ダイワ通信株式会社

DAIWA TSUSHIN Co., Ltd
金沢市入江二丁目180番地
証券コード:71160
業界:情報・通信業
有価証券報告書の提出日:2023年6月22日

(1)連結経営指標等

回次

第6期

第7期

第8期

決算年月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

6,740,258

4,790,753

4,818,541

経常利益

(千円)

2,114,898

610,513

370,787

親会社株主に帰属する当期純利益

(千円)

1,403,689

394,479

242,808

包括利益

(千円)

1,403,689

394,479

242,808

純資産額

(千円)

1,790,095

2,184,575

2,427,297

総資産額

(千円)

3,896,933

3,344,653

3,750,808

1株当たり純資産額

(円)

661.28

807.01

896.69

1株当たり当期純利益

(円)

518.54

145.73

89.70

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

45.9

65.3

64.7

自己資本利益率

(%)

129.0

19.8

10.5

株価収益率

(倍)

19.32

営業活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

1,235,149

498,881

810,560

投資活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

14,417

288,060

256,168

財務活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

891,538

102,009

186,437

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

1,081,448

396,531

764,500

従業員数

(人)

121

123

114

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.第6期及び第7期の株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。

3.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数につきましては、年間の平均人員が従業員数の100分の10未満であるため記載を省略しております。

4.第6期以降の連結財務諸表については、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づき作成しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、有限責任監査法人トーマツの監査を受けております。

5.2021年12月31日付で普通株式1株につき1,000株の割合で株式分割を行っております。第6期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。

6. 第6期の売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益及び包括利益の大幅な増加は、新型コロナウイルス感染症対策商品の特需の影響によるものであります。

7.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第7期の期首から適用しており、第7期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第4期

第5期

第6期

第7期

第8期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

2,960,606

2,936,567

5,041,767

3,448,037

3,572,652

経常利益

(千円)

21,300

122,396

809,142

159,365

70,119

当期純利益

(千円)

12,688

98,634

543,015

100,880

44,006

資本金

(千円)

100,000

100,000

100,000

100,000

100,000

発行済株式総数

(株)

2,707

2,707

2,707

2,707,000

2,707,000

純資産額

(千円)

180,237

278,524

821,540

922,420

966,339

総資産額

(千円)

1,803,173

1,911,779

2,192,547

1,836,539

1,975,014

1株当たり純資産額

(円)

66,581.91

102,890.58

303.48

340.75

356.98

1株当たり配当額

(円)

(うち1株当たり中間配当額)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益

(円)

5,609.54

36,436.85

200.59

37.27

16.26

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

10.0

14.6

37.5

50.2

48.9

自己資本利益率

(%)

7.8

43.0

98.7

11.6

4.9

株価収益率

(倍)

106.58

配当性向

(%)

従業員数

(人)

70

73

90

88

83

株主総利回り

(%)

(比較指標:-)

(%)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

最高株価

(円)

2,515

最低株価

(円)

1,170

 (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.第4期から第7期までの株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。

3.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数につきましては、年間の平均人員が従業員数の100分の10未満であるため記載を省略しております。

4.第6期以降の財務諸表については、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に基づき作成しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、有限責任監査法人トーマツの監査を受けております。なお、第4期及び第5期については、「会社計算規則」(平成18年法務省令第13号)の規定に基づき算出した各数値を記載しております。また、当該各数値については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく有限責任監査法人トーマツの監査を受けておりません。

5.2021年12月31日付で普通株式1株につき1,000株の割合で株式分割を行っております。第6期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。

6.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第7期の期首から適用しており、第7期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

7.第4期から第8期までの株主総利回り及び比較指標については、2022年12月26日に東京証券取引所スタンダード市場に上場したため、記載しておりません。

8.最高株価及び最低株価は東京証券取引所スタンダード市場におけるものであります。

なお、2022年12月26日をもって同取引所に株式を上場いたしましたので、それ以前の株価については記載しておりません。

 

2【沿革】

当社は、創業者である現代表取締役社長の岩本秀成が1996年4月に有限会社ムーブ北陸を創業し、携帯電話の販売に係る代理店業を開始したことが端緒になっています。その後、1998年1月に社名をダイワ通信株式会社に変更し、2014年2月にセキュリティ事業を事業譲渡により取得しております。そして、2016年3月に旧ダイワ通信株式会社からの新設分割により、当社(現ダイワ通信株式会社)が設立されました。

年  月

事 業 変 遷 の 概 要

1996年4月

有限会社ムーブ北陸(現 IWAMOTOアセットマネジメント株式会社)を設立

1996年10月

株式会社デジタルツーカー北陸(現 ソフトバンク株式会社)の二次代理店として携帯電話サービスの取り扱いを開始

1998年1月

社名をダイワ通信株式会社に変更

1998年2月

株式会社デジタルツーカー北陸(現 ソフトバンク株式会社)と携帯電話サービスに関する代理店基本契約(一次代理店)を締結

2013年12月

株式会社シーピーユーとセキュリティ事業に関する業務を提携

2012年7月

東京都中央区に東京オフィスを開設

2014年2月

株式会社シーピーユーよりセキュリティ事業を取得(事業譲渡)

2016年3月

新設分割により新会社として当社(現ダイワ通信株式会社)を設立

携帯電話の販売代理店業を行うモバイル事業と防犯・監視カメラの企画・販売・施工・保守を行うセキュリティ事業の展開を目的に設立

2016年7月

大阪府大阪市北区に大阪オフィス(セキュリティ事業)を開設

2017年9月

アピタ松任(石川県白山市)にソフトバンクショップを出店

2018年1月

宮城県仙台市青葉区に仙台オフィス(セキュリティ事業)を開設

2018年1月

福岡県福岡市博多区に福岡オフィス(セキュリティ事業)を開設

2018年2月

金沢大河端複合施設(石川県金沢市)にソフトバンクショップを出店

2018年3月

ディーズセキュリティ株式会社を連結子会社化

2018年3月

北海道札幌市北区に札幌オフィス(セキュリティ事業)を開設

2018年3月

広島県広島市中区に広島オフィス(セキュリティ事業)を開設

2019年1月

電気通信工事などを手掛けるアクト通信株式会社を連結子会社化

2019年3月

イオンモールかほく(石川県かほく市)にソフトバンクショップを出店

2019年4月

新潟県長岡市に新潟オフィス(セキュリティ事業)を開設

2019年7月

ネットワークカメラの映像をAIが自動解析し、スマートフォン等へ通知するAIセキュリティシステム「SeDAI(セダイ)」をリリース

2019年9月

イオンモール高岡(富山県高岡市)にソフトバンクショップを出店

2019年9月

クラウド録画について、Eagle Eye Networks, Inc.と販売契約を締結

2020年3月

AI温度測定機能付顔認証デバイス「FACE FOUR」をリリース

2020年4月

赤外線対応測定自動スクリーニングカメラをリリース

2020年6月

成長戦略上のSafe City実現に向け、国家戦略特区 スーパーシティ・オープンラボに参画

2020年9月

商品「FACE FOUR」が令和2年度プレミアム石川ブランド製品を受賞

2020年11月

AI温度測定機能付顔認証デバイス「FACE FOUR +(プラス)」を発表

2020年12月

「FACE FOUR」がいしかわ企業研究者表彰事業最優秀賞を受賞

2021年3月

AI温度測定機能付顔認証デバイス「FACE FOUR mini」をリリース

2021年4月

自律走行式除菌ロボット「UV FOUR」をリリース

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年  月

事 業 変 遷 の 概 要

2021年6月

ラスパ白山(石川県白山市)にソフトバンクショップを出店

2021年6月

自律走行配膳ロボット「CARRY FOUR」をリリース

2021年7月

イオンモール白山(石川県白山市)にソフトバンクショップを出店

2021年8月

東京都港区(汐留シティセンター)に東京オフィス(セキュリティ事業)を移設

2021年9月

顔認証システムを採用したウォークスルー型無人店舗「Face Free~Motte ke!」をリリース

2021年11月

東京都港区(汐留シティセンター)に東京ショールーム(セキュリティ事業)を移設

2021年11月

ワクチンパスポート連携非接触型AI顔認証端末「Face Four Pass」をリリース

2022年4月

農薬散布ドローン「AIR FOUR」をリリース

2022年5月

大阪府大阪市北区(梅田スカイビル)に大阪オフィス・ショールーム(セキュリティ事業)を移設

2022年10月

AI顔認証送迎バス内置き去り防止支援システム「Face Roll Call」をリリース

2022年11月

AI顔認証アルコールチェックシステム「Face Four Checker」をリリース

2022年11月

ストーカー対策AI顔認証カメラ「Face Number」をリリース

2022年12月

東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場

2023年2月

登園通知システム「FACE FOUR CONNECT」をリリース

2023年2月

AI顔認証送迎バス内置き去り防止支援システム「Face Roll Call」が内閣府の作成する適合品リストに掲載

2023年4月

ヤマト運輸株式会社と業務委託契約を締結

 

3【事業の内容】

当社グループ(当社及び当社の連結子会社)は、当社(ダイワ通信株式会社)と当社の連結子会社2社(ディーズセキュリティ株式会社、アクト通信株式会社)により構成しており、防犯カメラを取り扱うセキュリティ事業、また代理店契約に基づく携帯電話等の通信サービスの契約取次及び携帯電話端末等の販売を行うモバイル事業の2事業で構成しています。

当社グループは、経営理念である「お客様から信頼を得る」という考え方の下、社会問題の解決に取り組んできました。そして、誰もが安心・安全・便利に暮らせる街づくりに取り組み、未来の街「Safe City(※1)」の実現を目指しております。その中において、当社グループはモバイル事業の安定収益を図り、成長を担うセキュリティ事業にその収益を充てることで、更なる成長を目指します。

なお、前述の2つの事業区分については「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

 

※1 Safe Cityとは、新世代の通信規格及び最先端のデジタルテクノロジーを活用し、人が安心・安全かつ便利に暮らせる未来の街のことを指します。

 

①セキュリティ事業

セキュリティ事業では、防犯カメラの商品企画及び開発、販売並びに防犯カメラシステムの施工、保守を行っております。当社は、大手事務機器メーカー及び大手警備会社の販路を活用して、ショッピングモールなどの大型施設からドラッグストア等の小売店舗、工場・倉庫、学校、医療・公共施設、建設現場、オフィス等、幅広い業種・業界にソリューションの提供を行っております。また、連結子会社ディーズセキュリティ株式会社における販路(認定パートナー制度(※2))を活用して、顧客にソリューションの提供を行っております。

 

※2 認定パートナー制度とは、ディーズセキュリティ株式会社における販売制度となります。防犯セキュリティ商材を取り扱う商社及び設備会社等の企業をパートナーに認定し、当該企業と協働して市場の開拓を行うものであります。また、本制度では当該企業をランク毎に区分し、ランク毎に応じた年間取引金額が設定されており、上位ランクの企業は、優位な販売支援を受けられる制度設計となっております。

 

当社グループの強みは、顧客に対し、マルチベンダー体制による商品力、またこれまでに培ったレコーダーと様々な防犯カメラとの接続に関するノウハウ、AI・Iotを用いた新商品の企画・開発を行える体制、これらを活かしたソリューションを提供できることにあります。その他、連結子会社アクト通信株式会社において防犯カメラシステムの施工管理が行えることから、ワンストップ体制を活かしたソリューションを提供できることにあります。

 

②モバイル事業

モバイル事業では、通信事業者(ソフトバンク株式会社)から販売委託を受け、1次代理店として顧客に携帯電話等の通信サービスの契約取次、顧客へのアフターサービスの提供及び携帯電話端末等の販売を行っております。また、携帯電話に係る販売を目的とした当社直営店舗の運営に加え、法人顧客を対象とした法人向け携帯電話等の通信サービスの契約取次等のソリューションの提供も行っております。

モバイル事業は、顧客に対し通信事業者が提供する通信サービスの利用契約の取次を行う事業が主となり、契約成立後に契約取次の対価として通信事業者から手数料を収受しております。

 

 

[事業系統図]

以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

 

0101010_001.png

 

※当社は、ディーズセキュリティ㈱における認定パートナー企業の1社であります。

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(千円)

主要な事業の内容

議決権の所有割合又は被所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

ディーズセキュリティ㈱

(注)1.2.3

 

 

アクト通信㈱

(注)1.2

 

石川県金沢市

 

 

 

新潟県長岡市

 

 

50,000

 

 

 

10,000

 

 

セキュリティ事業

 

 

セキュリティ事業

 

100

 

 

 

100

 

 

 

当社に防犯カメラ等の商品を販売している。

役員の兼任1名

 

当社商品に係る電気通信関連工事を施工している。

役員の兼任2名

 

 (注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

2.特定子会社であります。

3.ディーズセキュリティ㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。2023年3月期の主要な損益情報等は、以下のとおりとなります。

 (主要な損益情報等)

 ①売上高   1,609,174千円

 ②経常利益   290,032千円

 ③当期純利益  191,622千円

 ④純資産額  1,527,673千円

 ⑤総資産額  1,800,079千円

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

セキュリティ事業

71

モバイル事業

37

報告セグメント計

108

全社(共通)

6

合計

114

 (注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数につきましては、年間の平均人員が従業員数の100分の10未満であるため記載を省略しております。

2.全社(共通)として記載されている従業員数は、本社管理部門等に所属しているものであります。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

2023年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

83

32.3

5.1

4,054

 

セグメントの名称

従業員数(人)

セキュリティ事業

40

モバイル事業

37

報告セグメント計

77

全社(共通)

6

合計

83

 (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数につきましては、年間の平均人員が従業員数の100分の10未満であるため記載を省略しております。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3.全社(共通)として記載されている従業員数は、本社管理部門等に所属しているものであります。

 

(3)労働組合の状況

 当社グループに労働組合は結成されていませんが、労使関係は安定しております。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 提出会社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

 

3【事業等のリスク】

本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している主要なリスク及び当該リスクへの対応策等を以下に記載しております。

なお、本文の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。

 

 1.事業環境に関する事項

(1) 市場について

①セキュリティ事業

 セキュリティ事業におきましては、セキュリティカメラ並びに関連商品の販売・設置、及びセキュリティカメラによる画像データを、AI技術を用いて分析するセキュリティシステムの提供を行う事業を主力事業としております。今後、新たな法的規制や業界団体による規制の導入、その他予期せぬ要因等により、セキュリティカメラ動向の低迷、顧客のニーズの変化等、市場規模が縮小する動きがみられた場合には、当社セキュリティの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 そのため、当社グループは、常に市場動向を把握し、市場動向に応じた柔軟な対応を行うとともに、他市場への展開を積極的に進めることでリスクの低減を図ってまいります。

 

②モバイル事業

モバイル事業におきましては、携帯端末販売では、電気通信事業者の販売奨励制度の見直し、店舗支援策の変更などにより、業績に影響を及ぼす可能性があります。そのため、当社モバイル事業は、教育制度を充実させ、店舗での接客スキルを向上させ、端末販売に依存しない、付加価値サービス(データ移行サービス、ガラスフィルム貼付サービスなど)の獲得による収益獲得を図っていきます。

 

(2) 競合他社による影響について

セキュリティ事業におきましては、大手・中小を問わず多くの企業と競合しております。そのため、当社グループセキュリティ事業では、新しい技術・商品の企画・開発や新しい組み合わせによるソリューションの提供を継続して実施することで、他社との差別化を行うことにより、上記リスクに対応しております。

また、モバイル事業におきましては、法人向け営業を含め、ソフトバンク以外の通信キャリアの代理店のみならず、ソフトバンクの他の代理店との競争も生じております。そのため、当社モバイル事業は、教育制度を充実させ、店舗での接客スキルを向上させ、端末販売に依存しない、付加価値サービス(データ移行サービス、ガラスフィルム貼付サービスなど)の獲得による収益獲得を図っていきます。

 

(3)通信事業者政策変更による当社収益への影響について

モバイル事業におけるソフトバンク株式会社一次代理店としてのソフトバンクショップの運営は、ソフトバンク株式会社から手数料等を収受しております。そのため、受取手数料等の金額、受取対象期間、受取対象となるサービス業務の内容、通話料金に対する割合等の取引条件は、ソフトバンク株式会社の事業方針等により変更される可能性があり、今後大幅な取引条件等の変更が生じた場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当該事業はソフトバンクブランドに依拠するものであるため、ソフトバンク株式会社がソフトバンクショップ運営に関する方針、料金プラン、広告宣伝方針等の事業上の施策を変更した場合、並びにソフトバンクブランドのイメージの悪化その他の原因により他の通信キャリアに比してソフトバンクブランドの魅力が相対的に低下した場合、他の通信キャリアやMVNO事業者との競争激化・SIMロック解除等による通信キャリア間のシェアの変化等、ソフトバンク株式会社の戦略・事業計画の変更やソフトバンクブランドの動向等により、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(4) 総務省によるルール改正等の影響について

2019年1月、総務省は「モバイルサービス等の適正化に向けた緊急提言」を公表しました。当該公表を受け、今後、シンプルで分かりやすい料金プランの実現や販売代理店の業務の適正性の確保に向けた法令等のルール改正 が行われる可能性があります。当社グループは、総務省の法令等のルール改正に適切に対応いたしますが、今後の総務省から通信事業者への要請内容、関連する法令の改正等によっては、携帯電話等販売市場全体、当社グループの事業及び業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

(5) 法的規制等について

移動体通信事業者の代理店業務については、「電気通信事業法」、「景品表示法」、「個人情報保護法」、「携帯電話不正利用防止法」等の法的規制があります。当社グループは、当該法令等を遵守し販売活動を行っております。当社グループは、上記法令等を遵守するために従業員教育の実施を含め社内管理体制の強化に努めております。しかしながら、個人情報の漏洩等が発生した場合や上記法令等に違反した場合には、損害賠償責任を負い、代理店契約の解除又は営業の停止等の処分を受ける可能性があり、当社グループの業績及び事業計画に重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

(6) 技術革新

    当社グループが事業展開しているセキュリティ関連市場・モバイル関連市場では、情報技術の進化とそれに伴う市場ニーズの変化に迅速に対応することが求められております。当社グループとしても、技術革新に応じた機器の選定、ソリューションの拡充・改善及び事業戦略の修正などを迅速に行う必要があるものと考えております。なお、急激な技術革新の進展により、非常に速い速度で顧客の需要が変化した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。そのため、当社グループは、海外・国内の開発企業・協力企業との連携を密にとること(定期的な打ち合わせ、セキュリティショーへの参加など)により、新しい技術・商品のキャッチアップを継続して行い、常に顧客の需要動向を注視し、適切な在庫管理に努めることでリスク回避を図っております。

 

(7) 経営上の重要な契約について

    当社の経営上重要と思われる契約の概要は、「第2 事業の状況 5 経営上の重要な契約等」に記載のとおりであります。当該契約が期間満了、解除、その他の理由に基づき終了した場合、もしくは当社にとって不利な改定が行われた場合、または契約の相手方の経営状態が悪化したり、経営方針が変更されたりした場合には、当社の事業戦略及び業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

(8) 人材確保について

    当社グループは、継続的な事業成長のため、営業・販売及び商品企画並びに技術的な対応ができる優秀な人材の確保が重要であると認識しており、継続的な人材採用及び教育を実施しております。また、福利厚生等の充実により人材定着に努めておりますが、国内及び各地域における人材雇用・採用環境の変化等により人材確保が困難となる場合、社内人材の流出が継続する場合、人材獲得またはつなぎ止めのための費用増加が生じる可能性があるほか、著しい人材流出が生じた場合には事業運営に影響を及ぼし、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

 2.事業内容に関する事項

(1) 商品の調達及び外部生産委託について

セキュリティ事業における商品は、海外及び国内メーカーより調達しております。また外部業者に商品の生産を委託し、商品の調達を行っております。各メーカー及び外部業者とは密接かつ良好な関係を保ち、安定的な商品の調達に努めております。一方、需要急増による商品の納入遅れ、商品の欠陥といった品質上の問題、地震等の災害が発生した場合等、商品の調達に重大な支障をきたした場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、現在の世界的な半導体不足の影響で、一部の商品において調達が困難になる恐れが生じております。

そのため、当社グループでは複数のメーカー及び外部業者と幅広く取引を行うこと、また独自ブランドの商品を活用することで、特定企業の経営方針等の変更及び特定商品の需給状況の変動等にも対応できる体制を構築しております。

 

(2) 認定パートナー制度について

 セキュリティ事業では、各地域の認定パートナーとの間で商取引基本契約書及び商品の取引に関する覚書を締結し、特定地域での商品の販売を委託しております。当該代理店の業績・販売方針によって、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。そのため、当社グループでは、毎年認定パートナーの販売状況に応じたパートナー契約の見直し作業を行っており、常に優良パートナーと契約を行うことにより、当社グループの業績を安定させる体制をとっております。

 

(3) 特定商品に関する大幅な需要変動

①セキュリティ事業

セキュリティ事業は、市場動向を注視し、需給の変動に合わせた商品の生産及び購入を行い、急激な変動への対応と余剰在庫の発生を抑制するよう努めておりますが、経済状況や市場動向の急激な変化により当社グループ商品の需要が予想を大幅に下回る事態となった場合には、商品が余剰となり、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

2021年3月期は、新型コロナウイルスの感染防止目的で、特に施設等入場者の温度検知の用途からAI温度測定機能付顔認証デバイス「FACE FOUR」の需要が急激に増加となりました。その後の2022年3月期は、変異株(デルタ株)の流行から政府主導による人流抑制の影響から温度検知に対する需要は減少となりました。このことから、当社グループは、AI顔認証と扉の開閉を連携させた入退室管理システムのソリューションを展開し、商品の拡販に努めております。

 

②モバイル事業

モバイル事業においては、国内の景気低迷等による携帯電話の買い控え等に起因して携帯電話端末の販売台数が減少した場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

  (4)製造物責任について

 セキュリティ事業では、品質管理基準に従い商品の組み立て作業を実施しておりますが、全ての商品について欠陥がなく、将来においてリコールが発生しないという保証はありません。また、製造物責任賠償保険に加入しておりますが、この保険が最終的に負担する賠償額を十分にカバーできるという保証はありません。万が一、大規模なリコールが発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。そのため、当社グループでは、商品の仕様及び特性を熟知し、商品に関係する知識及び資格を持った者を組立作業に関与させる等、商品欠陥発生予防に努めております。

 

(5) 特定の取引先(販売先、仕入先)への依存について

   ①セキュリティ事業

セキュリティ事業では、警備会社系及び事務機器メーカー系の販路をもち、また全国に販売網を持つ大手販売先との販売体制を構築できていることが強みであります。なかでも販売比率が10%を超える販売先である綜合警備保障株式会社及びその関係会社、並びに株式会社リコーは重要な特定販売先にあります。当該事業においては、特定販売先と継続的な取引を目的とした取引基本契約書を締結し、また特定販売先と密接かつ良好な関係に努め、リスクの低減を図っております。ただし、特定販売先との取引契約において、取引条件の重大な変更や取引の解消等の不測の事態が生じた場合、販売高に大きく影響することが考えられ、当社グループの業績に重大な影響を与える可能性があります。

当該事業における商品調達は、全商品調達に対し、HIKVISION(※)をはじめとする海外メーカーの商品が半数を占め、特にHIKVISIONに依存しております。当社グループは、特定メーカーと良好な関係を維持しつつ、また特定メーカーとの対話に努め、リスクの低減を図っております。一方、今後の世界情勢によっては、特定地域または特定メーカーからの商品調達が困難となることが考えられます。これにより、当社グループの業績に重大な影響を与える可能性があります。

その他、当該事業における商品調達に関し、海外メーカーから商品を輸入するための輸入業務及び海外メーカーとの取引き等に関する手続き業務を兼ねて株式会社F.K.Solutionsから商品調達を行っております。海外メーカーからの調達比率が高いことを背景に、同社を経由して調達する商品は多く、同社への依存度は高い状況にあります。当社グループは、同社と密接かつ良好な関係を維持し、また仕入先の管理には万全を期すことによりリスクの低減を図っております。ただし、同社との急な取引契約の解消や経営不振等の不測の事態が生じた場合、商品の円滑な供給に支障をきたすことが考えられ、当社グループの業績に重大な影響を与える可能性があります。

 

  ※ HIKVISIONとは、中国の監視カメラメーカーであります。

 

   ②モバイル事業

 モバイル事業においては、ソフトバンク株式会社との代理店委託契約に基づくソフトバンクショップの運営並びに携帯電話端末等の販売及びソフトバンクのサービス提供にあります。当該事業にかかる商品の仕入れも代理店委託契約に基づき、同社より仕入れを行うことから同社に依存しております。

当該事業における事業活動の前提となる同社との代理店委託契約は、1年毎の自動更新でありますが、契約上、同社及び当社の双方どちらかが3ヶ月前に事前告知することで解除が可能となっているほか、以下のような事由を即時解除事由として定めております。

   (解除事由)

   ・当事者のいずれかが、差押、会社の整理もしくは再生・更生手続の開始、営業停止又は解散等に該当する場合

   ・当社が同社の信用・名誉を失墜させる行為もしくは同社との信頼関係を著しく損なう行為を行った場合

   ・当社が虚偽の請求もしくは報告等その他同社または顧客に対する背信的な行為を行った場合

   ・当社に反社会的勢力との関係があることの疑いが判明した場合

 

    なお、当社は同社と良好な関係を維持しており、本書提出日現在において解除事由等は生じておりません。ただし、同社との代理店委託が解除・解約等により契約が終了した場合や、契約の内容が大幅に変更された場合には、当該事業の存続に支障が生じ、当社の業績に影響が生じる可能性があります。

 

(6)商品の需給動向の変動について

    当社が取り扱う商品は、半導体をはじめとする様々な部品で構成されております。主要部品の半導体においては、新型コロナウイルス感染症のパンデミック、またそれに伴う加速的なリモート化、各種電子機器の技術革新を背景に、需要と供給のバランスが崩れる状況が生じております。今後の世界情勢によって、半導体やその他部品の需給バランスが崩れ、商品仕入価格の高騰、また予定数量の商品確保ができない恐れがあり、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

    その他、米国と中国における貿易摩擦に端を発し、米国は中国ハイテク企業からの製品調達を禁止すると表明しております。そのハイテク企業に、HIKVISIONが含まれております。本書提出日現在、国内(日本政府の方針含む)におけるHIKVISION製品の取扱いに関し、当社は、特別な問題は生じていないと認識をしております。ただし、米国と販売取引の関係を有する国内大手企業においては、HIKVISION製品の取扱いを見直す動きがあるようにも認識しております。

    当社における影響として、リコー並びにその関係会社との販売取引があります。同社は、HIKVISION製品の取扱いを行わない方針を表明しております。当社は同社の方針を受け、当社オリジナル商品「D'SSブランドカメラ」またはHIKVISION以外のメーカー商品で対応を既に実施しており、現状、当社における影響度は、限定的なものと捉えております。

    当社は、今後も各取引先(販売先、仕入先)と密接な関係を保ち、計画的かつ安定的な商品の調達を目指したうえで、安定した商品供給に努めてまいります。

 

 3.その他

  (1)特定人物への依存

  当社代表取締役社長である岩本秀成は、当社の創業者であり、本書提出日現在、同氏及び同氏の資産管理会社が当社株式の70.78%を所有する株主であります。同氏は創業以来の最高経営責任者であり、当社グループの事業運営において重要な役割を果たしております。当社グループは、同氏への過度な依存を回避すべく、経営管理体制の強化、経営幹部職員の育成、採用を図っておりますが、現時点において同氏に対する依存度は高い状況にあると考えております。今後、何らかの理由により同氏の当社グループにおける業務遂行の継続が困難となった場合、当社グループの事業運営等に影響を及ぼす可能性があります。

 

  (2)知的財産権

    当社は、第三者の特許権や商標等の知的財産権に関して、外部の弁理士等を通じて調査する等、その権利を侵害

   しないように留意するとともに、必要に応じて商標権等について知的財産権を登録することにより、当社権利の保

   護にも留意しております。しかしながら、当社の認識していない第三者の知的財産権が既に成立している又は今後

   成立する可能性があり、仮に当社が第三者の知的財産権を侵害した場合には、当該第三者により損害賠償請求、使

   用差止請求又はロイヤリティ支払要求等が発生する可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を

   及ぼす可能性があります。

 

  (3)配当政策について

    当社は、株主に対する利益還元と同時に、財務体質の強化及び競争力の確保を経営の重要課題の一つとして位置付けております。当社は成長過程にあると考えており、内部留保の充実を図り、事業の効率化と事業拡大のための投資に充当していくことが株主に対する最大の利益還元に繋がると考えております。このことから、創業以来当社は配当を実施しておらず、今後においても当面の間は内部留保の充実を図る方針にあります。将来的には、各事業年度の経営成績を勘案しながら株主への利益還元を検討していく方針ですが、現時点において配当実施の可能性及びその実施時期については未定となっております。

 

  (4)当社株式の流動性について
 2023年3月末現在、当社株式についての、株式会社東京証券取引所の定める流動株式比率は26.2%にとどまっております。今後は、当社大株主への一部売出しの要請、当社の事業計画に沿った成長資金としての公募増資による調達等による流通株式数の増加分を勘案し、これらの組み合わせにより、流動性の向上を図っていく方針ではありますが、何らかの事情により上場時よりも流動性が低下する場合には、当社株式の市場における売買が停滞する可能性があり、それにより当社株式の需給関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。

 

  (5)大規模な自然災害、重大な感染症等の発生について

   ①大規模な自然災害

    火災、地震、風水害等の大規模な自然災害等の緊急事態が発生した場合には、当社グループの事業活動が停滞し、業績及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。また、取引先からの商品供給不足や仕入価格の高騰、特定商品の欠品による機会損失が発生し、売上高及び利益が減少する等、当社グループの業績、財政状態及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、これら自然災害に対する備えとして、各自然災害への対応及び対策を記載した危機管理マニュアルを従業員に周知徹底するとともに、商品及び店舗設備等に損害保険を付保し、自然災害の影響を低減させる等の対策を講じております。

 

   ②重大な感染症

    当社グループでは新型コロナウイルス感染症等重大な感染症が長期間にわたり拡大・蔓延した場合には、出店施設の臨時休業、時短営業、外出自粛による来店客数の減少、取扱い業務の制限、取引先からの商品供給不足等が生じる恐れがあり、当社グループの業績及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。

    当社グループでは、重大な感染症が流行又は発生した場合には、監督官庁及び関連する行政機関の指針に従うとともに、キャリアショップにおいては通信事業者と適切な連携を図り、お客様、取引先及び従業員の安全を最優先に考え、関係機関と連携しながら感染症拡大防止に努めてまいります。

    なお、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として下記の対策を実施しております。

イ.全従業員に対し、健康状態の確認アンケートを実施

ロ.法人営業・間接部門等におけるテレワーク及び時差出勤の実施

ハ.キャリアショップにおける感染予防策の実施

1)対面接客用フェンスの設置及び座席間隔の確保

2)スタッフのマスク及びゴーグル着用

3)共用部、物品の除菌

4)非接触型体温計を利用したお客様の検温

5)Web来店予約の推進

 

  (6)訴訟等について

    当社グループが事業活動を行うに当たっては、偶発的に発生する訴訟や訴訟に至らない請求等を受ける可能性があります。このような訴訟等が発生し、予期せぬ結果となった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

    当社グループは、役職員に対しコンプライアンス意識の醸成のために定期的に啓蒙活動を行うと同時に、訴訟等の当事者となる可能性のある案件の発生を適切なモニタリングにより未然に防げるよう努めてまいります。

 

  (7)設備投資について

    当社グループは、「Safe City」の実現に向け、またセキュリティ事業の将来を見据え、中長期的なDSS商品倉庫兼研究施設(仮称)の建設を予定しております。当社グループが認識する経営課題(商品在庫の保管場所及び組立て加工場、実証実験場の確保、商品購買の訴求を目的としたショールーム等)の解決を目的とした設備投資になりますが、投資予定額が3,000百万円と大きな投資にあたり、建設工事等の進捗の計画との乖離や物価上昇による追加費用の発生等が生じた場合には当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。当社グループは、当該設備投資計画の進捗状況等を継続的にモニタリングし、社外関係者との密な連携及び計画内容の調整により、投資予定額に見合う効果を得るよう努めてまいります。

 

5【経営上の重要な契約等】

当社グループのセキュリティ事業及びモバイル事業における重要な契約等は、以下のとおりとなります。

 

a.セキュリティ事業

締結年月

2014年5月13日

2019年1月11日

2021年4月1日

契約の名称

売買取引基本契約

売買基本契約

販売基本契約

相手先

株式会社リコー

綜合警備保障株式会社

株式会社F.K.Solutions

契約の概要

自2014年5月13日

至2015年5月12日

(1年ごとの自動更新)

 当社が株式会社リコーに対し継続的に商品を売り渡すことの契約となっております。

 また個別契約により販売した商品の代金を、同社よりその支払いを受けるものとしております。

 なお、同社に対し、売上高に応じた販売報酬を支払うものとしております。販売報酬に係る料率は、当社及び同社間の協議のうえ決定するものとしております。

自2019年1月11日

至2020年1月10日

(1年ごとの自動更新)

 当社が綜合警備保障株式会社に対し継続的に商品を売り渡すことの契約となっております。

 また個別契約により販売した商品の代金を、同社よりその支払いを受けるものとしております。

 なお、販売報酬に係る支払いはありません。

自2021年4月1日

至2022年3月31日

(1年ごとの自動更新)

 連結子会社ディーズセキュリティ株式会社が株式会社F.K.Solutionsより継続的に商品を買い受けることの契約となっております。

 子会社は、個別契約により購入した商品の代金を、同社に支払うものとしております。

 

締結年月

2019年1月1日

2020年4月1日

契約の名称

HIKVISIONディストリビューター契約

OEM/ODM契約

相手先

HIKVISION

UNIVIEW

契約の概要

自2019年1月1日

至2019年12月31日

(1年ごとの自動更新)

 連結子会社ディーズセキュリティ株式会社が日本におけるHIKVISIONのディストリビューターとなることの契約となっております。

 子会社は、個別契約により購入した商品の代金を、同社に支払うものとしております。

自2020年4月1日

至2021年3月31日

(1年ごとの自動更新)

 連結子会社ディーズセキュリティ株式会社がUNIVIEWに対して商品開発を委託すること、また商品販売取引を行うことの契約となっております。

 子会社は、個別契約により購入した商品の代金を、同社に支払うものとしております。

 

 

b.モバイル事業

締結年月

2013年6月20日

2015年8月1日

契約の名称

代理店委託契約

代理店基本契約

(ワイモバイル通信サービス)

相手先

ソフトバンク株式会社

(旧ソフトバンクモバイル株式会社)

ソフトバンク株式会社

(旧ワイモバイル株式会社)

契約の概要

自2013年6月20日

至2014年3月31日

(1年ごとの自動更新)

 ソフトバンク株式会社が、当社に電気通信サービスに係る商品販売並びに委託業務の委託を行うことの契約となっております。

 また、当社は当社による委託業務の対価を、同社よりその支払いを受けるものとしております。

 なお、対価は、同社が定める条件により算出となっております。

自2015年8月1日

至2016年3月31日

(1年ごとの自動更新)

ソフトバンク株式会社が、当社に電気通信サービスに係る商品販売並びに委託業務の委託を行うことの契約となっております。

 また、当社は当社による委託業務の対価を、同社よりその支払いを受けるものとしております。

 なお、対価は、同社が定める条件により算出となっております。

 

2【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。

(1)提出会社

2023年3月31日現在

 

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物及び

構築物

(千円)

土地

(千円)

(面積㎡)

その他

(千円)

合計

(千円)

本社

(石川県金沢市)

-

本社

486,482

221,222

(2,341.57)

19,855

727,560

23

ソフトバンクアピタ松任

(石川県白山市)

モバイル事業

店舗設備

3,625

-

(-)

-

3,625

2

ソフトバンクプラント-3川北

(石川県能美郡川北町)

モバイル事業

店舗設備

1,329

-

(-)

0

1,329

3

ソフトバンクイオンモール白山

(石川県白山市)

モバイル事業

店舗設備

10,260

-

(-)

105

10,365

5

ソフトバンク金沢おこばた

(石川県金沢市)

モバイル事業

店舗設備

9,965

-

(-)

819

10,784

3

ソフトバンクイオンモールかほく

(石川県かほく市)

モバイル事業

店舗設備

6,748

-

(-)

-

6,748

4

ソフトバンクイータウン射水

(富山県射水市)

モバイル事業

店舗設備

8,686

-

(-)

0

8,686

4

ソフトバンク笠舞

(石川県金沢市)

モバイル事業

店舗設備

1,025

-

(-)

507

1,532

2

ソフトバンク入江

(石川県金沢市)

モバイル事業

店舗設備

4,657

-

(-)

872

5,529

2

ソフトバンクイオンモール高岡

(富山県高岡市)

モバイル事業

店舗設備

8,969

-

(-)

-

8,969

5

ソフトバンクラスパ白山

(石川県白山市)

モバイル事業

店舗設備

1,265

-

(-)

765

2,030

1

(注) 1.セキュリティ事業における営業拠点(札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、福岡)は賃借物件であり、その従業員数は29人であります。

2.提出会社の本社中には、ディーズセキュリティ株式会社(国内子会社)に貸与中の土地18,131千円(222.00㎡)を含んでおります。

3.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、車両運搬具、リース資産等の合計であります。なお、建設仮勘定は含んでおりません。

 

(2)国内子会社

2023年3月31日現在

 

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物及び

構築物

(千円)

土地

(千円)

(面積㎡)

その他

(千円)

合計

(千円)

ディーズセキュリティ株式会社

本社

(石川県金沢市)

セキュリティ事業

本社

63,700

178,262

(24,894.18)

27,175

269,137

18

アクト通信株式会社

本社

(新潟県長岡市)

セキュリティ事業

本社

6,836

6,388

(1,268.41)

6,456

19,681

13

(注)1.現在休止中の主要な設備はありません。

2.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、車両運搬具、リース資産等の合計であります。なお、建設仮勘定は含んでおりません。

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

5,000,000

5,000,000

 

①【ストックオプション制度の内容】

 該当事項はありません。

 

②【ライツプランの内容】

 該当事項はありません。

 

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満株式の状況

(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

2

28

15

14

9

1,520

1,588

所有株式数

(単元)

376

1,348

13,577

292

17

11,450

27,060

1,000

所有株式数の割合(%)

1.39

4.98

50.18

1.08

0.06

42.31

100.00

(注)自己株式43株は、「単元未満株式の状況」に43株含まれております。

(6)【大株主の状況】

 

 

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

IWAMOTOアセットマネジメント株式会社

石川県金沢市西都1丁目270

1,350,000

49.87

岩本秀成

石川県金沢市

566,000

20.91

前田憲司

石川県金沢市

48,000

1.77

日本証券金融株式会社

東京都中央区日本橋茅場町1丁目2-10号

37,300

1.38

隈田佳孝

石川県白山市

26,400

0.98

株式会社SBI証券

東京都港区六本木1丁目6番1号

25,600

0.95

松井証券株式会社

東京都千代田区麹町1丁目4番地

16,200

0.60

鈴木康晴

東京都墨田区

13,600

0.50

BARCLAYS CAPITAL SECURITIES LIMITED

 

(常任代理人 バークレイズ証券株式会社)

1 CHURCHILL PLACE CANARY WHARF LONDON E14 5HP UNITED KINGDUM

(東京都港区六本木6丁目10番1号)

 

13,100

0.48

SMBC日興証券株式会社

東京都千代田区丸の内3丁目3番1号

9,800

0.36

2,106,000

77.80

 

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

399,684

767,654

受取手形

5,213

595

売掛金

466,101

723,062

商品及び製品

805,359

678,309

未収還付法人税等

269,384

-

その他

112,719

31,240

流動資産合計

2,058,462

2,200,861

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物(純額)

※1,※2 630,838

※1,※2 613,875

土地

※2 405,873

※2 405,873

リース資産(純額)

※1 41,756

※1 25,106

建設仮勘定

20,108

289,289

その他(純額)

※1 29,954

※1 26,238

有形固定資産合計

1,128,530

1,360,383

無形固定資産

7,841

10,456

投資その他の資産

 

 

敷金及び保証金

114,690

113,242

繰延税金資産

7,964

38,062

その他

27,163

27,802

投資その他の資産合計

149,818

179,106

固定資産合計

1,286,190

1,549,946

資産合計

3,344,653

3,750,808

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

76,309

213,495

短期借入金

※3 205,000

※3 120,000

1年内返済予定の長期借入金

※2 79,664

※2 71,028

未払法人税等

-

104,522

リース債務

17,963

4,222

賞与引当金

26,907

21,880

その他

95,110

211,176

流動負債合計

500,954

746,324

固定負債

 

 

長期借入金

※2 626,378

※2 555,350

リース債務

23,792

15,454

繰延税金負債

2,648

-

その他

6,303

6,381

固定負債合計

659,123

577,186

負債合計

1,160,077

1,323,511

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

100,000

100,000

資本剰余金

10

10

利益剰余金

2,084,565

2,327,373

自己株式

-

86

株主資本合計

2,184,575

2,427,297

純資産合計

2,184,575

2,427,297

負債純資産合計

3,344,653

3,750,808

 

【連結損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

売上高

4,790,753

4,818,541

売上原価

3,042,263

3,207,044

売上総利益

1,748,489

1,611,497

販売費及び一般管理費

※1 1,136,562

※1 1,217,239

営業利益

611,927

394,258

営業外収益

 

 

受取利息及び受取配当金

24

22

助成金収入

6,265

4,126

還付加算金

-

1,791

その他

1,297

1,610

営業外収益合計

7,587

7,551

営業外費用

 

 

支払利息

8,082

7,449

為替差損

918

1,342

上場関連費用

-

22,126

その他

-

103

営業外費用合計

9,001

31,022

経常利益

610,513

370,787

特別利益

 

 

固定資産売却益

※2 4,930

※2 5,900

特別利益合計

4,930

5,900

特別損失

 

 

店舗閉鎖損失

※3 7,075

※3 1,364

特別損失合計

7,075

1,364

税金等調整前当期純利益

608,368

375,322

法人税、住民税及び事業税

122,505

165,261

法人税等調整額

91,383

32,746

法人税等合計

213,888

132,514

当期純利益

394,479

242,808

親会社株主に帰属する当期純利益

394,479

242,808

 

1.報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社は製品・サービス別の事業本部を置き、各事業本部は、取り扱う製品・サービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

したがって、当社は、事業本部を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「セキュリティ事業」及び「モバイル事業」の2つを報告セグメントとしております。

「セキュリティ事業」は、セキュリティ機器の販売及び設置工事を行っております。

「モバイル事業」は、ソフトバンクの携帯電話販売業務を行っております。

①【貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

158,100

214,736

受取手形

4,141

595

売掛金

271,570

500,058

商品及び製品

129,005

168,055

前払費用

8,308

14,884

未収還付法人税等

123,432

-

その他

47,382

13,114

流動資産合計

741,941

911,444

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物(純額)

※1 547,317

※1 524,799

構築物(純額)

※1 20,951

※1 18,540

車両運搬具(純額)

125

550

工具、器具及び備品(純額)

6,302

4,504

土地

※1 221,222

※1 221,222

リース資産(純額)

29,121

17,208

その他

2,100

2,100

有形固定資産合計

827,140

788,924

無形固定資産

 

 

のれん

1,724

507

ソフトウエア

463

162

その他

1,243

1,129

無形固定資産合計

3,431

1,799

投資その他の資産

 

 

関係会社株式

147,537

147,537

長期前払費用

2,737

2,915

繰延税金資産

-

10,059

その他

113,751

112,334

投資その他の資産合計

264,026

272,846

固定資産合計

1,094,598

1,063,570

資産合計

1,836,539

1,975,014

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

※2 79,278

※2 141,880

短期借入金

※3 50,000

※3 100,000

1年内返済予定の長期借入金

※1 74,196

※1 71,028

未払金

40,272

56,776

未払費用

10,451

11,872

未払法人税等

-

31,769

リース債務

15,222

3,190

賞与引当金

19,500

16,810

その他

20,967

50,026

流動負債合計

309,889

483,354

固定負債

 

 

長期借入金

※1 586,378

※1 515,350

リース債務

13,899

8,588

繰延税金負債

2,648

-

その他

1,303

1,381

固定負債合計

604,230

525,320

負債合計

914,119

1,008,675

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

100,000

100,000

資本剰余金

 

 

資本準備金

24,867

24,867

資本剰余金合計

24,867

24,867

利益剰余金

 

 

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

797,552

841,559

利益剰余金合計

797,552

841,559

自己株式

-

86

株主資本合計

922,420

966,339

純資産合計

922,420

966,339

負債純資産合計

1,836,539

1,975,014

 

②【損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

売上高

3,448,037

3,572,652

売上原価

 

 

商品期首棚卸高

112,829

129,005

当期商品仕入高

※1 2,390,615

※1 2,542,132

合計

2,503,445

2,671,137

商品期末棚卸高

129,005

168,055

商品売上原価

2,374,439

2,503,082

売上総利益

1,073,597

1,069,570

販売費及び一般管理費

※2 908,968

※2 974,004

営業利益

164,629

95,566

営業外収益

 

 

受取利息

1

0

受取配当金

0

0

助成金収入

1,811

1,613

還付加算金

-

728

為替差益

1

1

その他

83

904

営業外収益合計

1,898

3,248

営業外費用

 

 

支払利息

7,161

6,466

上場関連費用

-

22,126

その他

-

103

営業外費用合計

7,161

28,696

経常利益

159,365

70,119

特別利益

 

 

固定資産売却益

※3 4,930

※3 2,831

特別利益合計

4,930

2,831

特別損失

 

 

店舗閉鎖損失

※4 3,719

-

特別損失合計

3,719

-

税引前当期純利益

160,576

72,950

法人税、住民税及び事業税

20,436

41,653

法人税等調整額

39,260

12,708

法人税等合計

59,696

28,944

当期純利益

100,880

44,006