 

 

 

建設仮勘定

-

19,448

 

 

 

その他

※3, 30,557

7,011

 

 

 

減価償却累計額

74,364

77,950

 

 

 

有形固定資産合計

※5 1,208,435

※5 1,404,797

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

その他

5,847

1,260

 

 

 

無形固定資産合計

5,847

※5 1,260

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

4,257

7,025

 

 

 

長期貸付金

-

2,424

 

 

 

繰延税金資産

28,912

130,794

 

 

 

その他

22,177

142,502

 

 

 

貸倒引当金

-

30,850

 

 

 

投資その他の資産合計

55,347

251,896

 

 

固定資産合計

1,269,631

1,657,954

 

資産合計

10,926,264

21,492,033

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

短期借入金

※3 254,300

※3 676,914

 

 

1年内償還予定の社債

583,200

-

 

 

1年内返済予定の長期借入金

※3, 29,808

※3, 504,380

 

 

未払法人税等

127,048

241,248

 

 

転貸損失引当金

6,773

3,345

 

 

クラウドファンディング預り金

565,818

3,506,066

 

 

匿名組合出資預り金

7,528,060

10,870,030

 

 

その他

※2 387,299

※2 670,160

 

 

流動負債合計

9,482,308

16,472,144

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

※3, 308,552

※3, 1,849,416

 

 

転貸損失引当金

3,378

32

 

 

その他

86,050

59,222

 

 

固定負債合計

397,980

1,908,670

 

負債合計

9,880,288

18,380,815

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

379,000

1,239,052

 

 

資本剰余金

279,000

1,139,052

 

 

利益剰余金

382,904

719,076

 

 

自己株式

-

25

 

 

株主資本合計

1,040,904

3,097,156

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

855

2,273

 

 

その他の包括利益累計額合計

855

2,273

 

新株予約権

2,696

10,146

 

非支配株主持分

1,520

1,641

 

純資産合計

1,045,976

3,111,217

負債純資産合計

10,926,264

21,492,033

 

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 10,581,003

※1 16,436,599

売上原価

9,026,835

※2 14,229,907

売上総利益

1,554,168

2,206,691

販売費及び一般管理費

 

 

 

広告宣伝費

197,311

277,848

 

支払手数料

135,428

155,862

 

支払報酬

89,770

94,742

 

役員報酬

104,385

117,494

 

給料及び手当

292,562

438,077

 

法定福利費

60,543

82,019

 

減価償却費

58,785

56,517

 

貸倒引当金繰入額

39,600

28,549

 

その他

262,081

408,216

 

販売費及び一般管理費合計

※3 1,240,468

1,659,326

営業利益

313,700

547,365

営業外収益

 

 

 

受取利息

19

38

 

受取保険金

793

-

 

違約金収入

※4 2,400

※4 800

 

補助金収入

907

-

 

還付加算金

-

189

 

その他

487

42

 

営業外収益合計

4,607

1,070

営業外費用

 

 

 

支払利息

14,260

38,622

 

社債利息

34,823

1,933

 

上場関連費用

4,028

11,763

 

減価償却費

6,652

-

 

その他

1,570

56

 

営業外費用合計

61,335

52,375

経常利益

256,973

496,060

特別利益

 

 

 

関係会社株式売却益

56,015

-

 

特別利益合計

56,015

-

匿名組合損益分配前税金等調整前当期純利益

312,988

496,060

匿名組合損益分配額

46,771

3,341

税金等調整前当期純利益

266,217

499,401

法人税、住民税及び事業税

146,839

265,740

法人税等調整額

53,463

102,631

法人税等合計

93,375

163,109

当期純利益

172,841

336,292

非支配株主に帰属する当期純利益

421

120

親会社株主に帰属する当期純利益

172,420

336,172

 

 

① 【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

1,072,720

5,776,339

 

 

預託金

528,289

1,353,085

 

 

売掛金

13,368

17,191

 

 

販売用不動産

7,350,665

10,444,840

 

 

仕掛販売用不動産

3,547

 929,180

 

 

貯蔵品

4,520

-

 

 

前渡金

76,718

120,660

 

 

前払費用

11,869

33,015

 

 

その他

102,464

251,126

 

 

貸倒引当金

39,600

37,299

 

 

流動資産合計

9,124,564

18,888,140

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

 567,532

 774,463

 

 

 

工具、器具及び備品

6,487

7,011

 

 

 

土地

 410,732

 681,824

 

 

 

減価償却累計額

40,031

77,950

 

 

 

建設仮勘定

-

19,448

 

 

 

有形固定資産合計

944,720

1,404,797

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

3,391

1,260

 

 

 

無形固定資産合計

3,391

1,260

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

関係会社株式

46,588

33,225

 

 

 

出資金

46

30

 

 

 

長期前払費用

3,274

13,238

 

 

 

繰延税金資産

21,376

121,731

 

 

 

その他

2,635

114,665

 

 

 

貸倒引当金

-

30,850

 

 

 

投資その他の資産合計

73,920

252,041

 

 

固定資産合計

1,022,033

1,658,099

 

資産合計

10,146,598

20,546,240

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

短期借入金

 197,100

 417,950

 

 

1年内償還予定の社債

583,200

-

 

 

1年内返済予定の長期借入金

-

 468,572

 

 

未払金

123,277

283,917

 

 

未払費用

32,755

14,162

 

 

未払法人税等

92,913

241,158

 

 

前受金

10,000

15,000

 

 

預り金

5,908

15,280

 

 

クラウドファンディング預り金

565,818

3,506,066

 

 

匿名組合出資預り金

7,528,060

10,870,030

 

 

その他

16,810

100,230

 

 

流動負債合計

9,155,845

15,932,367

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

-

 1,549,672

 

 

その他

49,202

34,062

 

 

固定負債合計

49,202

1,583,734

 

負債合計

9,205,047

17,516,102

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

379,000

1,239,052

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

279,000

1,139,052

 

 

 

資本剰余金合計

279,000

1,139,052

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

16,102

16,102

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

繰越利益剰余金

264,752

625,809

 

 

 

利益剰余金合計

280,854

641,911

 

 

自己株式

-

25

 

 

株主資本合計

938,854

3,019,991

 

新株予約権

2,696

10,146

 

純資産合計

941,550

3,030,137

負債純資産合計

10,146,598

20,546,240

 

 

② 【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

5,735,853

11,530,917

売上原価

4,788,091

9,892,892

売上総利益

947,762

1,638,025

販売費及び一般管理費

 

 

 

広告宣伝費

129,766

223,171

 

支払手数料

22,464

59,742

 

支払報酬

79,302

84,287

 

役員報酬

75,600

88,398

 

給料及び手当

197,254

284,811

 

租税公課

53,422

126,061

 

減価償却費

28,152

40,260

 

貸倒引当金繰入額

39,600

28,549

 

その他

145,675

179,174

 

販売費及び一般管理費合計

771,238

1,114,457

営業利益

176,524

523,567

営業外収益

 

 

 

受取利息

16

154

 

業務受託収入

 37,200

 43,200

 

違約金収入

2,400

800

 

その他

880

187

 

営業外収益合計

40,497

44,341

営業外費用

 

 

 

支払利息

2,606

28,201

 

社債利息

34,823

1,933

 

上場関連費用

4,028

11,763

 

減価償却費

6,652

-

 

その他

1,568

16

 

営業外費用合計

49,679

41,914

経常利益

167,342

525,994

特別利益

 

 

 

関係会社株式売却益

81,601

-

 

特別利益合計

81,601

-

税引前当期純利益

248,943

525,994

法人税、住民税及び事業税

103,089

265,292

法人税等調整額

12,004

100,354

法人税等合計

91,085

164,937

当期純利益

157,857

361,056